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マタニティパジャマの選び方|秋冬の入院と授乳は、前の開き方で決める

メグラシ編集部//読了 12分
床の上に、前がボタンで開く青みがかった灰色のパジャマの上下と、ベージュの前開きカーディガン、厚手の靴下、かかとにひものあるスリッパが置かれ、右に口の開いた入院用のバッグがある

**秋冬のマタニティパジャマは、前が全部ボタンで開き、授乳口があり、ズボンがお腹を覆う形を選んでください。**入院中は前を開ける回数が多く、家に帰ってからは夜中に片手で授乳口を開けることになるからです。生地は中くらいの厚さにして、寒さは上に重ねる1枚で調整します。

パジャマは寝るときの服ですが、出産の前後は事情が違います。入院中は、寝ている時間よりも、起きて診察を受けたり、赤ちゃんを抱いたり、面会の人と話したりする時間のほうが長くなります。**入院中のパジャマは、寝る服というより、起きて過ごす服です。**家に帰ってからは、夜中に何度も起きて授乳する服になります。

この記事では、まず産院の案内を確かめ、そのあと前の開き方、ズボンのウエスト、丈と袖、生地の順に決めます。普段のパジャマの選び方は秋冬のパジャマの選び方に、授乳服そのものが要るかどうかは授乳服は必要かに分けてあります。

結論:前の開き方、ウエスト、生地の順に決める

順番決めること選ぶ形
1前の開き方上から下までボタンで全部開く。授乳口もある
2ズボンのウエストお腹の下で留まるか、お腹全体を覆う。ゴムが調節できる
3丈と袖上は腰が隠れる丈。袖口は手首の骨の上で止まる
4生地中くらいの厚さ。寒さは上に重ねる1枚で受ける
5枚数洗濯を頼めるかで2枚から。家用は2〜3枚

**順番を逆にして生地や色から選ぶと、前が開かない1枚を選んでしまうことがあります。**秋冬は暖かそうな生地に目が行きますが、入院中に困るのは寒さより、前を開けるたびに上を脱ぐ手間のほうです。前の開き方を最初に決めてから、ほかを選んでください。

まず産院の案内を見る|貸し出しか、持ち込みか

マタニティパジャマが入院のときに要るかどうかは、産院によって違います。入院の案内に書かれていることを、先に確かめます。

案内に書かれていること読み方用意するもの
入院着を貸し出す(追加の負担なし)入院中は持ち込まなくてよい家用の1〜2枚だけ
入院着を貸し出す(有料)自分のものを使うか選べる持ち込むなら2枚から
パジャマは持ち込み自分のものを着る入院日数と洗濯で枚数を決める
前開きのものを用意、と書かれている形の指定がある指定に合う形を選ぶ
案内に書かれていない産院に確かめる確かめるまで決めない

**産院の指定がある場合は、この記事より案内を優先してください。**診察のしやすさや、産院ごとの決まりがあるためです。貸し出しがある産院でも、自分のものを着たい人は持ち込めることが多いので、着慣れた1枚で過ごしたいかどうかで決めて構いません。

入院中と家に帰ってからで、使い方が変わる

同じパジャマでも、入院中と家に帰ってからでは、求められることが違います。どちらで使うかを先に決めておくと、選ぶ形が絞れます。

比べるところ入院中家に帰ってから
前を開ける場面診察、着替え、授乳の練習夜中の授乳
前を開ける回数1日に何度も夜中に数回
人の目産院の人、面会の家族家族だけ
動きベッドの乗り降り、廊下を歩く起きて赤ちゃんのところへ行く
室温暖房で一定に保たれていることが多い夜中から明け方に下がる

**入院中は「前を全部開けられるか」、家では「片手で授乳口を開けられるか」が効きます。**両方を1枚でこなしたいなら、前がボタンで全部開いて、さらに授乳口がある形が向いています。入院中しか使わないと決めているなら、前が全部開くだけで足ります。

