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最高気温19度の服装はニット1枚|首の開きと編み目の詰みで選ぶ

メグラシ編集部//読了 17分
オートミール色のクルーネックのニットを1枚で着て袖口をたくし上げ、深いオリーブのパンツに合わせ、チェックのストールを掛けた鞄を肩に駅前を歩く女性の首元から下

**最高気温19度の日は、ニット1枚で出かけられます。**選ぶときに見るのは、厚みより、首の開きと編み目の詰みです。家を出る時刻が14度以上なら首に開きのある形、14度を下回るなら首の詰まった形にしてください。

19度の日は、昼の数時間だけ19度に届き、朝は12〜14度、夕方は15〜16度まで下がります。この幅を1枚で受けるには、ニットの厚みを上げるより、冷えを受ける場所を首元に集めるほうが効きます。首元が詰まっていれば朝は暖かく、昼に暑ければ首に巻いた1枚を外せば済むからです。

ニットをいつから着るか、何度でどの厚みに替えるかはニットはいつから?にまとめています。この記事は、19度の日にニット1枚で出ると決めたあと、手持ちのどの1枚を選ぶかの話です。

結論:首の開きで朝に、目の詰みで風に合わせる

19度の日のニットは、次の2つで選びます。

見るところ何に合わせるか選び方
首の開き家を出る時刻の気温14度以上なら開きのある形、14度未満なら詰まった形
編み目の詰みその日の風風のある日は、目の詰んだもの
厚み外にいる時間2時間を超える日は中厚手、それ以下は薄手でもよい

厚みがいちばん後ろにあるのは、19度の日は厚みを上げると昼に暑くなるからです。**厚手のニットは、朝には合っても昼には重い。**首の開きと目の詰みで朝と風を受けておけば、厚みは中厚手までで足ります。

早見表|朝の気温と風で、ニットを選ぶ

家を出る時刻の気温と、その日の風で、合うニットの組み合わせが決まります。

朝の気温風首の開き目の詰み厚み首に巻く1枚
15度以上弱い開きのある形どちらでも薄手要らない
15度以上強い開きのある形詰んだもの薄手〜中厚手持っていく
14度前後弱いクルーネックどちらでも中厚手持っていく
14度前後強いクルーネック詰んだもの中厚手巻いていく
13度以下弱い詰まった形どちらでも中厚手持っていく
13度以下強い詰まった形詰んだもの中厚手巻いていく

「持っていく」は、鞄に入れておいて、寒いと感じたら出す、という意味です。「巻いていく」は、家を出るときから首に巻いて、昼に外します。首の1枚は、ニットの厚みを上げる代わりです。

19度の一日は、朝12〜14度から始まる

最高気温19度の日の気温は、次のように動くことが多くなります。

時間帯気温の目安ニット1枚での感じ方
朝7〜8時12〜14度首元と手首が冷える
午前10時15〜17度ちょうどよい
正午〜午後3時18〜19度日なたでは少し暖かい
夕方5時15〜16度首元が冷え始める
夜7時以降13〜15度首元と手首が冷える

ニット1枚で過ごすとき、寒さを感じるのは主に首元と手首です。胴は、中厚手のニットなら朝の12〜14度でもそれほど冷えません。だから、首元と手首の2か所を調整できるニットを選ぶと、1枚で一日を通せます。首元は開きで、手首は袖口のリブで調整します。

首の開きを、鎖骨のくぼみから指で測る

ニットを着て、鏡の前に立ってください。左右の鎖骨のあいだ、首の付け根にくぼみがあります。そこから、ニットの首の縁までを指の幅で測ります。

くぼみから首の縁まで分類首元の冷え方
縁がくぼみより上にある詰まった形首元がほとんど冷えない
指0〜1本クルーネック首の付け根に少し空気が入る
指2〜3本やや開いた形首元に空気が入る。朝は冷えを感じる
指4本以上開いた形首元が外気に当たる。首の1枚が要る

同じクルーネックと呼ばれていても、指0本のものと指2本のものがあります。**名前ではなく、くぼみからの距離で分けてください。**指1本ぶん違うだけで、朝の12度での首元の冷え方がはっきり変わります。

測るときは、まっすぐ立った状態と、少しうつむいた状態の両方で見てください。うつむくと、首の後ろが引っぱられて、前の縁が下がります。スマートフォンを見ながら駅まで歩く、机に向かう、といった姿勢の時間が長い日は、うつむいたときの開きのほうが、その日の首元の冷え方に近くなります。うつむいて指1本ぶん以上縁が下がるものは、1段開いた形として数えてください。

