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24度の服装 秋|暑いけれど秋に見せたい日は、色と足元から先に替える

メグラシ編集部//読了 20分
秋の日差しの街角を歩く女性の、生成りの薄手ブラウスと茶色のスカート、茶色の革のショルダーバッグの着こなし

**秋に最高気温が24度ある日は、肌に触れる生地は夏のまま、見える色と足元だけを秋に替えてください。**それで、汗をかかずに季節に追いつけます。

秋の24度で迷うのは、気温の問題ではありません。体は夏の服を求めているのに、周りの人の服や店先の色はもう秋に替わっていて、自分だけ夏に取り残されたように感じる。その「暑いけれど秋に見せたい」というずれが、迷いの正体です。

このずれは、服を全部秋物に替えても、全部夏物のままにしても解けません。秋物に替えれば汗をかき、夏物のままなら季節に置いていかれます。解き方は、体感を決める場所と、見た目を決める場所を分けて考えることです。

24度の日の基本の組み方は24度の服装 レディース|半袖で確定、迷いは羽織りが屋外用か冷房対策かに移るにまとめてあります。この記事は、秋に24度の日が来たときに、どこを夏に残してどこを秋に替えるかの振り分けに絞っています。

結論:秋の24度は、生地は夏・色と足元は秋

先に答えを置きます。

場所秋の24度の扱い理由
肌に触れる生地夏のまま(薄く、風が通る)体感を決めるのは生地の厚みと目の詰み方
服の色1色だけ秋に寄せる見た目の季節は色でいちばん早く変わる
足元つま先を覆う靴にする足元は全身の中で季節が最も目立つ場所
バッグと小物秋の素材にする体感に影響せず、季節感だけを足せる
羽織り朝晩用に1枚、秋の色で昼は脱いで持つので、体感に響かない

**体感を決めるのは、生地だけです。**色、足元、バッグ、羽織りは、どれだけ秋に替えても、昼の24度で汗をかく原因にはなりません。だから、季節感はこちらで出します。

逆に、生地を秋に替えると、色が夏のままでも暑くなります。厚手の生地、目の詰んだ生地、起毛した生地は、24度では背中や脇に汗をためます。

秋の24度が、夏の24度と違うところ

同じ24度でも、初夏の24度と秋の24度では、着るものの条件が少し違います。違いを知っておくと、どこまで秋に寄せられるかの見当がつきます。

日差しが低い

秋は太陽の位置が低くなり、日差しの角度が浅くなります。同じ気温でも、頭や肩に当たる日差しの強さは夏より弱く、日なたでの体感は初夏ほど上がりません。初夏の24度では暑く感じた薄手の長袖が、秋の24度では着られることがあります。

湿度が下がる

秋は空気が乾いてきます。湿度が低いと、汗が乾きやすく、肌のべたつきが減ります。梅雨の前後の24度で感じた蒸し暑さは、秋の24度にはあまりありません。

朝が低い

秋の24度の日は、朝の気温が15〜17度まで下がっていることが多くあります。初夏の24度の日は、朝も18〜20度あることが多いので、ここが一番大きな違いです。朝家を出る時刻によっては、羽織りが要ります。

周りの服が秋に替わっている

店先の服、通勤の人の服、職場の人の服。秋の24度の頃には、周りの多くがすでに秋の色や靴に替わっています。体感だけで服を選ぶと、見た目が周りから一歩遅れます。

この4つから言えるのは、秋の24度は、初夏の24度より「少しだけ秋に寄せる余地がある」ということです。その余地を、色と足元と小物に使います。

住んでいる地域で、24度の日が来る時期はずれる

秋の24度の日は、地域によって来る時期が違います。北の地域では秋の早いうちに一度だけ、南の地域では秋の半ばまで何度も来ます。周りの服が秋に替わる時期も、それに合わせてずれます。

北の地域で24度の日が来たら、それはその年最後の暑い日であることが多く、周りはすでに秋の服です。色と足元を秋に寄せる度合いを大きくしてください。南の地域では、24度の日が続くのが当たり前なので、周りも夏の服が多く残っています。生地も色も夏寄りのままで構いません。自分の住む地域で、周りの人の足元がいつサンダルから靴に替わったかを見ておくと、どこまで秋に寄せるかの目安になります。

