可愛い顔の特徴が悩み|仕事で頼りなく見られる秋冬の直し方

**可愛い顔の特徴は、変える必要がありません。**悩みになるのは、顔の特徴と服の甘さが同じ方向に重なったときです。
会議で発言しても流される、取引先に年下と思われる、初対面で学生と間違えられる。こうしたことが続くと、可愛い顔そのものが原因のように感じます。けれど同じ顔でも、顔の近くの服が直線的な日は、話を聞いてもらえる。変わっているのは顔ではなく、顔と服を足した合計です。
この記事では、顔の4つの特徴がいくつ当てはまるかを数え、顔から30cm以内の服の甘い要素と足して、仕事の場では合計4までに収めます。可愛い系と綺麗系の境目そのものは可愛い顔と綺麗系の違いで縦横比から決められます。ここでは、特徴があると分かったあとの困りごとだけを扱います。
結論:顔の特徴の数と、服の甘さの数を足して4までにする
| 顔の特徴の数 | 仕事の場で足せる甘い要素 | 休日 |
|---|---|---|
| 4つ | 0 | 上限なし |
| 3つ | 1つまで | 上限なし |
| 2つ | 2つまで | 上限なし |
| 1つ以下 | 3つまで | 上限なし |
**顔の特徴が多い人ほど、服の甘さを引きます。**顔を変えるのではなく、服の側で合計を合わせる。これがこの記事のすべてです。
合計の上限を4にしているのは、5を超えると顔も服も同じ方向を向き、全体の印象が一色になるからです。一色になった印象は、場面によっては「かわいらしい」ではなく「頼りない」「若すぎる」と読まれます。4までなら、可愛さは残ったまま、話の中身に目を向けてもらえます。
顔の4つの特徴を数える
鏡か、1m以上離れて撮った正面の写真を使います。
| 特徴 | 測り方 | 当てはまる目安 |
|---|---|---|
| 顔の縦が短い | 生え際からあご先 ÷ 頬骨の幅 | 1.35倍より小さい |
| 目の位置が低い | 目の中心が、生え際からあご先の中点より下か | 下にある |
| 目が丸い | 目頭から目尻の幅 ÷ まぶたの開き | 2.5倍より小さい |
| あご先が丸い | 正面から見たあご先の幅 | 指2本分より広く、角がない |
4つのうち当てはまった数が、あなたの「顔の特徴の数」です。どれも骨の形やパーツの位置で決まるもので、良い悪いの話ではありません。
4つを選んでいるのは、どれも初対面の数秒で読み取られる場所だからです。人は相手の顔を見たとき、細かいパーツより先に、顔の縦横の比率と目の位置、目の形、あご先の形を大づかみに受け取ります。この4つが可愛い側にそろっているほど、最初の印象は柔らかく、若い側に寄ります。そこに服の印象が重なって、全体が決まります。
写真で測るときは、腕を伸ばした距離ではなく、1m以上離れて撮ってください。近くで撮ると顔の中央が大きく写り、目の位置が低く、顔の縦が短く出やすくなります。人に撮ってもらうのがいちばん確実です。
測るときに迷ったら、半分当てはまるものは0.5として数えて構いません。たとえば目の横縦比が2.4〜2.6のあいだなら0.5です。合計が2.5や3.5になった人は、後ろの「どちらとも取れるとき」で扱い方を書いています。
境目の表|数ごとに、どう読まれやすいか
| 顔の特徴の数 | 初対面で読まれやすい印象 | 仕事の場で起きやすいこと |
|---|---|---|
| 4つ | 年齢より若く、柔らかい | 服しだいで年下に見られやすい |
| 3つ | 親しみやすく、明るい | 甘い服を重ねると軽く見られることがある |
| 2つ | 場面で変わる | 服の方向で印象が大きく動く |
| 1つ以下 | 落ち着いて見える | 甘い服を着ても印象はあまり動かない |
この表の「若く」「柔らかい」は、どれも印象の読まれ方で、欠けているものではありません。親しみやすさや、話しかけやすさにつながる印象でもあります。問題になるのは、その印象がいつでも最大の強さで出ている状態で、強さを場面ごとに調整できれば、同じ特徴が場面によって長所として働きます。