首の形ごとの、19度での扱い

首の開きの距離に加えて、形によっても19度の日の扱いが変わります。

首の形開きの目安朝の冷え昼の暑さ首に巻く1枚との相性
タートルネック首を覆う冷えない屋内でこもりやすい要らない
低いハイネック首に指2本ぶん沿う冷えにくいこもりにくい要らない
クルーネック指0〜1本少し冷えるちょうどよい巻きやすい
Vネック指3〜5本胸元が冷える涼しい巻くと開きが埋まる
ボートネック横に広く指2〜3本首の横が冷える涼しい巻きにくい

19度の日にいちばん扱いやすいのは、クルーネックと低いハイネックです。どちらも朝の冷えを受けながら、昼に暑くなりすぎません。Vネックとボートネックは、朝が15度以上ある日か、首に巻く1枚と組む日に向きます。

編み目の詰みを、光と息で確かめる

同じ厚みのニットでも、編み目が詰んでいるか粗いかで、風の通り方が違います。確かめ方は2つあります。

1つ目は、光にかざす方法です。ニットの身ごろを1枚にして、窓の光にかざしてください。

2つ目は、息を吹く方法です。ニットを口元に当てて、反対側に手のひらを当て、ゆっくり息を吹きます。

光にかざしたとき息を吹いたとき詰み風のある19度
光の点がはっきり並んで見える手のひらにすぐ息が届く粗い向かない
全体がぼんやり明るい少し遅れて息を感じる中くらい風の弱い日なら
暗く、光がほとんど通らない息をほとんど感じない詰んでいる向く

息を吹く方法のほうが、風の日の感じ方に近い結果が出ます。**息を感じないニットは、風も通しにくい。**19度で風のある日に1枚で出るなら、この確かめ方で選んでください。

厚みと目の詰みは、別のもの

ニットの厚みと目の詰みは、よく混同されます。厚いのに目が粗いもの、薄いのに目が詰んでいるものがあります。

厚み目の詰み19度での働き
厚い粗い風のない日は暖かいが、風の日は通す。昼に重い
厚い詰んでいる朝は暖かいが、昼に暑い
中厚手詰んでいる19度の一日をいちばん通しやすい
中厚手粗い風のない日向き
薄い詰んでいる朝15度以上の日、風があっても着られる
薄い粗い屋内が長い日、朝15度以上

19度の日に1枚で出るなら、中厚手で目の詰んだものがいちばん幅広く使えます。手持ちにそれがなければ、薄手で目の詰んだものに首の1枚を足すか、中厚手で目の粗いものを風のない日に回してください。

風のある19度は、目の詰みを優先する

同じ19度でも、風が秒速5mを超える日は、体感が2〜3度下がります。天気予報の風の欄で、風速が5以上になっている日です。

風速の目安体感ニットの選び方
秒速2m以下19度のまま厚みで選んでよい
秒速3〜4m1〜2度下がる目の詰んだものを選ぶ
秒速5m以上2〜3度下がる目の詰んだ中厚手に、首の1枚
秒速5m以上で曇り3度以上下がるニットの上に薄い羽織りを考える

風の日に厚手で目の粗いニットを着ると、厚みがあるのに寒い、ということが起きます。風が編み目のあいだを通るからです。**風の日は、厚みを1段上げるより、目の詰みを1段上げる。**このほうが、昼に暑くならずに朝と夕方の風を受けられます。

袖口のリブ|まくって止まるかを確かめる

19度の昼は、日なたにいると少し暖かく感じます。そのとき袖をまくれるかどうかで、1枚で一日を通せるかが変わります。

袖口のリブの長さを測ってください。

袖口のリブまくったとき19度での扱い
5cm以上肘の下で止まり、落ちてこない昼にまくって、朝夕は下ろす
3〜5cm肘の下で止まるが、少しずつ落ちる1回折ってからまくる
3cm未満落ちてくるまくらずに、袖丈で選ぶ
リブがない落ちてくる。袖口が広がる朝夕の手首が冷えやすい

リブが長いニットは、下ろしたときにも手首を覆うので、朝と夕方の冷えを受けてくれます。**手首の調整は、リブの長さで決まる。**リブのないニットは、袖口から手首に風が入るので、朝が14度を下回る日には向きにくくなります。

