大人顔 カジュアルが似合わない|老けるか手抜きに見えるかで分ける

**大人顔でカジュアルが似合わないと感じるなら、鏡の中で、顔が「老けて」見えるのか、全身が「手抜き」に見えるのかを先に決めてください。**老けて見えるなら、くたっとした素材が顔の影を拾っているので、張りのある素材と明るい首元に替えれば直ります。手抜きに見えるなら、顔の完成度に服が追いついていないので、襟やボタン、折り目など、一か所に「きちんと」を足せば直ります。
大人顔は、顔の縦の比率が長めで、目鼻立ちがはっきりした、落ち着いた印象の顔立ちです。顔そのものに完成された印象があるので、ゆるい服を着ると顔と服の間に差ができます。その差が、顔の影として出る人と、服のだらしなさとして出る人がいます。
直す場所は逆です。老ける人が服をきちんとさせても、素材がくたっとしていれば影は残ります。手抜きに見える人が素材だけ整えても、形がゆるいままなら印象は変わりません。この記事では、どちらなのかを鏡で見分ける方法と、秋冬のカジュアルの直し方を書きます。
結論:老ける人は素材の張りを、手抜きに見える人は「きちんと」を一か所足す
| 見え方 | 原因 | 直す場所 | 避けたいもの |
|---|---|---|---|
| 老けて見える | くたっとした素材が顔の影を拾う | 素材の張り・首元の明るさ | 薄手で伸びたスウェット、色あせたデニム |
| 手抜きに見える | 顔の完成度と服の差 | 襟・ボタン・折り目・サイズ | 全身ゆるいサイズ、装飾のない丸首だけの重ね |
表は原因を見分けるための軸です。アイテムの名前で決めず、手持ちのカジュアルを着た自分を、この2つで見てください。
鏡で見分ける|老けるか、手抜きか
カジュアルの服を着て、鏡から2歩下がって立ちます。全身が映る距離です。
- 正面から10秒見る
- 最初に目に入った場所を覚えておく
- きれいめなシャツやブラウスに替えて、同じように10秒見る
**最初に目に入ったのが、目の下の影・ほうれい線・頬のたるみなら「老ける」側です。**カジュアルの服で、顔の凹凸の影が強調されています。
**顔は普段どおりなのに、全身がだらしなく、手を抜いた日に見えるなら「手抜き」側です。**顔ではなく、顔と服の差が目に入っています。
自分の目は慣れてしまうので、写真を2枚撮って並べるのが確実です。
老けて見える人|素材のくたっと感が顔の影を拾っている
大人顔は、頬やあごの骨格がはっきりしていて、光が当たると影ができやすい顔立ちです。くたっとした素材は光を吸い、顔の下に暗い面をつくります。その暗さが、目の下やほうれい線の影とつながって、老けて見えます。
**測り方は、服の表面に光を当ててみることです。**窓の光が当たる場所で服を持ち、表面に光が返って見えるなら張りがあります。光が吸い込まれて、毛羽立ちやしわの影ばかり見えるなら、くたっとした素材です。
老ける人の直し方|張りと明るさを顔の下に
- スウェットやパーカーは、厚手で目の詰まったものにする。生地を指でつまんで、すぐ元に戻るものが目安
- 首元は明るい色にする。白、アイボリー、明るいグレーのTシャツを中に入れて、襟元からのぞかせる
- デニムは濃い色で、表面がなめらかなもの。色あせて毛羽立ったものは、顔から遠くても全体の質感を下げる
- アクセサリーを1つ足す。小さくても光るピアスやネックレスが、顔の近くに光を返す
手持ちのくたっとしたスウェットを使うなら、中に白い襟付きシャツを入れて、襟とすそを少し出してください。張りのある白が顔の下に入り、影がやわらぎます。
手抜きに見える人|顔の完成度に服が追いついていない
大人顔の人は、顔立ちがはっきりしていて、何もしなくても整った印象があります。そこに、全身ゆるいカジュアルを合わせると、顔だけが整っていて服が崩れている、という差が生まれます。この差が「今日は手を抜いた」という印象になります。
**測り方は、服の中に「きちんとした部分」がいくつあるかを数えることです。**襟、ボタン、ベルト、パンツの折り目、靴の革、時計など。全身で1つもないなら、手抜きに見えやすい状態です。
手抜きに見える人の直し方|一か所だけ「きちんと」を足す
全身をきれいめにする必要はありません。一か所足すだけで、顔との差は縮まります。
- 襟を足す:パーカーやスウェットの中に、襟付きのシャツを入れる。襟だけ外に出す
- 折り目を足す:デニムをやめて、センタープレスの入ったパンツにする。上がスウェットでも、下に折り目があると全体が整う
- 革を足す:スニーカーを革調のものにするか、バッグを革のものにする
- サイズを一か所締める:上がゆるいなら下は細めに、下がゆるいなら上はジャストサイズに
足す場所は1〜2か所で十分です。3か所以上足すと、カジュアルではなくなります。
両方に当てはまる人|先に素材の張りを足す
鏡の前で、顔の影も気になるし、全身もだらしない、という人もいます。その場合は素材から先に直してください。
