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靴・パンプスの種類16種を図で見比べる──アンクルブーツとは、チャンキーヒールとは

メグラシ編集部//読了 18分
つま先やヒールの形が異なる靴とサンダルが並んだ明るい玄関まわり

「アンクルブーツって、ショートブーツと何が違うのかしら」。通販サイトで両方の名前を見かけて、写真を見比べても差がわからなかった、という経験はよくあることです。先に一問一答から始めます。

アンクルブーツとは、くるぶしが隠れる高さで筒が終わるブーツのことです。アンクル(ankle)は英語で足首のこと。その名のとおり、履き口が足首のあたりに来ます。くるぶしの骨がちょうど隠れるか、その少し上で終わるものが一般的です。

そして正直に書いておくと、**ショートブーツやブーティとの呼び分けには幅があります。**同じ商品が店によって違う名前で売られていることも珍しくないので、商品ページの筒丈(履き口までの高さ)の数字を見るのがいちばん確実です。

もうひとつ、よく調べられているのがチャンキーヒール。**チャンキー(chunky)は「ずんぐりした」という意味の英語で、太く角ばったヒールを指します。**上から下まで太さがほとんど変わらないのが特徴で、接地面が広いぶん安定して歩けます。

この記事では、まず16種類を一枚の図で見比べます。そのうえで、靴の名前が体のどこを指しているのかという整理を置き、混同しやすい組み合わせを並べた図で見分けていきます。後半では、スマートカジュアルの場でサンダルが許されるのかという判断、疲れにくい靴の条件、骨格タイプ別と低身長のときの選び方まで進みます。

靴・パンプス16種を一枚で見比べる

名前を覚えるより先に、形を目で覚えてしまうほうが早いものです。並び順にも意味があります。はじめの4つはつま先の形を指す呼び名、次の4つはヒールの太さと高さを指す呼び名、続く4つは足のどこまでを覆うかを指す呼び名、最後の4つは足にどう留めるかを指す呼び名です。

靴・パンプス16種を一枚で見比べる

靴の名前は「つま先」「ヒール」「覆う範囲」「留め方」の4か所のどれかを指しています。

つま先がとがったポインテッドトゥのパンプスのイラスト

ポインテッドトゥ

つま先が丸いラウンドトゥのパンプスのイラスト

ラウンドトゥ

つま先が四角く切り落とされたスクエアトゥのパンプスのイラスト

スクエアトゥ

つま先が開いて指が見えるオープントゥのパンプスのイラスト

オープントゥ

細く高いヒールのピンヒールパンプスのイラスト

ピンヒール

太く角ばったヒールのチャンキーヒールパンプスのイラスト

チャンキーヒール

細く低いヒールのキトゥンヒールパンプスのイラスト

キトゥンヒール

靴底が一体のくさび形になったウェッジソールのイラスト

ウェッジソール

甲が開いて足を包むだけの基本のパンプスのイラスト

パンプス

かかとが開いて素足が見えるミュールのイラスト

ミュール

つま先もかかとも開き細いストラップで留めるサンダルのイラスト

サンダル

くるぶしの上まで覆うアンクルブーツのイラスト

アンクルブーツ

足首にストラップを回して留めるストラップパンプスのイラスト

ストラップパンプス

ヒールがなくリボンのついたバレエシューズのイラスト

バレエシューズ

甲に切り替えのある紐なしのローファーのイラスト

ローファー

厚い白いソールと紐のあるスニーカーのイラスト

スニーカー

靴の家族分け

つま先の仲間

つま先の形から付いた名前

ポインテッドトゥ

ラウンドトゥ

スクエアトゥ

オープントゥ

ヒールの仲間

かかとの太さと高さから付いた名前

ピンヒール

チャンキーヒール

キトゥンヒール

ウェッジソール

覆う範囲の仲間

足のどこまでを覆うかで付いた名前

パンプス

ミュール

サンダル

アンクルブーツ

留め方の仲間

足にどう留めるかで付いた名前

ストラップパンプス

バレエシューズ

ローファー

スニーカー

名前が体のどこを指しているかが分かると、商品名が読めるようになります。
「ポインテッドトゥのチャンキーヒール」のように、4つの軸は重ねて使われます。

靴・パンプス16種の形。名前が指しているものが4か所あるため、その軸ごとにまとめています。

並べてみると、靴の名前が一枚岩でないことが見えてきます。ポインテッドトゥからオープントゥまではつま先の形しか言っていない。ピンヒールからウェッジソールまではかかとの作りしか言っていない。パンプスからアンクルブーツまでは足のどこを覆うかを、ストラップパンプスからスニーカーまでは足にどう留めるかを言っています。

