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ピラティスの服装|マシンかマットかで、上の丈と足元を選ぶ

メグラシ編集部//読了 14分
明るいピラティススタジオで、青みのある灰色の長袖トップスと黒のレギンス、灰色の靴下の女性が、寝台型のマシンの上で仰向けになり、両足を足掛けのバーに乗せている

**通うのは、マシンのレッスンですか、マットのレッスンですか。**予約の画面か、スタジオの案内を開いて確かめてください。まだ決めていないなら、体験で受けるほうで考えます。

ピラティスの服装は、ヨガやジムと同じ感覚で選ぶと、2つの場面で困ります。ひとつは、仰向けで脚を上げたときに、上の裾が胸のほうへずれてくること。もうひとつは、マシンのばねやベルトに、服のファスナーや飾りが当たることです。

どちらで困るかは、マシンのレッスンかマットのレッスンかで分かれます。この記事は、その分かれ道から服を選びます。

ヨガやピラティス全般の、前屈で裾が落ちない丈とレギンスの透けの測り方はヨガウェアの選び方にまとめてあります。ここでは、ピラティスに特有のところだけを扱います。

結論:マシンかマットかで、上の丈と足元が変わる

マシンとマットで、服を選ぶときに先に効く場所が違います。

選ぶところマシンのレッスンマットのレッスン
上の丈腰骨にかかる、体に沿う丈仰向けで脚を上げてもずれない丈
金具・ファスナーないものを選ぶあっても困りにくい
下の形くるぶしまでのレギンスレギンスか、裾の細いパンツ
足元滑り止め付きの靴下素足か、滑り止め付きの靴下
髪後頭部の出っぱりより下で結ぶ同じ

マシンは「服がマシンに触れても困らないか」、マットは「仰向けで裾がずれないか」。この2つを先に確かめれば、あとは好みで選んで構いません。

早見表|マシンとマットで、先に確かめる7か所

レッスンの前に家で確かめておきたい場所を7つ並べました。◎はとくに効く場所、◯は確かめておきたい場所、△は気にしなくてよい場所です。

確かめる場所確かめ方マシンマット
上の裾のずれ仰向けで両脚を上げて、裾の位置を見る◯◎
金具・ファスナー・飾り服の表と裏を手でなでて数える◎△
背中の縫い目・留め具仰向けで背中に当たるものを探す◎◎
レギンスの丈立ってくるぶしの骨が出るかを見る◎◯
ウエストの高さ前屈してウエストが下がらないか◯◎
足元滑り止めの有無と、スタジオの決まり◎◯
髪の結び目仰向けで頭の下に当たらないか◎◎

マシンは金具と足元、マットは裾とウエスト。背中の縫い目と髪は、どちらのレッスンでも仰向けの時間が長いので効きます。

マシンとマットは、何が違うのか

服の選び方が分かれる理由を、レッスンの中身から見ておきます。

マシンのレッスンマットのレッスン
使うもの寝台型の動く台、ばね、足や手を掛けるベルト、足を乗せるバー床に敷いたマット
体が触れるもの台の表面、頭を乗せる台、肩を受ける当てマット
服が触れるものばね、ベルト、金属の部品、台の縁マット
仰向けの時間長い長い
脚を上げる動きベルトに足を掛けて上げる自分で上げて保つ
人数少人数のことが多い少人数から大人数まで

マシンでは、服がばねやベルト、金属の部品に触れます。服に金具があると、台の表面を傷つけたり、ベルトに引っかかったりします。マットでは服が触れるのはマットだけなので、金具の心配は少なく、代わりに自分で脚を上げて保つ動きで、裾とウエストがずれやすくなります。

マシンの台は、前後に滑るように動きます。台の上で仰向けになり、足をバーに乗せて押すと、台がばねの力に逆らって動きます。このとき、台の縁や、台とばねのあいだに服の裾が入りこむことがあります。マシンのレッスンで裾の広い服を避けるのは、このためです。

