最高気温19度のアウター|裏地のない1枚まで、中の厚みと足して選ぶ

**最高気温19度の日にアウターを着るなら、裏地のない1枚までにしてください。**選ぶときは、アウター単体ではなく、中に着る1枚と足した厚みで決めます。
19度は、アウターを着るかどうかが人によって割れる気温です。朝は12〜14度まで下がり、昼の数時間だけ19度に届きます。朝に合わせて厚いアウターを着ていくと、昼に脱いで持ち歩くことになり、昼に合わせて何も着ないと、朝と夕方に寒くなります。着るなら、昼に着たままでも暑くない重さに収めることが大事です。
19度の日全般の組み立て方は19度の服装 レディースにまとめています。この記事は、19度の日にアウターを着ると決めたあと、どの1枚を選ぶかの話です。
結論:中と足して、厚みを2段までに収める
服の厚みを、つまんだときの感触で3段に分けます。薄い=1段、中くらい=2段、厚い=3段です。19度の日は、中の1枚とアウターを足して、合計2段までに収めてください。
| 中の1枚 | 合わせるアウター | 合計 |
|---|---|---|
| 薄い長袖(1段) | 裏地のない薄手のジャケット・シャツジャケット(1段) | 2段 |
| 薄い長袖(1段) | 薄手のトレンチコート・薄手のブルゾン(1段) | 2段 |
| 中厚手のニット(2段) | 羽織らない。首に巻く1枚だけ持つ | 2段 |
| 半袖(0.5段) | 目の詰んだカーディガン・薄手のジャケット(1〜1.5段) | 2段まで |
合計が3段を超えると、昼の19度の時間に暑く感じます。合計が1段だと、朝の12〜14度に寒く感じます。
19度でアウターを着るのは、どんな日か
アウターを着るかどうかは、最高気温より、次の2つで決めてください。
1つ目は、家を出る時刻の気温です。14度を下回る日は、アウターを着ていくほうが朝を楽に過ごせます。14度以上あるなら、長袖1枚に首の1枚で出られます。
2つ目は、外にいる時間の合計です。通勤、昼の外出、帰りを合わせて2時間を超えるなら、アウターを着ていきます。駅と建物のあいだを歩くだけで、外にいるのが合わせて1時間ほどなら、アウターなしで足ります。
どちらにも当てはまらない日は、この記事の出番ではありません。長袖1枚で出かけてください。
1つだけ当てはまる日は、迷うところです。朝は14度を下回るけれど外にいるのは1時間ほど、という日なら、アウターの代わりに首に巻く1枚で朝を受けます。朝は14度以上あるけれど外に2時間以上いる、という日なら、裏地のない薄いアウターを1枚着ていきます。外にいる時間の長さのほうを、朝の気温より重く見てください。
厚みを3段に分ける|つまんで確かめる
手持ちの服の厚みは、指でつまんで確かめます。布を2枚重ねた状態、つまり身ごろの裾あたりを親指と人差し指でつまんでください。
- 1段(薄い)……つまんだ指のあいだが5mmに満たない。光にかざすと手の形がうっすら見える
- 2段(中くらい)……指のあいだが5mm〜1cm。光にかざしても手の形は見えない
- 3段(厚い)……指のあいだが1cmを超える。裏地や中綿、起毛がある
アウターの場合は、裏地があれば、それだけで1段足してください。表の布が薄くても、裏地つきのものは2段として数えます。
裏地があるかを、裾をめくって確かめる
19度のアウター選びでいちばん効くのは、裏地の有無です。裾を少しめくって、裏側に別の布が縫いつけてあるかを見てください。
裏地があると、空気の層がひとつ増えます。朝の冷えには頼りになりますが、昼の19度の時間には、その空気の層がこもって暑く感じます。裏地のないアウターは、表の布1枚だけなので、中の1枚との合計が読みやすいのが利点です。
背中側の上半分だけに裏地がついている、背抜きと呼ばれる仕立てもあります。これは1.5段として数えます。中を薄い長袖にすれば、合計2段の範囲に収まります。
19度に向くアウター、向かないアウター
手持ちの羽織りを、19度に向くかどうかで分けると、次のようになります。