早見表:16種の見分けどころを一言で

買い物の途中で見返すなら、ここだけで足ります。見分けどころは、1種類につき1つに絞りました。迷ったら、そのひとつだけを確認してください。

名前の軸見分けどころ(ここだけ見る)
ポインテッドトゥつま先つま先が細くとがって、先へ伸びる
ラウンドトゥつま先つま先が丸く、足の形に沿って収まる
スクエアトゥつま先つま先が水平に切り落とされて角がある
オープントゥつま先つま先が開いて足の指が見える
ピンヒールヒールヒールが細く、下へ行くほど細くなる
チャンキーヒールヒールヒールが太く角ばり、上下で太さが変わらない
キトゥンヒールヒール細いのに低い。3〜5センチ程度で華奢
ウェッジソールヒールかかとから土踏まずまで底が一体でつながる
パンプス覆う範囲甲が開き、足を包むだけで留め具がない
ミュール覆う範囲つま先側は覆い、かかとが開いている
サンダル覆う範囲つま先もかかとも開き、ひもや帯で留める
アンクルブーツ覆う範囲くるぶしが隠れる高さで筒が終わる
ストラップパンプス留め方足首や甲にストラップを回して留める
バレエシューズ留め方ヒールがなく、浅い作りで足を差し入れる
ローファー留め方ひもがなく、甲の切り替えに足を滑り込ませる
スニーカー留め方ひもや面ファスナーで甲全体を締める

こうして並べると、判別に使っている場所が種類ごとに違うことがわかります。つま先の仲間は足先、ヒールの仲間はかかと、覆う範囲の仲間は足の輪郭、留め方の仲間は甲と足首。見る場所を先に決めてから写真を見ると、判断がぐっと速くなります。

靴の名前は、体の四か所のどれかを指している

この記事の背骨はここです。靴の名前を並べても混乱するのは、四つの違う軸の言葉が同じ列に並んでいるからでした。順番に見ていきます。

ひとつめは、つま先の名前です。ポインテッドトゥ、ラウンドトゥ、スクエアトゥ、オープントゥ。この四つが指しているのは、足先がどうなっているかという一点だけです。ヒールの高さも、足のどこまでを覆うかも、この名前は何も言っていません。

ふたつめは、ヒールの名前です。ピンヒール、チャンキーヒール、キトゥンヒール、ウェッジソール。かかとがどう作られているかを指しています。太いか細いか、高いか低いか、底が分かれているか一体か。

みっつめは、覆う範囲の名前です。パンプス、ミュール、サンダル、アンクルブーツ。足のどこまでを布や革が覆っているかを指しています。かかとが開いているか、つま先が出ているか、くるぶしまで上がっているか。

よっつめは、留め方の名前です。ストラップパンプス、バレエシューズ、ローファー、スニーカー。足にどう固定するかを指しています。ストラップで縛るのか、履き口の縁だけで留まるのか、ひもで締めるのか。

軸が違うということは、重ねて使えるということでもあります。**「ポインテッドトゥのチャンキーヒール」は、矛盾なく成立します。**つま先がとがっていて、ヒールが太い靴。そのとおりの一足が存在します。「スクエアトゥのミュール」も「オープントゥのウェッジソール」も、同じ理屈で成り立ちます。

商品名が長くなるのはそのためです。「ポインテッドトゥ・5cmチャンキーヒール・ストラップパンプス」と書いてあれば、つま先の形、ヒールの太さと高さ、足への留め方という三つの情報が並んでいるだけです。分解して読めば、どんな長い名前も怖くありません。上半身の名前についても同じ整理をしています。首元はネックラインの種類、袖は袖の種類、羽織りはジャケット・アウターの種類にまとめました。

アンクルブーツとは──くるぶしで終わるブーツ

冒頭で書いたとおり、アンクルブーツはくるぶしが隠れる高さで筒が終わるブーツです。ブーツの仲間のなかでいちばん丈が短く、足首から上はすべて肌か靴下が見えます。

見分けどころは、履き口がどこに来るかの一点だけ。くるぶしの骨が隠れるか、その少し上で終わっていればアンクルブーツです。ふくらはぎの中ほどまで上がればミドルブーツ、膝下まで来ればロングブーツです。

ショートブーツ・ブーティとの呼び分け

ここは正直に書きます。アンクルブーツ、ショートブーツ、ブーティ。この三つの言葉に、業界共通の厳密な定義はありません。

傾向としてはこうです。アンクルブーツはくるぶしぴったりの高さ、ショートブーツはそれよりやや高く、ふくらはぎの手前まで含む場合がある。ブーティ(bootie)は英語で「小さなブーツ」を意味し、ヒールのある女性らしい短いブーツを指して使われることが多い。ただしこれは傾向にすぎず、同じ商品が店によって三つのどの名前でも売られていることがあります。

だから、名前で判断しないのがいちばん確実です。商品ページには「筒丈」という数字が載っています。8センチ前後ならくるぶしのすぐ上、12センチを超えるとふくらはぎに向かって上がってきます。自分の足首の位置と照らし合わせて選ぶと、届いてから「思っていたより高かった」ということが減ります。

アンクルブーツの合わせ方

短い丈だからこその難しさが、ひとつだけあります。履き口が来る場所が、脚のいちばん太くなり始める位置と近いことです。ここで線が横に切れるので、合わせるボトムスの丈によって印象が大きく変わります。

