80デニールストッキングのベージュ|浮くかは靴と裾の境目で決まる

**手持ちのベージュの80デニールを片脚だけはいて、窓の光が入る場所で、はいていない脚と並べてみてください。**はいた脚のほうが明るく見えるなら、その色は浮きます。同じか、少し暗く見えるなら、浮きません。
ベージュの80デニールは、肌がほとんど透けない厚さです。そのため、はいた脚は「肌」ではなく「肌色の布」として見られます。薄いストッキングなら、肌の陰影が透けて立体的に見えますが、80になるとその陰影が消え、色と面だけが残ります。だから浮くかどうかは、厚さではなく、色の差、見える面の広さ、足首の境目の3つで決まります。
この記事では、その3つを家で測る方法と、どちらとも取れる日の選び方を順番に書いていきます。黒の80デニールの合わせ方は80デニールタイツ黒の合わせ方|茶・紺・グレーの服で脚を浮かせない、80デニールが透けるか透けないかの境目は60デニール・80デニールタイツ|透けるか透けないかは、脚ではなく光の入り方で決まるに分けて書いています。ここでは、ベージュの80だけに絞ります。
結論|色の差・見える長さ・足首の境目の3つで決まる
ベージュの80で見るところは、次の3つです。
| 見るところ | 浮かない側 | 浮く側 |
|---|---|---|
| すねの色との差 | すねより半段から1段暗い | すねより明るい、または2段以上暗い |
| 裾から見える長さ | 20cmから40cm | 40cmを超える |
| 足首の境目 | 靴がベージュから茶のあいだ | 靴が黒・白など、ストッキングと明るさが大きく違う |
**3つのうち2つが浮かない側にあれば、その日のベージュの80は浮きません。**2つ以上が浮く側にある日は、色を替えるか、スカート丈を替えるか、靴を替えるかのどれか1つを動かします。3つを全部そろえる必要はありません。
ベージュの80が、肌ではなく布に見える理由
ストッキングの「デニール」は、糸の太さを表す数字です。数字が大きいほど糸が太く、編み目が詰まるので、肌が透けにくくなります。30デニールあたりまでは肌がはっきり透け、60デニールで半分ほど、80デニールでほぼ透けなくなります。
肌が透けているあいだは、ストッキングの色と肌の色が重なって見えます。すねの骨の上は明るく、ふくらはぎの横は暗く、という肌の陰影も透けるので、脚は立体的に見えます。
ところが80になると、肌の陰影がほとんど届かなくなります。見えるのは、ストッキングの糸の色と、脚の形がつくる大きな明暗だけです。のっぺりと均一な肌色の面が、膝から足首まで続くことになります。
黒の80なら、この均一さは「黒い脚」として自然に受け取られます。黒は服の色として見慣れているからです。ベージュの場合は、肌の色に近いぶん、見る人は無意識に「肌」と比べます。肌と比べて陰影がない、明るすぎる、色味が違う、と感じたところで、脚が浮いて見えます。
つまり、ベージュの80を浮かせないコツは、肌と比べられたときに違和感が出ない色を選ぶことと、比べられる面を広げすぎないことの2つです。
色の差|手の甲ではなく、すねの色と比べる
ベージュのストッキングの色を選ぶとき、売り場では手の甲に当てて比べることが多いと思います。ただ、手の甲とすねでは、肌の明るさが違うことがほとんどです。日に当たる時間が長い手の甲は、すねより暗いか黄みが強いことが多く、手の甲に合わせて選ぶと、すねの上では暗すぎたり、色味がずれたりします。
比べるのは、すねの色です。家で確かめる方法は次のとおりです。
- 片脚だけにベージュの80をはき、もう片方は素足のままにします
- 窓の近く、直射日光が入らない明るい場所に立ちます
- 両脚をそろえて、膝から足首までを鏡に映すか、スマートフォンで写真を撮ります
- はいた脚と素足の脚を比べ、どちらが明るく見えるかを見ます
**はいた脚がすねより明るく見えたら、その色は浮きます。**80は肌の陰影を消すので、明るい色をはくと、脚全体が白っぽく平らに見えます。
**はいた脚がすねより少し暗く見えるなら、浮きません。**暗い側にずれるのは、脚が引き締まって見える方向なので、多少ずれても違和感が出にくいのです。目安は、半段から1段暗いくらい。並べてみて「言われれば少し暗いかな」と分かる程度です。
はいた脚が2段以上暗く、茶色っぽく見えるときは、肌の延長ではなく、茶色のタイツとして見られます。これは浮くというより、別の色を選んだことになります。茶色のタイツとして装いに組み込むなら問題ありませんが、肌色として見せたかったなら、1段明るい色に戻します。
