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水着の上から着るワンピース|冬の水中ウォーキングは施設の決まりから

メグラシ編集部//読了 22分
冬の屋内プールで、太もも半ばまでのスカートが付いた紺色のワンピース型水着に水泳帽をかぶった女性が、腰までの深さの水の中をゆっくり歩いている

**手元にある「水着の上から着るワンピース」の、洗濯表示を見てください。**生地がポリエステルとポリウレタンの組み合わせで、プール用や水着用と書いてあるなら、多くの屋内プールで着たまま水に入れます。綿や、普段着と同じ生地なら、プールサイドまでは着られても、水には入れないと考えてください。

秋冬に水中ウォーキングを始める人が、最初に迷うのがここです。水着だけで歩くのは気が進まない。だから上に1枚着たい。でも、着たまま入っていいのかわからない。着たまま入れるかどうかは、あなたの好みではなく、施設の決まりと、その1枚の生地で決まります。

この記事では、施設の決まりの読み方から、丈・生地・透け方の境目、どちらとも取れるときの決め方までを、順番に書きました。ホテルのプールで部屋からの道のりを考えたいときは水着の上から着るやつ ホテルのプール、水着で入る温泉施設なら水着で入る温泉の服装、夏の海で着るワンピースなら海水浴のワンピースもあわせて見てください。

結論:水の中に着て入れるのは、水着用の生地だけ

水着の上から着るワンピースには、大きく分けて2つの形があります。ひとつは、水着とスカートやチュニックが一体になったワンピース型の水着。もうひとつは、水着の上に別に重ねる、プール用のワンピースです。

形着たまま入れることが多いか水の中の動きやすさ向いている人
スカート付きのワンピース型水着入れることが多い裾がめくれにくい初めての施設、教室に通う人
水着の上に重ねるプール用ワンピース施設による丈と生地で差が大きい決まりで許されている施設に通う人
普段着のワンピース入れないことが多い水を吸って重くなるプールサイドで羽織るだけの人

表は、どの形が決まりに引っかかりやすいかを見るためのものです。どれがいちばん体型を隠せるかは、このあとの丈と生地の話で決まります。

普段着のワンピースが入れない理由は、水を吸って重くなることと、繊維が水に落ちることです。屋内プールは同じ水をろ過して使い続けるので、綿の細かい繊維は装置に詰まります。多くの施設が「水着以外の着衣での入水はご遠慮ください」と書いているのは、このためです。

先に確かめる|施設の決まりは3つの書き方のどれか

施設の決まりは、受付の掲示や案内の紙、施設のページに書いてあります。書き方はおおむね次の3つのどれかです。

  1. 「水着着用のこと」とだけある:水着用の生地なら、重ねたものも認めていることが多い。ただし受付で一度聞いておくと確実
  2. 「ラッシュガードは可」「水泳用の着衣は可」とある:水着と同じ生地のものなら重ねてよい、という意味。プール用のワンピースも入れることが多い
  3. 「水着以外の着衣は不可」とある:水着の上に別のものを重ねることを断っている。スカート付きのワンピース型水着なら、それ自体が水着なので入れる

3つ目の書き方の施設は、重ね着そのものを断っているので、プール用のワンピースでも入れないことがあります。この場合は、スカート付きの水着1枚にするのがいちばん確実です。

決まりがはっきりしないときは、受付で「水着用の生地でできたワンピースを、水着の上に着て入ってもいいですか」と聞いてください。その場で実物を見せると、話が早く進みます。教室に通うなら、担当の指導員にも同じことを聞いておくと、当日に断られることがありません。

境目1|丈は、太ももの真ん中より上か下か

水の中で歩くとき、いちばん差が出るのが丈です。立っているときは長い丈ほど安心ですが、水の中では裾が水を受けて、歩くたびに脚にまとわりつきます。

境目は、太ももの真ん中です。立ったとき、裾が脚の付け根と膝のちょうど真ん中より上で止まるなら、水の中でも裾が脚の動きについてきます。真ん中より下まであると、前に一歩出すたびに裾が後ろに引かれ、脚を前に出す力が余計にかかります。

確かめ方は、鏡の前に立って、裾の位置を膝の皿の上端から測ることです。膝の皿の上端から裾まで15cm以上あれば、だいたい太ももの真ん中より上です。10cm未満なら、水の中では長く感じる丈だと考えてください。