いちばん失敗が少ないのは、パンツの裾でブーツの履き口を隠す合わせ方です。裾がブーツの上に重なると、脚から靴までが一続きに見えて線が切れません。細身のパンツやテーパードなら、裾をブーツの中に入れる方法も使えます。

スカートと合わせるときは、履き口とスカートの裾のあいだをどれだけ空けるかで決まります。数センチだけ空くと、そこで線が二回切れて脚が短く見えます。しっかり離すか、ロング丈でほとんど隠すか、どちらかに寄せるとまとまります。

靴下やタイツの色も効きます。ブーツと近い色にすると足元がひとかたまりになり、肌との境目が見えにくくなります。丈の組み合わせは靴下・レッグウェアの丈にまとめました。素材は、革なら輪郭がはっきりして端正に、スエードなら光を吸うのでやわらかく。同じ形でもこの差だけで通勤向きにも週末向きにも寄ります。

チャンキーヒールとは──太くて安定するヒール

チャンキーヒールは、太く角ばったヒールのことです。チャンキー(chunky)は「ずんぐりした」「厚みのある」という意味の英語で、食べ物の「ごろっとした具」を表すときにも使われる言葉です。

いちばんの特徴は、**上から下まで太さがほとんど変わらないこと。**細いヒールは足のつけ根から先端に向かってすぼまっていきますが、チャンキーヒールは角柱のように、まっすぐ地面まで降りていきます。だから正面から見ても横から見ても、輪郭が四角い。

もうひとつの特徴が、**接地面が広いこと。**地面に触れる面積が大きいので、体重が一点に集まらず、面で分散されます。これが安定して歩けるいちばんの理由です。石畳やグレーチング(側溝のふた)に細いヒールが挟まる心配も、この形ならほとんどありません。

高さについて、ひとつ誤解されやすいところがあります。**チャンキーヒールは「太さ」を言った名前であって、「低さ」を言った名前ではありません。**3センチ程度の低いものもあれば、9センチを超える高いものもあります。高いのに歩きやすいというのが、この形がずっと選ばれ続けている理由です。

ピンヒールとチャンキーヒールを見比べる

ピンヒールは、その名のとおり針(ピン)のように細いヒールです。下に行くほど細くなり、接地する部分は数ミリしかありません。全身の体重が、この数ミリに集まります。

そのぶん、見た目は圧倒的に華奢です。足首から地面までの線が細く消えていくので、脚が長く軽やかに見えます。改まった場でこの形が選ばれ続けているのは、この見え方のためです。

チャンキーヒールは、同じ高さでも印象がまったく違います。ヒールに存在感があるので、足元が視覚的にどっしりします。それが「頼りがいのある感じ」にも「重い感じ」にも転ぶので、上半身とのバランスが効いてきます。

歩きやすさは、はっきり差が出ます。細いヒールは、足を下ろすたびに小さな点で体を支えるので、足首の筋肉が常に微調整を続けています。太いヒールは面で受け止めるので、その微調整が要りません。一日中歩く日、立っている時間が長い日は、この差が疲れ方に直結します。

チャンキーヒールに合わせるもの

ヒールに厚みがあるぶん足元の存在感が増すので、上半身も少し量があるほうが釣り合います。ボリュームのある袖、やや長めのトップス、厚みのあるニット。全身が細い日にチャンキーだけが太いと、足元だけが浮いて見えることがあります。

ボトムスとの相性で言えば、幅のあるパンツやロング丈のスカートと合わせやすい形です。裾からヒールの太さがのぞくくらいがちょうどよく、全身が縦にまとまります。パンツの形ごとの合わせ方はパンツの種類にまとめました。

つま先の形──四つの違いと、その中間

つま先は、靴のなかで顔にあたる部分です。同じヒール、同じ素材でも、つま先の形が変わるだけで別の靴に見えます。

ポインテッドトゥ

つま先が細くとがった形です。ポインテッド(pointed)は「先のとがった」という意味。足の実際の長さより、靴の先が数センチ前に伸びているのが特徴です。

この形の強みは、**足元から前に線が伸びること。**つま先が細く消えていくので脚全体が長く見え、低身長のときにいちばん効く形でもあります。

一方で、実際の足指の位置より先が細いので、サイズ選びは慎重に。指の付け根がいちばん幅の広い場所が、靴の広い場所に合っているかを確かめてください。ここが合っていれば、先が細くても痛くなりません。印象は端正で、通勤にも少し改まった場にも寄せられます。

ラウンドトゥ

つま先が丸い形です。人の足の輪郭にいちばん近く、指の形をそのまま包みます。印象はやわらかく素直で、とがった形ほど主張がないのでどんな服にも馴染みます。足指が窮屈になりにくいので、たくさん歩く日の一足としても頼りになります。

ポインテッドとラウンドを見比べる

この二つは、靴選びでいちばん最初に分かれ道になるところです。ポインテッドトゥは足先から前に向かう線が生まれ、その線が視線を前へ運ぶので、脚が長く全身が縦に伸びて見えます。ラウンドトゥは足の輪郭のなかで線が終わり、前に伸びない代わりに足元が自然でやわらかく見えます。

