可愛い顔立ちの秋冬コーデ|仕事・お呼ばれ・帰省で甘さを置く場所

**可愛い顔立ちの人は、顔そのものがすでに甘さを1つ持っています。**だから秋冬の予定で服を選ぶときに決めるのは、甘さを足すか減らすかではなく、どこに置くかです。
置き場所は3つの帯に分けます。**顔から30cm以内(首元・耳・髪)、胸から腰、腰から下(裾・足元・バッグ)。**きちんと見せたい場面ほど甘さを顔から遠い帯へ、くつろぐ場面ほど顔に近い帯へ寄せます。
可愛い顔立ちかどうかの見分け方は可愛い顔と綺麗系の違いと美人系か可愛い系かは真顔と笑顔で入れ替わるにあります。この記事は、見分けたあとの秋冬の予定の話です。
結論:場面ごとに、甘さを置く帯を決める
秋から年末にかけての6つの場面で、帯ごとに甘さをいくつ置くかを決めました。数字は、その帯に置く甘さの数です。顔の帯には、顔そのものの甘さを1つ数えています。
| 場面 | 顔から30cm以内 | 胸から腰 | 腰から下 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 仕事の面談・評価面談 | 顔の1のみ | 0〜1 | 0 | 1〜2 |
| 取引先との打ち合わせ | 顔の1のみ | 1 | 0 | 2 |
| 秋の結婚式のお呼ばれ | 顔の1+小物1 | 1 | 1 | 4 |
| 年末の帰省・義実家 | 顔の1のみ | 1 | 0〜1 | 2〜3 |
| 忘年会 | 顔の1のみ | 1 | 1 | 3 |
| 同窓会 | 顔の1+小物1 | 1 | 0 | 3 |
| 冬のデート | 顔の1+小物1 | 1 | 1 | 4 |
| 初詣・年始の挨拶 | 顔の1のみ | 0 | 1 | 2 |
**どの場面でも、1つの帯に2つ以上の甘さを重ねないのが目安です。**合計の数より、1か所に集まらないことのほうが印象に効きます。
表の見方は簡単です。予定が入ったら、その行の3つの帯を見て、甘さを置く帯に丸をつけます。丸のついた帯に、手持ちの甘さのある服か小物を1つずつ入れ、丸のない帯には甘さのない服を入れる。これで一式が決まります。迷ったときは、表の合計より1つ少ない数から始めて、鏡の前で足すほうが、多すぎて外す手間がかかりません。
まず、可愛い顔立ちかを写真1枚で確かめる
この記事の置き方は、顔が甘さを1つ持っている人のためのものです。自分がそうかどうかを、正面から撮った写真1枚で確かめてください。
| 見る点 | 可愛い顔立ちの側 | 綺麗な顔立ちの側 |
|---|---|---|
| 顔の縦÷横幅 | 1.3倍より短い | 1.4倍より長い |
| 下まぶたからあご先 | 顔の縦の半分に届かない | 顔の縦の半分を超える |
| 目の形 | 丸く、縦に幅がある | 切れ長で、横に長い |
| 頬 | 丸みがあり、高い位置にふくらむ | すっきりして、低めに流れる |
| パーツの位置 | 顔の中心に寄る | 外に広がる |
5つのうち3つ以上が左の列なら、顔の甘さを1つと数えてください。2つ以下の人は、顔の甘さを0.5と数え、この記事の表より1つずつ多く置いて構いません。
甘さの要素は、形・柄・色・素材の4つ
何が甘さになるのかを先に決めておきます。服と小物の中で、甘さとして数えるものを並べました。
| 要素 | 甘さになる形 | 甘さにならない形 |
|---|---|---|
| 襟 | 丸襟、フリル襟、ボウタイ | Vネック、シャツ襟、スタンドカラー |
| 袖 | パフスリーブ、袖口のフリル | ストレートな袖 |
| 飾り | リボン、フリル、レース | ステッチ、まっすぐなパイピング |
