ルームパンツの選び方|秋冬は裾と床の距離と、ゴムの幅で選ぶ

**家でスリッパを履いて過ごすなら、ルームパンツの裾は床から1〜2cm、靴下だけなら3〜5cm浮く長さを選んでください。**ウエストのゴムは、床に座る時間が長いほど幅の広いものが楽になります。
秋冬のルームパンツで困ることは、だいたい3つに集まります。裾を踏む、足首が寒い、座るとおなかにゴムの跡がつく。どれも、生地の厚さや形の名前より、裾と床の距離とゴムの幅で決まります。
この記事では、家での足元から裾の長さを決める方法、ゴムの幅と入れ方の見分け方、表示の股下を股上の深さで読み替える方法、どちらとも取れるときの決め方を順に書いていきます。サイズを1つ上げるかどうかはルームウェアのサイズの選び方|1つ上にするかは肩と股上で決めるに、上下で寒い場所の足し方は部屋着が寒いとき|床・窓・座り方で、足す1枚の場所を変えるにまとめてあります。ここで扱うのは、パンツ1本の選び方だけです。
結論:裾は足元で、ゴムは座り方で決める
先に答えを置いておきます。
| 家での過ごし方 | 裾と床の距離 | 裾の形 | ゴム |
|---|---|---|---|
| スリッパで椅子に座る | かかと側で1〜2cm | まっすぐ | 幅2cm前後でよい |
| 靴下だけで椅子に座る | 3〜5cm | まっすぐかリブ | 幅2cm前後でよい |
| 靴下か素足で床に座る | リブで足首に止める | リブ | 幅3〜4cm、または細いゴムを数本 |
| 床に座る日と椅子の日が混ざる | 3cm前後 | リブかゴム入り | 幅3cm前後 |
裾の長さは、家で足に何を履いているかで決まります。ゴムの幅は、一日のうちどれくらい座っているか、そしてどこに座るかで決まります。生地の厚さや素材は、そのあとで選べば十分です。
秋冬は、足首の寒さが気になって裾を長くしたくなる季節です。ただ、裾を伸ばして足首を覆おうとすると、床を擦り、踏み、汚れます。**寒さは丈ではなく、裾の形で止める。**これが秋冬のルームパンツを選ぶときの、いちばん大事な考え方です。
先に決めるのは、家で足元に何を履いているか
ルームパンツの丈は、外で履くパンツの丈と同じようには決められません。外では靴を履きますが、家では足元が人によってまったく違うからです。
- スリッパ:底の厚みが1〜2cmあり、かかとが床から浮きます。甲が覆われているので、裾が少しかかっても気になりません
- 靴下だけ:かかとが床に直接つきます。裾が床に触れると、歩くたびに踏みます
- 素足:靴下と同じですが、足首が出ていると寒さを感じやすくなります
- ルームシューズ:かかとまで覆うものは、外の靴に近い扱いになります
秋冬に入ると、夏は素足だった人がスリッパや厚手の靴下に替えることがあります。足元が替わると、夏にちょうどよかったパンツの丈が、急に長すぎたり短すぎたりします。まず、これからの季節に家で何を履くかを決めてください。
測る1:裾と床の距離は、立って測ってから座って見る
立って測る
- 家で履く足元(スリッパ・靴下など)を履きます
- 手持ちのルームパンツを履いて、まっすぐ立ちます
- かかとの側で、裾の下端から床までの距離を測ります
ものさしがなければ、指で測ってかまいません。指1本の幅がおよそ1.5〜2cmです。
歩いて、座って、立ち上がって見る
立ったときの距離だけでは足りません。家の中では、歩く、階段を上る、椅子に座る、床に座る、立ち上がる、という動きが繰り返されます。
- 歩く:かかとが裾を踏むかどうか
- 階段を上る:つま先が裾に引っかかるかどうか
- 椅子に座る:裾が上がって、足首がどれくらい出るか
- 床に座る:膝を曲げたときに、裾がふくらはぎの途中まで上がるかどうか
座ったときに足首が5cm以上出るなら、立ったときの丈は短すぎるか、裾が広すぎます。歩いて裾を踏むなら、長すぎます。どちらも起きないなら、その長さが今の足元での正解です。
