上着の名前|秋口の薄い羽織りは、中に着るものと気温で探し分ける

**明日の朝の最低気温を、天気予報で確かめてみてください。そして、明日の中に着る1枚は、半袖ですか、長袖ですか、それともニットですか。**秋口に探すべき上着の名前は、この2つでほとんど決まります。
上着の名前が分からないと、検索窓に何を入れていいか分からず、売り場でも何と聞いていいか迷います。けれど、名前をひとつずつ覚える必要はありません。秋口の上着は、気温と中に着るものの組み合わせで、候補が3つか4つに絞れるからです。
この記事では、**朝の最低気温と、中に着る1枚の袖の長さから、探す上着の名前を絞ります。**コートを含めた上着全体の見分け方は上着の種類は丈と襟で見分けるに、写真の1枚の名前を首元・袖・裾の3語で調べる方法は服の名前がわからないときにまとめてあります。
結論:秋口の上着は、最低気温と中の1枚で名前が決まる
| 朝の最低気温 | 中に着る1枚 | 探す上着の名前 |
|---|---|---|
| 20度前後 | 半袖のカットソー・ブラウス | カーディガン・シャツジャケット |
| 17〜19度 | 長袖の薄手 | シャツジャケット・ノーカラージャケット・カバーオール |
| 15〜16度 | 長袖、または薄手ニット | ブルゾン・カバーオール・ニットジャケット |
| 12〜14度 | ニット | キルティングジャケット・マウンテンパーカー |
| 11度以下 | ニット | コートの側へ(別の記事) |
**迷ったら、朝の最低気温を基準にしてください。**日中は暖かくても、上着が要るのは朝と夕方です。昼に脱いで手に持つことを前提に、朝の気温に合わせて選びます。
気温の目安は、風の強さや、自転車に乗るか電車に乗るかでも1〜2度動きます。表の数字は、駅まで歩いて電車に乗る日を基準にしています。
先に見る2つ|朝の最低気温と、中の1枚の袖
上着を選ぶとき、先に見るのは上着そのものではなく、その日の条件です。条件が決まると、上着に求める厚みと形が決まり、そこから名前が出てきます。
| 先に見ること | 確かめ方 | 上着で決まること |
|---|---|---|
| 朝の最低気温 | 天気予報の最低気温 | 上着の生地の厚み |
| 中の1枚の袖 | 半袖・長袖・ニット | 上着の袖の中のゆとり |
| 着ていく先 | 仕事・休日・旅行 | 上着の形の硬さ |
| 脱ぐ回数 | 1日に何回脱ぐか | 手に持ちやすい軽さ |
中の1枚の袖は、意外に上着の選び方を左右します。**半袖の上に羽織るなら、上着の袖の中にゆとりは少なくていい。ニットの上に羽織るなら、袖の中にニットが収まるゆとりが要ります。**袖が細い上着にニットを入れると、袖の中で生地がたまり、腕が動かしにくくなります。
脱ぐ回数も、見落としやすい条件です。電車に乗る、店に入る、職場に着く、と1日に何度も脱いだり着たりする日は、前をボタンで留める形より、前を開けたまま羽織れる形のほうが手間が少なくなります。脱いだあとに腕に掛けて持つなら、しわになりにくい生地かどうかも見ておいてください。
最低気温20度前後|カーディガンか、シャツジャケット
9月の終わりから10月のはじめ、朝がまだ20度前後ある時期は、薄い1枚を羽織れば足ります。中は半袖のことが多いので、上着の袖は細めでも構いません。
この時期の候補は、カーディガンとシャツジャケットの2つです。編んだ生地でやわらかく羽織りたいならカーディガン、織った生地で形をはっきりさせたいならシャツジャケットと分けると、どちらを探せばいいかが決まります。
| 名前 | 生地 | 前の留め方 | 向いている日 |
|---|---|---|---|
| カーディガン | 編み地(薄手) | ボタン | 冷房の効いた室内、仕事 |
| シャツジャケット | 厚手の織り | ボタン | 休日、外を歩く日 |
| 薄手のジャケット | 織り(裏地なし) | ボタン | 仕事、人と会う日 |
この時期は、日中の最高気温が25度を超える日もあります。朝に羽織って出た上着を、昼には脱いで手に持つことが多くなるので、たたんでバッグに入れられる軽さも見ておきたいところです。カーディガンは丸めても形が戻りやすく、シャツジャケットは腕に掛けて持っても型崩れしにくい、とそれぞれ持ち方の得意が違います。
