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パーソナルカラー16タイプの秋冬服|タイプ名の後ろ半分で色を決める

メグラシ編集部//読了 18分
明るい木の床の隅に、くすんだ薔薇色・深い葡萄色・澄んだ淡いピンク・灰みのキャメルの冬のニットとマフラーが重なり、白い紙が半分のぞいている

あなたの診断結果の名前を、前と後ろに分けてみてください。「イエベ春」「ブルベ冬」のような季節名が前、その後ろについている「ライト」「ディープ」「ブライト」「ソフト」「クリア」「ミュート」「ウォーム」「クール」のような言葉が後ろ半分です。

秋冬の服を選ぶときに持ち出すのは、後ろ半分だけで足ります。後ろ半分が守られていれば、季節名の色見本に載っていない黒や紺や茶でも、顔の下に置けます。反対に、季節名の色見本どおりの色でも、後ろ半分を外すと顔がぼやけたり、服だけが浮いたりします。

この記事では、後ろ半分の言葉を4つの系統に置き換え、それぞれの系統で何を測れば秋冬の服が選べるかを順に書いていきます。16タイプそのものの仕組みはパーソナルカラー16タイプの考え方にまとめてあります。ここでは、結果を受け取ったあとの使い方だけを扱います。

結論:秋冬の服は、結果名の後ろ半分だけ守ればいい

16タイプの結果名は、診断を受けた場所によって言葉が違います。それでも、後ろ半分に入る言葉は、ほぼ必ず次の4つのどれかを指しています。

1つ目は明るさです。ライト、ディープ、ダーク、ペールのような言葉がここに入ります。2つ目は鮮やかさで、ブライト、クリア、ビビッド、ブリリアントのような言葉です。3つ目はにごりで、ソフト、ミュート、ダスティ、グレイッシュのような言葉です。4つ目は温度で、ウォーム、クール、トゥルー、ニュートラルのような言葉です。

後ろ半分の言葉は、「あなたの顔が、この条件を外したときにいちばん崩れやすい」という意味で付いています。だから秋冬の服で守るのは、その1つだけでよいのです。

季節名のほうは、色の大まかな居場所を示しています。夏や春の明るい小物で色見本が組まれていても、秋冬に黒いコートを着る日はやってきます。そのときに季節名だけを握っていると「黒は冬の色だから自分には無理」で止まってしまいます。後ろ半分を握っていれば「黒は明るさで外れる。でも襟元に明るい1枚を挟めば守れる」と、手が動くようになります。

後ろ半分の言葉は4つの系統に分かれる

下の表は、答えを出すためではなく、どの軸で見ればいいかを分けるための表です。自分の後ろ半分の言葉がどの行に入るかだけを確かめてください。

系統入る言葉の例秋冬の服で守ること動かしていいこと
明るさライト・ディープ・ダーク・ペール顔の真下の布と首の明るさの差温度・多少のにごり
鮮やかさブライト・クリア・ビビッド顔の真下の布が灰に沈まないこと明るさ・温度の振れ
にごりソフト・ミュート・ダスティ顔の真下の布が光りすぎないこと明るさ・温度の振れ
温度ウォーム・クール・トゥルー顔の真下の布の黄みと青みの向き明るさ・にごり

「動かしていいこと」の欄を見てください。たとえば温度の系統の人は、明るさやにごりがある程度ずれても、黄みと青みの向きさえ合っていれば顔の下に置けます。冬の深い色でも、くすんだ色でも、温度が合っていれば候補に入ります。

結果名に後ろ半分の言葉が2つ並んでいる人もいます。その場合の読み方は、後半の「2語ついているとき」の節で書きます。まずは1語の人の測り方から進めます。

明るさの系統(ライト・ディープ)|モノクロ写真で首と布の差を見る

明るさの系統の人は、秋冬の服でいちばん崩れやすい人です。秋冬の売り場は暗い色が中心になるので、ライトの人は暗すぎる布に顔が負け、ディープの人は淡すぎる布で顔の輪郭が溶けます。

測り方は、スマートフォンのカメラをモノクロにして、鏡に映った自分を撮るだけです。首の肌と、顔の真下にある布の明るさを見比べます。

ライトの人は、首と布の明るさの差が「灰色の段で2段以内」なら顔が沈みません。白から黒までを10段に分けたとき、首の肌が3段目なら、布は5段目までにとどめます。6段目より暗い布を顔の真下に置くと、写真の中で顔の下に影が落ちたように見えます。