マットのレッスンでは、マシンが支えてくれるぶんを、自分の体で支えます。脚を上げたまま保つ、背中を丸めて転がる、横向きで脚を持ち上げる。どれも服が重さで下にずれる動きです。マットでは、服がどちらへずれるかを、姿勢ごとに確かめておくと安心です。

先に確かめる①|スタジオの決まり

ピラティスのスタジオには、服装について決まりがあることがあります。初めて行くスタジオでは、予約のときに次の4つを確かめておくと、当日に困りません。

確かめることよくある決まり用意するもの
靴下マシンでは滑り止め付きの靴下を求める滑り止め付きの靴下
服の金具ファスナーやボタンのある服を避ける金具のない上下
小物指輪や腕時計を外す小物を入れる小さな袋
更衣室あるか、ないかない場合は着て行く服

決まりがはっきり書かれていない場合でも、マシンのレッスンなら、滑り止め付きの靴下と金具のない服を用意しておけば、ほとんどのスタジオで困りません。

先に確かめる②|仰向けで脚を上げたとき、裾が何cmずれるか

ピラティスは、仰向けで脚を上げたり、背中を丸めて転がったりする動きが多くあります。そのとき上の裾は、重さで胸のほうへずれていきます。

家の床で、レッスンで着る上下を着て、確かめてください。

  1. 仰向けに寝て、上の裾の位置を指でつまんで覚える
  2. 両脚をそろえて、天井に向けてまっすぐ上げる
  3. そのまま10秒保ってから、裾がどこまでずれたかを見る
ずれた長さ判定対処
2cm以内そのまま使えるなし
2〜5cmマシンなら使える下にしまえるならしまう
5cm以上替えたほうがよい体に沿う丈か、短い丈に替える
胸まで上がる替える体に沿う一枚を中に着る

5cm以上ずれる上は、レッスンのあいだ何度も裾を直すことになり、動きに集中できません。マットのレッスンでは、脚を上げて保つ時間が長いので、とくに効きます。

先に確かめる③|金具・ファスナー・飾りを数える

マシンのレッスンに着て行く服は、表と裏を手でなでて、硬いものがいくつあるかを数えてください。

硬いものある場所マシンでの困りごと
ファスナー上着の前、ポケット、背中台の表面を傷つける、ベルトに当たる
ボタン、ホック前立て、ウエスト仰向けで背中や腰に当たる
金属の飾り、鋲胸元、腰まわりばねに当たる
紐の先の金具ウエスト、フードベルトに絡む
背中の留め具中に着るものの背中仰向けで当たる
フード上着の首の後ろ頭を乗せる台に重なる

マシンのレッスンでは、硬いものが0個の服を選んでください。マットのレッスンでも、背中に当たるものは仰向けで気になるので、背中側だけは0個にしておくと楽です。

上|体に沿う丈か、下にしまえる丈か

上の一枚は、裾のずれを防ぐ方法で2つに分かれます。体に沿わせてずれにくくするか、裾を下にしまって動かないようにするかです。

上の形ずれ方向いているレッスン
体に沿う、腰骨にかかる丈ずれにくいマシン、マット
体に沿う、ウエストで止まる短い丈ずれる場所がないマット
ゆったり、腰骨にかかる丈胸までずれやすい避けたほうがよい
ゆったり、短い丈少しずれる体に沿う一枚の上に重ねて
下にしまえる長めの丈しまえばずれないマシン、マット

レギンスのウエストに裾をしまえる長さがあれば、ゆったりした上でも使えます。しまうときは、レギンスのウエストのゴムの内側に、指3本ぶん入れておくと、脚を上げても抜けてきません。

ウエストで止まる短い丈は、裾のずれがない代わりに、前屈やひねりでお腹まわりの肌が出ることがあります。気にならなければ問題ありませんし、気になる日は、ウエストの高いレギンスと組むと肌が出る幅が小さくなります。

