衣替えで出す秋冬服は何枚?|洗濯の間隔と外出の日数で上下の数を出す

**あなたは1週間に何日、外に出ますか。そして、洗濯は何日おきに回していますか。**この2つの数字があれば、秋冬に出す服の枚数が出ます。
衣替えで秋冬服を箱から全部出すと、クローゼットはすぐに詰まります。詰まったクローゼットからは、手前の数枚しか取り出しません。結局、出した服の半分以上は冬のあいだ一度も着ないまま、また箱に戻ることになります。
この記事では、衣替えのときに出す秋冬服の枚数を、肌に触れるトップス・ニット・ボトム・上着の4つに分けて出します。数字は好みではなく、あなたの生活の数字から出します。
衣替えを始める日の決め方は衣替えはいつ?|最低気温の続き方と生活時間で、自分の開始日を出すに、衣替えの作業の順番は秋の衣替えの手順にあります。ここでは「何枚出すか」だけを扱います。
結論:外出5日・3日おきの洗濯なら、トップス5枚・ニット4枚・ボトム3本・上着2着
先に、いちばん多い生活の形で答えを書きます。
週に5日外に出て、洗濯は3日おきに回し、冬は部屋干しで乾くまで丸1日かかる。この場合に出す枚数は次の通りです。
- 肌に触れるトップス(長袖のカットソー・シャツ・ブラウス):5枚
- ニット・スウェット:4枚
- ボトム(パンツ・スカート):3本
- 上着(コート・ジャケット):2着
これより多く出しても、着る回数は増えません。これより少なく出すと、洗濯が間に合わない日が出ます。
あなたの生活が週5日・3日おきでないなら、次の見出しから自分の数字に置き換えてください。式は3つだけです。
枚数を絞ると、朝に選ぶ時間が短くなる
枚数を決める理由は、クローゼットが詰まらないことだけではありません。手前に出す服が少ないと、朝に選ぶ時間が短くなります。
肌に触れるトップスが5枚、ニットが4枚、ボトムが3本なら、組み合わせは60通りあります。毎日違う組み合わせにしても、秋冬の3か月で使い切れないほどの数です。手前に15枚出しても、30枚出しても、実際に着る組み合わせはそれほど増えません。
逆に、手前の服が多いと、朝に全部を見比べることになります。見比べる数が多いほど、結局いつもの数枚に戻ることも、よくあります。数を先に決めておくのは、選ぶ時間を短くして、組み合わせを考える余裕をつくるためです。
まず数える2つの数字|外に出る日数と、洗う間隔
最初に、次の2つを数えます。
**1つ目は、1週間に外に出る日数です。**通勤・通学・買い物・人と会う予定など、外出用の服に着替える日を数えます。近所のごみ出しやコンビニのように、部屋着のまま出る日は数えません。
**2つ目は、洗濯を何日おきに回すかです。**毎日回すなら1日、2日に1回なら2日、週末にまとめて回すなら7日です。
2つの数字が決まったら、もう1つ確かめておくことがあります。冬に、洗濯物が乾くまでの時間です。
- 乾燥機を使う、または外干しで当日に乾く:0日
- 部屋干しで翌日に乾く:1日
- 部屋干しで翌々日までかかる:2日
秋の前半はまだ外干しで乾く日が多いですが、最低気温が10度を切るころから、部屋干しの日が増えます。冬の数字で数えておくと、あとで足りなくなりません。
肌に触れるトップスは「洗う間隔+乾く日数+1枚」
長袖のカットソー、シャツ、ブラウス、薄手のタートルネックなど、1回着たら洗うものを、ここでは肌に触れるトップスと呼びます。
枚数の式は次の通りです。
洗う間隔のあいだに外に出る日数 + 乾くまでの日数 + 予備1枚
| 外出日数/週 | 洗う間隔 | 乾く日数 | 肌に触れるトップス |
|---|---|---|---|
| 5日 | 毎日 | 1日 | 3枚 |
| 5日 | 3日おき | 1日 | 5枚 |
| 5日 | 週末まとめて | 1日 | 7枚 |
| 3日 | 3日おき | 1日 | 4枚 |
| 7日 | 2日おき | 1日 | 4枚 |
「洗う間隔のあいだに外に出る日数」は、洗う間隔が3日で外出が週5日なら、3日のうち外に出るのは最大3日です。週末まとめて洗うなら、7日のうち外に出る5日がそのまま入ります。
