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パーソナルカラー診断がわからない|迷いは4軸のどこで止まっているか

メグラシ編集部//読了 10分
窓辺の木の机に、白と生成り、薄い灰色と濃い灰色、赤とくすんだ赤、艶のある青とマットな青の布が2枚ずつ重ねて置かれ、鉛筆と紙が添えてある

**あなたがわからないのは、4つの軸のうち1つか2つだけです。**パーソナルカラー診断は、温度(黄みか青みか)、明るさ、鮮やかさ、澄み具合の4つの軸でできています。何度やってもわからないと感じる人の多くは、4つを一度に当てていて、どの軸で差が出たのかが見えなくなっています。

この記事では、軸を1つずつ切り離して当てる方法と、決まった軸だけで服を選ぶ方法をまとめます。所要は1軸につき5分、全部で20分ほどです。

結論:4つの軸を1つずつ当てると、止まっている場所が見える

先に全体を置きます。比べる布は、軸ごとに2枚だけ。2枚は、その軸以外がなるべく同じものを選びます。

軸比べる2枚決まったら使えること
温度白と生成り顔の近くに置く白・ベージュ・灰色の寄り
明るさ同じ色の明るい1枚と暗い1枚襟元の色の濃さ、コートや上着の明るさ
鮮やかさ同じ色のはっきりした1枚とくすんだ1枚柄や差し色をどこまで強くしてよいか
澄み具合艶のある1枚と、表面がマットな1枚素材の表面、光り物の量

4つのうち、止まっている軸が1つなら、その軸だけをやり直せば済みます。2つなら、下で書く順番で片づけます。

なぜ「わからない」になるのか|4つを同時に動かしているから

よくある自己診断は、「黄みの鮮やかな色」と「青みの深い色」のように、性格の違う2色を比べます。この2色は、温度も明るさも鮮やかさも違います。顔の見え方が変わっても、どの軸が効いたのかは分かりません。

さらに、軸どうしは互いに邪魔をします。たとえば明るさが合っていない布を当てると、温度が合っていても顔は沈みます。すると「黄みも青みも両方だめ」に見えて、温度の判定が止まります。わからないのではなく、別の軸の差が上に乗っているだけのことが多いのです。

だから、1回に動かすのは1つの軸だけにします。温度を見るときは明るさと鮮やかさをそろえ、明るさを見るときは温度と鮮やかさをそろえる。これだけで、判定はずっと静かになります。

準備|昼の窓際、鏡から1m、布は顎の下10cm

条件を毎回そろえます。そろえるのは次の4つです。

  1. 時間は晴れた日の昼。窓際に立ち、部屋の照明は消す
  2. 鏡から1m離れる。近すぎると肌のきめに目が行き、色の差が見えにくくなる
  3. 布は顎の先から下へ10cmの位置に、胸の前で平らに当てる
  4. 前髪は留め、顔まわりの髪は後ろへ。髪の色が布の色に混ざらないようにする

見る場所は、目の下の影、頬の赤み、唇の輪郭、顎の線の4か所です。2枚を3回ずつ交互に当てて、4か所のうち3か所以上が同じ側で良く見えたら、その軸は「決まった」とします。2か所ずつに割れたら「割れた」、違いが見えなければ「わからない」です。

軸①|温度|白と生成りを当てる

温度は、黄みと青みのどちらの側かを見る軸です。比べるのは白と生成りの2枚。明るさと鮮やかさがほぼ同じで、温度だけが違う組み合わせです。

白で目の下の影が薄くなり、唇の輪郭がはっきりするなら青み側。生成りで頬の赤みが落ち着き、顎の線がやわらかくつながるなら黄み側です。

温度だけがどうしても決まらない人は、手首の血管や白目の色など、照明で動かない順に見ていく方法をイエベ・ブルベがわからない|肌の色より先に見る5つの順番にまとめてあります。この記事では、温度は4軸のうちの1つとして扱います。

