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子どもの運動会の服装|当日に困る8つを、前の週に家で直す

メグラシ編集部//読了 12分
玄関の木の上がり框に、赤白の帽子と白い半袖、紺の半ズボン、前開きの紺の上着、面ファスナーの白い運動靴、着替え用の巾着袋が並べて置かれている

子どもの運動会の服装で当日に困ることは、だいたい8つに決まっています。前の週の土曜に、本番と同じ一式を着て10分動いてみれば、そのうちのほとんどは家で直せます。

走ったらズボンが下がった。靴が片方脱げた。朝に着せた上着を脱げないまま並んでいた。運動会のあとに聞く話は、何を着せたかより、着せたものがどこで困ったかのほうが多いものです。

この記事では、困る場所を8つに分けて、それぞれを家で測れる数字で見分けます。親の服装は保育園運動会の服装と運動会の服装の決め方にまとめてあります。ここで扱うのは、子どもが着るものだけです。

結論:当日困ることは、服の8か所に出る

困る場所当日に起きること家で見る数字
ズボン走ると下がる・ずり落ちるゴムと体のあいだに指が何本入るか
靴脱げる・かかとを踏むかかとに大人の指が入るか
帽子風で飛ぶ・前が見えないあごのゴムの長さ・つばの位置
上着脱げない・脱いだあと行方不明一人で脱いで袋に入れる秒数
フード・ひも引っかかる・踏むひもの垂れる長さ
名前見えない・取り違える名前が外から見える場所の数
汚れ砂と水で閉会まで持たない着替えの枚数
衣装の下日なたで透ける2m離れて線が見えるか

**8つ全部を一度に見る必要はありません。**前の週の土曜に10分動いて、困った場所だけを直します。何も起きなければ、その服で当日を迎えて大丈夫です。

困りごとの多さには順番があります。いちばん多いのはズボンと上着、次が靴と帽子です。この4つは、子どもが走ったり並んだりするたびに起きるので、一日のうちに何度も繰り返されます。フードやひも、名前、汚れ、衣装の下は、特定の競技や時間帯にだけ起きます。時間がない週は、上の4つだけを先に見てください。

先に確かめる|案内に書いてあること

服を選ぶ前に、園や学校から配られた案内を読み直します。指定があるものは、そちらが先です。

案内にあること意味服の決め方
体操服で登園上下とも決まった服サイズと名前だけ確かめる
動きやすい服装で私服でよい上下が分かれたズボンの服
紅白帽を持参帽子は決まっているゴムの伸びを確かめる
組の色の服を上の色が決まっている無地のその色の上
衣装は園で用意下に着るものだけ家衣装の色に合わせる
着替えを持参汚れる競技がある上下と靴下を1組
水筒・タオルを持参荷物が増える子どもが持つ袋の大きさを見る

案内が見つからないときは、前の年の運動会の写真を見返すと、同じ学年の子が何を着ていたかがわかります。写真で多かった形に寄せておけば、当日浮くことはまずありません。

前の週の土曜にやる|本番と同じ一式で10分動く

当日の朝に初めて一式を着ると、困りごとはその場で起きます。前の週の土曜か日曜に、帽子と靴まで含めて全部着て、外で10分動いてみてください。

順番やること見るところ
1一式を全部着る(帽子・靴まで)一人で着られるか
220mほど全力で走るズボンが下がるか・靴が脱げるか
3しゃがんで立つを5回背中が出るか・膝がつっぱるか
4地面に体育座りで1分裾が上がるか・おしりが冷たくないか
5帽子をかぶって振り返る帽子がずれて前が見えなくなるか
6上着を脱いで袋に入れる30秒以内にできるか
7水筒から飲む袖口が濡れないか
8鉄棒や遊具にぶら下がるフードやひもが引っかからないか

**2と6で困らなければ、当日の困りごとの大半は消えます。**ズボンと上着がいちばん多いからです。

困る1|走るとズボンが下がる

運動会でいちばん多いのが、走っている途中でズボンが下がることです。リレーや徒競走のあいだ、子どもは片手でズボンを押さえながら走ることになります。

下がる原因は3つあります。ゴムが伸びている、サイズが大きい、ポケットに物が入っている。成長を見越して大きめを買ったズボンは、ふだんは困らなくても、全力で走ったときにだけ下がります。

