マタニティ服いつから 秋冬|予定日の月で、上着と下から先に替える

**マタニティ服をいつから用意するかは、予定日の月で見てください。お腹がいちばん大きくなる時期が寒い季節と重なる人は、先に替えるのはトップスではなく、上着と下です。**予定日が12月から3月なら上着、4月から6月なら下とタイツ、7月から8月なら冬のうちは手持ちで延ばせることが多くなります。
妊娠中の服の替えどきは、週数の目安で語られることが多いのですが、同じ週数でも季節が違えば、困る服が違います。夏のお腹なら、ワンピース1枚で済む日もあります。**秋冬のお腹は、上にコートを着て、下にタイツをはくことになります。**コートの前が閉まるか、タイツのゴムがどこにかかるか。夏には出てこない2つの問題が、秋冬には先に来ます。
手持ちの服が出す合図で替えどきを見る方法はマタニティウェアいつからにまとめてあります。この記事は、その合図が寒い季節と重なったときに、何から手を付けるかの話です。
結論:予定日の月で、先に替えるものが変わる
| 予定日の月 | 型 | 先に替えるもの |
|---|---|---|
| 12〜3月 | 後期が寒い | 上着 |
| 4〜6月 | 中期が寒い | 下とタイツ・レギンス |
| 7〜8月 | 目立ち始めが寒い | 冬のうちは手持ちで延ばす |
| 9〜11月 | ほぼ重ならない | 産後の冬服を先に考える |
どの型でも、トップスは後回しで構いません。トップスは、前を開けた上着や大きめの手持ちで延ばしやすいからです。延ばしにくい上着と下から、季節に合わせて手を付けます。
予定日の月で、寒い時期と重なる週数が決まる
予定日から逆算して、お腹が目立ち始める16週ごろ、大きくなってくる28週ごろ、いちばん大きい36週ごろが、それぞれ何月になるかを並べました。予定日が15日ごろの場合のおよその時期です。
| 予定日の月 | 16週ごろ | 28週ごろ | 36週ごろ | コートを着る11〜3月と重なるのは |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 7月末 | 10月下旬 | 12月中旬 | 28週以降 |
| 2月 | 8月末 | 11月下旬 | 1月中旬 | 28週以降のまるごと |
| 3月 | 9月末 | 12月下旬 | 2月中旬 | 20週台の後半から最後まで |
| 4月 | 10月末 | 1月下旬 | 3月中旬 | 20週ごろから最後まで |
| 5月 | 11月末 | 2月下旬 | 4月中旬 | 16週ごろから30週ごろまで |
| 6月 | 12月末 | 3月下旬 | 5月中旬 | 16週ごろから28週ごろまで |
| 7月 | 1月末 | 4月下旬 | 6月中旬 | 目立ち始めの16〜24週 |
| 8月 | 2月末 | 5月下旬 | 7月中旬 | 目立ち始めの前後 |
| 9月 | 3月末 | 6月下旬 | 8月中旬 | 16週より前 |
| 10月 | 4月末 | 7月下旬 | 9月中旬 | 16週より前 |
| 11月 | 5月末 | 8月下旬 | 10月中旬 | 16週より前、産後が冬 |
| 12月 | 6月末 | 9月下旬 | 11月中旬 | 36週以降の最後だけ |
**自分の予定日の行を1つ見るだけで、寒い時期にお腹がどのくらいかがわかります。**お腹の大きさには個人差がありますが、季節との重なり方はこの表でおおむね決まります。
3つの型に分ける
表の最後の列から、自分がどの型かを決めます。
| 型 | 予定日 | 寒い時期のお腹 | いちばん困るもの |
|---|---|---|---|
| 後期が寒い | 12〜3月 | いちばん大きい | コートの前が閉まらない |
| 中期が寒い | 4〜6月 | 目立ってきて、大きくなっていく | タイツとレギンスのゴム |
| 目立ち始めが寒い | 7〜8月 | 少し出てきたくらい | 下のウエストの留め具 |
| ほぼ重ならない | 9〜11月 | 目立つ前 | 産後の授乳できる冬服 |