裾の長さ|腰骨との位置で、冷えと見え方が変わる

ニットの裾がどこで終わるかも、19度の日の過ごしやすさに関わります。

裾の位置冷え見え方合わせる下
腰骨より5cm以上上腰に風が入りやすい短く軽い腰の高い下
腰骨ちょうどふつう標準どの下でも
腰骨より5〜10cm下腰が冷えにくいやや長い細い下
腰骨より10cm以上下腰まわりが暖かい長い細い下、体に沿う下
裾にリブがある裾から風が入りにくい裾が締まるどの下でも

朝が13度を下回る日は、裾が腰骨より下まで届くものか、裾にリブがあるものを選ぶと、腰まわりに風が入りません。短い丈のニットを1枚で着る日は、下の腰の位置を高くして、ニットの裾とのあいだに隙間を作らないようにしてください。

肩の縫い目で、1枚で着たときの見え方が変わる

ニットを1枚で着る日は、上に何も重ねないので、ニットの形がそのまま全身の印象になります。見ておきたいのは、肩の縫い目の位置です。

肩の縫い目1枚で着たときの見え方19度での扱い
肩の骨の端輪郭がすっきりして、きちんと見える通勤にも休日にも
骨の端から3cmまで外ゆるく、くつろいだ見え方休日向き。通勤なら下を細く
骨の端から3cmより外肩が落ちて、上半身に量が出る下を細い形にする
縫い目がない(袖と身ごろが続いている)肩の線がなだらか首の開きで印象が決まる

肩の落ちたニットは、脇の下にゆとりがあるぶん、脇から空気が入りやすくなります。朝が13度を下回る日は、肩の縫い目が骨の端に近いものを選ぶと、脇の下の冷えが少なくなります。**肩の位置は、見え方と暖かさの両方に関わる。**1枚で着る日のニットは、ここも一緒に見てください。

洗ったあとに目が開いてきたニットの扱い

何度も着て洗ったニットは、買ったときより編み目が開いていることがあります。とくに肘と、身ごろの前の真ん中は、着ているあいだに引っぱられて、目が広がりやすい場所です。

去年まで19度の風の日に着ていたニットでも、今年もう一度、光と息で確かめてください。肘や前の真ん中で光の点が並んで見えるようになっていたら、風の日の1枚からは外して、風のない日と屋内が長い日に回します。

目が開いたニットは、下に長袖の肌着を1枚着ると、風の通りを減らせます。肌着が編み目の内側をふさぐので、ニットの目が開いていても胴に風が当たりにくくなります。**手放す前に、使う日を入れ替える。**目の詰みが落ちたニットにも、19度の日の居場所はあります。

素材で、同じ厚みでも暖かさが変わる

ニットの素材によって、同じ厚みでも19度の日の感じ方が違います。

素材朝の暖かさ昼の暑さ風の通しにくさ
ウール暖かいこもりにくい目の詰みしだい
綿やや涼しいこもりにくい目の詰みしだい
化繊(アクリルなど)暖かいこもりやすい目の詰みしだい
ウールと化繊の混紡暖かい中くらい目の詰みしだい
毛足のある糸(モヘアなど)暖かい中くらい粗く見えても風を止めることがある
綿とウールの混紡中くらいこもりにくい目の詰みしだい

綿のニットは、秋の初めの19度に向きます。朝の冷えは首の1枚で受けて、昼は涼しく過ごせます。ウールのニットは、朝が13度を下回るような日に向きます。どの素材でも、風の通しにくさは目の詰みで決まるので、素材より先に目の詰みを見てください。毛足のある糸のニットの合わせ方はモヘアのニット・カーディガンのコーデで扱っています。

ニットの下に着る1枚

19度の日は、ニットの下に肌着を着るかどうかで、朝と昼の感じ方が変わります。

下に着る1枚朝の暖かさ昼の汗首元の見え方
何も着ないニットのままニットが直接吸うすっきり
半袖の薄い肌着胴が少し暖かい肌着が吸う首の形に注意
長袖の薄い肌着胴と腕が暖かい肌着が吸う袖口からのぞかないか確かめる
首の詰まった薄い長袖首元まで暖かい肌着が吸う首元に1枚重なって見える
襟のあるシャツ首元に襟が出るシャツが吸う首元に明るい線が入る