ディープの人は反対で、布が首より2段以上暗いほうが顔の輪郭が締まります。首と同じ明るさの布、または首より明るい淡い布を顔の真下に置くと、顔と服の境目が消えて、ぼんやりした印象になります。

この測り方のよいところは、温度やにごりに目を取られないことです。カラー写真では、きれいな色の布を見ると「似合っている気がする」と判断が甘くなります。モノクロにすると、明るさの差だけが残ります。明るさの系統の人にとっては、それが判断のすべてです。

撮るときは、窓に体の正面を向けて、昼間の自然光で撮ってください。照明の下で撮ると、首と布の片方だけに影が落ちて、明るさの差が正しく写りません。鏡から1mほど離れて、首から胸元までが画面に収まる距離で撮ると、布の面積と首の面積が近くなり、比べやすくなります。1枚の布につき1枚の写真を撮り、あとで並べて見比べると、どの布が段数の範囲に入っているかが一目でわかります。

秋冬に暗い服が多い人で、明るさで崩れているかどうかを確かめたいときは、秋冬に暗い色を選ぶときの考え方もあわせて読んでみてください。

鮮やかさの系統(ブライト・クリア・ビビッド)|灰色の布と並べて3秒で見分ける

鮮やかさの系統の人が秋冬に困るのは、売り場の色がいっせいにくすむことです。秋の茶系、冬のスモーキーな色、霜降りの灰。どれもきれいですが、顔の真下に置くと顔の色まで一緒にくすんで見えます。

見分け方は、候補の布と、同じくらいの明るさの灰色の布を並べて、目を細めて3秒見ることです。3秒のうちに2枚の区別がつかなくなる布は、鮮やかさの系統の人にとっては「灰に沈む色」です。区別がはっきり残る布は、秋冬の色でも顔の下に置けます。

目を細めるのは、細部の模様や素材の艶を消して、色の強さだけを見るためです。編み目が立派なニットや、艶のある素材は、目を開いたままだと鮮やかに見えてしまいます。

鮮やかさの系統の人は、黒をそのまま顔の下に置いても崩れにくい人が多いです。黒は灰に沈む色ではなく、もっとも強い暗さだからです。崩れるのは、黒に少しだけ灰を混ぜたチャコールや、茶に灰を混ぜたような色のほうです。

秋冬の色を楽しみたいときは、くすんだ色を顔から離した場所に置き、顔の真下には澄んだ1色を残します。くすんだキャメルのコートに、澄んだ白か澄んだ赤のニットを合わせる、といった組み方です。

鮮やかさの系統の人は、素材の艶にも助けられます。同じ色でも、表面がなめらかで光を返す素材は鮮やかに見え、起毛や霜降りの素材はくすんで見えます。秋冬にくすんだ色をどうしても顔の近くに置きたい日は、なめらかな素材のものを選ぶと、灰に沈む度合いが小さくなります。

にごりの系統(ソフト・ミュート・ダスティ)|冬の黒と白をどう扱うか

にごりの系統の人は、秋の売り場ではいちばん選びやすい人です。くすんだ色、灰を混ぜた色、霜降りの素材が多いので、季節名さえ合っていれば顔の下に置ける布が多く見つかります。

困るのは冬の立ち上がりです。真っ黒のコート、真っ白のタートル、光沢のある素材。これらは顔の下に置くと服だけが光って見え、顔が後ろに引っ込みます。

見分け方は、窓際で布を斜めにして見ることです。斜めにしたときに表面が白く光る布、または色が濃く沈んで黒い板のように見える布は、にごりの系統の人には強すぎます。斜めにしても色が柔らかく残る布が、顔の下の候補になります。

黒をあきらめる必要はありません。にごりの系統の人は、黒を「真っ黒」から「少し灰に寄った黒」に変えるだけで、顔の下に置けるようになることが多いです。起毛した素材、表面が毛羽立った素材、霜降りの糸が混ざった素材は、同じ黒でも光を散らします。

白も同じで、真っ白より、生成りや少し灰を含んだ白のほうが、にごりの系統の顔にはなじみます。白いタートルが顔から浮くと感じていたなら、白さを1段落とした布を試してみてください。