前の開き方①|ボタンで上から下まで全部開く

前が上から下までボタンで開く形は、入院中にいちばん困りにくい形です。上を脱がずに、胸からお腹までを開けられます。

確かめること目安理由
ボタンの数5〜7個多すぎると留めるのに時間がかかる
ボタンの大きさ指でつまめる大きさ小さいと片手で外しにくい
開きの終わり裾まで全部開く途中で止まると上を持ち上げることになる
ボタンの間隔胸のあたりが詰まっている胸の前で開きすぎない

**ボタンは、片手の指でつまめる大きさのものを選んでください。**入院中は、もう片方の手で赤ちゃんを抱いていることがあります。小さいボタンや、穴がきつくて通しにくいボタンは、両手が要ります。お店で手に取ったら、片手だけで上から3つ目までのボタンを外してみてください。外せるなら、その1枚は入院中も家でも使えます。

前の開き方②|授乳口つきは、口の形で使い方が違う

授乳口つきのパジャマは、胸の前に重なった布や切れ目があり、前のボタンを外さずに授乳できる形です。口の形によって、使い方が変わります。

授乳口の形開け方向いている場面
前の布が重なっている上の布をずらす夜中に片手で開けたい
脇に縦の切れ目切れ目から胸を出す横になったまま授乳したい
胸の前にファスナーファスナーを下ろす開け閉めをはっきりさせたい
前開きのボタンだけボタンを上から外す入院中の診察を優先したい

**夜中に片手で開けたいなら、前の布が重なっている形が向いています。**ずらすだけなので、暗い部屋で手探りでも開けられます。ファスナーは開け閉めがはっきりする代わりに、金具が赤ちゃんの顔に当たらないかを確かめてください。授乳口の高さが今の胸の位置と合っているかは、授乳服が使いにくい理由で測り方をまとめてあります。

前の開き方③|かぶって着る形は、家用に回す

かぶって着るパジャマは、ボタンがないぶん着心地がやわらかく、普段のパジャマとして手持ちにある人も多いはずです。ただ、入院中には向かない場面があります。

場面かぶる形で起きること
診察上を大きく持ち上げるか、脱ぐことになる
着替え腕を上げて脱ぐ動きが要る
夜中の授乳裾をめくり上げると、お腹と背中が出る
家でくつろぐ時間困らない

**かぶる形のパジャマは、入院用ではなく、家に帰ってからの昼寝や、授乳の回数が落ち着いたあとの1枚に回してください。**手持ちのかぶる形を入院中に着たい場合は、前開きのカーディガンを上に重ねても、診察のときの持ち上げる手間は変わりません。入院用には、前が開く1枚を別に用意します。

ワンピース型か、上下に分かれた形か

マタニティパジャマには、上から下までつながったワンピース型と、上下に分かれた形があります。どちらが合うかは、入院中と家のどちらを重く見るかで決まります。

比べるところワンピース型上下に分かれた形
お腹への当たりウエストがなく、当たらないズボンのウエストが当たる
前を全部開けたとき全身が一度に開く上だけが開く
ベッドの乗り降り裾が膝にからむことがあるからまない
秋冬の脚の冷え下にレギンスが要るズボンで覆える
家に帰ってからの動き裾をさばく手間がある動きやすい

**入院中の数日を楽にしたいならワンピース型、産後の家での暮らしまで1枚で通したいなら上下に分かれた形を選んでください。**秋冬の出産で、病室が暖かく、家の寝室が冷えるなら、上下に分かれた形のほうが寒さを受けやすくなります。ワンピース型を選ぶ場合は、下に重ねるレギンスを1本いっしょに用意しておきます。

ズボンのウエスト|お腹の下で留めるか、お腹を覆うか

上下に分かれた形では、ズボンのウエストがお腹のどこに来るかで、着心地が大きく変わります。出産の前と後で、お腹の大きさが変わることも考えます。

ウエストの形留まる位置向いている時期
お腹を覆う高い形お腹のいちばん出ているところより上出産前、産後すぐ
お腹の下で留める低い形お腹の下出産前の後期
ゴムやひもで調節できる形調節した位置出産の前後どちらも

**出産の前後どちらも使うなら、ゴムやひもで調節できる形を選んでください。**出産の前はお腹がいちばん大きく、産後はお腹がやわらかい状態が続きます。どちらの時期にも合わせられるのは、調節できるウエストです。お腹を覆う高い形は、産後すぐの時期にお腹が冷えにくく、守られている感じがあると話す人もいます。