予備の1枚は、食べこぼしや雨で1日に2回着替える日のためです。この1枚がないと、洗濯が回る前日に着るものがなくなります。
この式で出た枚数は、秋冬を通して同じです。秋は半袖の上に羽織る日もありますが、冬になると肌に触れるトップスはニットの下に着るインナーになります。役目が変わっても、洗う回数は同じなので、数は変わりません。
白と濃い色を、半分ずつにする
肌に触れるトップスの枚数が決まったら、色の配分も決めておくと、朝に迷う時間が減ります。
目安は、白や明るい色を半分、濃い色を半分です。5枚なら、白や生成りを2〜3枚、紺・黒・グレーなどの濃い色を2〜3枚にします。
秋冬は、上にニットやジャケットを重ねる日が増えます。重ねたときに首元や袖口からのぞくのは、肌に触れるトップスです。明るい色と濃い色の両方があれば、上に重ねるニットの色に合わせて、のぞく色を選べます。全部が白だと、白いニットの下では境目が消え、全部が濃い色だと、濃いニットの下で重く見えます。
もう1つ、白いトップスは汚れが目立ちやすいので、洗濯の回数が多くなりがちです。白を多く持つ人は、予備の1枚を白にしておくと、洗濯が追いつかない日にも白を選べます。
ニット・スウェットは、外出日数の半分+1枚
ニットやスウェットは、肌に触れるトップスの上に重ねて着るので、毎回は洗いません。2〜3回着てから、1日休ませて形を戻すのが一般的です。
枚数の式は次の通りです。
1週間の外出日数 ÷ 2(端数は切り上げ)+ 1枚
週5日外に出るなら、5÷2で3枚、それに1枚足して4枚です。週3日なら2+1で3枚、週7日なら4+1で5枚になります。
足した1枚は、厚さの違うものにしてください。たとえば中厚手のニットを3枚出しているなら、4枚目は薄手のカーディガンか、厚手のざっくりしたニットにします。秋の前半と冬のまん中では必要な厚さが違うので、4枚がすべて同じ厚さだと、どちらかの時期に合いません。
ニットを洗う間隔は、肌に触れるトップスより長くて大丈夫です。肌に直接触れていないなら、5〜6回着てから洗っても、においや汚れはほとんど残りません。乾くのに時間がかかるので、洗うのは週末の晴れた日にまとめると、枚数を増やさずに回せます。
秋の前半に、ニットの代わりに羽織りを重ねる日が続くなら、秋コーデの重ね着が昼に暑い|脱げない順に着た日の直し方で、重ねる順番も確かめておいてください。
ボトムは「2日続けて履かない」で3本が下限
パンツやスカートは、毎回は洗いません。それでも同じものを2日続けて履くと、膝や腰の形が戻りきらず、たるみが出ます。1日休ませると、多くの生地は形が戻ります。
枚数の式は次の通りです。
2日続けて履かないための2本 + 洗濯中の1本 = 3本
これが下限です。週5日でも週3日でも、3本あれば回ります。
3本の中身は、色と形を離してください。濃い色のパンツ、明るい色かグレーのパンツ、スカートかワイドパンツ。この3本なら、上に何を着ても1本は合います。3本とも濃い色のパンツだと、数は足りても上に合わせる服が限られます。
4本目を出すのは、次のどちらかに当てはまるときです。
- 仕事と休日で、ボトムの種類がはっきり違う
- 雨や雪の日に履く、汚れてもいい1本を別にしたい
この2つに当てはまらないなら、4本目以降は箱に残しておいてかまいません。
スカートを入れるなら、タイツと靴下の数も一緒に
秋冬のボトムにスカートを入れる人は、タイツやレギンスの数も一緒に数えてください。スカートの本数が足りていても、合わせるタイツが洗濯中で履けない日が出ることがあります。
タイツは肌に触れるので、1回履いたら洗います。数は、肌に触れるトップスと同じ式で出します。週に2日スカートを履くなら、洗う間隔が3日で、乾くのに1日かかるとして、2日+1日+予備1足で、4足です。
タイツは伝線しやすいので、予備をもう1足足しておくと安心です。外出先で伝線に気づいても、替えがあれば帰りに困りません。