特徴が3つ以上の人は、服の方向がそのまま全体の印象になりやすい人です。逆に言えば、服を少し替えるだけで印象を動かしやすい、ということでもあります。
特徴が1つ以下の人が「可愛い」と言われるのは、たいてい服や髪の甘さによるものです。この人たちは顔の側に可愛さが少ないので、甘い服を重ねても合計が上限を超えにくく、悩みにはなりにくい。この記事が役に立つのは、主に特徴が2つ以上の人です。
服の甘い要素を数える
次に、顔から30cm以内に来る服と小物の中から、甘い要素を数えます。
| 甘い要素 | 見る場所 | 数え方 |
|---|---|---|
| 丸い襟 | ブラウス、ニットの襟 | 丸襟、フリル襟、ボウタイで1つ |
| 淡い色 | 顔のすぐ下の色 | 白を混ぜたような薄い色で1つ |
| 柔らかい布 | 首元・肩の布 | 起毛、とろみ、ふんわりした編みで1つ |
| 小さい柄 | 顔の下の柄 | 指先ほどの花柄、水玉で1つ |
| 飾り | 襟元、胸元 | リボン、フリル、レースで1つ |
| 丸い小物 | 耳元、首元 | 丸いピアス、パール、丸いメガネで1つ |
| 前髪と毛先の丸み | 顔の輪郭まわり | 内側に丸く巻いた毛先で1つ |
数えるのは顔から30cm以内だけです。スカートの形や靴は、仕事の場の印象にはあまり効きません。
30cmという距離は、向かい合って話すときに相手の視線が行き来する範囲の目安です。会議の机越しでも、立ち話でも、相手が見ているのは顔と、その下の胸元までがほとんどです。その範囲に何があるかで、話している間の印象が決まります。
数えてみると、甘い要素は思っているより多く並んでいることがあります。丸襟の淡いピンクのブラウスに、パールのピアスと内巻きの毛先なら、それだけで4つです。顔の特徴が3つあれば合計は7になり、上限の4を大きく超えます。
仕事の場で起きていること
合計が5を超えた日に、よく起きることを並べます。
| 場面 | 起きやすいこと | 読まれている理由 |
|---|---|---|
| 会議で発言する | 発言が流される | 顔も服も柔らかく、話の重さと釣り合わない |
| 取引先と初対面 | 担当者だと思われない | 年下に見られ、役割が伝わらない |
| 電話のあとに対面する | 声の印象と見た目がずれる | 見た目の柔らかさが先に立つ |
| 後輩に指示する | 軽く受け取られる | 立場を示す要素が服にない |
| 保護者会や面談 | 若い人と思われる | 顔まわりが全部丸く、落ち着きが見えない |
| 10月の式典や来客対応 | 補助の人と思われる | 周りが濃い色の中で、淡い色が浮く |
どれも、顔だけでは起きません。顔と服が同じ方向を向いて合計が5を超えると、柔らかさが立場より先に伝わる、ということです。
ここで気をつけたいのは、これを相手の見る目の問題として片づけないことです。初対面の数秒で相手が受け取るのは、顔と服を合わせた全体の印象で、それを変えられるのは自分の側の服だけです。顔を変えることはできなくても、服は明日から替えられます。直せる側に手を入れる、というのがこの記事の考え方です。
なぜ重なると頼りなく読まれるのか
人は初対面の相手を見たとき、年齢や立場を、顔と服の両方から手がかりを集めて推し量ります。顔が若い側の手がかりを出していても、服が落ち着いた側の手がかりを出していれば、相手は両方を足して真ん中あたりに見積もります。ところが顔も服も若い側の手がかりばかりだと、見積もりは一方向に振れ切ります。
| 顔の手がかり | 服の手がかり | 相手の見積もり |
|---|---|---|
| 若い側 | 落ち着いた側 | 年相応か、少し若い |
| 若い側 | どちらでもない | 若い |
| 若い側 | 若い側 | 実際よりかなり若い、立場が低い |
| 落ち着いた側 | 若い側 | 年相応で、親しみやすい |
表の3行目が、この記事の読者に起きていることです。**顔の手がかりは変えられませんが、服の手がかりは変えられます。**2行目か1行目に移るだけで、見積もりは実際に近づきます。
引き方①|襟を直線にする