丈と裾|廊下を歩く、ベッドに乗り降りする

入院中は、ベッドの乗り降りと、廊下を歩くことが多くなります。丈と裾の長さで、動きやすさが変わります。

部分目安理由
上の丈腰の骨が隠れる長さ前を開けたときに、お腹の下まで覆える
ズボンの裾くるぶしが隠れる程度長すぎると、スリッパで踏む
ワンピース型の裾ふくらはぎの真ん中あたり長すぎると、ベッドの乗り降りで足にからむ
裾の始末ゴムかリブで絞られている冷えた空気が入りにくい

**ズボンの裾は、スリッパを履いて立ったときに、床に着かない長さにしてください。**入院中はかがんで裾を直すのがおっくうになります。裾がリブで絞られている形は、秋冬の床から上がってくる冷えた空気を防ぎ、裾を踏むこともありません。

袖|袖口が手首の骨の上で止まるか

秋冬は長袖を選ぶ人が多くなりますが、袖が長すぎると、赤ちゃんを抱いたときや、手を洗うときに濡れます。

袖の長さ起きること向き
手首の骨の上で止まる赤ちゃんを抱いても袖口が濡れない入院中も家でも
手の甲にかかる手を洗うたびに袖をまくる寒い寝室だけ
七分袖手元は動かしやすいが、腕が冷える暖かい病室

**袖口は、腕を前に伸ばしたときに手首の骨が見える長さが目安です。**手の甲にかかる袖は、暖かく感じる一方で、抱っこや授乳のたびに袖が赤ちゃんの顔の近くに来ます。袖口がリブで絞られていると、まくり上げてもずり落ちにくく、手を洗うときも楽です。

生地|暖房の病室と、冷える寝室の両方で選ぶ

秋冬に出産する人のパジャマは、暖房の入った病室と、夜中から明け方に冷える家の寝室の両方で着ることになります。どちらか一方に合わせると、もう一方で困ります。

生地病室で家の寝室で洗濯の乾き
薄手の綿ちょうどよい寒い早い
中くらいの厚さの綿ちょうどよい上に1枚重ねればよいふつう
二重のガーゼちょうどよい上に1枚重ねればよい早め
起毛した厚手暑いことがある暖かい遅い
裏がパイルの厚手暑いことがある暖かい遅い

**生地は、中くらいの厚さの綿か二重のガーゼを選び、寒さは上に重ねる1枚で受けてください。**厚手の生地は、病室では汗をかき、洗濯したときに乾きにくくなります。入院中は洗濯の回数が限られるので、乾きやすさも大事です。寝室の冷えは、パジャマを厚くするより、上に羽織る1枚と、靴下や腹巻きで受けるほうが調整しやすくなります。

色と柄|汚れの目立ち方と、面会の人の目

入院中は、面会の家族や産院の人と顔を合わせる時間が長くなります。色と柄は、汚れの目立ち方と、人に会うときの気持ちで決めます。

色・柄汚れの目立ち方人に会うとき
白、生成り目立つ清潔な印象
淡い色(薄い灰色、薄い青)少し目立つ落ち着いた印象
中くらいの濃さの無地目立ちにくい落ち着いた印象
細かい柄目立ちにくい部屋着らしさが出る

**汚れが気になるなら、中くらいの濃さの無地か、細かい柄を選んでください。**産後は授乳や赤ちゃんの吐き戻しで、胸の前が汚れることがあります。白は清潔に見える一方で、汚れたらすぐに替えたくなるので、枚数に余裕がないと困ります。面会の人に会うのが気になる人は、上に羽織る1枚を、外に出ても違和感のない色にしておくと、パジャマの色を気にしなくて済みます。

上に重ねる1枚|前が開いて、腰まで覆う

秋冬は、パジャマの上に重ねる1枚がほとんどの日に要ります。病室の廊下を歩くとき、面会の人と話すとき、夜中に起きたときに着ます。

重ねる1枚向いている場面確かめること
前開きのカーディガン病室、面会授乳のときに前を閉じたままでも、口が出せるか
腰までのガウン夜中の寝室袖が太すぎないか
ベスト授乳の多い時期腕が自由に動くか
薄手のケープ面会片手で肩に掛けられるか

