ブルベ冬の白ニット|真っ白か生成りかを、コピー用紙と並べて決める

**ブルベ冬と言われたあなたの白ニットは、コピー用紙より黄色く見えないものを選んでください。**紙と並べて差がない真っ白か、ほんのわずかに灰みがかった白が、顔の下に置ける白です。紙より黄色く見える生成りやクリームは、顔から離す位置で着ます。
「白が似合う」と診断で言われたのに、手持ちの白ニットを着ると顔がぼやける。その理由はたいてい2つのどちらかです。1つは、白だと思って買ったものが実は黄みのある白だったこと。もう1つは、編み地が太くて、白の上に灰色の影がたくさん落ちていたことです。
この記事では、家にあるコピー用紙1枚と窓の光で、手持ちの白ニットがどちらに入るかを確かめる手順を書きます。そのあとで、紙と並べても判断がつかない人、セカンドに別の季節が出た人、髪を明るく染めている人など、どちらとも取れる場合の選び方を厚めに書きました。
白そのものが似合うかどうかを白目の色で見る方法は白が似合う人の見分け方にまとめています。この記事は、白が似合うと言われたブルベ冬の人が、冬のニットでつまずく場所に絞っています。
結論:紙より黄色い白は、顔から離して着る
先に結論を置きます。ブルベ冬の人が白ニットを顔のすぐ下に着るなら、条件は次の2つです。
1つ目は、コピー用紙と並べたときに紙より黄色く見えないこと。紙と同じか、紙よりわずかに青白いか灰色寄りなら合格です。
2つ目は、編み目の凹凸が小さいこと。指先で表面をなでて、編み目の山と谷の差がはっきり指に引っかかるほど太い編み地は、顔の下に置くと白が灰色に見えやすくなります。
この2つを両方満たす白ニットは、ブルベ冬の顔を明るく、輪郭をはっきり見せます。どちらか1つでも外れたら、首元に別の色をはさむか、カーディガンとして前を開けて着るか、ボトムスに回してください。捨てる必要はありません。置く場所を変えるだけです。
| 紙と並べた見え方 | 編み地 | 置き場所 |
|---|---|---|
| 紙と同じか青白い | 細い・凹凸が小さい | 顔のすぐ下に着てよい |
| 紙と同じか青白い | 太い・凹凸が大きい | 首元に黒か真っ白をはさむ |
| 紙より黄色い | 細い | 前開きで着るか、首元に別の色 |
| 紙より黄色い | 太い | 顔から離してボトムスや小物で使う |
判定の道具:コピー用紙1枚と、昼間の窓
用意するものは2つだけです。白いコピー用紙を1枚、それと昼間の窓の光です。
コピー用紙は、オフィスや家庭のプリンターで使う、いちばん普通の白い紙で構いません。再生紙と書かれた灰みの紙や、クリーム色の便箋は基準になりません。手に取って、何も混じっていない白だと感じる紙を選んでください。
光は、晴れた日の昼前後に、直射日光が当たらない窓際がいちばん安定します。北向きの窓があればそこが理想です。南向きの窓しかなければ、レースのカーテンを閉めて、光をやわらげてください。
夜の部屋の照明で判定するのは避けてください。電球色の灯りの下では、どんな白も黄色く見えます。昼白色の灯りでも、天井からの光は上から影を落とすので、編み目の影が強く出すぎます。判定は昼間の窓、と決めておくと迷いません。
並べ方
白ニットを平らな場所に置き、その上にコピー用紙を半分だけ重ねます。紙の端がニットの真ん中あたりに来るようにしてください。
そのまま1歩下がって、腕を伸ばしたくらいの距離から見ます。顔を近づけすぎると、編み目の細かい影ばかりが目に入って、色の差がわかりにくくなります。
見るのは、紙の白とニットの白の境目です。境目でニットのほうが黄色く見えるか、灰色に見えるか、同じに見えるかを確かめます。
