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最高気温19度の服装、春と秋で同じにして失敗|寒い・重いの直し方

メグラシ編集部//読了 12分
夕方の街角で、薄手のベージュの羽織りの前を片手で合わせながら歩く女性。長い影が歩道に伸びている

**同じ最高気温19度でも、春と秋は別の日です。**春の19度で快適だった服を秋に着ると夕方から寒く、秋の19度の服を春に着ると昼の日なたで暑く、見た目も重くなります。

まず、今日がどちらの19度かを確かめてください。秋の19度なら夕方と日陰で、春の19度なら昼の日なたで外しやすい。直す場所はそれで決まります。

19度は、1年に2回やってくる気温です。春は4月の中ごろから下旬、秋は10月の下旬から11月の初め(東京あたりの平地の目安)。数字が同じなので、前の季節に着た服をそのまま出したくなります。ところが、同じ19度でも、日の入りの時刻、太陽の高さ、朝の冷え方、風、感じ方の5つが違います。

19度の日に何を着るかの基本は19度の服装 レディースに、ニット1枚で出かける日の選び方は最高気温19度の服装はニット1枚にまとめてあります。この記事は、春と秋を取り違えて外したときの直し方だけを扱います。

結論:秋の19度は夕方と日陰、春の19度は昼の日なたで外す

季節外しやすい時間と場所よくある失敗最初の直し方
秋の19度夕方、日陰、帰り道春の薄い羽織りで寒い羽織りを1段厚くする
秋の19度足元素足や薄い足元で冷たい足首を覆う
秋の19度見た目淡い色と薄い生地で寒々しい色を1段深くする
春の19度昼の日なた秋の起毛ニットで汗ばむ表面のなめらかな1枚に
春の19度見た目深い色とブーツで重い深い色を1点減らす
春の19度風の強い日目の粗いニットで風が抜ける目の詰まった1枚に

秋は「足す」、春は「減らす」で直ると覚えておくと迷いません。秋は春より寒い時間が長く、春は秋より暖かい時間が長いからです。

早見表|春の19度と秋の19度の違い

同じ19度の日を、春と秋で並べるとこうなります。数字は東京あたりの平地の目安です。

比べるところ春の19度(4月下旬)秋の19度(10月下旬〜11月初め)
日の入り18時過ぎ17時前後
正午の太陽の高さ高い春よりおよそ20度以上低い
朝の最低気温10度前後まで下がる日が多い12度前後の日が多い
昼から夕方の下がり方ゆっくり15時を過ぎると早い
風強い日が多い春より穏やかな日が多い
体の感じ方冬のあとなので暖かく感じやすい夏のあとなので寒く感じやすい

朝だけを比べると、むしろ秋のほうが冷えにくいことに注意してください。秋に寒さで外すのは朝ではなく、夕方から帰り道にかけてです。春は反対に、朝はしっかり冷えるのに、昼の日なたで一気に暖かくなります。

違い①|日の入りが、秋はおよそ1時間半早い

いちばん大きな違いがこれです。春の19度の日は18時過ぎまで明るいのに、秋の19度の日は17時前後に日が沈みます。

帰宅時刻春の19度秋の19度
16時まだ昼の延長日が傾き、影が長い
17時明るい日の入りの前後
18時日の入りの前後暗く、気温が下がり始めている
19時以降暗くなり始め夜の気温に近い

日が沈むと、地面から熱が逃げて、気温は下がり始めます。同じ18時の帰り道でも、春はまだ夕方、秋はもう夜です。春の19度で、帰り道に羽織りがいらなかった記憶のまま秋に出かけると、帰り道で外します。

しかも秋は、日が沈む前から気温が下がり始めます。15時を過ぎると日差しが斜めになり、日なたの暖かさが急に弱まるからです。春は日差しが16時ごろまで十分に残るので、同じ15時でも、春は昼の続き、秋は夕方の始まりと考えてください。

日の入りの時刻は、天気予報の画面やスマートフォンの天気の表示で確かめられます。19度の予報を見たら、その日の日の入りも一緒に見ておく。それだけで、羽織りを持つかどうかの判断がずっと楽になります。