売り場で写真を撮れないときは、パッケージの色見本を、すねではなく膝の少し下の内側に当てて比べてください。脚の中では日焼けが少なく、すねの色に近い場所です。
季節で、すねの色が変わる
すねの色は、1年のあいだで少しずつ変わります。夏に日差しを浴びたすねは、秋の初めにはまだ少し暗く、冬に向かうにつれて明るく戻っていきます。
そのため、秋の初めに合わせて選んだベージュの80が、冬の入り口には暗すぎることがあります。逆に、去年の冬に選んだ色を秋の初めにはくと、明るすぎて浮くことがあります。同じ1足でも、季節の中で合う時期と合わない時期があるということです。
色比べは、季節に一度だけでなく、秋の初めと冬の入り口の2回にしておくと安心です。2回目の比べで暗く見えるようになっていたら、1段明るい色を足すか、その1足はブーツで見える長さが短い日に回します。
もう1つ、すねの色は、乾燥していると白っぽく見えます。秋冬は脚の肌が乾きやすく、乾いた状態で比べると、実際より明るい肌に合わせた色を選んでしまうことがあります。比べるのは、入浴後に保湿をして、肌が落ち着いてからにしてください。
見える長さ|スカートの裾から、くるぶしまで何cmあるか
色がすねに合っていても、見える面が広いと、80の均一さが目立ちます。見える長さは、スカートの裾からくるぶしまでの距離で測ります。
測り方は、そのスカートをはいて立ち、裾の端から、くるぶしの骨の中心までをメジャーで測るだけです。靴をはいた状態で、ストッキングが見えている部分の長さを確かめます。
- 20cm未満:ロング丈のスカートや、パンツの裾から足首がのぞく程度。見える面が小さいので、色の差はほとんど目立ちません
- 20cmから40cm:ミディ丈のスカート。ふくらはぎの下半分が見える長さで、ベージュの80がいちばん扱いやすい範囲です
- 40cmを超える:膝丈か、それより短いスカート。膝から足首まで見えるので、80の均一な面がそのまま目に入ります
40cmを超える日は、色の差を半段単位でそろえる必要があります。膝丈のスカートにベージュの80を合わせたいなら、家での色比べを丁寧にして、すねより明るくならない色を選んでください。それでも気になる場合は、60のベージュに替えて肌の陰影を少し透かすか、ブーツで見える長さを短くするのが早い解決です。
ブーツの場合は、ブーツの口からスカートの裾までが見える長さになります。ロングブーツなら10cmから20cmに収まることが多く、ベージュの80がほとんど気にならなくなります。
パンツの日と、座ったときの長さ
パンツの下にベージュの80をはく日は、立っているときに見える長さはほとんどありません。気にしたいのは、座ったときです。椅子に座ると、パンツの裾がすねの方へ5cmから10cmほど上がり、くるぶしの上に肌色の面がのぞきます。くるぶし丈のパンツなら、座ると10cm以上見えることもあります。
この長さなら、見える面は小さいので、色の差はほとんど目立ちません。ただ、靴との境目はすぐそばにあるので、黒い靴の日は足首の切れ目だけが目に入ります。座ることの多い日、たとえば会議や食事の予定がある日は、靴をストッキングに近い色にしておくと、座ったときの足元が落ち着きます。
スカートの日も、座ると見える長さが増えます。立っているときに30cmだったミディ丈でも、座ると膝が出て40cmを超えることがあります。座っている時間が長い日は、立ったときの長さより10cmほど長く見えると考えて、色の差を丁寧にそろえてください。
足首の境目|靴の色で、脚の線が切れるかどうか
3つめは、足首です。ベージュの80は脚全体を均一な肌色の面にするので、その面が足首で終わり、靴に切り替わる場所が、脚の終わりとして目に入ります。