**長い丈のほうが安心だと感じるなら、プールサイドと水の中で分ける手があります。**プールサイドを歩くあいだは長い丈のものを羽織り、水に入る直前に脱いで、中にはスカート付きの水着を着ておく。決まりで許されていれば、脱いだものはプールサイドの決まった棚に置けます。

丈の感じ方は、プールの深さでも変わります。水中ウォーキングに使うコースは、深さが1mから1.2mほどのことが多く、立つと水面がおへそから胸の下あたりに来ます。この深さでは、ワンピースの裾から胸元までがすべて水の中に入るので、丈の差がそのまま歩きやすさの差になります。

一方、子ども用や浅いコースで、水面が太もものあたりに来るなら、裾は水面の近くで揺れるだけで、まとわりつくことは少なくなります。通う施設のコースの深さは、案内の紙やプールサイドの壁の表示でわかります。深さが1mを超えるなら、太ももの真ん中の境目を守ってください。

境目2|生地は、濡らして絞って1分で張りつくか

水着用の生地でも、厚さと伸び方で、水の中での見え方が変わります。薄くてよく伸びる生地は、濡れると体にぴったり張りつき、体の線がそのまま出ます。少し厚みがあって、伸びが控えめな生地は、濡れても体との間にわずかなすき間が残ります。

家で確かめる方法があります。洗面器に水を張って、ワンピースの裾を10cmほど浸します。引き上げて軽く絞り、手のひらに当てて1分待ってください。1分のあいだに手のひらにぴったり張りついて、布の下の手のしわまで透けて見えるなら、水の中では体の線が出る生地です。張りつきはするけれど、しわまでは見えないなら、体との間にすき間が残る生地です。

体の線を隠したいなら、後者の生地を選びます。ただし厚い生地は、水を含むと重くなります。裾を絞ったときに、水がぼたぼたと落ち続けて止まらないなら、水の中で重さを感じる生地です。絞ってから10秒ほどで水が止まるくらいが、重さと隠しやすさのつり合いが取れたところです。

手元にある1枚が水着用の生地かどうか、洗濯表示だけでは判断がつかないこともあります。その場合は、生地を両手で横に引っぱってみてください。水着用の生地は、引っぱると大きく伸び、手を離すとすぐに元の幅に戻ります。普段着の生地は、伸びが小さいか、伸びたあと元に戻るまでに時間がかかります。引っぱって戻らない生地は、水の中で水を含むと、裾から下に伸びていきます。

もうひとつの手がかりは、裏側の縫い目です。水着用の生地でできたものは、縫い目が伸びる糸で縫われていて、縫い目ごと引っぱっても糸が切れそうな感じがしません。縫い目を引っぱって、糸がぴんと張って動かないなら、水の中で動いたときに縫い目から裂けることがあります。

境目3|色は、白と淡い色が水の中で透ける

水着用の生地でも、白や淡いベージュ、淡いピンクは、濡れると透けやすくなります。プールの照明は上から強く当たるので、水の中では下に着ている水着の色や形が浮き出ます。

境目は、さきほどの手のひらの確かめ方で、布の下の手の色が見えるかどうかです。手の肌の色がうっすらでも見えるなら、水の中では下の水着が透けて見えます。手の色がまったく見えないなら、色が淡くても透けません。

透けにくいのは、紺、黒、深い緑、えんじのような濃い色です。濃い色が重たく感じるなら、地は濃い色で、小さな柄が散っているものを選ぶと、水の中でも軽く見えます。大きな柄は、濡れて体に張りついたときに柄が伸びて、体の線がかえって目立つことがあります。柄は、こぶしより小さいものが向いています。

濃い色ばかりだと気持ちが沈む、という人もいます。プールに通う理由のひとつが気分転換なら、それも大事な基準です。その場合は、地の色を濃くして、胸元や裾の切り替えに明るい色が入っているものを選んでください。明るい色が体の一部に入っていても、水の中で透けることはなく、プールサイドに立ったときの印象は明るくなります。

スカート付きの水着か、重ねるワンピースか

あなたがどちらを選べばいいかは、通い方で決まります。

スカート付きのワンピース型水着が向いているのは、教室に通う人と、決まりがはっきりしない施設に行く人です。1枚で完結しているので、決まりに引っかかることが少なく、水の中で上下がずれることもありません。着替えも1回で済みます。

