子供顔 ニットで幼く見える|丸い顔か直線の顔かで編みと首元を分ける

**子供顔でニットを着ると幼く見えるとき、まず自分の顔が「丸い」側か「直線」の側かを決めてください。**直し方が逆になるからです。
頬からあごの線が丸く続く人は、ニットの毛足や丸い首元の甘さが顔の丸さに重なって、幼く見えています。この場合は毛足を5ミリ以下にして、首元に直線を1本入れると戻ります。
頬骨やあごの角で線が折れる人は、甘すぎるのではなく、太い縄編みやざっくりした編みが学生のセーターのように見えています。この場合は編み目を細かくして、首元を浅いクルーにするか襟を足すと、ニットのまま大人に寄ります。
子供顔そのものの見分け方は顔タイプの子供顔と大人顔の違いで、目の下の余白から測る方法は童顔は目の下の余白で決まるで扱っています。この記事は、すでに子供顔だと分かっている人が、ニットで幼く見える理由を分けて直すためのものです。
結論:甘さが重なるのか、学生っぽくなるのか
子供顔の人がニットで幼く見える理由は、次の2つのどちらかです。
| 顔の線 | ニットで起きていること | 先に変える所 |
|---|---|---|
| 丸い(頬からあごが丸く続く) | 毛足・丸い首元・ふくらむ袖の甘さが、顔の丸さに重なる | 毛足を短く、首元にVかハイネックの直線を1本 |
| 直線(頬骨やあごの角で線が折れる) | 太い縄編みやざっくり編みが、学生のセーターに見える | 編み目を細かく、首元は浅いクルーか襟を足す |
| 両方の要素がある | 甘さと粗さの両方が出る | 毛足の短い細い編みを選び、首元は直線 |
丸い顔の人は「甘さを引く」、直線の顔の人は「作りの粗さを引く」と覚えてください。丸い顔の人が学生っぽさを消そうとして編みを細かくしても、毛足が長いままなら幼さは残ります。直線の顔の人が甘さを引こうとしてモヘアをやめても、太い縄編みを着ていれば学生っぽさは残ります。
自分はどちらか、正面の写真で30秒で分ける
髪をすべて耳にかけて、顔の正面から写真を撮ってください。前髪がある人は、ピンで留めて額を出します。
写真の上で、頬のいちばん高く丸い所から、あごの先まで指でなぞります。
- 指が一度も止まらずに、丸くあごまで流れる → 丸い側
- 頬骨の下か、あごの角で、指が一度止まる → 直線の側
もう1つ、眉の形も見てください。眉山が丸いアーチを描いていれば丸い側、眉山の角がはっきりしているか、眉がまっすぐ横に伸びていれば直線の側に寄ります。輪郭と眉の両方が同じ側なら、そちらで決まりです。
輪郭と眉が別の側を指す人は、後半の「どちらとも取れる人」の章で決めてください。そこで迷う人がいちばん多いので、手順を細かく書いています。
丸い子供顔:毛足と丸い首元を同時に着ない
丸い子供顔の人がいちばん幼く見えるのは、毛足の長いニットを、丸い首元で、ふくらんだ袖で着たときです。3つとも「丸くやわらかい」ので、顔の丸さに服の丸さが三重に重なります。

毛足の長さは、ニットの表面を横から見て測ります。表面から立ち上がる毛が5ミリを超えるものは、顔の近くでは甘さとして働きます。モヘアやアンゴラ、起毛の強いものがこれに当たります。
5ミリ以下の毛足なら、丸い顔の人でも幼くは見えません。ウールの平らな編みや、細い畝のリブ編みは、毛足がほぼ出ないので扱いやすい素材です。
どうしても毛足の長いものを着たい日は、首元か袖口のどちらかを直線にしてください。丸い首元の毛足の長いニットは、丸い顔の人にとっていちばん幼く見える組み合わせです。毛足を残すなら首元をVに、丸い首元を残すなら毛足を短く、と1つずつ引いていきます。
丸い子供顔の首元は、Vかハイネックの直線を1本
丸い顔の人の首元は、顔のすぐ下に直線を1本置けば十分です。
Vネックを選ぶなら、Vの先が鎖骨の間のくぼみから指2本下までに来る深さにしてください。それより浅いと丸首とほとんど変わらず、深すぎると仕事や外出で着にくくなります。
ハイネックを選ぶなら、首に沿って立ち上がるもので、折り返しのないものにします。厚く折り返すタートルネックは、首の上に丸い輪が乗って、顔が丸く見えます。首の長さに余裕がある人でも、折り返しは1回まで、厚みは指1本までにしてください。
丸首を着るなら、首の付け根から指2本以上離れた、少し広い丸首を選びます。首に沿う小さな丸首は、顔の丸さとそのまま続いてしまいます。
直線の子供顔:太い縄編みとざっくり編みが学生に寄る