素材に張りがあると、形がカジュアルでも、服そのものに「整った」印象が出ます。つまり、素材を直すと、手抜きの印象も一緒に半分ほど直ります。逆に、襟やボタンを足しても素材がくたっとしていると、きちんとした部分だけが浮いてちぐはぐになります。
順番はこうです。
- くたっとしたカジュアルを、厚手で張りのあるものに替える
- 首元に明るい色を入れる
- 襟か折り目のどちらかを一か所足す
どちらとも取れるとき① 年齢を重ねて、急に似合わなくなった
以前は似合っていたカジュアルが、ある時期から似合わなくなった、という人は、多くが老ける側です。顔の影が少しずつ深くなり、くたっとした素材との相性が変わっています。
この場合は、アイテムを変えるより、素材を変えるのが早道です。同じパーカーでも、厚手で張りのあるものにすれば、以前の印象に近づきます。大人顔の老けて見える悩みの全体は、大人顔が老けて見える|話したときのあごと首元にまとめています。
どちらとも取れるとき② 大人顔と子供顔の中間と言われた
診断で大人顔と子供顔の中間と言われた人は、カジュアルの許容範囲が大人顔より広めです。全身ゆるいサイズでも、手抜きに見えにくい傾向があります。
ただし、素材のくたっと感にはどちらの顔でも影響が出ます。素材の張りだけは保ってください。中間の人の秋冬の服選びは、大人顔と子供顔の中間|秋冬で詳しく書いています。
どちらとも取れるとき③ 髪型でも印象が変わる
髪をきっちりまとめている日はカジュアルが手抜きに見えにくく、髪を下ろしてラフにしている日は手抜きに見えやすい、ということがあります。髪も「きちんと」の一か所に数えられるからです。
カジュアルの日に髪をラフにしたいなら、服に「きちんと」を一か所多く足してください。逆に、服を全身カジュアルにしたい日は、髪をまとめると全体の釣り合いがとれます。
アイテムごとの選び方
パーカー:フードの立ち上がりがしっかりした厚手のもの。中に襟付きシャツ。
スウェット:首のリブが詰まっていて、すそのリブが伸びていないもの。肩の縫い目が肩先から2cm以内に落ちるサイズ。
デニム:濃い色で、色落ちが少なく、表面がなめらかなもの。太さは、上の服のゆるさと反対にする。
スニーカー:革調で装飾が少ないもの。白か黒の一色。
アウター:ダウンやボアのように丸く膨らむアウターは、大人顔の顔立ちとの差が大きくなりがちです。襟のあるものや、前を開けたときに縦の線が出るものを選ぶと、顔とそろいます。
予定ごとの選び方
- 近所への外出:スウェットとデニムでよい。首元に明るい色、足元を革調に
- 子どもの行事や公園:動きやすさが優先。パーカーの中に襟付きシャツを入れて、手抜きに見えない一か所を残す
- 友人とのランチ:上はスウェット、下はセンタープレスのパンツ。カジュアルときちんとを半分ずつ
手持ちのカジュアルを仕分ける順番
- 手持ちのカジュアルの服を全部出す
- 生地をつまんで、すぐ戻るものと戻らないものに分ける
- 戻らないものは、部屋着か、中に襟付きシャツを入れる日用にする
- 戻るものの中から、首元が明るいものを顔の近くで使う
- 下に合わせるものを、折り目のあるパンツか濃い色のデニムにそろえる
顔の印象ごとの考え方の全体は、大人顔と子供顔の違いで確認できます。
まとめ
大人顔のカジュアルが似合わない理由は、老けて見えるなら素材のくたっと感、手抜きに見えるなら顔と服の完成度の差です。老ける人は、張りのある素材と明るい首元にする。手抜きに見える人は、襟や折り目などの「きちんと」を一か所足す。両方なら、先に素材の張りから直してください。
よくある問い
- Q. 大人顔はカジュアルを着ないほうがいいのですか
- 着てかまいません。似合わないのは、くたっとした素材やゆるすぎるサイズのカジュアルです。張りのあるスウェット、目の詰まったデニム、襟のあるシャツとの重ね着なら、大人顔でもカジュアルは似合います。
- Q. 老けて見えるのか、手抜きに見えるのか、自分では区別がつきません
- カジュアルの服を着て鏡から2歩下がり、最初に目に入る場所を見てください。目の下の影やほうれい線が気になるなら老け、顔はきれいなのに全身がだらしなく見えるなら手抜きです。きれいめな服の写真と並べて比べると、違いがはっきりします。
- Q. パーカーがどうしても好きです。どう着ればいいですか
- フードの立ち上がりがしっかりしていて、生地に厚みと張りがあるものを選んでください。中に襟付きのシャツを入れて、襟を外に出すと、手抜きに見えにくくなります。老けて見える人は、フードの内側が明るい色のものにすると、顔の下に明るさが入ります。
- Q. スニーカーを履くと全体が子どもっぽく見えます
- 大人顔の人は、スニーカーが子どもっぽいのではなく、顔との差が大きすぎて浮いていることが多いです。表面がなめらかな革調のスニーカーや、白一色で装飾の少ないものにすると、顔の完成度と足元がそろいます。
— メグラシ編集部





