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丸顔に似合うメガネ|丸メガネが合う丸顔、四角が合う丸顔の分かれ目

メグラシ編集部//読了 15分
木の机の上に、細い丸いフレームと角のやわらかい四角いフレームの眼鏡が少し重なって置かれ、横に手鏡と巻き尺

丸顔に似合うメガネは、丸か四角か。答えは輪郭ではなく、眉の線・目の縦横・顎先の幅の3つで決まります。

3つのうち2つ以上が曲線寄りなら、丸いフレームのほうがまとまります。1つ以下なら、角のあるフレームが合います。ちょうど半々で迷うなら、上辺がまっすぐで下辺が丸い、中間の形を選んでください。

「丸顔には四角いフレーム」という言い方は、輪郭の丸さを打ち消すという考え方から来ています。けれど、メガネは輪郭の上ではなく、眉と目の高さに乗ります。人が顔を見るときにまず目に入るのも、眉と目のあたりです。そこにある線とフレームの線がそろっていれば、輪郭が丸くてもメガネは顔になじみます。この記事では、鏡の前で3つを測る方法と、測った結果が割れたときの選び方を順に書きます。

最初に3つ測る|鏡と、指と、スマートフォン

測るのは、眉の線、目の縦横、顎先の幅の3つです。どれも鏡と自分の指で測れます。スマートフォンで正面の写真を1枚撮っておくと、あとで見比べやすくなります。写真は、腕をいっぱいに伸ばした距離から、カメラを目の高さにそろえて撮ってください。下から撮ると顎が広く、上から撮ると額が広く写って、測る値がずれます。

前髪は上げてピンで留め、眉と額の生え際が見える状態にします。メガネを持っているなら、外してから測ります。メイクは、メガネをかける日にいつもしている状態のままで構いません。素の顔ではなく、人から見える顔に合わせて選ぶからです。

この3つは、それぞれ曲線寄りか直線寄りかのどちらかに振り分けます。最後に、曲線寄りがいくつあったかを数えます。

測る前に、ひとつだけ心に留めておいてください。ここで分けるのは、似合う顔と似合わない顔ではありません。顔の中にある線が曲線寄りか直線寄りかを見て、それに沿うフレームの線を探すだけです。どちらの結果になっても、合うフレームは必ずあります。結果を見て選べる形が絞られるほど、店で試着する本数が減り、迷う時間も短くなります。

1つ目|眉の線は、弧か直線か

眉頭から眉尻まで、眉の上の縁を指でなぞってみてください。なぞる指が、いちばん高いところで角を作ってから下がるなら直線寄り。角を作らず、なだらかに山を描いて下がるなら曲線寄りです。

もう少し確かめたいときは、眉の上の縁に、細いペンや定規をまっすぐ当ててみます。眉頭から眉山までの線が、ペンにほぼ沿うなら直線寄り。ペンと眉のあいだに隙間ができて、眉が下にたわむように見えるなら曲線寄りです。

眉の形を見るのは、フレームの上辺がちょうど眉の下に来るからです。眉の線とフレームの上辺は、正面から見ると平行に並びます。眉が弧なのにフレームの上辺がまっすぐだと、2本の線のあいだの隙間が、眉頭と眉尻で広く、真ん中で狭くなります。この隙間の不揃いが、メガネが顔から浮いて見えるいちばんの理由です。

2つ目|目の縦は、横の3分の1を超えるか

目を自然に開いたまま、鏡で目の横幅と縦幅を見ます。目頭から目尻までを横幅、黒目の上下でいちばん開いているところを縦幅とします。指で測るなら、人差し指の幅を物差しにして、横幅が指何本ぶんか、縦幅がその何割かを見てください。

縦幅が横幅の3分の1以上あるなら、丸い目、曲線寄りです。3分の1に届かず、横に長い切れ長の目なら、直線寄りです。写真を撮っているなら、画面を拡大して、目頭から目尻までの長さと、上下の開きを指で比べると分かりやすくなります。

