ホットヨガの服装|寒い日は、汗が引くまでの時間で帰りの一枚を決める

**次のホットヨガの帰り道を、分数で数えてみてください。**スタジオを出てから駅まで何分、電車を降りてから家まで何分。そして、レッスンが終わってから汗が引くまで、何分かかっていますか。
秋から冬のホットヨガで困るのは、レッスン中の服ではありません。暖かいスタジオから、寒い外へ出る帰り道です。帰りの一枚を決めるのは、汗が引くまでの時間と、外を歩く分数です。
ヨガウェアそのものの選び方はヨガウェアの選び方に、常温のスタジオへの行き帰りは朝活ヨガの服装にまとめてあります。この記事は、暖かい部屋と寒い外の差だけを扱います。
結論:帰りの一枚を決めるのは、汗が引くまでの時間
組み方の骨組みは次のとおりです。
| 汗が引くまでの時間 | 帰りの組み方 |
|---|---|
| 10分以内 | 行きと同じ服で帰れる。首に巻くものを1つ足す |
| 10〜20分 | 待つあいだは薄い一枚だけ羽織り、引いてから外側を重ねる |
| 20分を超える/シャワーを使えない | 肌に直接着る一枚を替える。外側は前が開くものにする |
この表に、外を歩く分数を重ねます。外を歩く時間が15分を超える日は、外側を行きより一段厚くします。
常温のヨガと、何が違うのか
常温のヨガなら、レッスン中に少し汗をかいても、終わるころには引いていることが多いものです。帰り道の服は、行きと同じで困りません。
ホットヨガは、3つの点で違います。
ひとつは、**汗の量が多いこと。**暖かく湿った部屋で体を動かすので、レッスン中の服はかなりの汗を含みます。
ふたつめは、**汗が引くまでに時間がかかること。**スタジオを出ても、しばらくは体の熱が残っています。
みっつめは、**外との差が大きいこと。**秋から冬は、スタジオの中と外の気温の差が、一年でいちばん大きくなる時期です。夏なら気にならなかった帰り道が、この季節には寒く感じます。
つまり、夏のあいだに通っていた人ほど、同じ組み方のまま秋を迎えて、ある日の帰り道で急に寒さに気づくことになります。服の組み方を変える時期は、外の最低気温が15度を下回るころと見ておいてください。そのころから、帰り道の一枚が要るようになります。
レッスン中の服|汗を含んだ重さで選ぶ
レッスン中の服は、形より先に、汗を含んだときの重さで選びます。
綿の多い服は、肌ざわりはよいのですが、汗を含むと重くなり、体に張りついたまま乾きにくくなります。ポーズを変えるたびに布が肌から離れず、動きにくく感じることもあります。
汗を含んでも軽く、乾くのが早い素材は、レッスン中も布が肌から離れやすく、終わってからも乾きが早くなります。
確かめ方は簡単です。家で手持ちの服を水にくぐらせて軽く絞り、10分置いてから持ち上げてみてください。**重さが残っているもの、触って冷たいものは、ホットヨガには向きません。**軽く、ひんやりしすぎないものを選びます。
上は、乾く速さと裾の長さ
上に着るものは、乾く速さに加えて、裾の長さを見ます。
ホットヨガでは、前屈や逆さになるポーズで裾が落ちてきます。汗で滑りやすくなっているので、常温のときより裾が落ちやすくなります。裾がウエストより下まであり、体に沿う形のものなら、ポーズの途中で直す回数が減ります。
胸元の開きは、浅めのほうが落ち着きます。汗で布が重くなると、胸元が前に引っぱられて開きやすくなるからです。
下は、膝の裏と足首
下に履くものは、膝の裏と足首を見てください。
膝の裏は、汗がたまりやすい場所です。膝を曲げるポーズが続くと、布が膝の裏に食い込んで湿ったまま張りつきます。膝の裏に縫い目がなく、布が薄く伸びるものを選ぶと、曲げ伸ばしが楽になります。
足首は、丈で決めます。くるぶしまでの丈は、マットの上で足が滑りにくく、汗で裾が上がってくることも少なくなります。ふくらはぎまでの丈は涼しく感じますが、帰り道に足首が出るので、帰りの靴下を長めのものにしておきます。
髪と首まわり
汗が引くまでの時間を延ばしているのが、髪です。首の後ろに髪が下りていると、そこに熱と湿気がこもり、首まわりの汗が引きにくくなります。