**重ねる1枚は、前が開いて、腰まで覆う長さのものを選んでください。**前が開かない1枚を重ねると、授乳や診察のたびにそれを脱ぐことになります。ベストは腕が自由に動くので、授乳の回数が多い時期にとくに使いやすい1枚です。秋の外出で着る羽織りの選び方は、授乳コーデ 秋の外出にもまとめてあります。

足元|靴下とスリッパも、パジャマといっしょに選ぶ

秋冬の病室や家の廊下は、足元から冷えます。パジャマの裾の長さと、靴下とスリッパの組み合わせは、いっしょに決めておくと迷いません。

足元選ぶ形理由
靴下かかとのある、ゆるめの口ゴム足首に跡がつきにくい
スリッパかかとまで覆う形か、かかとにひもがある形廊下で脱げにくい
裾との関係裾がリブなら、靴下を裾の中に入れなくてよい立ったまま直さずに済む
夜中の寝室室内用の厚手の靴下を枕元に起きたときにすぐ履ける

**スリッパは、かかとまで覆う形か、かかとにひもがある形を選んでください。**入院中は、廊下を歩いたり、赤ちゃんを抱いて立ったりする時間が長くなります。かかとのないスリッパは、脱げそうになるたびに足の指に力が入り、歩くのが疲れます。パジャマの裾がリブで絞られていれば、靴下との間に冷えた空気が入りにくく、裾を靴下の中に入れる必要もありません。

退院の日の服とは、分けて考える

入院の荷物を用意するとき、パジャマと退院の日の服をいっしょに考えてしまうことがあります。退院の日は、赤ちゃんを抱いて外に出て、車や電車で家に帰る日です。パジャマとは求められることが違います。

比べるところパジャマ退院の日の服
着る場所病室と家の中病室から外を通って家まで
人の目産院の人、面会の家族外ですれ違う人、写真
前を開ける回数多い帰り道で授乳するなら1〜2回
上に重ねるもの前開きのカーディガン抱っこ紐の上から着られる上着

**退院の日の服は、パジャマの延長ではなく、外に出る服として別に1組用意してください。**ただ、形の考え方は同じです。前が開いて授乳できるトップス、お腹を締めつけないボトムス、腰まで覆う上着。パジャマで選んだ3つの軸を、そのまま外に出る服に当てはめると、退院の日も迷いません。秋冬の退院なら、上着は赤ちゃんを抱いたまま前を閉じられるか、抱っこ紐の上から着られるかで選びます。

何枚あれば足りるか

枚数は、入院中に洗濯を頼めるかどうかと、家に帰ってからの洗濯の回数で決まります。

場面状況枚数の目安
入院中家族が洗濯物を持ち帰って届けてくれる2枚
入院中産院で洗濯できる2枚
入院中洗濯できない日が続く入院の日数に近い枚数
家に帰ってから毎日洗濯できる2枚
家に帰ってから洗濯が1日おき3枚

**入院用と家用を分けず、同じ形を2〜3枚用意すると、産後もそのまま回せます。**入院中に着た2枚を、そのまま家での洗い替えにする考え方です。家に帰ってからは夜中の授乳で汚れることがあるので、1日に2回着替える日があることも考えて、3枚あると余裕が出ます。

枚数をそろえるときは、色を変えておくと、どれを何日着たかが分かりやすくなります。入院中は日にちの感覚があいまいになりやすく、同じ色の2枚だと、着替えたかどうかを忘れることがあります。上下に分かれた形なら、上だけ汚れた日は上だけ替えられるので、同じ枚数でも回しやすくなります。

サイズの選び方|出産前のお腹と、産後の胸

マタニティパジャマのサイズは、出産前のいちばん大きいお腹と、産後に張る胸の両方に合わせます。

確かめるところ目安
上の身幅前のボタンを全部留めて、お腹の前に手のひらが1枚入る
胸まわりボタンの間が引っ張られて開かない
ズボンのウエストいちばんゆるくしたときに、お腹を締めつけない
肩肩の縫い目が肩の骨の先から外へ2cm以内