生地|手のひらを透かして、指の形が見えるかで決める

24度の日に着る服の生地は、光にかざして決めます。窓に向けて服を広げ、生地の裏側に手のひらを当ててください。

  • 指の形まで見える:24度でも汗をかきにくい薄さ。日なたを長く歩く日でも着られます
  • 手のひらの形はわかるが、指は見えない:日なたが30分以内の日なら着られます。長く歩く日は、背中に汗がたまりやすくなります
  • 手のひらの形も見えない:24度には厚すぎます。秋らしい生地に見えても、この日は避けてください

この判定は、長袖でも半袖でも同じです。秋の24度で長袖を着るなら、指の形が見える薄さのものを選んでください。薄手の綿のブラウス、麻混のシャツ、薄いレーヨンのブラウス。こうした生地は、長袖でも風が通り、秋の低い日差しの中なら汗をかかずに過ごせます。

生地の目の詰み方も見ておきます。同じ薄さでも、織り目が細かく詰んだ生地は風を通しにくく、編み目にすき間のある生地は風が通ります。光にかざして、編み目や織り目の間に小さな光の点が見えるものは、24度向きです。

裏地にも注意してください。表の生地が薄くても、全面に裏地がついているスカートやワンピースは、2枚重ねと同じ厚みになります。裏地のある服を24度の日に着るなら、裏地がひざ上までで止まっているものか、裏地の素材がさらっとした薄いものを選びます。裏地の裾をつまんで、表地と一緒に光にかざしてみると、実際の厚みがわかります。

逆に、24度の日に避けたい生地は、厚手のニット、裏起毛のスウェット、ウールのジャケット、目の詰んだデニムのシャツ。どれも秋らしさを出すにはいい生地ですが、昼の24度では汗をかきます。これらは、最高気温が20度前後に下がってからの出番です。

色|白とパステルを、1色だけ秋の色に寄せる

見た目の季節を一番早く変えるのは色です。同じ形の服でも、色が秋の色になるだけで、季節が一段進んで見えます。

ただし、24度の日に服の色を全部秋に替えるのはやめてください。濃い茶、黒、深緑、ボルドーで全身をまとめると、生地が薄くても見た目が暑くなります。色の濃さは、見る人に重さと熱を感じさせるからです。

秋に寄せるのは、1色だけ。その1色は、次のどれかの場所に置きます。

  • ボトムス:スカートかパンツを、茶色、くすんだ緑、からし色、ボルドーのどれかに。上は白や生成りのまま
  • 羽織り:朝晩の羽織りを、茶色や深緑に。中は夏の色のまま
  • トップス:トップスを1枚だけ秋の色に。ボトムスは白や明るいベージュのまま

1色だけ秋の色にしたら、残りの色は夏の白やパステルから、生成りや明るいベージュに一段寄せてください。真っ白を生成りに、水色を明るい灰色に。これだけで、夏の色と秋の色の間がつながり、全身が秋の入り口の色になります。

色の割合でいうと、秋の色を全身の3分の1までにするのが目安です。3分の1を超えると、24度の日の見た目としては重くなります。

顔に近い場所の色は、秋に寄せすぎない

秋の色を1色入れる場所として、トップスを選ぶ人は、顔に近い場所の色に気をつけてください。24度の日はまだ日差しが明るく、顔まわりに濃い秋の色があると、光の中で顔だけが沈んで見えることがあります。

トップスを秋の色にするなら、濃い茶や深緑より、キャメル、くすんだピンク、明るいからし色のような、明るさの残る秋の色を選びます。濃い秋の色を着たいときは、ボトムスや靴に回して、顔から離れた場所に置いてください。顔に近いほど明るく、足元に向かうほど濃く。この順番にすると、24度の日の光の中でも全身が自然に秋の入り口に見えます。

足元|サンダルを、つま先を覆う靴に替える

足元は、全身の中で季節が一番目立つ場所です。服がどれだけ秋の色でも、足元が素足のサンダルなら夏に見えます。逆に、服が夏のままでも、足元がつま先を覆う靴なら、季節が一段進んで見えます。

秋の24度で足元を替えるなら、次の順に考えてください。

  1. **つま先を覆う靴にする。**甲が大きく開いた靴や、薄い革の靴なら、24度でも足が蒸れにくくなります
  2. **かかとは出ていても構わない。**かかとの開いた靴でも、つま先が覆われていれば、サンダルより秋に見えます
  3. **素足が気になるなら、靴から見えない浅い靴下を合わせる。**くるぶしの下で止まる靴下なら、見た目は素足のままです