1回で決めなくて構いません。目をいったん閉じて、もう一度開けた瞬間の印象がいちばん正確です。目は同じ色を見続けると、差に慣れてしまうからです。
真っ白・オフ白・生成りを、紙との差で3つに分ける
売り場では、白に「ホワイト」「オフホワイト」「アイボリー」「生成り」「エクリュ」などいろいろな名前がついています。ただ、名前と実際の色の関係は売り場ごとにまちまちで、同じオフホワイトでも黄みの強さが違います。だから名前ではなく、紙と並べた差で分けてください。
紙と同じか、紙より青白い:真っ白
境目がほとんど見えないか、ニットのほうがわずかに青く冷たく見える白です。ブルベ冬の人が顔のすぐ下に置いて、いちばん顔が明るく見えるのはこの白です。
ブルベ冬の肌は、黒や濃い色と並べたときに輪郭がはっきりする性質があります。真っ白はその反対側の端にある色で、黒と同じくらい肌との差がはっきり出ます。そのため、顔の下に置くと目と眉の濃さが際立ち、顔立ちがくっきり見えます。
紙よりわずかに灰色に見える:オフ白(灰み)
境目で、ニットのほうがほんの少し沈んで見える白です。黄色くは見えず、曇り空のような色に寄っている白は、ブルベ冬でも使えます。
真っ白より肌との差がわずかに小さくなるので、顔の赤みが目立ちにくくなります。真っ白だと顔が赤く見えるという人は、この白を探すと解決することがあります。
紙より黄色く見える:生成り・クリーム
境目でニットのほうがはっきり黄色い、あるいは薄い茶色を感じる白です。これを顔のすぐ下に大きく置くと、黄みが頬や顎の下に映り込み、ブルベ冬の肌では顔色がくすんで見えやすくなります。
ただし、生成りが悪い色なわけではありません。顔との間に別の色をはさめば、ブルベ冬でも十分に使えます。使い方は後の章で書きます。
編み地の太さで、白は灰色に変わる
白ニットでつまずく2つ目の理由が、編み地の太さです。ここを見落としている人がとても多いです。
太い毛糸でざっくり編んだニットは、表面に大きな山と谷ができます。光が横から当たると、谷の部分に影が落ちます。白い面に影が細かく散らばると、離れて見たときに全体が灰色っぽく見えます。
つまり、色としては真っ白でも、太い編み地だと顔の下では灰色の白として働きます。ブルベ冬の人が、真っ白のケーブル編みを着て「なんだか顔が暗い」と感じるのはこのためです。
測り方:指の腹でなでる
ニットの表面を、指の腹で横方向にゆっくりなでてみてください。
編み目の山がはっきり指に引っかかり、1つずつ数えられるくらいの太さなら、影の多い編み地です。表面がほぼ平らで、指がなめらかに滑るなら、影の少ない編み地です。
目で見て判断するなら、腕を伸ばした距離から見て、編み目の形が1つずつ見えるかどうかで分けられます。見えるなら影が多い、見えなければ影が少ない、と考えてください。
太い白を顔の下に着たいとき
太い編み地の白をどうしても顔の近くで着たいときは、首元に影のない白か黒を細く入れてください。真っ白の細い編み地のタートルを下に着て、首の部分だけのぞかせると、顔のすぐ下には影のない白が来ます。太い編み地は、その下で体の面として働きます。
もう1つの方法は、襟ぐりを広めにとって、太い編み地の縁を首から離すことです。顔と太い編み地の間に肌が見える距離があれば、影は顔に映りにくくなります。
首の形で、白が顔に届く量が変わる
同じ白でも、襟の形によって、顔に届く白の量が変わります。ブルベ冬の白ニットを選ぶときは、色と編み地に加えて、襟も見てください。
タートルネック・ハイネック
