メグラシ
着こなす

24度の服装 50代|秋は長袖1枚、肘までまくれる薄さを選ぶ

メグラシ編集部//読了 9分
深い緑のシャツの袖を肘のあたりまでまくり、ベージュのパンツを合わせて、巻きものをのぞかせたトートバッグを肩に秋の並木道を歩く女性

**秋の最高気温24度の日は、長袖1枚で出かけてください。**選ぶのは、袖を肘までまくれる薄さの1枚です。昼はまくり、朝と夕方はおろします。

同じ24度でも、5月と10月では一日の形が違います。10月の24度は、朝と夕方が16度前後まで下がり、日が暮れるのも早くなります。半袖に羽織りを1枚という組み方は、昼には合っても、行き帰りの時間に合いません。袖の長さを一日の中で動かせる1枚が、秋の24度にはいちばん収まります。

24度の日全般の組み立て方は24度の服装 レディースにまとめてあります。この記事は、秋の24度に、50代の手持ちの服で出かける日の話です。

結論:長袖1枚。袖は肘まで、昼にまくる

時間帯気温の目安袖
朝(家を出る時刻)15〜18度おろす
昼(11〜15時)22〜24度肘までまくる
夕方(17時以降)17〜20度おろす

足すものは基本的にありません。朝の気温が16度を下回る日と、帰りが17時を過ぎる日だけ、首に巻ける薄い1枚をバッグに入れます。

5月の24度と、10月の24度は別の一日

5月の24度は、そこから気温が上がっていく途中の日です。朝もそれほど下がらず、日が暮れるのは19時近くです。半袖1枚で出て、夕方に少し肌寒くなる程度で済みます。

10月の24度は、そこから下がっていく途中の日です。朝は15度台まで下がることが多く、日が暮れるのは17時台になります。昼の数時間だけが24度で、それ以外の時間は20度を下回っている、という一日です。

同じ最高気温でも、24度の時間が短いぶん、秋は半袖より長袖のほうが一日の大半に合います。

秋の24度の日は、日なたと日陰の差も大きくなります。日差しの角度が低いぶん、日なたでは背中や肩に日が当たって暖かく、建物の影に入ると急に涼しく感じます。袖を動かせる長袖1枚は、この日なたと日陰の行き来にも合わせやすい形です。

予報で見る数字は2つ

天気予報を見るときは、最高気温のほかに2つの数字を拾ってください。

1つ目は、家を出る時刻の気温です。時間ごとの予報の欄で、自分が玄関を出る時刻の数字を見ます。16度以上なら長袖1枚で出られます。16度を下回るなら、首に巻ける1枚を持ちます。

2つ目は、帰る時刻です。17時より前に帰るなら、長袖1枚で通せます。17時を過ぎるなら、日が暮れてから気温が下がるので、こちらも首に巻ける1枚を持ちます。

2つとも当てはまらない日は、長袖1枚だけで出かけて構いません。

袖をまくれるかの確かめ方|2回折って10歩歩く

手持ちの長袖が秋の24度に向くかどうかは、袖で確かめられます。

  1. 袖口を、手首から肘に向かって2回折り上げる
  2. 折った袖を肘の少し上まで押し上げる
  3. そのまま部屋の中を10歩歩き、腕を前後に振る

10歩のあいだに袖が肘の下まで落ちてこなければ、その長袖は秋の24度に向く薄さです。**落ちてくる袖は、布が厚いか、袖幅が細すぎます。**厚い布は昼の24度には重く、細い袖はまくったときに腕が締めつけられます。

もう1つ、折り上げた袖の厚みを指でつまんでみてください。折った部分がつまんだ指のあいだで1cmを超えるなら、昼に袖まくりをしても腕まわりが重く見えます。

シャツやブラウスの場合は、袖口のボタンを外してから折ってください。ボタンを留めたまま折ると、袖口の布が重なって厚みが出て、10歩のうちに落ちてきやすくなります。ニットの場合は、袖口のリブの部分だけを1回折り、そのうえで袖全体を肘まで押し上げると、形が崩れにくくなります。

同じ長袖でも、袖幅にゆとりのあるもののほうがまくりやすく、昼に腕まわりが軽く感じます。袖口に指を入れて、2本以上が楽に入るものが目安です。

半袖に羽織りでは、何が合わないのか

半袖に羽織りを1枚という組み方でも、気温には合わせられます。合わないのは、羽織りを着ていない時間の長さです。

秋の24度の日は、昼の数時間だけ羽織りを脱ぎ、それ以外の時間は着ることになります。脱いだ羽織りは手に持つか、バッグに入れるか、肩に掛けるかです。羽織りを持って歩く時間が長くなると、両手が空かず、荷物がひとつ増えます。