靴の色は、服で秋に寄せた1色とそろえると、全身がまとまります。ボトムスを茶色にしたなら、靴も茶色か、それに近いベージュ。秋の色を2か所に置くと、季節感がはっきり出ます。

靴下やストッキングを合わせるかどうかは、靴の甲の開き方で決めます。甲が大きく開いた靴なら素足か浅い靴下、甲が覆われた靴なら薄いストッキングか浅い靴下。甲が覆われた靴を素足で履くと、24度の日は夕方に靴の中が蒸れて、においや靴ずれの原因になります。肌の色に近い薄いストッキングなら、見た目は素足に近いまま、靴の中の蒸れを和らげてくれます。

ブーツは、24度の日にはまだ早い足元です。足首まで覆う靴は、24度では足が蒸れます。ブーツを履き始める目安は、最高気温が20度を下回る日が続いてからです。

バッグと小物|体感に関係なく、季節だけを足せる場所

バッグ、ストール、アクセサリー、時計の革ベルト。こうした小物は、体感にほとんど影響しません。だから、24度の日に季節感を足すには、いちばん都合のいい場所です。

バッグは、夏のかごや麻のバッグから、革やつやを抑えた素材のバッグに替えます。色は茶色やベージュ、くすんだ緑。服が夏の白でも、バッグが秋の色と素材になるだけで、手元から季節が進みます。

ストールは、首に巻くと暑くなるので、24度の日はバッグの持ち手に結ぶか、肩に掛ける程度にします。薄手の綿や麻のストールで、色が秋の色なら、それだけで季節感が出ます。

アクセサリーは、夏に多い白や透明なものから、金色やつやを抑えた金属、木や革のものに替えます。

小物は、服の生地や色を替えるより気軽です。24度の日に「何か秋らしくしたいけれど、暑いのは嫌だ」と思ったら、まず小物から1つ替えてください。

小物を替えるときは、1日に2つまで

小物で季節感を足すときも、替えるのは1日に2つまでにしてください。バッグ、ストール、アクセサリー、時計のベルト、帽子。これを全部秋のものに替えると、服が夏の薄さのままなのに、小物だけが冬に近づいていきます。とくにストールと帽子を同時に秋のものにすると、首と頭が覆われて、見た目にも体感にも暑くなります。

選ぶなら、バッグと、もう1つ。バッグは手元から季節を変え、もう1つは顔まわりか手首に置きます。2か所に秋があれば、服の季節が夏でも、全身はちょうど秋の入り口に見えます。

外にいる時間で、秋に寄せる度合いを決める

24度の日にどこまで秋に寄せられるかは、外を歩く時間で決まります。

日なたにいる時間生地秋に寄せる度合い
30分未満(通勤・室内中心)手のひらの形がわかる程度まで可色・足元・小物・羽織りまで秋にしてよい
30分〜2時間(買い物・街歩き)指の形が見える薄さ色1色と足元と小物まで
2時間以上(屋外の行事・観光)指の形が見える薄さ、半袖か五分袖足元と小物まで。色は夏寄りのままでよい

外にいる時間が長い日ほど、体感の側を優先してください。屋外の行事で一日日なたにいる日に、秋の色の長袖を着ると、昼過ぎには汗だくになります。そういう日は、服は夏のままにして、靴とバッグだけを秋にする。それで十分に季節は伝わります。

反対に、通勤と室内で一日の大半が終わる日は、秋に寄せる余地が大きくなります。室内は空調で温度が一定なので、外の24度に合わせる必要は朝と帰りの移動の間だけです。

どちらとも取れるとき① 朝は16度、昼は24度

秋の24度の日で、いちばん多いのがこの形です。朝の気温が16度前後まで下がっていて、昼は24度まで上がる。朝は肌寒く、昼は暑い。

この日は、中の服を24度に合わせ、羽織りで朝の16度を補います。

  • 中の服:指の形が見える薄さの、半袖か五分袖、または薄手の長袖
  • 羽織り:薄手のジャケット、綿のシャツ、薄手のカーディガン。脱いだときに小さくたためるもの

羽織りの色を、秋の色にしておくのがこつです。朝は羽織りを着ているので、外から見える面積の大半が羽織りの色になります。羽織りが茶色や深緑なら、朝の見た目は秋そのものです。昼に脱いで中の服だけになっても、ボトムスや靴で秋の色を1か所残しておけば、季節は戻りません。

