ヨガウェア 秋冬|レッスンの最後に横になると寒い、を直す

**秋冬のヨガで最後に横になると寒いなら、ウェアを厚くするのではなく、横になる時間のための1枚を別に用意してください。**動いている時間のウェアは、薄手のままで構いません。
秋が深まると、ヨガのレッスンで寒く感じる時間が出てきます。始まりの10分は手足が冷たく、動いているあいだは汗ばむほど温まり、最後に横になって休む時間になると、今度は急に寒くなる。ここでウェアを厚手に替えると、動いている時間が暑くなり、汗も増えて、最後の寒さはかえって強くなります。
寒いのはレッスンのずっとではなく、決まった時間だけです。その時間にだけ1枚足して、動く時間には外す。この記事は、その足し方と脱ぎ方を、寒いと感じた時間ごとにまとめたものです。ウェアの丈や透けの選び方はヨガウェアの選び方に、暖かいスタジオから寒い外へ出る帰りの服はホットヨガの服装に分けてあります。
結論:動く時間と横になる時間で、重ねる1枚を分ける
あなたが用意するのは、次の3つです。
| 時間 | 身につけるもの | 置き場所 |
|---|---|---|
| 始まりの10分 | 薄手の羽織りと靴下 | 着たまま始める |
| 動いている時間 | 季節を問わない薄手のウェア | 羽織りと靴下はマットの横へ |
| 最後に横になる時間 | 乾いた羽織りと靴下 | 横になる直前に身につける |
| 終わって起き上がったあと | 羽織りを着たまま | 汗が引くまで脱がない |
**羽織りと靴下は、マットの横の手が届くところに置いてください。**部屋の隅や荷物の棚に置くと、横になる前に取りに行けず、そのまま寒さを我慢することになります。
📋 早見表|寒いと感じた時間と、足す・脱ぐもの
自分が寒いと感じた時間を、左の列に当ててください。
| 寒いと感じた時間 | 寒いところ | 足すもの | 脱ぐとき |
|---|---|---|---|
| 始まりの座って呼吸する時間 | 肩・手先・足先 | 羽織りと靴下 | 立って動き始める前 |
| 立つポーズの最初 | 足の裏 | マットを厚手にする | 脱がない |
| 動いたあとの汗が冷えるとき | 背中・胸元 | 乾いた1枚に替える | 次に体が温まったら |
| 床に座るポーズ | 腰まわり・お尻 | 下に重ねる短い1枚 | 立つポーズの前 |
| 最後に横になる時間 | 全身・足先 | 体に掛ける1枚と靴下 | 起き上がって汗が引いたら |
| 起き上がったあと | 首元・背中 | 羽織りを着たまま | 着替えるとき |
表のとおり、**寒さの出る時間はレッスンのはじめと終わりに集まっています。**真ん中の動いている時間には、足すものはほとんどありません。
秋冬のレッスンで寒くなる3つの時間
秋冬のヨガで寒くなる時間は、大きく3つに分かれます。
| 時間 | 何が起きているか | 対応の向き |
|---|---|---|
| 始まり | まだ体が温まっていない | 着て始めて、温まったら脱ぐ |
| 汗が冷えるとき | 汗ばんだウェアが肌に触れる | 乾いたものに替えるか、上に重ねる |
| 最後に横になる時間 | 動きが止まり、床と空気の冷たさが伝わる | 横になる直前に足す |
3つとも、ウェアそのものではなく、その時間に重ねる1枚で直すものです。ウェアを厚手にすると、3つ目の寒さに備えたつもりで、真ん中の動く時間が暑くなります。暑くなると汗が増え、2つ目と3つ目の寒さが強くなります。
先に確かめる①|スタジオの室温と、床の冷たさ
次のレッスンで、スタジオに入ったときの空気と床を確かめてください。
| 確かめるもの | 感じ方 | 用意するもの |
|---|---|---|
| 空気 | 入った瞬間に肩がすくむ | 始まりの羽織りを厚めにする |
| 空気 | 入ってもすぐには寒くない | 薄手の羽織りでよい |
| 床 | 素足で立つと足の裏が冷たい | マットを厚手にするか、2枚重ねる |
| 床 | 冷たさを感じない | マットはそのままでよい |