長袖1枚なら、脱ぐものがありません。暑くなったら袖をまくり、寒くなったらおろす。調整を袖の中で済ませられるのが、秋の24度に長袖1枚をすすめる理由です。

長袖1枚の候補を、手持ちから選ぶ

50代の手持ちでよく見かける長袖を、秋の24度に向く順に並べると、次のようになります。

長袖の種類向く日確かめるところ
薄い綿や麻混のシャツ外を歩く時間が長い日袖口のボタンを外して、2回折れるか
とろみのあるブラウス屋内で過ごす時間が長い日折った袖が、歩いて落ちてこないか
薄手のニット朝の気温が低めの日光にかざして、指の形が透けるか
長袖のカットソー動く用事が多い日首元が詰まりすぎていないか

どれか1つに決めなくて構いません。その日にいちばん長くいる場所で選び分けてください。ニットの厚みの分け方はニットはいつから?に書いています。

色は秋に寄せ、素材は軽いまま残す

10月に入ると、夏の色のまま出かけるのに少し抵抗がある、という声をよく聞きます。秋らしさは、素材ではなく色で出してください。

深い緑、茶、ボルドー、からし色、濃い紺。こうした色の長袖なら、布が薄い綿やレーヨンでも秋の装いに見えます。反対に、秋らしさを厚いウールや起毛の素材で出すと、24度の昼には重く感じます。

上を秋の色にしたら、下は夏から使っている明るい色でも構いません。上に1色、秋の色があれば十分です。

下は、足首まわりで調整する

上を長袖1枚にしたら、下は足首まわりで調整します。

朝の気温が16度を下回る日は、足首が隠れる丈のパンツか、靴下を合わせます。朝から18度以上ある日は、くるぶしが見える丈でも心もとなくありません。足首は面積が小さいのに、出ているかどうかで体感が変わる場所です。

靴は、つま先の覆われたものにしてください。サンダルを履く日ではありません。足元が夏のままだと、長袖の上半身と季節が食い違って見えます。

帰りが17時を過ぎる日|首に巻ける1枚を持つ

帰る時刻が17時を過ぎる日は、日が暮れてから気温が下がります。この日だけ、首に巻ける薄い1枚をバッグに入れてください。

羽織りではなく首に巻くものをすすめるのは、畳むと小さく、使わない時間に荷物になりにくいからです。袖をおろした長袖に首の1枚を足すと、体感で1〜2度ぶん暖かくなります。薄い綿や、目の粗いウールの大判の布なら、秋から冬の入り口まで使えます。

どちらとも取れるとき①|朝15度、昼24度

朝と昼の差が9度以上ある日は、長袖1枚では朝が心もとないことがあります。

この日は、長袖の下に袖のない薄いインナーを1枚入れてください。朝は2枚で出て、昼に暑くなったら袖をまくります。インナーは外から見えないので、昼になっても脱ぐ必要がありません。

それでも朝が寒いと感じるなら、首に巻ける1枚を朝のうちから巻いて出かけ、昼にバッグへしまいます。羽織りを足すのは、差が10度を超える日だけで十分です。

どちらとも取れるとき②|屋内に長くいる日

外の気温が24度でも、屋内に長くいる日は、その場所の温度が一日の体感を決めます。

まだ冷房が入っている建物で長く過ごすなら、長袖は袖をおろして過ごせる厚みにしてください。とろみのあるブラウスや、薄手のニットが向きます。空調の入っていない建物で、日の当たる窓際に座るなら、袖をまくって過ごせる薄さにします。

外を歩く時間と屋内にいる時間を比べて、長いほうに合わせてください。

どちらとも取れるとき③|晴れた24度と、曇りの24度

同じ24度でも、晴れた日と曇りの日では体感が変わります。晴れた日は日なたにいると24度より暖かく、曇りの日は24度でも少し肌寒く感じます。

晴れの日は、袖をまくれる薄さのシャツやカットソーにします。曇りの日は、薄手のニットやとろみのあるブラウスのように、袖をおろした状態で過ごしやすいものにします。風の強い日は、曇りの日と同じ扱いにしてください。

首に巻く1枚は、長袖と明るさをずらす

帰りが遅い日や朝が冷える日にバッグへ入れる1枚は、長袖の色と明るさを1段以上ずらしてください。

長袖が深い緑や茶のような濃い色なら、首の1枚はベージュやアイボリーのような明るい色にします。首元に明るい色が入ると、顔のまわりが明るく見え、夕方の暗い時間にも表情が沈みません。長袖が明るい色なら、首の1枚はグレーや紺のような落ち着いた色にします。