目安の長さ
- スリッパ:かかと側で床から1〜2cm。甲の側はスリッパに少しかかってもよい
- 靴下・素足:床から3〜5cm。くるぶしの下の端あたりに裾が来る長さ
- 階段の多い家:上の目安からさらに1cm短く
足元が替わったら、測り直す
秋冬に入って、素足からスリッパへ、薄い靴下から厚手の靴下へと足元が替わったら、手持ちのパンツの丈を一度測り直してください。スリッパの底の厚みのぶん、裾は床から浮きます。厚手の靴下は、足首の太さが増すぶん、まっすぐの裾がくるぶしで引っかかって上がりやすくなります。夏にちょうどよかった1本が、秋に「なんとなく履きにくい」と感じるときは、たいていこのずれです。測り直して、裾と床の距離が目安から外れていたら、その1本は夏用に回し、秋冬用の1本を別に決めます。
測る2:ゴムの幅と、おなかに当たる位置
ウエストのゴムは、見た目ではほとんど区別がつきません。けれど、座ったときの楽さはここでほぼ決まります。
幅を見る
ウエストの上端をつまんで、中に入っているゴムの幅を確かめてください。
- 幅1cm前後の細いゴムが1本:座っておなかが前に出たとき、1本の線で受け止めます。跡がつきやすい作りです
- 幅3〜4cmの平らなゴム:同じ力を広い面で受けるので、跡がつきにくくなります
- 細いゴムを何本か並べて縫い込んだもの:面で受けつつ、体の形に合わせて部分ごとに伸び縮みします。床に座る時間が長い人にいちばん向きます
- ゴムと紐の両方が入っているもの:ゴムはゆるめにして、紐で締め具合を調整できます
位置を見る
ゴムがおなかのどこに当たるかも大事です。立ったときにちょうどよくても、座るとおなかが前に出て、ゴムがその出っ張りの上に乗ることがあります。そうなると、ゴムの幅が広くても食い込みます。
確かめ方は、手持ちのパンツを履いて床に座り、ゴムとおなかのあいだに指を入れてみることです。
- 指2本がすっと入る:ゴムの位置も強さも合っている
- 指1本がやっと:ゴムが強すぎるか、位置が高すぎる
- 指が入らず、ゴムの上におなかが乗っている:股上が浅すぎる
最後の場合は、ゴムを替えても楽になりません。股上の深いものを選んでください。
ゴムの強さは、立って歩いたときのずり落ちで見る
ゴムは、ゆるければゆるいほど楽、というわけではありません。ゆるすぎると、立って歩くたびにパンツが少しずつ下がり、股の位置が落ちて裾を踏むようになります。家の中で何度も引き上げているなら、ゴムが弱すぎるか、伸びきっています。
確かめ方は、履いたまま家の中を1周歩くことです。歩き終わってウエストの位置が2cm以上下がっていたら弱すぎます。座ったときに指2本が入り、歩いてもずり落ちない。この2つを両方満たすところが、ちょうどよい強さです。どちらか一方しか満たせないときは、ゴムはゆるめにして、紐で締め具合を足せる作りのものを選んでください。
測る3:股上は、床に座ったときの背中で見る
股上は、股の縫い目からウエストの上端までの長さです。ルームパンツの楽さは、裾とゴムの次に、この股上で決まります。
浅すぎるときに起きること
- 床に座ると、背中の下がのぞく
- 座るとゴムがおなかの出っ張りに乗って、食い込む
- しゃがむと、お尻の側が下に引っぱられる
深すぎるときに起きること
- 股の位置が下がって、歩くと太ももの内側で生地が擦れる
- 裾が表示の股下より下に来て、床を踏む
- 座ったとき、股のあたりに余った生地がたまる
確かめ方
手持ちのパンツを履いて床にあぐらをかき、背中の下に手を回して、ウエストの上端と肌のあいだにすき間があるかを確かめます。すき間があって背中がのぞきそうなら、股上が浅すぎます。次のパンツは、手持ちより2〜3cm深いものを選んでください。
股上の深さは、裾の長さにも影響します。これは次の章で、表示の読み方として説明します。
表示の股下は、股上の差を足して読む
