大人顔 ベレー帽が似合わない|老けるか頭だけ浮くか

**大人顔でベレー帽が似合わないと感じるなら、まず「老けて見える」のか「頭だけ浮く」のかを分けてください。**老けるなら浅く斜めにかぶり、頭だけ浮くなら大きさと深さを足します。直す向きが逆なので、取り違えると、かぶり直すほど反対側へ外れます。
老けて見える人は、ベレーが顔の落ち着きを強めすぎています。大人顔は、鼻の下からあごまでがやや長く、目鼻立ちがはっきりしていて、落ち着いた印象を持つ顔です。そこに濃い色の厚いベレーを水平に深くかぶると、額が隠れて顔の縦の長さが強調され、昔風の写真のような重い印象になります。この人は、浅く斜めにかぶって額と耳を少し見せれば十分です。
頭だけ浮く人は、反対にベレーが軽すぎます。小さく、明るく、やわらかいベレーを頭の後ろに乗せると、帽子だけが若い雰囲気になり、落ち着いた顔立ちとずれます。この人は、顔の幅より大きいベレーを選び、深さを少し足して、服のどこかと色をつなげてください。
結論:老けるなら浅く斜めに、頭だけ浮くなら大きく深く
大人顔とベレーの相性は、かぶる深さ、傾き、大きさの3つで決まります。
| 見え方 | ベレーの状態 | 直し方 |
|---|---|---|
| 昔風に老けて見える | 深く水平・濃い色・厚い生地 | 浅く斜めに、額と耳を見せる |
| 頭だけ浮く | 小さく後ろに乗る・明るく軽い | 大きくして深さを足す・色を服とつなぐ |
老ける人は、ベレーが顔を覆いすぎています。浮く人は、ベレーが顔から離れすぎています。どちらも、ベレーと顔の距離を真ん中に寄せれば収まります。
まず見分ける:眉から縁までを指で測る
ベレーをいつものようにかぶって、鏡の前に立ってください。眉の上に指を横に当てて、ベレーの縁までが指何本分かを数えます。
指1本以下なら、深くかぶっている状態です。この深さで重く見えるなら、老ける側です。指3本以上あいていて、ベレーが頭の後ろのほうに乗っているなら、浅すぎる状態です。この深さで落ち着かないなら、頭だけ浮く側です。
もう1つは、鏡から2m離れて、ひと言で印象を言ってみることです。昔の写真のよう、きちんとしすぎ、と感じるなら老ける側です。帽子だけ若い、借り物のよう、と感じるなら頭だけ浮く側です。
老けて見える人|深く水平にかぶり、額が隠れている
老けて見える人に多いのは、鼻の下からあごまでが長めの人です。ベレーで額が隠れると、顔の上半分が短くなり、相対的に下半分の長さが強調されます。顔の重心が下がって、落ち着きすぎた印象になります。
もう1つは、ベレーの色と生地です。黒や濃紺、こげ茶の厚いフェルトは、頭の上に大きな濃い面を作ります。大人顔の落ち着いた目鼻立ちと重なると、全体が重く、きちんとしすぎて見えます。
かぶり方も影響します。ベレーを水平にまっすぐかぶると、額の上に1本の横線ができ、顔が四角く区切られます。売り場の模型のようにかぶると、大人顔では整いすぎるのです。顔の下半分が長く見えるときの考え方は、大人顔が老けて見えるときにも書いています。
老ける人の直し方:眉から指2本あけ、片側に傾ける
1つ目は、深さを浅くすることです。眉から縁までを指2本以上あけてください。額が少し見えるだけで、顔の上半分の長さが戻り、重心が上がります。
2つ目は、傾けることです。ベレーを片側に寄せて、反対側の耳を半分ほど出してください。横線が斜めの線に変わるので、顔の四角い区切りが消え、動きが出ます。寄せる側は、分け目の多いほうにすると、髪とつながって自然に見えます。

3つ目は、色と生地を軽くすることです。黒や濃紺を、グレージュ、淡いグレー、くすんだベージュに替えてください。厚いフェルトより、薄手のウールやニットのほうが頭の上の面が軽くなります。
頭だけ浮く人|小さく後ろに乗り、顔から離れている
頭だけ浮く人に多いのは、目鼻立ちがはっきりしていて、きれいめな服を着ることが多い人です。顔と服が落ち着いている中で、ベレーだけが小さく軽いと、帽子だけ別の人のもののように見えます。
