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緑のカーディガンのコーデ|羽織るか留めるかで、下の色を選ぶ

メグラシ編集部//読了 17分
深い緑のカーディガンの前を開けてアイボリーのトップスに重ね、青いデニムと茶の革靴、白い紙と一緒に木の床に置いた様子

**緑のカーディガンに合わせる下の色は、着方で決まります。**前を開けて羽織るなら、下は中に着る服の色に合わせる。ボタンを留めて1枚で着るなら、下は緑そのものに合わせる。この2つを分けるだけで、手持ちの下のどれが合うかがはっきりします。

羽織る日と留める日で、緑が全身のどこにどれだけ見えるかが違います。羽織る日の緑は、胸の左右に縦に2本、縁取りのように見えます。真ん中にあるのは中の服の色なので、下はそちらとつながるかどうかで決まります。留める日の緑は、上半身の面全体になります。下は、その大きな緑の面と隣り合うので、緑との相性で決まります。

同じカーディガンに同じ下を合わせても、羽織った日はうまくいき、留めた日はしっくりこない。そういうことが起きるのは、この入れ替わりのせいです。

結論:羽織るなら中の服に、留めるなら緑に合わせる

着方下の色を決めるもの緑の役目
前を開けて羽織る(開きが10cm以上)中に着る服の色左右の縁取り
ボタンを留めて1枚で着る緑の型(黄み寄りか青み寄りか、濃さ)上半身の主役
肩に掛ける中に着る服の色肩の上の差し色
羽織るが、開きが10cmに満たない緑の型上半身の主役

いちばん下の行に気をつけてください。羽織っていても、前の開きが10cmに満たないと、中の服の色はほとんど見えません。羽織ったか留めたかではなく、中の色が縦に見えているかどうかで分けます。

早見表|着方と緑の型で、合う下の色

緑の型の見分け方は、次の節から説明します。まず全体の見取り図です。

緑の型羽織る日の下留める日の下
黄み寄り・濃い中の服と同じ色デニム、ベージュ、茶、白
黄み寄り・淡い中の服と同じ色ベージュ、白、茶、デニム
青み寄り・濃い中の服と同じ色グレー、白、紺、黒(明るさを足す)
青み寄り・淡い中の服と同じ色グレー、白、紺、黒
中間・濃い中の服と同じ色デニム、白、グレー、ベージュ
中間・淡い中の服と同じ色白、ベージュ、グレー、デニム

羽織る日の列が全部同じなのは、羽織る日は緑の型がほとんど関わらないからです。緑の型を見分けるのは、留めて着る日のためだと考えてください。

緑の型①|黄み寄りか青み寄りかを、茶とグレーで挟んで見る

緑には、黄みに寄ったものと、青みに寄ったものがあります。オリーブやモスのような緑は黄み寄り、深い青緑や、宝石のような澄んだ緑は青み寄りのことが多い色です。ただ、名前では決めずに、手元で確かめてください。

こげ茶の服とグレーの服を1枚ずつ用意して、カーディガンを両者のあいだに置きます。窓際の、直射日光が当たらない場所で、1m離れて見てください。

見え方緑の型
こげ茶のほうと穏やかにつながる。グレーとのあいだに段差がある黄み寄り
グレーのほうと穏やかにつながる。こげ茶とのあいだに段差がある青み寄り
どちらとも穏やかにつながる中間
どちらともつながらない中間(彩度の高い緑)

見る場所の光にも気をつけてください。白っぽい蛍光灯の下では緑が青く、黄みのある電球の下では緑が黄色く寄って見えます。判定は、昼の窓際の光で行ってください。部屋の照明で見て決めると、外に出たときに合わせた下と温度がずれて見えることがあります。

「つながる」というのは、境目で目が止まらずに、隣へすっと移れる状態です。「段差がある」というのは、境目で目が引っかかる状態です。段差を感じたほうが、その緑と温度の離れた色です。

緑の型②|濃さを、デニムと並べて見る

次に、緑の濃さを見ます。物差しにするのは、よく穿く中くらいの青のデニムです。カーディガンとデニムを並べて、2m離れて目を細めてください。

見え方緑の濃さ
緑のほうが暗い濃い
同じくらいで、境目がぼやけるデニムと同じ
緑のほうが明るい淡い

目を細めるのは、色みの違いを弱めて、明るさの差だけを見るためです。緑と青は色みが違うので、近くで見ると差があるように感じますが、明るさが同じだと、離れたときに境目が消えます。濃さは、離れて目を細めたときの明るさで決めてください。