温度の系統(ウォーム・クール)|白い紙と生成りの紙で見る

温度の系統の人は、明るさやにごりの幅が広いぶん、秋冬の服の自由度がいちばん高い人です。守るのは、黄みと青みの向きだけです。

見分け方は、真っ白なコピー用紙と、少し黄みのある生成りの紙を用意して、候補の布をそれぞれの上に置くことです。真っ白な紙の上で布がきれいに見える色は青み寄り、生成りの紙の上できれいに見える色は黄み寄りです。

ウォームの人は、生成りの紙の上できれいに見える布を顔の下に置きます。クールの人は、真っ白な紙の上できれいに見える布を顔の下に置きます。どちらの紙の上でも同じくらいに見える布は、温度の系統の人にとって迷わなくてよい布です。

秋冬の定番色で、温度の向きが分かれやすいのは灰と紺と赤です。灰には黄みの灰と青みの灰があり、紺には赤みの紺と緑みの紺があります。赤は、朱に寄った赤と、紫に寄った赤で顔の下の見え方がまったく違います。

温度の系統の人は、売り場で色名を見るより、2枚の紙の上に置いたほうが早く決まります。小さく切った紙を2枚、手帳に挟んでおくと、売り場でもそのまま試せます。

秋冬に後ろ半分がずれやすい理由|面積・厚み・光

診断のときは、薄い布を顔の下に当てて判断します。秋冬の服は、その条件と3つの点で違っています。

1つ目は面積です。コートは顔の下から膝まで、全身の半分以上を覆います。小さな布では気にならなかった明るさの差や温度のずれが、面積が増えると強く出ます。

2つ目は厚みです。厚い編みのニットや起毛のコートは、表面に影ができます。同じ色の糸でも、薄い布より1段暗く、1段にごって見えます。ライトの人やクリアの人が、色見本どおりの色を選んだのに冬のニットで顔が沈むのは、この影のせいです。

3つ目は光です。秋冬は日が低く、室内で過ごす時間も長くなります。暖色の照明の下では黄みが強く、窓の光が届かない部屋では全体が暗く見えます。売り場の照明と、自分が実際に過ごす部屋の光が違うと、後ろ半分の判断もずれます。

この3つを踏まえると、秋冬の服は「診断のときより1段だけ後ろ半分に寄せる」と考えると外しにくくなります。ライトの人はもう1段明るく、ディープの人はもう1段暗く、クリアの人はもう1段澄んだ色を選ぶ、という寄せ方です。

ソフトやミュートの人も同じで、診断のときに顔の下に当てた布より、1段だけにごりの強い布を選ぶと、厚みや影が出ても顔となじみます。ウォームやクールの人は、厚い素材では温度の向きが見えにくくなるので、薄い布で測った結果を信じすぎず、実際の厚い服を2枚の紙の上に置いて確かめ直してください。

コートは後ろ半分で決める|面積がいちばん大きい1着

秋冬の服でいちばん面積が大きいのはコートです。だからこそ、コートは季節名ではなく後ろ半分で決めてください。

明るさの系統の人は、コートの襟の明るさを見ます。コートの襟は顔のすぐ横に来るので、モノクロ写真で首との差を測る対象になります。身ごろの色が暗くても、襟の内側が明るい生地なら、顔の下は守れます。

鮮やかさの系統の人は、コートの色そのものより、表面の質感を見ます。起毛の強いコートは、色がどれほど澄んでいても灰に沈みやすくなります。目の詰まった平らな生地のほうが、色の強さが残ります。

にごりの系統の人は、その反対で、表面に光が強く返る生地を避けます。張りのある艶のある生地は、色がくすんでいても冷たく光って見えることがあります。

温度の系統の人は、コートの色を2枚の紙で確かめるだけで足ります。黄みと青みの向きが合っていれば、明るさやにごりは多少ずれても構いません。コートの色選びを全体から見直したいときは、コートの色をパーソナルカラーで選ぶも手がかりになります。

通販でコートを買うときは、画面の色だけで後ろ半分を判断するのは難しいものです。画面の明るさや色の設定で、明るさも温度も変わって見えるからです。届いたら、まず値札を付けたまま窓際でモノクロ写真を撮るか、2枚の紙の上に置いて確かめてください。後ろ半分を外していると分かったら、着る前なら選び直せます。

