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白ニットが似合わない パーソナルカラーと骨格|顔が飛ぶか体が膨らむか

メグラシ編集部//読了 11分
窓辺で生成り色のハイゲージのクルーネックニットを着た女性が、横からの光を受けて手元の本に目を落としている上半身

**白ニットを着て、顔色が飛ぶ・黄ばむ・青白く浮くならパーソナルカラーの側、体が一回り大きく膨らんで見えるなら骨格の側を直してください。**同じ「白が似合わない」でも、顔に起きていることと体に起きていることは別の問題で、直す場所が違います。

パーソナルカラーの側で動かすのは、白の温度(青み・黄み・灰み)と明るさの2つです。骨格の側で動かすのは、編みの厚み・表面の毛足・丈の3つです。どちらの側かは、同じ白ニットを顔の下と腰の前に順に当てるだけで分かります。

両方に当てはまった人は、後半の「どちらとも取れる場合」から読んでください。季節ごとの白の選び方をもっと細かく知りたい人はブルベ冬の白ニットとイエベ春 白ニットへ、透けと厚みで中に何を着るかは白ニットコーデへ進んでください。

先に分ける:同じ白を、顔の下と腰の前に当てる

手持ちの白ニットを脱いだ状態で手に持ち、自然光の入る窓辺の鏡の前に立ってください。蛍光灯の下では白の温度の違いが見えにくくなります。

まず、ニットを顎のすぐ下に横向きに当てて、顔だけを見ます。次に、同じニットを腰の前に当てて、もう一度顔を見ます。最後に、ニットを着て横向きの全身を見ます。

  • 顎の下に当てたときだけ、顔が変わる:パーソナルカラーの側です。黄ばむ・青白くなる・輪郭がぼやけるのどれかが起きています
  • 顔は変わらないのに、着ると体が大きく見える:骨格の側です。白の色ではなく、編みや丈が体に合っていません
  • 両方起きる:後半の「どちらとも取れる場合」へ進んでください

顔に起きる変化は、当てた瞬間に出ます。迷ったら、白を当てた顔と、何も当てない顔を交互に見てください。差が分からないなら、色の側の問題は小さいと考えて構いません。

パーソナルカラーの側:顔に起きる3つの変化

白ニットを顎の下に当てたときに顔に起きる変化は、大きく3つに分かれます。どれが起きたかで、動かす方向が逆になります。

顔に起きること原因動かす方向
顔が黄ばむ・くすむ白の黄みが肌の黄みを強めている青みのある白、真っ白へ
顔が青白く浮く・肌のむらが出る白の青みと明るさが肌から離れている黄みのある白、アイボリーへ
輪郭がぼやけて顔が飛ぶ白と肌の明るさが近すぎる灰みのある生成り、または首元に濃い色

3つ目の「顔が飛ぶ」は、色白の人に多い変化です。肌が明るい人が真っ白を着ると、顔と服の境目が消えて、顔の輪郭が白に溶けます。この場合は白の温度ではなく明るさを少し下げるか、白と顔の間に濃い色の線を一本入れて境目を作ります。

青みのある真っ白、黄みのあるアイボリー、灰みのある生成りの3枚のニットが木のテーブルの角に重なって置かれている
同じ白でも、青み・黄み・灰みで並べると差がはっきり出ます。顔の下に1枚ずつ当てて、輪郭がいちばんくっきりする白を選びます。

ブルベの人:真っ白か、灰みを含んだ柔らかい白か

青みのある肌のブルベの人は、黄みの強いアイボリーで顔が黄ばみやすい傾向があります。ただ、同じブルベでも冬と夏で合う白が分かれます。

ブルベ冬の人は、コピー用紙のような真っ白がいちばん顔をくっきりさせます。肌と白の明暗差が大きいほど、顔の輪郭が締まって見えるタイプです。生成りやアイボリーを着ると、顔の印象がぼやけて、疲れて見えることがあります。

ブルベ夏の人は、真っ白だと服の白さが顔より強く出て、顔だけが少しくすんで見えることがあります。少し灰みを含んだ柔らかい白、または明るいグレーに近いオフホワイトのほうが、肌のなめらかさが出ます。真っ白を着たい日は、首元を開けて肌の面を広く取ると、白が顔に直接当たる面積が減ります。

イエベの人:アイボリーか、深みのある生成りか

黄みのある肌のイエベの人は、青みのある真っ白で顔が青白く浮きやすい傾向があります。こちらも春と秋で合う白が分かれます。

イエベ春の人は、明るくて少し黄みのあるアイボリーやクリーム色が合います。軽く温かい白で、顔の血色がそのまま出ます。生成りのように灰みの入った白は、顔の明るさを下げて地味に見えることがあります。