素材は、畳んだときに手のひらに収まる薄さのものが向きます。厚い大判の布は暖かいぶん、使わない時間にバッグの中で場所を取ります。秋の24度の日に持つ1枚は、暖かさより畳んだ小ささで選んでください。

手持ちの長袖が、どれも厚すぎたとき

袖を2回折って10歩歩く確かめ方で、手持ちの長袖がどれも落ちてきた、ということもあります。この場合は、長袖1枚の組み方をいったん置いて、次の2つのどちらかにしてください。

1つ目は、七分袖や五分袖の1枚を土台にする組み方です。袖が肘のあたりで止まるので、まくる必要がありません。朝と夕方は、首の1枚で調整します。

2つ目は、半袖に薄いシャツを羽織る組み方です。シャツは前を開けて着て、昼に暑くなったら袖だけまくります。脱いで持ち歩くより、着たまま袖で調整するほうが、荷物は増えません。

どちらの組み方でも、上の1枚を秋の色にしておけば、季節との食い違いは目立ちません。次に長袖を1枚足すときは、店で袖を2回折ってみて、落ちてこない薄さのものを選んでください。

50代の手持ちで組む3通り

手持ちの服で組むなら、次の3通りが秋の24度に合わせやすい形です。

  • 外を歩く日……深い緑の綿のシャツ、明るいベージュのパンツ、茶の革の靴。昼は袖を肘まで折る
  • 屋内が長い日……ボルドーのとろみのブラウス、紺のパンツ、つま先の覆われた平たい靴。袖はおろしたまま
  • 朝が冷える日……からし色の薄手のニット、グレーのスカート、足首の隠れる靴下と靴。首に巻く1枚をバッグに

どれも、上の1枚が秋の色で、素材は軽いままです。この形を1つ決めておくと、10月の24度の日に朝迷う時間が短くなります。

関連記事

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 秋の24度に、半袖1枚で出かけてもいいですか
昼だけの外出なら過ごせます。ただ、10月の24度は、朝と夕方に16度前後まで下がる日が多く、半袖1枚だと行き帰りの時間が心もとなくなります。半袖で出かけるなら、羽織りを1枚持つ組み方になります。羽織りを持ち歩きたくない日は、袖をまくれる長袖1枚にしておくと、手荷物を増やさずに一日を通せます。
Q. 24度の日に、薄手のニットは暑くないですか
光にかざすと指の形がうっすら透けるくらいの薄手なら、1枚で着られます。袖を肘までまくれるかどうかで確かめてください。まくれない厚みのニットは、昼の24度の時間帯に暑く感じやすくなります。ニットの厚みの分け方と、いつから着るかの目安は、ニットの記事にまとめています。
Q. 秋らしく見せたいけれど、素材は軽いものがいいです
色で秋に寄せて、素材は軽いまま残してください。深い緑、茶、ボルドー、からし色のような色なら、薄い綿やレーヨンの長袖でも秋の装いに見えます。反対に、厚いウールや起毛の素材で秋らしさを出すと、24度の昼には重く感じます。季節の先取りは、素材より色で進めるほうが気温と食い違いません。
Q. 屋内に長くいる日は、何を基準にすればいいですか
一日いちばん長くいる場所の温度を基準にしてください。まだ冷房が入っている建物なら、長袖1枚の袖をおろして過ごせる厚みにします。空調が入っていない建物で、日の当たる窓際に座るなら、袖をまくって過ごせる薄さにします。外の24度より、長くいる場所のほうが一日の体感を決めます。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
夜の部屋で、扉に掛けた長袖のブラウスと、椅子の背に掛けた薄手のカーディガン、座面に畳んだストールとトートバッグを翌朝のために並べてあるPick

着こなす

明日の気温と服装|最高と最低の差で、1枚か重ねるかが決まる

明日の服を気温で決めるとき、最高気温だけを見ると朝と夜に外れます。見るのは、予報の最高気温と最低気温の差です。差が7度までなら1枚で通し、8〜11度なら上の1枚を脱げるものにし、12度以上なら3枚に分けて真ん中を薄くします。9月末から10月に差が開きやすい理由、脱げる1枚の確かめ方、風の強い日や夕方だけ出かける日の読み替えまで、前夜に1分で決められる形にまとめました。

続きを読む
裏地のない薄手のベージュのジャケットの前を開け、中に濃い茶の薄いニット、チャコールのパンツと茶の革靴で、秋の朝の駅前を歩く女性

着こなす

最高気温19度のアウター|裏地のない1枚まで、中の厚みと足して選ぶ

最高気温19度の日にアウターを着るなら、裏地のない1枚までにしてください。選び方は、アウター単体の厚みではなく、中に着る1枚と足した合計の厚みで決まります。服をつまんで厚みを3段に分ける方法、合計を2段に収める組み合わせ、前を開けて着られるかの確かめ方、19度でも着ないほうがいいアウター、朝12度の日や風の強い日の読み替えまで、手持ちで組める形にまとめました。

続きを読む

For Fun

性格は、 服に出てる?