**上の身幅は、お腹の前に手のひらが1枚入るかで確かめてください。**手のひらが入らないと、座ったときや横になったときにボタンの間が引っ張られます。産後は胸が張ることがあるので、胸の前のボタンの間に、指が1本入る程度の余裕があると安心です。肩が落ちすぎるほど大きなサイズを選ぶと、袖が手の甲にかかり、抱っこのたびに袖を気にすることになります。

入院前に、家で1回着て確かめる5つ

用意したパジャマは、入院の前に1回家で着て、実際の動きで確かめておきます。

確かめること方法目安
ボタン片手で上から3つ外して、また留める30秒以内
授乳口片手でずらして、胸の前を開く10秒以内
ズボンベッドか床に座って、立ち上がるウエストがずり落ちない
裾スリッパを履いて歩く踏まない
重ねる1枚上に着たまま、前を開ける脱がずに開けられる

**この5つを、入院の荷物に入れる前に一度だけ試してください。**家で試すと、片手で外せないボタンや、座るとずり落ちるウエストに、入院前に気づけます。気づけば、ボタンを外しやすいものに替えたり、ウエストのゴムを入れ替えたりして直せます。入院してから気づくと、直す手段がありません。

家での夜中の授乳|暗い部屋で、片手で開けられるか

家に帰ってからは、夜中に何度も起きて授乳することになります。夜中の授乳では、入院中とは違うことが効いてきます。

夜中に起きることパジャマで効くところ
暗い部屋で手探りで開ける授乳口が手で触って分かる形か
片手で赤ちゃんを抱いたまま開ける片手でずらせるか
寝室が冷えている開けたときに、お腹と背中が出ないか
授乳後にそのまま眠るボタンや金具が体に当たらないか

**夜中の授乳でいちばん効くのは、開けたときにお腹と背中が出ないことです。**かぶる形のパジャマをめくり上げると、冷えた寝室でお腹と背中が出ます。授乳口つきなら、胸の前だけを開けられるので、ほかは覆われたままです。横になったまま授乳する人は、脇に縦の切れ目がある形が合うこともあります。

上の子がいる家|昼も着ることになる

上の子がいる家では、産後しばらくはパジャマのまま昼も過ごすことが多くなります。夜だけでなく、昼の動きにも合うかを考えます。

昼に起きること選ぶ形
上の子と床で遊ぶ上下に分かれた形。裾がからまない
玄関先で宅配を受け取る上に重ねる1枚が、外に出ても違和感のない色
上の子の送り迎えを家族に頼む自分は家の中だけなので、パジャマでよい
上の子に授乳を見られる授乳口で胸の前だけを開けられる形

**上の子がいる家では、上下に分かれた形と、外に出ても違和感のない羽織りの組み合わせが動きやすくなります。**昼もパジャマで過ごすことを前提にすると、ワンピース型より、床に座ったり立ったりしやすい形のほうが向きます。玄関先に出るときは、羽織りの前を閉じれば、そのまま応対できます。

洗濯の回数と、乾きやすさ

産後は洗濯物が増えます。赤ちゃんの服、タオル、自分のパジャマ。パジャマが乾きにくいと、洗い替えが足りなくなります。

確かめること目安
洗濯表示家の洗濯機で洗える
乾きやすさ室内干しで一晩で乾く
縮み洗濯後に袖や丈が縮みすぎない
乾燥機使えるかどうかを表示で確かめる

**秋冬は室内干しが増えるので、一晩で乾くかどうかを目安にしてください。**厚手の起毛やパイルは暖かい一方で、室内干しでは乾くのに時間がかかります。中くらいの厚さの綿や二重のガーゼなら、多くの場合、一晩で乾きます。乾燥機を使う家では、縮みやすい素材かを表示で確かめておきます。

どちらとも取れるとき①|予定日が秋と冬の境目

予定日が11月ごろで、入院中はまだ暖かく、家に帰ると寒くなる、という人です。

判断の材料薄手寄りにする中くらいの厚さにする
産院の病室暖房が強いと聞いている案内に特に書かれていない
家の寝室暖房を夜通し使う夜中は暖房を切る
上に重ねる1枚厚手を用意しているまだ決めていない

