ブルベでチークが浮くと感じるとき|面積と位置を襟元の色と一緒に決める

ブルベでチークが浮いて見えるとき、最初に疑うのは色だと思います。その前に、色を変えずに動かせるものが2つあります。面積と位置です。
面積は、頬骨の幅の何割に色が乗っているか。位置は、黒目の外側の線から何cm下か。どちらも指で数えられるので、朝でも判定できます。
先に結論|浮いて見える原因は、色より面積
頬骨の幅の4割を超えると、色が輪郭から浮きます。 5割を超えると、頬に別の面ができたように見えます。
理由は、輪郭の内側にどれだけの面が入るかにあります。頬骨から輪郭までの範囲は、顔のなかでいちばん平らな面です。ここに色を置くと、その色の範囲が新しい面として認識されます。面が小さければ頬の一部として、大きければ独立した面として見えます。
だから、色を変える前に面積を4割まで戻す。それで収まることが多くなります。
面積の数え方|頬骨の幅を指で割る
鏡の前で、頬骨の一番高いところに人差し指を横に当てます。そこから輪郭の線までが頬骨の幅で、多くの場合は指3本から4本ぶんです。
色が乗っている範囲が何本ぶんかを数えます。指4本の幅に対して色が2本ぶんなら5割、1本半なら約4割です。
数字にする理由は、印象だと日によって基準が動くからです。指で数えれば、急いでいる朝でも同じ判定ができます。
数える向きにも決まりがあります。横方向だけを数えて、縦方向は数えません。 縦は頬骨から下へ自然に薄くなるので、境目がありません。判定に使えるのは、はっきり端のある横方向だけです。
もう1つ、左右で差が出ることがあります。利き手の側が広くなりやすいためです。片側だけを数えて終わらせず、両側とも指で確かめてください。左右で1本ぶん違っていたら、広いほうを狭いほうに合わせます。
差に気づきにくいときは、鏡ではなく写真を見てください。鏡は左右が反転するので、いつも見ている向きの癖が判定に入ります。 写真だと、その癖の外から見られます。
位置の基準|黒目の外側の線
もう1つの基準は横の位置です。黒目の外側を通る垂直の線より内側に、色を入れないでください。
内側に入ると、顔の中心の面が広く見えます。ブルベの側にいる方は、顔の中心の色みが穏やかに出る傾向があるので、そこに色が入ると境目がはっきりします。
外側に置く場合も限度があります。輪郭の線から指1本ぶん内側で止めてください。輪郭に届くと、色が顔の外へ流れて見えます。
つまり、置ける範囲は黒目の外側の線から、輪郭の指1本内側までです。この帯のなかに収まっていれば、横位置は合っています。帯の幅は指2本ぶんほどなので、そのなかでどこに置くかは好みで構いません。
確かめ方は1つです。鏡の前で、黒目の外側から真下に指を下ろします。その指より内側に色があるなら、内側に入りすぎています。 朝の3秒で終わる確認です。
高さ|夏と冬で1cm変える
面積と横位置がそろったら、最後に高さを微調整します。
ブルベ夏の側:黒目の外側の線から2cm下。頬骨の高い位置より少し下に置くと、輪郭となじみます。
ブルベ冬の側:同じ線上か1cm下。そして面積を夏より1段小さくします。冬の側では色の濃さが強く出るので、同じ面積だと色の存在感が上回るためです。
この差は微調整です。 まず4割以内と黒目の外側を守ってから、高さを1cm動かしてください。
襟元の色との関係|顔まわりは上下の合計で効く
顔まわりに見えている色は、頬だけではありません。顔から下15cmの範囲に来ている色と、合計で効きます。
| 襟元の色 | 頬の面積 | 理由 |
|---|---|---|
| 濃い・彩度が高い | 1段減らす(3割) | 顔まわりに色が集中しすぎる |
| 中間 | 通常(4割) | 上下のどちらも突出しない |
| 明るい・淡い | 通常(4割) | 顔まわりが持ち上がる |
| 白に近い | 通常か少し増やす | 顔まわりに色がないぶん余地がある |
判定は朝、服を着てから鏡の前で1回です。着る前に決めておくと、この上下の関係が見えません。
色の面積が顔の見え方を変える仕組みは細く見える色の置き方にも共通しています。
光の条件|外の光で1回だけ確かめる
家の鏡だけで判定すると、外で必ず濃くなります。室内の光は量が少ないので、同じ色でも薄く見えるからです。
やることは1つです。玄関を出る前に、窓辺で顔を光に向けて1回見る。 そこで4割を超えていないかだけを確かめます。
時間がない日のための逃げ道もあります。家の鏡で「少し薄い」と感じる量にしておくと、外でちょうどよくなります。 この差を一度覚えてしまえば、毎朝窓辺に行く必要はなくなります。