ファッション嗜好と性格を組み合わせた16タイプ診断。軽やかに自分の傾向を知る入口として。

16タイプ診断を受ける

無料 / 数分で完了 / airClosetサイト

あわせて読みたい

明日の気温と服装|最高と最低の差で、1枚か重ねるかが決まる

着こなす

明日の気温と服装|最高と最低の差で、1枚か重ねるかが決まる

明日の服を気温で決めるとき、最高気温だけを見ると朝と夜に外れます。見るのは、予報の最高気温と最低気温の差です。差が7度までなら1枚で通し、8〜11度なら上の1枚を脱げるものにし、12度以上なら3枚に分けて真ん中を薄くします。9月末から10月に差が開きやすい理由、脱げる1枚の確かめ方、風の強い日や夕方だけ出かける日の読み替えまで、前夜に1分で決められる形にまとめました。

メグラシ編集部/読了 9分
最高気温19度のアウター|裏地のない1枚まで、中の厚みと足して選ぶ

着こなす

最高気温19度のアウター|裏地のない1枚まで、中の厚みと足して選ぶ

最高気温19度の日にアウターを着るなら、裏地のない1枚までにしてください。選び方は、アウター単体の厚みではなく、中に着る1枚と足した合計の厚みで決まります。服をつまんで厚みを3段に分ける方法、合計を2段に収める組み合わせ、前を開けて着られるかの確かめ方、19度でも着ないほうがいいアウター、朝12度の日や風の強い日の読み替えまで、手持ちで組める形にまとめました。

メグラシ編集部/読了 9分
最高気温25度の服装 秋|手持ちの夏服から、10月も着る服を選ぶ

着こなす

最高気温25度の服装 秋|手持ちの夏服から、10月も着る服を選ぶ

秋の最高気温25度の日は、夏服で出かけて構いません。ただし夏服を全部そのまま使うのではなく、光にかざして指の形が透けるか、表面に粗い凹凸や強い艶があるか、白い紙の横で色が澄んで明るすぎないかの3つで、10月にも着ていける服を選び分けます。2つ通った服を秋の1点と組む方法、形で季節が出る服、足元とバッグの替え方、半袖1枚で出てよい朝の気温、白い服や麻混のシャツの扱い、仕舞ったあとに25度が戻った日の決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 9分
京都旅行の服装【50代】秋|脱ぐ順番に番号をつけてから出る

着こなす

京都旅行の服装【50代】秋|脱ぐ順番に番号をつけてから出る

秋の京都で服が決まらないのは、脱ぎ着の回数が多いのに順番が決まっていないからです。社寺は敷地が広く、屋内に上がる場面があり、日が落ちると底のほうから冷えます。決めるのは枚数ではなく順番です。1番は首、2番は外、3番は中。番号を先に振っておくと、立ったまま10秒で調節できます。順番の決め方、宿と店に先に聞く3点、順番を飛ばしてしまった日の戻し方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 11分
5月の長袖は最低気温15度で切り替わる|最高気温を見ると、必ず外す

着こなす

5月の長袖は最低気温15度で切り替わる|最高気温を見ると、必ず外す

5月に長袖を着るか迷うのは、最高気温を見ているからです。5月は最高と最低の差が10度を超える日が月の半分以上あり、最高25度の日でも朝は13度まで下がります。見るのは最低気温だけ。15度未満なら長袖、15〜18度なら長袖でまくる、18度以上なら半袖に羽織り。切り替えの数字、日較差が10度を超える日の組み方、まくる位置、雨の日のずらし方、15度ちょうどで迷う日の決め方まで整理しました。

メグラシ編集部/読了 9分
9月の半袖は袖丈15cmまで|肩先から25cmある袖なら下旬も通る

着こなす

9月の半袖は袖丈15cmまで|肩先から25cmある袖なら下旬も通る

9月に半袖が浮くかどうかは、気温ではなく袖の丈で決まります。肩先から袖口までが何センチあるか。10センチ以下は上旬まで、15センチ前後は中旬まで、25センチ前後なら下旬も通ります。丈の測り方、同じ半袖でも上旬と下旬で見え方が変わる理由、袖の下に足す一枚、腕の外にある一点で丈を補う方法、9月の朝と昼の差、10月に渡すときの切り替えまで、寸法で整理しました。

メグラシ編集部/読了 9分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込