| 柄 | 小花柄、水玉、ハート | 無地、縞、チェック(太め) |
| 色 | パステル、淡いピンク | 紺、グレー、黒、ベージュ |
| 素材 | ふわふわのモヘア、ファー、ベロア | 目の詰んだウール、ツイル |
| 裾 | ギャザー、フレア、ティアード | タイト、まっすぐなセミフレア |
| アクセサリー | パール、丸いピアス、小さなモチーフ | 細い棒、角のある形 |
| 髪の小物 | リボンのバレッタ、パールのピン | 飾りのない細いピン |
| バッグ | 丸い形、ハンドルが丸い | 四角い形 |
**1つの服の中に甘さが2つある場合は、2つと数えます。**丸襟に小花柄のブラウスなら、襟で1つ、柄で1つです。
なぜ顔から30cmで分けるのか
人と話すとき、相手の目は顔を中心に、顔から30cmほどの範囲を行き来します。首元、耳、髪の結び目、胸の上のあたりまでです。この範囲に甘さが重なると、顔の甘さと服の甘さがひとつながりに見え、顔の印象そのものが甘く読まれます。
30cmより外にある甘さは、相手の目に入っても、顔とは別のものとして受け取られます。腰のリボンや裾のフレアは「やさしい服を着ている人」と読まれ、顔の印象を幼くはしません。
つまり、可愛い顔立ちの人が場面に合わせて調整できるのは、甘さの量より、顔との距離です。同じ甘さの服でも、置く帯を変えるだけで、面談にも、お呼ばれにも寄せられます。
手持ちの服を、帯ごとに振り分ける
場面ごとに一から服を選ぶ必要はありません。先に手持ちを、甘さを持っている服と持っていない服に分け、どの帯に入る服かを決めておくと、予定の前夜に組み合わせるだけで済みます。
- クローゼットから、秋冬に着るトップス・ボトムス・小物を出す
- 1つずつ、前の節の表で甘さの数を数える
- 甘さのある服を、顔の帯に入るもの(首元・耳・髪)、胸から腰に入るもの(トップスの身頃・ベルト)、腰から下に入るもの(スカート・靴・バッグ)に分ける
- 甘さのない服は、どの帯にも入れられる服として別に置く
- 顔の帯に入る甘さのある服が3つ以上あれば、そのうち1つを腰から下の帯に回せないか考える
5つめが大切です。**可愛い顔立ちの人の手持ちは、顔の帯に入る甘さのある服が多くなりがちです。**丸襟のブラウス、ボウタイ、パールのピアス、リボンのバレッタ。どれも顔の近くに置くものです。顔の帯の服が多いと、どの予定でも顔まわりに甘さが集まります。次に買い足すときは、腰から下の帯に入る甘さのある服を選ぶと、置き方の幅が広がります。
仕事の面談|顔の帯には何も足さない
10月は評価面談や異動の面談が入る時期です。机をはさんで、相手とまっすぐ向き合います。見られるのは、ほぼ顔から30cm以内だけです。
この場面では、**顔の帯に甘さを足さないでください。**顔が持っている1つだけにしておくと、話している内容が顔より前に届きます。
| 部位 | 選ぶもの | 避けたいもの |
|---|---|---|
| 首元 | Vネック、シャツ襟、浅いクルーネック | 丸襟、ボウタイ、フリル |
| 耳 | 小さな一粒、または何もつけない | 揺れるモチーフ、大きなパール |
| 髪 | 低い位置でまとめる、下ろしてまっすぐ | リボンのバレッタ、高い位置の結び |
| 胸 | 無地、細い縞 | 小花柄、リボン |
| 素材 | 目の詰んだウール、ハイゲージのニット | モヘア、ふわふわの起毛 |
| 色 | 紺、グレー、落ち着いたベージュ | パステル一色 |
| 上着 | テーラードのジャケット、きれいめのカーディガン | 丸襟のジャケット |