レッスン中は、髪を高い位置でまとめて、首の後ろを空けておきます。終わったら、まず首の後ろをタオルで押さえて汗をとります。首の後ろが乾くと、全体の汗が引くのも早くなったように感じます。
帰りに首に巻くものは、髪が乾いてから巻きます。湿った髪の上から巻くと、首まわりにまた湿気がこもります。
汗が引くまでの時間を、1回測っておく
表の段を決めるには、自分の汗が引くまでの時間を知っておく必要があります。これは人によって、またその日のレッスンの強さによって違います。
1回だけ、測ってみてください。レッスンが終わってロッカーの前に座ったら、時計を見ます。首の後ろと背中を手で触って、湿り気を感じなくなったら、もう一度時計を見ます。その差が、あなたの汗が引くまでの時間です。
**一度測っておけば、次からは表のどの段で組めばいいかがわかります。**強いレッスンと穏やかなレッスンで違うなら、2つの時間を覚えておいてください。
季節によっても、この時間は少しずつ変わります。外が寒くなるほど、ロッカーの前の空気も冷えてくるので、汗が引くのは早くなったように感じます。ただ、それは体の熱が引いたのではなく、周りの空気で表面が冷えただけのことがあります。首の後ろと背中の両方を触って確かめると、読み違えにくくなります。
帰りの一枚は、駅までの分数と外の気温で
汗が引くまでの時間で段を決めたら、次に外を歩く分数と、外の気温を重ねます。
外を歩く時間が5分以内なら、外側は行きと同じで足ります。5分から15分なら、首に巻くものを足します。15分を超える日、または外の気温が10度を下回る日は、外側そのものを行きより一段厚いものにします。
夜のレッスンの帰りは、行きより気温が下がっていることを忘れないでください。夕方に出かけて、夜に帰る日は、行きの気温ではなく帰りの時刻の気温で組みます。
行きの服は「脱ぐ順番」で組む
行きの服は、スタジオに着いてから脱ぐ順番を考えて組みます。
ホットヨガのスタジオは、受付のあたりからすでに暖かいことがあります。ロッカーにたどり着くまでに汗ばまないよう、外側から順に、手早く脱げる形にしておきます。前が開く外側、その下に薄い一枚、いちばん内側にレッスン中の服。この3枚なら、受付で外側を脱ぎ、ロッカーで薄い一枚を脱ぐだけで、すぐにレッスンに入れます。
反対に、かぶって着るニットを外側の下に着ていくと、脱ぐときに髪がほどけたり、汗ばんだ肌に布が引っかかったりします。行きの服は、見た目のまとまりより、脱ぐ手数の少なさで選んでください。脱いだものは帰りにそのまま着るので、たたんでロッカーの上の段に置いておくと、湿気を吸いにくくなります。
行きのうちからレッスン中の服を中に着ておくと、着替えの時間が短くなります。そのかわり、帰りに着る肌の一枚は替えを持っていきます。
持ち物は、濡れたもの用と乾いたもの用に分ける
鞄の中は、2つに分けて考えます。
- 濡れたもの用……レッスン中の服、汗を拭いたタオルを入れる、口の閉まる袋
- 乾いたもの用……帰りに肌に直接着る一枚、靴下、首に巻くもの
分けておかないと、帰りに着る乾いた一枚が、濡れたものの湿気を吸ってしまいます。乾いたもの用は、濡れたもの用より先に鞄に入れると、取り出すときに濡れたものに触れずに済みます。
どちらとも取れるとき①|シャワーを使える日と使えない日
スタジオによって、また混み具合によって、シャワーを使える日と使えない日があります。
シャワーを使える日は、汗を流したあとに汗が引くまでの時間が短くなるので、表の段を一つ下げて組んで構いません。ただし、髪を洗った日は、髪が乾くまでの時間が加わります。髪を乾かしきれずに外へ出るなら、首に巻くものと、頭を覆うものを用意します。
シャワーを使えない日は、段を一つ上げます。肌に直接着る一枚を替え、外側は前が開くものにして、外に出る前に少しずつ熱を逃がせるようにします。どちらになるかわからない日は、使えない日のほうで組んでおくと、困ることがありません。
どちらとも取れるとき②|仕事帰りに寄る日
仕事帰りに寄る日は、仕事の服を持ったままスタジオへ行き、帰りにもう一度着ることになります。