**黒い靴を合わせると、足首で明るさが大きく切り替わります。**明るい肌色の面が、足首で急に黒に変わるので、脚の線がそこで折れて見えます。薄いストッキングなら、足の甲にも肌の陰影が透けるので、黒い靴との切り替わりもやわらぎますが、80のベージュでは均一な面と黒がそのまま接します。
**靴の色をベージュから茶のあいだに置くと、脚が一続きに見えます。**ベージュ、グレージュ、キャメル、明るい茶、こげ茶。このあたりの靴は、ストッキングの明るさから1段から3段の範囲で暗くなるので、足首での切り替わりがなだらかになります。
白い靴も、ベージュの80とは明るさが違うので、足首に切れ目ができます。ただし白い靴は、明るい色の服と合わせると、服と靴のあいだにベージュの脚が挟まる形になり、全体が明るい色でまとまります。この場合は切れ目より、全体の明るさの統一が勝ちます。
黒い靴しかない日の工夫は、どちらとも取れるときの節で書いています。
服の色で選ぶ|ベージュの80が合う日、合わない日
ベージュの80がいちばん自然に見えるのは、明るい色の服の日です。生成り、アイボリー、明るいグレー、キャメル、ベージュ。秋冬に増えるこうした色の服は、黒いタイツを合わせると脚だけが重く沈み、上と下が分かれて見えます。ベージュの80なら、服の明るさと脚の明るさが近くなり、全身が一続きになります。
**暗い色の服の日は、ベージュの80は上から浮きやすくなります。**黒や紺の服の下からベージュの均一な面が出ると、服と脚の明るさの差が大きく、脚だけが明るく切り離されて見えます。暗い服の日は、黒や濃い茶の80か、ベージュでも60に替えて肌の陰影を透かすほうが、なじみます。
中くらいの明るさの服、たとえば茶、カーキ、くすんだ緑やボルドーの日は、靴の色が決め手になります。茶の靴を合わせれば、服から靴までの明るさが段階的につながり、ベージュの80は橋渡しの役になります。
光で変わる|屋外の日差しと、室内の照明
同じベージュの80でも、光によって見え方が変わります。家で確かめるときは、出かける先の光を思い浮かべてください。
屋外の日差しの下では、ベージュの80はやや黄みが強く、明るく見えます。日差しが強い日は、すねより明るい色が特に白っぽく浮きます。秋の晴れた日に長く外を歩く予定なら、半段暗い色を選ぶと安心です。
白っぽい室内の照明の下、たとえば職場の天井の照明では、マットな表面が少し白みを帯びて見えます。80は表面に光沢が少ないぶん、光を均一に返すので、照明の色がそのまま脚に乗ります。
暖かい色の照明の下、たとえば飲食店の電球色の明かりでは、ベージュは肌に近く溶け込みます。夜の外出の日は、色選びに多少の幅があっても浮きにくくなります。
家での色比べを窓の光でするのは、屋外と室内の中間の光で見られるからです。そのうえで、出かける先がどちらの光に近いかで、半段明るくするか暗くするかを調整してください。
60・80・110のベージュで、何が変わるか
ベージュの厚さで迷ったときのために、隣の厚さとの違いを整理しておきます。
60デニールのベージュは、肌が半分ほど透けます。すねの骨の上の明るさ、ふくらはぎの横の暗さがうっすら残るので、ベージュでも脚に立体感があります。素足に近く見せたい日、膝丈のスカートで見える長さが長い日に向きます。暖かさは80より一段下です。
80デニールのベージュは、ほぼ透けず、肌色の布に見え始める厚さです。暖かさと肌らしさの中間で、ミディ丈のスカートや、明るい色の服の日にいちばん扱いやすい厚さです。
110デニールのベージュは、完全に肌を覆います。脚の色というより、服の色として見られる厚さです。ベージュのレギンスに近い印象になるので、肌色として見せたい場面より、明るい色の服と足元をひと続きの色でまとめたい日に向きます。110で足元が重くなるかどうかは110デニールのタイツ|足元の重さは、スカートの透け方で決まるにもまとめています。
迷ったら、見える長さが40cmを超える日は60、20cmから40cmの日は80、20cm未満か寒さを優先する日は110、と見える長さで振り分けると決めやすくなります。
寒さで選ぶ|ベージュの80を出す日の目安
ベージュの80を出すのは、薄いストッキングでは寒いけれど、黒の厚いタイツでは重く感じる時期です。地域や体感で差がありますが、最高気温が15度を下回り始め、10度前後になるまでが、ベージュの80がいちばん活躍する範囲の目安です。
最高気温が10度を下回る日が続くようになったら、80一枚では足元が冷えることが増えます。その場合は、110に移るか、ベージュの80の上からロングブーツを合わせて足首からふくらはぎを覆うと、ベージュの見える長さも短くなり、暖かさと見え方の両方が解決します。