| 手元 | 細い時計、何もつけない | 大きなリングの重ね |
**甘さを1つだけ残したいなら、胸から腰の帯に置きます。**机の上に出ない位置なので、面談の相手の目には入りにくく、廊下や移動のときにだけ見えます。やわらかい素材のスカートや、丸みのあるボタンがこれに当たります。
オンラインの打ち合わせ|画面に映るのは顔の帯だけ
秋は社外との打ち合わせや研修がオンラインで入ることも多くあります。画面に映るのは、ほぼ顔から30cm以内だけです。胸から腰の帯はほとんど映らず、腰から下はまったく映りません。
つまり、画面の上では顔の帯に置いたものだけが、甘さのすべてになります。対面の面談と同じく、首元・耳・髪には足さないのが基本です。画面は顔を小さく平らに映すので、丸襟やボウタイは実物より大きな面に見え、顔の甘さとつながりやすくなります。
背景が明るい部屋だと、顔の輪郭がやわらかく映り、甘さが増えて見えることもあります。首元は画面の中で1本の線になるVネックかシャツ襟にすると、顔の下に区切りができて、話している内容に目が向きます。
取引先との打ち合わせ|胸から腰に1つ
打ち合わせは面談より人数が多く、立って名刺を交わしたり、画面の前で並んだりします。胸から腰まで見られる時間が増えるので、そこに甘さを1つ置いて、硬くなりすぎないようにします。
顔の帯は面談と同じく足しません。**胸から腰の帯の1つには、やわらかい素材のブラウスか、ウエストに切り替えのあるワンピースが向きます。**リボンやフリルのような形の甘さより、素材の甘さのほうが、打ち合わせの場では主張しすぎません。
秋の結婚式のお呼ばれ|3つの帯に1つずつ
お呼ばれは、甘さを3つの帯に1つずつ置ける、数少ない場面です。顔の甘さと合わせて合計4つになりますが、帯ごとに1つなので、どこか1か所に集まりません。
| 帯 | 置くもの | 置き方の目安 |
|---|---|---|
| 顔から30cm以内 | 小さなパールのピアス、控えめな髪飾り | どちらか1つだけ |
| 顔から30cm以内 | 首元はVか浅めのスクエア | 丸襟にしない |
| 胸から腰 | やわらかい素材、ウエストの切り替え | どちらか1つ |
| 胸から腰 | 上半身は無地 | 柄を入れるなら腰から下に |
| 腰から下 | 揺れる裾、プリーツ | 裾の広がりはひざ下で |
| 腰から下 | バッグの丸み、靴の小さな飾り | 裾が揺れるなら小物は四角く |
| 羽織り | ボレロより、まっすぐなジャケットかショール | 羽織りで甘さを重ねない |
| 秋の素材 | ベロアやファーは1点まで | 使うならそれで1つの帯を使い切る |
**髪をまとめるお呼ばれでは、髪飾りが顔の帯の1つになります。**髪飾りを付けるならピアスは小さな一粒に、ピアスを揺れるものにするなら髪飾りは付けない、と入れ替えてください。
年末の帰省・義実家|座る時間と立ち働く時間
年末の帰省は、座って話す時間と、台所や片付けで立ち働く時間が混ざります。親族の中では、きちんとしすぎても、くだけすぎても落ち着きません。
| 場面の中身 | 見られる範囲 | 甘さの置き方 |
|---|---|---|
| 到着して挨拶する | 全身 | 上着を脱いだ一枚で、顔の帯には足さない |
| 座って話す | 顔から胸 | 胸から腰の帯にやわらかいニットを1つ |
| 台所を手伝う | エプロンで胸から腰が隠れる | 腰から下か、髪をまとめる小物に移す |
| 食事をする | 顔から胸 | 首元はクルーネックかVで、飾りなし |
