童顔 30代 若作り|幼く見えるのが目か頬か口元かで、引く甘さが違う

童顔の30代が若作りに見えるのは、服が甘いからではありません。服の甘さが、顔の幼い場所と同じ位置に重なったときに、そう見えます。
目元が幼い人は、顔まわりの丸いものと光るものを1つ引いてください。頬が幼い人は、丸い襟や袖のふくらみなど、上半身の丸い線を1つ外します。口元とあごが幼い人は、スカートの丈を少し長くするか、全身の明るさを一段落とします。
引くのは1か所だけです。全部を大人向けに替える必要はありませんし、替えると今度は服だけが浮きます。まず鏡で、自分の顔のどこが幼く見えているかを1つ決めるところから始めます。
まず鏡で、幼く見える場所を1つに決める
童顔と言われる理由は、人によって場所が違います。目元・頬・口元とあごの3か所を、正面の鏡で順に測ってください。前髪はピンで上げ、素顔か普段のメイクのどちらかに揃えて見ます。
目元を測る。 下まぶたのふちからあご先までの長さと、生えぎわからあご先までの長さを比べます。下まぶたから下が顔全体の半分に届かない人は、目が顔の低い位置にあり、目元が幼さの中心です。黒目が大きく、白目が左右に少ししか見えない人もこちらに入ります。
頬を測る。 正面から見て、頬の一番ふくらんだ所が小鼻より下にあるかを見ます。指で触れて一番高い所を探すと分かりやすいです。小鼻より下にふくらみがあり、横顔で頬からあごまでの線が丸く続く人は、頬が幼さの中心です。
口元とあごを測る。 下唇の下からあご先までの長さを、指を横にして測ります。指2本ぶんに届かず、あごが小さく丸い人は、口元とあごが幼さの中心です。鼻の下から上唇までが短い人も、ここに入ります。
3つのうち一番はっきり当てはまるものが、あなたの「幼い場所」です。2つ以上当てはまる人は、後の「2か所以上当てはまるとき」の章で決め方を書いています。
若作りに見えるのは、甘さが同じ場所に重なったとき
服の甘さは、ひとつひとつは悪いものではありません。丸い襟、フリル、リボン、パフスリーブ、淡い色、ふんわりした素材、短い丈。どれも童顔の人によく似合う側の要素です。
問題になるのは、これが顔の幼い場所の近くで2つ以上重なったときです。目元が幼い人が、丸い襟にパールの飾りを付けると、顔のすぐ下に丸と光が2つ並びます。目に入る範囲で甘さが重なるので、見る人は「服で幼さを足している」と受け取ります。これが若作りに見える正体です。
逆に、幼い場所から離れた所にある甘さは、ほとんど響きません。目元が幼い人のスカートの裾のフリルは、顔と一緒に視界に入りにくいので、年齢の印象をあまり動かしません。
数え方は簡単です。幼い場所から手のひら1枚ぶんの範囲に、甘い要素がいくつあるかを数えます。2つ以上なら1つ引く。1つなら、そのままで構いません。
目元が幼い人は、顔まわりの丸と光を引く
目元が幼い人は、相手の視線がまず目に集まります。その目のすぐ下や横に、丸いものや光るものがあると、幼さがもう一段強く見えます。
引く候補は次の3つです。
- 丸い襟。 襟ぐりが丸く、鎖骨より上で閉じている形。縦に開いた襟か、少し角のある襟に替えます
- 耳の横の光る飾り。 揺れるパールや大ぶりの丸いイヤリング。小さく平たいもの、または光らない素材に替えます
- 顔の近くの淡い色。 襟元だけ白やごく淡い色がくると、目の白さと並んで幼く見えます。顔の近くは中くらいの濃さに寄せます
全部を替える必要はありません。3つのうち、今の手持ちで一番多く着ているものを1つだけ引きます。たとえば丸襟のブラウスが多いなら、その上に縦に開くカーディガンを重ねて、襟元に縦の線を1本入れるだけでも変わります。
目元が幼い人が残してよいのは、顔から離れた場所の甘さです。スカートのギャザー、袖口の小さなフリル、靴のリボン。ここまでやめる必要はありません。
頬が幼い人は、上半身の丸い線を外す
頬が幼い人は、顔の下半分にふくらみがあります。そのすぐ下に丸い線がくると、顔の丸と服の丸がつながって、全体が丸く柔らかい印象にまとまりすぎます。
引く候補は上半身の丸い線です。
- パフスリーブや肩のふくらみ。 肩の線がまっすぐ落ちる袖に替えます
- 丸く広がるボウタイやリボン。 結び目を小さくするか、細く垂らす形にします
- 胸元のギャザーやフリル。 胸元は平らにして、ギャザーは腰より下に送ります