目の形を見るのは、レンズの中に目が収まるからです。丸い目を角のあるレンズに入れると、レンズの四隅に何もない空間ができて、目が小さく見えます。切れ長の目を丸いレンズに入れると、レンズの上下に空間ができて、目が細く見えます。レンズの中の空き方が均一になる形が、その目に合う形です。

3つ目|顎先の幅は、口の幅より狭いか

口を閉じた状態で、左右の口角に人差し指を1本ずつ当てます。その指の間隔をそのまま保って、まっすぐ下に下ろし、顎の先に当ててください。

顎の先の丸みが、2本の指の内側に収まるなら、顎先は口幅より狭く、曲線寄りです。顎の先が2本の指とほぼ同じ幅で、指の下に平らな面が感じられるなら、直線寄りです。

顎先を見るのは、輪郭の中で、メガネの印象を決める線がここだからです。丸顔でも、顎先が細くまとまっていると、顔全体は卵の形に近く見えます。顎先に幅がある丸顔は、四角い輪郭に近い印象が混ざります。前者は丸いフレームの曲線を受け止められ、後者は角のあるフレームの直線とつながります。

数える|曲線寄りが2つ以上か、1つ以下か

3つの結果を並べて、曲線寄りがいくつあったかを数えてください。

測るところ曲線寄り直線寄り
眉の線なだらかな弧眉山で角を作る
目の縦横縦が横の3分の1以上縦が横の3分の1未満
顎先の幅口幅より狭い口幅とほぼ同じ

曲線寄りが3つなら、丸いフレームが素直に合います。2つなら、丸いフレームを中心に、少しだけ角のある形も候補に入れます。1つなら、角のあるフレームを中心に選びます。0なら、角のあるフレームがはっきり合います。

表を見て気付いた方もいると思いますが、輪郭の丸さはこの3つに入っていません。丸顔であることはすでに分かっているので、そこは数えなくていいのです。分かれ目を作るのは、丸い輪郭の中にある線のほうです。

2つと1つで割れたとき、直線寄りがどこにあるか

曲線寄りが2つ、直線寄りが1つという結果は、いちばん多い組み合わせです。このときは、直線寄りだった1つがどこかで、フレームの細部を決めます。

直線寄りが眉なら、丸いフレームの上辺だけを少し平らにした形が合います。眉の直線とフレームの上辺が平行に並び、下半分は丸い目と丸い頬に沿います。直線寄りが目なら、丸いフレームの中でも、横に長めの楕円を選びます。切れ長の目がレンズの中で横に収まり、上下の余白が広くなりすぎません。直線寄りが顎先なら、形は丸いままで、線を少しだけ太くするか、色を少しだけ濃くします。輪郭の下のほうにある直線の印象を、フレームの線の強さで受け止めるためです。

曲線寄りが1つ、直線寄りが2つの場合も、考え方は同じです。角のあるフレームを中心にしながら、曲線寄りだった1つの場所に、少しだけ丸みを足します。眉が弧なら上辺の角を丸く、目が丸いならレンズの縦を少し深く、顎先が細いなら下辺の角を丸くします。

測り直すのは、髪型と眉の描き方を変えたとき

この3つの測り方は、一度やれば何年も使えるわけではありません。顔の骨格は変わりませんが、眉の描き方や、まつ毛の上げ方、前髪の長さは、数年のうちに変わっていきます。眉の形を変えた、前髪を伸ばした、まつ毛の上げ方を変えて目の縦の開きが変わった。そういうときは、メガネを買い替える前に、もう一度鏡の前で3つを測り直してください。

とくに眉は、曲線寄りと直線寄りが描き方ひとつで入れ替わります。以前は弧に描いていた眉を、まっすぐ気味に描くようになった方が、前と同じ丸いフレームを選ぶと、上辺と眉のあいだの隙間が不揃いになります。測り直して数が変わったら、フレームの形も1段動かす、と考えておくと選び直しで迷いません。