| 子どもと遊ぶ | 全身、床に座る | 腰から下はまっすぐな形で動きやすく |
| 写真を撮る | 全身か上半身 | 顔の帯は顔の1のみで、表情が主役 |
| 近所に挨拶に出る | 上着を着た全身 | 上着はまっすぐな形、甘さはマフラーに置かない |
| 帰りの支度 | 全身 | 甘さの数は行きと同じで構わない |
義実家では、年上の親族から「かわいらしいわね」と声をかけられることもあります。それを負担に感じる人も、うれしく受け取る人もいるはずです。どちらでも、**顔の帯を空けておけば、言われる言葉は顔立ちへの素直な感想のまま止まり、服装への評価には広がりにくくなります。**胸から腰に置いたやわらかい素材は、「感じのいい服ね」という受け取られ方になりやすく、顔の印象とは別のものとして見られます。
**エプロンを借りる家では、胸から腰の甘さはエプロンで隠れてしまいます。**台所に立つ時間が長い家なら、最初から甘さを腰から下の帯に置いておくと、エプロンを着けても外しても印象が変わりません。
忘年会|座敷かテーブルかで帯が変わる
忘年会は、会場で見られる範囲が変わります。座敷なら座った上半身、テーブル席なら胸から上、立食なら全身です。
座敷とテーブル席では、腰から下はほとんど見られません。**顔の帯に足さないぶん、胸から腰の帯に甘さを1つ置き、腰から下は座りやすさを優先します。**立食なら、腰から下の帯にも1つ置けます。
| 会場 | 見られる範囲 | 甘さを置く帯 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 座敷 | 座った上半身 | 胸から腰に1つ | 裾の広がるスカートは座りにくい |
| テーブル席 | 胸から上 | 胸から腰の上のほうに1つ | 首元に甘さを置かない |
| 立食 | 全身 | 胸から腰と腰から下に1つずつ | 靴は立ち続けられる高さ |
| カウンター | 横顔と上半身 | 胸から腰に1つ | 耳の小物が横から目立つ |
| 会議室での軽い会 | 全身、職場の延長 | 胸から腰に0〜1 | 仕事の日の服のまま |
| 二次会のカラオケ | 座った全身 | 腰から下に1つ | 暗い照明では色の甘さが消える |
冬の忘年会は、上着を脱ぐ時間が長くなります。上着を脱いだ一枚の首元に甘さがあると、顔の帯に甘さが重なります。脱ぐ前提の日は、下の一枚の首元をすっきりさせておいてください。
同窓会|顔の帯に1つ、胸から腰に1つ
同窓会は、久しぶりに会う人と顔を見て話す時間が長く、懐かしさと、いまの自分の両方を見せる場面です。顔の帯に小物を1つ足しても、仕事の場ほど硬く見られる必要はありません。
| 帯 | 置くもの | 置かないもの |
|---|---|---|
| 顔から30cm以内 | 小さなパールか、やわらかい色のピアス | 首元の甘さと重ねない |
| 胸から腰 | やわらかい素材のニット、きれいな色 | 柄と素材の甘さを重ねない |
| 腰から下 | まっすぐな形のスカートかパンツ | フレアと甘いバッグを重ねない |
| 上着 | まっすぐなコート | 丸襟やファーの襟 |
| 髪 | 下ろすか、低くまとめる | 高い位置の結び、リボン |
| 写真に写る範囲 | 胸から上が多い | 腰から下の甘さは写らないと考える |
**同窓会の写真は、胸から上で撮られることが多くあります。**腰から下の甘さは写真に残らないので、残したい甘さは胸から腰の帯までに置いてください。
冬のデート|顔の帯に1つ、腰から下に1つ
デートは甘さを多めに置いてよい場面ですが、冬はコートを着て歩く時間が長く、コートを着たままの姿がいちばん長く見られます。
