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冬の屋内スポーツ施設コーデは上3枚|腕を上げて裾が5cm上がるなら丈を替える

メグラシ編集部//読了 9分
屋内で体を動かす日に、動きを妨げない丈と重ね方で組んだ冬の装い

屋内で体を動かす施設は、冬でも中は20度前後あります。外との差は10度以上です。

だからこの日の服は、寒さで決めません。決めるのは動いたときに形が崩れないかです。

判定はひとつだけ。鏡の前でまっすぐ腕を上げて、裾が何センチ上がるかを見てください。

判定|腕を上げて、裾が5cm上がるか

腕を真上に上げます。そのとき裾がどれだけ持ち上がるかを見ます。

  • 5センチ以内 → そのまま着て構いません
  • 5センチを超える → 丈を長くするか、身幅にゆとりのあるものに替えます

腕を上げる動作は、球を打つ・投げる・的を狙う・高いところの物を取る、どれにも入っています。ここが通れば、その日の動作はだいたい通ります。

5センチという数字は、腰の骨のあたりで生地が止まるか、その上まで抜けるかの境目です。抜けてしまうと、動くたびに裾を直すことになります。

なぜ厚みではなく丈で見るのかというと、館内では寒さがほとんど問題にならないからです。20度前後の空間で体を動かすので、必要なのは保温ではなく、動作のあいだ形が変わらないことです。厚みを気にして選ぶと、暑くて脱ぐか、動きにくいかのどちらかになります。

測るのは着ていく候補すべてでなくて構いません。その日いちばん外側に着る一枚と、動くときに残る一枚。この2枚だけ確かめれば足ります。

5cmを超えたときに動かすところ

替えるのは丈か、身幅のどちらかです。

丈を伸ばす場合は、立ったときに腰の骨が完全に隠れる位置まで。身幅で受ける場合は、脇の下に手のひらが1枚入るくらいのゆとりをとります。

どちらか一方で足ります。両方を大きくすると、今度は動くたびに生地が余って重く感じます。

丈で受けるほうが確実です。身幅のゆとりは動きを楽にしますが、上がる幅そのものは減りません。丈が長ければ、たとえ7センチ上がっても腰の骨より下で止まります。

もうひとつ、中に一枚入れて押さえるという手もあります。外側の一枚が上がっても、内側の一枚が動かなければ、見えるところは変わりません。丈も身幅も替えたくない日は、この方法がいちばん早く済みます。

早見表|上がる幅と、動かすところ

腕を上げたとき状態動かすところ
0〜3センチ動作で崩れませんそのままで構いません
4〜5センチ境目。長時間だと気になります中に一枚入れて押さえます
6〜10センチ動くたびに直すことになります丈を伸ばすか、身幅を足します
10センチ以上その日の動作には向きません別の一枚に替えてください

上は3枚で組む|外・館内・動くとき

館内と外の差が10度以上あるので、1枚で両方に合わせることはできません。

  • 外を歩くための1枚(脱ぐ前提)
  • 館内で着ている1枚(動かないあいだ用)
  • 実際に動くときの1枚(半袖でも長袖でも)

厚い1枚で外に合わせると、中に入って5分で暑くなります。そして脱いだあとに残るのが薄い1枚だけになり、動かないあいだに冷えます。

3枚は多いように見えますが、脱ぎ着の回数はいちばん少なくなります。 外で1枚脱いで、動くときにもう1枚脱ぐ。それだけです。

3枚のうち、外の1枚だけを厚く、残り2枚は薄くしてください。厚い一枚を2枚重ねると、脱いだあとの荷物が急に嵩みます。館内では両手が空いているほうがいいので、持ち歩くものの体積は先に決めておきます。

館内で着ている1枚は、前が開けられる形にしてください。動く番と待つ番が交互に来るので、その都度かぶって脱ぐのは手間になります。

脱いだ1枚を、どこに置くか

館内では移動が多く、置き場所を決めていないと荷物を探す時間が増えます。

肩から下げられるバッグをひとつ決めて、そこに集約してください。上着は中に押し込むより、持ち手に通しておくほうが早く出せます。

貴重品は体に付けられる小さなものに移すと、動くたびに置き場所を確かめずに済みます。

しゃがむ動作で見えるのは、腰の後ろ

腕を上げる動作の次に多いのが、しゃがむ動作です。球を拾う、靴を履き替える、荷物を取る。

このとき上がるのは前ではなく腰の後ろです。座った姿勢で腰の後ろが隠れているかを、家で一度確かめておいてください。

確かめ方は簡単で、床に座って背中側に手を回すだけです。手が肌に触れるなら、上の丈が足りていません。中に一枚入れておくと、丈を変えずに受けられます。

下は、ひざを上げてつっぱらないか

下も判定はひとつです。立ったまま片ひざを胸のほうに上げて、太ももの前が引かれないか。

引かれないなら通ります。引かれるなら、生地が伸びるものか、ゆとりのあるものに替えてください。

丈は足首が出ない長さにします。屋内の施設は床から冷えることが多く、足首が出ていると動いていないあいだに冷えます。

裾の広がりは、裾まわりに手のひらが1枚入るくらいで止めます。それ以上広いと、走る動作で足に絡みます。

首まわり|動くと開くか、開かないか

襟の開いた形は、動いているあいだに開き方が変わります。前かがみになったときにどこまで開くかを、家で確かめておいてください。

開きが気になるなら、首元の詰まった一枚を中に入れるのがいちばん早い手です。丈も襟も変えずに、開き方だけを止められます。

首元が詰まりすぎる形にも注意が要ります。動いて体温が上がると、いちばん先に熱が抜けるのが首だからです。動くときの一枚は開き気味、待つときの一枚は詰まり気味。 この2枚を持っていると、体温の上下にそのまま合わせられます。