ニットは顔の真下|首まわりだけ厳しくする

ニットは、面積ではコートより小さいのに、顔への効き方はコートより強い服です。首まわりの布が、そのまま顔の真下に来るからです。

ニットを選ぶときは、首まわりの10cmだけを厳しく見てください。タートルネックなら折り返した部分、クルーネックなら首まわりのリブ、Vネックなら鎖骨にかかる両脇の布です。そこが後ろ半分の条件を満たしていれば、身ごろの色は少しずれていても構いません。

具体的には、首まわりの布だけを顔の下に当てて、それぞれの系統の測り方を当てはめます。明るさならモノクロ写真、鮮やかさなら灰色の布と並べて3秒、にごりなら窓際で斜めに、温度なら2枚の紙です。

ニットの首まわりの色が合わないときは、中に1枚着ることで顔の真下を差し替えられます。クルーネックのニットの下に、後ろ半分の条件に合う色の襟付きシャツを着ると、ニットの色は顔から1枚ぶん離れます。タートルのように差し替えができない形は、首まわりで決まってしまうので、買う前に必ず当ててみてください。

重ね着をする日は、いちばん内側の1枚が後ろ半分を守っていれば、外側のニットやカーディガンは少し自由にしても構いません。顔から見て内側から外側へ、後ろ半分の条件を少しずつゆるめていく並べ方にすると、重ねる枚数が増える真冬でも顔の真下は崩れません。

マフラーとストールで季節名の色を取り戻す

後ろ半分だけを守ると、秋冬の服は黒・紺・灰・茶のような定番色に寄っていきます。それで困らない人も多いのですが、「せっかく季節名の色を知ったのに、使う場所がない」と感じる人もいます。

季節名の色を戻す場所として、いちばん使いやすいのがマフラーとストールです。首に巻くので顔の真下に来ますが、面積は小さく、取り外しもできます。

後ろ半分を守ったコートやニットの上に、季節名の色見本に載っている色のマフラーを1枚だけ足してください。たとえばブルベ夏の人なら、灰みのある紺のコートの上に、淡い薔薇色のマフラーを巻く、というような足し方です。

このときも、マフラーの色が後ろ半分の条件を外していないかは確かめます。季節名の色でも、ライトの人にとって暗すぎる色、ソフトの人にとって光りすぎる色はあります。季節名の色見本の中から、後ろ半分の条件を満たす色を選ぶ、という順番にすると迷いません。

マフラーの色と厚みを、骨格と組み合わせて選びたいときはマフラーを骨格とパーソナルカラーで選ぶが詳しいです。

結果名が「ニュートラル」「〜寄り」だったとき

結果名の後ろ半分に「ニュートラル」と書かれていた人、または「イエベ寄り」「ブルベ寄り」のような言い方をされた人もいます。この場合は、後ろ半分が温度の系統で、しかも「どちらに振り切らなくてもよい」という意味です。

温度を気にしなくてよいのは楽な反面、秋冬の服で何を守ればいいのかが見えにくくなります。そこで、ニュートラルの人は、明るさとにごりのどちらかを自分で決める必要があります。

決め方は、手持ちの秋冬服を5枚ほど出して、鏡の前で1枚ずつ顔の下に当てることです。当てた瞬間に、目が顔に行くか服に行くかを見ます。顔に目が行った1枚を残し、服に目が行った1枚を外します。残った1枚が、あなたの基準になります。

基準の1枚が決まったら、その1枚をモノクロ写真で撮り、明るさが首より明るいか暗いかを見てください。次に、窓際で斜めにして光るかどうかを見ます。明るさの差がはっきりしているなら明るさの系統として、光り方で差が出るならにごりの系統として、それぞれの測り方で秋冬の服を選びます。

どちらでも差が出ないときは、明るさを優先してください。秋冬の服で崩れやすいのは、ほとんどの場合、明るさだからです。

ニュートラルの人は、季節名のほうに助けを求めるのもひとつの方法です。たとえば「夏のニュートラル」なら、夏の色見本の中で明るさとにごりがそろった色を秋冬の服の基準にし、温度だけは気にしない、という使い方ができます。季節名を色の居場所として、後ろ半分の代わりに使うわけです。

2か所で診断して後ろ半分が違ったとき

季節名は同じなのに、後ろ半分が違う結果を2か所で受け取った人は少なくありません。1か所ではライト、もう1か所ではソフト、というような場合です。

これは、どちらかが間違っているというより、あなたの顔が2つの系統のどちらにも反応していると考えるほうが実際に近いです。診断する人が、どちらの反応を強く見たかで言葉が変わります。