- 向く……裏地のないジャケット、シャツジャケット、薄手のトレンチコート、薄手のブルゾン、目の詰んだカーディガン
- 向かない……裏地のついたウールのコート、中綿の入ったもの、起毛の厚いジャケット
向かない側のアウターは、19度の日に朝だけ合います。昼に脱いで手に持つことになるので、荷物が増えます。これらの出番は、最高気温が16度を下回るころからです。コートに切り替える境目は、コートは何度からで扱っています。
前を開けて着られるか|10歩歩いて確かめる
19度の日のアウターは、前を開けて着る時間が長くなります。朝は閉じ、昼は開けて調整するためです。前を開けたときに形が崩れないかを、家で確かめてください。
- ボタンやファスナーをすべて外す
- 鞄を肩に掛ける
- 部屋の中を10歩歩く
歩いたあと、前の裾が後ろへ引っぱられて、背中側にたまっていなければ合格です。前を開けると裾が広がって、鞄の紐に引っかかるものは、開けて着る時間が長い19度には向きません。閉じて着る前提のアウターは、昼に脱ぐしかなくなります。
中の1枚は、脱いだときに見える服にする
アウターの下に着る1枚は、屋内でアウターを脱いだときに、それだけで見える服として成立するものにしてください。
19度の日は、建物の中に入ると、アウターを脱ぐことが多くなります。そのとき、中がインナーのように見える薄いカットソー1枚だと、季節がずれて見えることがあります。薄い長袖のブラウスやニットのように、脱いでも1枚の服として見えるものが中に向きます。
中を半袖にするのは、昼にアウターを脱ぐ予定がない日だけにしてください。
袖は、中の1枚の袖と長さをそろえる
アウターの袖と、中に着る1枚の袖の長さの関係も見ておいてください。中の袖がアウターの袖口から1〜2cmのぞく程度なら、手首まわりがすっきりまとまります。
中の袖がアウターより長く、3cm以上のぞくときは、中の袖を1回折ってアウターの袖の中にしまいます。反対に、中が七分袖や半袖で、アウターの袖の中に隙間があると、昼に袖をまくったとき腕が直接アウターの布に触れます。裏地のないアウターは内側の縫い代が肌に当たることがあるので、中は長袖にしておくほうが、袖をまくる日も楽に過ごせます。
19度の昼は、アウターの袖をまくって過ごす時間があります。まくる前提なら、袖幅にゆとりがあり、2回折っても肘の上で止まるアウターが向きます。
脱いだアウターの持ち方を、先に決めておく
裏地のないアウターを選んでも、屋内では脱ぐことがあります。脱いだあとの持ち方を、家を出る前に決めておいてください。
- 腕に掛ける……裏地のないアウターは軽いので、二つ折りにして腕に掛けても負担になりにくい
- 椅子の背に掛ける……肩の形が崩れにくい、肩に芯の入っていないものが向く
- 鞄に入れる……薄手のブルゾンやシャツジャケットなら、畳んで鞄に入ることがある
脱いだものを腕に掛けて長く歩く日は、アウターの色を鞄の色と近づけておくと、腕に掛けたときも手元がまとまって見えます。
どちらとも取れるとき①|朝12度、昼19度
朝と昼の差が7度ある日は、朝の12度に合わせるか、昼の19度に合わせるかで迷います。
この日は、アウターは19度に合わせた裏地のない1枚にして、朝の冷えは首に巻く1枚で受けてください。首に1枚あるだけで、体感で1〜2度ぶん暖かくなります。昼になったら首の1枚を鞄にしまい、アウターは前を開けて着たまま過ごします。**アウターで朝に合わせると、昼に脱ぐものが大きくなります。**脱ぐものは小さいほうが楽です。
どちらとも取れるとき②|曇りで風のある19度
同じ19度でも、曇りで風のある日は、体感が2〜3度下がります。晴れた19度と同じアウターだと、昼でも少し寒く感じます。
この日は、合計の厚みを2.5段まで上げて構いません。中を中厚手のニットにして、上に裏地のない薄いアウターを重ねます。アウターは、風を通しにくい、目の詰んだ布のものを選んでください。薄手のトレンチコートやブルゾンは、表の布が詰んでいるので、風の日に向きます。
どちらとも取れるとき③|雨の19度