通販でルームパンツを選ぶとき、多くの人は股下の数字を見て丈を決めます。ただ、ルームパンツは外のパンツより股上が深く作られていることが多く、股下の数字だけを見ると、裾の位置を読み違えます。
読み替え方
- 手持ちのパンツの中で、家で履いてちょうどよかった1本の股下と股上を測ります
- 選ぼうとしているルームパンツの股下と股上の表示を見ます
- 股上の差を確かめます。表示のほうが3cm深いなら、股の位置がおよそ3cm下がります
- 股の位置が下がったぶん、裾も下に来ると考えて、股下の数字を読み替えます
たとえば、手持ちが股下65cm・股上28cmで、選ぼうとしているものが股下65cm・股上31cmなら、裾はおよそ3cm下に来ます。手持ちでちょうどよかったなら、このパンツは3cm長い、と読みます。
ゆったりした形ほど、ずれが大きい
裾の広いもの、股の位置を低く作ったものは、表示と実際の差が大きくなります。股下の数字が同じでも、体に沿う形のものより、裾は下に来やすくなります。迷ったら、表示より2cm短い側を選んでおくと、踏む失敗は避けられます。
裾の形:まっすぐ・リブ・ゴム入りの分かれ目
秋冬のルームパンツで、裾の形は丈と同じくらい大事です。足首の寒さを止めるのは、丈ではなく裾の形だからです。
まっすぐの裾
裾が広がったまま落ちる形です。足首まわりに空気が通るので、暖房の効いた部屋では楽ですが、床が冷える家では足首が寒くなります。スリッパで椅子に座って過ごす人に向きます。丈の調整がそのまま見た目に出るので、裾と床の距離はきちんと測ってください。
まっすぐの裾は、幅で寒さが変わる
まっすぐの裾でも、裾幅によって足首の寒さはずいぶん違います。裾を平らに置いて端から端までを測り、2倍すると裾の一周になります。これを自分の足首まわりと比べてください。裾の一周が足首まわりの2倍を超えるような広い裾は、座ったときに裾口が開いて、床の冷たい空気が入りやすくなります。足首まわりの1.5倍くらいまでの裾なら、まっすぐでも足首の近くに落ちるので、寒さはそれほど気になりません。床が冷える家でまっすぐの裾を選ぶなら、幅の控えめなものを選んでください。
リブの裾
足首で編み地が絞られている形です。床の冷たい空気が裾から入りにくく、足首が覆われたまま止まります。丈が多少長くても、リブのところでたまるので床を踏みません。床に座る時間が長い人、靴下だけで過ごす人に、いちばん向きます。
ただし、リブがきついと、座ったときにふくらはぎで止まって上がらなくなり、膝の裏が突っぱります。リブに指を2本入れて、すっと入るくらいのゆるさがあるかを確かめてください。
ゴム入りの裾
裾にゴムが通してあって、絞ったり、ふくらはぎまで上げたりできる形です。リブより調整がききます。料理や掃除のときに裾を上げておきたい人、床に座る日と椅子の日が混ざる人に向きます。
生地は、冷える場所で選ぶ
裾とゴムと股上が決まったら、ここで初めて生地を選びます。秋冬のルームパンツの生地は、どこが冷えるかで選ぶと迷いません。
- 床が冷える家:足首と太ももの裏が冷えます。床に座るなら、内側が起毛した厚手の生地。椅子に座るなら、中厚のニットや裏毛で足ります
- 窓際が冷える家:体の片側だけが冷えます。厚さより、風を通しにくい目の詰まった生地を
- 暖房が強い家:厚手だと汗ばみます。薄手のニットか、中厚の綿で、裾をリブにして足首だけを守ります
色は、床とソファで選ぶ
生地と一緒に、色も決めておくと失敗が減ります。ルームパンツの色は、好みより、家の床とソファの色で選ぶほうが実用的です。
床に座る時間が長い人は、ラグやカーペットの毛がパンツに移ります。濃い色のパンツは、淡い色のラグの毛が白く浮いて見えます。淡い色のパンツは、濃い色のラグの毛と、床のほこりが目立ちます。床やラグに近い明るさの色を選ぶと、ついた毛が目立たなくなります。
裏起毛やフリースのように毛足のある生地は、毛玉も出やすくなります。毛玉は生地と同じ色で出るので、濃い色ほど表面が白っぽくかすれて見えます。毛玉が気になる人は、中間の明るさの色を選ぶと、くたびれて見えるまでの時間が延びます。