もうひとつ考えられるのは、診断を受けた時期の違いです。日焼けが残っている季節に受けた診断と、日焼けが抜けた季節に受けた診断では、肌の明るさや黄みが変わるので、後ろ半分の言葉もずれることがあります。2つの結果のうち、秋冬に近い時期に受けたほうを、秋冬の服選びでは少し重く見てください。

秋冬の服で困るのは、2つの系統が逆の方向を指すときです。たとえばライトとソフトなら、どちらも「強すぎる色を避ける」という点で同じ方向を向いているので、両方を満たす色が見つかりやすいです。ところがディープとソフトのように、暗さはほしいけれど強さは避けたい、という組み合わせになると、両方を満たす色は限られます。

両方を満たす色が見つからないときは、顔からの距離で役割を分けてください。顔の真下の1枚は2つの系統を両方満たす色にし、そこから離れたコートやボトムは、片方の系統だけを満たしていればよいことにします。

それでも決めきれないときは、明るさの系統を優先します。暗い冬服で崩れやすいのは明るさの差だからです。明るさを守ったうえで、にごりや鮮やかさは小物で調整する、という順にすると、秋冬の手持ちが組み立てやすくなります。

診断結果が合っていないと感じる場合の見直し方は、診断結果がしっくりこないときにもまとめています。

後ろ半分が2語ついているとき(ライトクリア・ディープソフトなど)

結果名の後ろ半分に、言葉が2つ並んでいる人もいます。ライトクリア、ディープソフト、ソフトウォームのような名前です。

この場合は、前に来ている言葉のほうを優先して守ってください。多くの診断では、より強く反応した条件を先に置いて名前をつけています。ライトクリアなら明るさが先、ディープソフトなら暗さが先です。

秋冬の服では、まず前の言葉の系統で候補を絞り、次に後ろの言葉の系統で残った候補から選ぶ、という2段で決めます。ライトクリアの人なら、モノクロ写真で首と2段以内の明るさの布を残し、その中から灰色と並べて3秒で区別がつく布を選びます。

2つ目の言葉は、顔の真下の1枚にだけ当てれば十分です。コートやボトムまで2つの条件を満たそうとすると、候補がほとんど残らなくなります。顔に近い1枚は2語とも、離れた服は1語目だけ、と決めておくと、秋冬の手持ちでも十分に組めます。

手持ちの秋冬服を後ろ半分で仕分ける

ここまでの測り方を使って、手持ちの秋冬服を一度仕分けてみてください。必要なのは、鏡と、スマートフォンのカメラと、白い紙と生成りの紙と、手持ちの灰色の布1枚です。

まず、コートとニットとマフラーを全部出します。次に、後ろ半分の系統の測り方で、1枚ずつ「顔の真下に置ける」「顔から離せば着られる」「どちらも難しい」の3つに分けます。

「顔の真下に置ける」に入った服は、秋冬の主役として使います。「顔から離せば着られる」に入った服は、コートの下のボトムや、首まわりに別の1枚を挟んで着る服として使います。「どちらも難しい」に入った服は、色を足しても戻らないことが多いので、次の買い物の基準からは外してください。

仕分けをしてみると、季節名の色見本とはまったく違う服が「顔の真下に置ける」に入っていることがよくあります。それが、後ろ半分で読むことの一番の手応えです。色見本は出発点で、秋冬の手持ちに使うのは後ろ半分の条件です。

たとえば、ブルベ夏のソフトと言われた人が仕分けをすると、季節名の色見本には載っていない灰みの茶のニットや、霜降りの紺のコートが「顔の真下に置ける」に入ることがあります。どちらも、斜めにしても光らず、色がやわらかく残る布だからです。反対に、色見本どおりの淡い水色でも、表面に強い艶のある素材だと「顔から離せば着られる」に入ります。季節名ではなく、後ろ半分の条件が決めているのがわかります。

診断を受け直すか迷ったら|秋冬の服で先に確かめる

後ろ半分で秋冬の服を選んでみても、どうもしっくりこない。そういうときに、診断を受け直すべきか迷う人もいます。受け直す前に、手持ちの秋冬服で一度確かめておくと、受け直す必要があるかどうかが見えてきます。

