オフィスカジュアル 女性の10月|冷房が止まり暖房が入るまでの服

**あなたの職場の空調は、いまどの状態ですか。**冷房がまだ入っているか、冷房も暖房も止まっているか、もう暖房が入っているか。10月のオフィスカジュアルは、この3つのどれかで決まります。
多くの職場で、10月は**冷房が止まってから暖房が入るまでの「空調のない月」**です。室温が外の気温に引っ張られるので、朝は肌寒く、午後の窓際は汗ばみます。夏の服も冬の服も合わないのは、このためです。
この記事では、朝いちばんの机の上の室温、席の位置、午後の西日、通勤の時間の4つから、10月の服を決めます。職場の季節の空気の読み方は秋のオフィスカジュアルに、外の気温の目安は20度の服装にまとめてあります。
結論:長袖の薄い1枚に、前が開く羽織りを1枚
空調が止まっている時期の基本形は、次の組み合わせです。
| 場所 | 選ぶもの | 理由 |
|---|---|---|
| 中の1枚 | 長袖の薄手(カットソー・薄いニット・ブラウス) | 暑い午後は袖を上げ、寒い朝は羽織りと重ねられる |
| 羽織り | 前が開いて、片手で脱げるもの | 席に座ったまま着脱できる |
| ボトムス | 夏と同じ厚みか、一段だけ厚いもの | 座っている時間が長く、下半身は室温の揺れを受けにくい |
| 足元 | 素足をやめ、薄い靴下かストッキング | 床に近いほど朝の冷えが残る |
| 椅子と引き出し | 薄手のストール1枚 | 風が当たる日、会議室が寒い日の予備 |
調整は羽織りの1枚だけですると決めておくと、朝の迷いが減ります。中の1枚とボトムスは、10月のあいだほとんど変えなくて構いません。
10月のオフィスで何が起きているか|空調の3つの時期
同じ10月でも、職場の空調は3つの時期を行き来します。
| 時期 | よくある期間 | 室温の動き | 服で起きること |
|---|---|---|---|
| 冷房が残っている | 9月末〜10月上旬 | 外より低く、一日の差は小さい | 半袖だと腕が冷える。夏の羽織りがまだ要る |
| 冷房も暖房も止まっている | 10月上旬〜11月上旬 | 外の気温に1〜2日遅れて動く | 朝は寒く、午後は暑い。一日の中で差が出る |
| 暖房が入り始めた | 11月上旬〜中旬 | 朝に急に上がり、午後は乾く | 厚手のニットで汗ばむ。羽織りを脱ぐ日が増える |
| 暖房が安定した | 11月下旬以降 | 一日を通して高めで一定 | 冬の型に移る |
| 休み明け | 連休の翌朝 | 建物が冷えていて、昼まで上がらない | 朝だけ一段厚くする |
| 雨の日 | 時期を問わず | 湿気で蒸し暑く、窓際は冷たい | 化繊の1枚は肌にまとわりつく |
いちばん迷うのは2番目の時期です。室温が外に引っ張られるのに、外より遅れて動くので、天気予報を見ても当日の室温が読めません。この記事の中心はこの時期です。
確かめる①|朝いちばんの、机の上の室温
最初に、自分の席の室温を知ってください。温度計が机にあれば、朝いちばんと午後3時の2回を1週間だけ書き留めます。温度計がなければ、朝に指先が冷たいか、午後に首の後ろが汗ばむかを書くだけでも十分です。
| 朝の室温 | 中の1枚 | 羽織り | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 26度以上 | 長袖の薄手。袖を上げて過ごす | 持って行くだけ | 冷房が止まった直後に多い |
| 24〜25度 | 長袖の薄手 | 椅子にかけておく | 外出と会議室のときだけ着る |
| 22〜23度 | 長袖の薄手 | 朝だけ着る | 昼前に脱ぐ日が多い |
| 20〜21度 | 長袖の薄手か、薄いニット | 着たまま過ごす | 10月中旬以降の朝に多い |
| 18〜19度 | 薄いニット | 着たまま過ごす | 足元も一段厚くする |
| 17度以下 | 中厚のニット | 着たまま過ごす | 暖房が入る前の最後の週 |
**同じ職場でも、朝と午後で3度以上違う日があります。**その日は、朝の室温で羽織りを決め、午後の室温で中の1枚の袖を決めてください。
確かめる②|席の位置で、2〜3度違う