白が顎のすぐ下まで来るので、白の影響がいちばん大きい形です。真っ白の細い編み地なら、顔がもっとも明るく見えます。逆に、生成りや太い編み地だと、黄みや影も一番強く顔に届きます。
タートルで白を着るなら、紙と並べた判定と、指でなでる判定の両方に合格したものだけにしてください。
クルーネック
首の付け根で白が止まるので、タートルより顔までの距離が数センチ離れます。オフ白や少し太めの編み地でも、タートルほどの影響は出ません。
迷ったときの白ニットは、クルーネックから選ぶと失敗が少ないです。
Vネック
V字の部分に肌が出るので、顔と白の間に肌の色がはさまります。生成りのニットを顔の近くで着たいなら、Vネックがいちばん使いやすい形です。
Vの深さは、鎖骨の下まで来るくらいが目安です。浅すぎると首元に白が詰まり、深すぎると冬の装いとして寒々しく見えます。
どちらとも取れる人1|紙と並べても差がわからない
ここからは、判定がすっきり出ない場合の話です。この記事でいちばん時間をかけて書いている部分です。
紙と並べても、黄色いのか灰色なのか同じなのか、自分では判断がつかない。これは珍しいことではありません。白どうしの差はもともと小さく、目の慣れや光の加減でも見え方が揺れるからです。
もう1枚、はっきり黄色い白を並べる
判断がつかないときは、比較の材料を増やしてください。家にある、はっきり黄色いとわかる白いものを1つ用意します。生成りのタオル、クリーム色の封筒、薄い黄色の紙などです。
コピー用紙と黄色い白の間に、判定したいニットを置きます。3つ並べると、ニットがどちら側に近いかが見えやすくなります。2つだけだと差が小さすぎて判断できなくても、3つ目の目印があると位置がわかります。
それでも差がわからないなら、白の種類で悩まない
3つ並べても判断がつかないなら、そのニットはコピー用紙とほとんど同じ白だと考えて構いません。差がわからないほど小さいなら、顔に映ったときの差も小さいからです。
その場合は、白の種類で悩むのをやめて、編み地の太さと襟の形で調整してください。細い編み地で、クルーネックかVネックなら、顔の下に置いて問題ありません。
鏡で顔と一緒に見る
最後の確かめ方として、鏡の前で顔の下にニットを当ててみてください。見るのは、顎の下の影の濃さです。
真っ白に近い白は、顎の下の影を薄くして、顔の下半分を明るく見せます。黄みのある白は、顎の下にうっすら黄色い影を作ります。影の色が黄色く感じるか、灰色や透明に感じるかで、顔への映り方がわかります。
鏡で見るときも、昼間の窓の光の下で確かめてください。夜の照明の下では、影はほぼ必ず黄色く見えます。
どちらとも取れる人2|セカンドに別の季節が出た
パーソナルカラー診断で、ファーストがブルベ冬、セカンドがイエベ春やブルベ夏と言われた人は、白の選び方が少し変わります。
セカンドがブルベ夏の人
ブルベ夏は、ブルベ冬よりやわらかく、少し灰みのある色が得意な季節です。セカンドがブルベ夏なら、真っ白より、紙よりわずかに灰色に見えるオフ白のほうが顔になじむことがあります。
真っ白を着て、顔の赤みが目立つ、きつく見えると感じるなら、オフ白に切り替えてください。真っ白とオフ白を顔の下に交互に当てて、顔の赤みが少ないほうを選ぶと決めやすいです。
セカンドがイエベ春の人
イエベ春は、明るく黄みのある色が得意な季節です。セカンドがイエベ春なら、紙よりほんのわずかに黄色い白でも、顔がくすまずに済むことがあります。
ただし、はっきり黄色い生成りまでは広げないでください。ブルベ冬がファーストである以上、黄みが強くなるほど顔はぼやけます。紙と並べて「黄色いかもしれない」程度の白までが、試してよい範囲です。
セカンドがわからない人
