おっぱいの測り方|測るたびに違う数字を、3回測って1つに決める

**メジャーを手に取ったら、まず同じ場所を3回測ってください。**アンダーを3回、トップを3回。メモに6つの数字を書いて、それぞれ真ん中の数字を使います。1回だけ測って出た数字は、その瞬間の息と姿勢の数字です。
おっぱいの測り方を調べて、そのとおりに測ったのに、もう一度測ると違う数字が出る。これはほとんどの人に起きます。メジャーは胸の前は見えても背中は見えませんし、体は息をするたびに1〜3cm動きます。1回で正しく測ろうとするより、3回測って、ばらつきの幅で測り方の良し悪しを判定するほうが早く、確実です。
この記事では、手順を一通り書いたうえで、3回の数字がそろわないときにどこを直すか、境目に落ちたときにどちらを選ぶかを、自分の数字で決められるように書いています。服のサイズ選びに使う胸の数字は胸のはかりかた、服のサイズ選び用に、ブラを買い替える前の測り方はブラジャーのサイズの測り方にまとめています。ここではその手前の、「数字が決まらない」ところを扱います。
結論|3回測って、真ん中の数字を使う
測る場所は2つです。胸のふくらみのすぐ下を1周するアンダーと、胸のいちばん高い位置を1周するトップ。それぞれを3回ずつ測り、3つの数字を小さい順に並べて、真ん中の数字を使います。平均ではなく真ん中です。1回だけ大きく外れた数字があっても、真ん中を取れば引きずられません。
3回の数字の幅で、次にすることが決まります。
| 3回のいちばん大きい数字と小さい数字の差 | 判定 | 次にすること |
|---|---|---|
| 1cm以内 | 測り方は安定している | 真ん中の数字で確定する |
| 1cmを超えて2cm以内 | ややぶれている | もう1回測り、4回のうち真ん中の2つの間を取る |
| 2cmを超える | どこかがずれている | 下の原因を1つずつ直してから、3回測り直す |
アンダーは2cm以上ずれるとブラのアンダーが1サイズ変わり、トップとアンダーの差が2.5cm変わるとカップが1つ変わります。だから「2cm」を境目に置いています。2cmを超えたまま真ん中を取っても、その真ん中が1サイズずれている可能性が残ります。
平均ではなく真ん中を使う理由も、具体的な数字で見ておきます。アンダーを3回測って70.0・70.5・73.0と出たとします。平均は71.2cmで、ブラのアンダーでは70と75の間の、70寄りの数字になります。真ん中は70.5cmです。73.0だけが背中でメジャーが下がった回の数字なら、平均はその1回に引っぱられて、本当の数字より0.7cm大きく出ています。真ん中を使えば、外れた1回をそのまま捨てられます。
ただし、この例は幅が3cmあるので、表の判定では「2cmを超える」に入ります。真ん中を取って終わりにせず、原因を直して測り直すのが先です。真ん中を使うのは、幅が2cm以内に収まったあとです。
測る前にそろえる5つ
3回の数字をそろえるには、3回とも同じ条件で測ることが前提です。測る前に、次の5つを決めておきます。
1つ目は時間です。朝起きてすぐと、夕方とでは、体のむくみや胸の張りが変わる人がいます。入浴前の夕方から夜、食事の前後どちらかに決めて、次に測り直すときも同じ時間にします。
2つ目は着ているものです。アンダーとトップを素肌か、いつも着けているブラの上で測ります。秋冬は部屋が冷えるので、薄手の長袖を着たまま測りたくなりますが、生地の厚みと、生地が引っ張られてできるたるみで1cm近く大きく出ます。暖房をつけて、肩をすくめずにいられる温度にしてから脱いで測ってください。
3つ目はメジャーです。手芸用の布かビニールのメジャーで、目盛りが0から始まるものを使います。何年も使っている布のメジャーは伸びていることがあるので、定規に当てて30cmが30cmになっているかを一度だけ確かめます。
