パーソナルカラー診断が当たらない|顔が沈むか服が浮くかで分ける

**パーソナルカラー診断が当たらないと感じたら、手鏡で顔だけを見る段と、全身鏡で離れて見る段に分けて確かめてください。**違和感がどちらの距離で出るかで、直す場所が変わります。
手鏡で顔だけを見て、言われた色を当てると顔が沈む、くすむ、という人は、季節は合っていても明るさか鮮やかさの段がずれています。同じ季節の中で、1段明るく、または1段穏やかにずらせば直ります。季節を変える必要はほとんどありません。
手鏡では顔色がよいのに、全身鏡で見ると服だけが浮いている人は、色の問題ではありません。形・素材・面積のどれかが合っていないだけです。言われた色はそのまま使い、置き場と素材を替えてください。
結論:違和感の出る距離で、直すものが変わる
| 違和感の出る距離 | 見えていること | 原因 | 直すもの |
|---|---|---|---|
| 手鏡(顔だけ) | 顔が沈む・くすむ | 季節の中の段のずれ | 明るさか鮮やかさを1段ずらす |
| 全身鏡(離れて) | 顔は明るいが服が浮く | 形・素材・面積 | 色はそのまま、置き場と素材 |
| どちらでも | 顔も沈み服も浮く | 段のずれと面積の両方 | 先に段、次に面積 |
診断の結果を疑う前に、この2つの距離を分けて確かめるだけで、多くの「当たらない」は原因がはっきりします。
手順1|手鏡で顔だけを見る
窓のそばで、外の光が顔の正面から入る場所に立ちます。照明の色が強い部屋や、夜の電球の下は避けてください。
- 白い布かタオルを顔の下に当てて、10秒見る
- 診断で言われた色の服か布を、同じ高さに当てて10秒見る
- 白と比べて、顔が明るく見えるか、沈んで見えるかを判断する
見るのは、頬の色、唇の輪郭、目の下の影の3か所です。服全体は見ません。手鏡は顔から30cmくらいの距離で持ちます。
白より明るく見えるなら、その色は顔に合っています。白より沈んで見えるなら、手順2に進む前に、段のずれを直す章を読んでください。
手順2|全身鏡で2m離れて見る
手順1で顔が明るく見えた人は、次に、その色の服を実際に着て全身鏡の前に立ちます。距離は2mが目安です。
見るのは、顔と服のどちらに先に目が行くかです。顔に先に目が行けば、服はなじんでいます。服に先に目が行き、顔が小さく見える、服だけが浮いて見えるなら、色ではなく形・素材・面積のどこかがずれています。
手鏡では合っているのに全身鏡で浮く、というのは珍しいことではありません。診断は顔の下に布を当てる距離で行うので、全身で着たときの見え方までは判定していないからです。
顔が沈む人|季節は変えず、段を1つずらす
手鏡で顔が沈む人は、季節の中の段がずれています。同じ季節でも、明るい色から暗い色、鮮やかな色から穏やかな色まで幅があり、診断で布を当てた色と、買った服の色が、その幅の中で違う場所にあることがよくあります。
沈み方で、ずらす方向を決めます。
- **顔が暗く、影が濃く見える:**明るさを1段上げる
- **顔の色が抜けて、平らに見える:**鮮やかさを1段上げる
- **顔が赤らむ、色が強く見える:**鮮やかさを1段下げる
ずらすのは1段だけです。2段以上ずらすと、ほかの季節の色に入ってしまい、また別の違和感が出ます。
買った服が沈んでいたとき
診断で使った布の見本や、診断でもらった色見本があれば、買った服と並べて見てください。見本より暗い、灰が多い、という差が見つかれば、その差が沈みの原因です。服を手放す前に、顔の近くに見本に近い色のマフラーやシャツの襟をはさむと、服の色は顔から離れて見えます。
服が浮く人|色はそのまま、形・素材・面積を見る
全身鏡で服だけが浮く人は、色は合っているので、色を変えないでください。見直すのは3つです。
**1つ目は面積です。**似合う色でも、全身や上半身全体に広げると、色が顔より強く見えることがあります。似合う色は顔の近くの1枚に絞り、ほかは白、紺、グレーなど落ち着いた色にしてください。
2つ目は素材です。光を強く返す素材は、色を実際より強く見せます。光を吸う素材は、色を実際より弱く見せます。同じ色でも、表面の質感で浮き方が変わります。顔より服が目立つなら、光り方の穏やかな素材に替えます。
3つ目は形です。肩の位置、丈、身幅が体に合っていないと、色が合っていても服が浮いて見えます。この場合は色ではなく、骨格や体型の側で服を選び直すほうが早く直ります。
どちらとも言えないとき|段を先に、面積を後に
手鏡でも少し沈み、全身鏡でも少し浮く。両方が少しずつ出ている人は、直す順番を決めてください。
**先に段を直し、そのあとで面積を見ます。**顔が沈んでいる状態で面積を減らしても、顔の近くの1枚が沈んでいれば違和感は残るからです。段を直して顔が明るく見えるようになってから、全身鏡で浮きを確かめます。
段を1つずらしても顔の沈みが変わらないときは、写真で確かめます。同じ場所、同じ時間に、白を当てた顔と言われた色を当てた顔を2枚撮り、並べて見てください。写真のほうが、鏡よりも明るさの差がはっきり出ます。