裏毛と裏起毛の選び分けはスウェットの部屋着|裏毛と裏起毛の違いと、室温で選び分ける2つの境目に書いてあるので、ここでは深く触れません。ソファや毛布との静電気が気になる人は部屋着の静電気|秋冬は毛布・ソファ・床と触れる面の素材で1枚を選ぶも合わせて見てください。
膝の抜けは、座る回数で見積もる
ルームパンツが早くくたびれる場所は、膝です。座って立つたびに膝の前が引っぱられ、伸びたまま戻らなくなります。
見積もり方
一日のうち、床に座る回数と時間を思い出してください。
- 床に座る時間が1日2時間以上:膝の抜けは早く来ます。ニットや柔らかいスウェットより、目の詰まった生地か、膝まわりにゆとりのある形を
- 椅子に座る時間がほとんど:膝の抜けはあまり気になりません。生地は好みで選んでかまいません
- 正座やあぐらを繰り返す:膝だけでなく、お尻の側も伸びます。生地の戻りのよさを優先します
膝が抜けにくい形
生地だけでなく、形でも膝の抜けは変わります。膝まわりにゆとりのある形は、座ったときに生地が引っぱられる量が少なく、膝が抜けにくくなります。反対に、太ももから膝まで体に沿う細い形は、座るたびに膝の前が強く引っぱられます。床に座る時間が長い人は、立った状態で膝の前の生地をつまんでみてください。2cmほどつまめれば、座っても膝が抜けにくいゆとりがあります。
戻りのよさを確かめる
売り場で手に取れるなら、膝のあたりの生地を両手でつまんで、10秒ほど引っぱってから離してください。すぐに元の形に戻るものは、膝が抜けにくい生地です。引っぱった跡がしばらく残るものは、座る時間の長い人には向きません。
境目:足首が寒いか、裾を踏むか
裾の長さは、2つの困りごとのあいだで決まります。足首が寒いのを避けたいなら長く、裾を踏むのを避けたいなら短く。この2つがぶつかったときの線引きを置いておきます。
- 足首が寒い、でも踏んでいない:丈は今のままで、裾をリブかゴム入りに替える。丈を伸ばさない
- 裾を踏む、でも足首は寒くない:丈を短くする。床から3cm以上浮かせる
- 足首が寒く、裾も踏む:丈を短くして、リブの裾にする。または靴下を厚手にする
- どちらも起きない:そのまま履く
足首の寒さを丈で止めようとすると、裾を踏む問題が必ず出ます。寒さは裾の形か、靴下の厚みで止めてください。丈はあくまで、踏まないために決めるものです。
迷う場合1:丈がちょうど中間で、床から0〜1cm
測ってみたら、裾が床すれすれだった。スリッパを履けば1cm浮き、靴下だけなら床に触れる。こういう中間の長さは、意外と多くあります。
決め方
- **一日でいちばん長い足元で決める。**スリッパで過ごす時間が長いなら、そのまま履けます。靴下の時間が長いなら、短くします
- **階段のある家かどうかで決める。**階段の上り下りが一日に何度もあるなら、迷わず短くします。つま先が裾に引っかかるのは、踏むより危ないからです
- **それでも決まらなければ、裾をゴム入りかリブに替える。**丈を変えずに、裾を足首で止めれば、床に触れなくなります
手持ちの1本を直すなら
まっすぐの裾のパンツが少し長いだけなら、裾を内側に1〜2cm折り上げて縫うか、裾の内側にゴムを通すと、踏まない長さになります。厚手の生地なら、折り上げるより、ゴムを通すほうが仕上がりがすっきりします。
迷う場合2:床に座る日と椅子の日が混ざる
平日は椅子に座って在宅で仕事をし、週末はこたつやラグの上で床に座る。こういう過ごし方の人は、1本で両方に合わせるのが難しくなります。
1本で済ませるなら
- 裾はリブかゴム入り:床に座っても椅子に座っても、裾の位置が大きく変わりません
- ゴムは幅3cm前後:床に座ったときの食い込みを防ぎつつ、椅子のときにずり落ちない強さ
- 股上は手持ちより1〜2cm深め:床に座ったときに背中がのぞかない深さ
2本に分けるなら
