50代・150cmの秋冬ファッション|重ね着が増える月の丈の段差

秋冬の外出着を着て、玄関の鏡の前で全身を撮ってみてください。肩から足元までに、横に入っている線は何本ありますか。
身長150cm前後で秋冬の服を重ねると、裾の線が増えます。中に着たニットの裾、羽織りの裾、コートの裾、スカートやパンツの裾、ブーツの上端。1枚ずつの丈が合っていても、**重ねたときに線が何本も入ると、服の量が多く見えます。**身長が高い人なら線と線の間に距離があって気にならない本数でも、150cmでは肩から足元までの長さが短いぶん、線が詰まって見えるからです。
この記事では、秋冬の重ね着を、横に入る線の数と、線と線の間の距離で決めます。1枚ずつの丈の目安は低身長・150cmの服選びに、冬のコートの着丈とブーツの重なりは低身長の冬コーデにまとめてあります。ここでは、10月から冬までの予定に合わせて、重ねたときの線を数えます。
結論:150cmの秋冬は、横に入る線を2本までにする
肩から足元までに見える裾の線を、2本までにしてください。
| 線の数 | 見え方 | 次の手 |
|---|---|---|
| 1本 | 縦に長く見える。すっきりしすぎることもある | 首元か手元に色を置く |
| 2本 | 重ねていても落ち着いて見える | このまま |
| 3本 | 服の量が少し多く見え始める | 1本減らせるところを探す |
| 4本 | 上下が細かく区切られて見える | 中に着た服の裾から減らす |
| 5本以上 | 服が重なって見える | 羽織りかコートを1枚外すか、丈をそろえる |
**2本までなら、枚数が4枚でも5枚でも構いません。**大事なのは着ている枚数ではなく、外から見えている線の数です。中に着た服の裾をボトムに入れれば、1枚着ていても線は増えません。
線の数え方|全身を撮って、裾の線を数える
線を数えるには、鏡で見るより写真に撮るほうが確かです。鏡の前では顔に目が行き、裾の位置を見落とします。
スマートフォンを胸の高さに持って、1.5mほど離れて全身を撮ってください。数えるのは次の線です。
| 数える線 | どこに出るか | 数えなくてよい場合 |
|---|---|---|
| 中に着た服の裾 | 腰からお尻のあたり | ボトムに入れている・羽織りの中に隠れる |
| 羽織りの裾 | お尻から太もものあたり | 前を開けず、コートの中に隠れる |
| コートの裾 | 太ももから膝下のあたり | なし(いつも数える) |
| スカートの裾 | 膝から足首のあたり | コートと3cm以内でそろう |
| パンツの裾 | 足首のあたり | 靴やブーツと同じ色 |
| ブーツの上端 | すねのあたり | ボトムの裾の中に入る・同じ色 |
| 首に巻いたものの端 | 胸から腰のあたり | 縦に垂らしている |
**同じ色の線は、つながって見えるので1本に数えなくて構いません。**黒いパンツと黒いブーツなら、パンツの裾とブーツの上端は線になりません。
裾と裾の間は、3cm以内でそろえるか、10cm以上離す
線の数と同じくらい効くのが、線と線の間の距離です。2本の裾が近いのに少しだけずれていると、線が2本に見えて、しかもどちらが本当の裾かがはっきりしません。
| 2本の裾の間の距離 | 見え方 | 向く組み合わせ |
|---|---|---|
| 0〜3cm | 1本の線に見える | 羽織りとコート・コートとスカート |
| 4〜6cm | 2本の線が詰まって見える | 避ける |
| 7〜9cm | 2本の線がはっきりしない | 避ける |
| 10〜20cm | 段差として見える | 中に着た服と羽織り・羽織りとコート |
| 20cm以上 | 別々の服として見える | コートとパンツの裾など |
**4〜9cmのずれが、いちばん線を増やします。**羽織りの裾がコートの裾から5cmだけ出ている、スカートの裾がコートの裾から6cmだけ出ている、という状態です。どちらかの丈を替えて、3cm以内にそろえるか、10cm以上離してください。
150cmの着丈の目安|どこで終わるか
150cm前後の身長で、服の裾がどこで終わるかの目安です。着丈は、肩の縫い目のいちばん高いところから裾までを測ります。
| 着丈の目安 | 終わる位置 | 向く服 |
|---|---|---|
