ブラトップのサイズの選び方|表はバストで引き、迷ったら胴の帯で決める

**手元にあるブラトップのタグか、買おうとしている商品のサイズ表を、いま開いてみてください。**そこに書いてあるのは「バスト」だけですか。それとも「アンダー」や「身長」も並んでいますか。
ブラトップは、S・M・Lのような大まかな表記で売られていることがほとんどです。ブラジャーのようにアンダーとカップで細かく分かれていないので、**2か所を測ると、2つのサイズにまたがることがよくあります。**そのとき決め手になるのは、胴に回る帯です。
トップとアンダーの測り方はバストの測り方をひとりでに、ブラジャーとの違いはカップ付きインナーとブラジャーの違いにあります。この記事は、測ったあとの当て方の話です。
結論|表はバストで引いて、2サイズにまたがったら帯で決める
| 測った結果 | 選ぶサイズ | 確かめること |
|---|---|---|
| トップもアンダーも同じサイズに入る | そのサイズ | 丈とカップの上辺 |
| トップとアンダーが隣のサイズに分かれる | 帯が合う側 | 腕を3回上げて、指を入れる |
| トップとアンダーが2つ以上離れる | 帯が合う側を試し、カップは形で合わせる | カップの上辺の浮き |
**帯を優先するのは、帯が1日の着心地とずれを決めるからです。**カップが少し浮いても、帯が合っていれば形は崩れません。帯がゆるいと、腕を動かすたびに全体がずれ上がり、カップの位置も一緒に動きます。
先に、サイズ表に何が書いてあるかを見る
ブラトップのサイズ表は、商品によって作りが違います。多いのは次の3つです。
- バスト(トップ)の範囲だけが書いてある
- バストとアンダーの両方の範囲が書いてある
- バストの範囲に加えて、身長の範囲が書いてある
**バストだけの表でも、アンダーは測っておいてください。**表に書いていなくても、帯は胸の下を一周しています。アンダーが表の想定から外れていると、トップで合わせたサイズでも帯が合いません。身長が書いてある表は、丈の目安です。
測るのは2か所|トップとアンダー
測るのは、胸のいちばん高いところを一周するトップと、胸のすぐ下を一周するアンダーです。
ブラトップを選ぶときは、**ふだん着ているブラジャーかブラトップを着けた状態でトップを測ってください。**何も着けずに測ると、着たときの位置と数cmずれることがあります。アンダーは、息を吐いたときに測ります。
メジャーは床と平行に回してください。背中側が下がると、トップもアンダーも実際より大きく出ます。鏡に横向きで映して、背中側の高さが前と同じかを見てから数字を読みます。ひとりで測る手順はバストの測り方をひとりでに、ブラジャーのサイズの出し方はブラジャーのサイズの測り方にあります。
2サイズにまたがったとき|帯で決める
トップではM、アンダーではS。こういう分かれ方をしたときは、2つとも試せるなら両方着てみてください。通販なら、返品できる期間のうちに家で確かめます。
見るのは帯です。**帯が合っている側を選び、カップはそのあとで見ます。**帯が合わない側を選ぶと、カップがちょうどでも、1日のうちに何度も直すことになります。
帯の確かめ方|腕を3回上げて、指を入れる
- ブラトップを着て、上に何も着ずに鏡の前に立つ
- 両腕をまっすぐ上に3回上げて、下ろす
- 帯が胸の下から1cm以上ずれ上がっていないかを見る
- 帯の前側の下に、指を差し入れる
**指が1本すっと入るなら、帯は合っています。**2本が楽に入るなら大きく、1本も入らないなら小さい側です。腕を上げてずれ上がる場合も、大きい側と考えてください。
1時間ほど着たあと、脱いだ肌に帯の跡がくっきり残って、しばらく消えないなら、きつい側です。
カップの確かめ方|前かがみで上辺を見る