違い②|太陽の高さで、日なたと日陰の差が変わる

気温の数字は、日陰で測ったものです。日なたを歩くと、日差しのぶん体感は上がります。この上がり方が、春と秋で違います。

場所春の19度秋の19度
日なたを歩く数字よりかなり暖かい数字より少し暖かい
日陰を歩く数字どおり数字どおり
ビルの多い通り日なたが多い影が長く、日陰が多い
窓際の屋内日が差して暖かい日差しが浅く入る

春は太陽が高いので、昼の日差しが強く、建物の影も短い。秋は太陽が低いので、日差しが弱く、建物の影が長く伸びます。

この差は、街なかを歩くとはっきり分かります。春の昼は、通りの片側がまるごと日なたになっていることが多いのに対して、秋の昼は、高い建物の北側の歩道がずっと日陰のままです。同じ道を同じ時刻に歩いても、日なたにいる時間の長さが違うのです。秋は、同じ道を歩いても日陰にいる時間が長くなるということです。春に「日なたなら暖かかった」服は、秋には日陰で外れます。

違い③|朝の冷え方と、昼までの上がり方

春の19度の日は、朝がしっかり冷えます。最低気温が10度前後まで下がり、そこから昼にかけて大きく上がります。秋の19度の日は、朝の冷え込みが春ほどではないかわりに、昼の上がり幅も小さく、夕方の下がり方が早くなります。

時間帯春の19度の日秋の19度の日
朝7時10〜12度12〜14度
昼12時17〜19度17〜19度
15時18〜19度16〜18度
18時15〜16度13〜15度

**春は朝に合わせて着ると、昼に暑くなる。秋は昼に合わせて着ると、夕方に寒くなる。**ずれる時間帯が反対なのです。

服を決めるのはたいてい朝なので、春は朝の寒さにつられて厚く着すぎ、秋は朝の過ごしやすさにつられて薄く着すぎる、という形で外します。朝に服を決めるとき、春なら「昼にはこれを脱ぐ」、秋なら「夕方にはこれを足す」と、1枚先の時間を思い浮かべてから決めてください。

違い④|春は風の強い日が多い

春は、風の強い日が多い季節です。気温が19度でも、風が強いと体感は数度下がります。秋の19度の日は、春よりも穏やかな日が多くなります。

風の強さ体感着るものの目安
ほとんどない数字どおりそのまま
少しある(髪が揺れる)1度ほど下がる目の詰まったものに
強い(傘が煽られる)2〜3度下がる風を通さない羽織りを

春の失敗で多いのは、暑さより風です。秋に重宝した目の粗いニットを春に着ると、風が編み目を抜けて、日なたでも寒く感じることがあります。

違い⑤|夏のあとか、冬のあとか

同じ19度でも、夏のあとの秋は寒く、冬のあとの春は暖かく感じる人が多いはずです。前の季節の気温に慣れているからです。

季節前の季節19度の感じ方
秋25度を超える日が続いた涼しい、肌寒い
春10度前後の日が続いた暖かい、軽装でいける

**感じ方の違いは、見た目の季節感にも出ます。**秋の19度の日、周りの人は春より1段厚いものを着ています。春の服で出かけると、自分だけ薄着に見えることがあります。

感じ方には個人差があり、同じ19度でも寒く感じる人と暑く感じる人がいます。自分がどちらに寄りやすいかは、1年を通して変わりにくいものです。春の19度で「少し寒かった」と覚えている人は、秋の19度ではさらに寒く感じやすいと考えて、1段多めに準備してください。反対に、春の19度で「暑かった」と覚えている人は、秋の19度がちょうどよく感じられるかもしれません。

秋の失敗①|春の薄い羽織りで、帰り道が寒い

秋に最も多い失敗です。春の19度で着ていた、裏地のない薄手の羽織りやカーディガンで出かけて、日の入り後の帰り道で寒い。

春に着ていた羽織り秋の19度での見え方と体感秋に替えるなら
裏地のない薄手の綿の羽織り夕方から風が抜けて寒い目の詰まった綿か、ウール混の羽織り
薄手の綿のカーディガン日陰で寒い中くらいの厚みのウール混のカーディガン
透ける素材の羽織り見た目も寒い透けないものに
シャツの重ね着だけ日の入り後に足りないシャツの上に1枚足す