羽織りを選ぶときは、次の3つを確かめてください。袖を通して腕を前に伸ばしたとき、背中がつっぱらないこと。脱いで縦に二つ折りにしたとき、腕に掛けてずり落ちない重さであること。昼に脱いだときに、しわが目立たない生地であること。綿のシャツや薄手のジャケットは、この3つを満たしやすい羽織りです。麻のシャツは涼しいのですが、腕に掛けているうちにしわが深くなるので、夕方にもう一度着るつもりなら避けたほうが無難です。

羽織りを脱いだあとどこに持つかは、その日のバッグの大きさで決まります。バッグにたたんで入るなら、薄手のカーディガンやシャツ。入らないなら、腕に掛けても邪魔にならない薄手のジャケットを選んでください。

どちらとも取れるとき② 日差しが強く、体感が27度近くある

秋の24度でも、雲のない晴れの日で、日なたを歩いていると、体感が27度近くまで上がることがあります。気温は秋でも、日差しの下では初夏と変わらない暑さです。

この日は、生地を指の形まで見える薄さにしたうえで、袖を短くします。半袖か五分袖、あるいはノースリーブの上に薄いシャツを前を開けて羽織る。羽織りのシャツは、日差しを避けたいときに袖を通し、日陰に入ったら脱ぐ。こうして体感を調整します。

色は、日差しの強い日ほど明るくしてください。濃い色は日差しの熱を吸うので、同じ生地でも体感が上がります。秋に寄せる1色は、ボトムスや靴、バッグのように、日差しが直接当たりにくい場所に置きます。上半身は生成りや明るいベージュのままにしておくと、日差しの下でも暑さが和らぎます。

日傘や帽子を使う人は、その色も秋に寄せる候補です。茶色やくすんだ緑の日傘は、服を夏のままにしても季節感を足してくれます。

どちらとも取れるとき③ 職場の冷房がまだ強く効いている

外は24度でも、職場の冷房がまだ夏の設定のまま、ということがあります。外の移動では暑く、室内では寒い。このずれが大きい日は、外と中で服を分けて考えます。

外の移動に合わせて、中の服は指の形が見える薄さにします。室内の冷房には、ひざ掛けや、職場に置いておく薄手のカーディガンで対応します。職場に1枚置いておけば、毎日持って歩く必要がなくなります。

職場に置くカーディガンは、秋の色にしておくと便利です。室内にいる時間が長い日は、そのカーディガンを着ている姿が一日のほとんどの見た目になります。外は夏の薄い服でも、職場での姿は秋に見えます。

職場に置く1枚は、ひざ掛けにも肩掛けにも使える大判のストールでも構いません。カーディガンは袖があるぶん暖かいのですが、席を立つたびに着たり脱いだりするのが面倒な人もいます。大判のストールなら、座っている間はひざに、会議室に移るときは肩に。使い方を場所で替えられます。色はカーディガンと同じく秋の色にしておくと、職場での見た目が季節に追いつきます。

冷房が強い職場では、足元の冷えも気になります。つま先を覆う靴に替えるのは、季節感だけでなく、冷房の中で足先を冷やさないためにも役立ちます。

どちらとも取れるとき④ 汗をかきやすく、秋の生地が着られない

汗をかきやすい人は、秋の24度でも、薄手の長袖すら暑く感じることがあります。周りが長袖に替わっていく中で、自分だけ半袖のままでいることに気後れする人も多いはずです。

この場合、服は半袖のままで構いません。季節感は、半袖以外の場所で出してください。

  • ボトムスを秋の色にする:茶色、深緑、ボルドーのスカートやパンツ。下半身は汗をかいても目立ちにくい場所です
  • 足元をつま先を覆う靴にする:甲の開いた、通気のいい靴を選びます
  • バッグと小物を秋の素材にする:革のバッグ、金色や木のアクセサリー

半袖でも、この3か所が秋になっていれば、周りから夏に取り残された印象にはなりません。季節感を出すのに、長袖である必要はないのです。

半袖の色は、汗じみが目立ちにくい色を選んでください。生成り、明るいベージュ、柄のあるもの。灰色や淡い水色は、汗じみがはっきり出ます。

雨の日の24度は、湿度で夏に戻る

秋の24度の日でも、雨が降ると条件が変わります。秋雨の日は湿度が上がり、空気は乾いた秋のものから、蒸した夏のものに戻ります。晴れの24度では薄手の長袖で快適だった人も、雨の24度では蒸し暑く感じることがあります。