同じフロアでも、席の位置で室温は変わります。窓際と奥の席で2〜3度違うことは珍しくありません。
| 席の位置 | 朝 | 午後 | 合わせ方 |
|---|---|---|---|
| 南向きの窓際 | 冷たい | 日が差して暑い | 羽織りは脱ぎやすいもの。中は薄手 |
| 西向きの窓際 | 冷たい | 3時以降に強く暑い | 午後は袖を上げられる1枚 |
| 北向きの窓際 | 冷たい | 冷たいまま | 羽織りを着たまま。足元を厚く |
| フロアの奥 | 平均的 | 人と機械の熱で暑い | 羽織りは椅子にかけておく |
| 出入り口の近く | 開閉のたびに風が入る | 同じ | 首元と肩を覆える1枚 |
| 通路沿い | 人の動きで風が当たる | 同じ | 背中側の冷えにストール |
| 吹き出し口の真下 | 空調が入った日に極端 | 同じ | 暖房が入ったら中を薄く |
席替えやフリーアドレスで毎日席が変わる職場では、いちばん寒い席を基準にして、暑い席では脱ぐほうが一日を過ごしやすくなります。
確かめる③|午後の西日と、人の多さ
室温は、午後に上がる理由が2つあります。窓から入る日差しと、人の多さです。
| 午後に暑くなる理由 | 起きやすい日 | 服の側でできること |
|---|---|---|
| 西日が入る | 晴れた日の3時以降 | 袖を肘まで上げられる1枚 |
| 人が多い | 会議や来客の多い日 | 首元を開けられる1枚 |
| 機械の熱 | 複合機やサーバーの近く | 羽織りを脱ぎやすいもの |
| 窓を閉め切っている | 空調が止まっている時期 | 吸湿のよい素材の中の1枚 |
| 雨で湿気がこもる | 雨の日の午後 | 化繊よりも綿やウールの薄手 |
**朝の寒さに合わせて厚いニットを1枚で着ると、午後に脱げなくなります。**脱げない1枚より、重ねた2枚のほうが、10月の室温の揺れには合います。
確かめる④|通勤の時間と手段
オフィスの中だけで決めると、朝の通勤で寒い思いをすることがあります。家を出る時刻の外の気温と、移動の手段も見ておきます。
| 通勤 | 朝に起きること | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 電車で30分以上 | 車内は暑く、ホームは寒い | 羽織りを脱いで手に持てる薄さ |
| 徒歩や自転車で15分以上 | 体が温まり、着いたあと汗ばむ | 着いてすぐ脱げる羽織り |
| 車 | 外に出る時間が短い | 室内の服のままでよい |
| 朝7時前に出る | 外の気温が一日でいちばん低い | 薄手のコートか、羽織りを2枚 |
| 帰りが夜9時以降 | 朝より冷えることがある | 羽織りを持って帰る前提にする |
朝の外の気温が15度を下回る日は、オフィスの中の羽織りとは別に、**通勤用の上着を1枚足してください。**秋のコートの境目はコートは何度からにあります。
4つを合わせて、自分の型を決める
4つを確かめたら、自分の職場の型を1つ選びます。型が決まれば、10月のあいだ毎朝迷うのは羽織りを着るか持つかだけになります。
| 型 | 朝の室温 | 席 | 服の組み方 |
|---|---|---|---|
| 暑い職場 | 24度以上 | 奥の席・人が多い | 長袖の薄手1枚。羽織りは持つだけ |
| 揺れる職場 | 20〜23度 | 窓際・西日あり | 長袖の薄手+前が開く羽織り |
| 寒い職場 | 19度以下 | 北向き・出入り口 | 薄いニット+羽織り+足元を厚く |
| 席が毎日変わる | 日によって違う | フリーアドレス | 揺れる職場の型に、ストールを足す |
| 外に出る日が多い | 室内より外が問題 | 席にいる時間が短い | 通勤用の上着を中心に考える |
**「揺れる職場」がいちばん多い型です。**迷ったら、この型から始めてください。
中の1枚|長袖の薄手を基本にする理由
中の1枚は、10月のあいだの土台です。長袖の薄手をすすめるのは、暑い日と寒い日の両方に合わせられるからです。
