骨格診断12分類の自己診断|2つの数値から自分の升目を出す

骨格診断の12分類は、名前を1つずつ覚えようとすると混乱しやすい情報です。実際には、骨感の強さと重心の位置という2つの数値軸の組み合わせにすぎません。 この記事では、この2つの軸をそれぞれ自分の体の寸法から算出し、12マスのどこに自分が入るかを数値で出す手順を整理しました。必要な道具はメジャーだけです。
📋 早見表|2軸と算出方法
| 軸 | 算出方法 | 段階 |
|---|---|---|
| 骨感の強さ | 手首の周囲(cm) ÷ 身長(cm) | 3段階(穏やか・中間・強い) |
| 重心の位置 | 肩幅と骨盤幅の比較 | 3〜4段階(上寄り・中間・下寄り) |
2つの軸を掛け合わせると、12前後のマスに分かれます。まず表で全体像をつかんでから、実際の測り方に進んでください。
12分類は「3タイプ×2軸」の組み合わせ
骨格診断の3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)は、骨感の強さと肉感の質のおおまかな傾向を示す分類です。12分類は、この3タイプそれぞれをさらに、骨感の強さの度合いと、重心が上寄りか下寄りかという2つの軸で細分化したものです。
名前を暗記するのではなく、この2つの軸の数値を自分で出せば、12分類のどこに入るかが自動的に決まります。 以下、それぞれの軸の測り方を説明します。
多くの診断サービスが12種類の名前をそれぞれ独立した個性として説明しているため、利用者は12個の説明文を全部読んで自分に近いものを探すという、時間のかかる作業をすることになります。実際には背後にある構造はシンプルで、2つの数値さえ出せば、名前を読まなくても自分の位置が分かります。
軸①|骨感の強さを数値で出す
骨感の強さは、手首のいちばん細い部分の周囲を身長で割った比率で算出します。
- メジャーで手首のいちばん細い部分の周囲を測る(cm)
- 身長(cm)を測る、またはすでに分かっている数値を使う
- 手首の周囲 ÷ 身長 × 100 を計算する
この比率が小さいほど骨が細く華奢な傾向、大きいほど骨がしっかりして骨感が強い傾向を示します。目安として、比率が9.5未満であれば骨感が穏やか、9.5〜10.5であれば中間、10.5を超えると骨感が強い側に分類されます。
たとえば身長160cmで手首の周囲が15cmの場合、15 ÷ 160 × 100 = 9.4となり、骨感が穏やかな側に分類されます。同じ身長で手首の周囲が17cmであれば、17 ÷ 160 × 100 = 10.6となり、骨感が強い側に分類されます。実際に自分の数値で計算してみると、感覚だけで判断するより納得感のある結果が得られます。
軸②|重心の位置を数値で出す
重心の位置は、肩幅と骨盤幅を比較して判定します。
- 肩のいちばん外側から外側までの幅を測る
- 骨盤のいちばん外側から外側までの幅を測る
- 2つの数値を比較する
肩幅のほうが骨盤幅より2cm以上広ければ重心は上寄り、骨盤幅のほうが2cm以上広ければ重心は下寄り、差が2cm未満であれば中間として扱います。上半身に厚みが出やすい体は重心が上寄りに、下半身にボリュームが出やすい体は重心が下寄りに分類される傾向があります。
測定するときは、鏡の前でTシャツなど体に沿った服を着た状態で行うと正確です。厚手のニットやゆったりした服の上から測ると、実際の骨格の幅より大きい数値が出てしまい、判定がずれる原因になります。可能であれば、素肌に近い状態か、体にフィットするインナーの上から測ってください。
2つの軸を組み合わせて升目を出す
骨感の強さ(3段階)と重心の位置(3段階)を組み合わせると、9つのマスができます。実際の診断サービスでは、ここにさらに肉感の質の違いを加えて12分類まで細分化していますが、まずはこの9マスで大まかな位置を把握してください。9マスが分かれば、12分類の名前を見たときにも位置関係が理解しやすくなります。
| 重心:上寄り | 重心:中間 | 重心:下寄り | |
