眼鏡の似合う髪型はフレームの太さで選ぶ|細い縁・太い縁・縁なし

**眼鏡をかける日の髪型は、正面から見た縁の太さで決めてください。**縁が5mm以上の太い眼鏡なら、前髪を薄くしてフレームの上辺から毛先を1cm離す。2mm以下の細い眼鏡や縁なしなら、顔まわりの毛を軽くして、こめかみのつるの通り道を空けます。
眼鏡は、顔の真ん中に横の線を1本足します。縁が太いほどその線は強く、細いほど弱くなります。髪型が決まらないと感じるのは、髪の線とこの横線の強さが釣り合っていないときです。顔の形が同じでも、眼鏡を替えると髪型の答えが変わるのはそのためです。
年齢とこめかみの毛から決める方法は眼鏡に合う髪型を40代・50代で決めるに、顔タイプから決める方法はメガネが似合う髪型|顔タイプ別に、フレームの線と重ならない置き方にあります。この記事は、眼鏡の縁の太さから決める話です。
結論:太い縁ほど前髪を薄く、細い縁ほど顔まわりを軽く
縁の太さごとに、髪型で見直す場所が変わります。
| 縁の太さ | 顔に足される線 | 髪型で見直す場所 |
|---|---|---|
| 太い(5mm以上) | 強い横線 | 前髪の厚みと、フレームの上辺との距離 |
| 中くらい(3〜4mm) | 中くらいの線 | 前髪と顔まわりの両方を少しずつ |
| 細い(2mm以下) | 弱い線 | 顔まわりの毛の量と、つるの通り道 |
| 縁なし・ハーフリム | ほとんど線がない | 毛先がレンズの縁に触れないか |
**太い縁は、髪の線と重ならないように前髪を引き算する。細い縁は、フレームが髪に埋もれないように顔まわりを引き算する。**どちらも引き算ですが、引く場所が違います。
この記事で使う数字は、手持ちの眼鏡と鏡と定規があれば、その場で確かめられるものだけです。縁の太さ、前髪の毛先とフレームの上辺の距離、つるの太さ。この3つを一度測っておけば、髪型を変えるときも、眼鏡を替えるときも、同じ物差しで判断できます。
フレームの太さを測る|正面の縁の線を定規で
まず、手持ちの眼鏡の縁の太さを測ります。
| 手順 | すること | 見る場所 |
|---|---|---|
| 1 | 眼鏡を机に置き、正面から見る | レンズのまわりの縁 |
| 2 | レンズの横の、縁がいちばん太いところに定規を当てる | 外側の端から、レンズとの境目まで |
| 3 | 上の縁も同じように測る | 眉に近い上辺 |
| 4 | 2か所のうち、太いほうの数字を縁の太さとする | ― |
金属の細いフレームなら1〜2mm、プラスチックの太いフレームなら5〜8mmほどあることが多いでしょう。上の縁だけが太く、下の縁が細いか、ないものもあります。その場合は上の縁の数字で決めてください。目に近い上の縁のほうが、髪型への影響が大きいからです。
定規がないときは、身近なもので見当をつけられます。縁の太さが、硬貨の厚みくらいなら細い縁、鉛筆の芯の太さより少し太いくらいなら中くらい、指の爪の幅の半分ほどあれば太い縁です。ただし、迷ったときは一度だけ定規で測っておくと、その後の判断がぶれません。同じ眼鏡でも、レンズの横と上で太さが違うことがあるので、2か所とも測っておいてください。
なぜフレームの太さで髪型が変わるのか
顔の中には、眉、目、口などの横の線がもともとあります。眼鏡をかけると、そこに縁の線が加わります。
| 縁の太さ | 顔の中の横線の数の見え方 | 髪の線との関係 |
|---|---|---|
| 太い | 眉の下に、もう1本はっきりした線が増える | 前髪の毛先の線と重なると、目元に帯ができる |
| 中くらい | 眉と目の間に、目立つ線が増える | 前髪の厚みしだいで重なる |
| 細い | 線は増えるが、髪に埋もれやすい | 顔まわりの毛が多いと線が消える |
| 縁なし | 線はほとんど増えない | 髪の線がそのまま顔の印象になる |