診断でセカンドを言われていない、または覚えていない人は、真っ白を基本にしてください。そのうえで、真っ白で顔の赤みが強く出るならオフ白に寄せる、と覚えておくと十分です。
セカンドの見当をつけたい人は、別の記事で手順をまとめています。冬のコートの色で確かめる方法はブルベ冬のコートの色も参考にしてください。
どちらとも取れる人3|髪を明るい茶色に染めている
ブルベ冬の人は、もともと髪と目の色が濃いことが多く、それが真っ白と組んだときの輪郭の強さにつながっています。髪を明るい茶色に染めていると、この前提が変わります。
何が起きるか
明るい茶髪は、それ自体が黄みを持った色です。顔の上に黄みのある色、顔の下に真っ白が来ると、上下で色の温度がずれます。そのずれが、顔を落ち着かない印象に見せることがあります。
逆に、生成りのニットを着ると、髪の黄みとニットの黄みがつながって、顔まわりがまとまって見えることもあります。ブルベ冬の診断と食い違うように感じますが、髪色の影響で一時的にそう見えている状態です。
測り方:髪の毛先を紙に乗せる
髪の毛先をひと束、コピー用紙の上に乗せてみてください。紙の上で髪が赤茶色や黄色に見えるなら、明るく染めている影響が大きい状態です。紙の上でも黒や濃い焦げ茶に見えるなら、髪色の影響は小さいと考えて構いません。
赤茶や黄色に見える場合は、白ニットを選ぶときに、真っ白と生成りの間にあるオフ白を候補に加えてください。真っ白で上下の温度のずれが気になるなら、オフ白にすると落ち着きます。
白髪が増えてきた人
白髪が増えてきた人も、髪の色が変わるという点で同じことが起きます。白髪は灰色や銀色に近い色なので、ブルベ冬の真っ白とは相性がよく、真っ白のニットと組むと顔まわりが明るくまとまります。逆に、白髪を明るい茶色で染めている場合は、上の茶髪の考え方を当てはめて、オフ白も候補に入れてください。
髪を暗く戻す予定があるなら
近いうちに髪を暗い色に戻す予定があるなら、白ニットは真っ白を選んでおくほうが長く使えます。髪色は数か月で変わりますが、ニットは何年も着るからです。
どちらとも取れる人4|真っ白で顔が赤く見える
ブルベ冬だと言われたのに、真っ白のニットを着ると頬や鼻の赤みが目立って見える。これもよくある相談です。
理由は、白と肌の明るさの差
赤みが目立つのは、白と肌の明るさの差が大きいときです。明るさの差が大きいほど、肌のわずかな色ムラが強調されて見えます。ブルベ冬かどうかとは別に、肌に赤みが出やすい人ほど、真っ白でその赤みが浮き上がります。
直し方1:灰みのオフ白にする
紙と並べて、ほんのわずかに灰色に見えるオフ白を選ぶと、肌との明るさの差が少し縮まります。それだけで赤みはかなり落ち着きます。黄みのある白に逃げる必要はありません。灰色寄りの白を探してください。
直し方2:首元に黒や濃紺を細く入れる
真っ白のニットの下に、黒や濃いネイビーのタートルを着て、首の部分だけ1〜2センチのぞかせる方法もあります。顔のすぐ下に濃い色が細く入ると、赤みの目立つ場所と白の間に区切りができ、顔が締まって見えます。
直し方3:襟を首から離す
タートルやハイネックで赤みが目立つなら、クルーネックかVネックに替えてください。白が顎から離れると、明るさの差が顔に直接届かなくなります。
直し方4:口元か目元に、青みの色を1点置く
服を替えたくないときは、顔の中に青みのある色を1点置く方法もあります。青みの赤やローズ系の口紅、くすんだ青みのアイシャドウなどです。顔の中にブルベ冬らしい冷たい色が1つ入ると、頬の赤みはそれに引っ張られて、肌の色ムラとしてではなく血色として見えるようになります。