最低気温17〜19度|シャツジャケット・ノーカラージャケット・カバーオール
10月の半ば、朝が17〜19度に下がってくると、中を長袖にして、上に少し厚みのある1枚を羽織る時期になります。
この時期は、織った生地の上着がいちばん活躍します。シャツジャケットは引き続き使え、そこにノーカラージャケットとカバーオールが加わります。仕事に着ていくならノーカラージャケット、休日に着るならカバーオールと分けると迷いません。
| 名前 | 見分けどころ | 向いている日 |
|---|---|---|
| シャツジャケット | シャツの形で、生地が厚い | 休日、外を歩く日 |
| ノーカラージャケット | 襟がなく、首元の縁がまっすぐ | 仕事、人と会う日 |
| カバーオール | 胸と腰に貼り付けポケット | 休日、動く日 |
17〜19度の時期は、朝と昼の気温差が大きくなりやすい時期でもあります。朝は上着を前まで留めて、昼は前を開ける、という着方ができる形を選ぶと、1日を通して1枚で過ごせます。前をボタンで留める形なら、どの名前の上着でもこの着方ができます。
最低気温15〜16度|ブルゾン・カバーオール・ニットジャケット
10月の終わりから11月のはじめ、朝が15〜16度になると、上着の中にニットを着る日も出てきます。この時期は、上着の裾と袖口から風が入らない形が、朝の寒さに効きます。
ブルゾンは、裾と袖口がリブや紐で絞られているので、風が入りにくい形です。ニットジャケットは、編んだ生地でありながら、ジャケットの形を保つ1枚で、中にシャツを着ても薄手のニットを着ても合わせられます。
| 名前 | 見分けどころ | 中に着るもの |
|---|---|---|
| ブルゾン | 裾と袖口がリブで絞られ、上半身がふくらむ | 長袖・薄手ニット |
| カバーオール | 腰までの丈、貼り付けポケット | 長袖・薄手ニット |
| ニットジャケット | 編んだ生地で、肩の形が保たれる | シャツ・薄手ニット |
この時期から、上着の中にニットを入れる日が増えるので、上着を選ぶときは、手持ちのいちばん厚いニットを着て試着すると確かです。袖の中でニットがたまらないか、腕を前に伸ばしたときに背中が突っ張らないかを見てください。
最低気温12〜14度|キルティングジャケット・マウンテンパーカー
11月の半ば、朝が12〜14度まで下がると、中にニットを着て、その上に中綿の入った上着や、風を通さない上着を重ねる時期になります。コートを出すにはまだ早いけれど、薄い羽織りでは朝が寒い、という時期です。
| 名前 | 見分けどころ | 向いている日 |
|---|---|---|
| キルティングジャケット | ひし形や横の縫い目で、中の綿を留めている | 休日、仕事の通勤 |
| マウンテンパーカー | フードがあり、腰に絞り紐がある | 休日、雨の日、旅行 |
| 中綿のベスト | 袖がなく、中に綿が入っている | ジャケットの中、休日 |
**キルティングジャケットは、表面の縫い目が小さいほど、落ち着いて見えます。**縫い目の大きいものは、ふくらみが大きくなり、休日の印象が強くなります。
12〜14度の時期は、朝の通勤と夜の帰り道で、体感の寒さがかなり違います。帰りが遅くなる日は、夜の気温が朝より下がることもあるので、帰りの時刻の気温も合わせて見ておくと、上着の厚みを選び間違えません。
名前ごとの見分けどころ|3つの問いで分ける
秋口の上着は、3つの問いに答えるだけで、名前がほとんど分かります。生地が編みか織りか。裾と袖口が絞られているか。ポケットが表に貼り付けてあるか。
| 名前 | 生地は編みか織りか | 裾と袖口は絞られているか | ポケット |
|---|---|---|---|
| カーディガン | 編み | 袖口と裾がリブで締まる | ないか、小さい貼り付け |
| ニットジャケット | 編み(詰まった) | 絞らない | 切り込み |
| シャツジャケット | 織り(厚手) | 袖口はカフス | 胸に貼り付け |
| カバーオール | 織り(厚手) | 絞らない | 胸と腰に貼り付け |
| ノーカラージャケット | 織り | 絞らない | 切り込み、またはなし |
| テーラードジャケット | 織り | 絞らない | 切り込み(ふた付き) |
| ブルゾン | 織り | リブや紐で絞る | 切り込み |
