大人顔で老けて見られる|長さが鼻下か顎かで首元と髪を変える

**大人顔で老けて見られるなら、まず顔の縦の長さが鼻の下にあるか、顎にあるかを測ってください。**鼻の下にある人は首元を詰めて視線を上げ、顎にある人は首元を開けて縦を区切ります。顔を変える必要はなく、重なっている縦線を1本外せば足ります。
大人顔は、目の位置が顔の中ほどにあり、顔の下半分にほどよい長さがある顔です。落ち着いて見え、信頼されやすい顔でもあります。それが「老けて見える」に変わるのは、顔の縦の長さに、首元のつまった服や、縦に長く落ちる髪が重なったときです。縦線が3本そろうと、顔の長さが実際より強く見えます。
どこに縦線を足すと重なるかは、顔の長さがどこにあるかで変わります。だから最初に長さの場所を測り、そのあとで「疲れて見える」のか「年上に見える」のかを分けます。
結論|長さの場所で、首元を詰めるか開けるかが逆になる
| 長さの場所 | 重なりやすい縦線 | 首元 | 髪 |
|---|---|---|---|
| 鼻の下(鼻から上唇まで) | 深いV字の開き | 詰める・高めの襟 | 前髪や頬の高さに横の線 |
| 顎(下唇からあご先まで) | タートル・つまった丸首 | 開ける・浅いV | 毛先をあごより上か下へずらす |
| 額・目の位置が低い | 長い前髪なし・額を全部出す | 中くらい | 前髪で額を区切る |
表は、長さの場所によって首元の扱いが逆になることを示すためのものです。自分がどこに当たるかは、次の節で測ってください。
長さの場所を測る|写真に定規を当てる
正面を向いた写真を、真顔で1枚撮ります。カメラは顔の高さで、腕を伸ばしたくらいの距離から。その写真の上で、次の3つの長さを測ります。
- 鼻の付け根の下(小鼻の下)から上唇の山まで
- 下唇の下からあご先まで
- 黒目の高さから眉の上、眉の上から髪の生え際まで
1と2を比べて、1が2の半分より長ければ鼻の下に長さがある人です。2が1の2倍より長ければ顎に長さがある人。どちらでもなく、3の生え際までが長い人は、額に長さがある人として扱います。
数字は目安です。差がはっきりしない人は、後半の「どちらとも取れる人」の節に進んでください。
鼻の下に長さがある人|首元を詰めて、視線を上へ
鼻の下に長さがある人は、口元のあたりに縦の間が生まれやすい顔です。ここに深く開いたV字の首元が加わると、視線が口元から胸元へ下へ流れ、縦の長さがつながって見えます。
この場合は、首元を詰めて、視線を上に止めます。
- タートルネック、ハイネック、首に沿う丸首
- シャツはボタンを上まで留めるか、1つだけ外す
- 首元に小さな飾りや襟を置いて、視線を顔の近くに留める
鼻の下に長さがある人にとって、詰まった首元は顔の下に横の区切りをつくる役をします。秋冬のタートルネックは向いている服です。
顎に長さがある人|首元を開けて、縦を区切る
顎に長さがある人は、顔の下半分が縦に伸びて見えやすい顔です。ここに首が埋まるタートルや、つまった丸首が加わると、あごの下に影ができ、顎の長さと首元が1本の縦線になります。
この場合は、首元を開けて、あごと服のあいだに肌の面を置きます。
- 浅めのV字、ボートネック、やや広めの丸首
- 開きの深さは、あご先から鎖骨のくぼみまでの3分の1くらい
- タートルを着るなら、首の付け根から2〜3cm下で折り返す低めの形
開きが深すぎると、今度はV字の縦線が顎の長さとつながります。指3本ぶん程度の開きで止めてください。
額に長さがある、目の位置が低い人|前髪で額を区切る
額に長さがある人は、顔の上半分に縦の面が広く出ます。髪をすべて後ろへ流して額を全部出すと、顔全体が縦に伸びて見えます。
この場合は首元よりも、前髪で額を区切るほうが効きます。眉の上1〜2cmにかかる前髪、または斜めに流して額の半分を覆う前髪です。額を出したい人は、分け目を真ん中から横へずらすだけでも額の面が分割されます。
老けるの中身を分ける|疲れて見えるか、年上に見えるか
長さの場所が分かったら、次は「老けて見える」の中身を分けます。最近言われた言葉を思い出してください。
- 「疲れてる?」「元気ない?」と聞かれる → 疲れて見える人
- 「落ち着いてるね」「年上だと思った」と言われる → 年上に見える人
疲れて見えるのは、顔の下に暗い色や影がたまっているときです。年上に見えるのは、服や髪の固さが顔の落ち着きに重なっているときです。直すものが違います。
疲れて見える人|顔の下の色を明るくする
疲れて見える人は、首元の色と形で、あごの下に影がたまっています。
- 首元に来る色を、黒や濃い灰から、1段明るい色に替える(紺なら少し明るい紺、茶ならキャメル)
- 首元に白やアイボリーを指2本ぶん見せる
- 光をわずかに返す布を顔の近くに置く
長さの場所の対策と組み合わせてください。鼻の下に長さがある人なら、明るい色の詰まった首元。顎に長さがある人なら、浅いV字の内側に明るい色を重ねます。
年上に見える人|固さを1つだけ抜く
年上に見える人は、服や髪がきちんとしすぎています。張りのあるシャツ、肩のしっかりしたジャケット、まとまりすぎた髪。大人顔の落ち着きに、固さが2つ3つと重なると、実際の年齢より上に見えます。
この場合は、**固さを1つだけ抜きます。**全部を柔らかくする必要はありません。