4つ目は姿勢です。足を肩幅に開いて、かかとに体重を乗せて立ちます。片足に体重をかけると骨盤が傾き、胸の下の線も斜めになります。腕は体の横に下ろします。メジャーを持つ両手は胸の前に来ますが、ひじを横に張らないようにします。
5つ目は鏡です。正面の鏡より、横向きに立って背中側が見える鏡が役に立ちます。全身が映らなくても、洗面所の鏡で肩から胸の下までが横から見えれば足ります。鏡がない場所で測るより、ばらつきがはっきり小さくなります。
アンダーの測り方|息を吐き切ったところで読む
アンダーは、胸のふくらみがお腹に移る境目の線を1周します。ブラを着けているなら、ワイヤーかカップの下の縁が当たっている線です。指でふくらみの下を持ち上げると、肋骨の上に線が見えます。そこにメジャーを当てます。
メジャーは、肌に沿って平らに置き、指1本がやっと入る程度の締め具合にします。締めすぎて肌にメジャーの跡がつくなら締めすぎ、メジャーと肌の間に指が2本入るなら緩すぎです。
数字は、息を吐き切ったところで読みます。息を吸ったときと吐いたときで、アンダーは1〜3cm変わります。吸ったところで読む人と吐いたところで読む人で、同じ体でもサイズが1つ違うことがあります。吐き切ったところは毎回同じ場所に戻りやすいので、3回の数字がそろいやすくなります。
吐き切った数字を読んだら、そのまま次に、普通に息を吸ったときの数字も見ておきます。この差は「ブラのアンダーがどれだけ伸び縮みに耐える必要があるか」の目安になります。差が3cmを超える人は、アンダー部分が硬いブラだと苦しく感じやすいので、あとで境目の判断に使います。
トップの測り方|立って1回、前かがみで1回
トップは、胸のいちばん高い位置、多くの人は乳頭の位置を通って1周します。ここも背中側を水平にするのがいちばん大事です。胸の前では高い位置を通っていても、背中で肩甲骨の下まで下がると、斜めに1周して数字が大きく出ます。
トップは、立った姿勢で3回測ったあと、上半身を前に45度ほど倒して1回測ります。胸の脂肪がやわらかい人ほど、立っているときは下に寄って、前かがみになると前に集まります。ブラを着けると、胸はカップの中に集められて持ち上がるので、カップの中身に近いのは前かがみの数字です。
前かがみで測るときは、メジャーが体から離れて浮かないように、胸の下から持ち上げるように回します。この姿勢では背中を鏡で見にくいので、立って測ったときの背中の高さを覚えておき、肩甲骨のどのあたりを通っていたかを指で確かめてから倒れます。
前かがみの数字は1回で構いません。立って測った3回の真ん中と比べて、差が2cm未満なら立って測った数字を使います。2cm以上あるときの使い分けは、あとの「どちらとも取れるとき③」に書いています。
3回の数字の読み方|メモに書く形
数字は頭で覚えずに、その場で書きます。書き方を決めておくと、半年後に測り直したときにも比べられます。
日付・時間:
着けていたもの:素肌 / ブラ(どれ)
アンダー(吐き切り): / / → 真ん中
アンダー(吸った):
トップ(立って): / / → 真ん中
トップ(前かがみ):
書いたら、まず幅を見ます。アンダーの3回が71.0・71.5・71.0なら幅は0.5cmで、真ん中の71.0で確定です。トップが87.0・89.5・87.5なら幅は2.5cmで、どこかがずれています。この例では89.5だけが大きく外れているので、2回目だけメジャーが背中で下がっていた可能性が高い、と読めます。
1回だけ外れているのか、3回とも散らばっているのかで、原因の当たりがつきます。1回だけ外れているなら、その回だけ何かが起きています。3回とも散らばっているなら、毎回の条件がそろっていません。前者は測り直せば済み、後者は下の原因を1つずつ確かめます。
3回とも散らばっている例を見ておきます。トップが86.5・88.0・89.5のように、回を追うごとに大きくなっていく場合です。これは、測っているうちに腕が疲れて、メジャーを持つひじが少しずつ上がり、背中側が下がっていったときによく出る並び方です。反対に、回を追うごとに小さくなるなら、メジャーを締める力が少しずつ強くなっています。