髪型が決まらないと感じるとき、多くは、眼鏡の線と髪の線が「重なりすぎている」か「片方が消えている」のどちらかです。太い縁は重なりやすく、細い縁は消えやすい。この違いが、髪型で見直す場所の違いになります。
眼鏡をかけていない日に似合っていた髪型が、眼鏡の日に急に決まらなくなるのも同じ理由です。髪型は、顔の中にある線と釣り合うように整えられています。眼鏡をかけると線が1本増えるので、その線の強さに合わせて、髪の側の線を少し動かす必要があります。動かすのは髪型全体ではなく、前髪か顔まわりのどちらか1か所で足りることがほとんどです。
前髪①|毛先とフレームの上辺の距離
前髪がある人は、まず前髪の毛先と、フレームの上辺の距離を測ります。
| 毛先と上辺の距離 | 起きること | 太い縁で | 細い縁で |
|---|---|---|---|
| 触れている | 前髪がフレームに乗る | 目元に重い帯ができる | 縁が前髪に隠れる |
| 5mm以内 | 2本の線が近く並ぶ | 帯のように見えやすい | 大きな問題にはならない |
| 5mm〜1cm | 2本の線が分かれ始める | 前髪が薄ければ使える | 使いやすい |
| 1cm以上 | 2本の線がはっきり分かれる | いちばん使いやすい | 使いやすい |
眼鏡をかけて正面の鏡を見て、前髪の毛先とフレームの上辺の間に、どれだけ肌が見えているかを確かめてください。太い縁の人は、この間が1cm以上あると、前髪と眼鏡が別々の線として見えます。前髪を切るときは、眼鏡をかけた状態で長さを決めると、この距離を合わせやすくなります。
前髪は、乾いたあとに少し上がることがあります。濡れた状態で上辺から1cmに合わせると、乾いたあとに1.5cmほどになることもあります。切る前に、乾いた状態で一度眼鏡をかけて、毛先がどこまで来ているかを確かめておくと、切りすぎを防げます。
前髪②|前髪の厚みと量
前髪の毛先の位置と同じくらい大事なのが、前髪の厚みです。
| 前髪の厚み | 見え方 | 合わせやすい縁 |
|---|---|---|
| 額がまったく見えない重い前髪 | 濃い横の面になる | 縁なし・細い縁 |
| 額がうっすら透ける前髪 | やわらかい横の線になる | どの太さにも合う |
| 毛束が分かれて隙間がある前髪 | 縦の線が混ざる | 太い縁 |
| 前髪なし | 額が見える | 太い縁・中くらいの縁 |
太い縁に重い前髪を合わせると、前髪の面と縁の線の両方が濃い色で横に並び、目元のまわりが暗く見えやすくなります。前髪の量を減らして額が透けるようにすると、同じ長さでも縁との重なりが軽くなります。細い縁なら、重い前髪でも縁と重なって濃くなることは少なく、むしろ前髪が縁の弱さを補ってくれます。
前髪の量は、美容室で切ってもらうときに「眼鏡をかける」と伝えておくと、調整してもらいやすくなります。そのとき、手持ちの眼鏡の縁の太さも伝えてください。太い縁なら額が透けるくらいの量、細い縁なら重めでもよい、という目安を共有できれば、仕上がりの前髪が眼鏡と合わない、ということが減ります。
前髪③|流す・分ける・なしの選び方
前髪の形も、縁の太さで選び方が変わります。
| 前髪の形 | 太い縁 | 細い縁・縁なし |
|---|---|---|
| まっすぐ下ろす | 毛先を上辺から1cm離せば使える | 使いやすい |
| 斜めに流す | 縁の線と斜めの線が交わり、重なりにくい | 使いやすい |
| センターで分ける | 縁の上に額が出て、線が分かれる | 顔の中の線が少なくなりすぎることも |
| 前髪なし(かき上げ) | 縁の線が主役になり、すっきりする | 顔の印象が眼鏡より髪に寄る |
太い縁の人が前髪の形で迷ったら、斜めに流す形から試してください。縁の横線と、前髪の斜めの線が交わるので、2本の線がぴったり重なることがありません。前髪を伸ばしている途中の人も、斜めに流すと縁と重なりにくくなります。
