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80デニールタイツは仕事で浮く?|来客の有無とスカートの色で決める

メグラシ編集部//読了 10分
駅の通路を歩く女性の、膝丈の紺のスカートと不透明な黒いタイツ、グレーのニットに前を開けたキャメルのコートを合わせた通勤の装い

**内勤中心の職場なら、黒の80デニールタイツはそのまま仕事に履いてかまいません。**寒い時期に社内で浮くことは、ほとんどありません。

**来客や会議、外回りがある日は、合わせるスカートの色で分けます。**紺・濃い灰・黒・こげ茶のような暗い色なら黒の80のままでよく、ベージュ・白・明るい灰のような明るい色なら、黒をやめて肌寄りの色の80か、黒の60に下げてください。

迷うのは、スカートが中間の色のとき、裾が膝から離れているとき、制服や規定がある職場です。これらは、スカートとタイツを白黒の写真で並べて明るさの差を見る方法で決めます。手順は下に書きました。

結論:浮くかどうかは、デニール数より隣の色で決まる

80デニールは、脚の肌がほぼ見えなくなる厚さです。そのぶん、脚は「肌」ではなく「黒い面」として見えます。その面が浮くかどうかは、すぐ隣にあるスカートと靴の色で決まります。

職場スカートが暗い色スカートが明るい色
内勤中心黒の80でよい黒の80でよい(気になれば60)
人に会う日がある黒の80でよい肌寄りの色の80か、黒の60
制服・規定がある規定の文面に従う規定の文面に従う

表は分かれ方を見るためのものです。自分のスカートが暗い側か明るい側か迷ったら、次の写真で確かめてください。

職場を3つに分ける

最初に、自分の職場がどれに当たるかを決めます。

  • 内勤中心:会うのは社内の人だけ。会議も社内の人だけで、座っている時間が長い
  • 人に会う日がある:週に1回以上、来客・取引先との打ち合わせ・外回り・人前で話す場がある
  • 制服・規定がある:制服がある、または服装の決まりに脚の装いが書かれている

人に会う日がある職場でも、毎日が来客の日ではありません。予定表を見て、その日に人に会うかどうかで分けて考えてください。

内勤中心の職場|80は寒い時期の標準でよい

社内だけの日は、脚の装いが話題になることはまずありません。むしろ冷える職場で薄いストッキングを履き続けるほうが、膝掛けや厚い上着で見た目が崩れます。

内勤中心の人は、黒の80を寒い時期の標準として持ってください。気にするのは2つだけです。

  1. 膝のたるみ:座る時間が長いと、80は膝の裏に横じわが寄ります。立ったときにしわが残る1足は、仕事用から外す
  2. 毛玉:80は面で見えるぶん、太ももの内側の毛玉が目に入ります。毛玉が見えたら普段用に回す

この2つが出ていなければ、ベージュのスカートに黒の80を合わせる日があっても大きな問題にはなりません。気になる人だけ60に下げてください。

人に会う日|スカートの色で、黒か肌寄りかを分ける

人に会う日は、相手が見るのは主に上半身と足もとです。脚はその間を結ぶ部分で、ここだけが重いと全身の印象が足もとに引っ張られます。

スカートが暗い色なら、黒の80はスカートとひと続きの面になり、脚の存在はほとんど目立ちません。紺や濃い灰のスカートに黒の80は、仕事の装いとしていちばん収まりのよい組み合わせです。

スカートが明るい色だと、膝から下で急に黒い面が始まります。明るいスカートと黒の80の境目が、全身でいちばん強い線になります。このときは肌寄りの色の80(ベージュやグレージュ)にするか、黒の60に下げて肌をわずかに透かしてください。

肌寄りの色の80の浮き方は、80デニールストッキングのベージュで靴と裾の境目から詳しく書いています。

白黒写真で、スカートとタイツの明るさの差を見る

スカートが暗い側か明るい側か、目で見て迷う人は多いはずです。色があると判断がぶれるので、白黒にしてから比べます。

  1. スカートとタイツを窓際の同じ光の下に並べる
  2. スマートフォンのカメラを白黒にして撮る
  3. スカートとタイツが、写真の上で同じくらいの灰色に見えるかを見る

ほぼ同じ灰色なら暗い側です。黒の80でよい。スカートが明らかに白っぽいなら明るい側です。肌寄りの色か60にします。

迷う中間は、紺・カーキ・中くらいの灰色のスカートで起きます。このときは「どちらとも取れるとき②」へ進んでください。

裾から膝下までの距離で、見える脚の面積が変わる

同じ組み合わせでも、脚がどれだけ見えるかで印象の強さが変わります。測るのは、スカートの裾から膝の皿の下までの距離です。

  • 裾が膝下まである:見える脚はすねだけ。80の黒でも面が小さく、スカートの色の影響は弱い
  • 裾が膝の皿のあたり:膝から下が全部見える。この記事の分け方がそのまま当てはまる
  • 裾が膝より10cm以上上:太ももまで見える。80の黒が全身の印象を決める側に回る

人に会う日に裾が膝より10cm以上上のスカートを履くなら、スカートが暗い色でも黒の80はやめ、60か肌寄りの色にしてください。面が大きいほど、濃さがそのまま印象になります。