水着の上に重ねるワンピースが向いているのは、同じ施設に決まって通い、決まりで重ね着が許されているとわかっている人です。プールサイドと水の中で脱ぎ着できるので、体が冷えてきたら水から上がって羽織り、また脱いで入る、という使い方ができます。手持ちの水着を活かせるのも利点です。

**迷ったら、スカート付きの水着を1枚にしてください。**どの施設でも使える可能性が高く、2枚目を買うときにも、1枚目で何が足りなかったかがわかります。

隠したい場所で形を選ぶ|二の腕・お腹・脚の付け根

水着の上から1枚着たい理由は、人によって違います。どこが気になるかで、選ぶ形が変わります。全部を同時に隠そうとすると、袖も丈も長くなり、水の中で歩きにくくなります。気になる場所を1つに絞ってください。

二の腕が気になるなら、袖のある形を選びます。肩から肘の手前まで覆う袖なら、腕を振っても袖口が水を受けにくく、歩きにくさはほとんど増えません。肘より長い袖は、腕を振るたびに水の抵抗を受けるので、水中ウォーキングでは疲れやすくなります。袖が付いていても、決まりで重ね着とみなされないかは、受付で確かめてください。

お腹まわりが気になるなら、胸の下で切り替えがあって、そこから下がゆるやかに広がる形を選びます。水の中では布がわずかに浮くので、お腹のまわりに布のゆとりが残ります。体にぴったり沿う形は、濡れるとお腹の線がそのまま出ます。

脚の付け根が気になるなら、スカートの中にインナーパンツが付いていて、そのパンツの裾が付け根より5cmほど長いものを選びます。スカートがめくれても、見えるのはパンツの裾だけになります。スカートの丈で隠そうとして長くするより、中のパンツの丈で隠すほうが、水の中では歩きやすくなります。

どちらの形でも、迷ったら売り場の人に「水中ウォーキングで使う」と伝えてください。泳ぐためのものと歩くためのものでは、すすめられる形が違うことがあります。歩くために使うと伝えると、裾の長さや生地の厚さを、歩く動きに合わせて選んでもらえます。

サイズは、腕を上げてしゃがんで決める

水着のサイズは、普段の服と同じサイズ表示で選んでかまいませんが、濡れると生地が少し伸びることを覚えておいてください。乾いた状態でちょうどいいと感じるものは、水の中では少しゆるく感じます。乾いた状態で、体に軽く沿うくらいのものを選ぶと、水の中でちょうどよくなります。

売り場で試着できるなら、3つの動きをしてください。両腕を頭の上まで上げる、深くしゃがむ、片脚を前に大きく上げる。腕を上げて胸元がずれず、しゃがんでお尻の布が食い込まず、脚を上げて裾が大きく開かなければ、水中ウォーキングの動作はすべてこなせます。

試着ができない売り場で選ぶときは、今持っている水着や下着のサイズと、売り場の表示のどこが同じかを確かめます。胸まわりと腰まわりのどちらかが表示の境目にかかるなら、胸まわりに合わせてください。胸元がゆるい水着は水の中でずれますが、腰まわりの少しのゆとりは、スカートが隠してくれます。

胸元と肩ひも|腕を振って歩いてもずれないか

水中ウォーキングでは、腕を大きく振りながら歩きます。教室によっては、腕で水をかく動作や、両腕を頭の上に上げる動作もあります。そのたびに、胸元と肩ひもがずれないかを確かめておきます。

確かめ方は、着た状態で鏡の前に立ち、両腕を前から頭の上までゆっくり上げることです。胸元の布が下にずれて、下に着ている水着の縁や肌が見えるなら、水の中ではさらにずれます。水の中では、布が水に引かれて下に下がるからです。

肩ひもは、腕を後ろに大きく回したときに外れないかを見ます。細い肩ひもは、腕を回すたびに肩の外に滑ります。肩ひもの幅が2cm以上あるか、背中で交差している形なら、腕を回しても外れにくくなります。