よくあるのは、老けるのを避けようとして、小さく明るいベレーを頭の後ろに乗せている場合です。若く見せようとした分だけ、顔立ちとの差が開いてしまいます。
ベレーの大きさも影響します。顔の幅とほぼ同じか、それより小さいベレーは、頭の上にちょこんと乗っているように見えます。大人顔の目鼻立ちのはっきりした顔には、ベレーの面が足りないのです。
浮く人の直し方:顔の幅より大きく、眉から指1本半まで下ろす
1つ目は、大きさを足すことです。正面から見て、ベレーが顔の幅より左右それぞれ2cm以上はみ出すものを選んでください。頭の上の面が広がり、顔立ちとの釣り合いが取れます。
2つ目は、深さを足すことです。眉から縁までを指1本半ほどにして、ベレーを頭にしっかり乗せてください。後ろに乗せたままより、帽子と顔の距離が縮まり、一体に見えます。ただし、指1本より深くすると老ける側に振れるので、そこで止めます。
3つ目は、色を服とつなげることです。ベレーの色を、コート、靴、バッグのどれかと同じにしてください。頭と全身のどこかに同じ色があると、帽子だけ浮くことがなくなります。
両方に当てはまる人:先に深さを決める
日によって、老けたり浮いたりする人は、深さが毎回ばらついていることが多いです。最初に、眉から縁までの距離を指1本半〜2本の間で決めてください。この範囲が、大人顔にとっての真ん中です。
深さを決めてから、まだ老けるなら傾けて耳を見せ、まだ浮くなら大きめのベレーに替えます。深さを固定せずに大きさや色を変えると、何が効いたのかが分からなくなります。
どちらとも取れないとき:2通りにかぶって写真で比べる
鏡で見ても決められないときは、同じベレーを2通りにかぶって写真を撮ってください。1枚目は、眉から指1本で水平に深く。2枚目は、眉から指3本で片側に傾けて浅く。
1枚目のほうが良く見えたなら、頭だけ浮く側です。深さと大きさを足すほうが合っています。2枚目のほうが良く見えたなら、老ける側です。浅く斜めにかぶるほうが合っています。
どちらも同じように見えるなら、ベレーそのものではなく、髪型や服との合わせに原因があるかもしれません。後の章で確かめてください。
髪型で、ベレーとの相性が変わる
前髪がない人は、ベレーで額が隠れると顔の縦が強調されやすくなります。分け目から少し毛束を出して、額に斜めの線を作ると、老ける側の重さが抜けます。
ボブの人は、毛先がベレーの縁と平行になると、顔のまわりに横線が重なります。毛先を外に少し動かすか、耳に片側だけかけて、線をずらしてください。ロングの人は、髪を下ろすと頭の上にボリュームが集まらないので、ベレーは少し大きめを選ぶと釣り合います。まとめ髪にするなら、低い位置で結ぶとベレーとぶつかりません。かぶり方そのものの基本は、ベレー帽が似合わないときの深さと向きも参考にしてください。
服との合わせ:コートの襟と色をつなぐ
ベレーは、合わせる上着で見え方が変わります。老ける人は、襟の詰まったかっちりしたコートと合わせると、頭と首元の両方が重くなります。襟を開けて首元を見せるか、ノーカラーのコートを選ぶと、上下に抜けができます。
頭だけ浮く人は、ベレーと同じくらいの存在感がある上着を選んでください。チェスターコートやトレンチコートのように襟がしっかりした上着は、ベレーの軽さを受け止めます。ダッフルコートのような甘い上着と合わせると、全体が子どもっぽく寄るので、そのときは色を濃くしてください。ダッフルとの付き合い方は大人顔 ダッフルコートにまとめています。
色と素材:服より1段明るいか、服と同じ色か
老ける人は、ベレーを服より1段明るい色にしてください。黒いコートにはグレー、ネイビーのコートには淡いグレージュ、といった組み合わせです。頭の上が明るくなると、顔の重心が上がります。

頭だけ浮く人は、ベレーを服のどこかと同じ色にしてください。素材は、やわらかいニットよりも、張りのあるフェルトのほうが落ち着いて見えます。フェルトは形が崩れにくく、ベレーの面がしっかり出るからです。
