自分の顔の形診断が正面で決まらないとき|横顔の3点で奥行きを測る

正面写真で顔の縦÷横を測って、どれとも言い切れないところで止まったなら、測る面を横に変えてください。
見るのは横顔の3点だけです。額のいちばん前に出ている点と、あご先。この2つを直線で結び、その線から鼻先までの距離を測る。 18mm未満なら奥行きは浅め、18〜26mmなら中間、27mm以上なら深めです。
正面の比が中間帯だった人ほど、この横の数字ははっきり片側に出ます。そして横で出た型は、正面の比では決まらなかったもの——髪をどこまで高く置けるか、襟をどこまで立てられるか、帽子のつばを何度下げるか——を決めます。
📋 横顔の3点と、分かれる境目
| 測る場所 | 測り方 | 浅め | 中間 | 深め |
|---|---|---|---|---|
| 鼻先の出(基準線から) | 額の最前点とあご先を結んだ直線から鼻先まで | 18mm未満 | 18〜26mm | 27mm以上 |
| あご先の位置 | 同じ直線に対して前か後ろか | 線より2mm以上前 | ±2mm以内 | 線より2mm以上後ろ |
| 下あごの折れ角 | 耳の下からあご先までの線と、首の前面の線がなす角 | 115度以上 | 100〜115度 | 100度未満 |
3つのうち2つがそろった側が、あなたの横の型です。3つがばらけたときの読み方は、後半に置きました。
正面で決まらないのは、失敗ではありません
顔の縦÷横は、1.3倍と1.5倍のあたりに境目があります。困るのは、この境目のすぐ内側と外側にいちばん人数が集まることです。1.28倍と1.32倍の顔は、数字の上では別の分類に入りますが、鏡で見た印象はほとんど変わりません。
つまり「決まらない」は、測り方の失敗ではなく、その1本の軸だけでは分けきれない位置にいるという結果です。そこで何度も正面を測り直しても、答えは同じ帯の中を行き来します。
軸をもう1本足すほうが早い。その1本が、横から見た奥行きです。正面が平面の広がりを測るのに対して、横は前後の出入りを測ります。測っているものが違うので、正面で中間だった人も、横では片側に落ちます。
横顔写真の撮り方|固定するのは3つ
測る前に、撮る条件をそろえます。ここがずれると、数字は簡単に5mm動きます。
- カメラの高さは自分の目の高さ。上から撮るとあご先が奥に入り、下から撮ると前に出ます
- 体ごと真横を向く。顔だけひねると10度ほど正面が残り、鼻先までの距離が短く写ります
- 髪を耳の後ろにまとめる。額の最前点が髪に隠れると、基準線の始点が拾えません
姿勢は、遠くの一点を水平に見る形で止めます。あごを5度引くだけで測り値は2〜4mm動くので、壁に背中とかかとをつけて立つと安定します。
写真は2枚撮ってください。1枚目と2枚目で鼻先の距離が4mm以上ずれるなら、姿勢が固定できていません。
測る①|基準線を1本引く
撮った写真の上で、額のいちばん前に出ている点と、あご先のいちばん前に出ている点を見つけます。この2点を直線で結んでください。画面の上に定規を当てても、写真アプリの直線ツールでも構いません。
額の最前点は、眉の少し上にあることが多いです。生え際ではありません。眉から上を横から見て、輪郭がいちばんこちら側にふくらんでいる場所を探します。
あご先は、口を軽く閉じた状態で、下あごの輪郭が前に出きって折り返す点です。口が開いていると2〜5mm下にずれるので、必ず閉じた写真で測ります。
測る②|鼻先が線から何mm前に出るか
引いた直線に対して、鼻先までの垂直距離を測ります。写真の上でのミリではなく、実寸に直してください。 直し方は簡単です。自分の目尻から目頭までの実寸を鏡で1回測っておき、写真上の同じ長さとの比で換算します。
- 18mm未満:奥行きは浅め。横から見たとき、額から鼻先、あご先までが一続きの弧に近く見えます
- 18〜26mm:中間。3点がゆるい三角形を作ります
- 27mm以上:奥行きは深め。鼻先が輪郭の頂点としてはっきり立ちます
⚠️ 前髪がある人は、前髪を上げた状態と下ろした状態で額の最前点が変わります。普段外で過ごすときの状態で測ってください。上げた数字で服や帽子を選ぶと、実際に外にいるときの見え方とずれます。
測る③|あご先が線より前か後ろか