曲線寄りが2つ以上なら|丸いフレームで、顔の中とそろえる

曲線寄りが多い丸顔は、輪郭も、眉も、目も、同じ曲線の言葉を話しています。そこに丸いフレームを足すと、顔のどこを見ても曲線で、全体がひとまとまりに見えます。角のあるフレームを足すと、フレームだけが別の言葉を話して、浮いて見えます。

形は、真円に近い丸より、少しだけ横に長い楕円のほうが扱いやすくなります。真円は、丸い目と合わせると目が寄って見えることがあります。横幅が縦幅の1.2倍くらいの楕円なら、顔の横幅にも自然に沿います。

フレームの線は、細いものを選んでください。丸いフレームで線が太いと、輪郭とフレームの2つの丸が同じ強さで並んで、丸が二重に見えます。線が細いと、フレームは目のまわりの飾りとして見え、輪郭とは別の層になります。目安は、フレームの線の太さが2mm前後。正面から見て、線の幅が、自分の眉の毛の束の幅より細いくらいです。

色は、肌に近い色か、髪に近い色のどちらかに寄せると、丸の印象がやわらかく残ります。黒くはっきりした丸は、顔の中でいちばん強い線になって、目より先にフレームが見えます。

秋冬の服と、丸いフレームの色

秋冬は、服の色が濃く、素材に厚みが出ます。夏に軽く見えていた丸いフレームが、濃い色のニットやコートと合わせると、顔まわりで頼りなく見えることがあります。そう感じたら、形を変えるのではなく、フレームの色を1段深くしてください。肌に近い薄い色を使っていたなら、髪に近い茶色に。茶色を使っていたなら、こげ茶や深い赤みのある茶色に。形は丸いままでも、色が服の濃さに近づくと、顔まわりと服がつながります。

逆に、白や生成りなど明るい色の服が多い方は、秋冬でもフレームの色を濃くしすぎないでください。服が明るく、フレームだけが濃いと、顔の中でフレームがいちばん強い色になって、先に目に入ります。服の色の濃さとフレームの色の濃さを、同じくらいにそろえるのが目安です。

曲線寄りが1つ以下なら|角のあるフレームで、直線を受ける

眉がまっすぐで、目が切れ長で、顎先にも幅がある丸顔は、輪郭だけが丸く、顔の中は直線でできています。この場合は、角のあるフレームを選ぶと、フレームの直線が眉や目の直線と並び、顔の中の線とそろいます。輪郭の丸さは、その外側にやわらかく残るだけになります。

形は、四隅にはっきり角のある長方形か、上辺が横にまっすぐ伸びる形が合います。ただし、角を鋭く立てすぎると、丸い輪郭との差が大きくなりすぎて、メガネだけが硬く見えます。四隅の角は、正面から見て少しだけ丸みのある程度、角の半径が2〜3mmくらいのものを選ぶと、輪郭とも喧嘩しません。

フレームの線は、曲線寄りの場合より少し太くても構いません。直線は太さがあっても輪郭に溶け込みやすいからです。3〜4mmくらいまでなら、顔の中の直線を受け止める強さとしてちょうどよく見えます。

レンズの縦幅は、目の縦幅の2倍前後を目安にします。角のあるフレームでレンズの縦が深すぎると、四角い面が顔の中で大きくなって、顔の縦の長さが短く見えます。目の上下に、目の縦幅の半分ずつくらいの余白がある深さが目安です。

角のあるフレームを、やわらかく見せる素材

角のあるフレームを選んだけれど、かけてみると少し硬く見える。そういうときは、形を変えずに、素材と色で角をやわらげる方法があります。

1つは、半透明の素材を選ぶことです。光が少し透ける素材のフレームは、角の部分も光でぼやけて見えるので、同じ形でも線がやわらかくなります。肌の色に近い半透明のベージュや、薄い茶色の半透明は、丸い輪郭とも自然につながります。