斜めに流すときは、流す方向の端が、フレームの外側の端より内側で止まるようにします。流した毛先がフレームの端にかかると、その側だけ縁が隠れて、左右の見え方が違ってしまいます。
顔まわりの毛|つるの通り道を見る
眼鏡のつるは、こめかみから耳の上へ向かって通ります。この通り道に髪がどうかかっているかで、眼鏡の見え方が変わります。
| 顔まわりの毛の状態 | つるの見え方 | 起きること |
|---|---|---|
| 耳にかけている | つるがはっきり見える | 眼鏡の線が顔の外まで続き、すっきり見える |
| つるの上にかかっている | つるが隠れる | 眼鏡の線が途中で切れて見える |
| つるの下に入れている | つるが髪の上に乗る | つるのまわりで髪が浮きやすい |
| こめかみから毛が多く下りている | フレームの端が隠れる | 細い縁だと眼鏡が見えなくなる |
細い縁の人は、顔まわりの毛がフレームの端を隠しやすいので、こめかみのあたりだけでも毛を耳にかけると、眼鏡の線が顔の外まで見えるようになります。太い縁の人は、つるも太いことが多く、髪の上に乗ると重く見えるので、つるの上に髪を軽くかけるか、耳にかけてつるを見せるかを、鏡で両方試して決めてください。
耳にかけるときは、こめかみから耳の上までの毛だけをかけ、耳の後ろの毛は下ろしたままにすると、横顔に髪の量が残ります。全部を耳にかけると、横顔の印象が眼鏡のつるだけになり、すっきりしすぎることがあります。
つるの太さと髪の量
縁の太さと一緒に、つるの太さも見ておきます。正面の縁は細いのに、つるだけが太い眼鏡もあります。
| つるの太さ(ちょうつがいの近く) | 合わせやすい顔まわりの毛 |
|---|---|
| 2mm以下 | 毛を耳にかけても、つるの上にかけても使える |
| 3〜5mm | 耳にかけてつるを見せるか、髪の量を増やしてつるを包む |
| 6mm以上 | 耳にかけると横顔の印象が強くなる。毛を少しだけかける |
つるの太さは、横顔を鏡で見たときの印象に大きく影響します。太いつるを耳にかけて全部見せると、横から見たときに眼鏡の存在感が強くなります。毛先を少しだけつるにかけると、つるの太さがやわらぎます。
横顔は自分では見えにくいので、スマートフォンで横から1枚撮っておくと確かめやすくなります。つるのまわりで髪が浮いていないか、つるが髪の中に完全に埋もれていないか。写真で見ると、正面の鏡では気づかなかったずれがわかります。
分け目の位置|縁の端との関係
分け目の位置も、縁の太さで選び方が変わります。
| 分け目の位置 | 太い縁 | 細い縁・縁なし |
|---|---|---|
| 真ん中 | 額の左右に縁が見え、左右対称の印象が強まる | 顔がすっきりしすぎることがある |
| 黒目の上 | 前髪の流れと縁の線が交わり、やわらかくなる | 使いやすい |
| 眉山の上 | 片側に髪の量が寄り、縁の片側が隠れることも | 片側のフレームが見えなくなりやすい |
| 分け目なし | 前髪の量が多いときは縁と重なりやすい | 使いやすい |
分け目を眉山の上より外側にすると、片側の髪の量が増え、その側のフレームの端が髪に隠れやすくなります。細い縁の人がこの位置で分けると、片側だけ眼鏡が見えなくなるので、分け目は黒目の上くらいまでにしておくと安心です。
分け目の位置は、毎日少しずつずらすこともできます。太い縁の日は黒目の上、縁なしの日は真ん中、というように、眼鏡に合わせて分け目を1〜2cm動かすだけで、前髪の流れ方が変わり、縁との重なり方も変わります。
太い縁の髪型|線を分ける
ここまでの内容を、縁の太さごとにまとめます。まず太い縁です。
| 場所 | 選び方 |
|---|---|
| 前髪 | 額が透ける量にする。毛先は上辺から1cm以上 |
| 前髪の形 | 斜めに流すか、センターで分ける |