同じ直線に対して、あご先がどちら側にあるかを見ます。ここは②とは独立した情報です。鼻先の距離が同じでも、あご先の位置で置けるものが変わります。
- 線より2mm以上前:あご先が輪郭の終点として働きます。首元を詰めると、終点が隠れて顔だけが浮きます
- ±2mm以内:中間。首元は詰めても開けても大きく崩れません
- 線より2mm以上後ろ:視線が顔の中央に集まります。顔まわりの要素は中央より下、鎖骨側に置くと落ち着きます
どれも優劣ではなく、視線がどこで止まるかの違いです。止まる場所がわかれば、そこから離した位置に情報を置くか、そこにそろえるかを選べます。
3つを合わせて、横の型に落とす
3か所の結果を数えます。浅め側に2つ以上なら浅め型、深め側に2つ以上なら深め型、中間が2つ以上なら中間型です。
| 横の型 | 3か所の出方 | 横から見たときに立っているもの |
|---|---|---|
| 浅め型 | 鼻先18mm未満/あご先が前/折れ角115度以上 | 輪郭の弧そのもの。頂点が1つに絞れない |
| 中間型 | どれか2つが中間帯 | 鼻先とあご先の2点が同じくらい |
| 深め型 | 鼻先27mm以上/あご先が後ろ/折れ角100度未満 | 鼻先。ここが頂点として先に見える |
横の型が決めるのは、呼び名ではなく上限です
ここが正面の比といちばん違う点です。正面の比は「面長・丸顔」といった呼び名に落ちますが、横の型は呼び名を作りません。代わりに、3つの上限を出します。
- 髪の高さの上限:頭の上に足せる高さ。深め型は前後にすでに幅があるので、上に足すと縦横のどちらも伸びます。浅め型は足しても輪郭の弧の中に収まります
- 襟の立ち上がりの上限:首の前面に立てられる高さ。折れ角が100度未満の深め型は、立てるほどあご先と襟がぶつかります
- 帽子のつばの角度:水平に近づけるか、前に下げるか。鼻先が27mm以上出ている場合、つばを下げすぎると鼻先とつばの線が二重の頂点になります
正面の比が決めるのは、髪の長さ・前髪の幅・ネックラインの深さです。測る面が違えば、決まるものも違うというだけで、どちらが正しいという関係ではありません。
どちらとも取れるとき①|あご先が線の上に乗る
あご先が基準線から±2mm以内という、いちばん多い結果です。この場合は②の鼻先距離を優先して型を決めてください。
そのうえで、首元だけは「どちらでもいい」ではなく日によって決める扱いにします。人と近い距離で過ごす日は首元を1〜2cm開けて輪郭の終点を見せ、遠い距離で見られる日(人前で話す、写真を撮られる)は詰めても構いません。近くで見るほど、あご先の位置は情報として効きます。
どちらとも取れるとき②|鼻先が18〜26mmの中間帯
中間帯に入ったら、折れ角で決めます。折れ角が115度以上なら浅め寄り、100度未満なら深め寄りとして扱ってください。
それでも決まらない場合——折れ角も100〜115度の中間だった場合——は、中間型としてそのまま運用します。 中間型は上限が緩い型なので、髪の高さも襟も、極端でなければどちらにも振れます。無理に片側に寄せると、かえって選択肢が減ります。
どちらとも取れるとき③|写真ごとに数字が動く
2枚撮って4mm以上ずれた場合、原因は3つに絞れます。
- あごの引き方。水平を見ていない。壁に背中をつけて撮り直します
- 体の向き。顔だけひねっている。つま先の向きを鼻先と合わせます
- 髪の位置。額の最前点が拾えていない。耳の後ろにまとめます
3つを直しても動くなら、動く幅そのものを情報として使ってください。 幅が5mm以上ある人は、姿勢で見え方が変わりやすい人です。その場合は服より先に、鏡の前で水平を見る姿勢を1つ決めておくほうが効きます。
正面の比と横の型が食い違うときの読み方
「正面は丸みがあるのに、横は深め型」という組み合わせは普通に起きます。両方とも本当の結果です。
使い分けの順番だけ決めておきます。
- 髪を切る、前髪の幅を決める、ネックラインを選ぶ:正面の比を先に見ます
- アップにする、帽子をかぶる、立ち襟を着る:横の型を先に見ます
食い違ったときに「どちらが本当の自分か」を考え始めると止まります。場面ごとにどちらの数字を使うかを決めるほうが、実際の買い物では早く済みます。
型が分かると、次に何が決まるのか
横の型が出たら、試せることは3つです。
髪の高さ。深め型はトップに高さを足すより、後頭部に丸みを残すほうがつながります。浅め型はトップに1〜3cmの高さを足しても輪郭の弧の中に収まります。