上|袖の長さと、首元の形

袖と首元は、仰向けやうつ伏せのときに、マシンやマットとどう触れるかで選びます。

袖の長さ向き不向き
袖なし腕がマシンの当てや台に直接触れる。汗で滑ることがある
半袖どのレッスンにも合わせやすい
長袖、体に沿う秋冬のスタジオでも冷えない。腕の動きを先生が見やすい
長袖、ゆったり腕を上げたときに袖が肘まで落ちる
首元の形向き不向き
丸首、体に沿うどの姿勢でも動かない
深いV字や広い襟ぐりうつ伏せや前屈で胸元が開く
タートルネック首を丸める動きで顎に当たる
フード付き仰向けで頭の下に重なる

秋冬は、体に沿う長袖の丸首がいちばん通しやすい組み合わせです。スタジオが暖かすぎる日は、袖を肘までまくれば調整できます。

下|レギンスの丈とウエストの高さ

下は、くるぶしまでのレギンスが基本です。丈とウエストの高さで、マシンとマットそれぞれの使いやすさが変わります。

レギンスの丈マシンマット
くるぶしの骨が出る丈足をベルトに掛けやすい使いやすい
くるぶしを覆う丈足首で布がたまり、ベルトに当たる使える
足の甲までかかる丈足を乗せるバーで滑る足裏に布がかかって滑る
膝下の丈使える。秋冬は脚が冷える使える
ウエストの高さ前屈や丸める動きで向いている人
へその上まで下がりにくい上を短い丈にしたい人
へその高さ少し下がるどちらにも
へその下前屈で下がりやすい上を下にしまわない人

くるぶしの骨が出る丈で、ウエストがへその高さ以上のレギンスなら、マシンにもマットにも使えます。レギンスの透けの確かめ方はヨガウェアの選び方で扱っています。

下|ゆったりした下を選ぶなら

レギンスに慣れていない人は、ゆったりしたパンツを選びたくなるかもしれません。マットのレッスンなら使えるものもありますが、形を選びます。

下の形困りごと使えるか
裾の細いゆったりしたパンツ脚を上げると裾が膝まで落ちるマットなら使える
裾の広いパンツマシンのばねやバーに裾が挟まる避ける
ゆったりした短いパンツ脚を上げると裾口が開く下にレギンスを重ねれば使える
レギンスの上に短いスカート状の布布が台に広がるマットなら使える

ゆったりした下を選ぶなら、裾がすぼまっている形にしてください。裾の広いパンツは、脚を上げると裾が太ももまで落ちて、マシンではばねに挟まることがあります。

足元|滑り止め付きの靴下か、素足か

ピラティスでは靴は履きません。足元は、滑り止め付きの靴下か素足のどちらかです。

足元マシンマット
滑り止め付きの靴下多くのスタジオで求められる秋冬の冷える床に
素足求められなければ可多くのスタジオで可
ふつうの靴下台やバーで滑るマットの上で滑る
指の分かれた滑り止め付きの靴下足指が開いて踏ん張りやすい同じ

ふつうの靴下は、マシンの台やバーの上で滑ります。滑り止めのない靴下しかない日は、素足で受けられるか先に聞いておくと安心です。

靴下の丈は、くるぶしが出る短い丈か、くるぶしを覆う丈が合います。長い靴下はレギンスの裾と重なって、足首で布がたまります。

中に着るもの|胸元の支えと、背中の留め具

ピラティスは跳ぶ動きが少ないので、胸元の支えは強くなくて構いません。それより、仰向けで背中に当たるものがないかを確かめてください。

中に着るもの背中の当たり向き不向き
背中に留め具のない、かぶるタイプ当たらない向いている
背中に留め具があるもの仰向けで当たる避けたほうがよい
背中で紐が交差するもの交差の結び目が当たることがある結び目の位置を確かめる
胸元に当て布を入れるもの前屈で当て布がずれる縫い付けのものなら使える