春に裏地のない薄手の羽織りで足りたのは、帰り道がまだ明るく、気温が15度を下回る前に家に着いていたからです。秋の19度の日に同じ時刻まで外にいると、帰り道は13度前後まで下がっていることがあります。薄手の羽織りは、風がない日なら15度くらいまでは持ちますが、それを下回ると、生地のすき間から冷えが入ってきます。

羽織りの厚みの目安は、指でつまんだ厚みです。春の19度の羽織りより、つまんだ厚みが2〜3mmほど増えるものを選んでください。19度の羽織りの選び方は最高気温19度のアウターで、中の厚みとの足し算から決められます。

秋の失敗①の直し方|羽織りを替えられないときは首元

手持ちに春の薄い羽織りしかないときは、首元を覆います。首元を覆うと、薄い羽織りでも体感が変わります。

首元足すもの起きること
首が大きく開いている薄手のスカーフを1周首まわりの肌が隠れる
首が詰まっている何も足さないすでに覆えている
襟のあるシャツ一番上のボタンを留める襟の内側に空気が入りにくい
中に何も着ていない首の詰まった薄い中の1枚首から胸の前まで覆える

スカーフは、出かけるときに巻かずにバッグに入れておくのも手です。秋の19度の日は、昼は首元を開けていても快適で、日が傾いてから寒くなります。15時を過ぎたら巻く、と決めておけば、昼に暑くなる心配もありません。

秋の失敗②|素足や薄い足元で、足先が冷たい

春の19度では素足にパンプスや、くるぶしの見えるパンツで快適だった。同じ足元で秋の19度に出かけると、夕方から足先と足首が冷たく感じます。

春の足元秋の19度で起きること秋の直し方
素足にパンプス夕方に足首が冷たい薄いストッキングを足す
くるぶし丈のパンツに素足足首だけ肌が出て寒々しい服の色に近い靴下を足す
甲の開いた靴足先が冷たい甲を覆う靴に
白いキャンバスのスニーカー見た目が軽い革か厚手の布の靴に

**足元は、気温より先に冷えを感じる場所です。**足首の肌を1か所覆うだけで、全身の体感が上がります。見た目の季節感も、足元から秋に寄ります。

秋の夕方は、地面から冷えが上がってきます。日中に温まった地面が、日の入りとともに熱を逃がしていくからです。足首やくるぶしが出ていると、そこがいちばん先に冷たく感じます。足首が覆われていれば、上半身が薄手でも、帰り道の寒さはかなり和らぎます。

秋の失敗③|淡い色と薄い生地で、見た目が寒々しい

春の19度の装いは、淡い色と薄い生地が中心です。そのまま秋に着ると、体感はちょうどよくても、見た目が寒々しくなります。

春の19度の色と生地秋に見たときの印象秋に寄せるなら
淡い水色、淡いピンク季節が戻ったように見える灰色がかった深い色に1点替える
白の上下寒々しい下を深い色に
透ける薄手の生地体感以上に寒そう透けないものに
光沢のある薄い生地軽く見える艶の少ないものに

体感がちょうどよくても、見た目が寒々しいと、周りの人には寒そうに映ります。秋の夕方は光が弱く、暖かい色の照明が灯り始めるので、淡い色や白はとくに冷たく浮きやすくなります。

色を全部替える必要はありません。上下のどちらか1点を深い色にするだけで、見た目の季節が秋に寄ります。淡い色を残すなら、顔に近い上に残して、下を深い色にすると落ち着きます。

秋の失敗④|日なたで決めて、日陰で寒い

朝、家の窓際の日だまりで服を決めて出かけると、秋は外れやすくなります。秋の太陽は低いので、窓から部屋の奥まで日が差し込み、家の中が暖かく感じるのに、外の通りは建物の影で日陰が多いからです。

服を決める場所秋に起きること決め方
日の差す窓際実際より暖かく感じる窓を開けて外の空気を30秒確かめる
日の入らない部屋ほぼ外と同じそのまま
外の日なた日陰で寒くなる日陰に入って確かめる

春はこの逆で、朝の家の中はまだ冷えているのに、外の日なたはすでに暖かいことがあります。春の朝に寒い部屋で服を決めると、厚く着すぎます。どちらの季節でも、服を決める前に外の空気を一度確かめることが、取り違えを防ぐいちばん手軽な方法です。