- 張りのあるシャツを、柔らかく落ちるブラウスに
- 肩のしっかりした上着を、肩の線がなだらかなカーディガンに
- まとめ髪を、後れ毛を少し残す形に
ここで甘い服に寄せないでください。フリルや大きなリボンで若く見せようとすると、顔の落ち着きと服の差が開き、年齢がかえって目立ちます。大人顔と甘い服の関係は大人顔曲線で甘い服が浮くで詳しく扱っています。
どちらとも取れる人|長さの差が小さい、症状が日で変わる
鼻の下と顎の長さの差が小さい人や、疲れて見える日と年上に見える日が混ざる人もいます。
長さの差が小さい人は、**首元を真ん中に置きます。**シャツの第1ボタンを外した程度の開き、首の付け根に沿う低めのタートル、浅い丸首。どちらにも寄りすぎない形です。そのうえで、写真を撮ったとき口元とあご先のどちらに目が行くかを見て、口元なら鼻の下側の扱いへ、あご先なら顎側の扱いへ、一段だけ寄せます。
症状が日で変わる人は、睡眠や体調で顔の影が変わっていることが多いはずです。疲れて見える日のために首元の明るい色を1枚、年上に見える日のために柔らかい羽織を1枚、手持ちに決めておくと迷いません。
大人顔と子供顔の中間で迷っている人は、大人顔と子供顔の中間も参考にしてください。
秋冬の首元|タートル・Vネック・シャツの選び方
秋冬は首元が詰まりやすい季節です。長さの場所ごとに、選ぶ形を決めておきます。
鼻の下に長さがある人は、タートルネックが味方です。色は明るめにして、疲れて見えるのを防ぎます。Vネックを着るときは、開きを浅くするか、中に詰まった首元を重ねます。
顎に長さがある人は、タートルを着るなら低めの折り返しか、首元がゆるいモックネック。Vネックのニットは、開きが指3本ぶんのものを選びます。シャツは第1ボタンだけでなく第2ボタンまで外し、襟を少し開いて着てください。
額に長さがある人は、首元の選び方の自由が利きます。前髪で額を区切れていれば、タートルもVネックも着られます。
髪の長さと分け目
髪は、顔の縦の長さに直接重なる縦線です。
- 鼻の下に長さがある人:頬の高さに毛先や段を置いて、横の線をつくる。あご下まで長く落ちる髪は、毛先に動きを出す
- 顎に長さがある人:毛先をあごの高さちょうどに揃えない。あごより上の短いボブか、鎖骨より下まで伸ばして、あごの位置から毛先をずらす
- 額に長さがある人:前髪をつくる、または分け目を横へずらす
どの人にも共通するのは、顔の両側をまっすぐ縦に落ちる髪を避けることです。前下がりで顔の両脇を縦に囲む髪は、大人顔の縦の長さを強く見せます。
耳元と眼鏡も、縦線に数える
首元と髪のほかに、顔の横で縦の線をつくるものがあります。耳元のアクセサリーと眼鏡です。
縦に長く揺れるピアスやイヤリングは、顔の両脇に縦線を2本足します。顎に長さがある人は、耳たぶからあごの高さまで落ちる長さのものを選ぶと、あごの位置で縦線が止まり、顔の下半分がさらに長く見えます。耳たぶに沿う小ぶりのものか、あごより上で止まる長さにしてください。鼻の下に長さがある人は、耳元の縦線の影響が小さいので、揺れるものでも構いません。
眼鏡は横の線です。縦の長さを区切る役をするので、大人顔には味方になります。鼻の下に長さがある人は、フレームの下の線が頬の高い位置に来る、やや縦幅のある形を選ぶと、目から口元までの間が縮んで見えます。額に長さがある人は、フレームの上の線が眉に重なる形にすると、額の面が区切られます。
どれも1つ足して違いを見る程度で十分です。首元と髪の対策を先に決め、それでも縦が強く見えるときに、耳元と眼鏡で調整してください。
仕事の日と休日で、寄せ方を変える
仕事の日は、信頼されやすい大人顔の強みを残したい場面です。首元だけを長さの場所に合わせ、固さは抜きすぎないでください。年上に見えてもいい場面では、無理に変えなくて構いません。
休日は、固さを1つ抜く対策を優先します。柔らかい布、なだらかな肩、後れ毛。長さの場所の首元と組み合わせると、年上に見られる場面がぐっと減ります。
大人顔そのものの見分け方を確かめたい人は、大人顔と子供顔の違いを読んでから、この記事の測り方に戻ってきてください。
よくある問い
- Q. 大人顔は若く見せることができますか
- 若く見せるより、年齢どおりに整って見せるほうが向いています。大人顔の人が甘い服や幼い髪型で若く見せようとすると、顔の落ち着きと服の差が大きくなり、かえって年齢が目立ちます。首元と髪で縦の重なりを外すだけで、年上に見られる場面はかなり減ります。
- Q. 鼻の下が長いのか顎が長いのか、測ってもよく分かりません
- 差が小さい人は、どちらにも寄せすぎない首元を選べば十分です。シャツの第1ボタンを外した程度の開き、あるいは首に沿う低めのタートルです。そのうえで、写真を撮ったときに口元が目立つなら鼻の下側、あご先が目立つなら顎側の扱いに少し寄せてください。
- Q. タートルネックを着ると老けて見えます
- 顎が長い人は、タートルネックで首が埋まると顔の下半分の縦の長さが強調されます。首の付け根から2〜3cm下で折り返す低めのタートルにするか、首元がゆるく開くモックネックに替えてください。鼻の下が長い人はタートルが向いているので、老けて見えるなら色が暗すぎないかを先に確かめてください。
— メグラシ編集部