面積を減らしても、顔色が落ちない置き方
面積を4割に戻すと、寂しく感じることがあります。そのときは、顔のなかで色を置く場所を1か所増やしてください。
増やす先は、頬ではなく唇か目のまわりです。色が2か所に分かれると、1か所あたりが小さくても顔全体の色数は保たれます。
逆に、頬1か所で顔色を全部作ろうとすると、必然的に面積が大きくなります。浮いて見える人の多くは、この状態になっています。 場所を分けるだけで、面積を減らせます。
「浮く」と「見えない」を、別のものとして扱う
同じ違和感でも、起きていることは2つに分かれます。
浮くは、色が顔の他の部分から独立して見える状態です。面積が広いか、横位置が内側に入りすぎています。
見えないは、色を置いたのに顔色が変わらない状態です。これは面積ではなく、置いた高さが頬骨から離れすぎている場合に起きます。頬骨の一番高い位置から3cm以上離れると、影に入って見えなくなります。
どちらなのかで、直す方向が逆になります。 浮いているのに薄くしても解決しませんし、見えていないのに面積を減らすとさらに見えなくなります。
どちらとも取れるとき|面積が4割ちょうどの場合
4割は境目なので、ここでは判定が割れます。割れたときは、面積ではなく境目の出方で決めてください。
見るのは、色が終わるところです。色の端がはっきり線になっているなら、面積が4割でも浮きます。 端がぼやけて肌に溶けているなら、4割のままで構いません。
つまり、境目にいるときに効くのは面積ではなく端の処理です。端をぼかす方向で1回試して、それでも浮くなら面積を3割に落とす。この順番でやると、色を薄くしすぎずに済みます。
もう1つの見分け方があります。鏡から2歩下がって見てください。 近くで見ると色の範囲が分かりますが、2歩下がると実際に人が見る距離になります。下がって分からなくなるなら、その面積で問題ありません。
顔まわりの色を、3か所の合計で考える
顔まわりに置ける色の量には、全体の上限があります。頬、唇、襟元。この3か所の合計で見てください。
目安として、濃い色を置くのは1か所までです。3か所とも濃いと、顔まわりの情報量が上限を超えます。1か所を濃くしたら、残り2か所は淡くします。
どこを濃くするかは、その日の場面で決めます。人と近い距離で話す時間が長い日は唇、屋外で全身が見える時間が長い日は襟元。頬を濃くするのは、この2つに当てはまらない日です。
この考え方の利点は、頬だけで悩まなくなることです。浮いて見えた日は、頬を薄くする以外に、襟元を淡くするという手もあります。 選択肢が3つあると、朝の判断が軽くなります。全身の色数の決め方は色の組み合わせは3色までにまとめてあります。
髪の量が、判定を変える
顔まわりの髪が頬にかかっていると、色の見える面積が変わります。髪を下ろした日と、耳にかけた日では、同じ量を置いても見え方が違います。
下ろしている日は、頬の外側が髪で隠れるので、実際に見えている面積は測った値より小さくなります。この日は4割のままで構いません。耳にかけた日は全部が見えるので、同じ量だと5割相当に見えることがあります。
対処は2つです。髪を下ろす日を基準に量を決めておいて、かける日だけ外側を少しぼかす。あるいは、かける日を基準にして、下ろす日は物足りなく感じても触らない。どちらか一方を基準に固定してください。 毎日変えると、基準そのものが決まりません。
顔まわりの髪の面積そのものの決め方は、髪の側からも扱えます。頬の横幅の3分の2までに収めると決めておくと、日ごとの差が小さくなります。
判定を、3日かけて確かめる
1日で結論を出さないでください。同じ面積で3日続けて、その3日の写真を並べます。
条件は時刻と場所だけそろえます。朝の同じ時間、同じ窓辺で1枚ずつ。これで、その日の光の違いに引きずられずに比べられます。
3枚のうち2枚で浮いて見えたら、面積を1段減らして次の3日へ。1回ごとに変えると、何が効いたのか分かりません。
写真を見るときの順番も決めておきます。まず1m離して全体を見て、次に近づいて頬だけを見てください。 離して分からないものは、実際の場面でも分かりません。近づいてしか分からない差に、時間を使わないでください。
3日を2回、合計6日で答えが出ないなら、原因は面積ではありません。位置か、襟元の色か、光の条件のどれかです。 面積を減らし続けても解決しないので、他の3つを1つずつ確かめてください。
服の色を決めてから、顔の色を決める
順番の話です。服を先に決めて、そのあとに顔まわりの色を決めてください。