赤みが出る日と出ない日がある人
赤みは、寒い外から暖かい部屋に入った直後や、乾燥がひどい日に強く出ます。毎日同じように目立つわけではありません。赤みの出やすい日だけ灰みのオフ白に替える、首元に濃い色を入れる、と日によって使い分けると、真っ白のニットを手放さずに済みます。真っ白が似合わないのではなく、その日の肌の状態と白の差が大きすぎるだけだと考えてください。
すでに生成りのニットを持っているとき
ここまで読んで、手持ちの白ニットが生成りだったとわかった人もいると思います。手放す前に、次の着方を試してください。
首元に別の色をはさむ
生成りのニットの下に、真っ白か黒のタートル、またはシャツを着て、首元だけのぞかせます。顔のすぐ下に来るのは真っ白か黒になり、生成りは体の面として働きます。これだけで、生成りの黄みが顔に映りにくくなります。
カーディガンとして前を開ける
生成りがカーディガンなら、前を開けて着てください。内側に真っ白や黒を着れば、顔の下の中央には生成りが来ません。肩と腕にだけ生成りがかかる形になります。
下半身に回す
生成りのニットスカートや、生成りのパンツと組むなど、顔から最も遠い場所で使う方法もあります。トップスが真っ白なら、上下で白の濃淡ができて、白どうしの組み合わせに奥行きが出ます。
小物で使う
生成りのマフラーや帽子は、顔のすぐ近くに来るので避けたほうが無難です。手袋やバッグ、靴下など、顔から離れた小物なら気になりません。
白ニットの下と外に置く色
白ニットを顔の下に置けたら、次はほかの服との組み合わせです。ブルベ冬の白は、組む色によって働き方が変わります。
黒と組む
ブルベ冬の白ニットは、黒と組むといちばん輪郭がはっきり出ます。白と黒の差が大きいほど、ブルベ冬の肌は引き締まって見えます。黒のパンツやスカート、黒のコートを合わせると、冬らしい強さのある装いになります。
黒そのものとの付き合い方はブルベ冬の色黒の悩みでも触れています。
濃いネイビー・チャコールと組む
黒だと強すぎると感じるなら、濃いネイビーやチャコールに寄せてください。白との差は少し縮まりますが、ブルベ冬の冷たさは保てます。仕事の日の装いに使いやすい組み合わせです。
鮮やかな色と組む
ブルベ冬は、深い赤紫や青みの強い緑など、鮮やかで濃い色も得意です。白ニットに鮮やかなボトムスを合わせると、白が明るさの土台になり、色が引き立ちます。
茶色やベージュと組むとき
茶色やベージュは黄みを持つ色なので、ブルベ冬の白ニットと組むと、白が黄みに引っ張られて見えることがあります。組むなら、灰みのある茶色や、冷たく見えるグレージュを選ぶとなじみます。
冬の光と部屋の灯りで、白は変わる
白ニットは、着る場所の光によって見え方が大きく変わります。判定は昼間の窓でしましたが、実際に着る場面の光も意識しておくと、がっかりすることが減ります。
冬の外の光
冬の太陽は低い位置から差すので、光が横から当たります。横からの光は編み目の影を強く出すので、太い編み地の白はとくに灰色に見えやすくなります。冬の外出で白ニットを見せるなら、細い編み地のほうが白く見えます。
室内の電球色の灯り
飲食店や家の夜の照明は、黄みの強い光が多いです。この下では、真っ白も少し黄色く見えます。真っ白が電球色の下で黄色く見えるのは、ニットの問題ではなく光の問題なので、気にしなくて大丈夫です。
ただ、生成りは電球色の下でさらに黄色くなるので、夜の集まりで顔の下に置くなら、真っ白のほうが安心です。
職場の白い蛍光灯
昼白色や昼光色の蛍光灯の下では、白はかなり青白く見えます。真っ白のニットは、職場では少し冷たく見えるかもしれません。オフ白を1枚持っておくと、場面で使い分けられます。