季節そのものを疑うのはどんなときか
季節の診断が違っていた可能性があるのは、次の2つがそろったときだけです。
- 言われた季節の代表的な色を、明るさを変えて3段当てても、どれも顔が沈む
- ほかの季節の代表色を当てたとき、はっきり顔が明るくなる
この2つがそろわないなら、季節は合っていて、段か面積のずれです。片方だけなら、季節は変えずに段を見直してください。
季節の境目にいる人は、2つの季節に共通する明るさと鮮やかさの色を選ぶと、どちらで見ても外れにくくなります。2つ目の季節を自分で確かめる手順はパーソナルカラーのセカンドを自分で確かめるにまとめています。
診断の日と、着る日の条件の違い
当たらないと感じる理由として、診断の日と普段の条件が違っていることもよくあります。
- 診断はすっぴんかベースメイクだけ、普段は濃いめのメイク
- 診断は髪をまとめていた、普段は髪を下ろしている
- 診断は昼の自然光、普段は夜の室内で鏡を見る
条件が違えば、同じ色でも見え方は変わります。特に髪を下ろすと、顔の横に大きな色の面積が加わります。普段の条件で手順1をもう一度やってみて、それで顔が明るく見えるなら、診断は当たっていて、条件の差が違和感を作っていたことになります。
照明の条件で迷う人はパーソナルカラー自己診断が難しい|光と窓と壁の色で揺れる人も見てください。
秋冬の服に移すときの順番
秋冬は、コートやニットなど面積の大きい服が増えます。面積が大きいほど、服が浮く問題が出やすくなります。
診断で言われた色を秋冬の服に移すときは、次の順番で入れてください。
- マフラー・ストール:顔のすぐ下で、似合う色を最も効かせる場所
- トップスの首元:シャツの襟やタートルの首だけ似合う色
- ニット・カーディガン:明るさと鮮やかさの段を確かめてから
- コート:面積が大きいので、似合う色の中で穏やかな段を選ぶ
コートは似合う色の中でも、いちばん穏やかな段を選ぶと浮きにくくなります。顔の隣にはマフラーで似合う色を置けば、コートの色が多少穏やかでも顔は沈みません。
当たらないと感じた服の扱い
当たらないと感じた服は、すぐに手放さずに、2つのどちらかに回してください。
- **顔が沈む服:**顔から離して、ボトムスや下に着る面積に回す
- **服だけ浮く服:**面積を減らす着方をする。前を開けて着る、小物で使う
色が合っている服なら、置き場を変えるだけで使い続けられます。色の段がずれている服も、顔から離せば影響は小さくなります。手放すのは、どちらの扱いでも着る場面が見つからない服だけで十分です。
もう一度診断を受ける前に確かめること
もう一度診断を受けることを考えているなら、その前に次の3つを確かめておくと、結果の違いに振り回されにくくなります。
- 手鏡の段と全身鏡の段、どちらで違和感が出ているか
- 段を1つずらしたとき、顔の沈みが変わるか
- 普段の条件(メイク・髪・照明)で見え方が変わるか
この3つで原因がわかれば、診断を受け直さなくても直せることが多いです。受け直すときも、どこで違和感が出ているかを伝えると、確かめてほしい所に絞って見てもらえます。
診断の結果を自分で確かめ直す全体の流れはパーソナルカラーの自己判定の決め方にまとめています。
よくある問い
- Q. 診断結果が間違っていたのでしょうか
- 顔のすぐ下に布を当てたときに顔色が明るく見えるなら、診断の季節は合っています。当たらないと感じる原因の多くは、同じ季節の中の明るさや鮮やかさの段のずれか、色以外の形・素材のずれです。季節そのものを疑うのは、手鏡の段で季節の代表色を当てても顔が沈み、ほかの季節の代表色で明らかに明るくなるときだけにしてください。
- Q. 診断で似合うと言われた色の服を買ったのに、着ると違和感があります
- 診断で使った布と、買った服の色は、同じ名前でも明るさや鮮やかさが違うことがよくあります。買った服を顔の下に当てて、診断で言われた色の布の見本と並べてみてください。見本より暗い、または灰が多いなら、色の段がずれています。見本と同じくらいなのに違和感があるなら、色ではなく服の形や素材の問題です。
- Q. 2回診断を受けて結果が違いました。どちらを信じればいいですか
- 2つの季節の代表色を、それぞれ顔の下に当てて手鏡で見比べてください。顔の明るさにはっきり差が出るほうを採ります。差がほとんど出ないなら、2つの季節の境目にいる人です。その場合は、2つの季節に共通する明るさと鮮やかさの色から選ぶと、どちらで見ても外れにくくなります。
- Q. 似合う色を着ても地味に見えます
- 顔色は明るいのに全体が地味に見えるなら、色の面積が大きすぎるか、素材が光を吸っている可能性があります。似合う色を全身に広げず、顔の近くの1枚だけに使って、ほかは白や紺など落ち着いた色にしてください。素材は、表面がなめらかなものを顔の近くに置くと、同じ色でも地味さが減ります。
— メグラシ編集部