朝晩と昼の寒暖差が大きい日は、朝の気温で80を選び、昼に暑く感じたら、脱がずに済むよう、上に着るものを1枚脱いで調整します。ストッキングは途中で替えにくいので、足元は朝と夜に合わせ、昼の調整は上半身で受け持つ、と決めておくと迷いません。
どちらとも取れるとき①|肌の色が、2つの色のあいだにある
売り場のベージュには、明るめ、ふつう、暗めのように、数段階の色があります。家で比べてみたら、ちょうど2つの色のあいだに自分のすねの色がある、ということもあります。
このときは、暗いほうを選びます。理由は2つあります。1つは、80は肌の陰影を消すので、明るい側にずれると白っぽく浮きやすいこと。もう1つは、暗い側にずれると脚が引き締まって見える方向なので、多少ずれても違和感が出にくいことです。
ただし、膝丈のスカートで見える長さが40cmを超える日だけは、暗いほうでもずれが目立つことがあります。その日は、どちらの色を選ぶかより、60に替えて肌の陰影を少し透かすほうが、肌らしさが戻ります。
どちらとも取れるとき②|上は暗い色、下は明るい色の日
紺のニットに生成りのスカート、黒のジャケットにベージュのスカート、のように、上が暗く、下が明るい日があります。服の色の節で書いたとおり、ベージュの80は明るい服と相性がよく、暗い服とは浮きやすい組み合わせです。上と下で答えが分かれる日は、どう考えればいいでしょうか。
ここでは、ストッキングに接している服の色で決めます。脚に接しているのはスカートなので、スカートが明るければベージュの80は合います。上の暗い色とのつながりは、靴で取ります。上と同じ暗い色の靴を合わせるのではなく、こげ茶のように、暗いけれど黒ほど強くない靴を選ぶと、上の暗さと、スカートとストッキングの明るさのあいだを、靴がゆるやかにつなぎます。
バッグの色を上の暗い色にそろえるのも効きます。暗い色が上半身とバッグの2か所に散ると、下半身の明るさが浮かずに、全体のつり合いが取れます。
どちらとも取れるとき③|黒い靴しかない、黒い靴をはきたい
仕事用の靴が黒しかない、黒のパンプスが一番歩きやすい、という日もあります。足首の境目の節で書いたとおり、ベージュの80と黒い靴は、足首で脚の線が切れやすい組み合わせです。
黒い靴を合わせる日は、次のどちらかで切れ目を目立たなくします。
- 見える長さを20cm未満にする:ロング丈のスカートか、パンツを合わせます。足首の切れ目が見える面が小さくなるので、明るさの差が目立ちません
- 黒をもう1か所に置く:黒いバッグ、黒いベルト、黒いトップスのように、足元以外にも黒を置きます。黒が1か所だけだと足首に視線が集まりますが、2か所以上に散ると、黒は装いの色の1つとして受け取られます
それでも気になる場合は、黒い靴の日だけ、ストッキングをこげ茶か黒の80に替えるのがいちばん簡単です。ベージュの80は、靴を選べる日の1足と決めておくと、朝の迷いが減ります。
どちらとも取れるとき④|職場の決まりや、あらたまった席
職場で「肌色のストッキング」と決められている場合、寒い日にベージュの80をはいていいかは、決まりがどこまでを肌色と見ているかによります。肌が透けることまでは求められていない職場なら、すねの色に近いベージュの80は、肌色の範囲として受け取られることが多い厚さです。気になる場合は、色比べで選んだ1足を一度はいて行き、決まりを確かめられる人に見てもらうのが確実です。
結婚式や式典のような、あらたまった席では、ベージュでも厚手のストッキングはふだん着の印象に寄って見られることがあります。式の席では、肌が透ける薄手のストッキングが基本とされる場面が多いので、寒い時期でも会場の中では薄手に替え、移動のあいだだけ厚手を重ねるか、ロング丈の上着で足元を覆う方法をとってください。
弔事の席の足元は、色も厚さも考え方が違います。黒の厚さをどこまで許すかは60デニールタイツ黒は法事や式で履ける?|場の格と透け方で決めるに書いています。
はいたあとの扱い|色あせと毛玉で、浮き方が変わる
ベージュの80は、買ったときに合っていた色が、洗うたびに少しずつ変わります。黒より色の変化が目に入りやすいので、扱い方で浮き方が変わります。