床の冷たさは、素足でマットの外の床に10秒立つと分かります。足の裏が冷たいと感じたら、マットの厚みを見直してください。薄いマットは床の冷たさをそのまま伝えます。持ち込みのマットなら、厚手のものか、薄いマットの下に1枚敷くと落ち着きます。
先に確かめる②|レッスン中にどこまで汗ばむか
汗ばむ範囲で、最後の寒さの強さが変わります。レッスンが終わったら、ウェアのどこが湿っているかを手で触って確かめます。
| 湿っている範囲 | 最後の寒さ | 次のレッスンで |
|---|---|---|
| ほとんど湿っていない | 弱い | 体に掛ける1枚だけ |
| 背中の上のほうだけ | ふつう | 羽織りを1枚 |
| 背中全体と胸元 | 強い | 横になる前に上を乾いたものに替える |
| 全身が湿っている | とても強い | 上を替えて、体に掛ける1枚も足す |
背中全体が湿っていたら、横になる前に上を乾いたものに替えるのがいちばん早い直し方です。湿ったウェアの上に羽織りを重ねても、肌に触れている湿りはそのまま残ります。
先に確かめる③|最後に休む時間は何分か
最後に横になって休む時間は、レッスンによって長さが違います。
| 休む時間 | 寒さの出方 | 用意するもの |
|---|---|---|
| 3分未満 | ほとんど感じない | 羽織り1枚 |
| 3〜5分 | 足先から冷えてくる | 羽織りと靴下 |
| 5〜10分 | 全身が冷えてくる | 体に掛ける1枚と靴下 |
| 10分以上 | 途中で寒くて落ち着かない | 体に掛ける1枚・靴下・首元の1枚 |
ゆっくり休むことを大切にするレッスンほど、最後の時間は長くなります。**5分を超えるなら、羽織りを着るより、体の上に1枚掛けるほうが全身を覆えます。**休む時間の長さは、先生に聞くか、一度受けたときに時計を見て確かめておいてください。
同じスタジオでも、先生によって休む時間の長さが違うことがあります。いつも受けるレッスンが決まっているなら、その回の休む時間を一度だけ測っておけば、毎回の用意が決まります。日によって受けるレッスンが変わるなら、長いほうに合わせて、体に掛ける1枚も持っていくと迷いません。
寒い①|始まりの10分、体が温まるまで
レッスンの始まりは、座って呼吸を整えたり、ゆっくり体をほぐしたりする時間です。まだ体が温まっていないので、手足が冷たく感じます。
| 寒いところ | 足すもの | 脱ぐ合図 |
|---|---|---|
| 肩と腕 | 前開きの薄手の羽織り | 腕を大きく上げる動きが始まる前 |
| 手先 | 羽織りの袖を手の甲まで下ろす | 手をマットにつく前 |
| 足先 | 靴下 | 立ち上がる前 |
| 首元 | 首まで覆う長袖 | 汗ばみ始めたら |
**始まりは、羽織りと靴下を着たまま座ってください。**脱ぐのは、立ち上がって動き始める前です。手をマットにつく動きが始まると、羽織りの袖が手にかかって邪魔になるので、その前に脱いでマットの横に置きます。
寒い②|動いたあと、汗が冷える
立って動くポーズが続いたあと、ゆっくりした動きに移ると、汗ばんだ背中がひやっと冷たく感じることがあります。
| 冷え方 | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 背中がひやっとする | 汗ばんだウェアが肌に触れる | 羽織りを1枚重ねる |
| 胸元が冷たい | 胸元の開いたウェアに汗が残る | 首まで覆う長袖を重ねる |
| 全身がぞくっとする | 汗が多く、動きが止まった | 上を乾いたものに替える |
| 腕だけ冷たい | 袖のないウェア | 薄手の長袖を重ねる |
汗が冷えるのは、動きがゆっくりになった時間です。レッスンの流れの中で、立つポーズから座るポーズに移るところが目安になります。そこで羽織りを1枚重ねるか、汗が多い日は上を替えてください。上を替えるのに時間がかかるなら、乾いた長袖をウェアの上から重ねるだけでも、肌に触れる湿りが少しやわらぎます。
寒い③|最後に横になって休む時間