デニムと同じ濃さの緑は、デニムと合わせると境目がぼやけることがあります。扱いは後の節でまとめます。濃い緑は、秋の後半に向く落ち着いた緑で、淡い緑は、秋の前半や、明るい色の下と合わせやすい緑です。

着方①|前を開けて羽織る日は、開きを10cm以上

前を開けて羽織る日は、カーディガンの左右の縁のあいだに、中の服の色が縦に見えます。その幅を測ってください。立って、腕を自然に下ろした状態で、左右の縁のいちばん狭いところです。

前の開きの幅見え方扱い
15cm以上中の色がはっきり縦に見える下は中の服に合わせる
10〜15cm中の色が縦に見える下は中の服に合わせる
5〜10cm中の色が細く見える下は中と緑の両方に合わせる
5cm未満中の色がほとんど見えない留めた着方として扱う

開きが10cm以上あれば、中の服と下の服がつながって、体の真ん中に縦の帯ができます。緑はその両脇の縁取りになるので、下とはほとんどぶつかりません。**羽織る日は、緑より中の服を先に決める。**中が決まれば、下も決まります。

10cmという幅は、2m離れて見たときに、中の服の色が縦の帯として読める最小の幅です。それより狭いと、帯ではなく、緑のあいだの細い隙間に見えます。ボタンの位置が胸の中央に寄っているカーディガンは、前を開けても縁が内側に戻ってきやすいので、立った状態で一度測ってください。

5〜10cmのあいだは、中の色も緑も両方が効いてくる幅です。この場合は、中の服と下をつなげたうえで、下が緑とも合うかを確かめてください。

着方②|ボタンを留めて1枚で着る日

ボタンを全部留めて着る日は、カーディガンがトップスと同じ働きをします。上半身の面がまるごと緑になるので、下は緑と隣り合って見えます。

このときに効くのが、前の節で見た緑の型です。

緑の型合わせやすい下合わせるときに一手要る下
黄み寄りデニム、ベージュ、茶、白グレー、紺
青み寄りグレー、白、紺茶、ベージュ
中間白、ベージュ、グレー、デニム茶、紺

「一手要る」というのは、合わないのではなく、あいだに何かを挟むと合う、という意味です。挟むものは、白いトップスの裾、ベルト、靴の色などです。それぞれの下の色ごとに、次の節から見ていきます。

留めて着る日は、首元の形も見ておきます。Vネックのカーディガンを留めると、首元にV字の開きができ、そこに肌か中の服が見えます。開きのない丸首のカーディガンは、首元まで緑になります。首元まで緑になるときは、顔のすぐ下が緑の面になるので、下で明るさを足すより、首元に白い服の襟を少しのぞかせるほうが効きます。

着方③|肩に掛ける日

カーディガンを袖を通さずに肩に掛ける日は、緑は肩の上から胸の上までの、小さな面になります。上半身の大半は中の服の色です。

肩に掛けたときの緑の面積下の決め方
肩から胸の上まで中の服に合わせる。緑は差し色
袖を前で結んで、胸の前に垂らす中の服に合わせる。胸の前に緑が1点
背中に広く掛ける前からは中の服、後ろからは緑。下は中の服に合わせる

肩に掛ける日は、緑の型をほとんど気にせずに下を選べます。緑を差し色として使いたい日に向く着方です。

肩に掛けたカーディガンは、歩くうちにずれてきます。袖を胸の前で軽く結ぶと落ちにくくなりますが、結び目が胸の中央に来ると、そこに緑が1点集まって目立ちます。結び目を左右どちらかの鎖骨の下にずらすと、緑が斜めに流れて、差し色として穏やかに収まります。