| デニムジャケット | 織り(デニム) | 袖口はカフス、裾は帯 | 胸に貼り付け、ふた付き |
| キルティングジャケット | 織り+中綿 | 絞らない、または帯 | 切り込み |
| マウンテンパーカー | 織り(風を通しにくい) | 腰と裾に絞り紐 | 大きな貼り付け、ふた付き |
| 中綿のベスト | 織り+中綿 | 袖がない | 切り込み |
| ポンチョ・ケープ | 織りか編み | 袖がない | ないことが多い |
表の3つの問いのうち、いちばん分かりやすいのは、生地が編みか織りかです。袖口か裾の端を近くで見て、細かい畝で締まっていれば編み、折り返して縫ってあれば織りと分けられます。
残りの2つの問い、裾と袖口の絞りと、ポケットの付き方は、手に取らなくても写真で見分けられることが多い場所です。通販の写真で名前が分からない上着を見つけたときは、この2つを先に見ると、どの名前の側にあるかの見当がつきます。
カーディガン|編んだ生地を、前で留める
カーディガンは、編んだ生地で、前をボタンで留める羽織りです。秋口の上着の中でいちばん軽く、手に持っても荷物になりません。
探すときに足す言葉は、編み目の細かさです。**薄手で目の詰まったものは「ハイゲージ」、ざっくりした厚手のものは「ローゲージ」**と呼ばれ、この言葉を名前に足すと、欲しい厚みのものが出やすくなります。
| 足す言葉 | 出てくるもの | 向いている気温 |
|---|---|---|
| ハイゲージ | 薄手で目の詰まった、表面が平らなもの | 最低気温20度前後 |
| ミドルゲージ | 中厚で、編み目が少し見えるもの | 17〜19度 |
| ローゲージ | ざっくりした厚手 | 15度前後 |
| ロング | 太ももまでの丈 | 17〜19度、羽織り1枚で |
シャツジャケット|シャツの形で、生地が厚い
シャツジャケットは、襟とカフスのあるシャツの形をしていて、生地が厚く、中に何かを着る前提の上着です。売り場では、シャツとジャケットを縮めた呼び名で呼ばれることもあります。
見分けどころは、生地の厚みです。指でつまんで厚みがはっきり分かり、光に透かしても手の影が見えないものがシャツジャケットとして売られています。胸に貼り付けポケットが2つあるものが多いのも手がかりです。
シャツジャケットは、前を開けて羽織ることも、前を留めてシャツのように1枚で着ることもできます。秋口の暖かい日は前を開けて羽織りに、朝晩の冷える日は前を留めて上着に、と1枚で2通りに使える幅の広さが、この形の良さです。
カバーオール|胸と腰に貼り付けポケット
カバーオールは、もともと作業着として生まれた上着です。厚手の織りの生地で、胸と腰に大きな貼り付けポケットがあり、前をボタンで留めます。
シャツジャケットと似ていますが、カバーオールは襟が小さな折り返しの襟で、着丈が腰のあたりまであることが多い形です。腰に貼り付けポケットがあれば、カバーオールの側と考えると分けやすくなります。
カバーオールは、洗うほど生地がやわらかくなり、色も少しずつ落ちていく上着です。新しいうちは張りがあって形がはっきりし、着込むほど体になじんでいきます。休日に長く付き合う1枚として選ぶなら、洗ったあとの変わり方も楽しめる生地を選んでください。
ニットジャケット|編んだ生地で、肩の形を保つ
ニットジャケットは、編んだ生地でできていながら、ジャケットの形をした上着です。カーディガンより目が詰まっていて、肩の形が保たれ、襟やポケットの作りもジャケットに近くなっています。
カーディガンのやわらかさと、ジャケットのきちんとした形の、ちょうど間にある1枚です。仕事にも休日にも着られるので、秋口に1枚目の上着を探しているなら、候補に入れておくと便利です。見分けどころは、肩を指でつまんだときの厚みと、襟が自分で立つかどうかです。
ブルゾン|裾と袖口を絞る
ブルゾンは、裾と袖口がリブや紐で絞られていて、着たときに上半身がふくらんで見える、丈の短い上着です。売り場によっては、ジャンパーと呼ばれることもあります。
裾が絞られているぶん、風が入りにくく、秋の朝の冷えに効く形です。着丈が腰骨のあたりで終わるので、ボトムスは股上が深めのものを合わせると、上下のつり合いがとれます。