いちばん寒さを感じやすいのが、最後に仰向けになって休む時間です。この時間はシャヴァーサナとも呼ばれます。
| 寒さの出方 | 足すもの | 身につけ方 |
|---|---|---|
| 足先から冷える | 靴下 | 横になる前に履く |
| 腕と肩が冷える | 羽織り | 袖を通して前を閉じる |
| 全身が冷える | 体に掛ける大判の布 | 胸から足先まで掛ける |
| 首元がすうすうする | 首を覆う長袖か、小さな布 | 首の下に入れて覆う |
横になる前に、靴下を履き、羽織りを着てから仰向けになるのが基本の順番です。横になってから取りに行くと、休む時間の静けさが途切れます。体に掛ける布を使うなら、羽織りを着たまま、その上から胸から足先まで掛けると、いちばん寒さを感じにくくなります。
休む時間の少し前には、たいてい座ったまま呼吸を整えたり、ゆっくり体をねじったりする時間があります。そのあいだに靴下を履き、羽織りに袖を通しておくと、横になる合図があったときに慌てずに済みます。先生の声を聞きながら手を動かせる、いちばん落ち着いた時間です。
寒い④|足先と足首
足先は、レッスンの始まりと最後の両方で冷えやすいところです。
| 時間 | 足先の様子 | 用意するもの |
|---|---|---|
| 始まり | 床の冷たさで冷たい | 靴下 |
| 立つポーズ | 動いていれば気にならない | 素足 |
| 座るポーズ | 足先が床に触れて冷える | 足先にマットの端を折り返す |
| 最後に休む時間 | 動きが止まって冷える | 靴下か、足首まで覆う布 |
足首まで覆うレギンスなら、休む時間の冷えは足先だけに絞れます。**くるぶし丈のレギンスなら、足首まで覆う靴下を選んでください。**足首が空いていると、靴下を履いても足元の冷えが残ります。
寒い⑤|床に座るポーズで、腰まわりから冷える
床に座るポーズが続くと、マットに触れている腰まわりから冷えを感じることがあります。
| 冷え方 | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 座ると腰まわりがひやっとする | マットが薄く、床の冷たさが伝わる | マットを厚手にする |
| 背中の下のほうが冷たい | トップスの裾が上がり、肌が出る | 裾の長いトップスにする |
| ウェアの上から冷える | レギンスが薄い | 上に短い1枚を重ねる |
| 前屈のたびに背中が出る | トップスの丈が短い | 丈の長いトップスか、裾を中に入れる |
座るポーズで背中の下のほうが冷えるのは、前に倒れたときにトップスの裾が上がって、肌が出ているからです。前屈で裾が落ちない丈の選び方はヨガウェアの選び方にまとめてあります。秋冬は、腰まで届く丈か、レギンスの中に入れられる丈にしておくと、座るポーズでも冷えにくくなります。
脱いだ1枚の置き場所|マットの横、手が届くところ
重ねる1枚をどこに置くかで、寒いときにすぐ身につけられるかが決まります。
| 置き場所 | 取りやすさ | 向くもの |
|---|---|---|
| マットの頭側の横 | 横になったまま手が届く | 体に掛ける布・羽織り |
| マットの足側の横 | 起き上がらずに足で寄せられる | 靴下 |
| 部屋の隅 | 取りに行く必要がある | 帰りに着る上着 |
| 荷物の棚 | レッスン中は取れない | 着替え・タオル |
羽織りと布はマットの頭側、靴下は足側に置いておくと、横になる直前に、起き上がらずに身につけられます。たたんで小さくまとめておけば、ポーズのじゃまにもなりません。
隣の人とのあいだが狭いスタジオでは、マットの横に物を置くと、腕を横に広げるポーズで当たることがあります。その場合は、マットの頭側の端に重ねて置き、足元の靴下はマットの足側の端を少し折り返した下に挟んでおくと、場所を取らずに済みます。
重ねる1枚の形①|前開きの薄手の羽織り
いちばん使いやすいのが、前開きの薄手の羽織りです。始まりにも最後にも使えます。
| 見るところ | 向くもの | 向かないもの |
|---|---|---|
