バストの測り方をひとりで|メジャーが無い日は紐と定規、ずれは鏡で直す

**ひとりでも、バストのサイズは1cm前後のずれで測れます。**必要なのは、鏡か自分を撮れるスマートフォン、そしてメジャー。メジャーが無ければ、伸びない紐と定規で代わりになります。
ひとりで測った数字がお店で測った数字と違うとき、原因はたいてい3つのどれかです。背中側でメジャーが下がっている、腕を上げたまま数字を読んでいる、測るたびに引く強さが違う。この3つを1つずつ止めれば、ひとりでも数字はそろいます。
どこを測るか、2つの数字の差をどう表記に直すかは胸のサイズ・大きさ・カップとバストの測り方にまとめてあります。この記事は、それをひとりでやるときの話です。
結論|背中は鏡で見る、腕は下ろしてから締める、3回測る
ひとりで測るときの順番は、これだけです。
- 鏡に体の横を向けて立つ
- 腕を上げてメジャーを一周させる
- 腕を下ろしてから、前でメジャーを締める
- 鏡で、背中側が前と同じ高さにあるかを確かめる
- 数字を読んで書き留める
- 一度外して、もう2回繰り返す
- 3つの数字の真ん中を使う
人に測ってもらうと、1から4を相手がやってくれます。ひとりのときは、鏡がその役目を引き受けます。
測る前に用意するもの
ひとりで測るときは、途中で探しものをすると姿勢が崩れます。先に全部を手の届く所に並べてください。
- 布のメジャー。無ければ、伸びない紐とペンか洗濯ばさみ、30cmの定規
- 体の横と背中を映せる鏡。全身が映らなくても、胸から腰まで映れば足りる
- スマートフォン。背中を撮るときに、タイマーで使う
- メモ用紙とペン。3回分の数字を書き留める
鏡は、正面ではなく体の横を映せる位置に置いてください。正面の鏡では、背中の高さが見えません。洗面所の鏡なら、体を90度回して立つだけで横が映ります。
部屋が寒いと体が縮こまり、肩が上がって数字が動きます。秋冬は、部屋を少し暖めてから測ってください。
ずれ①|背中側でメジャーが下がる
ひとりで測るとき、いちばん多いずれです。前は見ながら合わせられますが、背中は見えません。メジャーは重みで、背中側から下がっていきます。
背中が下がると、メジャーは前から後ろへ斜めに一周することになり、**数字は実際より大きく出ます。**アンダーバストで起きると、いちばん影響が大きくなります。
確かめ方は2つです。
- 鏡に体の横を映して、メジャーが床と平行な一本の線になっているかを見る
- スマートフォンをタイマーにして、背中を撮る
横から見たとき、背中側が前より1cm以上下がっていたら、背中側を持ち上げてからもう一度締めてください。
ずれ②|腕を上げたまま数字を読む
メジャーを背中に回すとき、腕は上がります。そのまま数字を読むと、胸まわりの筋肉と皮膚が上に引かれた状態の数字になります。
**一周させたら、いったん腕を下ろしてください。**両肘を体の横に下ろし、肩の力を抜いてから、前でメジャーを締め直します。数字を読むときも、腕は下ろしたままです。手元だけを動かして、目盛りを読みます。
目盛りを読むために下を向くと、背中が丸まって数字が動きます。あごを引かずに、鏡に映った目盛りを読むか、指で目盛りを押さえたまま鏡から離れて見てください。
ずれ③|引く強さが毎回変わる
ひとりで測ると、締めすぎたり緩めすぎたりが毎回変わります。
目安は、メジャーと体の間に指が1本すっと入る強さです。指が入らなければ締めすぎ、2本入れば緩すぎます。1回ごとに指を入れて確かめてから、数字を読んでください。
アンダーバストは、息を吐き切ったところで読みます。吸った状態で読むと、胸が広がって1〜2cm大きく出ます。トップバストは、息を止めずに、ふつうに吐いたところで読みます。
メジャーが無い日は、紐と定規
家に布のメジャーが無いときは、伸びない紐で代わりにできます。
使える紐
- 荷造り用の紙の紐
- 綿の紐、たこ糸
- 平たいリボン
使えない紐
- 毛糸(引っぱると伸びる)
- ゴムの入った紐
- ビニールの紐(すべって、背中で下がりやすい)
手順は、メジャーと同じです。胸のまわりに一周させて、腕を下ろし、指1本の強さに締めたら、紐の重なった場所をペンで印を付けるか、洗濯ばさみで挟みます。
紐を外したら、机の上にまっすぐ伸ばし、定規を継ぎ足して印までの長さを測ります。30cmの定規なら、3回継ぎ足して残りを読みます。継ぎ目ごとに鉛筆で机に印を付けていくと、数え間違えません。
定規も無い日は、A4の紙の長い辺が29.7cmなので、紙を並べて目安にできます。
3回測って、真ん中を使う
測った数字は、1回では決めません。3回測って、真ん中の数字を使います。
| 3回の数字の開き | 扱い |
|---|---|
| 1cm以内 | 真ん中の数字を使う |
| 1〜2cm | 真ん中の数字を使い、次に測るとき同じ手順で確かめる |
| 2cm以上 | その日の数字は使わない。背中の高さか、引く強さが毎回違っている |
2cm以上離れたときは、どれかの手順が毎回ずれています。鏡で背中の高さを見る手順から、もう一度やり直してください。
測るときの服|秋冬のニットの上からは測らない
秋冬は、着ている服が厚くなります。ニットやスウェットの上から測ると、生地の厚みだけで数cm大きく出ます。
測るのは、素肌か、薄手でパッドの入っていない下着1枚の状態です。ふだん着けているブラの上から測る場合は、そのブラのカップの形が数字に入ります。次に測るときも同じブラで測ると、前回と比べられます。
秋冬の薄手ニットの下に着けるブラの選び方はブラジャーの選び方|秋冬の薄手ニットに響く線にあります。測ったあと、そちらで形を選んでください。