甘い要素を1つ引くのにいちばん早いのが、襟です。
| 今の襟 | 替える襟 | 引ける数 |
|---|---|---|
| 丸襟のブラウス | シャツ襟か、スタンドカラー | 1つ |
| ボウタイ | ボウを外すか、細く結ぶ | 1つ |
| フリル襟 | 襟なしのVネック | 2つ |
| 丸首のふんわりニット | 細いVネックのニット | 1つ |
| 大きく開いた丸い首元 | 浅いVか、ボートネック | 1つ |
襟は顔にいちばん近い線なので、ここが直線になると顔の丸みと釣り合います。顔の丸さを消すのではなく、隣に直線を1本置くという考え方です。
手持ちのブラウスが丸襟ばかりでも、買い替える必要はありません。上にシャツ襟のジャケットを羽織れば、顔のすぐ下の線はジャケットの襟になります。丸襟は内側に残り、直線の襟が外側に出る。これで1つ引けます。秋冬はジャケットを着る日が多いので、この重ね方がいちばん使いやすいはずです。
引き方②|色の濃淡差をつける
淡い色だけで顔まわりをまとめると、顔の柔らかさがそのまま広がります。
| 今の組み方 | 替える組み方 | 引ける数 |
|---|---|---|
| 淡いピンクのニットだけ | 濃い紺のジャケットを羽織る | 1つ |
| 白いブラウスに淡いカーディガン | カーディガンを濃いグレーに | 1つ |
| 全身が明るいベージュ | 首元に濃い色のインナーを1枚 | 1つ |
| 淡い色のストール | 濃い色か、濃淡の差がある柄 | 1つ |
目安は、顔のすぐ下の色と、その外側の色の明るさに2段以上の差をつけることです。白と紺、生成りと焦げ茶のように、はっきり差のある組み合わせが、顔の可愛さを残しながら輪郭を締めます。
秋冬は濃い色が売り場の中心になるので、濃淡差をつけるのにいちばん都合のいい季節です。夏の間は淡い色でまとめていた人も、10月からは羽織を1枚濃い色にするだけで合計を1つ減らせます。
濃い色は黒でなくて構いません。紺、焦げ茶、深い緑、濃いグレーなど、顔のすぐ下の淡い色と明るさに差があれば働きます。黒は差が大きすぎて、顔の柔らかさと服の強さが離れて見えることがあるので、特徴が4つの人は紺や焦げ茶から試すほうが自然にまとまります。
引き方③|素材の張りを足す
柔らかい布は、顔の丸みと同じ方向を向きます。張りのある布は、反対を向きます。
| 今の素材 | 足す・替える素材 | 引ける数 |
|---|---|---|
| ふんわりした起毛のニット | 目の詰まった細い編みのニット | 1つ |
| とろみのあるブラウス | 張りのある綿のシャツ | 1つ |
| 柔らかいカーディガン | 形の立つジャケット | 1つ |
| 毛足の長いマフラー | 薄手のウールのマフラー | 1つ |
柔らかい布を全部やめる必要はありません。中は柔らかい布、上は張りのある布、と重ねるだけで、顔から30cm以内の印象は張りのほうに寄ります。
張りのある布かどうかは、肩に掛けたときに布が肩の線で角を作るかどうかで分かります。角を作る布は張りがあり、肩の丸みに沿って流れる布は柔らかい。売り場ではハンガーに掛かった状態で肩の部分を見れば、試着しなくてもおおよそ見分けられます。
引き方④|小物を直線にする
| 今の小物 | 替える小物 | 引ける数 |
|---|---|---|
| 丸い小さなピアス | 細長いバー型のピアス | 1つ |
| パールの一連 | 細いチェーン | 1つ |
| 丸いメガネ | 四角に近いメガネ | 1つ |
| 布のシュシュ | 細い金具のヘアクリップ | 1つ |
小物は、服を替えられない日の調整に使えます。制服や決まった仕事着がある人は、小物だけで合計を1つか2つ動かしてください。
小物は毎日同じものを使う人が多いので、仕事用の直線的なものを1組だけ決めて、通勤のバッグに入れておくと便利です。朝に丸い小物をつけて出ても、職場に着いてから付け替えられます。
メガネは、顔に直接のるぶん効き目が大きい小物です。丸いフレームは目の丸さと重なり、四角に近いフレームは目の丸さの外側に直線を置きます。仕事の日だけメガネを替えるのは手間がかかるので、フレームを選ぶときに、上辺だけまっすぐな形のように、丸と直線の中間を選んでおくと、場面を問わず使えます。