型が決まれば、この先の節のうち、自分の型の節から読めば足ります。後期が寒い人は上着の節、中期が寒い人は下の節から始めてください。
表より、手持ちの服の合図を先に見る
予定日の月の表は、季節との重なり方を見るためのものです。お腹がいつどのくらい大きくなるかには、一人ひとり差があります。同じ20週でも、手持ちの服がまだ楽に着られる人もいれば、下の留め具がもう留まらない人もいます。
そこで、表で自分の型を決めたあとは、実際に替えるタイミングは手持ちの服の合図で決めてください。表が教えてくれるのは「何から替えるか」の順番で、「いつ替えるか」は服のほうが教えてくれます。
| 表からわかること | 手持ちの服からわかること |
|---|---|
| 寒い時期にお腹がどのくらいか | 今の服がいつまで着られるか |
| 先に替えるのが上着か下か | 替えるのが今週か来月か |
| 産後に使えるか | 延ばす手が効くか |
| 秋のうちに用意するもの | 用意したものをいつ出すか |
たとえば後期が寒い型でも、28週の時点でコートに手のひらが楽に入るなら、まだ替える必要はありません。反対に、中期が寒い型でも、20週より前にタイツのゴムが気になり始めたら、そこで替えて構いません。
秋のうちにしておくこと|10月の週末に3つだけ
寒くなってから慌てないために、秋のうち、まだ暖かい10月の週末にしておくと楽なことがあります。どの型の人も、次の3つだけ済ませておけば、急に寒くなった日に困りません。
| しておくこと | かかる時間 | ねらい |
|---|---|---|
| 手持ちのコートに手のひら1枚入るか確かめる | 5分 | 上着を替えるかの見当をつける |
| 手持ちのタイツとレギンスのゴムの位置を見る | 5分 | 先に替えるかを決める |
| 前開きのカーディガンとストールを手前に出す | 10分 | 前を開けて着る準備をする |
**10月のうちに確かめておけば、11月に最初の寒い日が来たときに、何を着るかで迷いません。**確かめた結果、替える必要があるものがわかったら、そのときに用意すれば間に合います。秋のうちに全部をそろえる必要はありません。
冬物を出す衣替えの日にまとめてやるのも1つの方法です。冬のコートを出したら、その場で手のひらを差し込んでみる。タイツの箱を出したら、1足だけはいてゴムの位置を見る。衣替えのついでにやれば、手間は増えません。
上着|前が閉まるかは、手のひら1枚で確かめる
後期が寒い人にとって、いちばん先に困るのが上着です。手持ちのコートやジャケットが、お腹が大きくなってから前が閉まるかどうか。これは、秋のうちに一度確かめておくと、急に寒くなった日に慌てずに済みます。
確かめ方は、手持ちの上着のボタンを全部留めて、お腹の前に手のひらを縦に1枚差し込めるかを見ることです。
| 手のひらを差し込んだとき | 起きること | 上着の判断 |
|---|---|---|
| 楽に入る | 前を閉めて着られる | そのまま着る |
| やっと入る | 数週間後に閉まらなくなる | 前を開けて着る準備をする |
| 入らない | 前のボタンが引っ張られる | 前を開けて着るか、上着を替える |
| ボタンが留まらない | 前が閉まらない | 前を開けて着るか、上着を替える |
秋の時点で楽に入っても、28週を過ぎるとお腹は大きくなっていきます。後期が寒い人は、28週ごろにもう一度確かめてください。そこで入らなくなっていたら、前を開けて着る形に切り替えます。
確かめるときは、立った姿勢だけでなく、椅子に座った姿勢でも手のひらを差し込んでください。座ると、お腹の前の布がさらに引かれます。電車で座る、職場で座るといった日が多い人は、座った姿勢で手のひらが入るかどうかで決めます。
ジャケットのように丈の短い上着は、前を留めたときにお腹のいちばん出ている高さでボタンが引っ張られます。丈の長いコートは、ボタンの位置がお腹より下にもあるので、下のボタンを外せば長く着られることがあります。上のボタンだけ留めて、お腹から下のボタンは外す着方も試してみてください。