測る時刻をそろえる
同じ人でも、朝と夜で数字が少し動くことがあります。1日の中で、むくみや姿勢が変わるためです。
測る時刻を毎回そろえると、前回と比べるときに迷いません。お風呂のあと、寝る前など、毎日同じ状態になる時刻を選ぶと続けやすくなります。
どちらとも取れるとき①|左右で高さが違う
鏡で見ると、左右の胸のいちばん高い位置が同じ高さにない。これはよくあることです。
トップバストは、高いほうのいちばん出ているところを通して、背中までまっすぐ水平に一周させてください。低いほうに合わせて斜めにすると、背中側で下がったときと同じように、数字が大きく出ます。どちらのいちばん出ているところも、メジャーが軽く触れていれば十分です。
どちらとも取れるとき②|紐がすべって背中で落ちる
素肌に紐を回すと、すべって背中で下がりやすくなります。とくに細い紐でよく起きます。
この場合は、平たいリボンか、幅のある紙の紐に替えてください。幅があるほど肌に面で当たり、すべりにくくなります。それでも落ちるなら、薄い綿のキャミソールを1枚着て、その上から測ります。薄手の綿なら、厚みは数mmにとどまります。キャミソールの選び方はキャミソールの選び方|秋冬のニットの下にあります。
どちらとも取れるとき③|数字がサイズの境目に乗った
3回測った真ん中の数字が、ちょうど表記の境目だった。この場合、どちらに倒すかは、ひとりで測った数字だけでは決めないでください。
境目に乗ったら、両方の表記を試着して、着けた状態で確かめます。確かめる場所と、どちらに倒すかの考え方はバストの測り方の「どちらとも取れるとき」と「着けた状態で確かめる4か所」を見てください。ひとりで測った数字は、試着する候補を2つに絞るためのものと考えると、迷いが減ります。
よくある行き違い
**メジャーを前で交差させて読んでいた。**メジャーの端を前で重ねて読むとき、0の目盛りの位置を取り違えることがあります。0の端を体の中心より少し脇に置き、もう一方の端を重ねて読むと、目盛りが胸の頂点と重ならずに読みやすくなります。
**いちばん大きく出た数字を使っていた。**3回のうち大きい数字を使うと、たいていメジャーが斜めになった回の数字です。真ん中を使うのは、いちばんずれの少ない回を選ぶためです。
**紐の印を、外すときにずらしてしまった。**紐を体から外すとき、重なった場所を指で押さえたまま外そうとすると、指の位置がずれます。先にペンで印を付けるか、洗濯ばさみで挟んでから外してください。
**一度測ったら、それで終わりにしていた。**数字は季節や生活の変化で少しずつ動きます。下着を選び直す前に、そのつど測り直すほうが確かです。
測った数字を残しておく
測った数字は、日付と一緒にメモしておいてください。書くのは4つです。
- 日付と時刻
- アンダーバストの真ん中の数字
- トップバストの真ん中の数字
- 何を着て測ったか(素肌、どのブラの上から、など)
**次に測るとき、同じ条件で測れば比べられます。**季節の変わり目に下着を選び直すときも、前の数字があると売り場で迷いません。
まとめ
- ひとりで測るときのずれは、背中で下がる・腕を上げたまま・引く強さの3つ
- 背中は鏡に横を向けて確かめる。腕は下ろしてから締めて、数字を読む
- 引く強さは、指が1本すっと入るところ
- メジャーが無い日は、伸びない紐に印を付けて定規で測る
- 3回測って真ん中を使う。2cm以上離れたら、その日は測り直す
今夜、鏡の前で一度だけ、紐とペンで試してみてください。3回の数字が1cm以内にそろえば、その数字は人に測ってもらったものとほとんど変わりません。
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よくある問い
- Q. バストはひとりでも正しく測れますか
- 測れます。ひとりで測るときにずれやすいのは、背中側でメジャーが下がること、腕を上げたまま数字を読んでしまうこと、測るたびに引く強さが変わることの3つです。鏡に体の横を映して背中の高さを確かめ、腕を下ろしてから締め、3回測って真ん中の数字を使えば、人に測ってもらったときとの差は1cm前後に収まります。
- Q. メジャーが無いときはどうすればいいですか
- 荷造り用の紙の紐や綿の紐など、引っぱっても伸びない紐を使います。胸のまわりに一周させて、重なった場所をペンで印を付けるか洗濯ばさみで挟み、紐を外して机の上にまっすぐ伸ばし、30cmの定規を継ぎ足して長さを測ります。毛糸やゴムの入った紐は伸びるので使わないでください。定規がないときは、A4の紙の長い辺が29.7cmなので、その長さを目安に数えられます。
- Q. 測るたびに数字が違います。どれを使えばいいですか
- 3回測って、真ん中の数字を使ってください。3回の数字が1cm以内に収まっていれば、その真ん中の数字で問題ありません。2cm以上離れているなら、背中の高さか引く強さのどちらかが毎回変わっています。その日は数字を使わず、鏡で背中の高さを確かめる手順からやり直してください。数字は時間帯でも少し動くので、測る時刻を毎回そろえると比べやすくなります。
- Q. 服を着たまま測ってもいいですか
- 秋冬のニットやスウェットの上からだと、生地の厚みで数cm大きく出ます。素肌か、薄手でパッドのない下着1枚の状態で測ってください。ふだん着けているブラの上から測る場合は、その日のブラのカップの形が数字に入ることを覚えておき、次に測るときも同じブラで測ると比べられます。
— メグラシ編集部