頬が幼い人は、首元を少し開けるのがよく効きます。頬のふくらみとあごの間に、首の縦の線が見えると、顔の丸がそこで切れます。タートルネックのように首を全部覆う形は、頬の丸と服がつながりやすいので、着るならハイネック程度の高さで止めるか、前を開けて重ねます。
残してよいのは、柄の甘さと色の甘さです。小さな花柄や淡い色は、線が丸くなければ頬の丸とはつながりません。
口元とあごが幼い人は、丈と明るさを引く
口元とあごが幼い人は、顔の一番下が小さく短いので、顔全体が小さくまとまって見えます。このタイプは顔まわりの甘さよりも、全身の比率で幼く見えていることが多いです。
引く候補は2つです。
- 丈を少し長くする。 膝上のスカートが多いなら、膝が隠れる丈にします。全身の中で脚の見える面積が減ると、体の比率が大人に寄ります
- 全身の明るさを一段落とす。 上下とも淡い色でまとめていたら、どちらか一方を中くらいの濃さに替えます
口元とあごが幼い人は、顔まわりの丸い襟やリボンはそれほど響きません。顔の下が短いぶん、襟元はむしろ詰まって見えにくいからです。顔まわりは今のまま、丈か色のどちらかを1つ動かしてください。
靴で調整するのも効きます。甲が深く覆われた丸いつま先の靴は、足元まで幼い線が続きます。甲が少し見える形にすると、丈を変えなくても全身の比率が締まります。
2か所以上当てはまるときは、写真で一番目立つ場所から
目元も頬も、と2か所以上当てはまる人は少なくありません。童顔の人ほど、ひとつの場所だけで幼く見えていることのほうが少ないくらいです。ここで全部を同時に引くと、服だけが急に年上になり、顔と服の差が別の形で目立ちます。
決め方は写真です。明るい窓辺で、正面から胸の上まで入る写真を1枚撮ります。撮った写真を1秒だけ見て、すぐ閉じます。そのとき最初に目が行った場所が、あなたの顔で一番強く幼さを出している場所です。
目元と頬の両方が当てはまる人は、多くの場合、写真では目に先に目が行きます。その場合は目元の直し方から始めます。頬の丸い線を外すのは、目元を直して2週間ほど過ごしたあとで構いません。
頬と口元の両方が当てはまる人は、顔の下半分が全体に丸く小さい人です。この組み合わせは上半身の丸い線を外すほうが効きやすく、丈は後回しにできます。
3か所すべてが当てはまる人は、まず顔まわりの丸と光を1つ引きます。顔まわりは相手が一番長く見る場所なので、1か所の変化がいちばん大きく伝わります。
どの場合も、1か所を引いたら2週間ほど同じ組み方で過ごしてください。職場で年齢を聞かれる回数が減った、写真の印象が変わった、と感じられれば、そこで止めて構いません。変わらなければ次の場所に移ります。
迷ったら、引く前に1か所ずつ隠して比べる
写真でも決めきれないときは、鏡の前で1か所ずつ隠して比べます。
- 丸い襟の服を着て鏡の前に立ち、襟の上に縦に開いたカーディガンを羽織る
- 次にカーディガンを脱ぎ、耳の飾りだけを外す
- 最後に、今の服のまま、膝が隠れる長さのスカートに履き替える
3回のうち、一番「年相応に見えた」ものが、あなたが引くべき場所です。どれも変わらないと感じたら、いま着ている服の甘さはすでに足りていて、若作りに見える原因は服以外にあります。その場合は髪型か、話すときの声の高さや表情のほうが効いていることが多いので、服を替える必要はありません。
写真で幼いのか、会ったときに幼いのか
「写真だと若く見えるけど、会うとそれほどでもない」と言われる人と、その逆の人がいます。どちらで困っているかで、引く場所が少し変わります。
写真で幼く見える人は、正面からの平らな光で顔の凹凸が消えて、目と頬の丸さだけが残っています。写真用の場面では、顔まわりに縦の線を1本入れるのが効きます。縦に開いた襟、細いネックレス、髪を片側だけ耳にかける。どれも顔の横に縦の線が入る直し方です。
会ったときに幼く見える人は、動きや表情で幼さが出ています。笑ったときに頬が大きく上がる、話すときに首をかしげる、といった動きです。この場合は服の甘さを引くより、服の素材を少し張りのあるものに替えるほうが効きます。動いたときに布がふわっと揺れると、表情の柔らかさと重なって幼く見えるからです。
引かずに残してよい甘さ
引くのは1か所だけ、と決めたら、残りの甘さは堂々と着てください。童顔の人にとって、甘さは顔とつながる味方です。全部を消すと、服と顔の間に差ができて、服に着られている印象になります。
残してよい甘さの目安は、幼い場所から離れていること、そして線が丸くないことです。
- 目元が幼い人なら、胸より下のギャザーや柄