軸②|明るさ|同じ色の明るい1枚と暗い1枚

次は明るさです。同じ色みで、明るいものと暗いものを用意します。薄い灰色と濃い灰色、明るいベージュと焦げ茶、水色と紺のような組み合わせです。

明るいほうで目の下の影が消え、暗いほうで顎の線がぼやけるなら、明るい側です。逆に、暗いほうで顎の線が締まり、明るいほうで顔が白く浮くなら、深い側です。

明るさは、4つの軸の中でいちばん差が見えやすい軸です。温度より先に決まることが多いので、何から手をつけるか迷ったら、ここから始めてください。

軸③|鮮やかさ|最初の3秒で目が行くのは顔か服か

鮮やかさは、色の強さを見る軸です。同じ色みで、はっきりした1枚とくすんだ1枚を用意します。赤と、灰色を含んだ赤のような組み合わせです。

判定には、4か所に加えて1つの方法を使います。布を当てた瞬間から3秒、自分の目がどこへ行くかを見てください。顔に目が行けば、その強さは顔と釣り合っています。先に布に目が行くなら、その強さは顔より強い。くすんだほうで顔に目が行かず、全体がぼんやりするなら、弱すぎます。

3秒で決めるのは、長く見ていると目が慣れて、差が消えていくからです。1回ごとに目を閉じて、開けた瞬間を見るとぶれません。

軸④|澄み具合|艶のある面とマットな面

最後は澄み具合です。色の中に灰みや濁りが入っているかどうかの軸で、布の表面の違いがいちばん似た働きをします。同じ色で、艶のある布と表面がマットな布を比べます。

艶のある面で目の下の影が明るく飛び、頬がつややかに見えるなら澄んだ側。マットな面で唇の輪郭が落ち着き、艶のほうで顔がてかって見えるなら、濁りを含んだ側です。

この軸は、ほかの3つより差が小さく出ます。4つのうち最後まで「わからない」が残るのは、たいていこの軸です。残っても困らないことは、あとで書きます。

記録|軸ごとに「決まった・割れた・わからない」を書く

4つが終わったら、1行ずつ書き残します。書き方は次の形です。

  • 温度:割れた(白で唇、生成りで頬)
  • 明るさ:決まった(明るい側、4か所中3か所)
  • 鮮やかさ:決まった(穏やかな側、3秒で顔)
  • 澄み具合:わからない

季節の名前は、ここではまだ付けません。名前を先に付けると、決まっていない軸まで決まったつもりになるからです。割れた軸には、どの場所がどちらで良く見えたかを必ず残してください。次にやり直すとき、その場所だけを見ればよくなります。

1つの軸が決まっていれば、服は選べる

「わからない」と感じている人の多くは、4つ全部が決まるまで服を選べないと思っています。実際には、1つの軸が決まった時点で使えることがあります。

明るさが決まっていれば、襟元に来る色の濃さを選べます。明るい側なら、上着やニットは濃い色でも、首元に明るい面を1つ挟めば落ち着きます。鮮やかさが決まっていれば、柄や差し色の強さを決められます。温度が決まっていれば、白・ベージュ・灰色の寄りを選べます。

決まった軸は服選びに使い、決まらない軸は、灰色がかった色や中間の色で埋めておく。これで、診断が終わっていない期間も外しにくくなります。

どちらとも取れるとき①|温度だけが決まらない

温度だけが割れる人は、実際にかなり多いです。明るさと鮮やかさが決まっているなら、焦らなくて構いません。

温度が割れた人は、黄みと青みの中間にある色が、どちらの側よりも安定して見えることがあります。灰みのあるベージュ、青みを少し含んだ緑、赤みの穏やかなピンクのような色です。これらを顔の近くに置き、はっきり黄みの色やはっきり青みの色は、顔から離した場所に置きます。

それでも温度を決めたいときは、白と生成りの比較を1週間あけて3回やってください。3回とも同じ側に出た場所だけを数えます。自己診断で「どちらでもない」が続く場合の数え方は、パーソナルカラー自己診断で「どちらでもない」が続くときの5問表に表にしてあります。

どちらとも取れるとき②|2つの軸が同時に割れる

2つの軸が割れたときは、順番に片づけます。明るさ、温度、鮮やかさ、澄み具合の順です。

明るさを最初にするのは、明るさがずれていると、ほかの軸の判定に必ず影が乗るからです。明るさが決まったら、温度と鮮やかさを見るときの布を、その明るさにそろえます。明るい側と出たなら、温度の比較にも明るい白と明るい生成りを使う。これで、2回目の判定では差が見えやすくなります。

鮮やかさと澄み具合が同時に割れた場合は、どちらも「強さ」に関わる軸なので、まとめて扱って構いません。はっきりした色も艶もほどほどにして、顔の近くには中くらいの強さのものを置いておきます。