支えの強さの選び方はスポーツブラの選び方で、跳ぶ動きの有無から分けています。ピラティスは跳ばない側で選んでください。

髪|結び目の高さは、後頭部の出っぱりより下

ピラティスは、仰向けで頭を台やマットに乗せている時間が長いレッスンです。髪の結び目の位置を間違えると、頭の下で結び目が当たって、首の位置が決まりません。

後頭部を手で触って、いちばん出っぱっている場所を探してください。結び目は、そこより下にします。

結び目の位置仰向けで向き不向き
頭のてっぺん当たらない向いている
後頭部の出っぱり真下に当たる避ける
出っぱりより下、襟足当たらない向いている
横で結ぶ横を向くと当たる使える

髪留めも、金属や硬いものは頭の下で当たります。やわらかいゴムで、出っぱりより下か、頭のてっぺんで結ぶと、どの姿勢でも気になりません。

外すもの|指輪・首飾り・時計・眼鏡

マシンのレッスンでは、小物が台やベルトに当たることがあります。マットのレッスンでも、手をついたり転がったりするときに当たります。

小物困りごとどうするか
指輪バーやベルトを握るときに当たる外す
首飾り仰向けで顔のほうへずれる外す
腕時計手をついたときに当たる外す
耳飾り横向きで当たる小さなものだけにする
眼鏡仰向けや転がる動きでずれる外せるなら外す
髪留めの飾り頭の下で当たる外す

外した小物は、小さな袋に入れて、着替えと同じ袋にしまっておくと、レッスンのあとに置き忘れません。

色と生地|透けと、汗の色の出方

ピラティスは、ヨガやジムに比べて汗の量が少ないレッスンですが、仰向けで背中が台やマットに触れ続けるので、背中に汗がこもることがあります。

生地の色汗の見え方透けの出方
黒、紺汗の色が出にくい透けにくい
灰色、くすんだ中間色汗で色が濃くなって見える中くらい
白、明るい色汗の色は出にくい前屈で透けやすい
柄もの汗の色が出にくい柄で透けが分かりにくい

灰色の上は、背中に汗の跡が出やすい色です。背中を見られることが気になるなら、黒や紺、柄のあるものにしてください。下のレギンスは、前屈やしゃがむ姿勢で透けないかを先に確かめます。

秋冬の行き帰り|スタジオは暖かく、外は冷たい

秋冬のピラティスは、スタジオの中と外の温度差が大きくなります。スタジオは暖かく保たれていることが多い一方、行き帰りの外は冷えます。

時間着るもの気をつけること
家を出るときレッスンの服の上に羽織りと、ゆったりした下脱ぎやすいものを外側に
スタジオに着いたら羽織りと上の下を脱ぐ汗が冷える前に脱ぐ
レッスン中体に沿う長袖、レギンス、靴下暑ければ袖をまくる
レッスン後汗を拭いてから羽織る背中の汗を先に拭く
帰り道首に巻くものを足す汗が冷える前に首を覆う

レッスンのあとは、背中の汗を拭いてから羽織るだけで、帰り道の冷え方が変わります。行き帰りに寄り道をする日の組み方はジム行き帰りの服装も参考になります。

着て行くか、着替えるか

スタジオに更衣室があるか、レッスンの前後に寄る場所があるかで、着て行くか着替えるかが決まります。

条件決め方
更衣室がないレッスンの服を着て行き、上から羽織る
更衣室がある、寄り道はない着て行っても、着替えてもよい
レッスンのあとに食事や買い物着替える。替えの上を1枚持つ
仕事の前後に通う着替える。仕事の服はしわになりにくいものを