ブルゾンは、生地によって印象が大きく変わる上着でもあります。艶のある薄手の化繊は軽やかに、厚手のコットンやウールは落ち着いて見えます。検索するときは、名前のあとに生地の言葉を足すと、欲しい印象に近いものが出てきます。
ノーカラージャケット|襟がなく、首元の縁がまっすぐ
ノーカラージャケットは、襟のないジャケットです。首元の縁が、丸く、またはVに開いていて、縁取りがしてあるものもあります。
仕事にも休日にも使える形で、秋口にいちばん出番の多い上着のひとつです。襟がないぶん、中の1枚の首元の形がそのまま見えるので、中に着るものの首元の形が、縁の内側に収まるかを確かめてから選んでください。
ノーカラージャケットは、首元の縁の形で印象が変わります。丸く開くものはやわらかく、Vに開くものはすっきり見えます。仕事で着るなら、縁がまっすぐで硬さのあるもの、休日に着るなら、縁がやわらかく落ちるものが合います。
キルティングジャケット|縫い目で中の綿を留める
キルティングジャケットは、表と裏の生地のあいだに綿を入れて、縫い目で留めた上着です。縫い目の形は、ひし形のものと、横にまっすぐ走るものがあります。
ダウンジャケットより薄く、軽く、秋の終わりから冬の入り口に使いやすい上着です。襟のないものは、ジャケットの上からも羽織れるので、仕事の通勤にも使えます。
マウンテンパーカー|フードと、腰の絞り紐
マウンテンパーカーは、もともと山歩きのために作られた上着です。風を通しにくい生地で、フードがあり、腰や裾に絞り紐がついています。
大きな貼り付けポケットにふたがついているものが多く、休日や旅行、雨の日に使いやすい形です。フードを取り外せるものもあるので、仕事の通勤に使うなら、フードを外した姿で選ぶと、使える場面が広がります。
マウンテンパーカーは、丈の長さでも印象が変わります。腰までの短いものは動きやすく、太ももまでの長いものは、秋の終わりのコート代わりにもなります。
袖のない上着|ジレ・中綿のベスト・ポンチョ
秋口には、袖のない上着も活躍します。袖がないぶん、中の1枚の袖がそのまま見え、腕の動きを邪魔しません。
| 名前 | 見分けどころ | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| ジレ | 織った生地で、袖がない。前をボタンで留める | シャツの上に重ねる |
| ニットベスト | 編んだ生地で、袖がない | シャツやカットソーの上に重ねる |
| 中綿のベスト | 中に綿が入っていて、袖がない | ジャケットやシャツの上に重ねる |
| ポンチョ | 頭からかぶって、肩から覆う | ニットの上に羽織る |
| ケープ | 肩から覆い、前が開く | ワンピースの上に羽織る |
袖のない上着は、上着の袖の中に中の1枚をしまう手間がないぶん、中の袖の形を活かしたい日に向いています。ボリュームのある袖のブラウスや、袖口に飾りのあるニットを着る日は、袖のない上着を選ぶと、袖の形をつぶさずに済みます。
9月末から11月まで、何枚を入れ替えるか
秋口の上着は、1枚で季節を通すより、気温が下がるのに合わせて2〜3枚を入れ替えるほうが、毎朝の支度が楽になります。手持ちの上着を、最低気温の段に当てはめてみてください。
| 時期の目安 | 最低気温 | 入れ替える上着 |
|---|---|---|
| 9月末〜10月はじめ | 20度前後 | 1枚目:カーディガンかシャツジャケット |
| 10月半ば | 17〜19度 | 2枚目:ノーカラージャケットかカバーオール |
| 10月末〜11月はじめ | 15〜16度 | 2枚目を続けるか、ブルゾンに替える |
| 11月半ば | 12〜14度 | 3枚目:キルティングジャケットかマウンテンパーカー |
| 11月末以降 | 11度以下 | コートに替える |
手持ちの上着を当てはめて、空いている段があれば、そこが次に探す1枚です。空いている段の名前だけを探せばいいので、売り場で迷う時間が短くなります。反対に、同じ段に2枚も3枚もあるなら、その段の上着はしばらく買い足さなくて構いません。
店によって呼び名が揺れるもの
同じ形の上着でも、売り場によって呼び名が違うことがあります。検索しても出てこないときは、揺れている呼び名のほうでも試してください。
| よく使われる呼び名 | ほかの呼び名 |
|---|---|
| ブルゾン | ジャンパー |