パンツの日にも、くるぶしが冷える季節には、厚手の靴下を履く日が増えます。靴下は小さく乾きやすいので、肌に触れるトップスと同じ数か、それより1〜2足多いくらいで回ります。
上着は、晴れの日と濡れる日で2着
秋冬の上着は、コートかジャケットを2着出せば足ります。
1着目は、いちばん着る上着です。通勤や外出で毎日着るもの。2着目は、濡れてもいい上着です。雨や雪の日、または1着目をクリーニングに出しているあいだに着るもの。
上着は毎日着ても、肌に直接触れないので、洗う必要はほとんどありません。2着あれば、1着を1日休ませて、湿気を飛ばすことができます。ウールのコートは、着た翌日に1日ハンガーにかけておくだけで、しわやにおいがかなり戻ります。
3着目を出すのは、次の場合です。
- 秋の前半の薄い上着と、冬の厚いコートを両方使う時期がある
- 仕事用と休日用で、上着の雰囲気がはっきり違う
秋の前半の薄い上着は、最低気温が10度を切ったら箱に戻します。そこから先は、冬のコートと濡れてもいい1着の2着で回ります。
気温ごとの上着の厚さを確かめたいときは14度の服装|コートかニット+羽織りかは、外にいる時間と風で選ぶが近い気温を扱っています。
上着の中に着る羽織りは、1〜2枚
コートの下に着るカーディガンやベスト、薄手のジャケットなどの羽織りは、上着とは別に数えます。
羽織りは、室内で上着を脱いだときに着ている服です。職場や電車の中など、暖房の効き方が場所によって違うときに、脱いだり着たりして調整します。毎回は洗わないので、1〜2枚あれば足ります。
1枚にするなら、どのボトムにも合う色のカーディガンを選びます。2枚にするなら、厚さの違うものにして、秋の前半は薄いほう、冬は厚いほうを使います。羽織りが3枚以上あると、ニットとの区別があいまいになり、引き出しの中で数が増えていきます。
秋冬服は、2回に分けて出す
ここまでの枚数を、一度に全部出す必要はありません。秋冬の服は、2回に分けて出すと、クローゼットが詰まりません。
1回目は、最低気温が15度を切る日が続いたときです。肌に触れる長袖のトップス、薄手から中厚手のニット、秋のボトム、薄い上着を出します。半袖はこのとき、まだ全部はしまわず、1〜2枚だけ残しておきます。日中に25度を超える日が、まだときどき来るからです。
2回目は、最低気温が10度を切る日が続いたときです。厚手のニット、冬のコート、裏地のあるボトム、手袋やマフラーを出します。このときに、半袖と秋の薄い上着を箱に戻します。
1回目と2回目のあいだは、地域によって2〜4週間あきます。この時期は、薄い上着と冬のコートの両方がクローゼットにあるので、上着だけ3着になります。2回目の衣替えで1着を戻せば、また2着に戻ります。
最低気温の「続いたとき」の見方は、衣替えはいつ?で、何日続いたら始めるかを書いています。
1回目と2回目のあいだに迷う服
最低気温が15度から10度のあいだにある2〜4週間は、何を出して何をしまうか、迷う服が出てきます。
いちばん迷うのは、七分袖や薄手の長袖です。1回目の衣替えで出して、2回目でしまうか、そのまま冬の重ね着の下に使うかで迷います。決め手は、ニットの下に着たとき、袖口からのぞく長さです。七分袖はニットの下で袖が足りず、腕の途中で段ができます。ニットの下に着ることがないなら、2回目でしまってください。
次に迷うのが、薄手の上着です。トレンチコートや裏地のないジャケットは、最低気温が10度を切ったあとも、晴れて風のない日には着たくなることがあります。この場合は、2回目でしまわずに奥に移しておき、冬のあいだに一度も取り出さなかったら、春の衣替えまで箱に入れておきます。
迷う服は、手前ではなく奥に置くのが基本です。迷っている服を手前に置くと、着るかどうか毎朝考えることになり、選ぶ時間が長くなります。
小物と肌着も、同じ式で数える
服の枚数を決めたら、秋冬の小物と肌着も、同じ考え方で数を出しておくと、引き出しが詰まりません。