雨の24度の日は、生地の判定を一段厳しくしてください。晴れの日なら「手のひらの形がわかる程度」でも着られた生地は、雨の日には避け、「指の形まで見える」薄さのものにします。湿度が高いと汗が乾きにくく、生地が肌に張りつくからです。

足元は、雨の日こそつま先を覆う靴が役に立ちます。サンダルで雨の中を歩くと、足が濡れて冷え、夕方には体が冷えてきます。水に強い素材の、つま先を覆う靴を選んでください。秋の色の靴なら、足元から季節感も出ます。

ボトムスは、裾が地面に触れない長さにします。長いスカートやワイドパンツの裾は、雨の日には水を吸って重くなり、脚にまとわりつきます。くるぶしより上で止まる丈か、裾を少しまくれるパンツにしておくと、湿度が高くても歩きやすくなります。

色は、雨の日の暗い空の下では、晴れの日より沈んで見えます。秋の色を1色入れるなら、濃い茶や深緑より、からし色やくすんだ赤のような、少し明るさのある秋の色を選ぶと、雨の日でも顔まわりが暗くなりません。

手持ちの夏服を、秋の24度に回すひと手間

秋の24度の日のために、新しく服を買う必要はありません。手持ちの夏服に、ひと手間加えるだけで秋の入り口の服になります。

夏のワンピースに、秋の色の羽織りとベルトを足す

白や淡い色の夏のワンピースは、そのままだと夏に見えます。ここに茶色やくすんだ緑の薄手のシャツを羽織り、腰に革のベルトを締める。それだけで、ワンピースの面積の3分の1ほどが秋の色に替わり、季節が一段進みます。生地は夏のままなので、24度でも汗をかきません。

夏の白いパンツを、生成りのトップスと秋の靴で受ける

真っ白のパンツは、夏の印象が強い服です。上を真っ白から生成りに替え、靴を茶色にすると、パンツの白さがやわらぎ、秋の入り口の色合わせになります。

夏のノースリーブに、薄手のシャツを前を開けて重ねる

ノースリーブのトップスは、秋の24度では1枚で着ると肌が出すぎて見えます。上に薄手のシャツを前を開けて羽織ると、肩が隠れて秋らしい重ね着になります。シャツを秋の色にすれば、季節感も足せます。

夏のかごバッグを、革のバッグに替える

服はそのままで、バッグだけ替える。いちばん手軽なひと手間です。かごバッグは、秋の24度の日でも季節を夏に引き戻すので、この時期から休ませてください。

どのひと手間も、生地は夏のまま、見える場所だけを秋にしています。手持ちの夏服を秋の24度に回せると、秋物を買い足すまでの間も、季節に遅れずに過ごせます。

24度の日に避けたい、秋の先取りしすぎ

季節に追いつこうとして、先取りしすぎると、24度の日には暑さと見た目の両方で失敗します。避けたいのは次の組み方です。

厚手のニットを1枚で着る

秋らしさを出すには一番わかりやすい服ですが、24度では背中と脇に汗がたまります。ニットを着るなら、薄手の、編み目にすき間が見えるものを肩に掛ける程度にしてください。

ブーツを履く

足首を覆う靴は、24度では足が蒸れます。夕方には足がむくんで、靴がきつく感じることもあります。

濃い色で全身をまとめる

濃い茶、黒、深緑で上下と靴をそろえると、生地が薄くても見た目が暑くなります。秋の色は全身の3分の1までにします。

厚手のタイツや靴下を合わせる

脚が見えるのを避けたくても、厚手のタイツは24度では暑すぎます。素足が気になるなら、肌の色に近い薄いストッキングか、パンツにしてください。

これらは、どれも最高気温が20度前後まで下がれば、ちょうどよくなる組み方です。ニットの出番がいつから来るかはニットはいつから?|最高気温22度で薄手、19度で中厚手に替えるに目安を書いています。

24度の秋の日の、組み合わせの例

ここまでの振り分けを、よくある場面に当てはめておきます。

通勤の日(日なたは30分未満)