**秋の19度は、日陰で決めてください。**日なたで決めると、日陰を歩く時間ぶん外れます。予報と自分の体感のずれを測る方法は気温どおりの服装で寒い・暑いで、3日の記録から出せます。

春の失敗①|秋の起毛ニットで、昼に汗ばむ

春の失敗でいちばん多いのが、秋の19度で着ていた起毛のニットや厚手の上着で、昼の日なたを歩いて汗ばむことです。

秋に着ていた1枚春の19度で起きること春に替えるなら
起毛の厚手のニット昼の日なたで暑い表面のなめらかな中くらいの厚みのニット
ウールの厚手の上着脱いだら持て余す綿の羽織り
首の詰まった厚手の1枚首まわりが暑い首の開いた1枚に重ねる
中に厚手の長袖脱げないので暑い中は薄く、上で調節する

起毛の表面は、繊維のあいだに空気をためるので、日なたで温まった空気が逃げにくくなります。秋の穏やかな日差しの下ではちょうどよい暖かさでも、春の強い日差しの下では、内側に熱がこもります。表面のなめらかなニットは、同じ厚みでも熱がこもりにくいので、春の昼に向いています。

春は、脱いで持てるものを外側に置くのが基本です。朝は冷えるので重ねて出かけ、昼に外側の1枚を脱ぐ。中を厚くすると、昼に脱げなくなります。ニットの厚みを気温で替える目安はニットはいつから?で確かめられます。

春の失敗②|深い色とブーツで、見た目が重い

秋の19度で着ていた深い色の服と、くるぶしを覆うブーツ。体感はちょうどよくても、春の明るい日差しの下では、見た目が重く感じられます。

秋の19度の装い春に見たときの印象春に寄せるなら
焦げ茶、深い緑の上下全身が重い上を明るい色に
ショートブーツ足元だけ冬甲の見えるローファーかパンプスに
起毛の小物(帽子、バッグ)季節が戻ったように見える革か布のものに
黒のタイツ足元が沈む肌に近い色の薄いストッキングに

ブーツは、春の19度の昼には足元に熱がこもりやすい靴でもあります。秋の19度で快適だったショートブーツも、春の日なたを長く歩く日には、甲の見える靴のほうが楽に過ごせます。朝の冷えが気になるなら、靴は軽いものにして、靴下を1段厚くするほうが、昼に困りません。

春は、上着を脱ぐ時間が長いので、**中の服の色が見た目の季節を決めます。**秋は上着の色が外に見えていましたが、春はその下の服が出てきます。中の服を明るくしておくと、上着を脱いだ瞬間に季節が春に寄ります。

春の失敗③|目の粗いニットで、風が抜ける

秋の19度では、日差しが穏やかで風も少ない日が多いので、目の粗いざっくりしたニットで快適に過ごせます。同じニットを風の強い春の19度に着ると、編み目を風が抜けて、日なたでも寒く感じます。

ニットの編み目確かめ方春の風の日に
目の詰まった細い編み光にかざして、向こうが見えないそのまま着られる
中くらいの編み光にかざして、点々と光が通る中に1枚着る
目の粗い編み編み目に指先が入る上に風を通さない羽織りを

春は厚みより、目の詰みで選んでください。厚手でも目が粗いと風が抜け、薄手でも目が詰まっていれば風を止めます。

目の粗いニットを春に着たいときは、中に目の詰まった綿のシャツか、薄手の長袖を1枚重ねてください。風は中の1枚で止まり、ニットの見た目はそのまま楽しめます。風がやんだ日の昼に暑くなったら、ニットを脱いで肩にかければ、中のシャツ1枚で過ごせます。

色で季節を合わせる|春は上を明るく、秋は下を深く

19度の日は、体感の失敗と同じくらい、見た目の季節の取り違えが起きます。体感はちょうどよいのに、周りから浮いて見える。これは色の置き方で直せます。

季節明るくする場所深くする場所理由
春の19度上(顔の下)小物を少し上着を脱ぐ時間が長く、上が目に入る
春の19度中の服羽織り羽織りを脱いだときに春に寄る
秋の19度首元を少し下と足元足元から季節が秋に寄る
秋の19度中の服羽織り羽織りの色が外の印象を決める