胸元の深さは、鎖骨の下から指4本ぶんくらいまでが、腕を上げても見え方が変わりにくい深さです。それより深いと、腕を上げたときに胸元が開きます。

水の中で、裾はどう動くか

水中ウォーキングの動作は、前に歩くだけではありません。後ろ向きに歩く、横に歩く、脚を大きく上げて歩く、といった動きが入ります。裾の動き方は、動作ごとに違います。

前に歩くときは、裾が後ろに流れます。太ももの真ん中より短い丈なら、流れても脚の動きを邪魔しません。後ろに歩くときは、裾が前に流れて、太ももの前に張りつきます。このとき、裾が広がっている形だと、広がった部分が脚の間に入り込みます。

横に歩くときは、裾が反対側に流れて、片側だけめくれ上がります。これを防ぐには、裾の中にインナーパンツが付いている形を選ぶことです。めくれても、中のパンツが見えるだけなので、気になりにくくなります。スカート付きの水着は、たいていこの形になっています。

脚を大きく上げる動作では、裾の広がり方が問題になります。裾幅が太ももの周りの1.5倍を超えるほど広がっている形は、脚を上げたときに裾が水面に向かって大きく開きます。裾の広がりが控えめなものを選ぶと、どの動作でも裾が落ち着きます。

どちらとも取れるとき|迷ったらこの順番で決める

境目どおりに決められない場面があります。いちばん多い迷い方を4つ挙げて、それぞれの決め方を書きます。

決まりに「水着着用」とだけあって、重ね着の可否が書いていない

この書き方の施設は、受付で聞くまでわかりません。聞く前に準備するなら、スカート付きの水着を着ていき、重ねるワンピースは持っていくだけにしてください。受付で許されれば、その場で重ねて入ればいい。断られても、スカート付きの水着だけで入れます。

聞くときは、言葉で説明するより、実物を見せるほうが確実です。「これを水着の上に着て入りたいのですが」と見せれば、生地を見て判断してもらえます。

丈が、ちょうど太ももの真ん中あたり

境目ちょうどの丈なら、水中で歩く時間の長さで決めます。教室で45分以上歩き続けるなら、短い側に寄せて、太ももの真ん中より上のものを選んでください。歩き続ける時間が長いほど、裾がまとわりつく小さな負担が積み重なります。

20分ほど歩いて、あとは浮いたり泳いだりするなら、境目ちょうどの丈でもかまいません。その場合は、裾の中にインナーパンツが付いているかを優先して見てください。

教室とフリー利用の両方で使いたい

教室は、指導員が決まりに厳しいことが多く、フリー利用より重ね着を断られやすい場面です。両方で使うなら、教室の決まりに合わせてください。教室で使える1枚は、フリー利用でもまず使えます。逆は成り立たないことがあります。

具体的には、スカート付きの水着を軸にして、フリー利用の日だけ、許されている範囲で重ねるものを足します。

家族と行く温水プールと兼ねたい

秋冬の休日に、家族と温水プールに行くこともあるなら、そこで使う1枚と兼ねられるかも気になるところです。家族連れの温水プールは、歩くより、子どもと遊んだりスライダーに乗ったりする時間が長くなります。

スライダーのある施設では、スカートやワンピースの裾がめくれ上がることがあり、装飾の付いた水着を断っていることもあります。兼ねるなら、装飾がなく、裾にインナーパンツの付いたスカート付きの水着を選んでください。子ども連れのプールで抱っこや更衣室の順番を考えるときは、水着の上から着る 秋冬の親子プールも参考になります。

体が冷えやすく、水の中に長くいられない

屋内プールの水は温められていますが、泳ぐ人に合わせた温度なので、ゆっくり歩くだけだと、30分ほどで体が冷えてくることがあります。冷えやすいと感じるなら、生地を一段厚いものにして、袖のある形を選んでください。

それでも冷えるなら、水の中にいる時間を区切ります。20分歩いたら一度上がって、タオルを肩にかけて5分休み、また入る。区切ると、1回の冷えが小さく済みます。休むときに羽織るものがあれば、なお楽になります。

教室の体験日に、まだ1枚も持っていない

水中ウォーキングの教室には、体験の日を設けているところがあります。まだ水着を1枚も持っていないなら、体験の日のためにスカート付きのワンピース型水着を1枚だけ用意してください。体験の日に、ほかの参加者が何を着ているかを見ておけば、2枚目を選ぶときの参考になります。