どちらが優れているということはありません。**縦に伸ばしたい日はポインテッド、やわらかくしたい日はラウンド。**それだけの使い分けで足ります。

スクエアトゥ

つま先が水平に切り落とされた形です。先端に角があり、正面から見ると四角い輪郭になります。角があるぶん、少し硬質で今っぽい空気が出ます。

足指の先に余白ができるので、指の長さに個人差があっても当たりにくいのが利点です。反対に、つま先が前に伸びないので、脚を長く見せる効果はポインテッドほどではありません。

オープントゥ

つま先が開いて、足の指が見える形です。パンプスでもサンダルでも、この作りのものはオープントゥと呼ばれます。肌が見えるぶん足元に抜けができ、季節を問わず「重くなりすぎない」ための道具として使えます。

ただし、**つま先が出ることで改まり具合はひと目盛り下がります。**この点はあとの節でくわしく整理します。

アーモンドトゥについて

ここでもうひとつ、図では用意していない形に触れておきます。アーモンドトゥです。名前のとおりアーモンドの実のような輪郭のつま先で、ラウンドトゥとポインテッドトゥの中間にあたります。丸すぎず、とがりすぎず、なだらかに先へ細くなっていく形です。

正直に書くと、**実物を見ても、ラウンドとの見分けは難しいことがあります。**どこからがアーモンドで、どこまでがラウンドかという線引きに決まりがなく、同じ靴が両方の名前で売られていることも珍しくありません。

それでも知っておく価値はあります。ポインテッドは前が細すぎて履きにくい、ラウンドだと少しもったりして見える。そう感じている方にとって、アーモンドトゥは両方の不満を埋める選択肢になります。商品説明にこの言葉があったら、「丸みを残しつつ、少し前に伸びている形」と読み替えてください。

ヒールの四つの形

ヒールは、歩きやすさと見え方の両方を決める場所です。四つの形を持ち味から見ていきます。

ピンヒールとチャンキーヒール

ピンヒールは細く高いヒールで、接地面は数ミリしかありません。見た目の華奢さはこの形が群を抜いていて、足首から下が細く消えるぶん脚がいちばん長く見えます。そのかわり、石畳、砂利、グレーチング、電車とホームの隙間と、引っかかる場所が街には意外に多く、長い距離を歩く日には向きません。

チャンキーヒールは前の節でくわしく書いたとおり、太く角ばったヒールです。接地面が広く体重を面で受け止めるので、5センチでも7センチでも細いヒールより格段に楽に歩けます。

キトゥンヒール

細いのに低い、という組み合わせのヒールです。キトゥン(kitten)は子猫の意味で、細く華奢な見た目からこう呼ばれるようになったといわれます。高さは3〜5センチ程度が中心です。

この形の便利さは、**低いのに華奢に見えること。**ヒールが細いので足元がすっきりし、それでいて高さがないので歩きやすい。長い時間立つ日、移動の多い日に、見た目を落とさずに楽をしたいときの選択肢になります。

ただし細いことに変わりはないので、接地面はやはり小さい。長距離を歩くなら、太めのヒールに軍配が上がります。

ウェッジソール

かかとから土踏まずまで、靴底が一体になってつながっている形です。ヒールと底が分かれておらず、横から見るとくさび(ウェッジ)のような三角形になります。

**接地面が靴底全体なので、ヒールのなかでもっとも安定します。**足の裏がほぼ全面で地面に触れるため、体重が広く分散されます。芝生や砂利の上でも沈みにくく、屋外のイベントで頼りになる形です。

見た目には厚みが出るので、足元の存在感は強くなります。カジュアル寄りの空気が出やすいのと、素材によっては改まった場に向かないことがあるので、そこだけ場面に合わせて選んでください。

チャンキーとウェッジを見比べる

この二つは「歩きやすいヒール」としてよく並べられますが、仕組みが違います。チャンキーヒールはかかとの下だけに柱があり、土踏まずの下は空いていて、そこで靴底が曲がります。歩くときに足が自然に曲がるので、動きが妨げられません。ウェッジソールはかかとから土踏まずまでが一体で、足の裏が曲がらないぶん地面をとらえる面積が最大になります。安定はいちばんですが、歩幅が少し変わる感覚があります。

長い時間立つ日はウェッジ、たくさん歩く日はチャンキー。そう覚えておくと選びやすくなります。

覆う範囲の四つ──パンプス・ミュール・サンダル・ブーツ

足のどこまでを覆うか。この軸は、見た目だけでなく改まり具合を直接決めます。ここは後半の判断につながる大事な節です。

パンプス

甲が開いていて、留め具のない靴です。足を差し入れるだけで履け、履き口の縁が足に沿って留まります。

もっとも改まった場に対応できる靴の形がこれです。つま先もかかとも覆われていて、肌の見える面積が最小になるため、どんな場面でも「きちんとしている」と受け止められます。

甲の開き方(カット)で印象が変わります。深く開いたものは足の甲が長く見えて脚がすっきりし、浅いものは安定して脱げにくくなります。長時間歩く日は浅め、見た目を優先する日は深め、と使い分けられます。