| 45〜50cm | ウエストの少し下 | 短めのニット・カーディガン |
| 55〜60cm | 腰骨のあたり | ふつうの丈のニット・ブラウス |
| 62〜68cm | お尻が隠れる | 羽織り・短めのコート |
| 75〜80cm | 太ももの中ほど | 長めの羽織り |
| 85〜88cm | 膝の少し上 | 中くらいの丈のコート |
| 92〜96cm | 膝のすぐ下 | 避けたい丈。膝の動きと重なる |
| 100〜105cm | 膝下10cmほど | 長い丈のコート |
| 115cm以上 | ふくらはぎの下 | とても長い丈のコート |
**膝のちょうど上か下で終わる丈は避けてください。**歩くたびに膝が裾を押し、裾の線が揺れて目に入ります。膝の少し上か、膝下10cmほどまで下げるかのどちらかにすると、裾が落ち着きます。数字は目安なので、手持ちの服を着て、どこで終わっているかを写真で確かめてください。
前と後ろの裾の高さ|横から撮って2cm以内
50代になると、肩が少し前に出て、背中が丸くなる方向に姿勢が変わりやすくなります。そうすると、同じ服でも後ろの裾が上がり、前の裾が下がります。
横から全身を撮って、裾の前と後ろの高さを比べてください。**差が2cm以内なら、裾は水平に見えます。**3cm以上あると、前に下がった裾が1本の斜めの線になり、横の線が増えたように見えます。
差が大きいときは、後ろにゆとりのある形の服を選びます。袖のつけ根が斜めに入った形、背中にタックやひだのある形、前の丈が少し短く後ろが長い形です。コートの前を開けて着ると、前の裾の高さが目立たなくなります。
10月|薄手の羽織りとニット、線が増え始める月
10月は、夏の服に薄手の羽織りを足す日が続きます。1枚足すごとに線が1本増えるので、ここから数え始めてください。
| 10月の組み方 | 線の数 | 減らし方 |
|---|---|---|
| 長袖の1枚+パンツ | 2本(トップスの裾・パンツの裾) | パンツと靴を同じ色に |
| 長袖の1枚+カーディガン+パンツ | 3本 | トップスを短めか、パンツに入れる |
| ニット+スカート | 2本 | そのまま |
| ニット+長めの羽織り+スカート | 3本 | 羽織りとスカートの裾を10cm以上離す |
| ワンピース+薄手の羽織り | 2本 | 羽織りをワンピースと同じ丈か、腰までに |
| ワンピース+カーディガン+ブーツ | 3本 | ブーツとタイツを同じ色に |
**10月は、中に着る服の裾をボトムに入れるだけで、ほとんどの日が2本に収まります。**前だけ入れる着方でも、横から見て裾が出ていなければ、線は1本減ります。
11月|ジャケットかカーディガンにコートが乗る
11月は、羽織りの上にコートが乗る日が増えます。羽織りとコートの2枚の裾の関係が、いちばん線を増やしやすいところです。
| 11月の組み方 | 羽織りとコートの関係 | 線の数 |
|---|---|---|
| 腰までの羽織り+膝上のコート | 20cm以上離れる | 2本(コートとボトム)+羽織りは隠れる |
| お尻までの羽織り+お尻までのコート | 3cm以内でそろう | 1本として数える |
| お尻までの羽織り+太ももまでのコート | 5〜10cm差 | ずれやすい。前を留めて隠す |
| 長めの羽織り+膝上のコート | 5〜10cm差 | 避ける。羽織りを短いものに |
| ニットだけ+膝下のコート | 羽織りなし | 2本(コートと足元) |
| 羽織り+羽織る形の薄手コート | 丈の差による | 前を開けると両方の裾が見える |
**コートの前を留めるなら、中の羽織りの丈は気にしなくて構いません。**前を開けて着るなら、羽織りとコートの裾が、3cm以内でそろうか、10cm以上離れるかを確かめてください。
冬に入ってから|厚手のコートとブーツ、線をまとめる
冬に入ると、厚手のコートで胴が覆われる時間が長くなります。この時期は、コートの裾と足元の線をどうまとめるかが中心になります。
| 冬の組み方 | 足元 | 線の数 |
|---|---|---|
| 膝下のコート+パンツ+短いブーツ | パンツとブーツが同じ色 | 1〜2本 |
| 膝下のコート+スカート+長いブーツ | スカートがコートの中に隠れる | 1〜2本 |
| 膝上のコート+スカート+タイツ+靴 | タイツと靴が同じ色 | 2本 |