下に着る1枚は、ニットの首の開きより内側に収まる首の形を選んでください。ニットがクルーネックなら、下も同じくらいの開きか、それより詰まったもの。下の首がニットからのぞくと、重ね着に見えるので、見せるつもりがないなら首の形を合わせます。

昼に歩いて汗ばむ予定がある日は、下に1枚着るほうが、ニットが汗を直接吸わずに済みます。帰りの夕方に、湿ったニットで冷えを感じることが減ります。

首に巻く1枚と、ニットの首の関係

19度の日にニット1枚で出るとき、首に巻く1枚はいちばん手軽な調整です。ニットの首の形によって、合う1枚が違います。

ニットの首合う首の1枚巻き方
開いた形(Vネック・ボートネック)薄手の大判ストール首に1周して、開きを埋める
クルーネック細長いスカーフ、薄いストール首に沿わせて、前で結ぶか垂らす
低いハイネック要らないことが多い持っていく場合は細いもの
タートルネック要らない持っていかなくてよい
やや開いた形中くらいの幅のストール首に1周して、前に垂らす

首の1枚は、鞄に入れておいて、寒いと感じたときに出すのが19度の日の使い方です。**朝に巻いて、昼に外して、夕方にまた巻く。**この出し入れができるように、畳んで手のひら2枚ぶんに収まる薄さのものを選んでください。

合わせるボトムは、ニットの厚みと釣り合わせる

19度の日のボトムは、上のニットの厚みと釣り合うものにします。

上のニット合うボトム釣り合わないボトム
薄手薄手のパンツ、落ち感のあるスカート厚手の起毛のパンツ
中厚手中厚手のパンツ、ハリのあるスカート透ける薄いスカート
中厚手で目の粗いもの表面の平らなパンツ同じく目の粗いニットのスカート
毛足のあるもの表面の平らなボトム毛足や起毛のあるボトム

上が中厚手なのに下が夏の薄いスカートのままだと、上下で季節がずれて見えます。19度の日は、ボトムも秋の布にしてください。上下の厚みがそろうと、1枚で着たニットが季節に合って見えます。

ニットの裾をボトムに入れるか出すかも、19度の日の冷えに関わります。裾を前だけ入れると、お腹まわりに風が入りにくくなり、見た目にも腰の位置がはっきりします。中厚手のニットを全部入れると、腰まわりに厚みが集まるので、入れるなら前の中央の10cmほどにとどめてください。裾にリブのあるニットは、出したままでも裾が締まって、風が入りにくい形です。

足元は、つま先と足首を覆う

19度の日にニット1枚で出るなら、足元もつま先と足首を覆うものにします。

足元朝の冷え見え方
サンダル足先が冷える上がニットだと季節がずれる
素足にパンプス足首が冷える上下の季節が少しずれる
靴下にスニーカーや革靴冷えにくいニットに合う
足首まで覆う靴冷えない秋の側に寄る

靴下の厚みも、ニットと同じように季節に合わせます。夏の薄い靴下のままだと、足首は覆っていても朝の冷えが通ります。19度の日は、ふくらはぎの下まで届く、少し厚みのある靴下にすると、足首から上の冷えが減ります。

首元、手首、足首の3か所を覆うと、胴に着るニットは中厚手までで足ります。**冷えは3つの首で受ける。**ニットの厚みを上げる前に、この3か所を確かめてください。

屋内が長い日は、ニットを1段軽くする

19度の日でも、屋内にいる時間が長い日は、建物の中の温度で決めてください。この時期の建物の中は、冷房も暖房も入っていないことが多く、20〜24度くらいになります。

屋内の時間ニット首の形
一日の大半薄手開きのある形、クルーネック
半分くらい薄手〜中厚手クルーネック
短い中厚手朝の気温で選ぶ
屋内と屋外を何度も行き来する中厚手クルーネックに首の1枚

屋内が長い日にタートルネックを着ると、首元に熱がこもって、屋内で過ごすあいだ暑く感じます。**屋内が長い日は、首を開けて、外に出るときだけ首の1枚を巻く。**このほうが一日を通しやすくなります。

雨の19度は、表面のなめらかなニットにする

雨の日の19度は、晴れた日より体感が下がり、湿気でニットが重く感じます。

ニットの表面雨の日
なめらかで目の詰んだもの雨粒が表面にとどまり、染みこみにくい
毛足のあるもの雨を含んで重くなり、乾くまで冷たい
目の粗いもの雨を吸いやすい
畝のある編み畝のあいだに水がたまりやすい