デニムと合うか

デニムは、緑のカーディガンを留めて着る日に、いちばんよく合わせる下でしょう。

緑の型中くらいの青のデニム濃い青のデニム明るい青のデニム
黄み寄り合う合う合う
青み寄り濃さが同じなら白を挟む境目がぼやけやすい合う
中間合う合う合う

黄み寄りの緑とデニムは、温度が離れすぎず、秋らしく落ち着いた組み合わせになります。デニムの色落ちの具合も効いてきます。全体が均一に濃いデニムより、膝や太ももの前が少し白っぽく落ちたデニムのほうが、表面に明るさの揺らぎがあるぶん、緑のカーディガンの編み目の表情と釣り合います。青み寄りの緑とデニムは、どちらも青の側にあるので、濃さが近いと境目がぼやけます。青み寄りの緑には、一段明るいデニムを合わせると、上下がはっきり分かれます。

黒と合うか

黒は、どの緑とも合わせられる下です。気をつけるのは、濃い緑を留めて着る日です。

緑の濃さ黒の下と合わせたとき扱い
淡い上下の差がはっきりして、緑がよく読めるそのままでよい
デニムと同じ差がほどよくあるそのままでよい
濃い上下とも暗く、離れると全身が黒っぽく見える首元か足元に明るさを足す

濃い緑と黒を合わせる日は、首元に白い襟をのぞかせる、靴をベージュや白にする、のどちらかで明るさを1か所足してください。**明るさは1か所で足ります。**2か所以上足すと、黒と濃い緑の落ち着きが散ってしまいます。

黒の下の素材も見ておきます。表面の平らな黒のパンツは、濃い緑の編み地と並ぶと、布の表情の違いで上下が分かれて見えます。黒のニットのスカートのように、下も編み地だと、上下の表情が近くなって、境目がさらにぼやけます。濃い緑に黒を合わせる日は、下を平らな布にすると、明るさを足さなくても上下が読めることがあります。

グレーと合うか

グレーは、青み寄りの緑といちばん相性のよい下です。

緑の型明るいグレー中くらいのグレー濃いグレー
黄み寄り合う(温度の差がやわらぐ)境目が硬く見えることがある茶のベルトを挟む
青み寄り合う合う合う
中間合う合う合う

黄み寄りの緑とグレーは、温度が離れるので、境目が少し硬く見えることがあります。合わせるなら、明るいグレーを選ぶか、あいだに茶のベルトや、ベージュのトップスの裾を挟んでください。

青み寄りの緑とグレーは、濃さの組み合わせを変えるだけで印象が動きます。淡い緑に濃いグレーなら落ち着いた印象、濃い緑に明るいグレーなら軽やかな印象になります。同じ組み合わせでも、濃いほうを上に置くか下に置くかで、全身の重心の位置が変わります。挟んだものが、黄みの緑とグレーの温度の差をつないでくれます。

白・アイボリーと合うか

白とアイボリーは、どの緑とも合わせやすい下です。緑が淡くても濃くても、上下の差がはっきりします。

緑の型白アイボリー
黄み寄り合う。少し硬く見えることも合う。いちばん穏やか
青み寄り合う。いちばんすっきり合う
中間合う合う

黄み寄りの緑には、真っ白より、少し黄みのあるアイボリーのほうが穏やかにつながります。青み寄りの緑には、真っ白のほうがすっきり見えます。秋の後半に白い下を合わせるなら、ウールや厚手の綿のように、表面に厚みのある布を選ぶと、季節とずれて見えません。

白い下は、緑のカーディガンを留めて着る日に、上下の差をいちばんはっきりつけられる色です。そのぶん、上下の境目に目が集まります。カーディガンの裾が腰骨ちょうどで終わると、白と緑の境目が腰に1本はっきり入るので、腰の位置がそのまま見えます。境目をやわらげたい日は、靴を白かアイボリーにして、下の白を足元まで続けると、縦の長さのほうが先に目に入ります。

ベージュ・茶と合うか

ベージュと茶は、黄み寄りの緑と相性のよい下です。

緑の型ベージュキャメルこげ茶
黄み寄り合う合う合う。秋らしく深い
青み寄り白いトップスの裾を挟む境目が硬く見えることがある濃い緑なら合う
中間合う合う合う

黄み寄りの緑とこげ茶は、秋の森のような深い組み合わせです。上下とも濃いと重くなるので、靴かバッグを明るい色にすると、全身に段ができます。青み寄りの緑とベージュは、温度が離れるので、あいだに白いトップスの裾を5cmほどのぞかせてください。