もう1つは、金属の細いフレームを選ぶことです。金属のフレームは線が細く、角があっても面としては見えません。眉と目の直線を受けながら、輪郭の丸さともぶつかりません。直線寄りが2つで、曲線寄りが1つあるような方には、とくに扱いやすい選択です。

ちょうど迷うとき|上辺がまっすぐで、下辺が丸い形

3つの結果が割れて、どちらとも決めきれないことがあります。たとえば、眉は弧なのに、目は切れ長で、顎先は口幅とほぼ同じ。こういうときは、フレームの上と下で線を分けて考えてください。

フレームの上辺は眉に沿い、下辺は頬に沿います。眉が弧なら上辺を丸く、眉が直線なら上辺をまっすぐにします。下辺は、目の形で決めます。丸い目なら下辺を丸く、切れ長の目なら下辺をややまっすぐにします。

いちばん出番が多いのは、上辺がまっすぐで、下辺が丸い形です。眉は直線寄りで、目は丸い、という組み合わせの丸顔に多く合います。逆に、眉が弧で目が切れ長なら、上辺がゆるく弧を描き、下辺がまっすぐ気味の形が合います。

この中間の形は、店では丸とも四角とも書かれていないことがあります。形の名前ではなく、上辺と下辺をそれぞれ指でなぞって、どちらが直線でどちらが曲線かを確かめて選んでください。

どちらとも取れるとき①|眉を描く日と描かない日がある

眉の形は、描き方で変わります。休みの日は眉を描かずにメガネ、仕事の日は眉を描いてメガネ、という方も多いと思います。

この場合は、メガネをかけて人に会うことが多いほうの眉で決めてください。仕事の日のほうが人と会う時間が長いなら、描いた眉の形で判断します。そのうえで、描かない日は、前髪を少し下ろして眉の上半分を隠します。眉の線が見えにくくなると、フレームの上辺と眉の線の差も目立たなくなります。

逆に、描く眉の形のほうをフレームに寄せるという手もあります。角のあるフレームを選んだなら、眉山に少しだけ角をつけて描く。丸いフレームを選んだなら、眉山の角をぼかして描く。眉はメガネより簡単に変えられるので、フレームを決めたあとで眉を合わせるほうが、結果は早く整います。

どちらとも取れるとき②|頬はふっくらしているのに、顎先が細い

丸顔と言っても、頬が高い位置でふっくらしていて、顎先に向かって細くなる形があります。正面から見ると丸いのに、顎先だけを見ると曲線寄りです。この形は、3つ目の顎先の判定が曲線寄りになりやすく、丸いフレームを選びたくなります。

ただし、頬の高い位置がふっくらしていると、フレームの下辺が頬に乗りやすくなります。丸いフレームの下辺は外に向かってカーブしているので、頬のふくらみと接して、笑ったときにフレームが持ち上がります。

この場合は、丸いフレームを選ぶとしても、下辺の外側が少し上に切れ上がった形を選んでください。正面から見て、フレームの下辺の外の端が、黒目の下の高さより2〜3mm上に来る形です。頬のふくらみとフレームの間に指1本ぶんの隙間ができれば、笑っても持ち上がりません。

どちらとも取れるとき③|秋冬の首元で、顎先の見え方が変わる

秋冬は、タートルネックや厚いマフラーで首元が埋まる日が増えます。首元が埋まると、顎先の下に布の面ができて、顎先の幅がふだんより広く見えます。夏に測ったときは口幅より狭かった顎先が、首元が詰まった日には口幅と同じくらいに見える、ということが起きます。

この見え方の変化で、曲線寄りが2つと1つのあいだを行き来する方は、首元が詰まる日のほうに合わせてフレームを選んでください。秋冬はメガネをかける時間も長くなりがちで、首元が埋まった状態で人と会う時間のほうが長くなるからです。