眼鏡をかける人は、縁とフレームの間をあける
眼鏡をかける大人顔の人は、ベレーの縁とフレームの距離を見てください。縁とフレームが近いと、顔の上半分に横線が2本重なり、額が狭く見えます。老ける側の人ではこれが重さに、浮く側の人では窮屈さになります。
目安は、フレームの上の線から縁までを指2本以上あけることです。フレームが太く濃い色の人ほど、ベレーは浅めにかぶり、色はフレームより明るくしてください。濃いフレームと濃いベレーが近くに並ぶと、顔の上に重い帯ができます。
細いフレームや縁なしの眼鏡なら、浮く側の人でも深さを指1本半まで下ろして大丈夫です。フレームの存在感が小さいぶん、ベレーの面がそのまま顔立ちとの釣り合いになります。フレームとベレーの色をそろえると、さらにまとまります。
サングラスを頭に乗せるのは、ベレーとは合いません。頭の上で線が増え、どちらの側でも落ち着かなくなるからです。ベレーの日は、眼鏡はかけるか、ケースにしまうかのどちらかにしてください。
通勤・休日・旅行で選び分ける
通勤でかぶるなら、老ける人も浮く人も、ベレーは控えめな色にして、深さを指1本半〜2本に決めてください。服がきちんとしている日は、ベレーで動きを出しすぎないほうが落ち着きます。
休日は、傾きを大きくして遊んでかまいません。老ける人は、明るいベレーを大きく傾けて、軽さを楽しんでください。旅行では、風で飛ばないように深めにかぶることが多いので、老ける人は色を明るくして重さを補います。
手持ちのベレーを捨てずにかぶる順番
ベレーを手放す前に、次の順番で試してください。
- 眉から縁までを指1本半〜2本にそろえる
- 老けるなら、片側に傾けて耳を半分出す
- 浮くなら、後ろに乗せずに前に引き、深さを足す
- それでも合わないなら、服の色をベレーとつなげる
- 次に買うなら、老ける人は淡い色の薄手、浮く人は顔の幅より大きいフェルト
この順番なら、手持ちのベレーのほとんどは大人顔に合う形でかぶれます。大人顔と子ども顔の間で迷う人は、大人顔と子供顔の中間の考え方も役に立ちます。
まとめ
- 大人顔がベレー帽で困るのは、老けて見えるか、頭だけ浮くかの2通り
- 眉から縁までを指で測り、指1本以下で重いなら老ける側、指3本以上で落ち着かないなら浮く側
- 老ける人は、指2本以上あけて片側に傾け、額と耳を見せる
- 浮く人は、顔の幅より大きいベレーを、眉から指1本半まで下ろす
- 両方に当てはまる人は、先に深さを指1本半〜2本に決める
- 老ける人は服より1段明るい色、浮く人は服と同じ色を選ぶ
関連記事
よくある問い
- Q. 大人顔はベレー帽をかぶらないほうがいいですか
- かぶってかまいません。似合わないと感じるのは、濃い色の厚いベレーを水平に深くかぶったときか、小さく明るいベレーを頭の後ろに乗せたときです。かぶる深さと大きさを顔に合わせれば、大人顔の落ち着きとベレーの軽さがきれいに合います。
- Q. 老けるのか、頭だけ浮くのか、自分では分かりません
- ベレーをかぶって鏡から2m離れ、ひと言で印象を言ってみてください。昔の写真のよう、きちんとしすぎと感じるなら老ける側、帽子だけ若い、借り物のようと感じるなら頭だけ浮く側です。顔を手で隠して帽子だけ見たときに子どもっぽく見えるなら、浮く側の可能性が高くなります。
- Q. ベレー帽の色は何色を選べばいいですか
- 老ける人は、服より1段明るい色を選んでください。グレージュや淡いグレーなら、顔のまわりが重くなりません。頭だけ浮く人は、コートや靴など服のどこかと同じ色を選ぶと、帽子が全体の中に収まります。迷ったら、手持ちのコートと同じ色のベレーが外れにくい1つです。
- Q. 眼鏡をかけていてもベレー帽は合いますか
- 合います。ただ、眼鏡のフレームとベレーの縁が近いと、顔の上半分に横線が2本重なって窮屈に見えます。眉から縁までを指2本以上あけて、フレームと縁の間に額を少し見せてください。フレームが太い人ほど、ベレーは浅めにかぶると収まります。
— メグラシ編集部