ベージュと茶は、秋の装いでいちばん手持ちの多い下の色かもしれません。黄み寄りの緑のカーディガンを1枚持っていると、手持ちのベージュや茶の下のほとんどと組めるので、秋の着回しの幅が広がります。反対に、手持ちの下がグレーや紺に偏っているなら、青み寄りの緑のほうが組める数が多くなります。手持ちの下の色から、緑の型を選ぶという順番も覚えておいてください。

紺と合うか

紺は、青み寄りの緑と合わせやすく、黄み寄りの緑とは一手要る下です。

緑の型紺の下と合わせたとき扱い
黄み寄り温度が離れて、境目が硬い白いトップスの裾かベルトを挟む
青み寄り穏やかにつながるそのままでよい
中間ほどよい差そのままでよい

紺は、職場で穿くことの多い色です。青み寄りの緑と紺は、落ち着いていて、通勤の日にも合わせやすい組み合わせになります。

濃い緑と紺は、どちらも暗いので、黒と同じように、離れて見ると上下の区別がつきにくくなります。濃い緑に紺を合わせる日は、明るさを1か所足してください。

カーキ・オリーブのボトムと合うか

緑のカーディガンに、カーキやオリーブのボトムを合わせたい日もあるでしょう。緑と緑に近い色の組み合わせです。

組み合わせ見え方扱い
黄み寄りの緑 × カーキ同じ側の色で、上下が1つにつながる濃さを一段離す
青み寄りの緑 × カーキ温度が離れて、どちらもくすんで見えることがある白いトップスを挟む
淡い緑 × 濃いオリーブ濃淡がはっきりして、緑の濃淡の組み合わせになるそのままでよい
濃い緑 × 濃いオリーブ上下とも暗く、境目がぼやける明るさを1か所足す

**緑どうしを合わせるときは、濃さを一段離す。**同じ濃さで合わせると、上下が1枚の服のように見えて、どこまでがカーディガンか分からなくなります。

濃さを離すときは、デニムと並べたときと同じように、2m離れて目を細めて確かめてください。近くで見て違う色に見えても、離れると同じ明るさに見えることがよくあります。

柄のスカートと合うか

チェックや花柄のスカートと合わせる日は、柄の中に緑に近い色が入っているかを見てください。

柄の中の色合わせ方
柄の中に同じ型の緑が入っているそのまま合わせる。柄とカーディガンがつながる
柄の中に茶やベージュが多い黄み寄りの緑と合わせる
柄の中にグレーや紺が多い青み寄りの緑と合わせる
柄の中に緑に近い色がないカーディガンは羽織って、中の服を柄の1色に合わせる

柄の中に、カーディガンの緑と同じ型の色が少しでも入っていると、上下が柄を通してつながります。柄の中から1色拾う、と考えてください。緑に近い色が柄の中にない日は、カーディガンを羽織る着方に切り替えて、中の服を柄の中の1色に合わせます。

羽織る日は、中に着る服の色を先に決める

前を開けて羽織る日は、中の服の色が下を決めます。中の服は、次の考え方で選んでください。

中の服の色合わせる下緑との関係
白、アイボリー白、ベージュ、明るいデニムどの緑とも合う
黒黒、濃い紺淡い緑がよく読める
グレーグレー、白、デニム青み寄りの緑と穏やか
ベージュ、キャメルベージュ、茶黄み寄りの緑と穏やか
ボーダー白、デニムボーダーの色の1つを下に

中の服と下を同じ色にすると、体の真ん中に縦の帯が1本通ります。緑はその両脇に並ぶので、全身が縦に長くまとまります。中と下を同じ色にできない日は、明るさだけでもそろえてください。

丈|カーディガンの裾と腰骨の関係

緑のカーディガンの丈も、下との合わせ方に関わります。

カーディガンの裾羽織る日留める日
腰骨より上中の服の裾が見える。中と下をつなげやすい下の腰の線が見える。下を腰の高いものに
腰骨ちょうど裾の線が腰に1本入る下との境目がはっきりする
腰骨より10cm以上下縦の縁取りが長くなる緑の面が大きくなる。下は細い形に
太ももの途中まで羽織りものとして読まれる緑の面がとても大きい。下は明るさで差をつける