|---|---|---|---|
| 骨感:穏やか | ウェーブ寄りの分類 | 中間の分類 | ナチュラル寄りの分類 |
| 骨感:中間 | 中間の分類 | 標準的な分類 | 中間の分類 |
| 骨感:強い | ストレート寄りの分類 | 中間の分類 | ナチュラル寄りの分類 |
このマスの位置が、あなたの3タイプの中での立ち位置を示しています。次に、代表的な組み合わせについて、それぞれの傾向を見ていきます。
骨感が強く、重心が上寄りの場合
骨感が強く、重心が上寄りに分類される場合、ストレートタイプの中でも骨感がはっきり出やすい分類に位置します。この分類は、体に沿った直線的なシルエットの服が、骨格の存在感と釣り合いやすい傾向があります。骨感が強いほど、シルエットの直線性が持ち味を引き立てます。
具体的には、Vネックやテーラードジャケットのようなカッチリしたアイテムが、この分類の骨感を活かす方向に働きます。輪郭のはっきりしたシルエットが、この分類の持ち味と重なります。逆に、ふんわりしたシルエットは布と体のあいだに空間ができすぎて、骨感が持て余されて見えることがあります。
素材選びでも、ハリのあるコットンやウールギャバジンのような、輪郭がはっきり出る生地がこの分類には合いやすい傾向です。とろみ素材やドレープの強い生地を選ぶ場合は、体に近い部分だけタイトにし、裾や袖だけをゆるめるなど、骨感を活かしつつ柔らかさも取り入れるバランスを意識すると扱いやすくなります。
骨感が穏やかで、重心が下寄りの場合
骨感が穏やかで、重心が下寄りに分類される場合、ナチュラルタイプの中でも柔らかい印象が出やすい分類に位置します。関節や骨のラインが目立ちにくく、体全体がなだらかな印象を持ちやすい体型です。
この分類には、ゆったりとした素材やドレープのある服が、体のなだらかさと調和しやすい傾向があります。骨感が穏やかなほど、柔らかい素材との相性が良くなります。逆に、体に密着するタイトな服は、骨格の輪郭がぼやけて見えることがあります。
厚みのあるニットや、ふんわりとしたシフォン素材のように、体の輪郭を包み込むような生地が、この分類のなだらかな印象と調和しやすくなります。パリッとしたシャツ生地のようにハリの強い素材を選ぶ場合は、サイズをジャストではなく少し余裕のあるものにすると、体の質感との相性が取りやすくなります。
数値が境界線上に出たとき
骨感の比率が9.4や10.6のように、段階の境目に近い数値で出ることがあります。この場合、数値だけで判定を確定させず、肉感の質を追加の判断材料として使ってください。
皮膚を軽くつまんだときに、張りがあってすぐに戻る感触であれば骨感が強い側、やわらかくゆっくり戻る感触であれば骨感が穏やかな側に近いと判断できます。数値と感触の両方が同じ方向を示していれば、より確信を持って分類できます。逆に数値と感触が食い違う場合は、数日を空けてもう一度測定し直すと、安定した傾向が見えてきます。
どちらとも取れるとき①|左右で数値が違う
手首の周囲や肩幅・骨盤幅は、左右でわずかに差が出ることがあります。この場合は、左右それぞれで数値を出し、平均値を使うか、大きいほうの数値を採用してください。
平均値を使うと全体的な傾向がつかみやすく、大きいほうを採用すると、より骨格の存在感を強く見積もった判定になります。どちらを使うかは、服選びで安全側に倒したいか、実際の印象に近づけたいかで選んでください。
左右差が大きい場合、日常生活での利き手の使い方や姿勢の癖が影響していることもあります。数値の左右差が3cm以上ある場合は、一度時間を置いて測り直し、安定した数値かどうかを確認すると、より信頼できる判定につながります。
どちらとも取れるとき②|身長によって数値の意味が変わる
手首の周囲を身長で割る計算は、身長差による影響をある程度補正できますが、極端に身長が高い方や低い方では、目安の数値がそのまま当てはまらないことがあります。
このような場合は、絶対値の比率だけでなく、実際に鏡で全身の印象を確認することも合わせて行ってください。数値はあくまで手がかりであり、最終的な判断は鏡で見た実際の印象と合わせて確定させるのが確実です。