**迷ったら、中くらいの厚さの綿か二重のガーゼを選び、上に重ねる1枚を厚めにしてください。**パジャマ本体を厚くすると、暑いときに脱げません。重ねる1枚で調整すれば、病室で暑ければ脱ぎ、寝室で寒ければ重ねるだけで済みます。

どちらとも取れるとき②|手持ちの前開きパジャマで足りるか

手持ちに前開きのパジャマがあって、新しく用意するか迷う場合です。

確かめること手持ちで足りる足す
前が全部開くか裾まで全部開く途中で止まる
ズボンのウエストお腹の下で留まる、調節できるお腹を締めつける
片手で3つ外す時間30秒以内30秒を超える
生地中くらいの厚さ薄手で寒い、厚手で暑い

**右の列が2つ以上当てはまるなら、マタニティパジャマを1枚足してください。**1つだけなら、その1か所を補うもので足ります。たとえばウエストだけが合わないなら、上は手持ちを着て、下だけマタニティのズボンにする方法もあります。手持ちで入院を乗り切り、家に帰ってから夜中の授乳がつらいと感じたら、そこで授乳口つきを1枚足す、という順番でも構いません。

どちらとも取れるとき③|授乳口つきが要るか

前が全部ボタンで開くなら、授乳口がなくても授乳はできます。授乳口つきが要るかどうかは、夜中に何回起きるかと、片手で開けたいかで決まります。

状況授乳口つきが要るか
夜中の授乳を家族と分けているなくても回る
夜中に何度も一人で授乳するあると楽
横になって授乳したい脇の切れ目があると楽
ミルクと母乳を合わせている回数次第。前開きで足りることも

**夜中に一人で何度も授乳するなら、授乳口つきを1枚は用意してください。**ボタンを上から3つ外して、また留める動きを、夜中に何度も繰り返すことになるからです。家族と夜中の授乳を分けている場合や、ミルクの回数が多い場合は、前開きで足りることもあります。

どちらとも取れるとき④|ワンピース型と上下、1枚ずつ持つか

ワンピース型と上下に分かれた形のどちらにするか、決めきれない場合です。

持ち方向いている人
ワンピース型を2枚入院中を楽にしたい。家では別の服に着替える
上下に分かれた形を2〜3枚入院中も家でも同じ形で通したい
ワンピース型1枚と上下1枚入院中はワンピース、家では上下と使い分けたい

**決めきれないなら、ワンピース型1枚と上下に分かれた形1枚を持ち、入院中に使いやすかったほうを家での洗い替えに足してください。**実際に着てみるまで、どちらが合うかは分かりにくいものです。2つの形を1枚ずつ持てば、入院中に比べられます。

いつ用意するか|週数で区切る

マタニティパジャマは、入院の荷物といっしょに用意します。直前になると、選ぶ余裕も、家で試す余裕もなくなります。

時期すること
30週ごろ産院の入院の案内を読む。貸し出しがあるか確かめる
32〜34週ごろ必要な枚数を決めて用意する
34〜35週ごろ家で1回着て、5つを確かめる。洗っておく
36週ごろ入院の荷物に入れる

**36週ごろまでに、洗って荷物に入れておくと安心です。**新しいパジャマは、一度洗うと生地がやわらかくなり、のりの硬さが取れます。家で試す5つの確かめも、洗ったあとにもう一度着てみると、縮みがないかも分かります。予定日より早く入院することもあるので、早めに荷物に入れておきます。秋冬の妊娠中の服全体をいつ替えるかは、マタニティ服いつから 秋冬にまとめてあります。