暖かい肌着は、肌に触れるので1回着たら洗います。肌に触れるトップスと同じ式で、外出日数と洗う間隔と乾く日数から出します。週5日・3日おきなら、5枚です。肌着を着る日と着ない日があるなら、着る日数だけで数えてください。最低気温が10度を切るまでは着ない人も多いので、2回目の衣替えで出しても間に合います。
マフラーやストールは、毎回は洗わないので、2本あれば足ります。いちばん着るコートに合う色を1本と、もう1本は色か厚さが違うものにします。3本目以降は、気分を変えるためのものなので、奥に置いておき、気が向いたら手前の1本と入れ替えます。
手袋は、1組あれば冬を通せます。なくしやすい人は、予備をもう1組だけ、バッグか上着のポケットに入れておきます。
帽子は、寒い地域や、耳が冷えやすい人以外は、1つあれば十分です。
小物は数が少なくても、手前に出しすぎると引き出し1段がすぐに埋まります。服と同じように、手前・奥・箱の3つに分けて置いてください。
出さない服の置き場所を、先に決める
計算した枚数より手持ちの服が多い人は、残りの服の置き場所を先に決めておくと、作業が早く進みます。
置き場所は3つに分けます。
- 手前:計算した枚数の服。毎日開ける扉や引き出しの、いちばん手の届く場所
- 奥:計算した枚数からはみ出たけれど、着るつもりの服。クローゼットの奥や、上の棚
- 箱:この冬は着ないと分かっている服。衣替えの箱にそのまま残す
奥に置いた服は、2週間たっても一度も取り出していなければ、箱に移してください。2週間は、天気や予定がひと通り変わるのに十分な長さです。そのあいだに手が伸びなかった服は、この冬もたぶん着ません。
箱に移した服は、すぐに手放す必要はありません。次の衣替えのとき、もう一度着るかどうかを考えれば十分です。2回続けて箱から出なかった服は、そのときに手放すかどうかを決めてください。
寒い地域と暖かい地域で、変わるところ
ここまでの枚数は、秋冬の最低気温が0度前後まで下がる地域を前提にしています。寒い地域と暖かい地域では、変わるところが2つあります。
寒い地域では、2回目の衣替えがさらに早く来て、その先に3回目が必要になることがあります。最低気温が0度を切る日が続くころに、厚手のダウンや、雪の日に履くブーツ、裏起毛のボトムを出します。このとき、秋の中厚手のニットのうち1〜2枚を奥に移すと、数は変わらずに中身が冬の厚さに入れ替わります。部屋の中は暖房で暖かいことが多いので、中の服を厚くしすぎず、上着で調整する人も多いでしょう。その場合、ニットの数は減らし、肌に触れるトップスを1枚増やすと、室内で過ごしやすくなります。
暖かい地域では、2回目の衣替えが来ないまま冬が終わることもあります。最低気温が10度を下回る日が数日しかないなら、厚手のニットや冬のコートは、手前に出さずに奥に置いておき、寒い日だけ取り出します。この場合、肌に触れるトップスとニットの境目があいまいになり、長袖のカットソー1枚で過ごす日が多くなります。トップスの数を1〜2枚増やし、ニットの数を1枚減らしてください。
どちらの地域でも、式そのものは変わりません。変わるのは、何回に分けて出すかと、トップスとニットの割合です。
どちらとも取れるとき① 在宅の日が多い
在宅勤務が週に2〜3日ある人は、在宅の日を外出日数に入れるかどうかで迷います。
決め手は、家の中で着る服を、外出用と分けているかどうかです。
分けているなら、在宅の日は外出日数に入れません。部屋着は別に2〜3組を数えて、外出用の枚数は外に出る日数だけで出します。週5日勤務で在宅が2日なら、外出は3日なので、肌に触れるトップスは4枚、ニットは3枚になります。
分けていないなら、在宅の日も外出日数に足します。オンラインの会議で上半身が映る日は、外に出る日と同じ服を着ることが多いので、トップスの枚数は外出日数と在宅日数の合計で数えます。ボトムは映らないので、在宅の日はボトムの数に入れなくてかまいません。
どちらとも決めきれないときは、2週間だけ「分けている」前提で枚数を出してみてください。足りなかったら、在宅の日も外出日数に足して、1〜2枚を奥から出します。