| 顔まわり | 毛先に少し動きをつけ、縁の直線とぶつけない |
| 全体の量 | 少なすぎると縁だけが強く見える。中くらいを保つ |
| つる | 耳にかけるか、毛を少しだけかけてやわらげる |
太い縁は、顔の中でいちばん強い線になります。髪型は、その線と重ならないように前髪を引き、その線に負けないように全体の量を保つ、という2つを同時に考えます。全体の量を減らしすぎると、顔の中で縁だけが目立ち、眼鏡が主役になりすぎます。
太い縁の人がパーマや巻き髪を取り入れるなら、顔まわりの毛先だけに動きをつけるのが合わせやすい方法です。縁の直線的な線のすぐ横に、毛先の曲線が入ると、顔のまわりに直線と曲線が混ざって、縁の強さがやわらぎます。
細い縁の髪型|フレームを見せる
次に、細い縁です。
| 場所 | 選び方 |
|---|---|
| 前髪 | まっすぐ下ろしても、重めでも使える |
| 顔まわり | こめかみの毛を軽くし、フレームの端を見せる |
| 全体の量 | 多すぎるとフレームが埋もれる。顔まわりだけでも軽く |
| 分け目 | 黒目の上くらいまで |
| つる | 耳にかけて、線を顔の外まで見せる |
細い縁は、髪の量に埋もれやすい眼鏡です。前髪は自由に選べますが、顔の左右の毛が多いと、フレームの端が隠れて、眼鏡が顔の真ん中にだけ浮いたように見えます。こめかみの毛だけを耳にかけると、細い線が顔の端まで続いて、眼鏡が顔になじみます。
細い縁の人は、髪型の印象のほうが眼鏡より強く出ます。眼鏡をかけても印象を大きく変えたくない人には、細い縁は使いやすい眼鏡です。反対に、眼鏡で顔の印象を引き締めたい人は、細い縁より中くらいの縁のほうが、髪型との釣り合いを取りやすくなります。
縁なし・ハーフリムの髪型|毛先をレンズから離す
縁のない眼鏡や、上だけに縁のあるハーフリムは、髪型の幅がいちばん広い眼鏡です。
| 場所 | 縁なし | ハーフリム(上だけ縁) |
|---|---|---|
| 前髪 | レンズの上端に触れない長さ | 上の縁から5mm以上離す |
| 顔まわり | 毛先をレンズの外側の端から5mm以上離す | 下側に縁がないぶん、毛先の位置は自由 |
| 全体の量 | 髪の印象がそのまま顔の印象になる | 上の縁が太ければ、太い縁と同じ考え方 |
縁なしの眼鏡では、レンズの端が光を返します。毛先がレンズの端に触れると、光と毛先が重なり、目元が落ち着かなく見えます。毛先とレンズの間に少しだけ肌が見える位置で止めると、縁なしのすっきりした印象が保たれます。
縁なしの眼鏡は、顔の印象をほとんど変えないぶん、髪型で印象を作る眼鏡でもあります。前髪の形や顔まわりの毛の動きが、そのまま顔の印象として見えます。眼鏡をかけていない日と同じ髪型で過ごせる人が多いのも縁なしの特徴です。
フレームの色と髪の色
太さと一緒に、フレームの色と髪の色の関係も見ておきます。色の差が大きいほど、縁の線は強く見えます。
| フレームの色と髪の色 | 縁の線の強さ | 髪型での寄せ方 |
|---|---|---|
| 黒い縁と黒い髪 | つるのあたりで縁と髪がつながる | 耳にかけてつるの位置をはっきりさせる |
| 黒い縁と明るい髪 | 縁が強く浮く | 前髪を薄くし、線の重なりを減らす |
| 明るい縁や透明な縁と黒い髪 | 縁が髪に対して軽く見える | 前髪に少し量を残しても重くならない |
| 金属の縁と明るい髪 | 縁が髪になじむ | こめかみの毛を軽くして縁を見せる |
同じ太さでも、黒い縁は明るい縁より太く見えます。明るい色や透明の縁は、実際の太さより1段細い縁として扱うと、髪型の選び方が合いやすくなります。
べっ甲柄のように、濃い色と明るい色が混ざったフレームは、離れて見たときに混ざって見える色で判断します。濃い茶に見えるなら太さのまま、明るい茶に見えるなら1段細い縁として扱ってください。髪の色と柄の濃い部分が近いと、つるのあたりで縁と髪がつながって見えやすくなります。