1回測るごとに腕を下ろして、肩を一度上げて落とし、10秒ほど休んでから次を測ってください。3回を続けて一気に測るより、間をあけるほうが、毎回同じ姿勢に戻りやすくなります。
数字がずれる原因①|背中でメジャーが下がる
いちばん多い原因です。自分で測ると、メジャーの両端は胸の前で持つので、背中側は重さで下がります。背中で2cm下がると、斜めに回るぶん、アンダーもトップも1cm前後大きく出ます。
確かめ方は、横向きに鏡の前に立ち、メジャーを回した状態で、背中側のメジャーと胸の前のメジャーが同じ高さにあるかを見ることです。背中側が下がっていたら、メジャーを回したまま両手を一度背中に回して持ち上げ、胸の前に戻します。
秋冬は特に、寒さで肩をすくめるとメジャーが背中で上がり、測ったあとで肩を下ろすと今度は下がる、ということが起きます。肩を一度上げて、ストンと落としてから測ると、肩の高さが毎回同じになります。
ブラを着けて測るなら、ブラの背中のベルトの位置にメジャーをそろえるのも手です。ベルトが水平に着けられていれば、それをなぞれば水平になります。ベルトが背中で上がっているなら、そもそもブラのアンダーが合っていない合図なので、ブラが合わないときの直し方も見てください。
数字がずれる原因②|息と力
アンダーは息で動きます。吸ったまま止めて読む回と、吐いたところで読む回が混ざると、3回の幅は2cmを超えやすくなります。「吐き切ったところ」と決めて、毎回同じにします。
もう1つは、おなかやわきに力が入ることです。メジャーを締めようとして腕に力が入ると、背中の筋肉が張って、アンダーが大きく出ます。読み終わるまで、肩とひじを下ろしたままにします。
息を止めて測る人もいますが、止めた位置は毎回違います。吐き切って、そのまま2秒ほどで目盛りを読む、を3回くり返してください。2秒以上かかるなら、目盛りが胸の下で見えにくいのが原因なので、メジャーの0の端を左手で胸の中心に押さえ、右手で回してきた側を重ねて読むと早くなります。
目盛りを読むときに、顔を下に向けてのぞき込むのも、ずれの元になります。うつむくと肩が前に出て背中が丸まり、メジャーが背中で上がります。目盛りは鏡に映して読むか、メジャーを押さえた指の位置を変えずに外してから読みます。外して読むときは、重なったところを親指と人差し指でしっかりつまんだまま、胸の前から離してください。
数字がずれる原因③|メジャーの締め方と種類
締め具合は、人によっても回によっても変わります。「指1本がやっと入る」と決めても、指を入れる場所が胸の中心か脇かで変わります。指を入れるのは、毎回胸の中心と決めてください。
メジャーの種類でも出方が違います。布のメジャーは使ううちに伸び、ビニールのメジャーは冷えると硬くなって肌から浮きます。冷えた部屋で測ると、ビニールのメジャーが胸の下のカーブに沿わず、浮いたぶんだけ大きく出ます。手で少し温めてから使うと沿いやすくなります。
金属の巻き尺は、平らに肌に沿わないので使わないでください。どうしても手元にそれしかないなら、ひもで測って巻き尺で読む、のほうがずれません。
数字がずれる原因④|ブラを着けているかどうか
素肌で測る回と、ブラを着けて測る回が混ざると、トップは2〜4cm変わります。ブラで胸が持ち上がって前に出るからです。どちらで測るかを決めて、3回とも同じにします。
ブラを着けて測るなら、着けるブラも決めます。厚いパッドの入ったブラと、薄いノンワイヤーのブラでは、トップは2cm以上違います。ブラを選ぶための数字なら、パッドの薄いブラか素肌で。服を選ぶための数字なら、その服の下に着けるブラで測ります。どちらを使うかは胸のはかりかた、服のサイズ選び用にくわしく書いています。
カップ付きのインナーで過ごすことが多い人は、ふだんのインナーを着けたまま測ると、服のサイズを選ぶときにそのまま使える数字になります。インナー自体のサイズ選びはブラトップのサイズの選び方を見てください。