確かめ方は、仕分けで「顔の真下に置ける」に入った服を3枚選び、それぞれを着た日に、鏡の前で最初に目が行くのが顔か服かを見ることです。3枚とも顔に目が行くなら、後ろ半分の読み方は合っています。しっくりこない感じは、色ではなく形や素材から来ている可能性が高いので、骨格や顔タイプの側から見直してください。

3枚のうち2枚以上で服に目が行くなら、後ろ半分の系統が合っていないかもしれません。この場合は、隣の系統の測り方で同じ3枚を測り直してみます。明るさで選んでいたならにごりで、鮮やかさで選んでいたなら温度で、というように1つずらすのです。ずらした系統で測ったほうが顔に目が行く服がそろうなら、その系統が、あなたの秋冬の顔にとっての後ろ半分です。

それでもはっきりしないときに、はじめて受け直しを考えてください。受け直すなら、日焼けが抜けて肌が落ち着く秋冬の時期に受けると、秋冬の服選びにそのまま使える結果が得られます。

黒・紺・茶・灰|秋冬の定番色を系統ごとに読む

最後に、秋冬にいちばん多く出番がある4色を、後ろ半分の系統でどう読むかを短くまとめます。どれも、季節名だけで判断すると「似合わない色」に入りやすい色です。

黒は、明るさの系統のディープの人と、鮮やかさの系統の人には顔の真下に置きやすい色です。ライトの人とソフトの人は、黒を顔から離すか、起毛や霜降りで光を散らした黒に変えてください。

紺は、温度の系統の人がいちばん迷いやすい色です。赤みの紺はウォーム寄り、緑みの紺はクール寄りに見えることがあるので、2枚の紙で確かめてください。明るさの系統の人には、黒より1段明るい紺が使いやすい場面が多いです。

茶は、温度の系統のクールの人が避けがちな色ですが、灰を含んだ茶や赤みの強い茶は、青みの顔にもなじむことがあります。白い紙の上できれいに見える茶を探してみてください。ブルベの人の茶の選び方はブルベの茶色の幅でも扱っています。

灰は、にごりの系統の人の主役になる色です。鮮やかさの系統の人は、灰を顔から離し、顔の真下に澄んだ1色を置いてください。明るさの系統の人は、灰の段数をモノクロ写真で確かめるだけで、顔の下に置けるかが決まります。

どの色も、季節名ではなく後ろ半分の条件で読むと、秋冬の手持ちの中で使える場所が見つかります。季節名の色見本に載っていないからといって、手放す前に一度測ってみてください。

よくある問い

Q. 16タイプの結果が出たのに、秋冬の服をどう選べばいいかわかりません
結果名の後ろ半分を、明るさ・鮮やかさ・にごり・温度の4つのどれかに置き換えてください。ライトやディープなら明るさ、ブライトやクリアやビビッドなら鮮やかさ、ソフトやミュートやダスティならにごり、ウォームやクールなら温度です。秋冬の服は、その1つだけを顔の近くで守れば足ります。季節名の色見本に載っていない色でも、その1つが合っていれば顔の下に置けます。
Q. 2か所で診断して、季節は同じなのに後ろ半分が違いました
後ろ半分が違うのは、あなたの顔が2つの系統のどちらにも反応しているという意味です。秋冬の服では、首から上に近い1枚で両方を満たす色を探し、満たせないときは明るさの側を優先してください。暗い冬服で崩れやすいのは明るさの差だからです。どちらを優先しても崩れないかは、モノクロ写真で首と布の差を見ると確かめられます。
Q. 結果名にニュートラルと書いてありました。後ろ半分はどう読めばいいですか
ニュートラルは温度の系統で、どちらの温度にも振り切らなくてよいという意味です。秋冬の服では温度を気にしなくてよい代わりに、明るさとにごりのどちらかを自分で決める必要があります。手持ちの服でいちばん顔が明るく見える1枚を出し、その1枚の明るさとにごりを基準にすると迷いが減ります。
Q. 季節名の色見本にない色のコートを買ってしまいました
コートは面積が大きいので、後ろ半分の系統と合っているかだけを見てください。合っていれば季節名がずれていても着られます。合っていない場合は、襟元にマフラーかストールで後ろ半分の系統に合う色を1枚挟み、コートの色を顔から離してください。

— メグラシ編集部

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