長いカーディガンを留めて着ると、緑の面が上半身から腰の下まで広がります。この場合は、下を細い形にして、緑の面と下の面の比をはっきり分けてください。

反対に、腰骨より上で終わる短いカーディガンは、緑の面が小さくまとまるので、下の面が広く見えます。下の色が全身の印象を多く担うことになるので、短いカーディガンの日は、下の色を先に決めて、そこに合う緑の着方を選ぶ、という順番でもかまいません。

編み地の表面で、緑の見え方が変わる

同じ緑でも、編み地の表面によって、見え方が変わります。

編み地緑の見え方合わせやすい下
細かい目の平らな編み色がそのまま出る型のとおりに選ぶ
太い畝のある編み畝の影で一段深く見える明るい下
毛足のある糸表面が柔らかく、一段明るく見える平らな布の下
目の粗い透ける編み中の色が透けて、緑が淡く見える中の服と同じ色の下

太い畝のある編みや、立体的な模様編みは、影ができるぶん、平らな編みより緑が深く見えます。デニムと並べて濃さを見るときも、表面の影を含めた見え方で判断してください。毛足のある糸の合わせ方はモヘアのニット・カーディガンのコーデで扱っています。

靴とバッグで、緑をもう1回繰り返すか

緑のカーディガンを着る日に、靴やバッグにも緑を入れるかどうか迷うことがあります。

繰り返し方見え方向く日
繰り返さないカーディガンの緑が1点で効くどの日でも
靴に同じ型の緑上下で緑が1回ずつ出て、全身がつながる下が白やベージュの日
バッグに同じ型の緑手元に緑が1点入る下が黒や紺の日
靴とバッグの両方緑が3か所に散る避ける

繰り返すなら1か所までにしてください。**カーディガンと、もう1か所。**3か所に散ると、どこを見ればいいか分からなくなります。緑の靴の合わせ方は緑の靴にまとめています。

どちらとも取れるとき①|黄みか青みか分からない緑

茶とグレーで挟んでも、どちらにつながるか判断がつかない緑があります。

見え方扱い
どちらとも穏やかにつながる中間の緑。白、ベージュ、グレー、デニムのどれとも合う
どちらともつながらない彩度の高い緑。下は白か黒で、上下の差をはっきりさせる
光の場所で入れ替わる屋内では屋内の、外では外の見え方で決める
日によって違って見える合わせる下を白かアイボリーにしておく

判断がつかないときは、白かアイボリーの下にしておけば外れません。**迷ったら、下を白に寄せる。**白は、緑の型を問わず、上下の差をはっきりさせてくれる色です。

どちらとも取れるとき②|濃さがデニムと同じ

緑の濃さがデニムとほぼ同じで、並べると境目がぼやける場合です。

方法やり方
デニムを替える一段明るいデニムか、一段濃いデニムにする
白を挟むカーディガンの裾から白いトップスを5cmのぞかせる
ベルトを挟む茶か黒のベルトで、腰に線を1本入れる
羽織る着方にする前を開けて、中を白にして、下とのあいだを分ける

デニムを替えられるなら、それがいちばん根本の解決です。一段明るいデニムにすると、緑が上で落ち着き、下が軽くなります。一段濃いデニムにすると、下が締まって、緑が明るく浮かびます。どちらにするかは、全身を軽く見せたいか、落ち着いて見せたいかで決めてください。

いちばん手早いのは、白いトップスの裾をのぞかせる方法です。緑とデニムのあいだに明るい帯が1本入って、同じ濃さの2色がはっきり分かれます。

どちらとも取れるとき③|羽織ったり留めたりする日

朝は寒いのでボタンを留めて、昼は暖かいので前を開ける、という日もあります。着方が一日の中で入れ替わると、下の合わせ方も入れ替わります。

この日は、どちらの着方でも合う下を選んでください。

条件選び方
中の服と下を同じ色にする羽織った時間の縦の帯ができる
その色が、緑の型とも合う留めた時間も上下が合う
例:黄み寄りの緑中をアイボリー、下をアイボリーかベージュ
例:青み寄りの緑中を白、下を白か明るいグレー