着て行く日は、レギンスの上に、脱ぎやすいゆったりした下を重ねて出かけると、行き帰りもレギンス1枚で歩かずに済みます。

持ち物|マシンの日とマットの日

レッスンの種類で、持ち物が少し変わります。

持ち物マシンの日マットの日
滑り止め付きの靴下要るあると冷えない
汗拭きの小さな布要る要る
飲み物要る要る
髪を結ぶやわらかいゴム要る要る
小物を入れる袋要る要る
マットスタジオにあるスタジオで借りられるか確かめる
替えの上寄り道する日寄り道する日

初めてのレッスンの日

初めてのレッスンや体験の日は、どんな動きをするかが分からないので、どちらのレッスンにも合わせられる服にしておくと安心です。

選ぶところ初めての日の選び方
上体に沿う長袖か半袖、腰骨にかかる丈、金具なし
下くるぶしの骨が出る丈のレギンス、ウエストはへその高さ以上
足元滑り止め付きの靴下
髪出っぱりより下で、やわらかいゴムで結ぶ
小物全部外して袋に入れる
色黒か紺

この組み合わせなら、マシンでもマットでも困るところがありません。2回目からは、通うレッスンに合わせて少しずつ替えていけば十分です。

初めての日は、レッスンの前に先生から体の使い方の説明を受けることが多く、立ったまま背骨の並びや骨盤の向きを見てもらうこともあります。そのときに上が大きくゆったりしていると、先生は位置を見るために何度も声をかけ直すことになります。体に沿う上を選んでおくと、説明が短く済み、そのぶん動きの時間が増えます。

慣れてきたら替えるところ

何回か通うと、自分がよく受けるレッスンの動きと、服のどこが気になるかが分かってきます。最初の一組を基準に、気になった場所だけを替えていきます。

気になったこと替えるところ替え方
脚を上げると、裾がまだ少し上がる上の丈ウエストで止まる短い丈か、しまえる長い丈へ
前屈でウエストが下がるレギンスのウエストへその上まである高いものへ
足首で布がたまるレギンスの丈くるぶしの骨が出る丈へ
スタジオが暑い袖半袖か、まくりやすい袖へ
背中に汗がこもる生地薄手で乾きやすいものへ
足の指が滑る靴下指の分かれた滑り止め付きへ

一度に全部を替えずに、1回のレッスンで1か所だけ替えると、何が効いたかが分かります。気になる場所がなくなったら、それがその人にとってのピラティスの一組です。

どちらとも取れるとき①|マシンとマットの両方に通う

マシンとマットの両方に通うなら、厳しいほうの条件に合わせて選びます。マシンの条件である金具なしと滑り止め付きの靴下、マットの条件である裾のずれ2cm以内を、両方満たす服です。

選ぶところ両方に通うときの基準
上体に沿う、腰骨にかかる丈、裾のずれ2cm以内
金具0個
下くるぶしの骨が出る丈のレギンス
足元滑り止め付きの靴下

マシンとマットで服を分けるより、両方に使える一組を2〜3組持つほうが、洗い替えも回しやすくなります。

どちらとも取れるとき②|体に沿う服に慣れていない

体に沿う服に慣れていない人は、ピラティスの服を選ぶときに迷うはずです。体に沿う服をすすめるのは、裾がずれないことと、先生が背中や腰の位置を見て声をかけやすいからで、見た目のためではありません。

慣れていない日は、体に沿う一枚を中に着て、その上に薄手で短い丈のゆったりした一枚を重ねる方法があります。上の一枚は、腰骨より上で止まる丈なら、マシンにもマットにも引っかかりません。下は、レギンスの上に裾のすぼまった薄いパンツを重ねる方法もあります。

重ね方マシンマット
体に沿う上に、短い丈のゆったりした上使える使える
レギンスに、裾のすぼまった薄いパンツ裾が細ければ使える使える
体に沿う上に、長い丈のゆったりした上裾がばねに当たる脚を上げるとずれる