もう一つ見落としやすいのが、上の服の裾です。上の裾がズボンの外に長く出ていると、走ったときに裾が揺れて、ズボンのゴムを下に引っ張ります。上の丈が腰骨の下まであるときは、ズボンの中に入れるか、丈の短い上に替えると下がりにくくなります。年少以下の子は自分で裾を入れ直せないので、最初から短い丈にしておくほうが確実です。

ウエストのゴムは、指が何本入るかで決める

ズボンをはいた状態で、子どものおなかの前からゴムと体のあいだに大人の指を入れます。

入る指の本数走ったとき直し方
1本もきつい下がらないが、座るとおなかが苦しい1つ上のサイズにする
1〜2本下がらないそのまま
3本全力で走ると少し下がるゴムを2cm詰める
4本以上走るたびに下がるゴムを入れ替えるか、ズボンを替える
中にひもがあるひもで締められる結び目を内側に入れる
ポケットが重い片側だけ下がるポケットを空にする

**指2本までなら、当日に下がることはほとんどありません。**3本入るなら、ゴムの通し口から引き出して2cmほど詰めると直ります。ゴムが伸びて戻らないものは、通し直すより、ほかのズボンにしたほうが早く済みます。

困る2|靴が脱げる・かかとを踏む

靴は、走る数十秒のために選びます。ふだん困っていない靴でも、全力で走ってカーブを曲がるときにだけ脱げることがあります。

かかとを踏んで履く癖がついている靴は、かかとの芯がつぶれて、履いても足が前に滑ります。この状態の靴は、ひもや面ファスナーを締めても、走ると脱げやすくなります。

留め方も見ておきます。面ファスナーは、毛羽や糸くずが詰まると留める力が弱くなり、走っているうちに外れてきます。前の週に、面ファスナーの面を歯ブラシでこすって糸くずを取っておくと、留まり方が戻ります。ひも靴は、ほどけるとその場で結び直せない子が多いので、二重に結ぶか、ほどけにくい結び方を前の週に練習しておきます。

靴のサイズは、つま先とかかとの余りで見る

子どもを立たせて、靴の上から測ります。

見るところちょうどよい小さい大きい
つま先の余り指の幅ひとつぶん押すと指先がすぐ当たる指の幅ふたつ以上
かかと大人の指が入らない―指が1本すっと入る
甲の締まり面ファスナーを奥まで留めて痛がらない留めると痛がる奥まで留めても浮く
かかとの芯指で押すと戻る―つぶれて戻らない
靴底のすり減り左右がほぼ同じ―片側だけ大きく減っている
中敷きの跡指の跡が中敷きに収まる跡が先端にかかる跡が中敷きの中ほどで終わる

**かかとに大人の指が1本すっと入る靴は、走ると脱げます。**大きめの靴は中敷きを1枚足すとかかとが合うことがあります。つま先が当たっている靴は、慣れで直らないので替えます。

新しい靴にするか、履き慣れた靴にするか

運動会に合わせて新しい靴を買う家庭は多いのですが、前日に下ろした靴は、当日にかかとが擦れたり、ひもがほどけやすかったりします。

状況どちらにするか理由
新しい靴を外で3回以上履いた新しい靴かかとと甲がなじんでいる
新しい靴を前日に下ろす履き慣れた靴当日に擦れが出やすい
今の靴のつま先が当たる新しい靴を今週から慣らす当日までに3回履ける
今の靴のかかとがつぶれている新しい靴走ると脱げる
今の靴がきつく、慣らす時間がない今の靴で当日を終える走る場面での困りごとが少ない
ひも靴しかない前の週に二重結びを練習ほどけたときに自分で直せない

**新しい靴は、運動会の1週間前までに下ろして、外で3回履く。**それができないなら、当日は今の靴で終えて、運動会のあとに買い替えても遅くありません。

困る3|帽子が飛ぶ・前が見えない

運動会の帽子は、園や学校で決まっている紅白帽か、組の色の帽子が多いはずです。困るのは、あごのゴムが伸びて風で飛ぶことと、走るとつばが下がって前が見えなくなることです。

起きること原因直し方
風で飛ぶあごのゴムが伸びているゴムを2〜3cm短く結び直す
ゴムがあごに食い込むゴムが短すぎる指1本入る長さにする
つばが目に下がる帽子が大きい髪を結ぶ位置を後ろに下げて調整
結んだ髪で帽子が浮く結び目が高い結び目を耳の高さより下に
赤白を返すと裏が汚い裏返して洗っていない前の週に裏表とも洗う