髪をまとめる位置も、動作で決まる

高い位置でまとめると、後ろに反る動作で結び目が邪魔になります。低い位置だと、前かがみで前に落ちてきます。

耳の高さが、どちらの動作でも当たらない位置です。迷ったらここに置いてください。

靴下の丈|くるぶしが出ると、床の冷えが上がってくる

館内は暖かくても、床は暖かくありません。動いていないあいだ、冷えは足首から上がってきます。

くるぶしが隠れる丈を選んでください。丈が短いと、休んでいる15分で足元だけが冷えます。

靴を脱いで上がる場所がある施設なら、靴下は見えるものとして選ぶことになります。この場合も丈は同じで、くるぶしが隠れるところまでとってください。

色は3色まで|動くと面が入れ替わる

動いているあいだ、体の向きは絶えず変わります。前から見えていた面が、次の瞬間には見えません。

だから色数が多いと、動くたびに違う組み合わせに見えます。 3色までに収めると、どの向きでも同じ印象になります。

3色のうち1色を、下と靴でそろえておくと、脚の線が途中で切れません。

館内は照明が強く、屋外より色が明るく見えます。家で見た印象より一段はっきり出ると思ってください。柄を入れるなら1か所までにしておくと、動いても散らかりません。

写真を撮る予定がある日は、上の1枚を沈んだ色にしておくと落ち着きます。動きのある写真では背景が流れるので、体の面が濃いほうが形がはっきり残ります。

汗が出る前提で、素材を選ぶ

館内は20度前後で、動けば汗ばみます。冬用の起毛したものは、動いているあいだに熱がこもります。

肌に触れる一枚は、乾きの早いものにしてください。上の2枚は冬物でも、いちばん内側だけは動く前提にする。ここを分けておくと、休んでいるあいだに冷たくなりません。

帰り道|出る10分前に、動くのをやめる

汗が引く前に外に出ると、外気の10度差が一気に来ます。

館内を出る10分前に動くのをやめて、そのあいだに外用の1枚を着てください。体温が下がりきる前に外に出られます。

首の後ろと手首の2か所が覆えているかも確かめます。ここが開いていると、同じ気温でも帰り道の体感が2度ほど下がります。

どちらとも取れる日|見るだけの時間が長い

一緒に行った人の番を待つ時間が長い日は、動く時間より止まっている時間のほうが長くなります。

この日は館内用の1枚を厚い側に寄せてください。動く時間が半分を下回るなら、判定の優先順位は動きやすさより保温に移ります。

腕を上げる判定は変わりません。ただし、その上に羽織る一枚を厚くする、という足し方に変えます。

止まっている時間が長い日は、座る場所の材質も効いてきます。金属や樹脂の椅子は、腰から下の熱を直接持っていきます。膝から下を覆えるものが1枚あると、同じ館内でも体感が1〜2度上がります。

見る時間と動く時間の割合は、朝の時点でおおよそ分かります。半分より動くほうが長いなら動きやすさを優先、半分を下回るなら保温を優先。この一言だけ決めておけば、当日は迷いません。

まとめ|腕を上げて5cm、これだけ見る

冬の屋内スポーツ施設は、寒さではなく動作で服が決まります。

判定は腕を上げて裾が5センチを超えるかどうか。上は3枚に分け、しゃがんだときの腰の後ろを確かめ、靴下はくるぶしを隠す。玄関の鏡の前で腕を一度上げるだけで、その日の答えが出ます。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 冬の屋内スポーツ施設は、何枚で組めばいいですか
上は3枚が基準です。外を歩くための1枚、館内で着ている1枚、実際に動くときの1枚。この3枚に分けておくと、外と中の10度差を脱ぎ着だけで吸収できます。厚い1枚で外の寒さに合わせると、中に入って5分で暑くなり、脱いだあとに残るのが薄い1枚だけになります。逆に薄く重ねすぎると外が寒い。3枚は多いように見えて、いちばん往復が浅い組み方です。
Q. 動きやすいかどうかを、着る前に確かめる方法はありますか
鏡の前でまっすぐ腕を上げてください。そのときに裾が何センチ上がるかを見ます。5センチ以内なら、その日の動作で形は崩れません。5センチを超えるなら、丈を長くするか、身幅にゆとりのあるものに替えてください。腕を上げる動作は、球を打つ・投げる・的を狙うといった動きのほとんどに含まれています。ここが通れば、たいていの動作も通ります。
Q. 下は何を選ぶと動きやすいですか
ひざを曲げたときに、太ももの前がつっぱらないものです。立ったまま片ひざを胸のほうに上げて、生地が引かれる感じがなければ通ります。丈は足首が出ない長さにしてください。屋内の施設は床から冷える場所が多く、足首が出ていると動いていないあいだに冷えます。裾が広がりすぎる形は、走る動作で足に絡むので、裾まわりは手のひらが1枚入るくらいで止めます。
Q. 荷物はどこまで減らせますか
脱いだ上着を1枚と、飲み物、それだけです。館内は動き回るので、持ち歩く荷物は肩から下げられるものひとつにまとめてください。上着は畳んでバッグに入れるより、バッグの持ち手に通しておくほうが早く取り出せます。貴重品は体に付けられる小さなものに移しておくと、動くたびに置き場所を探さずに済みます。
Q. 帰り道が寒くて困ります
汗が引く前に外へ出るのがいちばんこたえます。館内を出る10分前に、動くのをやめて体を落ち着かせてください。そのあいだに外用の1枚を着ておくと、体温が下がりきる前に外に出られます。首の後ろと手首を覆えているかも確かめてください。この2か所が開いていると、同じ気温でも帰り道の体感が2度ほど下がります。

— メグラシ編集部

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