長さ別の目安|ショート・ボブ・ミディアム・ロング
髪の長さによって、縁の太さとの合わせ方で気をつける場所が変わります。
| 長さ | 太い縁で気をつけること | 細い縁で気をつけること |
|---|---|---|
| ショート | 耳まわりがすっきりして縁が主役に。前髪に少し量を | こめかみが出やすく、合わせやすい |
| ボブ | 顔まわりの毛先がつるの高さに来る。毛先を内か外に向ける | 顔の左右の量でフレームが隠れやすい |
| ミディアム | 肩で毛先がはねると、縁と合わせて横に広がって見える | 顔まわりの1束を耳にかける |
| ロング | 全体の量が縁の強さと釣り合いやすい | 量が多いとフレームが埋もれる。こめかみを軽く |
ボブは、毛先がちょうどつるの高さあたりに来る長さで、眼鏡との重なりがいちばん多くなります。太い縁なら毛先を内側か外側に向けて、つるの線と毛先の線が平行に並ばないようにすると、横から見たときにすっきりします。
ショートの人は、耳まわりの髪が短いので、つるがほぼ全部見える状態になります。太い縁なら、トップや前髪に少し量を残して、縁の強さと釣り合わせてください。ロングの人は、全体の量が多いぶん、細い縁がいちばん埋もれやすい長さです。顔まわりの1束を耳にかける、こめかみだけを軽くする、といった小さな調整で、フレームの線が戻ります。
まとめ髪の日
髪を結んだりまとめたりする日は、顔まわりの毛の量が大きく減ります。
| まとめ方 | 太い縁 | 細い縁・縁なし |
|---|---|---|
| ひとつ結び、顔まわりを全部入れる | 縁が顔の中でいちばん強い線になる。すっきりする | 顔の印象が軽くなりすぎることも |
| ひとつ結び、顔まわりに毛を残す | 残す毛は細く、つるにかからない位置で | 残した毛がフレームの端に重なりやすい |
| お団子を高い位置に | 縁の横線と、頭の上の丸が離れて釣り合う | 使いやすい |
太い縁の人は、まとめ髪で顔まわりをすっきりさせると、縁の線がきれいに見えます。細い縁の人が顔まわりを全部まとめると、顔の中に強い線がなくなり、ぼんやりして見えることがあるので、前髪を少し下ろすか、顔まわりに細く毛を残してください。
顔まわりに毛を残すときは、残す毛の太さを指1本ぶんくらいに抑え、毛先がつるにかからない高さで止めます。残した毛がつるにかかると、まとめ髪のすっきりした印象と、つるのまわりの乱れが同時に見えて、どちらつかずになりやすくなります。
秋冬の首元と眼鏡と髪
秋冬は、タートルネックやマフラーで首元にも横の線と面が増えます。眼鏡、髪、首元の3つが重なる季節です。
| 首元 | 太い縁の日 | 細い縁の日 |
|---|---|---|
| タートルネック | 髪をまとめるか耳にかけて、縁と首元の間を空ける | 下ろした髪が首元に乗っても重くなりにくい |
| 厚いマフラー | 毛先を内側に入れず外に出し、縁・毛先・マフラーを分ける | 毛先をマフラーの中に入れてもよい |
| 襟の大きいコート | 前髪を薄くして、上の線を減らす | こめかみを軽くして、フレームを見せる |
太い縁の日にタートルネックと厚いマフラーを重ねると、眼鏡の線と首元の面の両方が強くなり、その間に髪が挟まれて顔まわりが詰まって見えます。この日は髪をまとめるか、耳にかけて、眼鏡と首元の間に少し空間を作ってください。
マフラーを巻く日は、眼鏡をかけてから巻くと、つると髪とマフラーの重なり方がわかります。先にマフラーを巻いてから眼鏡をかけると、つるがマフラーに当たったり、髪がつるとマフラーの間で押されて広がったりすることがあります。眼鏡と首元の重なりについてはメガネに合うマフラーとハイネックの選び方にも詳しくあります。
2本の眼鏡を使い分ける人
太さの違う眼鏡を2本持っている人は、髪の長さはそのままにして、置き方だけを替えます。