ミュール

かかとが開いた靴です。つま先側は覆われていて、後ろだけが抜けています。かかとが自由なので足がむくむ日でも締めつけがなく、脱ぎ履きも簡単です。

ただし、かかとを支えるものがないので、歩くときに足が前に滑りがちです。指の付け根に体重が集まるので長い距離には向きませんが、ヒールが太めのものを選ぶと滑りはかなり軽減されます。

サンダル

つま先もかかとも開いていて、ひもや帯(ストラップ)で足に留める靴です。覆う範囲がいちばん狭く、肌がよく見えます。

軽くて涼しく、夏の主役になる形です。ストラップの本数や幅で印象が大きく変わり、細いものが数本なら華奢に、太い帯ならカジュアルで安定感が出ます。かかとにストラップがあるかどうかは、実用面でも改まり具合の面でも大きな分かれ目で、かかとを固定できるものは歩きやすく、少し改まった場にも寄せられます。

ミュールとサンダルを見比べる

共通しているのはかかとが開いていること、違うのはつま先です。ミュールはつま先側がしっかり覆われているので足の指が見えず、外から見ると前半分は普通の靴と同じに見えます。この「指が見えない」という一点で、改まり具合がひと目盛り上がります。サンダルは指まで見えるので、涼しく軽やかなぶん改まった場では選びにくくなります。

**迷ったときは、指が見えるかどうかを基準にしてください。**この一点だけで、その靴がどこまでの場に耐えられるかがおおよそ決まります。

アンクルブーツ

覆う範囲の仲間でいちばん広く覆うのが、くるぶしまで上がるアンクルブーツです。前の節でくわしく整理しました。覆う範囲が広いということは肌が見えないということでもあり、改まり具合という点では実はパンプスに近く、素材と色を落ち着かせれば通勤にも十分使えます。

スマートカジュアルの場で、サンダルは許されるのか

「スマートカジュアルでお越しください」と言われたとき、サンダルを履いていいのかどうか。ここは判断が分かれるところなので、原則から順に整理します。

原則:肌が見えるほど、改まり具合は下がる

靴の改まり具合を決めている軸は、実はとてもシンプルです。足のどこまでが見えているか。

つま先とかかとが完全に覆われている靴(パンプス、ローファー、ブーツ)がいちばん上。かかとだけが開いている靴(ミュール)が次。つま先もかかとも開いている靴(サンダル)がいちばん下。素材やヒールの高さより、この順番が優先されます。

理由は装いの歴史にあります。改まった場での装いは「肌を見せない」方向で発達してきました。だから、肌の見える面積が増えるほど、くだけた印象になる。これは靴に限らず、袖の長さでも首元の開きでも同じ原理が働いています。

場面別の目安

そのうえで、実際の場面ごとの目安をまとめます。店や地域によって空気は違うので、幅を持たせて読んでください。

場面サンダルの扱い無難な選択
ホテルのメインダイニング、格式のあるレストラン避けたほうがよいつま先の隠れたパンプス
ドレスコードのある店での夜の会食原則避けるパンプス、ストラップパンプス
街のビストロ、カジュアルなイタリアンかかとにストラップのある革のものなら可ミュールかパンプス
平日の食事会、友人との外食ほぼ問題ない好みで
ホテルのラウンジでのお茶落ち着いた素材なら可ミュールが安全
美術館・観劇音の出ない底のものを歩きやすさ優先で可
オフィス(服装自由の職場)職場の空気によるつま先の隠れたもの

**心配なときは、つま先の隠れる靴にしておくのがいちばん確実です。**ミュールならかかとは開いていても指は見えないので、多くの場面で浮きません。どうしてもサンダルを履きたい日は、革か革調の素材、細めのストラップ、かかとを留められるもの、という三つの条件を満たすものを選ぶと、ぐっと通りやすくなります。

逆に避けたほうがよいのは、ビーチサンダルのような親指と人差し指のあいだで挟む形、コルクやラバーの厚い底、歩くと音の出るもの。これらは屋外のカジュアルな場面の記号が強く、室内の食事の場には馴染みません。

改まり具合の線引きそのものについてはスマートカジュアルとはにくわしくまとめました。結婚式など礼装が求められる場での靴選びは本サイトの範囲を超えるので、土曜の結婚式のゲスト装いを参考にしてください。

「サンダルOK」と書かれていても

店の案内に「サンダル可」とあっても、同席者との釣り合いは別の話です。仕事上の会食、目上の方との食事、初対面の方との顔合わせ。こうした場では、店の許容範囲より一段階上に寄せておくと安心です。装いで迷ったときの考え方はいつも同じで、**その場でいちばん改まっている人に合わせても浮かないか。**この問いに「はい」と答えられる選択なら、まず失敗しません。

疲れにくい靴の条件──高さではなく、接地面と重心

「ヒールが高いと疲れる」とよく言われますが、これは半分だけ正しい言い方です。実際に疲れを決めているのは、高さそのものではありません。

接地面の広さ

いちばん効くのがこれです。同じ7センチのヒールでも、ピンヒールとチャンキーヒールでは、地面に触れる面積が数十倍違います。

面積が小さいと、足首がずっと小さな揺れを補正し続けます。この補正は意識できませんが筋肉は確実に働いていて、一日の終わりのだるさはその積み重ねです。面積が広ければ補正がほとんど要らないので、高さを下げなくても疲れにくくできます。「高いヒールは無理」とあきらめる前に、太いヒールを試してみる価値があります。