一日の中で着方が入れ替わる日は、秋の前半の、朝晩と昼の気温差が大きい時期に多くなります。朝の冷えた時間にボタンを留めて、昼の暖かい時間に前を開ける。どちらの時間も人に見られるので、片方の時間だけ合っている組み合わせは避けたいところです。

中と下を同じ色にして、その色を緑の型に合うものから選ぶ。こうしておけば、羽織っても留めても、どちらの時間も合って見えます。

どちらとも取れるとき④|緑のボトムと合わせたい

緑のカーディガンに、緑のスカートやパンツを合わせて、上下を緑でまとめたい日もあるでしょう。

組み合わせ扱い
同じ緑、同じ濃さ上下が1枚の服に見える。前を開けて中を白にする
同じ型、濃さが一段違う濃淡の組み合わせとして成立する
型が違う(黄みと青み)温度がぶつかる。あいだに白を挟む
淡い緑と濃い緑濃いほうを下にすると、全身が落ち着く

上下を緑でまとめるなら、濃いほうを下に置いてください。濃い色が下にあると、全身の重心が下がって落ち着いて見えます。淡い緑を下に置くと、上半身の濃い緑が重く見えることがあります。緑の受け方をもっと広く見たいときはくすみグリーンに合う色も参考にしてください。

通勤の日と休日で、同じ緑を着分ける

同じ緑のカーディガンでも、通勤の日と休日では、着方と下の選び方を少し変えると、それぞれの場に合って見えます。

通勤の日は、ボタンを留めて1枚で着るか、前を開けて中を白やグレーにするのが落ち着きます。下は、紺、グレー、黒のように、職場で穿き慣れた色から、緑の型に合うものを選んでください。青み寄りの緑なら紺やグレーと穏やかにつながり、黄み寄りの緑ならベージュや茶のパンツが合います。首元に白い襟を少しのぞかせると、緑の面が顔の下で区切られて、きちんとした印象になります。

休日は、デニムや柄のスカートと合わせたり、肩に掛けて差し色にしたりと、着方の幅を広げられます。前を大きく開けて、ボーダーのトップスを中に着るような、軽い組み合わせも休日向きです。

日着方下中・首元
通勤留めるか、開けて中を白・グレー紺、グレー、黒、ベージュ白い襟をのぞかせる
休日の街歩き開けて羽織るデニム、柄のスカートボーダー、白
休日の屋外肩に掛ける、腰に巻くデニム、カーキ中の服を主役に

**場に合わせて変えるのは、着方と下。**カーディガンそのものは同じ1枚で足ります。

手持ちの下を、2つの着方で仕分ける手順

緑のカーディガンを買ったら、手持ちの下を一度仕分けておくと、朝の支度で迷いません。

  1. カーディガンを、こげ茶とグレーの服のあいだに置いて、黄み寄り・青み寄り・中間のどれかを決める
  2. デニムと並べて、濃い・同じ・淡いのどれかを決める
  3. 手持ちの下を全部並べて、早見表の「留める日の下」に入るものに印をつける
  4. 印のつかなかった下には、羽織る日に中に着る服を1枚ずつ決める
  5. どちらにも入らない下があれば、白いトップスの裾やベルトを挟んで合うかを試す

仕分けてみると、ほとんどの下が、どちらかの着方で合うことが分かります。合わない下はなく、着方が合っていないだけということが多いのです。どちらの着方でも合わない下が残ったら、その下は緑のカーディガンとは組まない、と決めてしまってかまいません。

秋の前半と後半で、合わせる下を替える

同じ緑のカーディガンでも、季節の進みに合わせて、合わせる下を替えると、ずっと季節に合って見えます。

時期合わせる下靴
9月末〜10月前半白、アイボリー、明るいデニム軽い革の靴、スニーカー
10月後半ベージュ、中くらいのデニム、グレーつま先の覆われた革の靴
寒さが増してからこげ茶、濃いグレー、黒、紺足首まで覆う靴

秋の前半は、明るい下で緑を軽く見せ、季節が進むにつれて下を深くしていきます。**カーディガンはそのままで、下の深さで季節を進める。**1枚の緑のカーディガンを、秋の間ずっと使えます。秋のカーディガンの着方そのものはカーディガンコーデ秋で扱っています。