首元の詰まった服とメガネを合わせるときは、顔まわりに線が増えるので、フレームの線は1段細くすると全体が軽くなります。首元に厚みがある日は、フレームを細く。首元が開いている日は、フレームが少し太くても重く見えません。

どちらとも取れるとき④|前髪で輪郭が隠れている

前髪を下ろしていたり、横の髪で頬の両側を覆っていたりすると、輪郭の丸さはほとんど見えなくなります。人から見える顔は、前髪の下から顎先までの、縦に長い区間です。

この場合、輪郭よりも、前髪の線とフレームの上辺の関係のほうが目立ちます。前髪をまっすぐに切りそろえているなら、フレームの上辺もまっすぐにすると、横の線が2本並んで落ち着きます。前髪が斜めに流れているなら、上辺がゆるい弧の形のほうが、流れの線と喧嘩しません。

前髪の下端とフレームの上辺の距離も見てください。1cmより近いと、前髪がフレームに触れて、メガネが前髪の一部のように見えます。1.5〜2cmの隙間があると、前髪、眉、フレームの3本の線がそれぞれ分かれて見えます。前髪を切る予定があるなら、メガネを選んだあとに、この隙間に合わせて長さを決めると整います。

首元の詰まる日に合わせて選んだフレームは、首元の開いた服の日には少し強く見えることがあります。その差が気になるなら、首元の開いた日に、細いネックレスや明るい色のインナーで首まわりに軽さを足すと、フレームとの釣り合いが戻ります。フレームを2本持つより、服の側で調整するほうが手軽です。

店での確かめ方|1m離れて、先に目に入るものを見る

候補のフレームを店でかけてみるときは、鏡に顔を近づけないでください。鏡から1mほど離れて立ち、ぱっと見たときに、最初に何が目に入るかを見ます。

先に目と眉が見えて、フレームはそのあとに気付くくらいなら、そのフレームは顔の中の線とそろっています。先にフレームの輪郭が浮かんで見え、目はそのあとに見えるなら、形か太さが合っていません。

このときに役立つのが、2本を交互にかける比べ方です。丸いフレームと角のあるフレームを1本ずつ持ち、10秒ずつ交互にかけて、1m離れて見ます。どちらのときに目が先に見えるかを比べると、測った結果より分かりやすいことがあります。測った結果と、鏡で見た順番が食い違ったら、鏡のほうを信じてください。測ったのは顔の線ですが、鏡に映っているのは、そこに乗ったフレームとの関係だからです。

スマートフォンで、両方をかけた正面の写真を撮っておくのも助けになります。店の明るい照明の下では、鏡に映る印象が実際より明るく見えます。家に帰ってから、窓の光の下で写真を見比べると、ふだんの見え方に近くなります。

正面だけでなく、笑った顔と横顔も見る

試着のときは、正面の真顔だけでなく、笑った顔と横顔も鏡で見てください。人と話しているときの顔は、真顔より笑っている時間のほうが長いからです。

笑うと、頬が持ち上がって、フレームの下辺に近づきます。丸顔は頬の動きが大きいことが多いので、笑ったときに下辺が頬に触れて、メガネが持ち上がらないかを確かめます。持ち上がるなら、下辺の位置が低すぎます。同じ形で、レンズの縦が少し浅いものに替えるか、下辺の外側が切れ上がった形を選んでください。

横顔では、つるの太さと、レンズの面から目までの距離を見ます。つるが太いと、横顔では顔の横に太い線が1本入り、頬の丸さとの差が強く出ます。曲線寄りの丸顔なら、つるは細いほうがなじみます。直線寄りの丸顔なら、少し太めのつるでも横顔がしまって見えます。

横幅とつるの位置|形の次に合わせるところ

形が決まったら、次は横幅です。正面から見て、フレームのいちばん外側が、頬骨のいちばん外側と同じか、片側5mm以内の内側に収まるくらいを目安にしてください。

丸顔は横幅が出やすいので、フレームの横幅を狭くしたくなりますが、狭すぎると、フレームの外側に頬が見えて、かえって顔の幅が広く見えます。頬骨の外側の位置は、両手の人差し指を、目尻の横から耳に向かってなぞっていき、いちばん外に張り出しているところで止めると分かります。

