ヨガウェア 体型カバー|お腹か腰回りかで上の丈と下の形を分ける

**お腹が気になる人は、上を短くして下の縁を高くしてください。お尻から太ももにかけての腰回りが気になる人は、上を長くして、下はまっすぐ落ちる形にしてください。**同じ「体型カバー」でも、隠したい場所で選び方が逆になります。
ヨガで体の線が出やすいのは、立っているときではなく、前屈したときと、四つ這いや逆さのポーズのときです。ゆったりした長い上を着ると、立っている間はお腹も腰回りも隠れますが、前屈した瞬間に裾が胸のほうへ落ちて、お腹がいちばん見える形になります。
測るのは2か所です。腰骨から上の裾までの長さと、下の縁がへそから何cm上にあるか。この2つを、隠したい場所に合わせて決めます。ポーズごとの選び方はヨガウェアの選び方に書いているので、ここでは体型カバーに絞ります。
結論:お腹と腰回りでは、上の丈が逆になる
| 気になる場所 | 上の丈 | 下の形 | 下の縁の高さ |
|---|---|---|---|
| お腹 | 腰骨の下5cmまで | 脚に沿う形でよい | へその上3cm以上 |
| 腰回り(お尻・太もも) | お尻のいちばん高い所を越える | 膝から下がまっすぐ落ちる | へその高さでよい |
| どちらも | クラスの内容で決める | 濃い色の脚に沿う形 | へその上3cm以上 |
お腹は「布を足して隠す」より「布の縁で押さえる」ほうが動きに強い、腰回りは「上の布で覆う」ほうが確実、というのが分かれる理由です。
先に測る①|腰骨から上の裾まで
鏡の前で、手持ちのヨガ用の上を着て、腰の両脇で骨が出ているところ(腰骨)に指を当てます。そこから上の裾までが何cmあるかを見てください。
腰骨より上で終わる上は短め、腰骨の下5cmまでは中くらい、お尻のいちばん高い所を越える上は長めです。同じ服でも、身長や胴の長さで位置は変わるので、表示の着丈ではなく、自分の腰骨から測ります。
先に測る②|下の縁は、へそから何cm上か
下を履いて、縁がへそより上にあるか下にあるかを見ます。へその上3cm以上なら高め、へそと同じ高さなら中くらい、へそより下なら低めです。
お腹が気になる人にとって、ここがいちばん効きます。縁が高いほど、前屈しても縁がお腹を押さえたまま残ります。
お腹が気になる人|上は短め、下の縁は高く
上は腰骨の下5cmまでの丈にしてください。それより長いと、前屈で裾が落ちたときに布が胸の下でたまり、かえってお腹の前に空間ができます。
下は、縁がへその上3cm以上ある形を選びます。縁の幅が5cm以上あると、座ったときに縁がお腹に食い込みにくく、線が出ません。縁が細いゴムだけの形は、座ると縁の上に布が乗る形になりやすいので避けます。
上の裾は、下の縁と2〜3cm重なる長さが目安です。立っているときに重なっていれば、前屈で多少ずれても肌が出ません。
腰回りが気になる人|上は長め、下はまっすぐ
お尻から太ももにかけての線を隠したいなら、上はお尻のいちばん高い所を越える長さにしてください。そこを越えると、立っているときも歩くときも、腰回りの線が上の布で隠れます。
下は、脚にぴったり沿うレギンスより、膝から下がまっすぐ落ちる形が向いています。太ももの横の線が出にくく、座ったときにも布に余裕が残ります。色は、上より暗い色にすると、腰回りから下がひとまとまりに見えます。
ただし、裾が足の甲にかかる長さは避けてください。足を開くポーズで踏みやすく、先生からも足の向きが見えにくくなります。
長い上の弱点|前屈と逆さで、裾が顔へ落ちる
腰回りのために長い上を選ぶと、前屈や逆さのポーズで裾が胸から顔へ落ちてきます。ポーズのたびに裾を直していると、それだけで集中が切れます。
止め方は2つです。裾を下の縁に入れてしまうか、裾にゴムや絞りの入った形を選ぶか。裾を入れる場合は、入れた部分がお尻の上でふくらまないよう、薄手の上を選んでください。裾に絞りがある形なら、入れずにそのまま着られます。
生地の厚みは、手のひらで見る
体型カバーで見落としやすいのが、下の生地の透けです。生地を伸ばした状態で手のひらにかぶせ、指の線が透けて見えるか確かめてください。