1本で合わせきれないときは、平日用と週末用に分けたほうが楽です。平日用はまっすぐの裾で股上は普通、ゴムは細めでもかまいません。週末用はリブの裾で股上を深く、ゴムは幅の広いものにします。在宅で仕事をする日の上下の選び方は在宅勤務の部屋着|冬は画面に映る胸から上と、冷える足元を分けて選ぶにあります。
どちらを先に買うか
床に座る時間のほうが長いなら、床の側に合わせた1本を先に。椅子の時間が長いなら、椅子の側を先に。床に座る側に合わせた1本は椅子でも履けますが、椅子に合わせた1本で床に座ると、ゴムと股上でつらくなります。迷ったら、床の側から選んでください。
迷う場合3:パジャマと兼ねるか、分けるか
秋冬は、帰宅してからそのまま寝るまで同じパンツで過ごす人も多い季節です。ルームパンツをパジャマと兼ねるかどうかで、選ぶ1本が変わります。
- 兼ねる:寝返りで裾が上がらないよう、裾はリブかゴム入りに。ゴムは寝ているあいだに跡がつかない幅の広いものを。生地は、寝汗を吸う綿や、肌ざわりのやわらかいものを
- 分ける:ルームパンツは昼の動きやすさを優先して、まっすぐの裾でもかまいません。寝るときに履き替えるなら、裾の長さは家の中での足元だけで決められます
兼ねるか分けるかの決め方はパジャマとルームウェアの兼用|秋冬は帰宅から寝るまでの時間で決めるに、寝ているあいだの裾や袖のずれはパジャマ選びの失敗|寝ている間にねじれる・めくれる・袖が上がるにまとめてあります。
試着できないときの確かめ方
通販でルームパンツを選ぶときは、試着ができません。手元で確かめられることを、順に置いておきます。
- **手持ちの基準の1本を決める。**家で履いて、裾もゴムもちょうどよかった1本を出します
- **股下・股上・ウエストを測る。**股下は股の縫い目から裾まで、股上は股の縫い目からウエストの上端まで、ウエストはゴムを伸ばさずに平置きで端から端までを測って2倍にします
- **表示と比べる。**股下は、股上の差を足して読み替えます
- **裾の形を確かめる。**写真で裾がリブかまっすぐかを見ます。商品説明に「裾リブ」「裾ゴム」「ストレート」とあるかを探します
- **ゴムの幅を探す。**商品説明に「平ゴム」「ゴム幅」の記載があれば、その数字を見ます。記載がなければ、写真でウエストの縫い目の数を見ると、細いゴムが何本か入っているかが分かることがあります
届いたら、家で履く足元を履いて、立つ・歩く・座る・床に座るを一通り試してください。返品できる期間のうちに、裾を踏まないか、座ったときに指2本が入るかを確かめておくと安心です。
買い替えの目安
ルームパンツの買い替えは、年数ではなく、膝・裾・ゴムの3か所で決めます。
| 見る場所 | 買い替えのサイン | 1つだけなら |
|---|---|---|
| 膝 | 立っても膝の前が3cm以上前に出たまま戻らない | 寝るとき専用に回す |
| 裾 | 後ろの擦り切れから糸が出ている | 裾を1cm折り上げて縫い直す |
| ゴム | 引っぱって離しても元の長さに戻らない | ゴムを入れ替える |
季節のはじめに、手持ちを並べる
秋冬のはじめに一度、手持ちのルームパンツを全部出して並べてみてください。そのうえで、この記事の順番どおりに、裾と床の距離、ゴムの強さ、股上、膝の4か所を1本ずつ見ていきます。すると、冬じゅう履く1本と、寝るとき専用に回す1本と、手放す1本が自然に分かれます。新しく買うのは、足りない役割が見えてからで十分です。
1か所だけなら、直すか、役割を替えて使い続けられます。2か所以上そろったら買い替えどきです。秋冬は厚手の生地を洗う回数が増えるので、春夏より早く傷みが出ます。季節の終わりに一度、この3か所を見ておくと、翌年の秋に慌てずに済みます。
よくある取り違え
最後に、ルームパンツ選びでよく起きる取り違えをまとめておきます。
寒さを丈で止めようとする
足首が寒いからと丈の長いものを選ぶと、裾を踏み、床を擦り、汚れます。寒さは裾の形か靴下で止めて、丈は踏まない長さに決めてください。