どちらとも取れるとき③|ヨガのウェアをそのまま使えるか

すでにヨガのウェアを持っているなら、多くはピラティスにもそのまま使えます。確かめるのは2か所だけです。

確かめる場所そのまま使える替えたほうがよい
金具0個ファスナーや飾りがある(マシンの日)
上の裾仰向けで脚を上げてもずれ2cm以内ゆったりした上で、5cm以上ずれる

ヨガのウェアは、前屈で裾が落ちないかを基準に選ばれていることが多く、ピラティスの仰向けの動きでは別の方向にずれます。同じ服でも、仰向けで脚を上げて確かめ直すだけで、使えるかどうかが分かります。

よくある行き違い

よくある思い込み実際に起きること
ヨガの服ならピラティスにもそのまま使える金具と裾のずれの2か所を確かめないと、マシンで困ることがある
ゆったりした服のほうが動きやすい仰向けで脚を上げると、裾が胸までずれる
ふつうの靴下でも滑らないマシンの台やバーの上では滑る
髪は高い位置で結べば邪魔にならない後頭部の出っぱりの高さだと、仰向けで頭の下に当たる
汗をかかないから生地は何でもよい仰向けで背中に汗がこもり、灰色は跡が出やすい
秋冬もレッスンの服だけで行き帰りできる外との温度差が大きく、汗が冷える前に羽織りが要る

装いに活かすなら

ピラティスの服を選ぶ前に、マシンのレッスンかマットのレッスンかを確かめて、家の床で仰向けになって脚を上げてみてください。裾のずれが2cm以内で、マシンの日なら金具が0個。これがそろえば、あとは好みの色と形で選んで構いません。

髪は後頭部の出っぱりより下で、足元は滑り止め付きの靴下。秋冬はスタジオを出る前に背中の汗を拭いて羽織る。どれも小さなことですが、レッスンのあいだ服を気にせずに動けるかどうかは、この数か所でほぼ決まります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. ピラティスにはどんな服装で行けばいいですか
体に沿う上と、くるぶしまでのレギンスが基本です。体に沿う服を選ぶのは、仰向けや脚を上げる姿勢で裾がずれないことと、先生が背中や腰の位置を見て声をかけやすいからです。マシンのレッスンなら、ファスナーやボタンなどの金具がないものを選び、滑り止め付きの靴下を用意してください。マットのレッスンなら、仰向けで脚を上げても裾が胸までずれない丈かどうかを先に確かめます。
Q. ピラティスで靴下は必要ですか
マシンのレッスンでは、滑り止め付きの靴下を求めるスタジオが多くあります。足を乗せるバーやマシンの台の上で足が滑らないことと、清潔に使うためです。マットのレッスンは素足でよいことが多いですが、秋冬は床が冷えるので、滑り止め付きの靴下を履くと落ち着いて動けます。初めて行くスタジオでは、予約のときに靴下の決まりを確かめておくと安心です。
Q. ヨガのウェアをピラティスにそのまま使えますか
多くはそのまま使えます。違いが出るのは2か所です。ひとつは金具で、ヨガでは気にならないファスナーや飾りが、ピラティスのマシンではばねやベルトに当たります。もうひとつは上の裾で、ピラティスは仰向けで脚を上げる動きが多いので、ゆったりしたヨガの上は胸のほうへずれやすくなります。この2か所に当てはまらなければ、同じウェアで通えます。
Q. 体に沿う服に慣れていません。ゆったりした服ではだめですか
ゆったりした服でも参加できるスタジオはあります。ただ、裾が大きく動く服は、仰向けで脚を上げたときに胸までずれたり、マシンのばねに裾が挟まったりします。体に沿う一枚を中に着て、その上に薄手で丈の短いゆったりした一枚を重ねると、動きやすさと着心地の両方をとれます。上の一枚は、腰骨より上で止まる丈を選ぶと、マシンにもマットにも引っかかりません。

— メグラシ編集部

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