春は上から明るく、秋は下から深く、と置くと、同じ服の組み合わせでも季節がそろいます。たとえば、生成りのシャツと灰色のパンツという同じ土台でも、春は淡い色の羽織りと軽い靴、秋は深い茶の羽織りと濃い色の靴にすると、それぞれの季節の19度に見えます。

色を替えるのは、多くても2か所までにしてください。3か所以上を替えると、土台の服まで替えたくなり、結局すべてを着替えることになります。

通勤の日と休日で、外す場所が違う

同じ19度でも、通勤の日と休日では、外にいる時間帯が違います。外す場所もそれに合わせて変わります。

日外にいる時間帯春の19度で外しやすい秋の19度で外しやすい
通勤の日朝と夕方以降朝の寒さ帰り道の寒さ
休日の昼の外出昼から夕方昼の日なたの暑さ15時以降の冷え
休日の夜の外出夕方から夜夜の冷え夜の冷え
1日外にいる日朝から夜まで朝と昼の差昼と夜の差

**通勤の日は、昼の気温をほとんど体で感じません。**朝と帰り道の気温だけで決めてください。春の通勤は朝に合わせて1枚多く、秋の通勤は帰り道に合わせて1枚多く。どちらも1枚多くなりますが、足す理由が違います。春は朝に着て昼は屋内で脱げば済み、秋は帰り道に着るので、羽織りは屋内に置いておけるものを選びます。

休日の昼に出かけるなら、春は日なたの暑さ、秋は15時以降の冷えに合わせます。休日のほうが、春と秋の取り違えがはっきり出ます。

外で立ち止まる時間がある日|待ち合わせ・行事・屋外の席

歩いているあいだは、体が温まるので19度でも寒さを感じにくいものです。外で立ち止まる時間があると、話が変わります。

立ち止まる場面春の19度秋の19度
駅前での待ち合わせ(10分ほど)日なたを選べば平気日陰が多く、足元から冷える
子どもの行事や屋外の見学日差しで暑くなることも午後は座っていると冷える
屋外の席での食事昼は快適、夕方は羽織りが要る昼から羽織りが要ることが多い
公園や川沿いの散歩風が強いと寒い日が傾くと急に冷える

秋の19度で外に座る予定があるなら、膝にかけられる大判のストールを1枚持っていくと、羽織りを厚くしなくても済みます。春は日なたと日陰を選べることが多いので、羽織りを脱ぎ着できる薄いもので足ります。

両方の季節で使える服、片方だけの服

19度の服を、春と秋の両方で使えるものと、片方だけのものに分けておくと、季節が変わったときに出し直す手間が減ります。

服春の19度秋の19度分け方
目の詰まった中くらいの厚みのニット使える使える両方
綿のシャツ使える中に着れば使える両方
張りのある綿のパンツ使える使える両方
裏地のない薄手の羽織り使える帰宅が早い日だけ春寄り
透ける薄手のブラウス使える上に重ねれば使える春寄り
起毛の厚手のニット暑い使える秋寄り
ショートブーツ重い使える秋寄り
ウール混の羽織り朝だけ使える秋寄り

両方で使える服を土台にして、羽織り・足元・色の3つを季節で入れ替えると、同じ服で春と秋の19度に合わせられます。土台は同じでも、入れ替える3つが違えば、外すことはほとんどありません。

衣替えのときに、この分け方で服を置く場所を決めておくと便利です。両方で使える服は、季節を問わず手前に置いたまま。春寄りの服は秋に奥へ、秋寄りの服は春に奥へ移します。19度の日に奥の服を出してしまうことがなくなるので、取り違えそのものが起きにくくなります。衣替えを始める目安は衣替えはいつ?で、最低気温の続き方から出せます。

帰宅時刻で決める|羽織りの厚み

19度の日にいちばん迷う羽織りは、帰宅時刻で決めると外しにくくなります。

帰宅時刻春の19度秋の19度
15時まで薄手の羽織りか、なし薄手の羽織り
15〜17時薄手の羽織り中くらいの厚みの羽織り
17〜19時中くらいの厚みの羽織り中くらいの厚みの羽織りと首元の1枚
19時以降中くらいの厚みの羽織り厚手寄りの羽織り

帰宅時刻がはっきりしない日は、遅いほうに合わせてください。予定より早く帰れたなら、羽織りを手に持てばいいだけです。反対に、薄い羽織りで出かけて帰りが遅くなると、外で足せるものがありません。