| 中の1枚 | 暑い午後 | 寒い朝 | 10月に向くか |
|---|---|---|---|
| 半袖のカットソー | 涼しい | 羽織りを脱げない | 羽織りを着たまま過ごせるなら可 |
| 長袖の薄いカットソー | 袖を上げられる | 羽織りと重ねられる | 向く |
| 長袖の薄いブラウス | 袖を上げられる。風が通る | 羽織りと重ねられる | 向く |
| 薄いニット(ハイゲージ) | 袖を上げると少し暑い | 1枚でも過ごせる | 中旬以降に向く |
| 中厚のニット | 脱げないと暑い | 暖かい | 下旬以降、寒い職場だけ |
| 長袖のシャツ | 袖をまくれる | 下に1枚着られる | 向く |
| ノースリーブ | 涼しい | 羽織りを一日脱げない | 向かない |
薄手の長袖は、肘まで袖を上げたときに、そこで止まるかどうかも見てください。上げてもすぐ落ちてくる袖だと、暑い午後に何度も直すことになります。
羽織り|前が開いて、片手で脱げるものに限る
10月の羽織りは、着ている時間より、脱ぐ回数と着る回数のほうが多い1枚です。席に座ったまま脱げるかを基準に選びます。
| 羽織り | 座ったまま脱げるか | 椅子にかけたとき | 向く職場の型 |
|---|---|---|---|
| 前開きのカーディガン | 脱げる | かさばらない | どの型にも |
| 薄手のジャケット | 脱げる | 肩の形が崩れやすい | 来客の多い職場 |
| シャツジャケット | 脱げる | かさばらない | 揺れる職場 |
| ベスト | 脱がなくてよい | かけやすい | 暑い職場 |
| かぶりのニット | 立たないと脱げない | 形が崩れる | 向かない |
| 厚手のブルゾン | 脱げるが重い | かさばる | 通勤用に回す |
| 大判のストール | 肩から外すだけ | たたんで置ける | 寒い職場の予備 |
**かぶりのニットを羽織りの代わりにすると、午後に脱ぐために席を立つことになります。**10月は、前が開くものを羽織りの側に置いてください。ベストをジャケットの代わりにするかどうかはオフィスカジュアルのベストに分けてあります。
首元|暑い午後に開けられるかで選ぶ
首元は、室温の揺れを受けやすい場所です。朝は首元が寒く、午後は首の後ろが汗ばみます。
- 丸首とVネックは、10月のあいだ通して使えます。首元が開いているので、午後に暑くなっても困りません
- シャツ襟は、一番上のボタンを開けるか留めるかで調整できます。いちばん融通が利く首元です
- タートルやハイネックは、暖房が入るまで待ってください。空調のない時期に首元を覆うと、午後に逃げ場がなくなります
朝の首元が寒い日は、首元の詰まった1枚を着るより、開いた首元にストールを1枚足すほうが、午後に外せるぶん楽です。
ボトムス|座っている時間の長さで厚みを決める
下半身は、座っている時間が長いほど室温の揺れを受けにくくなります。ボトムスは、夏と同じか一段厚い程度で足ります。
| 座っている時間 | ボトムスの厚み | 足元 |
|---|---|---|
| 一日のほとんど | 夏と同じ厚みで足りる | 床の冷えだけ靴下で合わせる |
| 半分くらい | 一段厚いもの | 薄い靴下かストッキング |
| 立ち仕事が多い | 一段厚いもの | 足首の出ない丈 |
| 外回りが多い | 季節の厚み | 通勤と同じ足元 |
スカートの日は、膝の裏に当たる風で冷えを感じやすくなります。膝の下まで届く丈か、ストッキングを一段厚くするかで合わせてください。
足元|素足をやめる日を決める
足元は、オフィスの中でいちばん早く季節が変わる場所です。床に近いほど、朝の冷えが残るからです。
| 時期 | 足元 | 変える合図 |
|---|---|---|
| 10月上旬 | 薄い靴下かストッキング | 朝、足の指先が冷たいと感じたら |
| 10月中旬 | 薄い靴下かストッキング | 素足の人がほとんどいなくなったら |
| 10月下旬 | やや厚めのタイツか靴下 | 朝の室温が20度を下回ったら |
| 11月上旬 | 厚めのタイツ | 暖房が入るまでの冷える週 |
