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大人顔 ファーとボアが似合わない|老けるか甘さが浮くかで毛足を分ける

メグラシ編集部//読了 10分
毛足の短いベージュのファー襟がついたチャコールのコートに、白いVネックを合わせた女性の夕暮れの街での姿

**大人顔でファーやボアが似合わないと感じるなら、まず「老けて重く見える」のか「服だけ甘く浮く」のかを分けてください。**老けるなら毛足の長さと色を、甘さが浮くなら形と組み合わせを替えます。毛のある服そのものをやめる必要はありません。

老けて見える人は、毛足が長いか、色が暗いファーを顔の近くに置いています。大人顔は、鼻の下からあごまでが長く、顔立ちに落ち着きがある顔です。そこに長い毛が加わると、顔のまわりに影と重さが足されて、実際より年上に見えます。毛足を1cm前後まで短くし、色を顔より明るくすれば収まります。

甘さが浮く人は、丸い形のボアや、白くふわふわしたファーを主役にしています。大人顔の落ち着きに対して、服のほうが幼く見え、顔と服が離れてしまうのです。この場合は、直線の服に毛を1か所だけ置き、甘さの量を減らします。

結論:老けるなら毛足と色、甘さが浮くなら形と量を替える

大人顔は、顔の下半分が長めで、目鼻立ちがはっきりして落ち着いた印象の顔です。ファーやボアが合わないときは、この落ち着きに対して「重さ」が足されすぎているか、「幼さ」が足されすぎているかのどちらかです。

見え方足されすぎているもの直す場所
顔が疲れて見える・年上に見られる毛足の長さ・暗い色による重さ毛足の長さと色
服だけ若く見える・顔と服が離れる丸い形・白さ・ふわふわによる幼さ形と、毛を置く量

自分がどちらに近いか、先に決めてください。決められないなら、次の章で見分けます。

まず見分ける:鏡から1mと3mで見る

手持ちのファーやボアを着て、昼の窓際で鏡の前に立ってください。

**1mで見るのは、目の下と口元の影です。**毛のある服を着る前より、目の下のくまや、口の横のほうれい線の影が濃く見えたら、老ける側です。毛が顔に影を落としているか、暗い色が顔色を沈めています。

**3mで見るのは、服と顔の釣り合いです。**服だけが若い人向けに見えて、顔とは別の人の服を着ているように感じたら、甘さが浮く側です。写真に撮ると、仮装のように見えることもあります。

迷う人は、同じ距離で毛のないニットを着た写真を1枚撮っておき、比べてください。

老ける人|毛足が長く、色が暗い

老ける人のファーは、たいてい毛足が長く、指で押すと深く沈みます。色は焦げ茶、濃い灰色、黒など、顔より暗いものが多いです。

長い毛は、顔のまわりに影をつくります。大人顔は、もともと顔の下半分に影が入りやすいので、そこにファーの影が重なると、ほうれい線や口元の影が強調されます。暗い色は、顔色を沈めて疲れた印象を足します。

毛足を確かめるには、ファーの表面を指でまっすぐ押してください。指先が1cmより深く沈めば、長い側です。

老ける人の選び直し:毛足は1cm前後、色は顔より明るく

替えるなら、毛足を短くします。目安は、指で押して1cm前後で止まるもの。短い毛のエコファーや、毛足の詰まったボアがこの帯です。

毛足の短いベージュのエコファーを接写したもの。毛が細かく詰まり、表面に光が均一にのっている
毛足が短く詰まったファーは、顔のまわりに影を落としません。押して1cm前後で止まる毛が、大人顔の重さを足さない目安です

色は、顔の肌より明るいものを選んでください。ベージュ、アイボリー、明るいグレージュなどです。暗い色のファーを着るなら、顔からは離して、袖口やバッグ、靴に置きます。

毛を置く場所も大事です。首元に大きく置くほど、顔に影がかかります。襟に置くなら小さめにして、顔との間に肌か明るい色の面を残してください。

襟の大きさの目安は、肩の幅です。毛の襟が肩先まで広がっていると、顔のまわりが毛で囲まれて影も重さも増えます。毛の部分が首のつけ根から肩の半分くらいまでで収まる襟なら、顔の下に明るい面が残ります。