雨の日は、傘を差していても、肩と袖の外側が濡れやすくなります。ニットは濡れると重くなって、乾くまで冷たく感じるので、雨の19度は晴れた19度より1段寒い側で考えてください。首の1枚は、濡れても乾きやすい薄手の化繊のものにしておくと、帰りまで使えます。

雨の日は、ニット1枚で外を長く歩く日ではありません。外にいる時間が長くなりそうなら、ニットの上に撥水の羽織りを重ねてください。短い移動だけなら、表面のなめらかな、目の詰んだニットを選べば、少しの雨ならしのげます。

どちらとも取れるとき①|朝12度、昼19度

朝と昼の差が7度ある日は、朝に合わせるか、昼に合わせるかで迷います。

選び方朝昼向く日
首の詰まった中厚手1枚暖かい屋外なら快適、屋内は少し暑い外にいる時間が長い日
クルーネックの中厚手に首の1枚暖かい首の1枚を外して快適屋内と屋外が半々の日
薄手のクルーネックに首の1枚と薄い羽織り暖かい羽織りを脱いで快適屋内が長い日
厚手のニット1枚暖かい暑い向かない

いちばん扱いやすいのは、クルーネックの中厚手に首の1枚です。朝は首に巻いて冷えを受け、昼になったら外して鞄にしまいます。**調整は首の1枚だけで済ませて、ニットは脱がない。**ニットを脱ぐことになると、下に着た肌着だけになってしまうので、1枚で出た意味がなくなります。

どちらとも取れるとき②|首の詰まった服が苦手

首元が詰まった服が苦手で、朝が14度を下回る日でもクルーネックより開いた形を着たい、ということもあります。

この場合は、首の開きを埋める場所を、ニットではなく別の1枚に任せてください。

方法やり方昼の扱い
薄いストールを巻く首に1周して、開きを埋める外して鞄へ
襟のあるシャツを下に着る首元にシャツの襟を出すそのまま着る
薄い首の詰まった肌着ニットの開きの内側に着るそのまま着る
目の詰んだニットにする開きはそのまま、胴の冷えを減らすそのまま着る

首に触れる感触が苦手なら、ストールより、襟のあるシャツを下に着る方法が向きます。襟は首に触れずに、首元の開きを狭めてくれます。

どちらとも取れるとき③|手持ちが厚手か薄手しかない

中厚手のニットがなく、手持ちが厚手か薄手のどちらかしかない日もあります。

手持ち19度の日の使い方
厚手で目の粗いもの風のない日に。首の開いた形なら昼の暑さを逃がせる
厚手で目の詰んだもの外にいる時間が長く、朝が13度を下回る日だけ
薄手で目の詰んだもの首の1枚と組む。風の日も使える
薄手で目の粗いもの下に長袖の肌着を着て、首の1枚と組む

厚手しかないなら、首の開いた形を選んで、昼の熱を首元から逃がしてください。薄手しかないなら、下に1枚、首に1枚を足して、中厚手の働きに近づけます。**厚みが合わないときは、首元の開け閉めで補う。**19度の日に新しく中厚手を買う前に、この組み方で一度過ごしてみてください。

どちらとも取れるとき④|帰りが夜になる

19度の日でも、帰りが夜7時を過ぎると、気温は13〜15度まで下がります。朝と同じくらいの寒さです。

帰りの時刻気温の目安足すもの
夕方5時まで15〜17度何も足さなくてよい
夕方5〜7時15〜16度首の1枚
夜7〜9時13〜15度首の1枚と、手首を覆う袖
夜9時以降12〜14度首の1枚と、薄い羽織り

帰りが遅い日は、朝に使った首の1枚を、帰りにもう一度巻くつもりで持っていてください。夜9時を過ぎる日は、ニット1枚では寒さを感じることが多いので、薄い羽織りを鞄に入れておくと安心です。

夜は、昼と違って日差しがありません。同じ15度でも、日なたの昼の15度より、夜の15度のほうが冷たく感じます。夜に外を歩く時間が30分を超える日は、表の目安より1段寒い側で考えてください。首の1枚を薄手から中くらいの厚さのものに替えるだけでも、帰り道の首元の冷え方が変わります。手首が冷えるなら、袖口を下ろして、リブで手首を覆ってください。