オンライン会議の画面で数えるもの
画面越しの会議では、映るのは胸から上だけです。顔から30cm以内がそのまま画面の大部分になるので、甘い要素の効き目は対面より大きくなります。
| 画面に映るもの | 甘くなりやすい状態 | 直し方 |
|---|---|---|
| 首元 | 丸襟やボウタイが画面の下端に大きく入る | シャツ襟か、浅いVネック |
| 色 | 淡い色が背景の白い壁と溶ける | 背景と差のある濃い色の羽織 |
| 耳元 | 丸いピアスが揺れて目立つ | 小さく動かないものに |
| 髪 | 内巻きの毛先が顔の輪郭を丸く囲む | 片側を耳にかける |
| 背景 | 淡い色の部屋に淡い色の服 | 服か背景のどちらかを濃く |
画面の会議は、上半身だけ着替えれば済むので、切り替えがいちばん簡単な場面でもあります。会議の前に羽織を1枚掛けられる場所に置いておくだけで、合計を1〜2つ下げられます。
秋冬の仕事服|アイテム別の直し方
| アイテム | 甘くなりやすい形 | 直し方 |
|---|---|---|
| コート | 丸襟、ふんわりしたAライン、淡い色 | 襟のある形か、濃い色にする |
| ジャケット | 丸いノーカラー、柔らかい布 | 襟のある形か、張りのある布 |
| ニット | 丸首、起毛、淡い色 | 細いVネックか、濃い色 |
| ブラウス | ボウタイ、フリル、小花柄 | 無地のシャツ襟 |
| マフラー | 毛足の長い淡い色 | 薄手で濃い色、一重に垂らす |
| タートルネック | 太く折り返した柔らかい編み | 細い編みで、折り返しを低く |
秋冬は羽織る服が増えるので、中の服はそのままで、外の1枚だけで調整できます。甘い服が好きな人ほど、外に直線的な1枚を持っておくと、場面ごとに切り替えられます。
コートは、通勤の途中と、訪問先に着いたときの最初の数秒に効きます。訪問先でコートを脱ぐまでの間は、コートの襟と色が顔のすぐ下の印象になります。丸襟でふんわりした淡い色のコートは、それだけで甘い要素が3つです。仕事で人を訪ねることが多い人は、コートを襟のある濃い色にしておくと、脱ぐ前の数秒の印象がそろいます。
外の1枚は、濃い色で、襟があり、張りのある布のものを1着選んでください。この3つがそろった1着は、それだけで甘い要素を2〜3つ引く働きをします。中が淡い色の丸襟ブラウスでも、羽織れば合計は上限の近くまで下がります。
どちらとも取れるとき①|顔の特徴が2つだけ
2つの人は、服の方向で印象が大きく動きます。
| 当てはまった2つ | 起きやすいこと | 服の決め方 |
|---|---|---|
| 顔の縦が短い・目が丸い | 顔の中心に可愛さが集まる | 首元を直線にすれば、甘い要素は2つ残せる |
| 目の位置が低い・あご先が丸い | 顔の下半分に可愛さが集まる | 首元を浅いVにして、縦の線を1本足す |
| 顔の縦が短い・あご先が丸い | 輪郭全体が丸く見える | 襟のある形で、顔の横に直線を置く |
| 目が丸い・目の位置が低い | 目元に視線が集まる | 小物を直線にして、目元から視線を分ける |
どの組み合わせでも、顔の可愛さがどこに集まっているかを見て、そのすぐ近くに直線を置くのが基本です。可愛さが目元に集まっている人はメガネや耳元、輪郭に集まっている人は襟、というように、置く場所を集まっている場所に合わせると、1つの調整で効きます。
2つの人は、甘い要素を2つまで残せます。**残す2つは、自分がいちばん好きな要素から選んでください。**好きなものを残したほうが、服を選ぶのが楽になります。
特徴が2つの人は、同じ顔でも服の組み方で「可愛い人」にも「落ち着いた人」にも読まれます。これは、場面ごとに印象を選べるということです。仕事の日は2つ残し、休日は好きなだけ足す、という使い分けがいちばんしやすいのがこの人たちです。
どちらとも取れるとき②|笑うと可愛く、真顔は落ち着いて見える