洗って黄ばんだ白をどう扱うか
真っ白のニットも、着て洗ってを繰り返すうちに、少しずつ黄ばんでいきます。皮脂や汗が繊維に残り、それが時間とともに黄色く変わるためです。
年に1回、紙と並べ直す
買ったときに真っ白だったニットも、毎年同じ白ではありません。冬の始めに一度、コピー用紙と並べて確かめ直してください。去年は紙と同じだったのに、今年は紙より黄色く見えるなら、黄ばみが進んでいます。
黄ばんだら置き場所を変える
黄ばみが出た白ニットは、生成りのニットと同じ扱いにしてください。首元に真っ白か黒をはさむ、前を開けて着る、家で着る、と置き場所を変えれば、まだ着られます。
顔の下に置く真っ白は、数年ごとに入れ替える前提で考えておくと気が楽です。
黄ばみを防ぐ着方
真っ白のニットを長持ちさせたいなら、肌に直接触れないように、下に薄い肌着を着るのが効果的です。首元が直接ニットに触れるタートルは、とくに黄ばみが出やすいので、首の部分だけ注意して洗ってください。
売り場で白ニットを確かめる手順
最後に、白ニットを買うときに売り場でできる確かめ方をまとめます。紙を持ち歩くのは難しいので、売り場にあるもので代わりにします。
白いシャツやブラウスと並べる
売り場には、白いシャツやブラウスが必ず置いてあります。綿のシャツの白は、たいてい真っ白に近い色です。気になる白ニットを白いシャツの隣に持っていって、境目を見比べてください。シャツより黄色く見えるなら、そのニットは生成り寄りです。
売り場の照明に注意する
売り場の照明は、服をきれいに見せるために明るく、少し暖かい色にしていることが多いです。できれば窓際か、売り場の入り口近くで、外の光が入る場所に持っていって確かめてください。
試着室では顎の下の影を見る
試着できるなら、鏡で顎の下の影の色を確かめます。影が黄色く感じたら、黄みのある白です。灰色か透明に感じたら、顔の下に置ける白です。
通販で買うときは、写真の背景を見る
通販では実物を紙と並べられないので、写真の背景を目印にします。商品写真の背景が白い場合、ニットと背景の境目を見てください。背景の白より黄色く見えるなら、生成り寄りの白です。背景と見分けがつきにくいなら、真っ白に近い白です。
着用写真があれば、モデルの首元の影も見ます。顎の下の影が黄色く写っているなら黄みのある白、灰色に写っているなら真っ白か灰みの白です。編み地の太さは、拡大写真で編み目が1つずつ数えられるかで判断できます。届いたら、すぐにコピー用紙と並べて確かめ、合わなければ置き場所を変える前提で考えておくと安心です。
指で編み地をなでる
最後に、指の腹で表面をなでて、編み目の凹凸を確かめます。顔の下に直接着るなら、指がなめらかに滑るものを選んでください。ざっくりした編み地が欲しいなら、それは顔から離して着る1枚として、別に考えます。
冬の予定で白ニットを着回す3つの組み方
判定と置き場所が決まったら、実際の冬の予定に当てはめてみます。ここでは、真っ白の細い編み地を1枚、生成りの太い編み地を1枚持っている人を想定して、3つの場面で組み方を書きます。
仕事の日:真っ白の細い編み地を顔の下に
仕事の日は、真っ白の細い編み地のクルーネックを顔の下に置き、ボトムスに濃いネイビーかチャコールのパンツを合わせます。上に羽織るなら、黒か濃いグレーのジャケットかコートです。顔のすぐ下に影のない白が来るので、会議の席や画面越しでも顔色が明るく見えます。
職場の蛍光灯で白が冷たく見えすぎると感じたら、首元に細いネックレスを1本足すと、白の面積が少し区切られて落ち着きます。金具は銀色のほうがブルベ冬の肌にはなじみやすいです。