- 頬が幼い人なら、淡い色や小さな柄
- 口元とあごが幼い人なら、顔まわりの丸い襟やリボン
この3つは、それぞれの人にとって「引かなくても若作りにつながらない甘さ」です。好きな服を全部やめる前に、この残し方を一度試してください。
職場・休日・行事で、引く量を変える
同じ人でも、場面によって幼く見えて困る度合いは違います。全部の場面で同じだけ引く必要はありません。
職場。 頼りなく見られる場面が一番困る場所です。話すときは相手の視線が首から上に集まるので、顔まわりの甘さを1つ引くのが一番早く効きます。丈や色は職場の決まりに縛られやすいので、首から上で調整するほうが現実的です。
休日。 自分が着たいものを優先して構いません。若作りと言われて気になるのは、多くの場合、知らない人に年齢を当てられる場面より、身近な人に一言言われた場面です。休日は引く場所を決めずに過ごして、写真で気になったときだけ1か所直す、くらいで十分です。
行事。 学校の行事や式典、親族の集まりは、周りの年齢が近く、比べられやすい場面です。ここでは幼い場所に関係なく、丈を膝が隠れる長さに揃えると、周りとの並びで浮きにくくなります。
秋冬のアウターで、1か所だけ直す
秋冬は、アウターが顔のすぐ下に来る季節です。中の服を全部替えなくても、アウターで1か所を直せます。
目元が幼い人は、襟が縦に開くコートを選びます。丸く首に沿う襟や、襟元に大きなボタンが並ぶ形は、顔のすぐ下に丸が増えます。前を開けて着たときに、首から胸にかけて縦の線が見える形にしてください。
頬が幼い人は、肩の線がまっすぐ落ちるコートを選びます。肩にふくらみのあるものや、ケープのように丸く広がる形は、頬の丸と服がつながります。
口元とあごが幼い人は、丈で選びます。腰までの短いコートを羽織ると、中のスカートの丈と合わせて全身が短い比率になります。膝が隠れる丈か、少なくとも太ももの真ん中までの丈を選ぶと、比率が締まります。
髪とメイクは、服で引いた分を補う側に回す
服で甘さを1つ引いたら、髪とメイクはその分を補う側に回します。服と同じ方向に全部を大人向けにすると、顔の柔らかさだけが取り残されます。
目元の甘さを服で引いた人は、メイクで目元の丸さを強調しすぎないようにします。下まぶたに明るい色を広く入れると、目の下の余白がさらに短く見えます。下まぶたの明るい色は目頭の近くだけにとどめてください。
頬の丸い線を服で外した人は、髪で頬の横に少しかかる線を作ると、顔の丸と服の直線の間がつながります。顔まわりを全部出すより、片側の頬に髪が少しかかるくらいが釣り合います。
口元とあごで丈を変えた人は、髪の長さを変えなくて構いません。全身の比率は丈と靴で整っているので、髪はいまの形のまま、毛先の丸さだけを少し抑えれば十分です。
やめなくてよい服の見分け方
手持ちを見直すときは、服を1枚ずつ「この服の甘さは、自分の幼い場所の近くにあるか」で分けてください。
- 幼い場所の近くに甘さが2つ以上ある服は、重ねる服で1つ隠せるかを試す
- 隠せない服は、休日用に回す
- 幼い場所から離れた所に甘さがある服は、そのまま残す
捨てる箱は作らなくて構いません。休日用に回した服も、場面を選べば十分に着られます。若作りに見えるかどうかは、服そのものより組み方で決まるので、手持ちを入れ替える前に組み方を1か所変えるほうが早いです。
よくある質問
Q. 童顔の30代は、かわいい服をやめたほうがいいですか A. やめなくて構いません。若作りに見えるのは、服の甘さが顔の幼い場所と同じ位置に重なったときです。先に鏡で幼い場所を1つ決めて、その近くの甘さだけを引いてください。
Q. 目も頬も口元も全部あてはまる気がします A. 正面の写真を1枚撮って、最初に目が行く場所から直します。全部を同時に引くと、服だけが年上に見えて顔との差が目立ちます。
Q. 職場で若く見られて困ります。どこを変えれば早いですか A. 首から上の甘さを引くのが一番早く効きます。丸い襟を縦に開いた襟にする、顔の横の光る飾りを小さくする、の2つから始めてください。
Q. 大人っぽい服を着ると、今度は服に着られている感じがします A. 引きすぎたときに起きることです。引くのは幼い場所に近い1か所だけにして、ほかの場所には丸みのある素材や明るめの色を1つ残してください。
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— メグラシ編集部