前後の傾きの大きさ

もうひとつ大事なのが、かかととつま先の高低差です。ヒールが7センチでも、つま先側の底に3センチの厚みがあれば、実際の傾きは4センチ分にしかなりません。

つま先側に厚みのある靴は、見た目の高さのわりに足への負担が軽くなります。反対に、つま先が薄くてヒールだけが高い靴は、傾きがそのまま体重の偏りになり、指の付け根に痛みが出やすくなります。

商品ページで「ヒール7cm/ソール厚2cm」といった数字を見かけたら、引き算をしてみてください。実質の傾きが4〜5センチ以内なら、多くの方が長時間でも耐えられる範囲です。

足が前に滑らないこと

三つめは、足が靴のなかで前へ滑らないこと。滑ると、体重がすべて指先に集まります。滑りを止めるのは甲を押さえる部分で、ストラップのあるもの、甲の覆いが広いもの、ひもで締められるものは、どれも足を後ろに引き留めてくれます。かかとの開いたミュールやサンダルで疲れやすいのは、この押さえがないためです。

サイズと幅

最後に、見落とされやすい点を。**幅が合っていない靴は、どんな形でも疲れます。**足の実寸だけでなく、指の付け根まわりの太さで選べると、当たりや痛みがかなり減ります。夕方は足がむくむので、試着は午後にするのが定石です。

留め方の四つ──ストラップ・バレエ・ローファー・スニーカー

最後の家族です。足にどう留めるかという軸は、歩きやすさに直結します。

ストラップパンプス

足首や甲にストラップを回して留めるパンプスです。バックル(留め金)で長さを調整できるものが多く、足の形に合わせられます。

**足が前に滑らないので、パンプスのなかでもっとも歩きやすい形です。**ヒールが高くても、ストラップがあるだけで安定感がまるで違います。

見た目の面では、足首にひとつ線が入ります。この線が装飾になって華やかに見える一方で、足首をぐるりと囲むことで脚が短く見えることもあります。細いストラップを選ぶ、靴と近い色の靴下やタイツを合わせる、といった工夫で目立ちにくくできます。

パンプスとストラップパンプスを見比べる

加わったのはたった一本の帯ですが、実用面では大きな違いになります。留め具のないパンプスは履き口の縁の張りだけで留まっているので脱げやすく、歩くときに指で靴をつかむような力が入ります。ストラップがあると、この力が要りません。

見え方では逆の関係です。ストラップのないパンプスは足の甲から靴までが一続きに見えて脚が長く見え、ストラップがあるとそこで線が一度切れる。**長く歩く日はストラップあり、脚を長く見せたい日はストラップなし。**使い分けの基準はこれで足ります。

バレエシューズ

ヒールがなく、履き口が浅く、足を差し入れるだけの靴です。名前のとおり、バレエの練習用の靴から発想された形といわれます。軽くてやわらかく、折りたためるものは出先で履き替える一足としても便利です。

底が薄いので、長い距離を歩くと足の裏に地面の硬さが伝わります。中敷きを足すか、底に厚みのあるタイプを選ぶと補えます。甲が浅く開いているぶん足の甲が長く見えるので、低身長のときにも扱いやすい形です。

ローファー

ひもがなく、甲の部分に切り替えのある革靴です。ローファー(loafer)は英語で「怠け者」の意味。**ひもを結ぶ手間なく履けることから、この名前が付いたといわれます。**細長い切れ込みが入ったものはペニーローファー、房飾りの付いたものはタッセルローファー、金具のあるものはビットローファーと呼び分けられますが、留め方の構造はどれも同じです。

ひもがないぶん締め具合の調整ができないので、サイズは慎重に。かかとが浮くようなら、中敷きやかかと用のパッドで調整するのが現実的です。

印象は端正で、きちんとしすぎない改まり感があります。通勤にも週末にも使えるのが強みです。

スニーカー

ひもや面ファスナーで甲全体を締める靴です。底に厚みとクッションがあり、歩くための機能が最優先で作られています。歩きやすさは他の形と比べものになりません。

服との釣り合いで言えば、ボリュームの量が鍵になります。厚い底のスニーカーは足元に重さが出るので、ボトムスが幅広だと下半身がかなり重くなります。裾を短くして足首を見せるか、薄い底のものを選ぶと釣り合います。

ハイカットを履く日は靴下の丈も効きます。履き口より靴下が短いと動いたときに靴の中へ入り込むので、くるぶしより上まである丈を選ぶと一日快適です。

骨格タイプ別の似合わせ

体型を隠すのではなく、線を通して整えるという考え方で見ていきます。自分のタイプがわからないときは骨格診断とはから、判断に迷うときは骨格タイプがわからないときをどうぞ。