**洗うと、色は少しずつ明るくなります。**ベージュの染料は、洗濯を重ねると抜けていき、10回、20回と洗ったころには、買ったときより明るく見えることがあります。色比べの節で書いたとおり、明るい側にずれると80は白っぽく浮きます。洗濯は、ネットに入れて弱い水流で洗い、陰で干すと、色の抜け方がゆるやかになります。
買ったときの色と比べる方法として、同じ色の新しい1足を袋のまま取っておき、ときどき並べてみるのが簡単です。洗った1足が明らかに明るくなっていたら、その1足はロング丈やパンツの日に回し、膝丈の日には新しい1足を出します。
**毛玉は、内ももとふくらはぎの内側にできやすくなります。**歩くたびに左右の脚がこすれる場所です。80は糸が太いぶん、毛玉が一度できると目立ちやすく、毛玉の部分だけ白っぽく光を返して、のっぺりした面にむらが出ます。毛玉ができ始めたら、ほかの場所に比べて白く見えないかを確かめ、目立つようならその1足はパンツの下に回します。
はくときに伸ばしすぎないことも、色の見え方に関わります。80は伸ばすと編み目が開き、開いたところだけ下の肌が透けて、色が明るくなります。膝やかかとのように伸びやすい場所は、はくときにたぐり寄せて少しずつ上げ、1か所だけ引っぱらないようにすると、脚全体の色が均一に保てます。
よくある行き違い
「肌の色に合わせたのに、はくと白っぽく浮く」 手の甲や、パッケージの写真で合わせていませんか。80は肌の陰影を消すので、すねより少しでも明るいと白っぽく見えます。すねの色と、片脚だけはいて並べて比べてください。
「ベージュの80は、どんな丈でも同じに見える」 見える長さが40cmを超えると、80の均一な面がそのまま目に入ります。同じ1足でも、ミディ丈なら自然に、膝丈なら平らに見えます。スカート丈ごとに、見える長さを一度測っておくと迷いません。
「黒い靴は何にでも合うから、ベージュの80にも合う」 黒い靴は服との相性は広いのですが、ベージュの80とは足首で明るさが大きく切り替わります。靴は、ストッキングの明るさから1段から3段暗い色の範囲で選ぶと、脚が一続きに見えます。
「厚いほうが暖かいから、ベージュでも110にしておけば安心」 暖かさは増しますが、110のベージュは脚の色というより服の色として見られます。肌色として見せたい場面では、80か60に戻してください。
「ベージュは明るい色の服にも暗い色の服にも合う」 ベージュの80が自然に見えるのは、ストッキングに接する服が明るい日です。暗い服の日は、黒やこげ茶の80か、ベージュでも60にして肌の陰影を透かすほうが、なじみます。
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よくある問い
- Q. 80デニールのベージュは、厚ぼったく見えませんか
- 見え方を決めるのは厚さより、すねの色との差と、見える面の広さです。すねより明るい色を選び、膝丈のスカートで40cm以上見せると、のっぺりした肌色の面が目立ちます。すねより半段から1段暗い色を選び、見える長さを20cmから40cmに収めると、厚さはほとんど気になりません。
- Q. ベージュの80に黒い靴を合わせてもいいですか
- 合わせられますが、足首で脚の線が切れて見えます。黒い靴の日は、裾の長いスカートやパンツで見える長さを20cm未満にするか、靴と同じく暗い色の服を上に置いて、黒をもう1か所に散らすと、切れ目が目立ちにくくなります。
- Q. 80と60と110のベージュは、どう使い分ければいいですか
- 60は肌が少し透けるので、ベージュでも素足に近い陰影が残ります。80はほぼ透けず、肌色の布に見え始める厚さです。110は完全に覆うので、ベージュでも脚の色というより服の色として見られます。暖かさは厚いほど増しますが、肌に近く見せたい日は60、寒さを優先する日は110、その間を80で受けると考えてください。
- Q. 仕事で肌色のストッキングと決められていますが、寒い日はベージュの80でもいいですか
- 職場の決まりがどこまでを肌色と見ているかによります。肌が透けることまで求められていなければ、ベージュの80は肌色の範囲として受け取られることが多い厚さです。気になる場合は、すねの色に近い色を選び、まず一度はいて行って、決まりを確かめられる人に見てもらうのが確実です。
— メグラシ編集部