| その日の眼鏡 | 前髪 | 顔まわりの毛 |
|---|---|---|
| 太い縁 | 斜めに流すか、毛先を指で分けて額を透かす | 毛先に動きをつける |
| 細い縁 | まっすぐ下ろしてもよい | こめかみの毛を耳にかける |
| 縁なし | まっすぐ下ろしてもよい | 毛先をレンズの端から離す |
前髪を切るときは、よくかけるほうの眼鏡に長さを合わせます。もう1本の日は、前髪の流し方と、顔まわりを耳にかけるかどうかで寄せてください。切る長さを2本の真ん中に合わせると、どちらの眼鏡の日も少しずつ合わなくなることがあります。
眼鏡を買い替える前に、髪で寄せる
眼鏡が似合わないと感じて買い替えを考えているときも、先に髪で寄せられないか試してみてください。
| 感じていること | 縁の太さ | 先に試すこと |
|---|---|---|
| 眼鏡が重く見える | 太い | 前髪を薄くし、上辺から1cm離す |
| 眼鏡が顔の中で目立ちすぎる | 太い | 顔まわりの毛先に動きをつけ、全体の量を保つ |
| 眼鏡が顔になじまない | 細い | こめかみの毛を耳にかける |
| 眼鏡をかけると顔がぼんやりする | 細い・縁なし | 前髪に少し量を残す |
髪で寄せても違和感が残るなら、そのときは眼鏡の形や大きさを見直します。
髪で寄せるときは、1回に動かすのは1か所だけにしてください。前髪と顔まわりを同時に変えると、どちらが効いたのかがわからなくなります。前髪を変えた日と、顔まわりを変えた日を分けて、それぞれの日の鏡の印象を比べると、自分の眼鏡に効く1か所が見つかります。形の選び方は眼鏡の似合う形を、いまの1本と比べて選ぶにあります。
どちらとも取れるとき①|縁が中くらいの太さ
縁が3〜4mmの中くらいの太さの眼鏡は、太い縁と細い縁のどちらの考え方も使えます。
この場合は、フレームの色で決めてください。黒や濃い茶の縁なら、太い縁として前髪を薄くし、上辺からの距離を1cmに近づける。明るい色や透明の縁なら、細い縁として、こめかみの毛を軽くする。色の濃さで、縁の線が強く見えるか弱く見えるかが変わるので、同じ太さでも答えが分かれます。それでも迷うときは、前髪の毛先とフレームの上辺の距離を5mm〜1cmにして、両方の中間を取ります。
どちらとも取れるとき②|上の縁だけが太い
上の縁だけが太く、下の縁が細いか、ない眼鏡もあります。この形は、眉の下にもう1本の眉があるように見えやすい眼鏡です。
上の縁が太い場合は、前髪については太い縁と同じ考え方で、上辺から毛先を1cm以上離してください。一方、下の縁が細いぶん、顔まわりの毛については細い縁と同じ考え方で、こめかみを軽くしてフレームの端を見せます。上は太い縁、横は細い縁、と場所ごとに考え方を分けると、髪型が決まりやすくなります。
どちらとも取れるとき③|眼鏡をかけたり外したりする
仕事中だけ眼鏡をかける、運転のときだけかける、といったように、1日の中でかけたり外したりする人もいます。
この場合は、外している時間が長いほうに髪型の基本を合わせます。眼鏡をかけている時間が短いなら、かけたときは前髪を指で少し分けるか、こめかみの毛を耳にかけるだけで寄せてください。かけている時間のほうが長いなら、眼鏡に合わせた前髪の長さにしておき、外したときは前髪を下ろして額を少し隠す、という順番にすると、どちらの時間も大きく崩れません。
かけたり外したりする回数が多い人は、眼鏡を外したときに前髪や顔まわりの毛が乱れやすいことも覚えておいてください。つるを耳から外すときに、こめかみの毛が一緒に持ち上がります。外すときは、つるを少し前に引いてから外すと、髪が引っかかりにくくなります。
前髪を切る日の手順|眼鏡をかけたまま長さを決める
前髪を自分で整えるときも、美容室で切ってもらうときも、眼鏡をかけた状態で長さを決めます。
| 順番 | すること | 見ること |