紅白帽は、洗うたびにあごのゴムが少しずつ伸びていきます。春から一度もゴムを替えていない帽子は、秋の運動会のころには結び目を詰めても止まらないことがあります。その場合は、手芸用の平たいゴムに通し替えると直ります。

髪を高い位置で結ぶと、帽子が持ち上がってゴムだけで止まる形になり、走ると後ろに脱げます。帽子をかぶる日の髪型は、ポニーテールと三つ編みの結び位置で、結び始めの高さを決めておくと迷いません。

困る4|朝は寒く、昼は暑い

秋の運動会は、朝の集合と昼の競技とで、体感が大きく違います。朝の寒さに合わせて着せると、昼には暑くて脱ぎたくなります。昼に合わせると、開会式で並んでいるあいだ寒くなります。

朝の集合のとき昼の競技のとき重ね方
半袖で平気半袖で平気半袖1枚・上着なし
半袖だと少し寒い半袖で平気半袖+前開きの薄い上着
長袖が欲しい半袖で平気半袖+前開きの上着、昼に脱ぐ
長袖が欲しい長袖で平気長袖1枚+薄い上着
上着が欲しい長袖が欲しい長袖+前開きの厚めの上着
曇りで風が強い一日中冷える長袖+上着+下に薄い長ズボン

重ねる枚数を増やすより、脱げる1枚を外側に置くほうが、一日のあいだに調整が利きます。下に着るのは半袖にしておくと、昼に上着を脱いだときにちょうどよくなる日が多いはずです。

子どもの席が日なたか日陰かでも、体感は変わります。前の年の運動会で子どもの席がテントの下だったなら、昼でも上着が欲しくなる日があります。反対に、校庭の真ん中に座って待つ形なら、朝の寒さはすぐに消えます。席の場所がわからないときは、前の年の写真や、上の子のいる家庭に聞いて確かめておくと、上着の厚みが決めやすくなります。

上着は「自分で脱いで、自分で持てるか」で選ぶ

上着の選び方は、暖かさより先に、子どもが自分で扱えるかです。運動会のあいだ、上着の脱ぎ着を手伝う大人は近くにいません。

上着の形一人で脱げるか脱いだあと判定
前が全部開く薄手脱げる丸めて袋に入るいちばん向く
前が全部開く厚手脱げる袋に入らない朝だけ着て親が預かる
頭からかぶるトレーナー時間がかかる裏返しになる出番の前に脱げないことがある
ボタンが小さいカーディガン年少には難しい丸めて袋に入る年中以上なら使える
フード付きの上着脱げるフードが引っかかるフードを内側に折る
長い丈の上着脱げる袋に入らない運動会の日は避ける

前の週の土曜に、上着を着た状態から脱いで袋に入れるまでを、子どもに一人でやってもらってください。**30秒以内にできれば、当日も自分で脱げます。**できなければ、上着を薄いものに替えるか、集合場所で親が預かる形にします。

困る5|フード・ひも・飾りが引っかかる

綱引きや玉入れ、組み体操のように、子ども同士が近くで動く競技では、服の飛び出した部分が引っかかります。

服の部分引っかかる場面直し方
フード後ろの子がつかむ・遊具に引っかかるフードのない上にする
首元のひも走るとほどけて垂れるひもを抜いておく
裾のひも足で踏む結び目を内側に入れる
大きなボタン・飾り組み体操で背中に当たる飾りのない上にする
長いすそ綱引きで足にからむズボンの丈を合わせる
ポケットの多いズボン鉄棒で引っかかるポケットの少ないものにする

**フードとひもは、あるだけで困る場面が生まれる部分です。**運動会の日だけは、フードもひももない服にしておくと、競技の内容がわからなくても困りません。

手持ちの上がフード付きしかないときは、フードを内側に折り込んで、上着の首元から出ないようにするだけでも違います。首元のひもは、抜いてしまっても服の形は崩れません。抜いたひもは捨てずに袋に入れておけば、運動会のあとで通し直せます。