コートを着ると、胸から腰の帯は隠れます。**見えているのは、顔の帯と、コートの裾から下だけです。**甘さは、顔の帯に小物を1つ、腰から下の帯にスカートの裾か靴の飾りを1つ、と置くと、コートを着たままでも甘さが両方に残ります。
店に入ってコートを脱いだら、胸から腰の帯が見えます。ここにも甘さを1つ置いておくと、コートを脱いだときに印象が一段やわらかく変わります。ただし、首元に甘さがあると顔の帯と重なるので、胸から腰の甘さは素材か色で作ってください。
デートの行き先で、見られる範囲も変わります。美術館や映画館のように並んで歩く時間が長い日は、横から見られることが多く、耳の小物と髪の結び目が顔の帯の甘さとして目立ちます。横並びの日は、耳か髪のどちらか一方に甘さを置き、もう一方は何もつけないと、横顔の甘さが重なりません。向かい合って食事をする時間が長い日は、面談と同じく顔の帯が中心に見られるので、首元をすっきりさせ、甘さは顔の小物1つと胸から腰の素材に分けてください。
写真に残る場面|写る範囲で帯を選ぶ
秋冬の予定は、写真に残る場面が多くあります。お呼ばれの集合写真、同窓会の記念写真、年末の家族写真。写真は、写る範囲がその場の見られ方と違うので、置いた甘さのうち写るものと写らないものが分かれます。
集合写真や家族写真の全身では、3つの帯すべてが写りますが、顔は小さく写ります。**顔の帯の甘さは、全身の写真では目立ちにくく、腰から下の甘さのほうが写真の印象を作ります。**反対に、2〜3人で並ぶ上半身の写真では、顔の帯と胸から腰の帯だけが写り、顔の近くの甘さがそのまま写真に残ります。
写真を撮ると分かっている日は、撮られる範囲を先に考えてください。全身で撮るなら、腰から下の帯に甘さを1つ置いておくと、写真の中で服がやわらかく見えます。上半身で撮るなら、顔の帯に甘さを重ねず、胸から腰の帯までで甘さを完結させます。
冬は顔の帯が混む|コートの襟とマフラー
11月からは、コートの襟、マフラー、帽子、イヤーマフと、顔から30cm以内に入るものが一気に増えます。夏には首元とピアスだけだった顔の帯に、冬は3つも4つも物が入ります。
| 冬の小物 | 甘さの数 | 顔の帯での扱い |
|---|---|---|
| 丸襟のコート | 1 | それ1つで顔の帯を使い切る |
| ファー襟のコート | 1 | マフラーを無地の平たいものに |
| テーラード襟のコート | 0 | マフラーで甘さを1つ足せる |
| 毛足の長いマフラー | 1 | ピアスは小さな一粒に |
| 平たい無地のマフラー | 0 | どの場面にも |
| ボンボンのついたニット帽 | 1 | マフラーは平たいものに |
| ベレー帽 | 0.5 | 丸みがあるので、ほかは足さない |
| イヤーマフ | 1 | 耳と髪の小物をはずす |
**冬の顔の帯は、上着・首・頭のうち1か所だけに甘さを置く、と決めておくと混みません。**コートの襟が丸いなら、マフラーと帽子は無地の平たいものに。マフラーをふわふわにしたいなら、コートの襟はまっすぐなものに、という入れ替えです。
初詣・年始の挨拶|顔から遠い帯に1つ
初詣や年始の挨拶は、冬の屋外で上着を着たまま過ごす時間がほとんどです。顔の帯には、マフラーと帽子が入ります。
初詣の参道は人が多く、人と人の間から見えるのは、ほとんど肩から上です。晴れ着の人も多い中で、洋服の人は上着とマフラーの印象がそのまま全体の印象になります。