帯が決まったら、カップを見ます。
鏡の前で、少し前かがみになってください。**カップの上辺と胸のあいだに、指1本以上の隙間ができるなら、カップが大きい側です。**反対に、カップの縁が胸の途中にかかって、縁の線が表に浮いて見えるなら、カップが小さい側です。
どちらも、まっすぐ立っているときには分かりにくく、前かがみや腕を前に伸ばしたときに出てきます。机に向かう時間が長い人ほど、この姿勢で確かめておくと1日のずれが減ります。
丈の確かめ方|座って背中を見る
ブラトップは、上半身を覆う丈があります。立ったときより、座ったときに合わなさが出ます。
椅子に座って、少し前にかがんでください。**背中側の裾がパンツやスカートのウエストから出てこなければ、丈は足りています。**裾がウエストに2cm以上入っていると、座っても出てきにくくなります。サイズ表に身長が書いてあるときは、自分の身長がその範囲の上のほうなら、丈が足りなくなりやすいと考えてください。
丈が足りないからといってサイズを上げると、今度は帯がゆるくなります。丈だけが足りないときは、同じサイズで、丈の長い型を探してください。ブラトップには、胸の下で終わる短い丈の型と、腰まで覆う長い丈の型があります。上に短い丈のニットを着る日が多いなら短い丈、パンツやスカートにニットを入れずに着る日が多いなら長い丈が向きます。
秋冬のニットの下で着るとき
秋冬は、ブラトップの上に薄手のニットやカットソーを重ねる日が増えます。
このとき見えやすいのは、帯の上下の縫い目と、カップの縁です。**上に着るニットを重ねて、窓の光の前で横向きに立ってください。**線が浮いて見えるなら、帯が細く食い込んでいるか、カップの縁が硬い型です。帯の幅が広く、縁に縫い目の段差が少ない型のほうが、薄いニットの下で線が出にくくなります。ニットの下の線の見分け方はブラジャーの選び方に、首ぐりの深さの合わせ方はキャミソールの選び方にあります。
洗ったあとに変わるところ
ブラトップは、着て洗うことをくり返すうちに、帯が少しずつゆるむことが多いです。伸び縮みする糸が多く入っているものほど、この傾向があります。
**2サイズで迷って、どちらも帯の指の本数が同じくらいなら、小さい側を選んでください。**ゆるんだ先で合う側になります。反対に、綿が多く伸び縮みの少ないものは、洗うと少し縮むことがあります。こちらは、迷ったら大きい側です。洗濯表示と素材の欄で、伸び縮みする糸の割合を見ておいてください。
どちらとも取れるとき①|帯はちょうどなのに、カップが浮く
帯には指が1本入り、腕を上げてもずれない。でもカップの上辺に隙間がある。
この場合、サイズを1つ下げると、今度は帯がきつくなります。サイズではなく、型を替えるほうが合います。
浮きが指1本ぶんほどで、上に厚手のニットを着る日が多いなら、そのまま着てもかまいません。厚手のニットの下では、カップの上辺の隙間は表から見えないからです。気になるのは、薄手のニットや体に沿うカットソーを重ねる日です。そういう日が多いなら、型を替えてください。カップが取り外せる型なら、中のパッドを薄いものに入れ替えられます。カップの形が浅く作られている型を探す方法もあります。
どちらとも取れるとき②|トップとアンダーが2サイズ離れている
トップではL、アンダーではSのように、2つ以上離れることもあります。
この場合も、まず帯が合う側を試してください。**帯が合う側でカップが小さいなら、カップが大きめに作られた型か、カップの無い型に切り替える選び方があります。**ブラトップの中で合わせようとするより、ブラジャーのほうが合うこともあります。
カップの無い型に切り替える場合は、帯の幅が広いものを選んでください。カップが無いぶん、支えは帯と生地全体で受けることになります。帯の幅が3cm以上あると、腕を上げたときのずれ上がりが少なくなります。帯の確かめ方は、カップ付きのものと同じで、腕を3回上げて、指を1本入れます。どちらが向くかはカップ付きインナーとブラジャーの違いを見てください。