サイズを上げて楽にしようとする
ゴムがきついからとサイズを1つ上げると、股上が深くなりすぎ、丈も長くなります。きついのがゴムなら、ゴムの幅か入れ方を替えるほうが確実です。サイズを上げるかどうかの判断は、肩と股上で決めます。
リブがきついのを我慢する
裾のリブがきついと、座ったときにふくらはぎで止まり、膝の裏が突っぱります。履いているうちに伸びるだろうと我慢しても、リブはそれほど伸びません。指2本が入らないリブは、最初から選ばないか、ゴム入りの裾のものに替えてください。
紐で締めすぎる
ゴムがゆるいからと紐を強く結ぶと、紐の結び目のところだけが細い線になって、おなかに当たります。紐は、ずり落ちない程度にゆるく結ぶものです。強く締めないと落ちるなら、ゴムそのものが伸びています。
外のパンツと同じ股下で選ぶ
ルームパンツは股上が深く作られていることが多いので、外で履くパンツと同じ股下を選ぶと長くなります。股上の差を足して読んでください。
生地から選び始める
生地の厚さや素材から選び始めると、裾とゴムで失敗します。足元から裾を、座り方からゴムと股上を決めて、最後に生地を選ぶ順番にすると、迷いが減ります。
ルームパンツは、家の中でいちばん長く体に触れている1本です。楽なら何でもいい、と後回しにしがちですが、裾と床の距離とゴムの幅を一度測っておくだけで、秋冬の家の時間はずいぶん過ごしやすくなります。
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よくある問い
- Q. ルームパンツの丈は、床につくくらいがいいですか
- 家での足元によります。スリッパを履いて過ごすなら、裾はかかとの側で床から1〜2cm浮くくらいが扱いやすい長さです。甲の側は少しスリッパにかかってもかまいません。靴下だけで過ごすなら、3〜5cm浮かせてください。床に触れる長さだと、歩くたびに裾を踏み、階段では引っかかり、床のほこりも拾います。足首が寒いのが気になる人は、丈を伸ばすより、裾にリブの入ったものを選ぶほうが確実です。リブなら足首で止まるので、長さと寒さを別々に決められます。
- Q. ウエストのゴムが食い込んで、座っているとつらくなります
- ゴムの幅を見てください。幅が1cm前後の細いゴムが1本だけ入っているものは、座っておなかが前に出たときに、その1本の線で受け止めるので食い込みやすくなります。幅が3〜4cmの平らなゴム、あるいは細いゴムを何本か並べて縫い込んだものは、同じ力を広い面で受けるので、跡がつきにくくなります。もう1つは位置です。股上が浅いと、座ったときにゴムがおなかの出っ張りに当たります。手持ちより股上が2〜3cm深いものにすると、ゴムがおなかの下へ逃げて楽になることがあります。
- Q. 通販で選ぶとき、丈をどう確かめればいいですか
- 手持ちのパンツの中で、家で履いてちょうどよかった1本を出して、股下と股上を測ってください。股下は股の縫い目から裾まで、股上は股の縫い目からウエストの上端までです。通販の表示と比べるときは、股下だけを比べずに、股上の差も足して読みます。股上が手持ちより3cm深いものは、股の位置がそのぶん下がるので、表示の股下が同じでも裾は3cm近く下に来ます。股下が長めで股上も深いものは、思ったより裾を踏む長さになりやすいので、注意してください。
- Q. ルームパンツは何年くらいで買い替えればいいですか
- 年数より、膝と裾とゴムの3か所で見てください。立ったときに膝の前が3cm以上前に出たまま戻らない、裾の後ろが擦り切れて糸が出ている、ゴムを引っぱってから離しても元の長さに戻らない。このうち1つなら直すか、家の中だけで履く1本に回します。2つ以上そろったら買い替えどきです。秋冬は厚手の生地を洗う回数が増えるので、春夏より傷みが早く出ます。膝の抜けは、床に座る日が多い人ほど早く来ます。
— メグラシ編集部