ここで気をつけたいのは、仕事の服を汗で湿らせないことです。肌に直接着る一枚を替えにして、汗が引いてから仕事の服を着ます。仕事の服は、ロッカーの中でしわにならないよう、たたみ方を決めておきます。ハンガーを掛けられるロッカーなら、上着とシャツは掛けて、ボトムは二つ折りにして上の段に置きます。
帰りに仕事の服を着る時間がないときは、レッスン後は楽な服で帰り、仕事の服は袋に入れて持ち帰るという選び方もあります。翌日も同じ服を着る予定がないなら、そのほうが帰り道の着替えが一度で済みます。
帰りの足元|湿った足で靴を履かない
見落とされやすいのが足元です。ホットヨガのレッスンは素足で行うことが多く、終わったあとの足の裏や指の間には汗が残っています。そのまま靴下と靴を履くと、靴の中に湿気がこもり、外を歩くうちに足先から冷たく感じてきます。
帰る前に、足の裏と指の間をタオルで拭いてから、乾いた靴下を履いてください。行きに履いてきた靴下をもう一度履くより、替えの靴下を1足持っていくほうが、帰り道が楽になります。
靴は、足首まで覆う形か、甲の広く覆われた形が向いています。甲が大きく開いた靴は、秋から冬の帰り道では足先から冷えやすくなります。行きは脱ぎ履きのしやすさで選びがちですが、帰りの外を歩く分数が長い日は、覆う面の広さを優先してください。
よくある行き違い
**「暖かい部屋で汗をかいたから、帰りも薄着でいい」。**体が温かいのはスタジオを出てしばらくのあいだだけです。汗が引いたあとの帰り道のほうが、ずっと長くなります。
**「厚い服を着れば冷えない」。**汗が引かないうちに厚い服を着ると、内側に湿気がこもって、かえって冷たく感じます。先に汗を引かせてから重ねてください。
**「レッスン中の服は、何を着ても同じ」。**汗を含んだときの重さで、レッスン中の動きやすさも、帰りの着替えやすさも変わります。
装いに活かすなら
寒い季節のホットヨガは、レッスン中より帰り道の服で差がつきます。**汗が引くまでの時間を一度測り、帰り道の分数を数える。**この2つの数字があれば、帰りの一枚は迷わずに決まります。
秋は、屋内のスタジオに通い始める人が増える季節です。最初のうちに一度だけ時計を見ておけば、冬のあいだずっと、帰り道で寒い思いをせずに済みます。
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よくある問い
- Q. ホットヨガには、普通のヨガウェアで行っていいですか
- 動きやすいものなら構いませんが、汗を含んだときの重さを一度確かめておくと安心です。ホットヨガは常温のヨガより汗の量が多く、綿の多い服は汗を含むと重くなって、体に張りついたまま乾きにくくなります。汗を含んでも軽く、乾くのが早い素材のほうが、レッスン中も帰りの着替えも楽になります。家で水をくぐらせて絞り、10分置いて重さと冷たさを比べてみると、違いがわかります。
- Q. レッスン後、すぐに帰りの服を着ても大丈夫ですか
- 汗が引いてから着るほうが、帰り道が楽になります。汗が引かないうちに厚い服を着ると、服の内側に湿気がこもり、外に出たとたんに冷たく感じます。スタジオを出る前に、ロッカーの前で5分から10分ほど座って汗が引くのを待ち、そのあいだは薄い一枚だけを羽織っておきます。汗が引いたのを確かめてから、外側を重ねてください。
- Q. シャワーがないスタジオに通う日は、どうすればいいですか
- 汗を拭くものと、肌に直接着る一枚を替えのぶんだけ持っていきます。シャワーを使えない日は、汗が引くまでの時間が延びやすいので、帰りの服は前が開くものにして、外に出る前に体の熱を少しずつ逃がせるようにします。汗を含んだ服を着たまま外に出ると冷たく感じるので、肌に直接着る一枚だけは必ず乾いたものに替えてください。
- Q. 仕事帰りにホットヨガに寄る日は、何を持っていけばいいですか
- レッスン中の服、肌に直接着る替えの一枚、汗を拭くもの、濡れたものを入れる袋の4つです。仕事の服はレッスン中にロッカーに置いておくので、しわになりにくいたたみ方をしておきます。帰りに仕事の服をもう一度着るなら、肌に直接着る一枚だけは替えを用意すると、汗が残っていても仕事の服が湿りません。
— メグラシ編集部