**マフラーや帽子に甘さがあると、顔の帯に甘さが2つ重なります。**ふわふわの毛足、ボンボン、リボンのついた帽子を選ぶなら、それ1つを顔の帯の上限にしてください。年始の挨拶で親族や職場の人に会う日は、マフラーを無地の平らなものにして、甘さは腰から下の帯、たとえば靴やバッグに移すと、きちんとした印象になります。
秋冬の素材ごとの甘さ
秋冬は素材そのものが甘さを持つことが多く、夏より甘さの数が増えやすい季節です。素材ごとに、甘さの強さを決めておきます。
| 素材 | 甘さの数 | 置くとよい帯 |
|---|---|---|
| 目の詰んだウール | 0 | どの帯にも |
| ツイル・ギャバジン | 0 | どの帯にも |
| ハイゲージのニット | 0 | どの帯にも |
| ローゲージのニット | 0.5 | 胸から腰 |
| モヘア・アンゴラ調の起毛 | 1 | 胸から腰、腰から下 |
| ベロア | 1 | 腰から下 |
| ファー(襟・マフラー) | 1 | 顔の帯なら、それ1つだけ |
| ボア | 1 | 腰から下か、上着として |
| サテン・光沢の強い生地 | 0.5 | お呼ばれの腰から下 |
| ツイード(色の混ざったもの) | 0.5 | 胸から腰 |
**同じ甘さの数でも、顔の帯に置く素材は、形の甘さより強く効きます。**顔のすぐ下にファーやモヘアがあると、面が大きいぶん、顔と一体に見えやすいからです。素材の甘さは、顔から遠い帯に置くのが基本です。
どちらとも取れるとき①|1日に場面が2つ続く
仕事のあとに忘年会、打ち合わせのあとに同窓会、という日があります。朝から晩まで同じ服で、2つの場面の甘さの置き方が違う日です。
決め方は、甘さの少ない場面に服を合わせ、甘さの多い場面では小物を1つ足すことです。仕事に合わせて顔の帯を空けたまま出かけ、忘年会の前にピアスを付け替えるか、髪をほどく。反対に、忘年会に合わせて顔の帯に甘さを置いたまま仕事に行くと、面談の時間に顔まわりの甘さが重なります。
| 組み合わせ | 服を合わせる場面 | あとで足すもの |
|---|---|---|
| 仕事→忘年会 | 仕事 | ピアスを付け替える、髪をほどく |
| 打ち合わせ→同窓会 | 打ち合わせ | 小さなパールを1つ |
| 仕事→デート | 仕事 | 腰から下は最初から甘さを置いておく |
| 帰省の移動→義実家 | 義実家 | 移動中はマフラーを無地に |
| お呼ばれ→二次会 | お呼ばれ | 足さない。羽織りを脱ぐだけ |
| 初詣→親族の集まり | 親族の集まり | 帽子を外して顔の帯を空ける |
どちらとも取れるとき②|背が高い、体が直線寄り
可愛い顔立ちで、背が高い人や、骨格ストレート・ナチュラルのように体の線がしっかりしている人がいます。この場合、顔は甘さを持っていても、全身の印象は大人びて見えます。
このときは、**腰から下の帯の甘さを1つ増やして構いません。**背が高い人は腰から下の面積が大きく、そこに甘さを置いても全身の中で目立ちすぎないからです。反対に、顔の帯には足さないほうが、顔と体の印象がちぐはぐになりません。
どちらとも取れるとき③|甘さを残したい気持ちがある
可愛い顔立ちを、場面に合わせて抑えたいのではなく、むしろ活かしたいという人もいます。その気持ちは大切にしてください。この記事の置き方は、甘さを消すためのものではありません。
甘さを活かしたい日も、帯ごとに1つまでという目安だけは守ると、甘さが一か所に固まらず、全身に分かれて見えます。3つの帯に1つずつ置けば、甘さの合計は多くても、顔の印象は重くなりません。お呼ばれやデートの置き方が、そのまま活かし方の手本になります。