困る6|名前が見えない・取り違える

運動会の日は、同じような帽子と上着の子が何十人も集まります。脱いだ上着や水筒の取り違えは、毎年どこでも起きています。

持ち物名前を書く場所外から見えるか
帽子つばの裏と内側のタグ裏返すと見える
上着首の後ろのタグと内側の胸脱いで広げると見える
靴かかとの内側と外側並べた靴でも見える
水筒本体とふたふただけ離れても見える
着替えの袋袋の外側外から見える
タオル端の目立つ場所掛けたままでも見える

上着と靴は、外から見える場所にも名前を入れておくと、ほかの子の物と並んだときに子ども自身が見分けられます。字が読めない年齢なら、名前の横に小さな印を付けておくと、本人が自分の物だとわかります。

上の子のお下がりを着せる場合は、前の持ち主の名前が残っていないかも確かめます。タグに上の子の名前が残ったままだと、先生や友だちが持ち主を取り違えることがあります。古い名前は線で消すより、上から布の名前シールを貼って書き直すほうが、読み間違いが起きません。

困る7|砂と汚れで、閉会まで持たない

園庭や校庭の運動会では、体育座りをするたびに、砂がズボンのおしりと膝に付きます。水筒の水や昼のお弁当でも、上の服が汚れます。

汚れが集まるのは、おしりと膝、それに袖口です。体育座りで待つ時間が長い運動会では、おしりの砂がズボンのポケットや折り返しの中にたまり、帰ってから家の床に落ちます。裾を折り返してはかせている場合は、運動会の日だけ折り返しをやめるか、丈の合うズボンに替えておくと、砂がたまる場所が減ります。

服を汚れにくくすることはできないので、汚れても続けられる色と、着替えで直します。白や淡い色のズボンは、座った跡がそのまま残り、午後の競技のころには目立ちます。下は濃い色、上は案内の色か、汚れの目立ちにくい中間の色にしておくと、閉会まで同じ服で過ごせる日が増えます。

着替えの袋に入れるもの

着替えを持たせる場合は、何を入れるかを子どもと一緒に確かめておきます。

入れるもの枚数使う場面
上の服1枚水や昼食で濡れた・汚れた
下のズボン1枚砂で汚れた・転んで破れた
靴下1足砂が入った・濡れた
下着1組年少以下は特に
タオル1枚汗と手洗いのあと
汚れ物を入れる袋1枚脱いだ服を分ける
替えの髪ゴム1本結び目がほどけた

汚れ物を入れる袋を1枚入れておくと、脱いだ服で着替えの袋全体が砂だらけにならずに済みます。袋は、子どもが自分で口を開けられる形のものにしてください。

着替えは、上から順に重ねて入れておくと、子どもが一人で取り出しやすくなります。いちばん上に上の服、その下にズボン、いちばん下に靴下と下着。着替える順番と同じ並びにしておくと、先生に手伝ってもらう場面でも迷いません。

困る8|ダンスや演技の衣装の下に着るもの

ダンスや演技で衣装を着る場合、衣装は園や学校で用意されていて、下に着るものだけを家で用意することがよくあります。

衣装の色と布下に着るもの避けたいもの
白・淡い色の薄い布肌に近い色の半袖柄・濃い色・文字入り
濃い色の薄い布衣装と同じ色の半袖白や明るい色
厚い布薄い半袖ならなんでも厚手の長袖
腕が出る形袖の短い肌着袖が衣装から出る長さ
首元が広い形首元の狭い肌着は避ける肌着の襟が見える
頭からかぶる形前の開かない薄手ボタンやフードのある服

前の週に衣装を受け取っているなら、外の明るいところで着せて、2m離れて見てください。**下の服の線や色が見えたら、その下着は替えます。**衣装を当日に受け取る場合は、肌に近い色の薄い半袖を下に着ておけば、たいていの衣装で困りません。

衣装に着替える場所と時間も、先に聞いておくと安心です。教室で着替えて出る形なら、下に着る服は前の開かない薄手が向きます。校庭の待機場所で上から重ねるだけの形なら、下は体操服のままでよいこともあります。着替えの時間が短いと、ボタンの多い服は間に合わないので、下は頭からかぶるだけで済む形にしておきます。

年齢で変わる|子どもが自分でできることの段

同じ服でも、年齢によって自分で扱えるかどうかが違います。年齢より、ふだん家で一人でできていることを基準にしてください。

年齢の目安一人でできること服の決め方
0〜1歳親と一緒に出る抱っこで引っかからない服
2歳前の開く上着を脱ぐボタンやファスナーのない上
3歳(年少)面ファスナーの靴を履く靴は面ファスナー
4歳(年中)大きなボタンを外す前開きの上着が使える
5歳(年長)ファスナーを上げ下げするほとんどの上着が使える
小学生ひもを結ぶひも靴も使える。二重結びを確かめる