雨の日の19度は、晴れた19度より体感が下がり、湿気で布が重く感じます。この日は、合計の厚みを変えずに、アウターの表面で選んでください。
表面がなめらかで目の詰んだ布、たとえば薄手のトレンチコートやブルゾンは、雨粒が染みこみにくく、濡れても乾きやすい側です。表面が起毛したものや、目の粗いニットのカーディガンは、雨を吸って重くなり、乾くまで冷たく感じます。雨の19度は、厚みより表面で選びます。
雨の日は外を歩く時間を短くする人が多いので、アウターなしで済む日も増えます。家を出る時刻の気温と外にいる時間を、晴れの日と同じように確かめてから決めてください。
どちらとも取れるとき④|屋内に長くいる日
外の19度より、屋内の温度が一日を決める日もあります。建物の中はまだ冷房も暖房も入っていないことが多く、20〜24度くらいで過ごすことになります。
屋内が長い日は、中の1枚を屋内に合わせてください。アウターは行き帰りのためだけのものになるので、脱いだあと椅子の背に掛けやすい、しわになりにくい1枚が向きます。裏地のないジャケットは、椅子の背に掛けても形が崩れにくいのでおすすめです。
色は、秋の19度に合わせる
秋の19度は、そこから寒くなっていく途中の気温です。アウターの色は、茶、カーキ、深い緑、濃い紺のような、落ち着いた色が季節に合います。
春にも着た明るいベージュや白に近いアウターを秋に着るなら、中の1枚を秋の色にしてください。前を開けたとき、中の色が縦に1本見えるので、アウター全体が明るくても秋に寄って見えます。
足元も季節に合わせます。19度の日は、つま先の覆われた革の靴や、足首が隠れる靴下を合わせると、アウターの軽さと足元の重さがつり合います。サンダルのままだと、上半身がアウターで秋になっていても、足元だけが夏に残って見えます。
手持ちで組む3通り
最高気温19度の日に、手持ちで組みやすい形を3つ挙げます。
- 外を歩く時間が長い日……薄い長袖のブラウスに、裏地のないカーキのシャツジャケット。朝は前を閉じ、昼は開ける
- 朝が冷える日……薄手のニットに、裏地のない茶のジャケット。首に巻く1枚を朝だけ使う
- 風のある曇りの日……中厚手のニットに、目の詰んだ薄手のトレンチコート。前は閉じたままでも暑くない
どれも、中とアウターの合計が2段前後に収まっています。この合計を覚えておけば、手持ちの組み合わせを変えても19度に合わせられます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 最高気温19度の日に、アウターは必要ですか
- 朝の家を出る時刻の気温が14度を下回る日と、外にいる時間が合わせて2時間を超える日は、着ていくほうが一日を通しやすくなります。どちらにも当てはまらない日は、長袖1枚に首に巻く1枚で足ります。アウターを持つかどうかは、最高気温より、朝の気温と外にいる時間で決めてください。
- Q. 19度でトレンチコートは暑いですか
- 裏地のない薄手のトレンチコートなら、19度の日に着られます。裏地がついているもの、ライナーを付けたものは、昼に暑く感じやすくなります。裾をめくって、裏側に別の布が縫いつけてあるかを見てください。裏地があるトレンチコートは、最高気温が16〜17度に下がってから出番が来ます。
- Q. 19度の日、アウターの中は半袖でもいいですか
- 昼に外でアウターを脱ぐ予定がないなら、半袖でも構いません。ただ、屋内でアウターを脱いだとき、半袖1枚だと季節とずれて見えることがあります。脱ぐ場面がある日は、中を薄い長袖にしておくと、脱いだあとも秋の装いのまま過ごせます。
- Q. 春の19度と秋の19度で、アウターは同じでいいですか
- 厚みの考え方は同じで構いません。違うのは色です。秋の19度は、そこから寒くなっていく途中なので、茶やカーキ、深い緑のような色のアウターが季節に合います。春の19度は、明るいベージュや白に近い色のほうがなじみます。同じ1枚を両方の季節に着るなら、中に着る1枚の色で季節を寄せてください。
— メグラシ編集部