どちらとも取れるとき④|顔の甘さが日によって違う
同じ人でも、髪型や表情で顔の甘さは動きます。前髪を下ろすと甘さが増え、分け目をつけて額を出すと減ります。笑顔の多い日は甘さが増え、真顔の多い面談の日は減ります。
**髪型を先に決めて、顔の甘さを数えてから服の帯を決めてください。**前髪を下ろす日は顔の帯を1.5と数え、服の顔の帯は空けておきます。額を出す日は顔の帯を0.5と数え、小さな小物を1つ足しても重なりません。
髪をまとめる高さと、顔の帯
髪は、顔の帯の中でいちばん面積の大きい場所です。まとめる高さと形で、顔の甘さの数が動きます。
| 髪の形 | 顔の甘さの数え方 | 向く場面 |
|---|---|---|
| 高い位置のポニーテール | +0.5 | デート、忘年会 |
| 低い位置のひとつ結び | ±0 | 面談、打ち合わせ、帰省 |
| ハーフアップ | +0.5 | 同窓会、お呼ばれ |
| 巻いて下ろす | +1 | デート、お呼ばれ |
| まっすぐ下ろす | ±0 | 面談、打ち合わせ |
| 前髪を下ろす | +0.5 | 甘さを活かしたい日 |
| 前髪を分けて額を出す | −0.5 | きちんと見せたい日 |
| 耳にかける | −0.5 | 面談、オンライン |
**髪で甘さが増える日は、服の顔の帯を空けてください。**巻いて下ろす日に丸襟を重ねると、顔の帯に甘さが3つ並びます。反対に、額を出して耳にかける日は、顔の帯に小さな小物を1つ足しても重なりません。
一式で見る|面談の日と、忘年会の日
ここまでの置き方を、一式にしてみます。同じ人が、同じ週に面談と忘年会に行く場合です。
面談の日は、紺のハイゲージのVネックニット、グレーのまっすぐなスカート、低い位置のひとつ結び、耳には小さな一粒。顔の帯は顔の1つだけです。甘さを1つ残すなら、スカートを細かいプリーツにして胸から腰の下のほうに置きます。机に座れば見えない位置です。
忘年会の日は、同じ紺のニットに、腰から下を揺れるスカートに替え、胸から腰には細いベルトで切り替えを作ります。座敷なら腰から下は見えないので、甘さは胸から腰の1つが中心になります。店に入る前に、髪をほどいて下ろせば、顔の帯に髪の甘さが0.5加わります。同じトップスのまま、帯の置き方だけで2つの場面に寄せられます。
どちらとも取れるとき⑤|年齢とともに置き方を変えたくなった
20代のころに似合っていた甘い服が、30代・40代になって、しっくりこないと感じることがあります。顔立ちそのものは大きく変わらなくても、髪の質感や肌の光り方、周りから求められる役割が変わると、同じ甘さでも受け取られ方が変わるからです。
このとき、甘さを減らすのではなく、甘さを顔から一段遠い帯へ移すと、しっくりくることが多くあります。丸襟のブラウスをやめる代わりに、首元はVにしてスカートを揺れる素材にする。パールのピアスを小さくする代わりに、バッグに丸みを持たせる。甘さの総数は同じでも、置き場所が顔から離れると、年齢に合った落ち着きとやさしさが両方残ります。
秋から年末までの予定表
9月末から年末までに入りやすい予定を、甘さの合計の少ない順に並べます。手帳の予定の横に、置く帯を書き込んでおくと、朝の服選びが早くなります。
| 時期の目安 | 予定 | 甘さの合計 | 甘さを置く帯 |
|---|---|---|---|
| 10月 | 評価面談 | 1〜2 | 胸から腰に0〜1 |
| 10月 | 取引先との打ち合わせ | 2 | 胸から腰に1 |
| 10〜11月 | 秋の結婚式 | 4 | 3つの帯に1つずつ |
| 11月 | 同窓会 | 3 | 顔の帯と胸から腰に1つずつ |