理由は面積の大きさです。服は顔まわりに広い面を作りますが、頬の色は指2本ぶんの面です。大きいほうを先に決めて、小さいほうで合わせる。 逆にすると、服を着た時点でやり直しになります。
パーソナルカラーの判定そのものに迷いがある段階ならブルベ夏?イエベ秋?迷う時の判断軸を先に見てください。判定が保留のままでも、面積と位置の話はそのまま使えます。
季節で、面積を1段動かす
同じ面積でも、季節によって見え方が変わります。理由は、顔まわりに来る服の色と、光の量が変わるからです。
厚い布の季節は、顔まわりに濃い色が来ることが増えます。この時期は、頬の面積を3割に下げてちょうど釣り合います。薄い布の季節は淡い色が増えるので、4割のままで構いません。
光の量も変わります。日の高い時期は反射が多く、同じ量でも濃く見えます。 この時期は、家の鏡で「少し薄い」と感じる量に置いてください。
季節ごとに測り直す必要はなく、年に2回、4割と3割を切り替えるだけで足ります。切り替える時期は、顔まわりに来る服の色が変わったときです。服のほうを基準にすると、日付で決めるより正確になります。
やらないほうがいいこと
- 色から疑う:面積と位置を直さないと、どの色でも同じことが起きます
- 家の光だけで決める:外に出た瞬間に濃くなります
- 頬1か所で顔色を作る:面積が必然的に大きくなります
- 服を決める前に顔の色を決める:面積の大きいほうが後から来ると、やり直しになります
まとめ|数えるのは、幅の何割かだけ
頬骨の幅の4割まで、黒目の外側より外。この2つを守れば、色を変えなくても浮きは収まります。
そのうえで、襟元が濃い日は1段減らす。外の光で1回確かめる。朝にできることは、この4つだけです。
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よくある問い
- Q. 面積は、どうやって数えるのですか
- 鏡の前で、頬骨の一番高いところに人差し指を横に当ててください。そこから輪郭の線までが頬骨の幅で、多くの場合は指3本から4本ぶんです。色が乗っている範囲が何本ぶんかを数えて、幅全体に対する割合を出します。4割までなら輪郭のなかに収まり、5割を超えると外へはみ出して見えます。数字にする理由は、鏡で見た印象だと日によって基準が動くからです。指で数えると、朝の急いでいるときでも同じ判定ができます。
- Q. ブルベ夏とブルベ冬で、置き方は変わりますか
- 位置の高さが変わります。夏の側にいる方は、頬骨の高い位置より少し下、黒目の外側の線から2cm下あたりに置くと、輪郭となじみます。冬の側は同じ線上か1cm下で、面積を夏より小さくします。理由は、冬の側では色の濃さそのものが強く出るので、同じ面積だと色の存在感が上回るためです。ただし、この差は面積と位置を先に合わせたあとの微調整です。まず4割以内と黒目の外側という2つを守ってから、高さを1cm動かしてみてください。
- Q. 面積を減らすと、顔色が寂しくなりませんか
- 面積を減らしたぶん、置く場所を1か所増やすと寂しくなりません。増やす場所は、頬ではなく唇か目のまわりです。顔のなかで色が2か所に分かれると、1か所あたりの面積が小さくても顔全体の色数は保たれます。逆に、頬1か所で顔色を全部作ろうとすると、必然的に面積が大きくなり、浮きやすくなります。もう1つの方法は、襟元の色を明るくすることです。顔のすぐ下に明るい色が来ると、顔まわり全体が持ち上がるので、頬の面積を減らせます。
- Q. 家では大丈夫なのに、外に出ると濃く見えます
- 家の光で判定しているのが原因です。室内の光は量が少ないので、同じ色でも薄く見えます。外の光の下では反射する量が増えて、そのぶん濃く見えます。判定は必ず、玄関を出る前に窓辺で1回してください。窓から入る昼の光に顔を向けて、そこで4割を超えていないかを見ます。時間がない日のために、家の鏡の判定を1段薄めにしておく方法もあります。家で「少し薄い」と感じる量が、外でちょうどよくなります。
- Q. 襟元の色との関係は、どう見ればいいですか
- 顔から下15cmの範囲に来ている色の濃さを見てください。この範囲の色が濃い日は、頬の面積を1段減らします。理由は、顔まわりの色は上下の合計で効くからです。濃い襟元と、頬の広い面積が同時にあると、顔まわりに色が集中しすぎます。逆に襟元が明るく淡い日は、頬の面積を通常どおりにして構いません。判定は朝、服を着てから鏡の前で1回。着る前に決めておくと、この関係が見えません。
— メグラシ編集部