つるが顔の横を通る位置も見ておきます。正面から見て、つるがこめかみに食い込んでいないか、こめかみの横に指1本ぶんの隙間がないか。食い込むと、そこにくぼみができて、顔の横幅がかえって強調されます。隙間が開きすぎると、メガネがずり落ちやすくなります。つるがこめかみの表面にそっと触れるくらいがちょうどよい位置です。

鼻あてと、レンズの高さ

形と横幅が決まったら、最後にレンズの高さを見ます。正面から見て、黒目がレンズの縦の真ん中より少し上に来る位置がちょうどよい高さです。黒目がレンズの下のほうにあると、レンズの上に広い空間ができて、目が下がって見えます。上のほうにあると、眉とフレームが重なって、表情が窮屈に見えます。

レンズの高さは、鼻あての位置で変わります。鼻あてが付いている金属のフレームなら、眼鏡店で鼻あての角度を調整してもらうと、数ミリ単位で高さを動かせます。鼻あてのないフレームは、鼻にじかに乗るので、鼻の付け根の高さでレンズの位置が決まります。試着のときに、黒目の位置が下がりすぎていないかを確かめて、合わない場合は、鼻あて付きのものに替えることも考えてください。

髪をまとめる日と、下ろす日

髪を後ろでひとつにまとめる日と、肩に下ろす日では、メガネの見え方が変わります。

髪をまとめると、顔の両側の輪郭がすべて見えるので、丸顔の丸さがそのまま出ます。この日は、3つの測り方で選んだ形がいちばん素直に効きます。曲線寄りの丸顔なら丸いフレームが輪郭とそろい、直線寄りの丸顔なら角のあるフレームが顔の中の直線を受けます。

髪を下ろすと、頬の両側が髪で覆われて、見えている顔の幅が狭くなります。この日は、フレームの横幅が少し広く見えることがあります。下ろす日が多いなら、横幅は頬骨の外側より片側3〜5mm内側に収まるものを選ぶと、髪とフレームのあいだに肌が見えて、顔まわりがすっきりします。まとめる日と下ろす日が半々くらいなら、まとめた日を基準に選んでおけば、下ろした日も大きくずれることはありません。

度の入らないメガネを選ぶとき

視力の矯正ではなく、顔の印象を変えるために度の入らないメガネを選ぶ方もいます。この場合は、レンズの度による見え方の変化がないので、フレームの形と色だけで印象が決まります。

度の入らないメガネは、人から見たときに、目の大きさがそのまま見えます。そのぶん、フレームの形と目の形の関係がはっきり出ます。曲線寄りの丸顔なら、目の丸さがレンズ越しにそのまま見えるので、丸いフレームとの一体感が強く出ます。直線寄りの丸顔なら、角のあるフレームの中で切れ長の目がすっきり見えます。測った結果を、そのまま形に反映させやすいのが、度の入らないメガネの良いところです。

横幅を確かめるときは、正面だけでなく、少しうつむいた顔も鏡で見てください。うつむくと、頬の肉が前に出て、フレームの外側に頬がはみ出しやすくなります。手元の書類やスマートフォンを見ているときの顔は、人からよく見られている顔でもあります。うつむいたときに、フレームの外側に頬がはみ出して見えるなら、横幅をもう少し広げるか、レンズの外側の縦が浅い形を選ぶと、頬とフレームの重なりが減ります。

丸顔の悩みとして言われがちなこと

丸顔のメガネについて、よく聞く悩みを3つ並べておきます。

1つ目は、メガネをかけると顔が大きく見える、という悩みです。これは多くの場合、フレームの横幅が狭すぎて、頬がフレームの外にはみ出して見えていることが原因です。横幅を頬骨に合わせて広げると、顔はかえってすっきり見えます。