数字がずれる原因⑤|日によって張りが違う
同じ時間、同じ条件で測っても、日によってトップが1〜2cm違うことがあります。月のうちで胸の張りを感じる日がある人は多く、その日に測ると大きめに出ます。
張りを感じる日に測った数字でブラを買うと、ほかの日にはカップが浮きます。張りを感じない日に測って、それを基準にします。張る日にきついと感じる人は、ブラを選ぶときに、カップの上の縁がやわらかい形やレースで伸びる形を選ぶと両方に合わせやすくなります。
測る日を変えて2回測ってもいいのです。1週間あけて同じ手順で3回ずつ測り、両方の真ん中が1cm以内なら、その数字で確定します。2cm以上違うなら、小さいほうを基準にして、大きいほうを「張る日」の数字としてメモに残します。
体重が増えたり減ったりしたあとは、アンダーもトップも動きます。前に測ってから2kg以上変わったなら、前の数字は使わずに測り直してください。
朝と夜で測ってみて、トップの真ん中が1cm以上違う人もいます。その場合は、ブラを着けている時間が長いほうの数字を基準にします。日中に着けるブラなら昼から夕方の数字、夜用のブラなら寝る前の数字です。測る時間を、使う時間に合わせる、と覚えておけば迷いません。
左右で大きさが違うとき
左右の胸の大きさが違うのは珍しくありません。トップは両方を通して1周するので、測り方そのものは変わりません。違いが出るのは、カップを選ぶときです。
左右の差を数字で見るには、胸の中心(両胸の間の骨の上)から、片側の胸のいちばん高い位置を通って、脇の下の真ん中までを測ります。同じように反対側も測ります。この半周の数字が左右で1cm以上違うなら、大きい側に合わせてカップを選び、小さい側はパッドで埋めます。
小さい側に合わせると、大きい側がカップからはみ出して、ワイヤーが胸の上に乗ります。大きい側に合わせて小さい側が浮くほうが、パッドで直せるぶん扱いやすいのです。半周の差が1cm未満なら、気にせずトップの数字どおりで構いません。
どちらとも取れるとき①|アンダーが2つのサイズの境目にある
ブラのアンダーは5cmきざみで、65なら62.5〜67.5cm、70なら67.5〜72.5cmが目安です。真ん中の数字が67.0〜68.0cmあたりに落ちると、65と70のどちらとも取れます。
このときは、さきほど見た吐き切った数字と吸った数字の差を使います。
- 差が2cm未満で、吸っても67.5cmを超えない → 65を選ぶ。ホックはいちばん外側から試す
- 差が3cm以上ある、または吸うと69cmを超える → 70を選ぶ。ホックはいちばん内側から試す
- その間なら、試着で両方を比べる
試着で比べるときは、両腕を真上に上げてください。アンダーのベルトが胸の下から上にずり上がるほうは、ベルトが大きすぎます。腕を下ろしたときに背中のベルトの上に肉が乗って段ができ、2〜3分で苦しくなるほうは、小さすぎます。両方とも当てはまらないほうを選びます。
アンダーを1つ下げると、カップは1つ上げないと同じ容量になりません。65で選ぶならカップは70のときより1つ上を試します。たとえば70のCで迷っていたなら、65はDを試します。
どちらとも取れるとき②|トップとアンダーの差がカップの境目にある
カップは、トップからアンダーを引いた差で決まり、2.5cmごとに1つ変わります。目安は次のとおりです。
| トップとアンダーの差 | カップの目安 |
|---|---|
| 10cm前後 | A |
| 12.5cm前後 | B |
| 15cm前後 | C |
| 17.5cm前後 | D |
| 20cm前後 | E |
| 22.5cm前後 | F |
差が16.0〜16.5cmのように、2つのカップの真ん中に落ちることはよくあります。このときは、いま着けているブラの、どこが合っていないかで決めます。
- カップの上の縁と胸の間にすき間がある、指が入る → 小さいほうのカップ