**運動会の日に、ふだんできないことを初めてやらせない。**これだけで、当日に困る場面がかなり減ります。

同じ年齢でも、できることには幅があります。家では一人でファスナーを上げられても、大勢の中で急かされるとできなくなる子もいます。前の週の土曜に試すときは、親が横で「急いで」と声をかけながらやってもらうと、当日に近い状態で確かめられます。急かされてもできたなら、当日も大丈夫です。

体操服がある日と、私服の日

体操服が決まっている園や学校でも、困りごとの中身は同じです。ただし、確かめる場所が少し違います。

項目体操服の日私服の日
サイズ春に買ったものが小さくなっていないか大きめを買っていないか
ズボンのゴム洗濯で伸びていないか指の本数で確かめる
名前胸の名札が見えるか外から見える場所に入れる
上着決まった上着があるか前開きの薄手
色決まっている組の色の指定を確かめる
着替え予備の体操服があるか上下1組

春に買った体操服は、秋の運動会のころには袖や裾が短くなっていることがあります。前の週の土曜に一度着せて、手首とくるぶしが出ていないかを見てください。出ていても動くのに困らなければ、そのままで構いません。

困るのは、上の丈が短くなって、しゃがんだときに背中が出る場合です。組み体操や体育座りで背中が出ると、子どもは気にして裾を引っ張りながら動くことになります。この場合は、体操服の下に、丈の長い肌着を1枚着せてズボンの中に入れておくと、背中が出なくなります。体操服を買い足すのは、それでも困るときだけで足ります。

写真に残る場所|帽子のつばと、上の色

運動会の写真は、子どもが走っている横顔か、並んで座っている姿が多くなります。服の困りごとは、写真の中にも残ります。

写真に写るところ起きやすいこと前の週に見ること
顔帽子のつばの影で暗く写るつばが眉より上で止まるか
胸から上名札や組の色が見えない上着の前を開けたとき名札が見えるか
全身ズボンを片手で押さえて走っているゴムに指が何本入るか
足元靴下が片方だけ下がっている靴下のゴムが伸びていないか
並んで座る姿上着の裾が地面に広がる上着の丈が腰までか

写真のために服を替える必要はありません。ただ、ズボンを押さえながら走っている写真は、見返したときに子ども自身が気にすることがあります。ゴムの指の本数を確かめておくことは、写真のためにもなります。

雨で延期・体育館に変わる日

秋の運動会は、雨で延期になったり、会場が体育館に変わったりすることがあります。前の日に決まる場合は、服を少し替えます。雨の日の親の服装は雨の運動会のママのコーデにあります。

変わること子どもの服で替えるもの理由
体育館に変わる上履きを持たせる外の靴では入れない
体育館に変わる半袖を下に屋内は暖かくなりやすい
地面がぬかるむ濃い色のズボン泥の跡が目立たない
地面がぬかるむ替えの靴下を2足足元が濡れる
小雨で決行薄い雨よけの上着傘は競技中に持てない

延期になって平日に変わると、親が行けない家庭もあります。子どもが一人で着替えまで済ませられる服にしておくと、どちらの日になっても困りません。

どちらとも取れるとき①|「動きやすい服で」とだけ書いてある

案内に色や形の指定がなく、「動きやすい服で」とだけ書いてある場合です。何を着せてもよさそうで、かえって迷います。

迷いどころ決め方
スカートやワンピースでもいいかズボンにする。鉄棒や体育座りで困らない
キャラクターの絵の服でいいか指定がなければ構わない。写真に大きく写る
上下の色をそろえるか組の色の指定がなければ自由
帽子は家のものでいいか案内に帽子の指定がないか、もう一度見る
新しく買ったほうがいいか今ある服で8つの困りごとが出なければ買わない

いちばん外れないのは、ふだん体育のある日に着ている服をそのまま着せることです。子どもがその服で動き慣れているので、当日に新しく困ることが出にくくなります。

ほかの家庭がどうするかが気になるなら、前の年の写真で確かめるのがいちばん確実です。同じ学年の子の多くが無地の上と濃い色のズボンなら、それに合わせておけば目立つことはありません。絵や文字の大きい服を着ている子が多い園なら、そうした服でも構いません。案内に書いていないことは、その園や学校の前の年の様子が答えになります。