| シャツジャケット | シャツアウター、厚手のシャツ |
| ノーカラージャケット | カラーレスジャケット |
| カバーオール | ワークジャケット |
| キルティングジャケット | キルトジャケット、中綿ジャケット |
| マウンテンパーカー | マウンテンジャケット |
| ニットジャケット | ニットブレザー |
検索窓に入れる語順|名前・生地・丈
名前が絞れたら、検索窓には、名前のあとに生地と丈の言葉を足して入れます。名前だけで検索すると、形の違うものまで広く出てきます。
| 語順 | 入れる言葉の例 | 絞れること |
|---|---|---|
| 1つ目 | 名前(シャツジャケット) | 形の大枠 |
| 2つ目 | 生地(ウール、コットン、デニム) | 厚みと表面 |
| 3つ目 | 丈(ショート、ロング) | 着丈 |
| 4つ目 | 色(紺、生成り) | 手持ちとの合わせ |
たとえば「シャツジャケット ウール ショート 紺」と入れると、形・厚み・丈・色が1回で絞れます。**出てくる数が多すぎるときは言葉を足し、少なすぎるときは色から先に外してください。**色は、手持ちとの合わせで後からいくらでも調整できますが、形と厚みは着る日の気温に直接関わるからです。
中に着るものとの組み合わせで選ぶ
同じ気温でも、中に着るものによって、合う上着が変わります。中の袖が太いほど、上着の袖の中にゆとりが要ります。
| 中に着るもの | 合いやすい上着 | 合いにくい上着 |
|---|---|---|
| 半袖のカットソー | カーディガン、シャツジャケット | 厚手のブルゾン |
| 長袖の薄手シャツ | ノーカラージャケット、カバーオール | 袖の細いカーディガン |
| 薄手のニット | ブルゾン、ニットジャケット、カバーオール | 袖の細いジャケット |
| 厚手のニット | マウンテンパーカー、キルティングジャケット | シャツジャケット |
| ワンピース | カーディガン、ノーカラージャケット、ケープ | 丈の長いカバーオール |
ワンピースの上に羽織るときは、上着の着丈にも気をつけてください。ワンピースの裾より少し上で上着が終わると、上下の長さの差がはっきりして、すっきり見えます。上着の裾とワンピースの裾が近い高さで並ぶと、線が2本重なって見えます。
行き先で選ぶ|仕事・休日・旅行
最後に、行き先で候補を1つに絞ります。仕事に着ていくなら形のはっきりしたもの、休日なら動きやすいもの、旅行なら軽くてしまいやすいものを選びます。
| 行き先 | 候補 |
|---|---|
| 仕事 | ノーカラージャケット、ハイゲージのカーディガン、襟のないキルティングジャケット |
| 休日の街 | シャツジャケット、ブルゾン、ニットジャケット |
| 休日の外遊び | カバーオール、マウンテンパーカー |
| 旅行 | マウンテンパーカー、薄手のキルティングジャケット、カーディガン |
旅行に持っていく上着は、行き先の朝の最低気温で選んでください。同じ10月でも、山の近くや北のほうへ行くなら、住んでいる場所より2〜3段寒い側の上着が要ることがあります。出かける前の晩に、行き先の天気予報を確かめておくと安心です。
売り場で、名前の代わりに伝える3つ
名前が分からないまま売り場で相談するときは、名前の代わりに3つを伝えます。この3つが分かれば、売り場の人のほうから、合う上着の名前を挙げてもらえます。
| 伝えること | 伝え方の例 |
|---|---|
| 着たい日の朝の気温 | 「朝が15度くらいの日に着たい」 |
| 中に着るもの | 「薄手のニットの上に羽織りたい」 |
| 着ていく先 | 「仕事の通勤にも使いたい」 |
手持ちの服で近い形のものがあれば、写真を1枚見せると、話がさらに早くなります。名前を知らないことは、相談の妨げにはなりません。
どちらとも取れるとき①|シャツジャケットか、厚手のシャツか
手に取った1枚が、シャツジャケットなのか、厚手のシャツなのか分からないことがあります。この場合は、中に何かを着る前提かどうかで決めます。
前を開けて、中に1枚着て鏡の前に立ってみてください。中の1枚の上に羽織って形が整って見えるならシャツジャケット、前を留めて1枚で着たほうが整うならシャツとして扱います。検索や相談のときは、どちらの呼び名でも試してください。