上着の選び方|前を開けるか、替えるか
前が閉まらなくなったときの上着の選び方は、いくつかあります。予定日の月と、外にいる時間で選んでください。
| 上着 | 向いている型 | 外にいる時間 | 産後に使えるか |
|---|---|---|---|
| 手持ちのコートを前を開けて着る | 中期が寒い | 短い | 使える |
| 手持ちの大きめの上着 | どの型でも | 短い〜中くらい | 使える |
| 前が大きく開く形の上着 | 後期が寒い | 中くらい | 抱っこ紐の上にも使える |
| お腹まわりに余裕のある長めの上着 | 後期が寒い | 長い | 形によって使える |
| 肩からかける形の羽織り | 後期が寒い | 短い | 授乳のときにも使える |
| 厚手のカーディガンと薄手の上着の重ね | 中期が寒い | 中くらい | 使える |
| 家族の大きめの上着を借りる | どの型でも | 短い | ─ |
外にいる時間が短い人、たとえば通勤が駅まで数分という人は、前を開けて中を厚くすれば足ります。**外にいる時間が長い人は、前を閉められる上着を用意したほうが楽です。**抱っこ紐の上に着るコートまで続けて使いたいなら、抱っこ紐の上に着るコートの前の開きと丈の見方が、そのまま役に立ちます。
前を開けて着るとき、中で受ける
手持ちのコートを前を開けて着る場合は、寒さを中の服で受けます。前が開いたぶん、中の服を1枚足すのが基本です。
| 中に足すもの | 寒さの受け方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 厚手のニット | 胸とお腹の前を覆う | 前が長めの形にする |
| 前を開けるベスト | 体の前に1枚増える | お腹の上で留めない |
| 長めのインナー | お腹まわりに1枚増える | ゴムがお腹にかからない形 |
| 大判のストール | 首から胸の前を覆う | 前に垂らして長さを出す |
| 腹巻きのような筒状のもの | お腹まわりを覆う | 締めつけない伸びのもの |
ストールは、首に巻いたあと、端を体の前に長く垂らすと、コートの開いた前を中から埋める形になります。首と胸の前が覆われるだけで、前を開けていても寒さはかなり違います。
下|タイツとレギンスが先に困る
中期が寒い人にとって、いちばん先に困るのが、タイツとレギンスです。夏はスカートやワンピースに素足で済んでいたものが、秋冬はタイツやレギンスを合わせることになり、そのウエストのゴムがお腹にかかります。
| 下の服 | 秋冬に困ること | 延ばせるか |
|---|---|---|
| タイツ | ゴムがお腹の上を通る | 延ばしにくい |
| レギンス | ゴムがお腹の上か下を通る | 延ばしにくい |
| ウエストに留め具のあるパンツ | 留め具が留まらない | 上で覆えば数週間 |
| ウエストがゴムのパンツ | ゴムがお腹にかかる | 下で支える位置ならしばらく |
| タイトスカート | 前が上がる、座ると苦しい | 延ばしにくい |
| ウエストがゴムのスカート | ゴムがお腹にかかる | お腹の下ではけばしばらく |
| ワンピースとタイツの組み合わせ | タイツだけが困る | タイツを替えれば延ばせる |
ワンピースにタイツを合わせる組み方は、秋冬の妊娠中にいちばん延ばしやすい組み方です。ワンピースは前の丈が上がるまで着られ、困るのはタイツだけなので、タイツを替えれば組み方ごと延ばせます。ワンピースを何枚か持っている人は、タイツを先に替えるだけで、下の服の悩みがほとんどなくなることがあります。反対に、パンツ中心で着ている人は、パンツとレギンスの両方を替えることになるので、替える枚数が増えます。
上の服は延ばせても、タイツとレギンスは延ばしにくいのが秋冬の特徴です。ゴムがお腹の上を通るか下を通るかしかなく、途中で止めることができないからです。お腹まわりに余裕のある形のタイツやレギンスは、ほかの服より先に用意しておくと困りません。パンツの形と素材の選び方はマタニティパンツの選び方に、はき方の調節はマタニティパンツの調節と履き方にあります。