| 膝上のコート+パンツ+靴 | パンツの裾と靴の色が違う | 3本 |
| お尻までのコート+パンツ+ブーツ | 同じ色でつなぐ | 2本 |
| 長いコート+長いスカート | 2cm以内でそろう | 1本 |
**冬は、コートから下を同じ色の系統でつなぐと、線がいちばん減ります。**膝下のコートなら、その下に見えるのは足元の20〜30cmだけです。ここを1色にまとめれば、線はコートの裾の1本で済みます。
中に着る1枚|裾を出すか、入れるか
中に着る服の裾は、いちばん多く線を増やす場所です。出すか入れるかを、上に何を重ねるかで決めます。
| 上に重ねるもの | 中の服の裾 | 理由 |
|---|---|---|
| 何も重ねない | 出しても入れても | 1枚なら線は1本 |
| 前を開けた羽織り | 入れるか、羽織りより10cm以上短く | 羽織りの裾と近いと線が増える |
| 前を留めた羽織り | 出してもよい | 羽織りの中に隠れる |
| 前を開けたコート | 入れる | コートの中で裾の線が見える |
| 前を留めたコート | 出してもよい | コートの中に隠れる |
| 首に巻くもの | 入れる | 巻いたものの端と線が重なる |
**迷ったら、前だけボトムに入れて、後ろは出しておく着方にしてください。**前から見える線が1本減り、後ろは腰まわりに布が残るので、座ったときに背中が出ません。
羽織り|カーディガンとジャケット、どちらが線を減らすか
秋冬の羽織りは、カーディガンかジャケットのどちらかになることが多いでしょう。線の数で見ると、それぞれに向く使い方があります。
カーディガンは、生地が柔らかく裾が体に沿うので、線が目立ちにくい羽織りです。**前を開けても裾が外に広がらず、中の服の裾との差が見えにくくなります。**ジャケットは、裾に張りがあって線がはっきり出ます。そのぶん、ジャケットの裾を1本の線として決めて、他の裾を隠すかそろえる組み方に向きます。
150cmでは、カーディガンなら腰骨のあたりで終わる丈、ジャケットならお尻が隠れる丈が、ほかの服と合わせやすい丈です。
| 比べるところ | カーディガン | ジャケット |
|---|---|---|
| 裾の線の出方 | 体に沿って目立ちにくい | 張りがあってはっきり出る |
| 前を開けたとき | 中の服の裾との差が見えにくい | 中の服の裾との差が見えやすい |
| 合わせやすい丈 | 腰骨のあたり(着丈55〜60cm) | お尻が隠れる(着丈62〜68cm) |
| コートの下に着たとき | 袖が中で寄りやすい | 袖が滑ってコートを着やすい |
| 脱いだあと | 椅子の背に掛けても形が崩れない | 形を保つにはハンガーが要る |
どちらを選ぶかは、コートを脱いだあとの予定で決めてください。室内で座って過ごす時間が長い日はカーディガン、立って人と会う時間が長い日はジャケットが、脱いだあとの線を整えやすくなります。
コート|丈を3つの位置から選ぶ
コートは秋冬の線のうち、いちばん長く、いちばん目立つ1本です。丈は3つの位置から選んでください。
| コートの丈 | 着丈の目安 | 合わせやすいボトム | 合わせにくいボトム |
|---|---|---|---|
| お尻が隠れる短め | 62〜68cm | パンツ全般・長いスカート | 膝丈のスカート |
| 膝の少し上 | 85〜88cm | パンツ・膝下のスカート | 膝上のスカート |
| 膝下10cmほど | 100〜105cm | パンツ・コートと同じ丈のスカート | 膝下で少しだけ出るスカート |
**手持ちのボトムで、いちばんよく履く1本に合わせて丈を決めてください。**よく履くのがパンツなら、3つのどれでも合います。膝下のスカートが多いなら、膝の少し上のコートにするか、スカートと同じ丈まで下げます。
ボトム|スカートとパンツで変わる足元の線
ボトムの裾は、コートの裾と靴の間に入る線です。スカートかパンツかで、線の出方が変わります。
| ボトム | 裾が終わる位置 | 足元の線を減らす方法 |
|---|---|---|
| 膝丈のスカート | 膝 | タイツと靴を同じ色に |
| 膝下のスカート | ふくらはぎの上 | 長いブーツで裾の中まで覆う |
| 足首までのスカート | 足首の上 | 靴をスカートと近い色に |