| 前のあき | ファスナーか、前を重ねるだけ | 頭からかぶる形 |
| 厚み | 指でつまんで2〜3mm | 中わたの入った厚手 |
| 丈 | 腰まで | 太ももより下 |
| 袖 | 手の甲まで下ろせる | 肘までの短い袖 |
**頭からかぶる形は、横になったまま着ることができません。**前開きなら、仰向けのまま袖を通して前を重ねられます。丈は腰までにしておくと、横になったときに背中の下で丸まらず、寝心地を邪魔しません。
重ねる1枚の形②|重ね着用の薄い長袖
汗が冷えやすい人や、胸元の開いたウェアを着ている人には、ウェアの上から重ねる薄い長袖が向きます。
| 見るところ | 向くもの | 向かないもの |
|---|---|---|
| 首元 | 首まで覆う形 | 大きく開いた首元 |
| 生地 | 汗を吸って外へ逃がす薄手 | 綿の厚手 |
| 体への沿い方 | 体に沿う | 大きくゆとりのある形 |
| 袖口 | 手首で止まる | 手を覆う長さ |
体に沿う長袖なら、**汗が冷えてきたと感じたとき、そのまま重ねて動き続けられます。**ゆとりのある形は、ポーズのたびに裾や袖が顔にかかります。動きながら重ねるなら、体に沿う形を選んでください。
重ねる1枚の形③|体に掛ける大判の布
休む時間が5分を超えるレッスンなら、体に掛ける大判の布があると全身を覆えます。
| 見るところ | 向くもの | 向かないもの |
|---|---|---|
| 大きさ | 胸から足先まで届く | 腰までしか届かない |
| 厚み | 薄手でも、空気をふくむ織り | 薄くて透ける布 |
| 重さ | たたむとこぶし2つ分 | たたんでも大きくかさばる |
| 手触り | 肌に触れても冷たくない | つるつるした冷たい手触り |
スタジオによっては、休む時間に使える布を貸してくれるところもあります。借りられるなら、自分で持っていくのは羽織りと靴下だけで足ります。持っていくなら、たたんで荷物に入る大きさのものにしてください。
下の重ね方|レギンスの上に何を重ねるか
下半身の冷えには、レギンスの上に重ねるもので対応します。
| 重ねるもの | 向く時間 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ゆるい長ズボン | 始まりと最後 | 立つポーズでは脱ぐ |
| 短いスカート型の1枚 | 座るポーズが多い日 | 前屈で裾が邪魔にならない丈 |
| レッグウォーマー | 始まりと最後 | 立つポーズでは足首まで下ろす |
| 厚手のレギンスに替える | ずっと寒い日 | 動く時間に暑くないか確かめる |
**下は、上より脱ぎ着に時間がかかります。**ゆるい長ズボンを重ねるなら、始まりは着て、立ち上がる前に脱ぎ、最後に横になる前に着るという順番になります。脱ぎ着が面倒なら、レッグウォーマーのように足首だけ覆うもののほうが手早く済みます。
レッグウォーマーは、立つポーズのときに足首まで下ろしておけば、脱がなくても足の裏はマットに直接つきます。最後に休む時間には、ふくらはぎまで引き上げると、靴下と合わせて足元全体を覆えます。脱いだり着たりする回数を減らしたい人には、いちばん手間の少ない重ね方です。
足元|靴下を履くのは、休む時間だけ
足元の冷えには靴下がいちばん手早い方法ですが、履く時間を選ぶ必要があります。
| 時間 | 足元 | 理由 |
|---|---|---|
| 始まりの座る時間 | 靴下 | 床の冷たさを防ぐ |
| 立つポーズ・バランスのポーズ | 素足 | 靴下は滑りやすい |
| 座るポーズ | 素足か靴下 | 足の裏をマットにつけるなら素足 |
| 最後に休む時間 | 靴下 | 動きが止まって冷える |
**立って動く時間は、素足にしてください。**靴下を履いたままだと、マットの上で足が滑りやすくなります。足の裏に滑り止めのついた靴下もありますが、スタジオによっては決まりがあるので、使う前に確かめておくと安心です。
生地|汗を吸うか、汗を外へ逃がすか