中に着るもの|厚さではなく枚数で調整する
秋冬の妊娠中は、屋外は寒く、屋内は暖房で暖かいという日が続きます。お腹が大きくなると、体の感じる暑さ寒さも変わることがあります。中に着るものは、1枚を厚くするより、薄いものを重ねて枚数で調整するほうが、脱ぎ着で合わせやすくなります。
| 重ね方 | 屋外 | 屋内 |
|---|---|---|
| 長めのインナー+薄手のニット+上着 | 3枚 | 上着を脱いで2枚 |
| 長めのインナー+前開きのカーディガン+上着 | 3枚 | 上着とカーディガンの前を開けて調整 |
| 長めのインナー+厚手のニット+上着 | 3枚 | 暑いと脱げない |
| 厚手のワンピース+上着 | 2枚 | 上着を脱いで1枚、調整できない |
前開きのカーディガンを真ん中に入れておくと、屋内で暑くなったときに前を開けるだけで調整できます。厚手のニット1枚にすると、暑くても脱げないので、暖房の効いた電車や職場で困ります。
手持ちの冬服で延ばせるもの・延ばせないもの
秋冬のマタニティで新しく用意するものを減らすために、手持ちの冬服のうち、延ばせるものと延ばせないものを分けておきます。
| 手持ちの冬服 | 延ばせるか | 延ばし方 |
|---|---|---|
| 前開きのカーディガン | 延ばせる | 前を留めずに着る |
| 大きめのニット | 延ばせる | 前の丈が上がるまで |
| 体に沿うニット | 中期まで | 前の裾が上がったら外す |
| 前が開くコート | 延ばせる | 前を開けて中を厚く |
| 前を閉めるだけのコート | 手のひら1枚が入るまで | 入らなくなったら外す |
| ウエストがゴムのスカート | しばらく | お腹の下ではく |
| ウエストに留め具のあるパンツ | 目立ち始めまで | 上で覆って留め具を外す |
| タイツ・レギンス | 延ばしにくい | 早めに替える |
| ブーツ | 延ばせる | 脱ぎはきしやすいものを選ぶ |
| 大判のストール | 延ばせる | 前に垂らして使う |
延ばせる列に入るものが多ければ、新しく用意するのは延ばせない列のものだけで足ります。延ばせないのは、タイツ・レギンスと、前を閉めるだけのコートの2つに集中していることが多いはずです。買うかどうかで迷う場合の考え方はマタニティ服は買うべき?にもまとめてあります。
足元|かがまずに履ける靴
秋冬の足元は、ブーツや甲の深い靴が増えます。お腹が大きくなると、かがんで靴の留め具を留めたり、ファスナーを上げたりするのが難しくなってきます。
| 靴 | お腹が大きくなってから | 向いている型 |
|---|---|---|
| ファスナーのない短いブーツ | 足を入れるだけで履ける | 後期が寒い |
| 横にファスナーのあるブーツ | かがんでファスナーを上げる | 中期まで |
| 紐で締めるブーツ | かがんで紐を結ぶ | 目立ち始めまで |
| 甲の深いスリッポン | 足を入れるだけ | どの型でも |
| かかとを踏まずに履ける靴 | 立ったまま履ける | 後期が寒い |
後期が寒い人は、立ったまま足を入れるだけで履ける靴を1足用意しておくと、玄関で困りません。靴底が滑りにくいかどうかも、雨の日や冷えた朝の道のために確かめておいてください。
雨の日の上着|傘を持つと、前がもう1段開く
秋冬の雨の日は、上着の前を開けて着ている人ほど困ります。片手で傘を持つと、もう片方の手でしか上着の前を押さえられず、風が吹くと前が大きく開きます。
| 雨の日の困りごと | 受け方 |
|---|---|
| 傘を持つと前が開く | 前を1か所だけ留められる上着にする |
| お腹の前が濡れる | 丈が長めで、前が重なる上着にする |
| 足元が滑りやすい | 靴底の溝の深い靴にする |
| 荷物と傘で両手がふさがる | 荷物は背負うか、斜めにかける |
| 屋内に入ると暑い | 上着をすぐ脱げる形にする |