甘さが浮く人|形が丸く、全身がふわふわしている

甘さが浮く人のボアやファーは、丸い形をしています。丈が短くて裾がふくらむジャケット、丸い襟、白やパステルのふわふわした素材です。

これらは、どれも幼さを足す要素です。大人顔の落ち着きに対して服が若く見えすぎると、顔と服が離れて、服だけが浮いて見えます。毛そのものより、丸さと白さと量が、甘さの正体です。

確かめるには、全身を鏡に映して、毛のある部分が全体のどれくらいを占めているかを見てください。上半身の半分以上が毛で覆われていたら、量が多い側です。

甘さが浮く人の選び直し:直線の服に、毛を1か所だけ

替えるなら、毛を置く場所を1か所に絞ります。直線の服の、どこか1か所だけに毛がある、という形です。

色は、白より生成りやグレージュ、キャメルのように少し色のあるものを選ぶと、甘さが落ち着きます。パステルのボアは、大人顔ではいちばん浮きやすい組み合わせです。

ボアのジャケットを着るなら、下は直線の服にしてください。センタープレスのパンツや、張りのあるタイトスカートです。全身をやわらかい素材でそろえると、甘さが重なります。

足元も、甘さの量に関わります。丸いつま先の厚底スニーカーやムートンのブーツは、ボアと合わせると丸さが上下でそろい、全身が幼く見えます。甲が見えるローファーや、つま先に少し角のあるショートブーツにすると、足元で直線が足されます。

バッグも同じです。ボアの上着に丸いふわふわのバッグを合わせると、毛が2か所になります。上着に毛があるなら、バッグは革やナイロンの、四角い形のものにしてください。

両方に当てはまる人:先に毛足と色から直す

1mで顔が疲れて見え、3mでも服が浮いて見える人は、毛足が長く、全身がふわふわした服を着ています。

この場合は、先に毛足と色を直してください。毛の長い部分を外すか、明るい色のストールを顔の下に挟むと、まず重さが消えます。そのうえで、まだ服だけ浮いて見えるなら、それが形と量の分です。

どちらとも取れないとき:同じ服で、毛を顔の近くと遠くに置いて比べる

鏡で見ても判断がつかないときは、毛を置く場所を変えて比べます。

毛のある小物を1つ用意してください。ファーのマフラーやスヌード、ファーのついたバッグなどです。まずそれを首元に、次に手元や腰の位置に持ち替えて、鏡を見ます。

  • 首元のときだけ顔が疲れて見えるなら、老ける側です。毛を顔から離すか、毛足の短いものに替えてください
  • 首元でも手元でも服が浮いて見えるなら、甘さが浮く側です。毛の量を減らし、直線の服と組み合わせてください
  • どちらでも気にならないなら、毛の選び方は大きく外れていません。その日の服全体の色の暗さを見直してください

首元に置くファー:襟の開きで顔との間をあける

ファーの襟やスヌードなど、首元に毛を置くときは、顔との間をあけることが大事です。

中にタートルネックを着て、その上にファーの襟を重ねると、首元が完全に埋まります。大人顔では、これがいちばん重く見える組み合わせです。中はVネックかクルーネックにして、首元に少し肌を見せてください。

小物で取り入れる:顔から離れた場所から始める

ファーやボアを服で着るのが難しいと感じる人は、顔から離れた場所の小物から始めてください。

チャコールのウールのロングコートにグレージュのセンタープレスパンツを合わせ、毛足の短いファーのバッグを手に持っている着こなしを鎖骨から膝まで写したもの
直線のコートとパンツに、毛は手元のバッグ1か所だけ。顔から離れた場所なら、毛足や色を気にせず冬らしさを足せます

バッグ、靴、手袋、袖口など、顔から離れた場所なら、毛足や色の影響はほとんど受けません。老ける人も甘さが浮く人も、ここから始めれば外しにくくなります。

小物で慣れてきたら、次は短い毛足の襟、その次にボアのベストやジャケット、と顔に近づけていきます。

小物で選ぶときも、2つの側で向きが違います。老ける人は、暗い色の毛でも手元や足元なら使えるので、黒や焦げ茶のファーのバッグも候補に入ります。甘さが浮く人は、白くて丸いポンポンのついた小物より、平らな面に短い毛が張られた、四角い形の小物を選んでください。毛の量が同じでも、形が直線なら甘さは半分くらいに収まります。

