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大人顔 ダウンジャケットが似合わない|顔だけ浮くか、老けて重いか

メグラシ編集部//読了 10分
濃紺のダウンジャケットの前を開けて生成りのVネックニットを見せ、グレーのパンツで冬の並木の歩道を歩く女性

**大人顔でダウンジャケットが似合わないとき、まず「顔だけが浮く」のか、「全体が老けて重い」のかを分けてください。**直す場所が逆なので、ここを決めないまま色や形を替えても外れたままです。

顔だけが浮く人は、ダウンを着ると首から上だけが落ち着いて見え、服は学生のような軽さに見えます。顔と服の「年齢」がずれているのが外れの正体です。この場合は、表面の艶を消して、丈を伸ばすのが直し方です。

老けて重い人は、顔と服はなじんでいるのに、全体が疲れて沈んだように見えます。膨らんだ襟と暗い色が顔の下に影を作っているのが原因です。この場合は、首元を開けて、色を一段明るくすると、同じダウンでも重さが抜けます。

大人顔の装い全体は大人顔 カジュアルが似合わない|老けるか手抜きに見えるかで分けるで扱っています。この記事は、冬に毎日着るダウンジャケットにしぼって、浮く人と重い人の直し方を分けます。

結論:艶と丈を直すか、首元と色を直すか

見る所顔だけ浮く人老けて重い人
先に起きること顔は大人、服は若く軽く見える顔と服はそろうが、全体が沈む
外れている原因表面の艶と短い丈が顔より若い襟の膨らみと暗い色が顔の下を埋める
直す所艶を消す・丈を伸ばす首元を開ける・色を明るくする
そのままでよい所色の明るさ丈

浮く人は「表面と丈」を、重い人は「顔の下」を動かします。表は2つの側の違いを見るためのものです。印象だけで決めると、重い人が丈を長くして重さを増やす、という逆の外れ方が起きるので、下の手順で確かめてから直してください。

見分ける①|前を閉めた姿と開けた姿を比べる

鏡の前でダウンの前を首元まで閉めた姿と、胸の下まで開けた姿を、続けて見てください。

開けたとたんに顔色が明るくなり、ほっとした印象になるなら、老けて重い側です。顔の下の暗い面が減っただけで印象が変わるのは、外れの原因が首元にあるからです。

開けても閉めても、顔と服の間に「別々の人」のような距離が残るなら、顔だけ浮く側です。首元を動かしても変わらないのは、原因が表面と丈にあるからです。

見分ける②|光の当たる場所で表面を見る

窓際か照明の下で、ダウンの表面に白く光る筋が何本出るかを見てください。キルトの膨らみごとに白い光の筋がはっきり出るなら、艶の強い生地です。

艶を抑えた細かい織りの濃紺のナイロンと、光を強く返す艶のある黒いナイロンのダウン生地を並べた接写
左のように光が面でやわらかく広がる生地なら、大人顔と並んでも服だけが若く見えにくくなります。

大人顔は、目鼻の位置や輪郭に落ち着きがあるぶん、表面の強い艶やビニールのような光り方と並ぶと、服だけが若く見えます。光の筋がくっきり出る生地で、見分け①の「別々の人」の感覚があるなら、浮く側と決めてよいでしょう。

顔だけ浮く人|艶を消した細かい織りに替える

浮く人がまず変えるのは表面です。艶を抑えた、目の細かい織りのナイロンや、綿や化繊を混ぜたマットな表地を選んでください。触ったときにカサカサと高い音がしにくい生地は、たいてい艶も控えめです。

同じ黒でも、艶を消すと影がやわらかく出て、大人顔の落ち着きと服の質感がそろいます。買い替えが難しいときは、艶のあるダウンの上から、マフラーやストールで胸元の面積を覆うと、光る面が減って浮きが小さくなります。

顔だけ浮く人|丈は腰下から膝上へ

浮く人の2つ目の原因は丈です。腰骨の上で終わる短い丈は、軽快で若い印象が強く、顔の落ち着きと離れやすくなります。

目安は、腰骨から指4本ぶん下より長く、膝より上です。腿の半ばから膝上くらいまであると、服に「大人のコート」としての重心が生まれ、顔との年齢差が縮みます。膝より下まで届く長い丈は、背の高さによっては重さが出るので、次の見分けで重い側でないことを確かめてから選んでください。