| まっすぐなパンツ | くるぶし | 靴と同じ色の系統に |
| 裾の広いパンツ | 靴の甲 | 靴が裾に隠れる。線は1本 |
| 足首の見える丈のパンツ | くるぶしの上 | 靴下かタイツをパンツと同じ色に |
ブーツと靴|筒の上端も1本の線に数える
秋冬はブーツを履く日が増えます。ブーツの筒の上端も、横の線の1本です。
筒の上端が、ボトムの裾の中に入っていれば、線は増えません。**スカートの裾とブーツの上端の間に肌やタイツが見える場合は、そこに線が2本入ります。**タイツをブーツと同じ色にすると、ブーツの上端の線が目立たなくなります。コートとブーツの重なりの寸法は低身長の冬コーデにくわしく書いてあります。
首に巻くもの|横の線ではなく、縦に垂らす
秋冬は首にストールやマフラーを巻く日が増えます。首に巻くものは、巻き方で横の線にも縦の線にもなります。
首のまわりに何重にも巻いて端を短くすると、首元に横の塊ができます。**端を前に長く垂らすと、胸から腰にかけて縦の線が2本入り、横の線を打ち消します。**垂らした端は、中に着た服や羽織りの裾の位置とずらし、3cm以内でそろえるか、10cm以上離してください。
色|線の上下を同じ色にすると、1本に数えなくていい
線の数は、色で減らすこともできます。裾の線の上と下が同じ色の系統なら、そこは線に見えません。
| 線の上 | 線の下 | 見え方 |
|---|---|---|
| キャメルのコート | 濃い茶色のパンツ | つながって見える |
| 黒のニット | 黒のスカート | 1枚の服のように見える |
| グレーのカーディガン | 白のパンツ | 線がはっきり出る |
| 紺のコート | 紺のタイツと靴 | コートの裾から下が1色 |
| 生成りのニット | ベージュのスカート | ゆるくつながる |
| 濃い緑のコート | 黒のパンツ | 線は出るが落ち着く |
**線を消したい場所の上下を同じ系統の色にして、残したい線だけ色を変えてください。**首元の近くに明るい色を置くと、目線が上に集まり、足元の線がさらに目立たなくなります。
予定ごとの組み方
秋冬の予定によって、脱いだり座ったりする時間が違います。予定ごとに、線をどこで数えるかを変えます。
| 予定 | 長く見られる姿 | 線を数える状態 |
|---|---|---|
| 買い物 | 歩く姿 | コートを着て立った状態 |
| 友人との食事 | 座った姿 | コートを脱いで座った状態 |
| 美術館や展示 | 立って歩く姿 | コートを預けた状態 |
| 旅行 | 歩く姿と写真 | コートを着た全身 |
| 家族の集まり | 室内で座った姿 | 羽織りまでの状態 |
| 通院や役所の用事 | 待合で座った姿 | コートを着て座った状態 |
**食事や室内の集まりは、コートを脱いだあとの姿で数えてください。**コートを着たときに2本でも、脱ぐと中の服の裾が見えて3本になることがあります。
脱いだ姿も数える|店に入って上着を脱いだとき
秋冬は、店や室内に入るとコートを脱ぎます。家で全身を撮るとき、コートを着た姿だけでなく、脱いだ姿も撮っておいてください。
脱いだときに線が増えるのは、中の服と羽織りの裾が近いときです。**コートを着ている間は隠れていた5cmのずれが、脱いだ瞬間に見えます。**脱いだ姿が3本以上なら、中の服をボトムに入れるか、羽織りの前を留めてください。
どちらとも取れるとき①|手持ちのコートが中途半端な丈
手持ちのコートが、膝のちょうどあたりで終わる丈のことがあります。買い替えずに着る場合は、線の上下を同じ色にして、コートの裾を目立たせない方法を選んでください。
- ボトムをコートと同じ系統の色にする
- タイツとブーツをボトムと同じ色にする
- 首元に明るい色を置いて、目線を上に集める
**この3つで、コートの裾の線は色の境目にならず、目立たなくなります。**買い替えるときは、膝の少し上か、膝下10cmほどのどちらかにしてください。
どちらとも取れるとき②|寒くて、枚数を減らせない
寒がりで、中に2枚重ねないと過ごせないこともあります。枚数は減らさなくて構いません。見えている線の数だけを減らします。
中に着る2枚は、両方ともボトムに入れるか、外側の1枚より短いものにして、外から見えないようにします。**暖かさは首元と足元で足してください。**厚手のタイツ、足首まで覆うブーツ、首に巻くもの。どれも横の線を増やさずに、体の感じる寒さを和らげます。