前を開けて着ている上着に、お腹の上の1か所だけ留められるボタンやスナップがあると、雨の日も前が開きすぎません。**全部を留める必要はなく、胸の下の1か所だけで足ります。**荷物は、手に持つ形より、背負う形や斜めにかける形にしておくと、傘を持っても片手が空きます。
家で過ごす日の服も、冬に替わる
外に着ていく服ばかり気にしていると、家で過ごす日の服を後回しにしがちです。ところが秋冬は、部屋着やパジャマも厚手になり、ウエストのゴムがお腹にかかるようになります。
| 家で着るもの | 秋冬に困ること | 受け方 |
|---|---|---|
| 厚手のパジャマのズボン | ゴムがお腹の上を通る | お腹の下で支える形にする |
| スウェットの上下 | 上の裾がお腹で上がる | 丈の長い上にする |
| 部屋着のワンピース | 前の丈が上がる | 下にレギンスを合わせる |
| 膝かけ | 座る時間が長いと必要になる | 大きめのものを1枚 |
| 厚手の靴下 | かがんで履くのが難しくなる | 足を入れやすいゆるめの口 |
家で過ごす日の服は、外の服ほど急がなくて構いません。**合図が2つ出てからで間に合います。**ただ、秋冬は家で過ごす時間が長くなる季節なので、座ったときにゴムがお腹にかかって苦しいと感じたら、そこで替えてください。家で着るものの生地の見方は秋冬のパジャマの選び方が参考になります。
通勤がある人の秋冬
秋冬に通勤が続く人は、屋外の寒さと、電車や職場の暖房の差が大きくなります。通勤の服は、脱いで手に持てるものを上に置いてください。
| 通勤の場面 | 困ること | 受け方 |
|---|---|---|
| 家から駅まで | 寒い | 上着と首元のストール |
| 電車の中 | 暖房で暑い、座れないことがある | 上着の前を開ける |
| 職場の席 | 座っている時間が長い | 前の丈が上がらない上 |
| 職場の冷える場所 | 足元が冷える | 膝にかける布を1枚 |
| 帰りの夜 | 朝より寒い | ストールを首に戻す |
職場で座っている時間が長い人は、前の裾が座ったときに上がらない上を選びます。職場での服の決め方はマタニティのオフィスカジュアルに、その一枚が何週まで持つかの見方と一緒にまとめてあります。
秋冬の行事と重なる日
秋冬には、七五三の付き添い、親族の集まり、年の瀬の食事会、法事といった行事が重なることがあります。ふだんの服は延ばせても、行事の服は延ばしにくいものです。
| 行事 | 困ること | 見ておく記事 |
|---|---|---|
| 七五三の付き添い | 神社の石段、写真の立ち位置 | 妊婦フォーマルの記事 |
| 親族の集まり | 格のある服が要る | マタニティ礼服の記事 |
| 秋冬の結婚式 | ドレスと上着の組み合わせ | 秋冬のフォーマルワンピースの記事 |
| 法事 | 黒の服が要る | マタニティ喪服の記事 |
| 年の瀬の食事会 | 座る時間が長い | 座ったときの前の丈 |
行事の服で気をつけたいのは、行事の日の週数です。予定日の月の表で、その行事の日が何週になるかを先に見てください。28週を過ぎた行事なら、お腹がいちばん大きい時期の服を前提に選びます。20週前後の行事なら、手持ちの服を前を開けて着る形で足りることが多くなります。
行事が1回だけなら、その日のために新しく買うより、手持ちの服を前を開けて着たり、上着で整えたりする方法を先に考えます。秋冬のフォーマルの選び方は秋冬のマタニティフォーマルワンピースに、慶弔どちらにも使う1着の考え方はマタニティ礼服にあります。
産後まで使えるかは、予定日の季節で決まる
マタニティ服を用意するときに、産後も使えるかどうかは気になるところです。これも、予定日の季節で答えが分かれます。
| 予定日 | 産後の最初の3か月 | 冬に用意した服は |
|---|---|---|
| 12〜2月 | 冬から春のはじめ | 前が開く上着と前開きのニットは使える |
| 3〜5月 | 春から初夏 | 厚手のものは季節が合わなくなる |
| 6〜8月 | 夏 | 冬物は使わない |