表情で印象が入れ替わる人は、笑顔のときに特徴が増えます。頬が上がって顔の縦が短く見え、目が細くなって丸く見えるからです。
| 見せる時間の長い表情 | 数える特徴 | 服の決め方 |
|---|---|---|
| 笑顔(接客、説明) | 笑顔で数えた数 | 笑顔の数に合わせて甘さを引く |
| 真顔(会議、作業) | 真顔で数えた数 | 真顔の数に合わせる |
| 半々 | 2つの平均 | 平均が2.5なら、甘い要素は1〜2つ |
接客や説明の仕事で笑顔の時間が長い人は、真顔で数えた特徴より1つ多い前提で服を組んでください。笑顔で頬が上がると、顔の縦が短く見え、目も丸く見えるからです。反対に、パソコンに向かう時間が長く、会議でも真顔でいることが多い人は、真顔の数で組んで構いません。
表情と印象の関係は美人系か可愛い系かは真顔と笑顔で入れ替わるで2枚の写真から確かめられます。
どちらとも取れるとき③|可愛さは残したい
可愛いと言われることが好きで、それを消したくない人もいます。その場合は、場面で上限を切り替えます。
| 場面 | 合計の上限 | 切り替え方 |
|---|---|---|
| 会議、商談、初対面 | 4 | 外に直線的な1枚を羽織る |
| 社内の通常業務 | 5 | 小物だけ直線にする |
| 休日、親しい人と会う日 | なし | 羽織を脱ぐ |
| 式典、来客対応 | 4 | 濃い色の外側と、直線の首元 |
社内の通常業務で上限を5にしているのは、毎日顔を合わせる相手には、すでに仕事ぶりが伝わっているからです。見た目の印象が話の受け取られ方を左右するのは、主に初対面と、立場を示す必要がある場面です。毎日すべての場面で合計を4に抑える必要はありません。
上限を外す日を先に決めておくと、仕事の日に甘さを引くことが我慢ではなくなります。
可愛いと言われることは、長所として持っていて構いません。仕事の場で困っているのは、その長所がいつも前に出てしまうことで、長所そのものではないはずです。場面によって前に出す日と、少し下げる日を分ける。服の側でそれができれば、顔の可愛さは好きなときに使える道具になります。
やりすぎたとき|顔と服が別々に見える
甘さを引きすぎると、今度は服だけが強く見えます。
| 起きていること | 原因 | 戻し方 |
|---|---|---|
| 服が顔より目立つ | 甘い要素を0にした | 丸い小物を1つ戻す |
| 顔色が沈んで見える | 首元を全部濃い色にした | 顔のすぐ下だけ明るい色に |
| 肩が張って見える | 張りのある布を上下で重ねた | 中の1枚を柔らかい布に |
| 無理をしているように見える | 顔の特徴が4つなのに鋭い形ばかり | 襟は直線、布は中くらいの張りに |
合計は4まで減らせば十分です。**4より下げる必要はありません。**顔と服をつなぐ甘い要素を1つ残しておくと、顔と服が同じ人のものに見えます。
引きすぎたかどうかは、全身の写真で、最初に目が行くのが顔か服かで判断します。服に目が行くなら、引きすぎです。丸いピアスを1つ戻す、中のインナーを柔らかい布にする、というように、顔のすぐ近くに甘い要素を1つ足してください。
前髪と毛先で動かせる範囲
服ではなく髪で1つ引くこともできます。
| 今の髪 | 替え方 | 引ける数 |
|---|---|---|
| 内側に丸く巻いた毛先 | まっすぐ下ろすか、外に流す | 1つ |
| 眉の上で切りそろえた前髪 | 横に流すか、分け目を作る | 1つ |
| 耳を覆う丸いシルエット | 片側を耳にかける | 1つ |
秋冬は帽子をかぶる日もあります。つばの丸い柔らかい帽子は甘い要素に数え、つばのまっすぐな帽子や、形の立つフェルトの帽子は数えません。通勤で帽子をかぶる人は、職場に着いたら外すので、仕事の場の合計には入れなくて構いません。
髪を切る必要はありません。分け目と毛先の向きだけで1つ動くので、服を替えられない日の調整として使えます。
前髪を横に流すと、額が斜めに見えて、顔の縦が少し長く読まれます。顔の特徴のうち「顔の縦が短い」が当てはまっている人には、これがいちばん効きます。朝のブローで毛先を外に向けるだけなら、道具も時間もほとんどかかりません。