どちらとも取れるとき③|プロの結果と自己判定が違う

以前に受けた診断の結果と、自分の判定が違うこともあります。このときも、季節の名前ではなく軸で比べてください。

たとえば、プロの結果が夏で、自分の判定が秋寄りだったとします。4軸で並べると、明るさと澄み具合は違っても、鮮やかさは同じく穏やかな側、ということがよくあります。ずれているのは1つか2つです。

ずれた軸は、照明と布の条件がそろっているプロの結果を基準に置きます。そのうえで、自分の判定が逆に出た理由を、光の向きや布を当てた位置から確かめます。手持ちの服で着ていて落ち着くのが自分の判定の側なら、それは2番目に合う側を見ている可能性があります。2番目の見つけ方はパーソナルカラーのセカンドタイプ自己診断|隣り合う季節で迷ったときの見分け方にまとめてあります。

どちらとも取れるとき④|9月末は、日焼けと照明で揺れる

季節の変わり目、とくに9月末から10月にかけては、判定が揺れやすい時期です。理由は2つあります。

1つは、夏に焼けた肌がまだ残っていること。焼けた肌は温度が黄み側に、明るさが深い側に寄って見えます。もう1つは、日が短くなり、仕事のあとに部屋の照明の下で判定する時間が増えることです。黄みの照明の下では、白と生成りの差がほとんど消えます。

この時期に出た結果のうち、温度と明るさは「仮」として残してください。11月ごろ、昼の窓際で同じ手順をもう一度やり、同じ結果が出た軸だけを確定させます。鮮やかさと澄み具合は日焼けの影響を受けにくいので、この時期の結果をそのまま使って構いません。

次にすること|割れた軸だけを、もう一度

全部をやり直す必要はありません。記録の中で「割れた」と書いた軸だけを、1週間あけてもう一度当てます。そのときは、前回どちらかで良く見えた場所だけを見ます。

4つのうち3つが決まったら、季節の名前を付けて構いません。決まらない1つは、その季節の中で中間に寄せた色を選べば、大きくは外れません。名前が付いたあと、手持ちの服にどう当てはめるかは、コートの色はパーソナルカラーで選ぶ|顔の下20cmで決まるのように、顔の近くの範囲だけで確かめると早く済みます。

自分で当てるのが面倒になったら、パーソナルカラー診断で設問に答えてから、割れた軸だけを布で確かめる順番でも構いません。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. パーソナルカラー診断を何度やってもわかりません。向いていないのでしょうか
向き不向きではなく、4つの軸を一度に当てていることが多いです。黄みの強い鮮やかな色と、青みの深い色を比べると、温度と明るさと鮮やかさが同時に変わるので、どこで差が出たのか判断できません。1回に変えるのは1つの軸だけにしてください。白と生成りのように、温度だけが違う2枚を比べます。これを4つの軸で繰り返すと、決まる軸と決まらない軸が分かれます。全部が決まらなかった人はほとんどいません。
Q. イエベかブルベかだけが決まりません。服を選べますか
選べます。温度が決まらなくても、明るさと鮮やかさが決まっていれば、顔の近くに置く色の範囲はかなり絞れます。たとえば明るくて穏やかな色が合うと出たなら、黄みでも青みでも、その明るさと穏やかさの中にある色は大きく外れません。温度は、灰色がかった色や、黄みと青みの中間にある色で埋めておきます。温度だけの確かめ方は別の記事で5つの手順にしてあります。
Q. プロの診断と自己診断で結果が違いました。どちらを信じればいいですか
まず、どの軸が違うかを書き出してください。季節の名前が違っても、4つの軸で比べると、ずれているのは1つだけということがよくあります。ずれた軸は、プロの診断では照明と布の条件がそろっているので、そちらを基準に置きます。そのうえで、自分の判定がなぜ逆に出たかを、当てた場所と光の条件から確かめてください。手持ちの服で着ていて落ち着くほうと一致しているなら、両方とも正しくて、1stと2ndの差を見ている可能性があります。
Q. 秋になって結果が変わった気がします
9月末は、夏に焼けた肌がまだ残っていて、日も短くなり、部屋の照明の下で判定する時間が増えます。この2つで温度と明るさが半段ほど動いて見えることがあります。季節の変わり目に出た結果は、いったん保留にして、11月ごろにもう一度、昼の窓際で同じ手順をやってください。そのときに同じ結果が出た軸だけを確定させます。

— メグラシ編集部

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