秋は、帰宅が17時を過ぎるかどうかが分かれ目です。日の入りを過ぎて外にいる時間があるなら、羽織りを1段厚くしてください。春は日の入りが遅いぶん、同じ時刻でも1段薄くて足ります。

どちらとも取れるとき①|10月前半や5月の19度

19度になるのは、春の4月下旬と秋の10月下旬だけではありません。10月前半の雨の日や、5月の曇りの日にも、最高気温が19度にとどまることがあります。

時期どちらの19度に近いか理由
10月前半の雨の日秋の19度に近い日差しがなく、夕方の冷えも早い
10月前半の晴れの日秋の19度と春の19度のあいだ太陽がまだ高めで、日の入りも少し遅い
5月の曇りの日春の19度に近い日の入りが遅く、日差しが出れば暖かい
3月末の晴れの日春の19度より朝が寒い朝の冷え込みが強い

日差しがない日は、季節を問わず秋の19度に寄せてください。日なたの暖かさがないので、春でも夕方の寒さで外しやすくなります。

反対に、10月前半のよく晴れた19度の日は、太陽がまだ少し高く、日の入りも17時半ごろなので、秋の19度より少し暖かく感じます。この日は、羽織りは秋の19度と同じ厚みのものを持ち、中を1段薄くして、昼は羽織りを脱いで過ごす、という組み方が合います。

どちらとも取れるとき②|雨の19度

雨の日の19度は、春でも秋でも、日差しがないぶん体感が下がります。さらに、濡れた服や足元が冷たく感じます。

雨の19度春秋
羽織り撥水するものを1段厚く撥水するものを1段厚く
足元素足は避ける甲を覆う靴に
中の服濡れても乾きやすいもの濡れても乾きやすいもの

雨の日は、春も秋も同じ考え方で足りるので、季節の取り違えはあまり起きません。迷ったら、秋の19度の側で組んでください。

ただし、春の雨の日は、雨がやんで日が差すと急に暖かくなることがあります。撥水する羽織りは脱いで畳めるものにしておくと、雨上がりの日なたでも困りません。秋の雨は、やんだあとも気温が上がりにくいので、羽織りは着たままで過ごせるものを選んでください。

どちらとも取れるとき③|屋内にいる時間が長い日

職場や店の中にいる時間が長い日は、外の季節より屋内の空調で外します。

屋内の様子春秋
冷房が入っている薄い羽織りを手元にまれ
暖房が入り始めているまれ中を薄く、上で調節
空調なし、窓際日差しで暖かい午後は冷える

春の屋内は、窓際の席だと日差しで暖まり、外より暑く感じることがあります。窓際で過ごす時間が長い日は、中の服を薄くして、羽織りは椅子の背にかけておける軽いものにしてください。

秋の終わりは、屋内で暖房が入り始める時期です。**外に合わせて中を厚くすると、屋内で暑くなります。**中は薄く、外側の羽織りで調節すると、屋内と屋外の両方に合わせられます。