骨格ストレート

上半身に厚みがあってメリハリのある体型で、肌に弾力があり骨は目立ちにくく、重心は上。装飾の少ない、まっすぐな輪郭の靴が馴染みます。

得意なのは、ポインテッドトゥかアーモンドトゥのパンプス、革のローファー、シンプルなアンクルブーツ。素材はつやのある革が合いやすく、飾りの少ない形ほど持ち味が出ます。

苦手が出やすいのは、ストラップが何本も交差する装飾的なサンダルや、極端に厚い底のもの。情報量が増えると足元だけが騒がしくなります。選ぶなら、帯の幅が広くて本数の少ないものを探してみてください。

ヒールは細すぎない太さで、3〜7センチ程度が扱いやすい範囲です。

骨格ウェーブ

上半身が薄く華奢で曲線的、重心は下にあります。足元にも華奢さがあると、全身の釣り合いが取れます。

得意なのは、キトゥンヒール、細いストラップのサンダル、バレエシューズ、甲の浅いパンプス。素材はやわらかい革やスエード、エナメルなど、光を含むものが似合います。

苦手が出やすいのは、厚く重い底のスニーカーや大きなウェッジソール。足元に量が出ると重心がさらに下がります。スニーカーを履きたいときは底の薄いものを選び、足首を見せる丈のボトムスと合わせると軽くなります。ヒールはあったほうがまとまりやすく、3センチでも重心が上がります。

骨格ナチュラル

骨と関節が目立ち、肩幅や背中が広めで、体に厚みより枠のあるタイプです。ボリュームのある靴に負けないのが強みになります。

得意なのは、チャンキーヒール、ウェッジソール、厚底のスニーカー、太いストラップのサンダル、ボリュームのあるブーツ。素材は表情のあるスエードや厚い革が馴染みます。

苦手が出やすいのは、極端に華奢で細い靴です。細いストラップのサンダルは、足首や足の甲の骨とストラップの細さが対比になって骨感が強調されることがあるので、帯の幅が広めのものを探すとまとまります。ヒールは太めが得意で、足元にしっかり量があるほうが全身の枠と釣り合います。

診断を受けてみたい方には骨格タイプ診断もご用意しています。

低身長のときの選び方

身長が低めのときの靴選びは、迷いどころが多いところです。考え方の軸はひとつだけ。足元で線を切らないこと。

線が切れる場所を減らす

脚から靴までのあいだに横切る線が入ると、そこで視線が止まります。足首を回るストラップ、くるぶしで終わるブーツの履き口、白い靴下と肌の境目。これらは全部、線を切る要素です。

だから、線の入らない形が扱いやすくなります。留め具のないパンプス、甲が浅く開いたバレエシューズ、ポインテッドトゥの靴。どれも足の甲から靴先まで、線が途切れずに続きます。ストラップのある靴を履きたいときは肌に近い色を選ぶか細いものにすると目立ちにくく、ブーツならパンツの裾で履き口を隠すと切れません。

つま先で前に伸ばし、傾きは小さく

ポインテッドトゥが効くのは、実際の足の長さより先に線が伸びるからです。数センチの効果ですが、視覚的にはそれ以上に働きます。

ヒールを高くすれば背は伸びますが、無理な高さで歩き方が崩れると、かえって全身が縮んで見えます。現実的なのは、つま先側にも厚みのある靴を選ぶこと。前後の傾きが小さいまま全体の高さが上がるので、歩き方を変えずに数センチ稼げます。ウェッジソールや、底に厚みのあるチャンキーヒールがこの働きをします。

色を続ける

靴の色をボトムスに近づけると、裾から足先までが一続きに見えます。反対に、足元だけ濃い色にすると、そこで線が切れて重心が下がります。肌に近い色の靴は足そのものの延長のように見えるので、ベージュやグレージュを一足持っておくと便利です。色の決め方は靴の色の選び方、装い全体の組み立ては低身長さんの選び方にまとめました。

靴とボトムスの丈の関係

靴は、ボトムスの裾と接する場所にあります。だから、丈との関係を外すと、どんなに良い靴でも印象が崩れます。

ボトムスの丈合わせやすい靴避けたい組み合わせ
フルレングス(床すれすれ)甲の見えるパンプス、細身のブーツ厚い底で裾が乗ってしまうもの
くるぶしが見える丈パンプス、バレエシューズ、ローファー、サンダル履き口が裾のすぐ下に来るブーツ
ふくらはぎの途中で終わる丈ヒールで高さを足す、甲の見えるもの裾のすぐ下で終わるアンクルブーツ
膝丈スカートパンプス、ミュール、細身のブーツボリュームの大きいスニーカー
ロングスカート少し高さのある靴、つま先の見えるもの裾に隠れて見えなくなる平たい靴

いちばん失敗が多いのは、ボトムスの裾とブーツの履き口が数センチだけ離れている組み合わせです。そこに細い肌の帯ができ、脚が二か所で切れます。しっかり重ねるか、はっきり離すか、どちらかに寄せると整います。