どちらとも取れるとき② 部屋干しで乾かない、乾燥機がある
冬の部屋干しで、厚手のカットソーが翌々日まで乾かない。この場合は、肌に触れるトップスの式の「乾く日数」を2日にします。週5日・3日おきの洗濯なら、5枚ではなく6枚になります。
逆に、乾燥機を使って当日に乾くなら、乾く日数は0日です。週5日・3日おきなら4枚で回ります。
迷うのは、乾燥機を使う日と部屋干しの日が混ざっている場合です。この場合は、乾くのが遅いほうの日数で数えてください。足りない日が1日でも出ると、乾ききっていない服を着るか、洗濯の予定をずらすことになり、どちらも困ります。
乾きにくさで枚数を増やすのは、肌に触れるトップスだけで十分です。ニットとボトムは毎回洗わないので、乾く時間の影響をほとんど受けません。
部屋干しで乾きやすくするには、厚手のカットソーより、薄手の長袖を2枚重ねるほうが乾きます。肌に触れるトップスの中に、薄手のものを半分以上入れておくと、冬でも1日で乾く日が増えます。
どちらとも取れるとき③ 子どもの世話や仕事で、1日に着替える日がある
小さな子どもの世話をしている、仕事で汚れる作業がある、という人は、1日に2回着替える日があります。
この場合は、式の「予備1枚」を「予備2枚」にしてください。1日に2回着替える日が週に1回以上あるなら、予備1枚では洗濯の前日に足りなくなります。
着替える日に着る服は、汚れてもいい1枚にしておくと、ほかの服の傷みも減ります。肌に触れるトップスのうち、1〜2枚を「汚れてもいい役」に決めておくと、朝に迷いません。
ボトムも同じで、汚れる日がある人は4本目を出してかまいません。濃い色のパンツを1本、汚れる日用に決めておくと、ほかの3本の色と形を離して持てます。
どちらとも取れるとき④ 好きな服が多くて、枚数に収まらない
計算した枚数は分かったけれど、好きな服が多くて、5枚に選べない。この迷いはとてもよくあります。
まず、計算した枚数は手前に出す数であって、持っていていい数ではありません。好きな服を手放す必要はなく、奥に置いておけばいいのです。
そのうえで、手前に出す5枚を選ぶときは、次の順番で選んでください。
- いちばん着るボトム3本のどれにも合うものを先に選ぶ
- 色の違うものを選ぶ。同じ色が3枚以上あると、着回しても毎日同じに見える
- 首の形が違うものを選ぶ。丸首・タートル・シャツ衿のように分けると、上にニットを重ねたときの見え方が変わる
この3つで選んで、残った好きな服は奥に置きます。2週間のあいだに奥から取り出した服があれば、手前の1枚と入れ替えてください。入れ替えた1枚は奥に移すだけで、手放さなくてかまいません。
数を決めるのが苦しいと感じるなら、予備の1枚を2枚に増やしても大丈夫です。数を少し増やしても、手前と奥に分けておけば、詰まったクローゼットにはなりません。
どちらとも取れるとき⑤ 収納が狭い、家族と分けている
ひとり暮らしの小さなクローゼット、または家族と1つの収納を分けている場合は、計算した枚数を出すだけで手前がいっぱいになることがあります。
この場合は、かける服とたたむ服を分けて数えてください。
- かける服:上着2着、ボトムのうちスカートやしわになりやすいパンツ、シャツやブラウス
- たたむ服:ニット、カットソー、しわになりにくいパンツ
ニットはかけると肩が伸びるので、たたんで引き出しか棚に入れます。週5日・3日おきの人なら、たたむ服はニット4枚とカットソー3〜4枚で、引き出し1段か2段に収まります。かける服は上着2着とボトム2本とシャツ1〜2枚で、ハンガー6本前後です。
ハンガーの本数を先に数えておくと、それ以上かけない目安になります。ハンガーが足りなくなったら、新しく買い足すのではなく、1着を奥か箱に移してください。
引き出しが詰まって開かない場合の直し方は、引き出しの奥行きと、たたみ方の幅で変わります。収納の形に合わせて、たたむ服の幅をそろえるだけでも、入る数が1〜2枚増えます。