前の晩に確かめる3つ

最後に、19度の予報を見た夜に確かめることです。

  1. 今が春の19度か、秋の19度か(日の入りの時刻を見る)
  2. 明日の帰宅時刻が、日の入りの前か後か
  3. 風の予報が強いかどうか

**1と2だけで、羽織りの厚みが決まります。**秋で、帰宅が日の入りを過ぎるなら1段厚く。春で、日の入り前に帰るなら1段薄く。3の風が強ければ、どちらの季節でも目の詰まった1枚にします。

決めた服は、羽織りと足元だけ玄関の近くに出しておいてください。朝は、外の空気を窓から30秒確かめて、予報より冷たく感じたら秋の側に、暖かく感じたら春の側に1段寄せる。前の晩に決めておけば、朝の迷いはその1段だけで済みます。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 春の19度で快適だった服を、秋の19度に着たら寒かったのはなぜですか
秋の19度は、春の19度より日の入りが早く、太陽も低いからです。東京あたりの平地で比べると、春に最高気温が19度前後になる4月下旬は日の入りが18時過ぎ、秋の10月下旬から11月初めは17時前後です。秋は夕方に気温が下がり始めるのが早く、昼間も建物の影が長くなります。春の服で出かけるなら、羽織りを1段厚いものにして、首元か足首のどちらかを覆ってください。
Q. 秋の19度の服を春に着ると、なぜ暑く感じるのですか
春は太陽が高く、昼の日なたの日差しが秋よりずっと強いからです。気温の数字は日陰で測ったものなので、日なたを歩くと体感は数字より上がります。秋の19度に合わせた起毛のニットや厚手の上着は、春の昼の日なたでは重く感じます。春は、表面のなめらかな中くらいの厚みのものを選び、羽織りは脱いで持てるものにしてください。
Q. 春と秋の両方で着られる19度の服はありますか
あります。目の詰まった中くらいの厚みのニット、綿のシャツ、張りのある綿や混紡のパンツは、両方の季節で使えます。違いが出るのは、羽織りの厚み、足元の肌の見え方、色の明るさの3つです。土台の服は同じでも、この3つを季節で入れ替えると、同じ服で両方の19度に合わせられます。
Q. 最高気温19度の日に、羽織りは要りますか
帰宅時刻で決めてください。秋は、帰宅が日の入りを過ぎるなら持っていきます。10月下旬なら17時前後が目安です。春は日の入りが遅いので、18時ごろまでに帰るなら薄手の羽織りで足り、それより遅いなら中くらいの厚みのものを選びます。風の強い日は、どちらの季節でも1段厚くしてください。

— メグラシ編集部

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24度の服装 50代|秋は長袖1枚、肘までまくれる薄さを選ぶ

秋の最高気温24度の日は、半袖に羽織りではなく、長袖1枚で出かけるのがいちばん収まります。選ぶのは、袖を肘まで2回折って10歩歩いても落ちてこない薄さの1枚です。春の24度と秋の24度が別の一日になる理由、家を出る時刻と帰る時刻の2つの数字の見方、シャツ・薄手のニット・とろみのブラウス・カットソーの使い分け、朝15度で昼24度の日や屋内に長くいる日の決め方まで、50代の手持ちで組める形にまとめました。

メグラシ編集部/読了 9分
5月の長袖は最低気温15度で切り替わる|最高気温を見ると、必ず外す

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5月の長袖は最低気温15度で切り替わる|最高気温を見ると、必ず外す

5月に長袖を着るか迷うのは、最高気温を見ているからです。5月は最高と最低の差が10度を超える日が月の半分以上あり、最高25度の日でも朝は13度まで下がります。見るのは最低気温だけ。15度未満なら長袖、15〜18度なら長袖でまくる、18度以上なら半袖に羽織り。切り替えの数字、日較差が10度を超える日の組み方、まくる位置、雨の日のずらし方、15度ちょうどで迷う日の決め方まで整理しました。

メグラシ編集部/読了 9分
9月の半袖は袖丈15cmまで|肩先から25cmある袖なら下旬も通る

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9月の半袖は袖丈15cmまで|肩先から25cmある袖なら下旬も通る

9月に半袖が浮くかどうかは、気温ではなく袖の丈で決まります。肩先から袖口までが何センチあるか。10センチ以下は上旬まで、15センチ前後は中旬まで、25センチ前後なら下旬も通ります。丈の測り方、同じ半袖でも上旬と下旬で見え方が変わる理由、袖の下に足す一枚、腕の外にある一点で丈を補う方法、9月の朝と昼の差、10月に渡すときの切り替えまで、寸法で整理しました。

メグラシ編集部/読了 9分
韓国旅行の服装 10月|ソウルは東京より3〜4週間早く冷える

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韓国旅行の服装 10月|ソウルは東京より3〜4週間早く冷える

10月のソウルは、上旬と下旬で最高気温がおよそ6度違います。上旬は東京の同じ月の中旬から下旬、下旬は東京で秋が終わるころに近い気温です。東京の感覚より3〜4週間先の服を持っていくと、ずれが小さくなります。上旬・中旬・下旬の気温の目安と上に着るもの、朝と夜の差が10度開く日の組み方、乾いた空気と風への備え、南の港町や島へ行く日、郊外の山へ上がる日、出発と帰りの日本側の服、荷物を小さくしたいときの選び方まで、旅の日程を入れて決められる形にまとめました。

メグラシ編集部/読了 9分

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