通勤の19度と、休日の19度で選び分ける

同じ19度の日でも、通勤の日と休日では、外にいる時間と屋内の過ごし方が違います。

通勤の日は、朝の早い時刻に家を出て、日中は屋内で過ごし、夕方以降に帰ることが多くなります。つまり、外にいるのは一日のうちでいちばん寒い時間帯です。ニットは中厚手のクルーネックにして、首の1枚を朝と帰りに使ってください。屋内では首の1枚を外し、ニット1枚で過ごします。職場の空調が効き始める時期なら、屋内でも首元が冷えることがあるので、首の1枚は机の近くに置いておくと安心です。

休日は、外に出る時刻が遅く、昼の19度の時間帯に外を歩くことが多くなります。この場合は、薄手か中厚手で、首の少し開いた形でも過ごせます。公園や川沿いのように風の通る場所へ行くなら、目の詰んだものを選んでください。

日外にいる時間帯ニット首の1枚
通勤朝と夕方以降中厚手のクルーネック朝と帰りに巻く
休日の街歩き昼薄手〜中厚手、首は少し開いてよい鞄に入れておく
休日の屋外の散策昼の長い時間目の詰んだ中厚手風があれば巻く
夕方からの外出夕方と夜中厚手の首の詰まった形巻いていく

**外にいる時間帯が、一日のどこにあるか。**同じ19度でも、これでニットの選び方が変わります。

色で、19度のニットを秋に寄せる

19度は、秋にも春にも来る気温です。秋の19度にニットを1枚で着るなら、色で季節を合わせます。

ニットの色秋の19度での見え方合わせ方
茶、キャメル秋に合うそのままでよい
からし、テラコッタ秋に合う下を落ち着いた色に
深い緑、ボルドー秋に合う下を明るめにして重さを抜く
白、アイボリー季節を問わない下と靴を秋の色に
淡いピンク、水色春に寄って見える下と首の1枚を秋の色に

春に着ていた淡い色のニットを秋の19度に着るなら、ボトムと首の1枚を秋の色にしてください。ニットが淡くても、上下と首元に秋の色が入れば、全体が秋の側に寄ります。

手持ちのニットを、19度用に並べる手順

19度の日の朝に迷わないように、手持ちのニットを一度並べておきます。

  1. 手持ちのニットを全部出して、首の開きを鎖骨のくぼみから指で測り、詰まった形・クルーネック・開いた形の3つに分ける
  2. それぞれを口元に当てて息を吹き、目の詰み具合を詰んでいる・中くらい・粗いの3つに分ける
  3. つまんで厚みを見て、薄手・中厚手・厚手に分ける
  4. 「クルーネック、目の詰んだ、中厚手」に当たるものを、19度の日の1枚目として手前に置く
  5. 首の開いた形には、合う首の1枚を1つずつ決めておく

並べ終えたら、天気予報で最高気温19度の日を見つけたときに、前の晩のうちに1枚を決めておきます。朝の気温と風の欄を見て、早見表の行を1つ選べば、どのニットと首の1枚を出すかが決まります。

並べてみると、同じ厚みのニットでも、首の開きと目の詰みで19度の日の使い道が分かれることが分かります。**迷ったら、クルーネックで目の詰んだ中厚手。**これが19度の日の1枚目です。

まとめ

  • 最高気温19度の日は、ニット1枚で出られる。選ぶのは厚みより、首の開きと編み目の詰み
  • 首の開きは、鎖骨のくぼみから指で測る。朝が14度を下回る日は、指1本以内の詰まった形
  • 目の詰みは、口元に当てて息を吹いて確かめる。風のある日は、息を感じないものを選ぶ
  • 手首の冷えは袖口のリブで、首元の冷えは首の1枚で受ける。ニットの厚みは中厚手まで
  • 屋内が長い日は、首を開けて1段軽く。帰りが夜になる日は、首の1枚を帰りにも使う