ひとり暮らしのワンルームの例
ひとり暮らしのワンルームで、幅1m前後のクローゼットと、引き出し3段の収納しかない場合の例を書きます。週5日外に出て、3日おきに部屋干しで洗濯する生活です。
- クローゼットにかけるもの:上着2着、スカート1本、しわになりやすいパンツ1本、シャツ1枚。ハンガー5本
- 引き出し1段目:肌に触れるトップス4枚と、暖かい肌着5枚
- 引き出し2段目:ニット4枚と、しわになりにくいパンツ1本
- 引き出し3段目:靴下、タイツ、マフラー、手袋
この形で、手前に出す服がすべて収まります。はみ出た服は、クローゼットの上の棚か、ベッドの下の箱に入れて奥と箱の役にします。収納の大きさが決まっている人ほど、数を先に決めると、何を出すかがすぐ決まります。
2週間着てから、数を直す
計算した枚数は、最初の目安です。2週間着てみると、自分の生活に合っているかどうかが分かります。
2週間のあいだに、次のことを数えてください。
- 洗濯の前日に、着るものが足りなかった日があったか。あったら、肌に触れるトップスを1枚増やす
- 一度も着なかった服が手前にあったか。あったら、奥か箱に移す
- ボトムを2日続けて履いた日があったか。あったら、ボトムの色と形が離れていない可能性がある。3本の中身を見直す
2週間で直したら、そのあとは秋冬のあいだ同じ数で回ります。2回目の衣替えで冬の服を出したときも、数は変えず、中身だけを厚いものに入れ替えてください。
季節の終わりに、着た回数を見る
最後に、冬の終わりにしておくと、次の衣替えが楽になることを1つ書いておきます。
秋冬服を箱に戻すとき、この冬に5回以上着た服と、1〜4回しか着なかった服と、一度も着なかった服に分けてください。数え方は、厳密でなくてかまいません。だいたい何回着たかを思い出すだけで十分です。
5回以上着た服は、次の秋冬も手前に出す服です。1〜4回の服は、奥に置く候補です。一度も着なかった服は、次の衣替えで箱から出さない候補になります。
こうして分けて箱に入れておくと、次の秋の衣替えでは、5回以上着た服の箱を開けるだけで、手前の枚数がほぼ埋まります。枚数の式で出した数と、5回以上着た服の数が近ければ、あなたの生活に合った量を、もう持っているということです。
秋冬のあいだに、生活の形が変わることもあります。年末の休みや、仕事の繁忙期、在宅の日が増える時期などです。そのときは、外出日数と洗う間隔をもう一度数え直してください。数え直した数字で式を回せば、手前に出す枚数がすぐに出ます。服を買い足す前に、まず手前と奥の入れ替えで足りるかどうかを確かめると、冬のあいだにクローゼットが詰まることはありません。
よくある問い
- Q. 衣替えのとき、秋冬服は全部出してもいいですか
- 収納に余裕があれば出してもかまいませんが、出した服が多いほど、手前の数枚ばかり着る傾向が強くなります。枚数を先に出して、その数だけを手の届く場所に置き、残りは箱やクローゼットの奥に置いておくと、着る服と着ない服がはっきりします。
- Q. 在宅勤務の日も服の枚数に数えますか
- 家の中だけで過ごす日に着る服を、外出用と分けているかどうかで変わります。分けているなら、在宅の日は外出日数に入れずに、部屋着として別に2〜3組を数えてください。分けていないなら、在宅の日も外出日数に足して計算します。
- Q. 冬は洗濯物が乾かないので、多めに出したほうがいいですか
- 部屋干しで乾くまでに丸1日以上かかるなら、肌に触れるトップスを1枚多く数えてください。乾燥機があって当日に乾くなら、その1枚は不要です。ニットやボトムは毎回洗わないので、乾く時間で枚数を増やす必要はあまりありません。
- Q. 計算した枚数より手持ちが多い場合、残りはどうすればいいですか
- すぐに手放さなくてかまいません。計算した枚数だけを手前に出して2週間着てみて、そのあいだに一度も取り出さなかった服を箱に戻してください。箱に戻した服は、次の衣替えのときに残すかどうかを決めれば十分です。
— メグラシ編集部