手持ちの服を、仕事用と休日用に分ける
甘い服を手放す必要はありません。仕事の日に使うか、休日に回すかを分けるだけです。
| 手持ちの服 | 仕事の日の使い方 | 休日の使い方 |
|---|---|---|
| 丸襟の淡い色のブラウス | 濃い色のジャケットの中に | 1枚で |
| ふんわりした起毛のニット | 襟のあるシャツを中に入れる | 1枚で |
| 小花柄のワンピース | 濃い色のカーディガンで柄の面積を減らす | そのまま |
| パールのピアス | 首元が直線の日に1つだけ | ほかの甘い小物と合わせて |
| 毛足の長い淡いマフラー | 通勤の間だけ。社内では外す | 巻いたまま |
**仕事の日は「中に入れる」「上に重ねる」で使い、休日は1枚で着る。**同じ服でも、使い方を分ければ出番は減りません。
分けるときは、クローゼットの中で仕事用と休日用の場所を分けるより、1枚ごとに「仕事の日の着方」を決めておくほうが続きます。丸襟のブラウスなら紺のジャケットの中、起毛のニットならシャツを中に入れる、と組み合わせを1つ決めておけば、朝に迷いません。
買い足すなら、1着目はこれ
甘い服が多く、直線的なものをほとんど持っていない人は、1着だけ買い足してください。
| 候補 | 引ける数 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 襟のある濃い色のジャケット | 2〜3つ | 肩の線で布が角を作る張り |
| 襟のある白か淡いブルーのシャツ | 1〜2つ | 中に入れて襟だけ出せる薄さ |
| 細い編みのVネックのニット | 1〜2つ | 濃い色で、首元の開きは浅め |
1着目は、ジャケットをおすすめします。中の服を選ばず、羽織るだけで2つ以上引けるのはジャケットだけだからです。手持ちの甘い服を、そのまま仕事の日に使えるようになります。
試着のときは、手持ちでいちばん甘いと感じるブラウスかニットを着て行き、その上に羽織って鏡を見てください。顔と服のどちらに先に目が行くかを確かめ、顔に目が行けば、そのジャケットは合計を上限の内側に収めてくれる1着です。
10月の場面ごとの組み方
| 場面 | 顔の特徴3つの人の組み方 |
|---|---|
| 内定式や入社関係の式典 | 濃い紺のジャケット、シャツ襟、細いチェーン。甘い要素は丸いピアス1つ |
| 取引先との初めての打ち合わせ | 濃いグレーのニットに襟のあるシャツ、甘い要素は柔らかい布1つ |
| 社内の発表 | 張りのあるジャケットを羽織り、中は好きなブラウス |
| 保護者会や学校の面談 | 濃い色のカーディガン、中は淡い色、首元は浅いV |
10月は、内定式や人事の面談、取引先の新しい担当者との顔合わせなど、初対面の場が増える月です。初対面の場は、相手が顔と服だけで印象を決めるので、合計の上限がいちばん効きます。反対に、何度も会っている相手には話の中身がすでに伝わっているので、上限を少し緩めても困ることはあまりありません。
1週間の記録で、効いたかを確かめる
服を替えたあとは、周りの反応で確かめます。鏡の中の自分より、人の反応のほうが正直です。
| 記録すること | 合計が5以上の日 | 合計が4以下の日 |
|---|---|---|
| 初対面で聞かれたこと | 年齢や学年を聞かれる | 担当や役割を聞かれる |
| 会議での発言 | 聞き返される、流される | そのまま話が進む |
| 呼ばれ方 | 下の名前やあだ名 | 名字や役職 |
| 頼まれごと | 補助の作業 | 判断の必要な仕事 |
1週間のうち、合計を4以下にした日と5以上の日を半々にして、反応を比べてください。差が出たら、服の側で動かせるという証拠です。差が出なければ、仕事の場で起きていることは服以外の理由が大きいので、服は好きなものに戻して構いません。
よくある行き違い
| よく聞く言い方 | 実際に起きていること |
|---|---|