最後の寒さは、ウェアの生地が汗をどう扱うかでも変わります。
| 生地の性質 | 汗の扱い | 最後の寒さ |
|---|---|---|
| 汗を吸ってためる | 湿ったまま肌に触れる | 強く感じやすい |
| 汗を吸って外へ逃がす | 表面で乾いていく | 感じにくい |
| 汗を吸わない | 肌の上に汗が残る | 動きを止めると冷たい |
| 厚手で汗を吸う | 重くなり乾きにくい | とても強く感じやすい |
**生地の性質は、タグの素材の表示と、手で触ったときの感じで見当がつきます。**家で濡らした手でウェアの表面を軽く押さえ、指を離したあと、湿りが表に広がっていくか、押さえたところに残るかを見てください。表に広がっていくものは、汗を外へ逃がす性質があります。汗をよくかく人は、汗を吸って外へ逃がす薄手の生地を選ぶと、最後の寒さが和らぎます。厚手で汗を吸う生地は、秋冬のヨガでは最後に冷えやすいので、重ねる1枚にまわすほうが向いています。
常温のヨガ・ピラティス・ゆっくりしたヨガで変わるところ
レッスンの種類によって、寒さの出る時間と強さが違います。
| レッスン | 動いている時間 | 寒さの出やすい時間 |
|---|---|---|
| 常温の動くヨガ | 長く、汗ばむ | 最後に横になる時間 |
| ピラティス | 長く、汗は少なめ | 始まりと、床に寝て行う動き |
| ゆっくりしたヨガ | 短く、汗はほとんどかかない | レッスン全体 |
| 朝のヨガ | 体が温まるまで時間がかかる | 始まりの15分 |
ゆっくりしたヨガは、**ほとんど動かないぶん、レッスン全体を通して寒さを感じやすくなります。**この場合は、羽織りを脱がずに着たまま受けられる、体に沿う薄手のものを選んでください。ピラティスは床に寝て行う動きが多いので、マットの厚みを見直すと冷えが和らぎます。
朝のレッスンと夜のレッスン
同じスタジオでも、朝と夜で寒さの出方が違います。
| 時間帯 | スタジオの様子 | 用意するもの |
|---|---|---|
| 朝の早い時間 | 空気も床も冷えている | 始まりの羽織りと靴下を厚めに |
| 昼 | 前のレッスンで部屋が温まっている | 薄手の羽織りだけ |
| 仕事帰りの夜 | 外が寒く、体が冷えたまま入る | 始まりを長めに着て過ごす |
| 遅い夜 | 終わったあと外がさらに冷える | 帰りの上着を厚めに |
朝の早いレッスンは、前のレッスンがなく部屋が温まっていないことが多いので、始まりの寒さが強くなります。夜のレッスンは、終わったあとの帰り道がいちばん寒くなります。
仕事帰りのレッスンは、外の寒さで冷えたまま着替えて始めることになります。着替えたらすぐに羽織りと靴下を身につけ、始まりの時間をいつもより長めに着て過ごしてください。体が温まる前に脱ぐと、最初の立つポーズで肩がすくんだまま動くことになります。帰りの服はジム行き帰りの服装も参考にしてください。
どちらとも取れるとき①|暑いのに寒い
動いているときは暑いのに、肩や手足は冷たいと感じて、脱ぐか着るかで迷うことがあります。
| 決め手 | 脱ぐ | 着たままにする |
|---|---|---|
| 汗 | 背中に汗ばみを感じる | まだ汗ばんでいない |
| 次の動き | 立つポーズが続く | 座るポーズや休む時間に移る |
| 冷たいところ | 手先だけ | 肩や背中も |
| レッスンの残り時間 | 半分以上残っている | 終わりが近い |
**汗ばんでいるなら、手先が冷たくても脱いでください。**汗をかいたまま着ていると、そのあとの寒さが強くなります。手先の冷たさは、体が温まるにつれて落ち着いてきます。
迷ったときは、羽織りの前を開けて着ておくという中間の形もあります。前を開けると、背中と肩は覆ったまま、胸元から熱が逃げます。汗ばんできたらそのまま脱ぎ、冷えてきたら前を閉じる。手元で調整できるので、次のポーズを待つあいだに決められます。
どちらとも取れるとき②|荷物を増やしたくない
仕事帰りに寄るなど、荷物を増やしたくない日は、重ねる1枚を何枚も持っていけません。