| 12月 | 忘年会 | 3 | 胸から腰と腰から下に1つずつ |
| 12月 | 冬のデート | 4 | 顔の帯と腰から下、脱いだら胸から腰 |
| 12月末 | 帰省・義実家 | 2〜3 | 胸から腰に1、場合により腰から下に1 |
| 1月初め | 初詣・年始の挨拶 | 2 | 腰から下に1 |
よくある行き違い
**「可愛い顔立ちの人は、甘い服を避けたほうがいい」。**避ける必要はありません。甘い服が顔の印象を幼くするのは、甘さが顔の近くに集まっているときだけです。腰から下に置いた甘さは、やさしさとして残ります。
**「きちんと見せたいなら、黒や紺で全身をまとめればいい」。**色を暗くしても、首元が丸襟だったり、ピアスが大きなパールだったりすると、顔の帯の甘さは残ります。色より先に、顔の帯に何があるかを見てください。
**「甘さは1つもないほうが大人っぽい」。**甘さを全部外すと、顔の甘さと服の硬さの差が大きくなり、服だけが浮いて見えることがあります。顔の甘さに釣り合う程度に、顔から遠い帯に1つ残しておくほうが、全身がまとまります。
**「甘さは色で調整すればいい」。**パステルを紺に替えると甘さは1つ減りますが、形や素材の甘さは残ります。丸襟の紺のブラウスは、色は甘くなくても、形の甘さが顔の帯に1つあります。色・形・柄・素材の4つを別々に数えてから、どれを動かすかを決めてください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 可愛い顔立ちの人が、仕事で頼りなく見られないようにするにはどうすればいいですか
- 顔から30cm以内の帯に、甘さをもう足さないことです。可愛い顔立ちの人は顔がすでに甘さを1つ持っているので、首元に丸い襟やリボン、耳に丸いピアスを重ねると、顔まわりの甘さが2つ3つと重なります。首元はVかまっすぐな襟にして、甘さを置きたいなら胸から腰の帯、たとえば丸みのあるボタンや、やわらかい素材のスカートに移してください。顔から離れた場所の甘さは、印象を幼くせずに、やさしさとして残ります。
- Q. 自分が可愛い顔立ちかどうか、どう確かめればいいですか
- 正面から撮った写真で、顔の縦の長さが横幅の何倍かを見てください。1.3倍より短ければ可愛い顔立ちの側、1.4倍より長ければ綺麗な顔立ちの側、あいだは境目です。あわせて、下まぶたからあご先までの長さが顔の縦の半分に届かないか、目が丸く縦に幅があるかも見ます。2つ以上当てはまれば、この記事の置き方がそのまま使えます。
- Q. 秋の結婚式のお呼ばれで、可愛い顔立ちを活かすにはどうすればいいですか
- お呼ばれは、甘さを3つの帯に1つずつ置ける数少ない場面です。顔から30cm以内には小さなパールか華やかすぎない髪飾りを1つ、胸から腰にはやわらかい素材かウエストの切り替え、腰から下には揺れる裾かバッグの丸みを置きます。1つの帯に2つ以上重ねないのが目安です。秋は素材が厚くなるので、ベロアやファーのような甘さの強い素材を使うなら、それ1つで1つの帯を使い切る、と数えてください。
- Q. 年末の帰省で、義実家に行くときはどうすればいいですか
- 義実家では、座って話す時間と、台所や片付けで立ち働く時間が混ざります。顔から30cm以内は甘さを足さず、胸から腰の帯にやわらかい素材のニットを1枚置くと、きちんとしすぎず、くだけすぎない印象になります。エプロンを借りる場面が多い家なら、エプロンで胸から腰が隠れるので、甘さは腰から下の帯か、髪をまとめる小物に移してください。
— メグラシ編集部