どちらとも取れるとき②|半袖か長袖か決まらない

朝の寒さと昼の暑さの差が大きい日は、半袖か長袖かで迷います。

決め方は、下に何を着るかで分けます。下を半袖にして、その上に前の開く上着を重ねる形なら、朝は上着を着て、昼は脱いで半袖になれます。長袖を1枚で着る形だと、昼に暑くなっても脱ぐものがなく、袖をまくるしかありません。

**迷う日は、半袖の上に前開きの上着。**これで朝と昼のどちらにも合わせられます。ただし、競技の最中に上着を脱ぐ時間はないので、出番の前に脱いでおくよう、前の日に子どもと話しておきます。

長袖を選ぶほうがよいのは、一日中曇りで風が強い日と、子どもの席が日陰になる日です。この場合は、長袖を1枚で着せて、上着は朝だけにします。袖が長くて手の甲にかかる長袖は、玉入れや綱引きで手元がもたつくので、袖口が手首で止まる丈のものを選んでください。袖が長いときは、1回だけ折り返しておくと、競技のあいだにずり落ちてきません。

どちらとも取れるとき③|子どもが着たい服と、親が着せたい服が違う

年中・年長になると、子どもが自分で着たい服を言い出します。それが、親から見ると運動会に向かない服のこともあります。

そのときは、8つの困りごとのうち、どれに当たるかを一緒に確かめてください。前の週の土曜に、その服で20m走ってもらい、上着を脱いで袋に入れてもらう。ズボンが下がらず、脱ぐのも30秒以内でできたなら、その服で困ることはありません。

反対に、走ったら下がった、脱げなかったという結果が出れば、子ども自身が納得して替えやすくなります。親が決めて着せるより、試して困った場所を子どもと一緒に見るほうが、当日の朝にもめずに済みます。

前の晩と当日の朝の確認表

前の晩と当日の朝に、玄関で見るところだけをまとめました。

いつ見るところ困ったときの直し方
前の晩一式が全部そろっているか足りない物を袋に入れる
前の晩帽子のゴムの長さ指1本の長さに結び直す
前の晩靴のひも・面ファスナーほつれや弱った面を確かめる
前の晩名前が全部に入っているか外から見える場所にも書く
前の晩着替えの袋の中身汚れ物の袋を足す
当日の朝天気と朝の寒さ上着の厚みを決める
当日の朝ポケットが空か中身を出す
当日の朝髪の結び目の高さ耳より下で結び直す

**前の晩に5つ、当日の朝に3つ。**これだけ見ておけば、玄関を出てから困ることはほとんどありません。

よくある行き違い

よくある思い込み実際はこう
成長を見越して大きめがよい走るとズボンが下がり、靴が脱げる
新しい靴のほうが走りやすい前日に下ろすとかかとが擦れやすい
厚手の上着1枚なら寒くない昼に脱げず、暑いまま走ることになる
白い服のほうが写真で映える体育座りの砂の跡が午後に目立つ
フードは寒さよけになる競技で引っかかる場面が多い
当日の朝に着せれば十分困りごとはその場で初めて見つかる