| 可愛い顔は仕事で不利 | 顔だけでは起きない。服の甘さと重なったときに起きる |
| クールな服を着れば解決する | 引きすぎると服だけが強く見える |
| 大人っぽく見せるには髪を切る | 分け目と毛先の向きで1つ動く |
| 可愛い顔の人は淡い色が似合う | 似合うことと、場面に合うことは別 |
| 年齢を重ねれば自然に落ち着く | 顔の特徴の数は大きくは変わらない。服で合わせるほうが早い |
どの言い方も、顔か服のどちらか一方だけを見ています。印象は顔と服を足したものなので、片方だけを動かそうとすると、やりすぎたり足りなかったりします。足し算の合計で見ると、どこをどれだけ動かせばいいかがはっきりします。
童顔と言われる理由を目の下の余白から確かめたい人は童顔は目の下の余白で決まるも参考にしてください。
5分で確かめる
| 分 | すること |
|---|---|
| 1分目 | 正面の写真で、顔の4つの特徴を数える |
| 2分目 | 明日の仕事の服を出し、顔から30cm以内の甘い要素を数える |
| 3分目 | 2つを足して、4を超えていないか見る |
| 4分目 | 超えていたら、襟・色・素材・小物のどれで引くか決める |
| 5分目 | 引いたあとで、甘い要素が1つ残っているか確かめる |
前の晩にこの5分を済ませておくと、朝に迷う時間がなくなります。慣れてくると、クローゼットを開けた時点で合計が見えるようになり、数えなくても組めるようになります。
まとめ
- 可愛い顔の特徴は変える対象ではない。服の甘さと重なったときに悩みになる
- 顔の4つの特徴の数と、顔から30cm以内の甘い要素の数を足す
- 仕事の場では合計4まで。休日は上限なし
- 引くのは襟・色の濃淡差・素材の張り・小物の順
- 引きすぎず、顔と服をつなぐ甘い要素を1つ残す
可愛い顔の特徴は、親しみやすさや話しかけやすさとして、仕事の場でも役に立つものです。困るのは、それがいつも同じ強さで前に出てしまうときだけです。服で合計を調整できるようになれば、前に出す日と下げる日を、自分で選べるようになります。
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よくある問い
- Q. 可愛い顔の特徴には、どんなものがありますか
- 顔の縦が横幅に比べて短いこと、目の位置が顔の縦の真ん中より下にあること、目の形が横長ではなく丸いこと、あご先が細くとがらず丸いこと、の4つが代表です。どれも骨の形やパーツの位置で決まるもので、良し悪しではありません。この記事では、この4つのうちいくつ当てはまるかを数えて、服でどれくらい甘さを足せるか、あるいは引くかを決める目安にしています。
- Q. 可愛い顔だと、仕事で損をしますか
- 顔だけで損をすることはありません。頼りなく見られやすいのは、顔の特徴と、服の丸い襟・淡い色・柔らかい布・小さな柄といった甘い要素が重なって、全体が一方向に寄ったときです。顔の近くの服を1つか2つ直線的なものに替えるだけで、顔の可愛さはそのままに、話を聞いてもらいやすい印象に変わります。顔を変える必要はなく、服の側で釣り合いを取れば足ります。
- Q. クールな服を着ると、顔と服がちぐはぐになります
- 全部を直線的にすると、顔と服が別々の方向を向いて、服だけが強く見えます。引くのは顔から30cm以内の甘い要素だけで、しかも合計が4になるところまでで止めてください。たとえば顔の特徴が3つなら、甘い要素は1つ残して構いません。丸いイヤリングを1つ残す、柔らかい布のインナーを残す、というように、顔と服をつなぐものを1つ置いておくと、ちぐはぐになりません。
- Q. 可愛いと言われるのは好きなので、全部は変えたくありません
- 変えるのは場面ごとで構いません。仕事の会議や初対面の場では合計を4までに収め、休日や親しい人と会う日は上限を外す、という使い分けができます。秋冬はジャケットやカーディガンを羽織る日が多いので、中は好きな甘い服のまま、上に直線的な1枚を重ねるだけで切り替えられます。羽織を脱げば、元の可愛さが戻ります。
— メグラシ編集部