| 9〜11月 | 秋から冬 | 産後に冬服が要る |
**予定日が春の人は、冬に用意した厚手の服を、産後にはほとんど着ません。**上着と下は最低限にして、手持ちで延ばすほうが無駄がありません。予定日が冬の人は、産後もしばらく寒い季節が続くので、前が開く上着や前開きのニットは、授乳の時期まで使えます。
産後にも使うつもりで選ぶなら、見るのは前の開き方です。前が上から下まで開く形なら、授乳のときに前を開けられ、抱っこ紐の上からも羽織れます。かぶって着る形は、妊娠中には楽でも、産後の授乳には向きません。産後に続けて使いたい1枚だけは、前が開く形にしておくと、季節が合う限り長く使えます。予定日が秋の人は、産後の冬に授乳できる服が要るので、妊娠中の服を選ぶときから前の開きを見ておくと、買い足しが少なく済みます。
予定日が春の人|冬は手持ちで延ばす
予定日が3月から5月の人は、中期から後期が冬に重なります。お腹が大きくなる時期と寒い時期が重なるので、上着と下のどちらも困るのですが、産後は春になるので、冬に用意した服を長くは使いません。
この型の人は、上着は手持ちのものを前を開けて着る、下はタイツとレギンスだけを替える、という最小の組み方をすすめます。前を開けて寒い日は、中の服を1枚足し、首元にストールを巻きます。どうしても上着が要るなら、産後に抱っこ紐の上から着られる、前が大きく開く形を選んでおくと、春先まで使えます。
予定日が夏の人|目立ち始めは上着の中
予定日が7月から8月の人は、お腹が目立ち始める16〜24週が冬に重なります。冬のあいだは上着を着ているので、お腹がまだ小さいうちは、外からはほとんどわかりません。
この型の人は、冬のうちは手持ちで延ばし、本格的に替えるのは春からで間に合います。冬のあいだに困るのは、下のウエストの留め具くらいです。留め具を留めずに、上の服を長めにして覆えば、数週間は延ばせます。春になると上着を脱ぐので、そこで上の服と下の服をまとめて替えます。春から夏に着るものは薄手なので、冬のうちに用意する必要はありません。
どちらとも取れるとき①|上着を買うか、手持ちの大きめで済ますか
後期が寒い型でも、上着を新しく買うかどうかは迷うところです。決め手は、外にいる時間と、産後に使う予定があるかの2つです。
外にいる時間が1日30分未満なら、手持ちの大きめの上着か、手持ちのコートを前を開けて中を厚くする形で足ります。30分以上外にいる日が週に3日以上あるなら、前を閉められる上着があったほうが楽です。そのうえで、予定日が冬で産後も寒い季節が続くなら、抱っこ紐の上から着られる形を選べば、産後まで使えます。予定日が春なら、家族の大きめの上着を借りる方法も考えてください。
どちらとも取れるとき②|職場に決まった服がある
職場に制服や、決まった上着がある人は、マタニティ用の制服があるかどうかを先に職場に確かめてください。制服がある職場なら、上は職場で用意してもらえることがあります。
その場合、自分で用意するのは、通勤の上着と、制服の下に合わせるタイツ・レギンスだけになります。通勤の上着は、職場で脱いでロッカーにしまえるかどうかも見ておきます。お腹が大きくなると、厚手の上着はロッカーに入りにくくなるので、薄手の上着と中の服の重ねで寒さを受けるほうが扱いやすい場合があります。
どちらとも取れるとき③|二人目で、前回と季節が違う
二人目の妊娠で、前回の予定日と季節が違う場合、前回のマタニティ服は季節が合わないことがあります。前回が夏で今回が冬なら、前回の服はほとんど使えません。
この場合も、予定日の月の表で自分の型を見て、延ばせない列のものだけを用意します。前回の服のうち、前開きのカーディガンや、ウエストがゴムの下、授乳できる前開きの服は、季節に関係なく重ねて使えることがあります。季節の合わないものを使うときは、中に1枚足すか、上に1枚羽織るかで、季節を寄せてください。
週ごとに確かめること
秋冬のあいだ、次の週数で、上着と下を確かめてください。
| 週数 | 確かめること | 合図が出たら |
|---|---|---|