週末の外出:生成りの太い編み地を前開きで
週末に生成りの太い編み地を着たいなら、カーディガンなら前を開け、プルオーバーなら下に真っ白か黒のタートルを入れて首だけのぞかせます。ボトムスは黒のパンツか、濃い色のデニムが合わせやすいです。
外の低い光で太い編み地は灰色に見えやすいので、首元の真っ白か黒がその影を受け止める役になります。顔のすぐ下さえ整っていれば、体の面が生成りでもブルベ冬の顔はぼやけません。
夜の集まり:真っ白をタートルで、黒と組む
夜の食事や集まりでは、電球色の灯りの下で白が黄色く見えやすくなります。この日は生成りを避けて、真っ白の細い編み地のタートルにしてください。ボトムスとコートを黒でそろえると、灯りの下でも白と黒の差が残り、輪郭がはっきりします。
タートルで顔の赤みが目立つ人は、クルーネックに替えて、首元に黒の細いストールを軽く巻くと、白と顔の間に区切りができます。
3つの場面に共通すること
どの場面でも、決めているのは「顔のすぐ下に何を置くか」だけです。顔の下には真っ白か黒、生成りや太い編み地はその外側。この順番さえ守れば、手持ちの白ニットが2枚でも、冬の予定はほとんど回せます。白ニットを買い足すときも、まず顔の下に置く1枚が足りているかを確かめてから、外側の1枚を考えてください。
まとめ:ブルベ冬の白ニットは、紙と指で選ぶ
ブルベ冬の白ニットは、色の名前ではなく、コピー用紙と並べた差で選びます。紙と同じか青白い白は顔の下に、紙より黄色い白は顔から離して使います。
そのうえで、指でなでて凹凸の大きい編み地は、白でも灰色として働くと考えてください。顔のすぐ下には、細い編み地の真っ白を1枚。生成りや太い編み地は、首元に別の色をはさむか、前を開けて着る1枚として持つ形がいちばん使いやすいです。
判定がつかないときは、比較の材料を増やす、鏡で顎の下の影を見る、それでもわからなければ白の種類より襟の形で調整する。この順番で考えれば、白ニットの前で迷う時間はかなり減ります。
ニット全体を骨格とパーソナルカラーの両方から選ぶ方法はニットを骨格とパーソナルカラーで選ぶにまとめています。白以外の色のニットを選ぶときは、そちらも合わせて読んでください。
よくある問い
- Q. ブルベ冬は生成りのニットを着てはいけませんか
- 着てはいけないわけではありません。生成りは顔のすぐ下に大きく置くと、黄みが頬に映って顔がぼやけて見えやすいだけです。カーディガンとして前を開けて着る、内側に真っ白か黒を首元に入れる、ボトムスに回すなど、顔との間にもう1色はさめば問題なく着られます。
- Q. コピー用紙が手元にないときはどうしますか
- 白い紙ならノートの中紙でも代わりになりますが、再生紙のように灰色や黄みが入った紙は基準になりません。手元に白い紙がなければ、白い陶器の皿や、洗いたての白いタオルでも比べられます。大事なのは、基準にするものが自分の目で見て混じりけのない白であることです。
- Q. 真っ白のニットを着ると顔が赤く見えます。ブルベ冬ではないのでしょうか
- 真っ白で顔の赤みが目立つのは、ブルベ冬かどうかとは別の理由であることが多いです。白と肌の明るさの差が大きいほど、頬の赤みは強く見えます。襟を首から少し離す、白の面積を減らす、首元に黒やネイビーを細く入れるといった方法で、赤みは落ち着きます。
- Q. 白ニットは何枚あればいいですか
- 顔の下に直接着る真っ白の細い編み地が1枚あれば、冬の白は足ります。そのうえで、生成りや太い編み地が欲しければ、顔から離して着る前提でもう1枚持つ形が使いやすいです。
— メグラシ編集部