**素足をやめる日は、自分の足の感覚と、周りの人の足元の両方で決めてください。**どちらか一方が先に変わったら、その週に移して構いません。
10月上旬・中旬・下旬・11月上旬で変えるところ
10月の中でも、服を変える場所は週ごとに少しずつ移ります。1か月を4つに分けると、変えるところが1つずつで済みます。
| 時期 | 中の1枚 | 羽織り | 足元 | 変えるところ |
|---|---|---|---|---|
| 10月上旬 | 長袖の薄手 | 持って行くだけ | 薄い靴下 | 半袖を長袖に替える |
| 10月中旬 | 長袖の薄手 | 朝だけ着る | 薄い靴下かストッキング | 羽織りを毎日持つ |
| 10月下旬 | 薄いニット | 着たまま過ごす | やや厚め | 中の1枚を編み地に替える |
| 11月上旬 | 薄いニット | 着たまま過ごす | 厚めのタイツ | 通勤の上着を足す |
| 暖房が入った週 | 長袖の薄手に戻す | 脱ぐ日が増える | 厚めのまま | 中の1枚を薄く戻す |
最後の行が見落とされやすいところです。**暖房が入った週は、中の1枚を一段薄く戻します。**厚いニットに移ったまま暖房が入ると、一日汗ばんで過ごすことになります。
会議室と応接室は、別の温度
自分の席で決めた服が、会議室でも合うとは限りません。会議室や応接室は、使われていない時間は空調も止まっていることが多く、入った直後は冷えています。
| 場所 | 入った直後 | 30分後 | 合わせ方 |
|---|---|---|---|
| 小さな会議室 | 冷えている | 人の熱ですぐ暑い | 羽織りを着て入り、途中で脱ぐ |
| 大きな会議室 | 冷えている | 冷えたまま | 羽織りを着たまま |
| 応接室 | 来客に合わせて調整済み | 同じ | 席と同じでよい |
| 窓のない打ち合わせスペース | 空気がこもる | 暑い | 羽織りを持って行くだけ |
会議の予定がある日は、脱いでも見た目が崩れない羽織りを選んでください。会議の途中で脱いだとき、中の1枚だけで人前に出られるかを朝のうちに見ておきます。
雨の日|室内は蒸し暑く、窓際は冷たい
空調が止まっている時期の雨の日は、室内の湿気が抜けません。人の多いフロアの奥は蒸し暑く、窓際はガラスの冷たさが伝わって肌寒い、という日になります。
| 雨の日に起きること | 服の側でできること |
|---|---|
| 化繊の1枚が肌にまとわりつく | 中の1枚を綿やウールの薄手にする |
| 通勤で裾と足元が濡れる | 裾が床に触れない丈のボトムスにする |
| 濡れた羽織りを椅子にかけられない | 羽織りは濡れにくい表面のものを選ぶ |
| ストッキングが濡れて冷える | 替えを1足、引き出しに入れておく |
| 窓際の席がいつもより冷える | 窓側の肩にストールをかける |
| 午後に晴れて急に蒸し暑くなる | 袖を上げられる1枚を中に着る |
**雨の日は、中の1枚の素材だけを替えてください。**羽織りや足元まで替えようとすると、朝の準備が増えます。
外回りと来客のある日
席にいる時間が短い日は、室内の室温より、外の気温と人前に出る場面が服を決めます。
| 予定 | 決めるもの | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 午前だけ外回り | 朝の外の気温 | 通勤の上着のまま出て、戻ったら脱ぐ |
| 午後に外回り | 午後の外の気温 | 羽織りを着て出て、脱いで持ち歩ける薄さ |
| 一日外回り | 外の気温の上下 | 薄手のコートか、羽織りを2枚重ねる |
| 来客の応対 | 人前に出る時間 | 脱いでも崩れない中の1枚 |
| 社外の打ち合わせ | 先方の会議室の温度 | 羽織りを着て入り、様子を見て脱ぐ |
外回りの日は、羽織りを脱いだときに中の1枚が人前に出られるかを朝に確かめてください。移動の途中で暑くなって脱いだとき、中がくだけた1枚だと、そのあとの訪問先で羽織りを着直すことになります。
在宅と出社が混ざる週