指の線がはっきり見える生地は、前屈や足を開くポーズで下着の線まで出ます。色が濃くても、伸ばした状態で透けるなら同じです。売り場では、生地を両手で横に広げてから光にかざすと分かりやすくなります。
どちらとも取れるとき①|お腹も腰回りも気になる
両方気になる人は、通っているクラスの内容で決めてください。
前屈や逆さのポーズ、体をねじる動きが多いクラスなら、お腹側の組み方を選びます。上は短め、下は縁の高い形です。腰回りは、下を濃い色にすることで整えます。
座ったり寝たりして、ゆっくり伸ばすクラスが中心なら、腰回り側の組み方で困りません。上を長めにして、裾を下へ入れずに着られます。
どちらとも取れるとき②|気になる場所が、日によって変わる
体調や時期で、お腹が気になる日と腰回りが気になる日が入れ替わる人もいます。この場合は、下を縁の高い濃い色の1本に決めて、上だけ丈違いを2枚持つのがいちばん少ない数で済みます。
短い上と、お尻を越える長さの上。その日に気になるほうを上で選べば、下を替えずに組み直せます。
どちらとも取れるとき③|先生から体の線が見える服を勧められた
ポーズの形を確かめるために、体に沿う服を勧めるクラスもあります。体の線を隠したい気持ちと、先生に見てもらいたい気持ちがぶつかる場面です。
この場合は、上だけ体に沿う形にして、下は濃い色でまとめてください。先生が見たいのは、背中や肩の向き、膝の向きであることが多く、腰回りの線ではありません。気になるなら、クラスの前に「どこを見たいか」を先生に聞くと、隠してよい所が分かります。
寒い時期のスタジオと、行き帰り
寒い時期は、始まる前と終わったあとに上へ1枚重ねたくなります。重ねるのは構いませんが、動いている間は外してください。重ねた分だけ前屈で布が顔へ落ちやすくなり、体型カバーのために整えた丈が崩れます。
床の冷たさや汗の冷えについては自宅ヨガの服装とホットヨガの服装に書いています。行き帰りは、スタジオで着る上下とは別に、腰回りまで隠れる上着を1枚用意すると、帰りの電車でも線が気になりません。
下着の線も、隠したい場所で変わる
お腹が気になる人は、上の下に着る支えの縁がお腹の上で線になりやすいので、縁の幅が広いものを選びます。腰回りが気になる人は、下着の脚口の線がお尻に出やすいので、脚口に縫い目のない形が向いています。
支えの強さは運動の種類で決めるのが先です。スポーツブラの選び方で、足が床から浮く運動かどうかの分け方を書いています。
よくある行き違い
体型カバーのために、上下とも大きめのサイズを選ぶ人がいます。大きめの下は、座ったり足を上げたりしたときに布が余ってたるみ、かえって腰回りの線が強調されます。サイズは普段通りにして、丈と形で調整してください。
黒一色にすれば隠れると考える人もいます。黒は線を目立たなくしますが、透ける生地なら黒でも透けます。色より先に、生地の厚みを確かめてください。
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よくある問い
- Q. お腹もお尻も気になるときは、どちらに合わせればいいですか
- 通っているクラスに、前屈や逆さのポーズが多いかで決めてください。多いなら上を短くして下の縁を高くするお腹側の組み方にし、腰回りは濃い色の下で整えます。ゆっくり座ったり寝たりするクラスが中心なら、上を長くする腰回り側の組み方で困りません。
- Q. ゆったりしたTシャツなら体型が隠れますか
- 立っている間は隠れますが、前屈すると裾が胸のほうへ落ち、お腹がいちばん見える形になります。ゆったりした上を着るなら、裾を下の縁に入れるか、裾にゴムや絞りのある形を選んでください。
- Q. レギンス以外で、体の線が出にくい下はありますか
- 膝から下がまっすぐ落ちる形や、裾が少し広がる形があります。ただ、足首まわりの布が多いと、足を開くポーズで踏んだり、先生から足の向きが見えにくくなったりします。裾が足の甲にかからない長さを選んでください。
- Q. 寒い時期のスタジオで、上に重ねてもいいですか
- 始まる前と終わったあとは重ねて構いません。動いている間は、重ねた分だけ前屈で布が顔へ落ちやすくなるので、体が温まったら外してください。行き帰りの冷えについては、帰りの上着を1枚別に用意するほうが確実です。
— メグラシ編集部