| 16週ごろ | 下のウエストの留め具 | 上で覆って留め具を外す |
| 20週ごろ | タイツ・レギンスのゴム | お腹まわりに余裕のある形に |
| 24週ごろ | 体に沿うニットの前の裾 | 前の丈が長いものに |
| 28週ごろ | コートに手のひら1枚入るか | 前を開けて着る |
| 32週ごろ | 前を開けた上着で寒くないか | 中を厚くするか、上着を替える |
| 36週ごろ | 靴を立ったまま履けるか | 足を入れるだけの靴に |
確かめる日は、健診の日に合わせると忘れません。健診はおおむね決まった間隔であるので、確かめる間隔も自然にそろいます。健診に出かける朝に、その週数の行だけを見て、上着と下を確かめてから家を出ます。
**確かめるのは、その週数が寒い季節に重なる行だけで構いません。**予定日の月の表で、自分の16週・28週・36週が何月になるかを見て、11月から3月に入る週数の行だけを見てください。
よくある行き違い
**「マタニティ服は、トップスから買う」。**秋冬は、トップスより上着と下のほうが先に困ります。トップスは、前を開けた上着や大きめの手持ちで延ばしやすいからです。
**「冬に妊娠していれば、マタニティのコートが要る」。**後期が寒い型でも、外にいる時間が短い人は、手持ちのコートを前を開けて着る形で足ります。コートが要るかどうかは、外にいる時間で決まります。
**「冬に買えば、産後も使える」。**予定日が春の人は、冬に用意した厚手の服を、産後にはほとんど着ません。産後に使えるかどうかは、予定日の季節で決まります。
**「タイツは、手持ちのものを少し下げてはけばいい」。**タイツのゴムは、お腹の上か下を通るしかなく、途中で止めると下がってきます。延ばしにくいので、早めに替えたほうが1日楽に過ごせます。
関連記事
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- 抱っこ紐の上に着るコート ── 産後まで使える上着を選びたい場合
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 秋冬の妊娠中、マタニティ服はいつから必要ですか
- 予定日の月で変わります。予定日が12月から3月の人は、28週以降のいちばんお腹が大きい時期が寒い季節に重なるので、先に要るのは上着です。予定日が4月から6月の人は、中期が寒い季節に重なるので、先に要るのは下とタイツ類です。予定日が7月から8月の人は、目立ち始めが冬で、上着を着ているうちは手持ちで延ばせることが多く、本格的に替えるのは春からになります。
- Q. 手持ちのコートは、妊娠中も着られますか
- ボタンを全部留めて、お腹の前に手のひらを縦に1枚差し込めるかで確かめてください。入るなら、そのまま着られます。入らないなら、前を開けて着る形に切り替えます。前を開けて着るなら、中に厚手のニットやベストを1枚足して、寒さを中の服で受けます。前を開けても寒い、後期が真冬に重なる、という人は、前が大きく開く上着か、お腹まわりに余裕のある上着を用意します。
- Q. 冬のマタニティで、最初に困るのはどこですか
- 多くの場合、タイツとレギンスです。夏はスカートやワンピースに素足で済んでいたものが、秋冬はタイツやレギンスを合わせることになり、ウエストのゴムがお腹にかかります。上の服は前を開けたり、大きめのものを着たりして延ばせますが、タイツやレギンスはお腹の上か下を通るので、延ばしにくいのです。お腹まわりに余裕のある形のタイツやレギンスは、ほかの服より先に用意しておくと困りません。
- Q. 冬に買ったマタニティ服は、産後も使えますか
- 予定日が春の人は、冬に買った厚手の服は産後にはもう季節が合わなくなります。この場合は、上着と下は最低限にして、手持ちで延ばすほうが無駄がありません。反対に予定日が冬の人は、産後もしばらく寒い季節が続くので、前が開く上着や、前開きのニットは授乳の時期まで使えます。買う前に、産後の最初の3か月がどの季節になるかを見てください。
— メグラシ編集部