重ねるワンピースは、体験の日にはまだ買わないでおきます。教室によって決まりが違い、体験で行った教室で重ね着が許されていなければ、使い道がなくなるからです。通う教室が決まってから、その教室の決まりを確かめて選んでも遅くありません。

更衣室からプールサイドまで|冬の屋内でも足元から冷える

屋内プールは、プールの水も館内も暖められていますが、更衣室からプールサイドに出る通路や、プールサイドの床は、思ったより冷たく感じることがあります。とくに冬は、外から入ってきた冷えが体に残っているので、水に入る前に寒さを感じやすくなります。

プールサイドを歩く時間が長いなら、水に入る直前まで羽織れるものがあると安心です。決まりで許されていれば、水着用の生地でできた長めの羽織りや、プール用のガウンを着て、プールサイドの棚に置いてから入ります。

足元は、施設によってプールサイドでの履物を断っていることがあります。断っていない施設なら、プール用のサンダルを履いておくと、床の冷たさを感じずに済みます。断っている施設では、更衣室を出る前に、シャワーで体を温めておくと楽になります。

更衣室では、着替える順番も決めておくと寒さを感じる時間が短くなります。行きは、家から水着を服の下に着ていけば、更衣室では上の服を脱ぐだけで済みます。帰りに着る下着を忘れやすいので、鞄の中の、いちばん取り出しやすい場所に入れておいてください。

一緒に用意するもの|帽子と、プールサイドの足元

ワンピースのほかに、ほとんどの屋内プールで求められるのが水泳帽です。髪の毛が水に落ちるのを防ぐためで、水中ウォーキングでも、頭を水につけない場合でも、かぶるように決めている施設が多くあります。色や素材に決まりはないことが多いので、水着と同じ系統の色にすると、まとまって見えます。

髪が長いなら、帽子の中に収まるように、低い位置でまとめてからかぶります。高い位置でまとめると、帽子が浮いて、歩いているうちにずれてきます。

施設によっては、水の中で履く靴を認めているところもあります。プールの底が滑りやすいと感じるなら、受付で履いていいかを聞いてください。認めていない施設では、素足で歩くことになるので、最初は手すりの近くのコースを選ぶと安心です。

タオルは、体を拭く大きいものと、プールサイドで肩にかける小さいものの2枚があると便利です。水から上がって休むとき、肩にかけるだけで体が冷えにくくなります。

プールサイドでは、ほかの人と並んで歩いたり、順番を待ったりする時間があります。そのときに気になるなら、待っているあいだだけタオルを腰に巻いておく方法もあります。施設によっては、プールサイドにタオルを持ち込むことを断っているので、置き場所が決まっているかを最初の日に確かめておいてください。

帰り道|髪が乾き切らないまま外に出る日の服

冬のプール通いでいちばん寒いのは、帰り道です。更衣室で髪を乾かしても、根元まで完全に乾くことは少なく、体も温まったあとの汗で湿っています。その状態で冬の夜の外に出ると、行きよりずっと寒く感じます。

帰りに着る服は、行きより1枚多く持っていってください。首と頭を覆えるものがあると、髪の湿り気からくる寒さをやわらげられます。帽子かフード付きの上着、またはマフラーを1枚、鞄に入れておきます。

行きに着ていく服は、帰りに着替えやすいものにしておきます。かぶるニットより、前開きのカーディガンや上着のほうが、湿った髪を気にせず着られます。タイツは、湿った肌には履きにくいので、帰りは靴下とゆったりしたパンツにすると楽です。

帰り道の寒さが心配なら、プールに入る時間帯を選ぶ手もあります。昼の時間帯に通えば、帰り道の気温が夜より高く、湿った髪のまま外に出ても寒さがやわらぎます。仕事の帰りに通うなら、更衣室で髪を乾かす時間を、行きの予定に10分足しておいてください。

洗い方と乾かし方|塩素と、冬の部屋干し

プールの水には塩素が入っていて、生地を少しずつ傷めます。使ったあとは、帰ったらすぐに水で軽くすすいでください。洗剤を使うなら、おしゃれ着用の中性のものを少しだけにします。

すすいだあとは、タオルに挟んで水を吸わせ、日の当たらない場所で陰干しします。冬の部屋干しは乾くのに時間がかかりますが、乾燥機や暖房器具の前で急いで乾かすと、生地の伸びる力が弱まります。週に2回以上通うなら、乾くのを待つより、2枚を交互に使うほうが長持ちします。