12分類まで知る必要はあるか
日常の服選びであれば、3タイプの大枠を知っているだけで多くの判断は進められます。12分類が役立つのは、同じ3タイプの中でも自分に近い体型の着こなし例を探したいときや、寸法の目安をより精密に絞りたいときです。
まず3タイプの大枠を押さえ、必要に応じてこの記事の2軸で自分の升目を出す、という順番で進めれば、情報量に圧倒されずに済みます。
12分類の名前を覚えることに時間をかけるより、自分の骨感の強さと重心の位置という2つの性質を理解しておくほうが、長期的には服選びの判断に役立ちます。名前は変わっても、この2つの性質は体型が大きく変わらない限り安定しているためです。
よくある行き詰まりと、その直し方
「数値を出しても、どのマスか分からない」──骨感の強さと重心の位置、それぞれを別々に確認してから、表に当てはめてください。一度に両方を考えようとすると混乱しやすくなります。1つずつ、順番に片付けていく意識で進めてください。
「診断結果と自分で出した数値が違う」──診断サービスによって、採用している数値の基準や測定方法が異なることがあります。この記事の数値はあくまで目安として扱い、実際の鏡での印象も合わせて確認してください。複数の診断結果を並べて、共通している部分を探すという進め方も有効です。
「境界線上でどちらか決まらない」──肉感の質(張りの有無)で最終判定してください。それでも決まらない場合は、両方の分類の特徴を参考にしながら、実際に試着して確かめる方法が確実です。
今日の升目を出す順番
まとめると、順番はこうです。
- 手首の周囲を身長で割り、骨感の強さを3段階で判定する
- 肩幅と骨盤幅を比較し、重心の位置を3段階で判定する
- 2つの軸を組み合わせて、9〜12のマスのどこに入るか確認する
- 境界線上の場合は、肉感の質を追加の判断材料にする
- 日常の服選びには3タイプの大枠で十分、12分類は必要に応じて参照する
数値で出す升目は、あくまで自分の傾向を知るための目安です。最終的には鏡で見た実際の印象と合わせて、無理のない範囲で活用してください。数値と印象の両方を参考にすることで、より納得感のある判定にたどり着けます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 12分類は、3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)とどう違いますか
- 3タイプは大きな傾向を示す分類で、12分類はその中をさらに細かく分けたものです。同じストレートタイプの中にも、骨感が強い人と穏やかな人がいて、12分類はこうした違いを2つの軸で数値化して示します。
- Q. 骨感の強さは、どうやって測りますか
- 手首のいちばん細い部分の周囲をメジャーで測り、身長(cm)で割った数値を使います。この比率が小さいほど骨が細く華奢な傾向、大きいほど骨がしっかりして骨感が強い傾向として扱います。
- Q. 重心の位置は、どうやって測りますか
- 肩のいちばん外側の幅と、骨盤のいちばん外側の幅をメジャーで測って比較します。肩幅のほうが明確に広ければ重心は上寄り、骨盤幅のほうが広ければ重心は下寄り、大きな差がなければ中間として扱います。
- Q. 数値が2つのマスの境界線上に出た場合は、どう判定しますか
- 肉感の質で最終判定してください。皮膚を軽くつまんだときに張りがあって戻りが早ければ骨感が強い側、やわらかくゆっくり戻れば骨感が穏やかな側に分類すると、数値だけでは決まらない場合の手がかりになります。
- Q. 12分類まで細かく知る必要がありますか
- 必須ではありません。日常の服選びは3タイプの大枠で十分に対応できます。12分類は、同じ3タイプの中でも自分に近い体型の人の着こなし例を探したいときや、より精密に寸法の目安を絞りたいときに役立つ情報として使うのが実用的です。
— メグラシ編集部