老けて重い人|首元を開けて、顔の下に明るい面を作る

重い人がまず変えるのは首元です。ダウンの襟が首を囲むように立ち上がり、前を閉めると、あごの下に暗い面が広がります。大人顔は頬から下の線がしっかりしているぶん、この影が顔の下に重なると、疲れた印象になりやすいのです。

**前は胸の下まで開け、中にVネックか、浅いUネックの明るい色を見せてください。**顔の下に明るい三角の面ができると、影が切れて、顔色が戻ります。首を覆う服を中に着たい日は、白や生成りなど顔より明るい色のタートルを選び、ダウンの前は開けます。

老けて重い人|色は黒から一段明るく

重い人の2つ目の原因は色です。黒や濃い焦げ茶のダウンは、膨らみの陰影が深く出て、面積も大きいため、顔の下を大きく暗くします。

一段明るくするといっても、白や淡い色にする必要はありません。濃紺、チャコールグレー、灰みの茶、オリーブ寄りのカーキなど、黒よりわずかに明るい色で十分です。陰影がやわらぐだけで、全体の沈みが抜けます。手持ちが黒なら、中の服と首元の色を明るくするだけでも、かなり変わります。

どちらとも取れる人|首元を先に直す

見分け①でも②でも、両方の感覚がある人は少なくありません。艶のある黒の短い丈のダウンは、浮く原因と重い原因を同時に持っているからです。

この場合は、**首元から直してください。**前を開けて中に明るい色を見せるだけで、重さはその場で抜けます。重さが抜けた状態で鏡を見て、まだ顔と服が離れて見えるなら、残っているのは浮きです。次に丈と艶を見直します。逆の順番で丈を長くすると、重さが残ったまま面積が増え、かえって沈みが強くなります。

たとえば、艶のある黒で腰丈のダウンを着ている人なら、まず前を開けて中に生成りのVネックを着ます。この時点で顔色が戻り、それでも「若い服を借りて着ている」ような感じが残るなら、浮きが残っている証拠です。そこで初めて、艶を消した腿丈のものへの買い替えを考えます。重さが抜けたあとで丈を伸ばせば、面積が増えても沈みません。

日によって浮いたり重かったりする人は、下に合わせる服で振れている可能性があります。明るい色のボトムの日は浮きが、暗い色のボトムの日は重さが出やすいので、下の色をそろえてから判断してください。

襟の形で分ける|スタンド・フード・ノーカラー

襟の形は、浮く人と重い人で選び方が違います。

浮く人は、低いスタンドカラーか、テーラード風の襟が付いた形が向きます。襟に形があると、服に「仕立て」の印象が出て、顔の落ち着きとそろいます。

重い人は、ノーカラーか、ごく低いスタンドを選んでください。首まわりに布が少ないほど、顔の下に明るい面を作りやすくなります。フードが首の後ろで大きく膨らむ形は、どちらの人にも外れやすいので、外せるなら外して着ます。

フードの縁に毛が付いた形は、浮く人には「カジュアルな若さ」を、重い人には「顔の下の量感」を足しやすい部分です。毛を外せるなら外し、外せないなら毛足が短く、顔の横にかからないものを選んでください。毛の色が服より明るいと、重い人にはむしろ顔の下の明るい面として働くこともあるので、外す前に一度、付けた状態と外した状態を見比べてみるとよいでしょう。

キルトの幅で分ける|膨らみの大きさ

ダウンの膨らみを区切る縫い目の間隔も見てください。指3本より広い幅で大きく膨らむキルトは、カジュアルで量感が強く、指2本以下の細いキルトは、すっきりして大人びて見えます。

浮く人は、細いキルトを選ぶと服の印象が落ち着きます。重い人も細いキルトのほうが陰影が浅くなるので、膨らみの大きなものより向いています。どちらの人も、大きな膨らみが胸の上に来る形は避けたほうが無難です。

中に着るもので直す

ダウンを替えられないときは、中で調整します。

浮く人は、中に襟のあるシャツや、目の詰んだ細い糸のニットを着ると、前を開けたときに「きちんとした層」が見えて、服全体の年齢が上がります。パーカーやスウェットを中に着ると、ダウンの軽さが強まって浮きが増えます。

重い人は、顔より明るい色を、首元に広く見せることを優先してください。生成り、明るい灰色、淡いベージュなどが、顔の下の影を切ります。中まで暗い色でそろえると、前を開けても重さが抜けません。