色の濃さで、老け方と甘さが入れ替わる

ファーやボアの色の濃さは、老ける側と甘さが浮く側で、逆に効きます。

老ける人にとって、暗い色は重さを足します。焦げ茶や黒のファーは、毛足が短くても顔のまわりを沈めるので、顔に近い所には明るい色を置き、暗い色は手元や足元に回してください。

甘さが浮く人にとっては、白やパステルが幼さを足します。真っ白のボアより、生成り、オートミール、キャメル、グレージュのように少し色のあるもののほうが、大人顔の落ち着きと釣り合います。濃い色の毛を選んでもかまいません。チャコールやダークブラウンのボアは、甘さを引いて大人っぽく見せます。

つまり、同じ「濃い茶色のボア」でも、老ける人には重く、甘さが浮く人にはちょうどよく働くことがあります。色を選ぶ前に、自分がどちらの側かを決めておいてください。

髪型で、毛との重なり方が変わる

首元に毛を置くとき、髪型でも見え方は変わります。

老ける人は、髪を下ろしてファーの襟に重ねると、顔のまわりに毛と髪の影が二重にかかります。毛のある襟を着る日は、髪を耳にかけるか、後ろでまとめて、顔の横に影を増やさないようにしてください。

甘さが浮く人は、髪をふんわり巻いてファーに重ねると、ふわふわが二重になって甘さが強まります。毛先を巻かずにまっすぐ下ろすか、低い位置ですっきりまとめると、毛の甘さと釣り合います。

年代で、外れ方が入れ替わる

大人顔の人は、年代によって外れ方が入れ替わることがあります。

20代から30代前半は、甘さが浮く側に入りやすい時期です。周りが丸いボアを着ていても、大人顔では服だけが若く見えやすくなります。直線の服に毛を1か所置く形が合います。

40代以降は、老ける側に入りやすくなります。顔の影が増えるので、毛足の長いファーや暗い色が重さを足しやすいのです。毛足を短くし、明るい色を顔の近くに置くことが効きます。

手持ちのファーやボアを着る順番(買い直さない)

手持ちを活かすなら、次の順番で試してください。

  1. 毛足の長いファーの襟は外して着る。外せないなら、明るいストールを顔の下に挟む
  2. ボアのジャケットは、下を直線のパンツかタイトスカートにする
  3. 中に着る服を、首元の開いたものに替える
  4. それでも合わないものだけを、次の買い替えの候補にする

順番に試すと、手持ちの多くは着られるようになります。

まとめ

大人顔がファーやボアを似合わないと感じるのは、老けて重く見えるか、服だけ甘く浮くかのどちらかです。1mで目の下や口元の影が濃くなるなら老ける側で、毛足を1cm前後に短くし、色を顔より明るくします。3mで服だけ若く見えるなら甘さが浮く側で、直線の服に毛を1か所だけ置きます。

両方あるときは毛足と色から直し、どちらとも取れないときは毛を顔の近くと遠くに置いて比べてください。迷ったら、顔から離れた小物から始めると外しません。

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よくある問い

Q. 大人顔はファーやボアを避けたほうがいいですか
避ける必要はありません。似合わないと感じるのは、毛足が長く暗い色のファーを顔の近くに大きく置いたときか、丸い形のボアを全身の主役にしたときがほとんどです。毛足を短くするか、直線の服に毛を1か所だけ置くかで、たいていは収まります。
Q. ボアのジャケットを持っています。どう着ればいいですか
下を直線の服にしてください。センタープレスのパンツや、張りのあるタイトスカートを合わせると、ボアの丸さが1か所に収まります。前を開けて中に濃い色のニットを入れると、縦の線も出ます。足元は丸いスニーカーより、甲の出る靴かショートブーツが合います。
Q. 老けるのか、甘さが浮くのか、自分では分かりません
鏡から1mで顔の疲れ方を、3mで服と顔の釣り合いを見てください。1mで目の下や口元の影が濃く見えるなら老ける側、3mで服だけが若く見えて顔と離れているなら甘さが浮く側です。両方あるときは、先に毛足と色を直してください。
Q. ファーの襟は取り外したほうがいいですか
毛足が長く、色が暗い襟なら外して着るほうが顔は明るく見えます。毛足が短く、明るい色の襟なら、つけたまま顔の近くに置いても重くなりません。外すかどうかは、襟の毛を指で押したときに沈む深さで決めてください。1cmより深く沈む毛は長い側です。

— メグラシ編集部

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