在宅と出社が混ざる週は、出社の日に服を集めて考えます。家の中は10月でも過ごしやすく、つい出社の日も家と同じ感覚で服を決めてしまうからです。
出社の前日に、職場の自分の席の室温を思い出してから服を選んでください。家で快適だった服が、北向きの窓際では寒いことがあります。週に1〜2日しか出社しない場合は、椅子にかけておくストールと引き出しの靴下を職場に置いたままにしておくと、服を選び間違えた日も困りません。
どちらとも取れるとき①|朝は寒いのに、昼は暑い
10月にいちばん多い日です。朝の室温で決めると午後に暑く、午後に合わせると朝に寒い。
この日は、**朝の室温で羽織りを決め、午後の室温で中の1枚を決めます。**朝が20度で午後が25度なら、中は長袖の薄手、羽織りは前が開くカーディガン。朝は着たまま、昼前に脱いで椅子にかけ、午後は袖を上げて過ごします。
朝と午後の差が5度を超える職場では、中の1枚をさらに薄くして、羽織りを少し厚くしてください。差が大きいほど、調整を羽織りの側に寄せるのが迷わないやり方です。
どちらとも取れるとき②|隣の席の人と暑さ寒さが違う
室温は1つでも、暑いと感じる人と寒いと感じる人がいます。隣の席の人が窓を開けたり、机に小さな扇風機を置いたりする職場もあります。
室温を変えられないときは、自分の側の枚数で合わせます。風が当たる側の肩と首元だけを覆える1枚を椅子にかけておいてください。薄手のストールか、前を開けたまま肩にかけられるカーディガンが向きます。
膝から下が冷えるときは、ボトムスを厚くするより、靴下を長いものに替えるほうが周りから目立ちません。午後に暑くなっても、靴下は脱がずに済みます。
どちらとも取れるとき③|冷房がまだ入っている職場
10月に入っても冷房を止めない職場があります。人が多い、機械の熱が多い、窓が開かないなどの理由です。
この場合は、9月の服の組み方を10月上旬まで延ばして構いません。ただし、通勤の外の気温は10月の気温です。室内は夏の羽織りのまま、通勤にだけ1枚足してください。冷房の効いた室内での夏の組み方は8月のオフィスのクールビズコーデにあります。
冷房が残っている職場で困るのは、室内に合わせた薄着のまま夕方の外に出る日です。帰りの時刻が遅い日は、羽織りを1枚余分に持って出てください。
どちらとも取れるとき④|暖房が急に入った日
ある朝、急に暖房が入っていることがあります。前日まで寒かったので薄いニットで来たら、室内が暑くて汗ばむ日です。
この日は、ニットの下に何を着ているかで困り方が変わります。**ニットの下に薄い長袖を1枚着ていれば、ニットを脱いで過ごせます。**ニット1枚で来た日は脱げないので、袖を上げて首元を開けるくらいしかできません。
暖房が入る時期が近づいたら、ニットは1枚で着ずに、下に薄い1枚を重ねると決めておくと、この日に困りません。去年の暖房がいつ入ったかを、総務や管理の担当の人に聞いておくのも手です。
どちらとも取れるとき⑤|在宅用の服で出社してしまった
家で着ていた服のまま、出社の日を迎えることもあります。家の中では快適でも、職場では首元が開きすぎていたり、生地が柔らかすぎたりします。
この場合は、**羽織りで職場の側に寄せます。**首元の開いたカットソーの上に、襟のある羽織りを重ねるだけで、胸から上は職場の服に見えます。羽織りの肩の見方はオフィスカジュアルのジャケットにまとめてあります。
職場に置いておくもの
10月は、家を出るときの判断を外しやすい月です。職場に置いておけるものを決めておくと、外した日も一日を過ごせます。
| 置いておくもの | 使う日 | 置き場所 |
|---|---|---|
| 薄手のストール | 朝が寒い日、風が当たる日 | 椅子の背 |
| 薄い靴下 | 素足で来て足が冷えた日 | 引き出し |
| 前開きのカーディガン | 羽織りを忘れた日、会議室が寒い日 | ロッカー |
| 薄手のハンカチ | 午後に汗ばむ日 | 引き出し |
| 替えのストッキング | 伝線した日、冷えた日 | 引き出し |
| 小さな温度計 | 毎日 | 机の上 |