イエベ秋の人は、灰みとベージュの入った生成りや、ミルクを少し入れた紅茶のような温かい白が合います。真っ白は顔だけが浮いて、肌のつやが失われて見えます。顔が沈むと感じたら、白の面積を減らし、キャメルや茶の小物を顔の近くに置いてください。

パーソナルカラーが境目の人:白を2枚ずつ当て比べる

診断でブルベとイエベの間と言われた人、自分でもどちらか決めきれない人は、白を1枚だけ当てても答えが出ません。境目にいる人は、どの白でも大きな変化が起きないかわりに、どの白でも少しずつ何かが起きるからです。

この場合は、白を2枚ずつ並べて当て比べてください。まず真っ白とアイボリーを交互に顎の下に当てて、顔の輪郭がくっきりする側を残します。次に、残った白と生成りを同じように比べます。最後に残った1枚が、いまのあなたの白です。

比べるときは、頬の色ではなく、目の下と口のまわりを見てください。合わない白を当てると、目の下の影が濃くなるか、口のまわりが黄ばむか、どちらかが先に出ます。頬は光の当たり方で変わりやすいので、判断の材料にしないほうが確実です。どの組み合わせでも差が小さいなら、白の種類より骨格の側の形を優先して選んで構いません。

骨格の側:白は面を大きく見せる色

白は光を返す色なので、同じ形でも黒や紺より面が大きく見えます。編みの厚みや毛足が体の厚みに足されると、膨らみは他の色より目立ちます。

骨格の側で動かすのは3つです。1つ目は編みの厚み。細い糸で目の詰まったハイゲージか、太い糸のローゲージかです。2つ目は表面の毛足。なめらかで光をまとめて返すか、起毛やモヘアのように光を散らすかです。3つ目は丈。腰のどこで裾が止まるかです。

骨格の傾向編みの厚み表面丈の目安
ストレート(胸と腰に厚み)ハイゲージなめらか・つやが少しある腰骨にかかる程度。前だけ入れてもよい
ウェーブ(上が薄く下に重さ)ハイゲージ〜ミドル短い毛足なら可ウエストで止まる短め
ナチュラル(骨と関節がしっかり)ミドル〜ローゲージ毛足・凹凸があってよい腰骨より下の長め

骨格ストレート:厚い白とモヘアを避け、首に縦の線を入れる

骨格ストレートの人は、胸に厚みがあり、上半身に奥行きがある体です。白のローゲージやモヘアを着ると、胸の厚みに編みの厚みと毛足の膨らみが重なり、上半身が一回り大きく見えます。

直す順番は、表面のなめらかなハイゲージに替えることです。白でも、表面がなめらかで光をまとめて返すものは、輪郭がはっきり出て膨らみません。次に首元です。クルーネックで首の付け根まで白で埋めると、胸の上に白い面が一枚広がります。Vネックで縦に切れ目を入れると、白の面が左右に分かれます。

丈は腰骨にかかる程度にして、前だけボトムに入れると、白の面が腰で区切られます。裾を全部出して腰の太い所で止まると、白の面が上半身全体に広がって見えます。

骨格ウェーブ:白は短く、上に重心を集める

骨格ウェーブの人は、上半身が薄く、腰から下に重さが出やすい体です。白ニットは上半身に面を足してくれるので、本来は得意な側の色です。似合わないと感じるのは、大きくゆったりした白ニットで上半身が埋もれ、丈が長くて腰まで白が続くときです。

直し方は、丈をウエストで止まる短めにすることです。白の面が上半身だけに収まると、重心が上がって脚が長く見えます。ウエストを入れて着るか、裾にリブがあって体に沿う形を選んでください。毛足の短いふわっとした白は、ウェーブの人には柔らかさとして働きます。ただし毛足が長く大きな形だと、上半身が白い塊になります。

骨格ナチュラル:薄い白で骨と下着の線を拾わない

骨格ナチュラルの人は、肩や鎖骨などの骨と関節がしっかりしていて、体の枠が大きく見えやすい体です。白ニットで似合わないと感じるのは、意外にも薄くて体に沿う白を着たときです。白は凹凸の影がよく見える色なので、薄い白は肩や鎖骨の骨、下着の線を一つずつ拾います。

ナチュラルの人は、ミドルからローゲージの厚みのある白、表面に凹凸のあるケーブル編みや畦編みが合います。編みの凹凸が体の凹凸を目立たなくして、白の面が自然に落ちます。丈は腰骨より下の長めにして、身幅に指3本ほどのゆとりを持たせてください。