| 持っていけるもの | 兼ねられる役目 | 使い方 |
|---|---|---|
| 薄手の羽織り1枚 | 始まり・最後・帰り | 帰りの上着の下に着て行く |
| 靴下1足 | 始まり・最後 | 帰りもそのまま履く |
| 大判の布1枚 | 最後・帰りの首元 | 帰りは首に巻く |
| 長袖1枚 | 汗が冷えるとき・帰り | 帰りに着替えの上にする |
1枚に絞るなら、前開きの薄手の羽織りを選んでください。始まりにも最後にも使えて、帰りは上着の下に着られます。行きにその羽織りを着ていけば、荷物は増えません。
どちらとも取れるとき③|スタジオが暖かすぎる日もある
秋冬でも、暖房がよく効いて暖かすぎる日があり、何を用意すればいいか迷うことがあります。
| スタジオの様子 | 用意するもの | 持っていく理由 |
|---|---|---|
| 毎回暖かい | 靴下だけ | 最後の足先だけは冷えやすい |
| 日によって違う | 羽織りと靴下 | 寒い日に備える |
| 毎回寒い | 羽織り・靴下・体に掛ける布 | 3つの時間すべてに備える |
| 分からない | 羽織りと靴下 | 最初の1回で確かめる |
**暖かいスタジオでも、最後に休む時間の足先は冷えることがあります。**靴下だけは毎回持っていくと安心です。初めてのスタジオなら、羽織りと靴下を持っていき、1回受けてから次の回の用意を決めてください。
よくある行き違い
**「秋冬は、ヨガウェアを厚手に替えればいい」。**厚手にすると動く時間に暑くなり、汗が増えて、最後の寒さがかえって強くなります。ウェアは薄手のまま、重ねる1枚で直してください。
**「寒いなら、最初から最後まで羽織りを着ていればいい」。**動く時間に着ていると汗ばみ、その汗が最後に冷えます。羽織りは、始まりと最後だけにします。
**「靴下を履いたまま動けば、足先が冷えない」。**立つポーズで滑りやすくなります。靴下は、始まりと最後の時間だけにしてください。
**「汗が冷えたら、上から羽織れば直る」。**湿ったウェアが肌に触れているかぎり、冷たさは残ります。汗が多い日は、横になる前に上を乾いたものに替えてください。
装いに活かすなら
秋冬のヨガで最後に横になると寒いなら、**ウェアを厚くするのではなく、動く時間と横になる時間で重ねる1枚を分けてください。**始まりは羽織りと靴下を着て座り、動き始める前に脱いでマットの横へ。最後に横になる直前に、もう一度身につけます。
次のレッスンで、スタジオの床の冷たさと、最後に休む時間の長さと、終わったときのウェアの湿り具合を確かめてみてください。その3つが分かれば、羽織り・靴下・体に掛ける布のうち、どれを持っていけばいいかが決まります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ヨガの最後に横になって休むとき、寒くなるのはなぜですか
- 動いているあいだは体が温まり、汗ばんでいます。最後に横になって動きが止まると、温まりが落ち着いていく一方で、汗ばんだウェアが肌に触れたままになるので、冷たく感じやすくなります。秋冬はスタジオの空気や床も冷たいので、とくに感じやすい時間です。横になる直前に、乾いた1枚を羽織るか体に掛け、足元に靴下を履くと落ち着きます。
- Q. 秋冬は、ヨガウェアを厚手にしたほうがいいですか
- 厚手にすると、動いているあいだに暑くなり、汗も増えて、そのぶん最後に冷えやすくなります。ウェアそのものは季節を問わず動きやすい薄手のままにして、レッスンの始まりと最後にだけ重ねる1枚を用意するほうが、暑さと寒さの両方を避けられます。
- Q. ヨガのレッスン中に靴下を履いてもいいですか
- 立つポーズやバランスのポーズでは、靴下を履くとマットの上で滑りやすくなります。靴下を履くのは、始まりの座って呼吸を整える時間と、最後に横になって休む時間だけにして、立って動く時間は素足にするのが扱いやすい形です。スタジオによって決まりがあるので、気になるときは先に確かめてください。
— メグラシ編集部