**温度計を1つ机に置くだけで、翌日の服が決めやすくなります。**毎朝の室温が分かれば、天気予報より先に服が決まります。
1週間の組み方
平日5日の出社を例に、揺れる職場の型での組み方を書きます。変えるのは羽織りと、会議の日の首元だけです。
| 曜日 | 予定 | 中の1枚 | 羽織り |
|---|---|---|---|
| 月 | 休み明けで建物が冷えている | 長袖の薄手 | 着たまま過ごす |
| 火 | 社内だけ | 長袖の薄手 | 朝だけ着る |
| 水 | 会議が多い | 長袖のシャツ | 脱いでも崩れないもの |
| 木 | 来客あり | 長袖のブラウス | 薄手のジャケット |
| 金 | 雨の予報 | 綿の長袖 | 朝だけ着る |
月曜日だけ一段暖かくしておくのは、休み明けの朝は建物が冷えていて、昼まで室温が上がらないからです。連休明けの朝も同じです。
よくある行き違い
**「10月だからニットを出す」。**空調が止まっている時期は、午後に25度を超える日があります。ニット1枚で過ごすと脱げなくなるので、10月中旬までは長袖の薄手に羽織りを重ねるほうが合います。
**「寒いので厚手のカーディガンを1枚」。**厚手の羽織りは椅子にかけるとかさばり、午後に脱いだあと置き場に困ります。10月の羽織りは、たためば手のひらに乗る程度の薄さが扱いやすいです。
**「職場の室温は毎日同じ」。**空調が止まっている時期は、外の気温に1〜2日遅れて室温が動きます。前日が寒かった朝は、晴れていても室内が冷えています。
**「暖房が入ったら冬の服に替える」。**暖房が入った直後は室温が上がりすぎることがあります。冬の服に移るのは、暖房が一日を通して安定してからで十分です。
関連記事
- 秋のオフィスカジュアル ── 職場の季節の空気から、先取りしてよい時期を決める場合
- 秋のオフィスカジュアル レディースの色の選び方 ── 秋の色の暗さを決める場合
- オフィスカジュアル秋冬|毎日同じ服に見える悩み ── 首元と表面で見え方を分ける場合
- 冬のオフィスカジュアル レディース ── 暖房が安定したあとの組み方
- オフィスカジュアルのセーター ── ニットの下にシャツを重ねる場合
- 20度の服装 ── 通勤の外の気温から考える場合
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 10月のオフィスカジュアルは、半袖と長袖のどちらがいいですか
- 中の1枚は長袖の薄手をすすめます。空調が止まっている時期は、朝の室温が20度前後まで下がる日があり、半袖1枚だと羽織りを一日脱げなくなります。長袖の薄手なら、午後に暑くなったときは袖を肘まで上げて調整でき、羽織りを脱いでも半袖の季節外れには見えません。半袖を着るなら、羽織りを着たまま過ごせる薄さのものと組んでください。
- Q. 職場が寒いのか暑いのか、日によって違って決められません
- 1週間だけ、朝いちばんと午後3時に、自分の机の上の室温を見てください。温度計がなければ、朝に指先が冷たいか、午後に首の後ろが汗ばむかを書き留めるだけでも構いません。朝と午後の差が3度以内なら中の1枚で合わせ、4度以上あるなら羽織りを着るか脱ぐかで合わせます。差が大きい職場ほど、前が開いて片手で脱げる羽織りが効きます。
- Q. 隣の席の人が暑がりで、窓を開けたり扇風機を回したりします
- 室温を変えられない以上、自分の側の枚数で合わせます。風が当たる側の肩と首元だけを覆えるように、薄手のストールか、前を開けたまま着られるカーディガンを椅子にかけておいてください。膝から下が冷えるなら、ボトムスを厚くするより、靴下を長いものに替えるほうが周りから目立たず、午後に暑くなっても脱がずに済みます。
- Q. 暖房はいつごろから入りますか
- 職場によって大きく違います。建物全体で日にちを決めているところもあれば、外の最低気温が一定の日数下回ってから入れるところもあります。総務や管理の担当の人に、去年いつ入ったかを聞いておくと、11月の服の準備が1回で済みます。入った初日は室温が上がりすぎることがあるので、羽織りの下は薄手のまま残しておいてください。
— メグラシ編集部