よくある行き違い

**「入院中は寝ているだけだから、普段のパジャマでいい」。**入院中は、診察や着替え、授乳の練習で、前を開ける回数が多くなります。かぶる形だと、そのたびに上を持ち上げることになります。

**「秋冬は厚手のパジャマが暖かい」。**病室は暖房で暖かいことが多く、厚手だと汗をかきます。中くらいの厚さにして、上に重ねる1枚で調整するほうが、病室と家の両方で困りません。

**「授乳口つきは授乳服だから、パジャマとは別に要る」。**授乳口つきのパジャマなら、夜中の授乳にそのまま使えます。授乳服を外出用と家用で分けて考えると、家用はパジャマで足りることもあります。

**「サイズは大きいほど楽」。**大きすぎると、袖が手の甲にかかり、裾を踏みます。お腹の前に手のひらが1枚入る程度を目安にしてください。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. マタニティパジャマは、入院のときに必要ですか
まず産院の案内を見てください。入院着やパジャマを貸し出している産院では、持っていかなくて済むことがあります。貸し出しがない、または有料で、自分のものを使いたい場合に用意します。持ち込む場合は、前が全部ボタンで開く形を選ぶと、診察や着替えのたびに上を脱がずに済みます。入院中に使わなくても、家に帰ってからの夜中の授乳で使えるので、授乳口つきの1枚は産後も働きます。
Q. ワンピース型と、上下に分かれた形はどちらがいいですか
入院中の数日はワンピース型が楽だと感じる人が多く、家に帰ってからは上下に分かれた形のほうが動きやすくなります。ワンピース型は、ズボンのウエストがお腹にかからず、前を開けると全身が一度に開きます。上下に分かれた形は、ベッドの乗り降りや、上の子と遊ぶとき、夜中に起きて歩くときに裾がまとわりつきません。秋冬はワンピース型だと脚が冷えやすいので、下にレギンスを重ねるか、上下に分かれた形を選びます。
Q. 何枚用意すればいいですか
入院中に使うなら、洗濯を頼める人がいるかどうかで決まります。家族が洗濯物を持ち帰って届けてくれるなら2枚、自分で洗えない日が続くなら入院日数ぶんに近い枚数が要ります。家に帰ってからは、夜中の授乳で汚れることがあるので、2〜3枚を洗い替えにすると回ります。入院用と家用を分けずに、同じ形を2〜3枚用意すると、産後もそのまま使えます。
Q. 手持ちの前開きのパジャマで足りますか
前が全部ボタンで開いて、ズボンのウエストがお腹の下で留まるか、ゴムがゆるく調節できるなら、入院中は足りることが多いです。足りなくなるのは、家に帰ってからの夜中の授乳です。前開きのボタンを上から3つ外す手間が、夜中には意外と重く感じます。手持ちで足りるかは、ボタンを片手で外して胸の前を開くまで何秒かかるかで確かめてください。10秒を超えるなら、授乳口つきを1枚足すと楽になります。

— メグラシ編集部

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胸のはかりかた、服のサイズ選び用|ブラを着けて測り、ゆとりで比べる

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胸のはかりかた、服のサイズ選び用|ブラを着けて測り、ゆとりで比べる

おっぱい(バスト)のはかりかたは、ブラを選ぶときと服を選ぶときで違います。服のサイズ表と比べるなら、ふだんその服の下に着けるブラを着けたまま、胸のいちばん高い位置を床と平行に1周測ります。測った数字をサイズ表のバストと比べ、仕上がり寸法が書いてあれば差を出してゆとりを読む。ニット・シャツ・ジャケット・コートのゆとりの目安、身幅しか書いていないときの読み方、手持ちの1枚から自分のゆとりを決める方法、2つのサイズの間で迷ったときの決め方まで。秋冬の服を選ぶ前に使う記事です。

メグラシ編集部/読了 14分
ニーハイより長い靴下の名前|太もものどこで止まるかと、止め方で選ぶ

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ニーハイより長い靴下の名前|太もものどこで止まるかと、止め方で選ぶ

ニーハイより長く、太ももの上のほうまで届く靴下は、サイハイソックスと呼ばれます。透ける薄手のものなら太もも丈のストッキング、ベルトで吊るものはガーターストッキング、腰まで続くものはタイツです。名前を分けているのは、太もものどこで止まるかと、何で止めているかの2つ。膝の皿から脚の付け根までの長さの測り方、止まる位置を割合で言う方法、止め方4つの違い、商品の総丈と履き口の読み方、スカートの裾との関係、座る・階段で止まる位置が動くとき、秋冬の素材と重ね履き、ニーハイとサイハイのどちらを買うか迷うときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 19分

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