まとめ

  • 前を開けて羽織るなら、下は中に着る服の色に合わせる。緑は左右の縁取りになる
  • ボタンを留めて1枚で着るなら、下は緑の型に合わせる。黄み寄りはデニム・ベージュ・茶、青み寄りはグレー・紺・白
  • 緑の型は、こげ茶とグレーで挟んで見る。濃さは、デニムと並べて見る
  • 前の開きが10cmに満たないときは、羽織っていても留めた着方として扱う
  • 濃い緑に黒や紺を合わせる日は、明るさを1か所足す。緑どうしは濃さを一段離す
  • 迷ったら、下を白かアイボリーに寄せる

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 緑のカーディガンには、どんなボトムが合いますか
着方で変わります。前を開けて羽織るなら、下は中に着る服の色に合わせてください。中が白なら白やベージュ、中が黒なら黒や濃い紺、というように、中と下をつなげると、緑は左右の縁取りとして収まります。ボタンを留めて1枚で着るなら、下は緑そのものに合わせます。黄み寄りの緑ならデニムや茶、ベージュ、青み寄りの緑ならグレーや紺、白が合わせやすい色です。
Q. 緑のカーディガンに黒のボトムは合いますか
合います。ただし緑の濃さを見てください。深い緑を留めて着る日に黒を合わせると、上下とも暗くなり、離れて見ると全身が黒っぽく見えることがあります。その場合は、首元に白い服の襟をのぞかせるか、靴を明るくして、どこかに明るさを足してください。淡い緑や明るい緑なら、黒と合わせても上下の差がはっきりして、緑がよく読めます。
Q. 緑のカーディガンにデニムは合いますか
黄み寄りの緑とは合わせやすい組み合わせです。デニムの青と黄みの緑は、並べると色の温度が離れすぎず、落ち着いた秋の組み合わせになります。青み寄りの緑とデニムは、どちらも青の側にあるので、濃さが同じだと境目がぼやけます。青み寄りの緑にデニムを合わせるなら、デニムを緑より一段明るいものにするか、あいだに白いトップスを挟んでください。
Q. 緑が黄み寄りか青み寄りか、自分では判断できません
カーディガンを、こげ茶の服とグレーの服のあいだに置いて見てください。こげ茶のほうと穏やかにつながって見えれば黄み寄り、グレーのほうとつながって見えれば青み寄りです。どちらともつながって見える、あるいはどちらともつながらない緑は、中間の緑として扱います。中間の緑は、白、ベージュ、グレー、デニムのどれとも合わせやすい、扱いやすい緑です。

— メグラシ編集部

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緑の靴が浮くか馴染むかは、その緑がどちらへ寄っているかで決まります。白い紙の上に置いて影の色を見る判定法、黄みの緑と青みの緑で分かれる合わせ先、中間の一足の扱い、靴下での色のつなぎ方まで、秋の光を前提に整理しました。

メグラシ編集部/読了 12分
25デニールストッキングの失敗|白く浮く・膝だけ濃い・たるむを直す

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25デニールストッキングの失敗|白く浮く・膝だけ濃い・たるむを直す

25デニールのストッキングは、素足に近く見えるはずの一枚です。それなのに、脚だけ白っぽく浮く、膝や足首で濃さがまだらになる、足首にしわが寄る、靴の中で滑る、すぐ伝線する。秋に履き始めるとこうした失敗が起きやすくなります。失敗を8つに分け、手の甲で色の差を測る方法、立った姿と座った姿で濃さのむらを見る方法、たるみをつまんでサイズを決め直す方法、履き方で直せるものと買い替えるものの分かれ目、どちらとも取れるときの決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
40デニールストッキング|秋の通勤・行事・式で履く日と替える日

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40デニールストッキング|秋の通勤・行事・式で履く日と替える日

40デニールは、ストッキングの名前で売られている中ではいちばん厚い側の数字です。秋が深まって20や30では朝が冷えるようになったとき、ストッキングの決まりを守ったまま履ける上限になります。ただし、どの予定にも合うわけではありません。朝の気温と外にいる時間での決め方、通勤・会議・学校行事・七五三・結婚式・弔事・食事会・旅行それぞれで40を履くか替えるか、靴とスカート丈と色で変わる見え方、時期ごとの移り方、どちらとも取れる日の決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分

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