どちらとも取れるとき②|ブルゾンか、ジャケットか
裾が軽く絞られているけれど、全体の形はジャケットに近い、という上着もあります。この場合は、裾の絞りの強さで分けます。
裾を手でつまんで、ゴムや紐でしっかり締まっていればブルゾン、帯のようにまっすぐで締まりがゆるければジャケットの側です。着たときに上半身がふくらんで見えるかどうかも手がかりになります。迷ったときは、両方の名前で検索して、出てきた写真の中で手元の1枚にいちばん近いほうの名前を使ってください。
どちらとも取れるとき③|カバーオールか、シャツジャケットか
厚手の織りの生地で、胸にポケットがあり、前をボタンで留める。この2つは、見分けがいちばん難しい組み合わせです。
見るのは、腰のポケットと襟です。腰に大きな貼り付けポケットがあり、襟が小さく折り返しているならカバーオール、腰にポケットがなく、襟がシャツと同じ形ならシャツジャケットです。どちらでも着方はほとんど変わらないので、検索で見つからないときは、両方の名前で探してください。
手持ちの上着の名前を確かめる手順
| 順番 | 確かめること | 分かること |
|---|---|---|
| 1 | 袖口か裾の端を近くで見る | 編みか織りか |
| 2 | 裾と袖口を手でつまむ | 絞られているか |
| 3 | ポケットが表に貼り付けてあるか | シャツジャケット・カバーオールの側か |
| 4 | 襟の形を見る | ノーカラーか、シャツの襟か、折り返しか |
| 5 | 中に綿が入っているか | キルティングの側か |
| 6 | フードと絞り紐があるか | マウンテンパーカーの側か |
よくある行き違い
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| 上着の名前を全部覚えないと、探せない | 気温と中の1枚で、候補は3つか4つに絞れる |
| 同じ名前なら、同じ厚み | 同じカーディガンでも、ハイゲージとローゲージで気温が変わる |
| 検索で出てこないなら、その形は売っていない | 呼び名が揺れているだけのことが多い。別の呼び名で試す |
| 秋の上着は1枚あれば足りる | 最低気温が20度から12度まで下がるあいだに、2〜3枚を入れ替える |
| ブルゾンとジャンパーは別のもの | ほぼ同じ形を指す、売り場ごとの呼び名の違い |
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 秋口の薄い上着は、何という名前で探せばいいですか
- 先に、朝の最低気温と、中に着る1枚の袖の長さを決めてください。最低気温が20度前後で中が半袖なら、カーディガンかシャツジャケット。15〜19度で中が長袖なら、ノーカラージャケット、ブルゾン、カバーオール。12〜14度で中にニットを着るなら、キルティングジャケットかマウンテンパーカーが目安です。そのうえで、名前のあとに生地と丈の言葉を足して検索すると、欲しい形に近いものが出やすくなります。
- Q. シャツジャケットと、厚手のシャツは何が違うのですか
- 売り場での呼び分けは、生地の厚みと、下に何かを着る前提かどうかで分かれることが多いです。生地を指でつまんで、厚みがはっきり分かり、光に透かしても手の影が見えないものは、シャツジャケットとして売られていることがほとんどです。1枚で着る前提の薄いものはシャツと呼ばれます。境目は店によって違うので、検索するときは両方の言葉で一度ずつ試してください。
- Q. ブルゾンとジャンパーは同じものですか
- ほぼ同じ形を指す言葉で、売り場によって呼び方が違います。裾と袖口がリブや紐で絞られていて、着たときに上半身がふくらんで見える短い丈の上着が、どちらの名前でも呼ばれます。検索するときは、ブルゾンで出てこなければジャンパーで、それでも出てこなければ、素材の言葉を足して試してください。
- Q. 上着の名前が分からないまま、売り場で相談してもいいですか
- 名前が分からなくても、相談はできます。伝えるのは3つです。朝の最低気温が何度くらいの日に着たいか。中に何を着るか。どこへ着ていくか。この3つが分かれば、売り場の人のほうから、合う上着の名前を挙げてもらえます。手持ちの服で近い形のものがあれば、写真を見せると、さらに話が早くなります。
— メグラシ編集部