どちらとも取れる場合:形を先に、白は顔から離す

顔にも体にも変化が出た人は、形を先に体に合わせてください。体の輪郭が膨らんでいると、白の面がさらに大きく見え、顔の変化も強調されます。

形を合わせたあと、まだ顔が黄ばむ・浮く・飛ぶなら、次の2つから1つを選びます。

  1. 白を顔から離す。 上は自分に合う色のニットにして、白はパンツやスカートに回す。白の面が顔から遠いほど、顔への影響は小さくなる
  2. 顔と白の間に一枚はさむ。 白ニットの首元から、自分に合う色のシャツの襟やタートルを出す。顔の真下に来る色が変わるだけで、顔に起きていた変化はほとんど消える

体と色で答えが逆になる組み合わせもあります。たとえば骨格ナチュラルでブルベ夏の人は、体はローゲージの厚い白を、顔は灰みのある柔らかい白を求めます。この場合は、生成りに近い灰みの白で、凹凸のある編みを選ぶと、両方の真ん中に収まります。骨格ストレートでイエベ秋の人は、なめらかなハイゲージを、深みのある生成りで選んでください。

どちらとも取れる場合:白の種類を買い分けられない人

白ニットを何枚も持てない人は、体に合う形を優先して1枚選び、色のずれは首元と小物で補ってください。形は着たあとで直せませんが、色のずれは顔の近くに何を置くかで小さくできます。

顔の近くに置くものは、パーソナルカラーの季節に合わせて選びます。ブルベの人は、シルバーの細いネックレスや、青みのあるピンクの口紅。イエベの人は、ゴールドの小ぶりなアクセサリーや、オレンジ寄りの口紅。どちらも、白と顔の間に自分の色の線を一本入れる役目です。

冬に重ねるとき:コートの色で白の見え方が変わる

寒い時期の白ニットは、コートの襟元から首まわりだけが見える時間が長くなります。このとき、白の見え方はコートの色で大きく変わります。

濃い紺や黒のコートの襟から白が見えると、白と暗い色の境目がくっきりして、顔の輪郭が締まります。顔が飛びやすい色白の人には、この組み合わせが効きます。キャメルや茶のコートと合わせると、境目が柔らかくなって、イエベの人の顔に温かさが出ます。

骨格の側で膨らみが気になる人は、白ニットの上に前を開けたコートを重ねて、白の面を縦に細く見せてください。前を閉じて白を首元だけにすると、膨らみはほとんど見えなくなります。

白いハイゲージのVネックニットの上に、濃紺のウールコートを前を開けて羽織り、駅の通路を歩く女性の鎖骨から膝まで
前を開けた濃い色のコートで白の面を縦に細く区切ると、白ニットの膨らみが収まり、首元の白で顔の輪郭が締まります。

試着で見る順番

売り場で白ニットを選ぶときは、次の順で見てください。

  1. 着る前に、ニットを顎の下に当てて顔を見る。黄ばむ・浮く・飛ぶがないか
  2. 隣の白と比べる。売り場の白は何種類かあるので、2枚並べて当て比べる
  3. 着て、横向きの全身を見る。胸・腕・腰のどこが膨らむか
  4. 正面に戻って、裾がどこで止まるかを見る

1番目と2番目は、試着室に入る前の売り場でできます。照明の色が売り場と試着室で違うことが多いので、できれば両方で見てください。白は照明の影響をいちばん受けやすい色です。

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よくある問い

Q. 白ニットを着ると顔色が悪く見えます。パーソナルカラーのせいですか
同じ白ニットを、まず顔の下に当てて鏡を見てください。次に腰の前に当てて、顔だけを見ます。顔の下に当てたときだけ顔が黄ばむ・青白くなる・輪郭がぼやけるなら、白の温度か明るさが顔に合っていません。真っ白・アイボリー・生成りのどれかに替えると、多くは直ります。
Q. 白ニットを着ると太って見えます
白は面を大きく見せる色なので、編みが厚い・毛足が長い・丈が腰の太い所で止まる、のどれかが重なると膨らんで見えます。骨格ストレートの人は表面のなめらかなハイゲージ、骨格ウェーブの人は短い丈、骨格ナチュラルの人はゆとりのある長めの丈にすると、白のままでも膨らみは収まります。
Q. パーソナルカラーが分からなくても白の種類は選べますか
選べます。コピー用紙のような真っ白、少し黄みのあるアイボリー、灰みのある生成りの3枚の白い布や紙を用意して、1枚ずつ顔の下に当ててください。顔の輪郭がいちばんくっきりして、肌のむらが目立たない白が、あなたの白です。
Q. 手持ちの白ニットが似合わない白でした。手放すしかありませんか
手放さなくても使えます。顔の近くに自分に合う色のシャツの襟を出す、首元に自分の色のスカーフを巻く、白ニットを顔から離してボトムに白を回すなど、白と顔の間に一枚はさむか、白を顔から遠ざければ、顔に起きていた変化は小さくなります。

— メグラシ編集部

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