襟の立ち上がり。折れ角が100度未満なら、首の前面に立てる高さは2cmまでを目安に。折れ角が115度以上なら、4cmまで立てても首とあごの間に隙間が残ります。
帽子のつば。鼻先が27mm以上なら、つばは水平に近く。18mm未満なら、前に10〜15度下げると顔まわりに影ができて奥行きが出ます。
どれも試して確かめられる範囲の話です。数字が出ていると、鏡の前で迷う時間がそのまま減ります。
よくある誤解
「奥行きが深いほうが立体的でよい」ではありません。 深め型は頂点が1つに決まりやすく、浅め型は弧が続いて見えるという違いです。写真映えの条件が違うだけで、上下ではありません。
「横顔の型は変えられる」でもありません。 骨の前後関係なので、髪や角度で見え方は動きますが、測り値そのものは動きません。動かないから、買い物の基準として使えます。
「正面より横のほうが正確」でもありません。 決まるものが違うだけです。両方測って、場面で使い分けるのがいちばん短い道になります。
まとめ
正面で止まったら、横に移る。測るのは3点だけです。
- 額の最前点とあご先を結んだ直線から、鼻先まで何mmか(18/27が境目)
- あご先がその線より前か後ろか(±2mm)
- 下あごの折れ角(100度/115度が境目)
3つのうち2つがそろった側が、あなたの横の型。型が出たら、髪の高さ・襟の立ち上がり・帽子のつばという3つの上限が決まります。呼び名を1つに決めることが目的ではなく、鏡の前で迷う回数を減らすのが目的です。
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よくある問い
- Q. 正面写真で縦÷横を測ったのに、どれにも当てはまりませんでした
- 比が境目の帯に入っている場合、正面をもう一度測っても答えは動きません。測る面を変えてください。横を向いた写真を1枚撮り、額のいちばん前に出ている点とあご先を直線で結び、その線から鼻先までの距離をミリで出します。18mm未満なら奥行きが浅め、18〜26mmなら中間、27mm以上なら深めです。正面が中間帯だった人ほど、この横の数字ははっきり片側に出ます。決まらなかったのは測り方が足りなかっただけで、顔の側の問題ではありません。
- Q. 横顔の写真はどうやって撮ればよいですか
- 3つを固定します。カメラを自分の目の高さに置くこと、体ごと真横を向いて鼻先とつま先を同じ方向にそろえること、髪を耳の後ろにまとめて額とあご先の輪郭を出すことです。真横から10度ずれると、鼻先までの距離は3〜5mm縮んで写ります。自分で撮る場合は、鏡の前に立って鏡越しに真横の姿を撮るか、スマートフォンを固定してタイマーで撮ってください。1枚で不安なら、体の向きを変えずに2枚撮って近いほうの数字を採ります。
- Q. あご先が線より後ろに入っているのは、悪いことですか
- 良し悪しの話ではありません。線より後ろに入る場合、視線が顔の中央(鼻先まわり)に集まりやすい形だという意味です。そのときは、顔まわりに置く要素を中央より下、つまり鎖骨側に寄せると全体が落ち着きます。逆に線より前に出ている場合は、あご先が輪郭の終点として強く働くので、首元を詰めすぎないほうがつながりが出ます。どちらも、置き場所が違うだけです。
- Q. 正面では丸みがあるのに、横顔は奥行きが深めと出ました
- 食い違いではなく、両方が本当です。正面の比は髪型とネックラインに効き、横の型は高さとつばの角度に効きます。使う場面が違うので、片方に寄せて統一する必要はありません。迷ったときの優先順位だけ決めておくと楽です。髪を切る・襟を選ぶといった顔まわりの決め事は正面の比を先に、帽子・アップスタイル・立ち襟のように高さが動くものは横の型を先に見てください。
- Q. 日によって横顔の写真の印象が変わります
- 変わっているのは顔ではなく、あごの引き方と髪の位置です。あごを5度引くと、鼻先までの距離は測り値で2〜4mm動きます。測るときは、遠くの一点を水平に見る姿勢を作ってから撮ってください。髪も、耳にかけた日と下ろした日では額の最前点が拾えなくなります。2回撮って数字が4mm以上ずれるときは、姿勢が固定できていないので、壁に背中とかかとをつけて撮り直すと安定します。
— メグラシ編集部