- 胸がカップの上の縁に乗って、横から見ると段ができる → 大きいほうのカップ
- 脇の下のワイヤーが胸の上に乗っている → 大きいほうのカップ
- どれも起きていない → いまのカップのまま
胸の形でも変わります。胸の根もとが横に広く、高さが低い人は、差が小さく出ても、カップの幅が足りないことがあります。その場合は、差の数字より「脇のワイヤーが胸に乗るかどうか」を優先してください。
数字の例で1つ通してみます。アンダーの3回が69.5・70.0・70.0で真ん中は70.0cm、トップの3回が85.5・86.0・86.5で真ん中は86.0cm。差は16.0cmで、CとDの境目です。いま着けているC70のブラで、カップの上の縁にすき間はなく、脇のワイヤーが胸に少し乗っているなら、D70を試します。すき間があってワイヤーも乗っていないなら、C70のままでかまいません。
境目に落ちたときに、両方を試着できるなら、それがいちばん確実です。試着では、前かがみになって胸をカップに入れ直してから体を起こし、カップの上の縁と脇のワイヤーを鏡で見ます。どちらも合っているほうが、あなたのサイズです。
どちらとも取れるとき③|立って測った数字と前かがみの数字が違う
前かがみで測ったトップが、立って3回測った真ん中より2cm以上大きい場合です。胸がやわらかく、立つと下に寄っているので、立って測った数字ではカップの中身を小さく見積もります。
ブラを選ぶときは、前かがみの数字でトップとアンダーの差を出します。たとえば立って86cm、前かがみで89cm、アンダーが70cmなら、立った数字では差16cmでCとDの境目、前かがみでは19cmでDとEの境目になります。この場合はDから試し、カップの上の縁にすき間がないかを見ます。
服を選ぶときは、ブラを着けて立って測った数字を使います。服は胸を持ち上げずに、ブラを着けたあとの体の外側に沿うからです。服とブラで違う数字を使うことになりますが、それで正しいのです。
差が3cm以上ある人は、ブラの試着で前かがみになって胸をカップに入れ直す(脇と下から手で寄せて入れる)のを毎回してください。入れ直さずに着けると、カップの下半分しか使わず、合っているカップでも小さく感じます。
ひとりで測る・メジャーがないとき
ひとりで測るときにいちばん困るのは背中です。鏡を横に置けないときは、メジャーを胸の前で持ったまま、体ごとゆっくり回って、壁や家具に背中を近づけ、背中のメジャーが水平に当たっているかを手の甲で触って確かめる方法もあります。
家族や友人に頼めるなら、背中の水平だけ見てもらうのがいちばん早い方法です。測るのは自分でして、相手には「背中のメジャーが胸の下の線と同じ高さにあるか」だけを見てもらいます。目盛りまで読んでもらうと、人によって締め方が変わり、3回の条件がそろわなくなります。ひとりで測るときのずれ方は胸の測り方をひとりでするときにもまとめています。
メジャーがないときは、伸びないひもを使います。荷造り用の紙テープ、細いリボン、靴ひもが使えます。毛糸や髪ゴムは伸びるので使いません。体に1周回して、重なったところに油性ペンで印をつけ、外して机の上で定規に当てて読みます。30cmの定規なら、何回かに分けて当て、足していきます。
ひもで測ると、どうしてもメジャーより0.5〜1cmずれます。ひもで測った数字でブラを決めるより、まず「いまのサイズから大きく外れていないか」を確かめるのに使ってください。ひもの数字がいまのサイズの範囲から外れていたら、売り場で測ってもらうか、メジャーを手に入れて3回ずつ測り直します。売り場で測ってもらうときに見ておくことはバストのサイズを売り場で測ってもらうときを見てください。
秋冬に測り直すときに気をつけること
寒くなる時期は、ブラやカップ付きのインナーを買い足す人が増えます。前に測ったのが半年以上前なら、買う前に測り直すと失敗が減ります。