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 最高気温19度の日、ニット1枚で寒くないですか
家を出る時刻の気温が14度以上で、外にいる時間が合わせて2時間ほどまでなら、中厚手のニット1枚で過ごせることが多い気温です。朝が14度を下回る日は、首の詰まった形にするか、首に巻く1枚を足してください。ニットの上にアウターを重ねるかどうかは、朝の気温と外にいる時間で決めます。アウターの選び方は別の記事にまとめています。
Q. 19度の日のニットは、薄手と中厚手のどちらがいいですか
朝の気温と風で分けてください。朝が14度以上で風の弱い日は薄手でも足ります。朝が14度を下回る日、風のある日は中厚手が向きます。ただ、厚みより効くのが編み目の詰みです。同じ中厚手でも、目の粗いものは風を通します。布を口元に当てて息を吹き、反対側に当てた手のひらで息を感じないものが、19度の風の日に向きます。
Q. 19度でタートルネックは暑いですか
昼の19度の時間に、屋内で過ごすことが多い日は暑く感じやすくなります。外にいる時間が長い日や、朝が13度を下回る日なら、首の詰まった形は一日を通して着やすい形です。暑くなりそうな日は、首に沿う高さが指2本ぶん以内の低いハイネックにすると、首元の暖かさを残しながら、昼に熱がこもりにくくなります。
Q. ニットの下に何か着たほうがいいですか
肌に直接当たる感触が気にならず、汗をかく予定がない日は、ニット1枚でかまいません。ニットの内側がちくちくする、昼に歩いて汗ばむ、という日は、薄い長袖か半袖の肌着を1枚着てください。下に着る1枚は、ニットの首の開きより内側に収まる首の形を選ぶと、首元からのぞきません。

— メグラシ編集部

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最高気温19度の日にアウターを着るなら、裏地のない1枚までにしてください。選び方は、アウター単体の厚みではなく、中に着る1枚と足した合計の厚みで決まります。服をつまんで厚みを3段に分ける方法、合計を2段に収める組み合わせ、前を開けて着られるかの確かめ方、19度でも着ないほうがいいアウター、朝12度の日や風の強い日の読み替えまで、手持ちで組める形にまとめました。

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24度の服装 50代|秋は長袖1枚、肘までまくれる薄さを選ぶ

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24度の服装 50代|秋は長袖1枚、肘までまくれる薄さを選ぶ

秋の最高気温24度の日は、半袖に羽織りではなく、長袖1枚で出かけるのがいちばん収まります。選ぶのは、袖を肘まで2回折って10歩歩いても落ちてこない薄さの1枚です。春の24度と秋の24度が別の一日になる理由、家を出る時刻と帰る時刻の2つの数字の見方、シャツ・薄手のニット・とろみのブラウス・カットソーの使い分け、朝15度で昼24度の日や屋内に長くいる日の決め方まで、50代の手持ちで組める形にまとめました。

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最高気温25度の服装 秋|手持ちの夏服から、10月も着る服を選ぶ

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最高気温25度の服装 秋|手持ちの夏服から、10月も着る服を選ぶ

秋の最高気温25度の日は、夏服で出かけて構いません。ただし夏服を全部そのまま使うのではなく、光にかざして指の形が透けるか、表面に粗い凹凸や強い艶があるか、白い紙の横で色が澄んで明るすぎないかの3つで、10月にも着ていける服を選び分けます。2つ通った服を秋の1点と組む方法、形で季節が出る服、足元とバッグの替え方、半袖1枚で出てよい朝の気温、白い服や麻混のシャツの扱い、仕舞ったあとに25度が戻った日の決め方までまとめました。

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9月の半袖は袖丈15cmまで|肩先から25cmある袖なら下旬も通る

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9月の半袖は袖丈15cmまで|肩先から25cmある袖なら下旬も通る

9月に半袖が浮くかどうかは、気温ではなく袖の丈で決まります。肩先から袖口までが何センチあるか。10センチ以下は上旬まで、15センチ前後は中旬まで、25センチ前後なら下旬も通ります。丈の測り方、同じ半袖でも上旬と下旬で見え方が変わる理由、袖の下に足す一枚、腕の外にある一点で丈を補う方法、9月の朝と昼の差、10月に渡すときの切り替えまで、寸法で整理しました。

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ウィンドブレーカーは風速5m/sから|同じ15度でも、風が弱ければ要らない

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ウィンドブレーカーは風速5m/sから|同じ15度でも、風が弱ければ要らない

ウィンドブレーカーを着るかどうかは、気温では決まりません。決めているのは風速です。予報の風速が5メートルを超える日は、気温が20度あっても効きます。逆に風速2メートル以下なら、15度でも別の一枚のほうが合います。風速の見方、10度〜20度の帯ごとの中に着るもの、風が抜ける4つの口、雨と風が重なる日、自転車や海沿いで数字が変わる理由まで、風の数字で整理しました。

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