スカートとの合わせ方はスカートの種類、一枚で完成する服との合わせ方はドレス・ワンピースの種類も見比べてみてください。

季節と素材の選び方

春は、冬のブーツから甲の見えるパンプスやバレエシューズへ、足元から軽くしていく季節です。素足に抵抗のある時期は、薄手のストッキングや肌に近い色の靴下で調整できます。夏はサンダルとミュールの季節ですが、冷房の効いた室内で足が冷えることもあるので、通勤には甲の覆いのある靴を選ぶ方も少なくありません。秋はローファーとアンクルブーツの出番が増え、スエードや起毛のある革にするだけで同じ形が一気に秋の顔になります。冬は、底の溝がしっかりあるもの、内側に起毛のあるものが安心です。気温ごとの服の組み立ては気温別の服装にまとめました。

素材ごとの性格も整理しておきます。本革は足に馴染み、履くほど形が合ってきます。スエードは光を吸うのでやわらかく見え、季節感も出ますが水に弱い。エナメルはつやが強く華やかで汚れも拭き取りやすい反面、硬いので馴染むまで時間がかかります。合成皮革は軽くて価格が抑えられますが、経年で表面が剥がれてくることがあります。

手入れと長持ちのこと

靴は、履いた日の翌日を休ませるだけで寿命が変わります。汗を吸っているので、風の通る場所で一日置いてから収納すると内側が傷みにくくなります。革の靴は乾いた布でほこりを落とし、月に一度ほど保湿のクリームを入れるとひび割れを防げます。かかとのゴムは斜めに減り始めたら交換の合図です。

迷ったときの決め方

最後に、店頭や画面の前で迷ったときの順序をまとめます。

ひとつ、**その靴で何分歩くかを思い浮かべる。**駅から店まで5分なのか、一日中立っているのか。ここが決まると、ヒールの太さと高さの候補が半分に絞れます。

ふたつ、**行く場所の改まり具合を決める。**つま先が見えていい場か、覆っておくべき場か。この一点で、覆う範囲の仲間から選ぶ範囲が決まります。

みっつ、**その日のボトムスの丈を確かめる。**裾がどこに来るかで、合う靴はまったく変わります。特にブーツを履く日は、履き口と裾の関係を鏡で見ておくと安心です。

よっつ、**幅が合っているかを試着で確かめる。**指の付け根まわりが当たっていないか。かかとが浮いていないか。この二つだけは、家に帰ってからでは直せません。

名前は、覚えられたら便利という程度のものです。大切なのは、自分の足元に何を求めているのかを言葉にできること。長く歩きたいのか、脚を長く見せたいのか、改まった場に耐えたいのか。それが決まっていれば、名前を知らなくても選べます。

上半身との釣り合いを考えたいときはネックラインの種類ジャケット・アウターの種類を、下半身の丈から決めたいときはパンツの種類スカートの種類を、色から決めたいときは色の名前の図鑑を見比べてみてください。分からなくなったら、この記事の最初の図に戻ってきてください。

よくある問い

Q. アンクルブーツとはどんなブーツですか?
くるぶしが隠れる高さで筒が終わるブーツのことです。アンクル(ankle)は英語で足首を指し、その名のとおり足首のあたりで履き口が来ます。くるぶしの骨がちょうど隠れるか、その少し上で終わるものが一般的です。日本ではショートブーツやブーティという呼び方とほぼ同じ意味で使われることが多く、店によって呼び分けの線引きは違います。
Q. チャンキーヒールとはどういう意味ですか?
太く角ばったヒールのことです。チャンキー(chunky)は英語で「ずんぐりした」「厚みのある」という意味で、上から下まで太さがほとんど変わらない角柱のようなヒールを指します。接地面が広いので体重が分散され、細いヒールより安定して歩けるのが特徴です。高さは低いものから高いものまであり、高さではなく太さを言い表した呼び名です。
Q. アンクルブーツとショートブーツは違うものですか?
多くの場合、同じものを指しています。どちらもくるぶし前後で筒が終わる短いブーツで、履き口の高さで厳密に線を引く決まりはありません。強いて傾向を言えば、アンクルブーツはくるぶしぴったり、ショートブーツはふくらはぎの手前まで含む、という使い分けをする店もあります。商品ページの筒丈の数字を見るのが確実です。
Q. スマートカジュアルの店にサンダルで行っても大丈夫ですか?
店によります。つま先やかかとが出る靴は「きちんと感」が落ちるため、格式のあるレストランやホテルのダイニングでは避けたほうが無難です。一方、カフェや街のビストロ、平日の食事会程度であれば、かかとにストラップのある革素材のサンダルなら浮きません。心配なときは、つま先の隠れるミュールやパンプスにしておくと確実です。
Q. ヒールが高くても疲れない靴はありますか?
高さより、接地面の広さと重心の位置で決まります。同じ7センチでも、ピンヒールは体重が一点に集まり、チャンキーヒールやウェッジソールは面で受け止めるので疲れ方がまるで違います。つま先側に厚みがあって前後の傾きが小さいもの、足の甲を押さえる部分があって足が前に滑らないものを選ぶと、長い時間でも楽に過ごせます。

— メグラシ編集部

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