2つ目は、メガネをかけると幼く見える、という悩みです。これは、丸いフレームの線が太く、色が濃い場合に起きやすくなります。曲線寄りの丸顔でも、線を細くし、色を肌や髪に寄せると、丸いフレームでも落ち着いた印象になります。

3つ目は、四角いメガネをかけるときつく見える、という悩みです。これは、曲線寄りが2つ以上ある丸顔が、角のあるフレームを選んでいる場合に多く見られます。冒頭の3つを測り直して、曲線寄りが多ければ、丸いフレームか、中間の形に替えてください。

4つ目は、写真に写ると、目が小さく見える、という悩みです。これは、フレームの形より、レンズの度の強さが影響していることがあります。度の強いレンズは、目を小さく見せる性質があるので、フレームを選び直しても変わらないことがあります。気になるときは、眼鏡店でレンズの厚みや種類について相談してみてください。フレームの側でできるのは、レンズの横幅を必要以上に大きくしないことです。レンズが大きいほど、目のまわりの縮んで見える範囲も広がります。

5つ目は、メガネを替えるたびに、まわりの反応が気になる、という悩みです。形を大きく変えると、まわりの人は顔そのものが変わったように感じて、何か言いたくなるものです。反応が気になるなら、今かけているメガネと、新しく選ぶメガネのあいだで、形か色のどちらか1つだけを変えてください。形を丸から中間の形に変えるなら色はそのまま、色を変えるなら形はそのまま。1つずつ動かすと、まわりの目も自然に慣れていきます。

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よくある問い

Q. 丸顔は丸いメガネを避けたほうがいいですか
一律には言えません。輪郭が丸くても、眉が弧を描いていて目が丸く、顎先も細い人は、顔の中の線がもともと曲線でそろっているので、丸いフレームをかけると顔の中とフレームが同じ言葉を話してまとまります。避けたほうがいいのは、眉がまっすぐで目が横に長いのに、輪郭だけが丸い人が丸いフレームをかけた場合です。この場合は、輪郭の丸さだけが強調されます。
Q. 眉を描いているので、眉の形がどちらか分かりません
メガネをかける日にいつも描いている眉の形で判断してください。メガネはふだんの顔の上に乗るので、素の眉ではなく、人から見える眉の線と合わせるほうが実際の見え方に近くなります。日によって描き方を変えている場合は、多いほうで決めて、少ないほうの日は前髪で眉の上半分を隠すと揃いやすくなります。
Q. 店で試着するとき、何を見ればいいですか
鏡に顔を近づけず、1mほど離れて立ってください。そのとき最初にフレームが目に入るか、目と眉が目に入るかを見ます。先に目と眉が見えるなら、そのフレームは顔の中の線と揃っています。先にフレームの輪郭が浮いて見えるなら、形か太さが顔と合っていません。2本を交互にかけて、この順番が入れ替わるかを比べると決めやすくなります。
Q. フレームの横幅はどのくらいがいいですか
正面から見て、フレームのいちばん外側が、頬骨のいちばん外側とそろうか、片側5mm以内の内側に収まるくらいが目安です。それより狭いと顔の幅が広く見え、外にはみ出すと顔全体が小さく見える代わりにメガネだけが目立ちます。

— メグラシ編集部

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帽子が似合わない人|厚み・表面・色が服と1つもつながっていない

帽子をかぶって鏡を見たとき、顔や形より先に「帽子だけ浮いている」と感じる人がいます。原因は顔立ちではなく、帽子と服のつながりがどこにも無いことが多いのです。つなぐ場所は3つ。生地の厚み、表面の毛羽や光沢、同じ色を体のどこかにもう1か所置くこと。秋冬に帽子を出したときに、手持ちの服と帽子を並べて1つずつ確かめる手順と、どちらとも取れるときの決め方をまとめました。

メグラシ編集部/読了 8分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

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