生地が伸びてきたかどうかは、さきほどの胸元の確かめ方でわかります。腕を上げたときに、最初の頃より胸元が下がるようになったら、生地が伸びてきた合図です。

持ち帰るときは、濡れたワンピースを、ビニールの袋ではなく、水を通さない内側の付いた布の袋に入れると、鞄の中が濡れず、袋の中で蒸れることも少なくなります。家に着いたら、袋に入れたままにせず、すぐに出してすすいでください。濡れたまま何時間も袋に入れておくと、生地に匂いが残ります。

塩素で色が抜けやすいのは、明るい赤や黄色のような鮮やかな色です。濃い紺や黒は、色が抜けても目立ちにくく、長く使っても見た目が変わりにくい色です。通う回数が多いなら、色の持ちも選ぶときの基準に入れておいてください。

2枚目を選ぶとき|1枚目で足りなかったものを見る

通い続けると、2枚目が欲しくなります。2枚目は、1枚目で困ったことから選んでください。

裾がまとわりついたなら、2枚目は丈を短く、太ももの真ん中より上にします。体の線が出るのが気になったなら、生地を一段厚く、さきほどの1分の確かめ方で手のしわが見えないものを選びます。肩ひもがずれたなら、幅の広いものか、背中で交差する形にします。

色は、1枚目と違う色にすると、交互に使うときに区別がつきます。どちらも濃い色の中から選ぶと、透けの心配をせずに済みます。

1枚目を使い切るまでの目安は、週に1回通って、ひと冬からふた冬ほどです。塩素で色が抜けてきたり、胸元が下がるようになったりしたら、替えどきです。2枚を交互に使っていれば、そのぶん長く持ちます。

始める前に確かめる3つのこと

最後に、水中ウォーキングを始める前に確かめることを3つにまとめます。

  1. 施設の決まり:重ね着を許しているか。わからなければ受付で実物を見せて聞く
  2. 丈:膝の皿の上端から裾まで15cm以上あるか(太ももの真ん中より上か)
  3. 生地:濡らして絞って1分待ち、手のひらのしわと肌の色が透けないか

この3つがわかれば、手持ちの1枚が使えるか、新しく選ぶならどの形かが決まります。体型を隠したい気持ちは、水着の上に1枚着る理由として自然なものです。ただ、水の中に入ってしまえば、まわりの人は自分の歩き方で精一杯で、人の水着を見ている余裕はありません。決まりと丈を整えたら、あとは水の中を歩く時間を楽しんでください。

よくある問い

Q. 普段着のワンピースを水着の上に着て、プールに入ってもいいですか
多くの屋内プールでは、綿や普段着の生地を着たまま水に入ることを断っています。繊維が水に落ちて、ろ過の装置に詰まるためです。水着の上に重ねるなら、水着と同じ生地でできた、プール用と書かれたものを選んでください。決まりは施設ごとに違うので、受付か案内の紙で先に確かめます。
Q. 水中ウォーキングなら、丈は長いほうが体型を隠せていいのでは
プールサイドを歩くあいだは長いほうが安心ですが、水の中では裾が水を受けて脚にまとわりつきます。太ももの真ん中より長い丈は、前に歩くたびに裾が後ろに引かれ、横歩きや後ろ歩きでは脚の間に入り込みます。水の中で過ごす時間が長い水中ウォーキングでは、太ももの真ん中までの丈が歩きやすくなります。
Q. スカート付きの水着と、水着の上から重ねるタイプはどちらがいいですか
初めての施設なら、スカート付きのワンピース型水着をすすめます。体に付いている1枚なので、水着の上に別の服を重ねることを断っている施設でも入れることが多く、重ねたものが水の中でめくれることもありません。重ねるタイプは、施設の決まりで許されていて、プールサイドと水の中で着脱したいときに向いています。
Q. 冬のプールの帰りに寒くならない服装はありますか
髪と体が完全に乾かないまま外に出ることを前提に、首と頭を覆えるものを持っていきます。行きに着ていく服を、帰りに着替えやすい前開きのものにしておくと、更衣室で手早く着られます。帰りのほうが寒く感じるので、行きより1枚多く持っていってください。

— メグラシ編集部

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