下に合わせるもので直す

下に合わせる服でも、浮きと重さの出方は変わります。

膝上丈の灰みのベージュの細いキルトのダウンコートを前を開けて着て、濃い色のVネックニットと細身のチャコールのパンツを合わせた鎖骨から膝までの姿
艶を抑えた膝上丈に、きれいめのパンツを合わせると、服の重心が下がって顔の落ち着きとそろいます。

浮く人は、ダウンの裾より下に、きれいめのパンツや、ひざ下丈のスカートを合わせると、全体に大人の重心が出ます。デニムとスニーカーだけで合わせると、ダウンの若さが強調されます。

重い人は、ダウンと下の服の色に明るさの差をつけると、全体の沈みが和らぎます。ダウンが暗い色なら、下は明るめの灰色やベージュに。全身を同じ暗さでまとめると、面積が大きいぶん重さが強く出ます。

背の高さで、丈の目安がずれる

浮く人に勧めた「腰下から膝上」という丈の目安は、背の高さによって効き方が変わります。

背が低めの人は、膝上まであるダウンを着ると、裾から下に見える脚が短くなり、服に埋もれたように見えることがあります。この場合は、腿の付け根あたりで終わる丈にとどめ、その代わりに艶を消すほうを優先してください。下を濃い色の細いパンツとブーツでつなげると、短めの丈でも大人の重心が出ます。

背が高めの人は、膝上丈でも軽く見えることがあり、膝が隠れる長さまで伸ばせます。ただし重い側の人は、丈を伸ばすと暗い面積も増えるので、色を一段明るくしてから伸ばしてください。丈と色を同時に濃く長くすると、背が高いぶん全体の量感が強く出ます。

迷ったら、鏡の前で膝を軽く曲げてみてください。曲げたときに裾が膝にかかって折れるなら、その丈は長すぎます。

年代で、外れ方が入れ替わる

同じ大人顔でも、年代によって外れ方の比重は変わります。20代から30代前半は、顔の落ち着きと服の軽さの差が目立ちやすく、浮く側に寄りがちです。40代以降は、頬から下の影が深くなるぶん、暗い色と膨らんだ襟の影響を受けやすく、重い側に寄りがちです。

ただし年代はあくまで傾向です。必ず見分け①の鏡で確かめてから、どちらの直し方を使うかを決めてください。

手持ちのダウンを直す順番

買い替える前に、次の順番で試してください。

  1. 前を胸の下まで開ける(重さの確認)
  2. 中を顔より明るい色の、首元が開いた服にする
  3. 下の服をきれいめにし、上下の明るさに差をつける
  4. それでも顔と服が離れて見えるなら、艶と丈が原因。次に買うときは艶を抑えた膝上丈にする

1〜3は手持ちの服だけでできます。4まで進むのは、浮く側の人だけです。

新しく買う場合、浮く側の人は売り場で生地を光にかざし、白い筋が細く出るか、面でやわらかく広がるかを見てください。重い側の人は、試着で前を閉めたときと開けたときの両方を鏡で見て、開けた姿で顔色が戻る形かどうかを確かめます。襟が厚く、開けても首元に布が立ち上がる形は、重い側の人には外れやすいので、開けたときに襟が左右へ寝る形を選んでください。

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よくある問い

Q. 大人顔はダウンジャケットを着ないほうがいいですか
着られます。外れているのは、表面の艶と丈のずれか、首元と色の重さのどちらかです。顔だけが浮く人は艶を消して丈を伸ばし、老けて重く見える人は首元を開けて色を一段明るくすれば、ダウンのままでなじみます。
Q. 手持ちのダウンは艶のある黒で、ブルゾン丈です
買い替える前に、首元を開けて中に明るい色のVネックを着てください。重さが抜ければ、残るのは浮きだけです。下を濃い色の細身のパンツにして脚を一続きに見せると、短い丈のちぐはぐさも目立ちにくくなります。
Q. フード付きのダウンは大人顔には合いませんか
フードが首の後ろで大きく膨らむ形は、顔の下を埋めて重く見せやすいので注意が必要です。取り外せるならフードを外し、外せないなら前を開けて着てください。フードの縁に毛が付いている場合は、顔の横にかからない短いものを選びます。
Q. 仕事の日に着るダウンはどう選べばいいですか
艶を抑えた細かい織りの表地で、膝上丈、襟は低いスタンドかノーカラーを選んでください。色は濃紺や濃い灰色、灰みの茶が、中の仕事服と喧嘩しにくい色です。前を開けたときに中の襟が見える形だと、大人顔の落ち着きと服がそろいます。

— メグラシ編集部

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