寒い部屋で測ると、肩をすくめる、腕を体に寄せる、背中を丸める、の3つが起きやすく、どれもメジャーを背中で動かします。暖房のきいた部屋で、入浴後の体が温まっているうちに測るのがいちばん安定します。ただし入浴直後は肌が湿ってメジャーがすべりにくいので、汗が引いてから測ります。
秋冬はニットや厚手のスウェットを着る日が増えます。服のサイズを選ぶための数字は、ブラの上に薄い長袖を1枚着た状態でも、1回だけ測っておくと便利です。これは3回測らなくて構いません。素肌の数字とどれだけ違うかを知っておけば、厚手の服のゆとりを考えるときに使えます。
暖かい下着を重ねる日が増えると、アンダーの上に生地が1〜2枚乗るので、ブラのホックを1つ外側にしたくなることがあります。それは数字が変わったのではなく、重ねた生地のぶんです。測り直す必要はありません。
測った数字の使い道|ブラと服で、使う数字を分ける
最後に、6つ(前かがみを入れると7つ)の数字のどれを、何に使うかをまとめます。
ブラを選ぶときは、アンダーは吐き切った3回の真ん中、トップは立って3回の真ん中。前かがみとの差が2cm以上あるときだけ、トップを前かがみの数字に替えます。ブラのアンダーが境目に落ちたら、吸ったときの数字を見て決めます。
服を選ぶときは、そのとき着けるブラを着けて立って測ったトップを使います。サイズ表の「バスト」がどちらの意味で書かれているか、身幅しか書いていないときにどう比べるかは、胸のはかりかた、服のサイズ選び用で確かめてください。
次に測り直すのは、半年後か、体重が2kg以上変わったとき、またはいまのブラのホックがいちばん内側でも緩くなったときです。メモを残しておけば、そのときも3回測って、前の真ん中と比べるだけで済みます。数字が1cm以内なら、サイズを変える必要はありません。
通販で選ぶときは、サイズ表のアンダーとトップの範囲に、自分の真ん中の数字がどこに入るかを見ます。範囲の端に近いときは、それが「どちらとも取れる」状態です。アンダーなら吸ったときの数字、カップならいま着けているブラの浮き方を、この記事の手順でもう一度確かめてから選んでください。数字を3回分残してあれば、範囲の端にいるかどうかが、迷わずにわかります。
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よくある問い
- Q. 測るたびにアンダーが2cm以上違います。どの数字を信じればいいですか
- どれも信じないで、先に原因をつぶしてください。いちばん多いのは、背中側でメジャーが下がって斜めに回っていることです。鏡に横向きに立ち、背中のメジャーが胸の下の線と同じ高さにあるかを見てから、息を吐き切ったところで3回測り直します。そのうえで真ん中の数字を使います。
- Q. 立って測るのと前かがみで測るのは、どちらが正しいですか
- 両方測って、差を見てください。差が2cm未満なら立って測った数字で足ります。2cm以上あるなら、ブラを選ぶときは前かがみの数字を、服を選ぶときはブラを着けて立って測った数字を使います。ブラは胸をカップに集めて持ち上げるので、前かがみの数字のほうがカップの中身に近くなるからです。
- Q. メジャーがありません。ひもで測っても大丈夫ですか
- 測れます。伸びない細いひもか、荷造り用の紙テープを使い、1周したところに油性ペンで印をつけてから、机の上で定規か巻き尺に当てて長さを読みます。毛糸や髪ゴムのように伸びるものは使わないでください。印をつけたら、ひもを外す前に鏡で背中側が水平かを確かめておくと、あとでずれを疑わずに済みます。
- Q. 左右で大きさが違う気がします。どちらに合わせて測ればいいですか
- トップは両方を通して1周で測るので、測り方は変わりません。決めるのはカップを選ぶときで、大きい側に合わせ、小さい側はパッドで埋めるのが基本です。左右の差は、胸の中心から脇の下までの半周を左右それぞれ測ると数字で見えます。半周の差が1cm以上あれば、大きい側に合わせてください。
— メグラシ編集部