指の形が見える薄さの長袖ブラウスを生成りで。ボトムスは茶色のスカート。足元は茶色のつま先を覆う靴。朝が16度前後なら、薄手のジャケットを羽織り、職場では脱ぎます。秋の色はスカートと靴の2か所で、全身の3分の1ほどです。

休日の買い物(日なたは1〜2時間)

半袖か五分袖の、明るいベージュのトップス。ボトムスはくすんだ緑のパンツ。足元は甲の開いた革の靴。バッグは茶色の革。秋の色はパンツとバッグで、上半身は明るいまま残します。

子どもの行事や屋外の催し(日なたは2時間以上)

半袖の生成りのトップスに、明るい色のパンツ。足元はつま先を覆う、歩きやすい靴。バッグとアクセサリーで秋の色を1か所足します。服は夏のままでも、靴とバッグが秋なら、季節は伝わります。

夕方から出かける日(日なたはほとんどない)

夕方以降の外出は、日差しがなくなり、気温も20度前後まで下がります。昼の24度を基準にせず、夕方の気温に合わせて組んでください。手のひらの形がわかる程度の厚みの長袖を、秋の色で。ボトムスも秋の色にして構いません。足元はつま先を覆う靴、羽織りは帰りの時刻に合わせて持ちます。日なたにいる時間がない日は、24度の日でも、秋に寄せる度合いを一番大きくできる日です。

どの場面でも、体感は生地で、見た目は色と足元と小物で決めています。この振り分けを覚えておくと、24度の日に何を着るかで迷う時間がずっと短くなります。

24度の日が終わったら、次は22度の準備

秋の24度の日は、長くは続きません。10日から2週間ほどで、最高気温は22度、20度と下がっていきます。そのときに慌てないように、24度の日に秋に寄せた色と足元を、そのまま次の気温につなげてください。

24度の日に秋の色にしたボトムスや靴は、22度の日もそのまま使えます。22度になったら、上半身の生地を一段厚くし、手のひらの形がわかる程度の生地に替えていきます。20度を下回ったら、薄手のニットやジャケットを中心に組み直します。

秋の服をどんな順番で入れ替えていくかは、秋コーデは色より足元から|夏物を秋物に替える5つの順番に詳しく書いています。50代で、秋の24度を長袖1枚で過ごしたい人は、24度の服装 50代|秋は長袖1枚、肘までまくれる薄さを選ぶもあわせて読んでみてください。

24度の日は、夏から秋への橋渡しの日です。体は夏のまま、見た目だけ一歩先に秋へ。生地と色を分けて考えることが、暑さと季節感のどちらも諦めない着方になります。

よくある問い

Q. 秋の24度は、長袖と半袖どちらがいいですか
日なたを歩く時間が30分を超えるなら半袖か五分袖、30分未満なら薄手の長袖で構いません。秋の24度は夏の24度より日差しが低く、湿度も下がるので、薄手の長袖でも汗をかきにくくなります。ただし長袖にするなら、手のひらを透かして指の形が見えるくらいの薄い生地を選んでください。目の詰んだ長袖は、24度では背中に汗がたまります。
Q. 秋の24度でサンダルはおかしいですか
おかしくはありませんが、周りの服が秋に替わり始める時期なので、足元だけ夏に見えやすくなります。つま先を覆う靴に替えると、服が夏のままでも季節が一段進んで見えます。暑さが気になるなら、甲が大きく開いた靴や、薄い革の靴を選んでください。素足が気になるときは、靴から見えない浅い靴下を合わせます。
Q. 24度の日にニットを着てもいいですか
厚手のニットは避けてください。24度でニットを着るなら、薄手の綿や麻混の、光にかざして編み目のすき間が見えるくらいのものです。それでも日なたを長く歩く日は暑くなるので、肩に掛けるか、腰に巻くくらいの使い方にとどめます。ニットを本格的に着始める目安は、最高気温が22度前後に下がってからです。
Q. 朝は寒いのに、昼は24度まで上がる日はどうすればいいですか
朝の気温に合わせて羽織りを1枚足し、中は24度に合わせた薄手の服にしてください。朝が16度前後なら、薄手のジャケットやシャツを羽織り、昼は脱いで手に持つか椅子に掛けます。羽織りは、脱いだときに小さくたためる薄さのものが向いています。羽織りの色を秋の色にしておくと、朝の見た目も秋に寄ります。

— メグラシ編集部

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