どちらとも取れるとき③|Sサイズでも着丈が長い
いちばん小さいサイズでも、羽織りやコートの着丈が長いことがあります。その場合は、長さを活かすか、直すかを決めます。
| 着丈の状態 | 活かす方法 | 直す場合 |
|---|---|---|
| 目安より5cm以内長い | そのまま着る | 直さなくてよい |
| 膝のちょうどあたりまで来る | ボトムと同じ色でつなぐ | 膝の少し上まで上げる |
| 膝下10cmより長い | 長い丈として着る | 直さなくてよい |
| 袖も長い | 袖を一度折る | 裾より先に袖を直す |
| 肩の縫い目が肩より外に落ちる | 肩の落ちた形として着る | 直しにくい。買い替えを検討 |
**直しに出す前に、肩の縫い目の位置を確かめてください。**肩が合っていない服は、裾を上げても全体の釣り合いが戻りません。
出かける前に確かめる5つ
その日の予定に合わせて服を重ねたら、次の順に確かめてください。
- 正面から全身を撮り、肩から足元までの線を数える。2本までか
- 近い2本の裾の間が、3cm以内か10cm以上か
- 横から撮って、前と後ろの裾の高さの差が2cm以内か
- コートを脱いだ姿も撮り、線が3本以上に増えないか
- 線の上下で色がつながっている場所と、区切れている場所を確かめる
**5つとも通れば、その日は枚数を気にせず出かけられます。**引っかかったところだけを替えてください。
よくある行き違い
150cm前後の50代の秋冬の重ね着で、よく起きる思い違いを並べます。
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| 枚数を減らせばすっきりする | 大事なのは見えている線の数。枚数は減らさなくてよい |
| 短い丈の服を重ねれば軽く見える | 短い丈どうしの裾が近いと、4〜9cmのずれで線が増える |
| コートは膝丈がいちばん合わせやすい | 膝のちょうどあたりは裾が揺れて目立つ。少し上か、膝下10cmへ |
| 黒でまとめれば線は消える | 黒どうしでも、表面の違う裾は線に見える。丈もそろえる |
| 鏡で全身を見れば十分 | 顔に目が行く。1.5m離れて写真で数える |
| 前から見て整っていれば大丈夫 | 後ろの裾が上がると、横から見て斜めの線が入る |
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よくある問い
- Q. 150cmで秋冬に重ね着すると、着ぶくれして見えます
- 枚数より、横に入る裾の線の数を見てください。全身を写真に撮って、中に着た服の裾、羽織りの裾、コートの裾、スカートやパンツの裾、ブーツの上端を数えます。肩から足元までに3本以上あると、服の量が多く見えます。中に着た服の裾をボトムに入れる、羽織りとコートの丈をそろえる、ボトムとブーツの色をつなげる。この3つで、枚数は同じまま線を2本まで減らせます。
- Q. 150cmの50代に合うコートの丈は?
- 3つの位置から選ぶと迷いません。お尻が隠れる短めの丈、膝の少し上で終わる丈、膝下10cmほどで終わる丈です。膝のちょうど上か下で終わる丈は、歩くたびに膝の動きと裾の線が重なって落ち着きません。手持ちの羽織りやボトムの丈と3cm以内でそろうか、10cm以上離れるかで、3つのうちどれにするかを決めてください。
- Q. 寒くて重ね着の枚数を減らせません
- 枚数は減らさなくて構いません。減らすのは見えている線の数です。中に着る服は裾をボトムに入れるか、羽織りより短いものにして外から見えないようにします。首元と足元で暖かさを足すと、胴に重ねる枚数を増やさずに済みます。厚手のタイツ、首に巻くもの、足首まで覆うブーツは、どれも横の線を増やしません。
- Q. Sサイズでもコートの着丈が長すぎます
- 着丈が長いコートは、膝下10cmより下まで来るなら、そのまま長い丈として着るほうが線は落ち着きます。膝のちょうどあたりで終わるなら、ボトムとブーツの色をコートと近い色にして、裾の線を目立たせない方法があります。直しに出す場合は、裾上げの前に袖丈と肩の位置を確かめてください。肩が合っていないコートは、裾を上げても全体の釣り合いが戻りません。
— メグラシ編集部