直線の子供顔の人は、甘いニットを着ても、丸い顔の人ほど幼くは見えません。顔の線が折れているので、服のやわらかさが顔とぶつからないからです。
この人たちが幼く見えるのは、太い縄編み、ざっくりした粗い編み、ボーダー柄、大きな肩当てがついたセーターなどを着たときです。どれも作りが粗く、運動部の学生が着るセーターの記憶に近づきます。顔が若く見えるぶん、ニットの記憶のほうに顔が引っぱられます。
目安は編み目の大きさです。ニットの表面で、人差し指の幅1本に編み目がいくつ並ぶかを数えてください。
- 3目以上並ぶ → 細かい編み。直線の顔の人が大人に見える側
- 2目以下しか並ばない → 粗い編み。学生っぽさが出やすい側
縄編みは、縄1本の幅が指1本を超えると目立ちます。縄が細く、ニットと同じ色で控えめに入っているものなら、直線の顔の人でも学生っぽくなりません。
直線の子供顔の首元は、浅いクルーか襟を足す
直線の顔の人の首元は、丸い顔の人と反対です。深いVネックは顔の直線と重なり、顔の若さとの差で、背伸びした学生のように見えることがあります。
首元は、首の付け根に沿う浅いクルーネックか、ハイネックが合います。顔の下に丸い線か、立ち上がる面が来ると、顔の直線がやわらぎます。
それでも学生っぽさが残るときは、ニットの中にシャツを1枚着て、襟だけを首元に出してください。襟の先が丸いものなら、顔の直線とニットの間に丸みが入ります。白より、アイボリーや淡いグレーのほうが、制服のシャツの記憶から離れます。
ニットの上から襟を出す着方は、丸い顔の人には向きません。丸い顔の人がやると、首元に重なりが増えて、顔の下に段ができます。
肩の縫い目と袖口は、どちらの顔でも幼さを足す
顔の線に関係なく、子供顔の人が気をつけたいのが、肩と袖口の2か所です。

肩の縫い目が、肩先から3センチ以上腕の側に落ちている形は、体が服の中で小さく見えます。いわゆる大きめに着るニットです。体が小さく見えると、顔の若さと合わさって、借りた服を着ているように見えます。肩の縫い目は、肩先から3センチ以内に来るものを選んでください。
袖口は、手首の骨の位置で止まるか、手の甲に少しかかる長さまでにします。指の付け根まで袖が隠れる長さは、手が小さく見えて、子どもが大人の服を着たときの形になります。
袖が長いニットを持っている人は、袖口を1回折り返すか、手首の骨の少し上までたくし上げてください。直線の顔の人は折り返し、丸い顔の人はたくし上げると、それぞれの顔に合います。
色:淡いパステルより、白か中くらいの濃さ
ニットの色も、子供顔の人の幼さに関わります。
いちばん幼く見えやすいのは、淡いピンクや水色などのパステルです。子供顔の人が着ると、色の明るさと顔の若さが合わさって、子ども服の売り場の色に近づきます。
丸い顔の人は、パステルを着るなら毛足のないものにして、首元を直線にしてください。甘さを2つ引けば、色の甘さ1つは残してかまいません。
直線の顔の人は、パステルより、グレージュ、くすんだ青、深い緑など、中くらいの濃さの色のほうが大人に見えます。白やアイボリーも、編みが細かければ問題ありません。黒は、粗い編みだと学生っぽさが強まるので、細い編みのときだけにしてください。
どちらとも取れる人は、毛足と編みを両方引く
輪郭は丸いのに眉がまっすぐ、あるいは輪郭に角があるのに眉が丸い、という人は少なくありません。この人たちは、丸い側と直線の側の両方の理由で幼く見えることがあります。
まず、手持ちのニットを2枚着比べてください。
- 毛足の長いもの(モヘアや起毛の強いもの)を1枚
- 太い縄編みかざっくり編みのものを1枚
どちらも同じ光で、同じ場所で、正面から写真を撮ります。2枚を並べて、どちらがより幼く見えるかを決めてください。
- 毛足の長いほうが幼く見えた → 丸い側として直す
- 太い編みのほうが幼く見えた → 直線の側として直す
- 両方とも同じくらい幼く見えた → 両方を引く
両方を引く人は、毛足が5ミリ以下で、人差し指の幅に3目以上並ぶ細い編みを選んでください。この条件なら、丸い側の甘さも、直線の側の粗さも出ません。首元は、浅いVかハイネックのどちらか、自分が着ていて楽なほうで構いません。
写真で差が分からない人は、人から言われた言葉で決める方法もあります。「かわいい」「やさしそう」と言われやすい人は丸い側、「元気そう」「学生みたい」と言われやすい人は直線の側に寄ります。
カーディガンは前を閉じるか開けるかで変わる