運動会の服装は、何を着せるかを決める作業というより、着せた服が当日どこで困るかを先に見つける作業です。前の週の土曜の10分が、当日の子どもの安心につながります。

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よくある問い

Q. 運動会の日、子どもには新しい靴と履き慣れた靴のどちらを履かせればいいですか
前の週までに3回以上外で履いて、かかとが浮かず、子どもが痛がらなかった靴なら、新しい靴でも構いません。そうでないなら履き慣れた靴にします。見るのは、つま先に指の幅ひとつぶんの余りがあるか、かかとに大人の指が1本入るか入らないかの2つです。今の靴のつま先が当たっていて、新しい靴を慣らす時間もないときは、当日は今の靴にして、運動会が終わってから買い替えるほうが、走る場面で困りません。
Q. 案内に「動きやすい服装で」としか書いてありません。何を着せればいいですか
まず、上下が分かれていること、ズボンであること、フードとひもがないこと、の3つを満たす服にします。そのうえで、帽子の色や組の色の指定がないかを、連絡帳やお便りの過去の号でもう一度確かめてください。指定がなければ、上は無地か小さな柄の長袖か半袖、下は膝が曲げやすいズボン、靴は運動靴です。迷うときは、ふだん園や学校で体育のある日に着ている服をそのまま着せるのが、いちばん外れません。
Q. 朝は寒いのですが、上着を着せていくと脱がずに走ってしまいます
上着は、前が全部開くもの、子どもが自分で脱げるもの、脱いだあと丸めて自分の袋に入るもの、の3つで選びます。頭からかぶる厚手のトレーナーは、脱ぐのに時間がかかり、出番の前に脱げないまま並ぶことがあります。前の週の土曜に、上着を着た状態から脱いで袋に入れるまでを、子どもに一人でやってもらってください。30秒以内でできれば当日も脱げます。できなければ、上着を薄いものに替えるか、朝だけ着て集合場所で親が預かる形にします。
Q. ダンスの衣装の下に何を着せればいいかわかりません
衣装が薄い布や白っぽい色なら、下に着るものは肌に近い色か、衣装と同じ色にします。柄のあるシャツや濃い色を下に着ると、日なたで透けて見えます。前の週に衣装を着て、外の明るいところで2m離れて見てください。下の服の線や色が見えたら替えます。衣装を当日の朝に園や学校で着る場合は、着替えやすいように、下は前の開かない薄手の半袖にしておくと、頭からかぶる衣装でももたつきません。

— メグラシ編集部

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お母さんの服|冬の前に母へ1着選ぶなら、毎日着ている服を先に測る

お母さんの服を選ぶとき、売り場で似合いそうな1着を探すより先に、母がこの1週間でいちばん着た服を見てください。着丈・袖丈・身幅・重さ・前の開き方の5か所に、母が今の暮らしで選んでいる答えが入っています。秋の帰省や誕生日、年の瀬の贈り物で冬の前に1着選ぶときの測り方、台所のはかりでの重さの見方、ボタンの大きさ、家で洗えるか、手持ちの色からの選び方、贈るか一緒に買いに行くかの決め方、母が何もいらないと言うときや、遠方で年に数回しか会えないときまでまとめました。

メグラシ編集部/読了 10分
ゴルフ練習場の服装 女性|秋冬は仕事帰りか休日の朝かで決める

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ゴルフ練習場の服装 女性|秋冬は仕事帰りか休日の朝かで決める

ゴルフ練習場の服装は、コースほど決まりがないぶん、いつ行くかで迷いが変わります。仕事帰りに通勤の服から寄るのか、休日の朝に家から着て行くのか。打席が屋外か屋根の下か何階か、何球・何分打つか、夜と朝の気温と風の確かめ方、前傾と振り上げで着丈と肩を確かめる方法、通勤の服のまま打つときの直し方、レッスンの日、秋から冬の入口に足す順番、鞄の中身と汗の始末まで、練習の予定から決める記事です。

メグラシ編集部/読了 15分
マタニティの卒業式|式の日に妊娠何か月かで、手持ちを使うか決める

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マタニティの卒業式|式の日に妊娠何か月かで、手持ちを使うか決める

妊娠中に子どもの卒業式へ出る日の服は、いまのお腹ではなく、式の日に何か月になっているかで決まります。予定日から式の日の月数を出す表、4か月まで・5〜7か月・8〜9か月・予定日が近い・式の前に産まれている、の5つの型ごとの組み方。手持ちのセレモニースーツを3か所測って使えるかを見る方法、前を閉じない羽織り、体育館で2時間座る日の丈と足元、子どもの服との釣り合い、自分が卒業する側のとき、秋のうちに済ませておくことまでまとめました。

メグラシ編集部/読了 11分
妊婦の礼服|秋冬の法事は、本堂・墓前・会食の3か所で選ぶ

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妊婦の礼服|秋冬の法事は、本堂・墓前・会食の3か所で選ぶ

妊娠中に秋冬の法事へ出る日の礼服は、お腹まわりの寸法だけでは決まりません。寺の本堂で畳に座るか、墓前で砂利と風の中に立つか、会食で座敷に座るか。1日のうちに3つの場所を回るので、服の条件も3回変わります。場所ごとに丈・上着・足元・小物のどこを見るかを表で分け、正座がつらい日の頼み方、年忌ごとの段の違い、施主側に入る日、予定日に近い日の決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分

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