どちらとも取れるとき③|寝るときにも着る
昼に着る1枚と同じサイズで寝ると、帯がきつく感じる人がいます。
寝るときの1枚は、帯に指が1本入る側より、少しゆるいほうでかまいません。2サイズにまたがったなら、昼の1枚は帯がちょうどの側、寝るときの1枚は1つ上の側、と分けて持つ方法もあります。ただし、寝返りで帯が胸の上まで大きくずれ上がるなら、ゆるすぎです。
通販で買うとき|届いた日に見る順番
通販では、着てみる前にサイズを決めることになります。2サイズで迷ったら、返品や交換ができるかを先に確かめて、両方を頼むか、帯が合いそうな側を1つ頼んでください。
届いた日は、タグを付けたまま、次の順番で見ます。
- 上に何も着ずに着て、腕を3回上げ、帯に指を入れる
- 前かがみになって、カップの上辺を見る
- 椅子に座って、背中側の裾がウエストから出ないかを見る
- いちばんよく着る薄手のニットを上に重ねて、窓の光の前で横向きに立つ
**1で合わなければ、2から先は見なくてかまいません。**帯が合わないものは、ほかがどれだけ合っていても、1日のうちにずれてきます。4まで通ったら、その1枚のサイズと商品名をメモしておくと、次に買い足すときに迷いません。
まとめ
- ブラトップのサイズは、まずサイズ表が何で書かれているかを見る
- トップとアンダーの2か所を測って、表に当てる
- 2サイズにまたがったら、帯で決める。腕を3回上げてずれず、指が1本入る側
- カップが浮くだけなら、サイズではなく型を替える
- 伸びる素材は着るうちにゆるむ。迷ったら、伸びる素材は小さい側
いま手元にある1枚を着て、腕を3回上げ、帯に指を入れてみてください。今のサイズが合っているかどうかは、それだけで分かります。
関連記事
よくある問い
- Q. ブラトップのサイズは、ブラジャーと同じ考え方で選べますか
- そのままでは選べません。ブラジャーはアンダーとカップの2つの数字で細かく分かれていますが、ブラトップはS・M・Lのような大まかな表記で、カップも本体に付いています。まずサイズ表を見て、バストで書かれているか、アンダーも書かれているか、身長も書かれているかを確かめてください。そのうえでトップとアンダーを測って当てます。
- Q. トップではM、アンダーではSになりました。どちらを選べばいいですか
- 胴に回る帯の合い方で決めてください。着て両腕をまっすぐ上に3回上げ、下ろしたときに帯が胸の下から1cm以上ずれ上がっていたら大きい側です。帯の下に指を入れて、1本がすっと入るなら合っています。2本が楽に入るなら大きく、1本も入らないなら小さい側です。カップが少し浮く程度なら、帯が合っているほうを選んだほうが、1日着たときにずれません。
- Q. ブラトップのカップが浮いてしまいます。サイズを下げればいいですか
- 帯も余っているなら、1つ下げてください。帯がちょうどでカップだけ浮くなら、サイズを下げると今度は帯がきつくなります。その場合は、カップが取り外せる型を選んで中のパッドを入れ替えるか、カップの形が浅い型を探すほうが合います。前かがみになったとき、カップの上辺に指1本以上の隙間ができるかどうかで確かめてください。
- Q. 寝るときにもブラトップを着たいのですが、サイズは同じでいいですか
- 寝るときは、昼と同じ帯の合わせ方でかまいませんが、指が1本入る側より少しゆるいほうが楽に感じる人が多いです。2サイズにまたがったときは、昼に着る1枚は帯がちょうどの側、寝るときの1枚は1つ上の側、と分けて持つ方法もあります。寝返りで帯が大きくずれ上がるようなら、ゆるすぎです。
— メグラシ編集部