靴の甲が出るか、隠れるか

靴も、タイツの隣にある色です。

甲が出るパンプスは、足の甲にタイツが見えます。**靴とタイツの色が違うと、足首と甲で2回色が切れます。**黒の80には黒か濃い茶の靴、肌寄りの色の80にはベージュか肌に近い明るさの靴を合わせると、切れ目が1回で済みます。

甲が隠れるローファーや短いブーツは、タイツが見えるのが足首までになります。色の差が出る場所が少ないので、明るいスカートに黒の80でも重さはやや和らぎます。人に会う日に明るいスカートしか選べないなら、靴を甲の隠れる型にするのも一つの手です。

黒の80と靴の色の合わせ方は80デニールタイツ黒の合わせ方にも書いています。

制服・規定がある職場

制服がある職場や、服装の決まりに脚の装いが書かれている職場は、まず文面を確かめてください。決まりの書き方は2つに分かれます。

  • 色だけ指定:「肌色のストッキング」とあれば、デニール数の上限は書かれていないことが多い。肌寄りの色の80なら決まりの範囲に入る
  • 薄さまで指定:「30デニール以下」などとあれば、80は外れる。寒さはストッキングの下の保温用の下着や、制服のパンツで補う

決まりが無い制服の職場でも、同じ部署の人が何を履いているかは一度見ておいてください。脚の装いだけが周りとずれると、色よりもそのずれのほうが目に入ります。

薄いストッキングを仕事でどう選ぶかは、30デニールのストッキングを仕事で履くときにまとめています。

どちらとも取れるとき①|午後だけ人に会う

朝は内勤、午後に来客がある、という日が一番迷います。

朝から暗いスカートを選べるなら、黒の80で一日通せます。履き替えは要りません。明るいスカートしか無い日は、黒の80で出て、職場に置いた1足に昼に替えるのが確実です。職場に置くのは、肌寄りの色の80か黒の60を1足だけで足ります。

来客が社内の上の立場の人だけの日は、内勤の日と同じに考えてかまいません。人に会う日として扱うのは、社外の人に会う日です。

どちらとも取れるとき②|スカートが中間の色や柄

紺・カーキ・中くらいの灰色、あるいは細かい柄のスカートは、白黒写真で見ても暗いとも明るいとも言いにくい色です。

このときは、スカートの中でいちばん暗い色とタイツを比べてください。柄なら柄の中の暗い線、無地の中間色なら縫い目の影の色です。その暗い色がタイツと同じ灰色に見えれば、黒の80はスカートの一部とつながって見えます。

それでも迷う場合は、黒の60を選びます。80と60の差は、肌がわずかに透けるかどうかです。中間の色のスカートには、わずかに透けるほうがなじみます。

どちらとも取れるとき③|通勤は寒く、職場は暖かい

通勤の寒さに合わせて80を選ぶと、暖房の強い職場では暑く感じることがあります。逆に職場に合わせて薄くすると、朝の駅で冷えます。

この場合は、職場で人に見える状態を優先して選んでください。通勤の寒さは、ひざ下の長いレッグウォーマーや、コートの丈で補えます。職場に着いたら外せるもので寒さを受け、見える脚は職場に合わせる、という分け方です。

職場で暑くなる人は、80の中でも太ももの部分が薄く編まれた型を選ぶと、膝から下の見え方は80のまま、腰まわりの暑さが和らぎます。

職場に置いておく1足

ここまでの分け方で、仕事のタイツは「黒の80」と「人に会う日のもう1足」の2種類で回せます。もう1足は、手持ちのスカートの多くが暗い色なら黒の60、明るい色が多いなら肌寄りの色の80にしてください。

この1足を職場の引き出しに置いておくと、急な来客や伝線にも同じ1足で対応できます。仕事の服装全体の線引きはオフィスカジュアルの基本を見てください。

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よくある問い

Q. 80デニールのタイツは、仕事ではカジュアルに見えますか
社内の人だけに会う日なら、ほとんどの職場で問題になりません。気をつけたいのは来客や取引先に会う日で、明るい色のスカートに黒の80を合わせると、脚だけが重く見えて普段着の印象が出ます。スカートの色に合わせて、黒か肌寄りの色かを選び分けてください。
Q. 会社にストッキングの規定があります。80デニールは履けますか
肌色のストッキングと決まっている職場では、黒の80は外れます。80デニールのベージュや、肌色のストッキングの下に薄手の保温用の下着を重ねる、パンツの下にだけ80を履く、のいずれかで寒さに対応してください。規定の文面に色の指定だけがあるのか、デニール数まであるのかを先に確かめるのが近道です。
Q. 午後だけ来客がある日は、何を履けばいいですか
朝からスカートとの明るさの差が小さい組み合わせにしておけば、履き替えは要りません。差が大きいスカートしか無い日は、黒の80で出て、職場に置いた肌寄りの色の1足に昼休みに替えるのが確実です。
Q. ブーツで通勤して、職場でパンプスに履き替えます。タイツはどう選べばいいですか
タイツは職場で人に見える状態で選んでください。ブーツの中では何を履いても見えませんが、パンプスに替えると甲とすねが出ます。職場で甲が出る靴を履くなら、靴の色とタイツの色をそろえると、足首から下がひと続きに見えます。

— メグラシ編集部

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