カーディガンは、プルオーバーのニットより幼さを調整しやすい服です。前を開けるだけで、顔の下に縦の直線が2本できるからです。
丸い顔の人は、前を開けて着てください。縦の直線が顔の丸さを引き、毛足が少し長いものでも幼く見えにくくなります。前を閉じて着るなら、Vネックのカーディガンにして、ボタンを一番上まで留めないことです。
直線の顔の人は、前を閉じて着たほうが合うことが多いです。丸首のカーディガンを上まで留めると、首元に丸い線ができて顔の直線がやわらぎます。ただし、太い畝のカーディガンを閉じて着ると学生っぽくなるので、畝の細いものにしてください。
下に合わせるもので大人に寄せる
ニットで幼く見える日でも、下に合わせるもので全体を大人に寄せられます。

丸い顔の人は、下にまっすぐな線のものを置きます。センタープレスの入ったパンツ、膝下で止まるタイトスカート、細いプリーツのスカートなどです。ふくらむスカートや、裾の広がるフレアを合わせると、上下とも丸くなって、甘さがさらに重なります。
直線の顔の人は、下に形のはっきりしたものを置きます。センタープレスのパンツや、張りのある生地のスカートが合います。ジーンズとスニーカーを合わせると、太い編みのニットと組み合わさって、休日の学生のように見えやすいので、その日は細い編みのニットにするか、靴を革にしてください。
どちらの顔でも、靴が革で、つま先が少し細いものだと、全体が大人に寄ります。スニーカーを履く日は、ニットの編みを細かくして釣り合いを取ります。
仕事の日とお出かけの日で変える所
仕事の日は、きちんと見えることが先に来ます。丸い顔の人は、毛足のない細い編みのVネックか、薄いハイネックを、ジャケットの中に着てください。ジャケットの襟の直線が加わるので、甘さはほとんど残りません。
直線の顔の人は、仕事の日に太い編みのニットを避けるだけで、学生っぽさの多くが消えます。ジャケットを着ない職場なら、細い編みのクルーネックに、襟のあるシャツを1枚中に着ると、ニットだけの日より大人に見えます。
お出かけの日は、少し甘さを残してかまいません。丸い顔の人は、毛足の長いニットを着るなら首元をVに、直線の顔の人は、モヘアのやわらかさを顔の線に合わせて楽しめます。1日の中で人と会う場面が多い日ほど、仕事の日の選び方に近づけてください。
試着室で確かめる4点
ニットを新しく買うときは、試着室で次の4点を確かめてください。
- 毛足が、表面から5ミリ以下か(丸い顔の人は必須)
- 人差し指の幅に、編み目が3目以上並ぶか(直線の顔の人は必須)
- 肩の縫い目が、肩先から3センチ以内に来るか
- 袖口が、手首の骨の位置で止まるか、手の甲に少しかかる長さか
自分の側に必須の1つと、3と4の両方を満たしていれば、そのニットで幼く見えることはほとんどありません。
試着室の鏡は、顔から離れて全身を見ることが多いので、最後に鏡に顔を近づけて、首元から顔までだけを見てください。ニットの首元と顔が一緒に目に入る距離で、幼く見えないかを確かめます。
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よくある問い
- Q. 子供顔はニットを着ないほうがいいですか
- 着られます。外れているのはニットそのものではなく、毛足・編み目・首元・袖口のどれかです。丸い顔の人は毛足と丸い首元を同時に着ないこと、直線の顔の人は太い縄編みとざっくり編みを避けることから始めてください。
- Q. ふわふわのモヘアが好きで、どうしても着たいです
- 丸い顔の人は、モヘアを上着の中に着て首元と袖口だけに見える面積を減らすか、カーディガンにして前を開けて着てください。直線の顔の人は、モヘアの甘さが顔の線を和らげるので、むしろ合いやすい素材です。首元を浅いクルーにすれば十分です。
- Q. 自分が丸い顔か直線の顔か、写真を見ても決められません
- 髪をすべて耳にかけ、正面から撮った写真で、頬のいちばん丸い所からあごの先まで指でなぞってください。途中で指が一度でも止まる所があれば直線の側、止まらずに流れれば丸い側です。それでも決まらない人は、記事の「どちらとも取れる人」の章の順で試してください。
- Q. タートルネックは子供顔に合いますか
- 丸い顔の人は、首に沿う薄いタートルネックなら合います。折り返しの厚いものは首が埋まって顔が丸く見えるので、首に沿うハイネックを選んでください。直線の顔の人は、厚い折り返しでも合いやすく、むしろ首元を立てたほうが学生っぽさが消えます。
— メグラシ編集部