|---|---|---|
| 1 | 前髪を乾かし、ふだんどおりに下ろす | 濡れていないこと |
| 2 | いちばんよくかける眼鏡をかける | 2本あるならよく使うほう |
| 3 | 正面の鏡で、毛先とフレームの上辺の距離を見る | 太い縁なら1cm、細い縁なら5mmが目安 |
| 4 | 足りない分だけ、毛先を少しずつ短くする | 一度に切らず、2〜3回に分ける |
| 5 | 眼鏡を外して、外した顔でも違和感がないか見る | 外す時間が長い人は特に |
一度に目安の長さまで切ると、乾いて上がったときに短すぎることがあります。少しずつ切って、そのたびに眼鏡をかけて確かめてください。
朝の1分で確かめる順番
毎朝、眼鏡をかけて髪を整えたら、次の順番で確かめると、髪型と眼鏡のずれに早く気づけます。
| 順番 | 見る場所 | ずれていたら |
|---|---|---|
| 1 | 前髪の毛先とフレームの上辺の間 | 前髪を指で分けるか、流す |
| 2 | こめかみのフレームの端 | 毛を耳にかける |
| 3 | 横顔のつるのまわり | 毛先を少しつるにかける |
| 4 | 1m離れて、眼鏡と髪のどちらが先に目に入るか | 先に入るほうを1か所引き算する |
4番目で眼鏡が先に目に入るなら、髪が眼鏡に負けています。顔まわりの毛先に動きをつけるか、前髪を少し下ろしてください。髪が先に目に入るなら、眼鏡が髪に埋もれています。こめかみを軽くするか、前髪を薄くしてください。
よくある行き違い
| よくある思い込み | 実際はこう |
|---|---|
| 眼鏡の髪型は顔の形で決まる | 同じ顔でも、縁の太さが変わると合う髪型が変わる |
| 太い縁には重い前髪が合う | 前髪と縁が重なると目元に帯ができる。薄くして離す |
| 細い縁なら髪型は何でもよい | 髪の量が多いとフレームが埋もれる |
| 縁なしは髪が触れても目立たない | 毛先がレンズの端に触れると、光と重なって落ち着かない |
| 眼鏡が合わないなら買い替えるしかない | 前髪と顔まわりの置き方で寄せられることが多い |
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 太い黒縁の眼鏡に、ぱっつん前髪は合いませんか
- 合わせることはできますが、前髪の毛先とフレームの上辺の距離を見てください。毛先がフレームに触れるか、5mm以内まで近づくと、前髪の横線とフレームの横線が重なって、目元に太い帯ができたように見えます。前髪を短くして上辺から1cm以上離すか、前髪の量を減らして透けるようにすると、2本の線が分かれて見えます。
- Q. 細いフレームの眼鏡だと、顔がぼんやりして見えます
- 細い縁は顔の中に足す線が弱いので、髪の量が多いと、フレームが髪に埋もれて目立たなくなります。顔まわりの毛を耳にかけて、こめかみからつるの通り道を空けてください。フレームの両端が見えるようになると、細い縁でも顔の中に線が1本加わり、目元の位置がはっきりします。
- Q. 縁なしの眼鏡は、髪型を気にしなくていいですか
- 縁なしは髪型の幅が広い眼鏡ですが、顔まわりの毛先がレンズの縁に触れると、レンズの端の光と毛先が重なって目元が落ち着かなく見えます。顔まわりの毛は、レンズの外側の端から5mm以上離れた位置で止めてください。前髪も、レンズの上端に触れない長さにしておくと、縁なしのすっきりした印象が保たれます。
- Q. 眼鏡を2本持っていて、太さが違います。髪型はどちらに合わせればいいですか
- よくかけるほうに髪型の基本を合わせ、もう1本の日は前髪の分け方と顔まわりの毛の位置で寄せてください。たとえば太い縁に合わせて前髪を薄くしておき、細い縁の日は顔まわりの毛を耳にかける。切る長さは変えずに、その日の眼鏡に合わせて置き方を変える、という使い分けです。
— メグラシ編集部





