低身長145cmのコーデ|秋冬の予定ごとに、上着の丈と足元を決める

**身長145cm前後の秋冬コーデは、上着の裾が床から何cmで止まるかを、その日の予定で決めてください。**通勤で電車に立つ日、自転車に乗る日、年末の食事会で座敷に座る日、結婚式や法事に出る日。予定ごとに、ちょうどいい裾の高さは変わります。
145cm前後の人が困りやすいのは、同じ「膝丈」と書かれたコートでも、着ると膝のずっと下まで届いてしまうことです。表示の着丈は、もっと身長の高い人を基準に作られていることが多いからです。肩の高さを一度測っておけば、表示の着丈から引き算するだけで、裾が床から何cmで止まるかが買う前に分かります。
冬のアウターとブーツの重なり方は低身長の冬コーデ、150cm前後の丈の目安は低身長・150cmの服選びに分けてあります。この記事は、145cm前後の人が秋冬の予定ごとに丈と足元を決める話です。
結論:予定ごとに、裾が床から何cmで止まるかを決める
| 予定 | 上着の裾の高さ(床から) | 足元 |
|---|---|---|
| 通勤(電車で立つ・座る) | 膝の少し上(45〜50cm) | かかとの低い靴 |
| 自転車 | 膝より上(50cm以上) | 底が平らな靴 |
| 休日の外出・公園 | 腰からお尻の下(55〜70cm) | 歩きやすい靴 |
| 年末の食事会 | 膝のすぐ下(35〜40cm) | 少しかかとのある靴 |
| 帰省・旅行 | 膝の少し上(45〜50cm) | 長く歩ける靴 |
| 結婚式・法事などの式 | 膝下(30〜40cm) | 式に合う靴 |
数字は145cm前後の人のおおよその目安です。表の真ん中の列が、その日のちょうどいい裾の位置です。立って歩く時間が長い日ほど裾は上へ、座る時間が長い日や改まった日ほど裾は下へ動きます。手持ちの上着をこの表に当てはめて、どの予定に向いているかを分けておくと、朝に迷う時間が減ります。
先に測る|肩の高さと、膝・指先・ふくらはぎの高さ
裾の高さを決めるには、自分の体のいくつかの高さを、床から一度測っておきます。壁に背中をつけて立ち、家族に測ってもらうか、壁に印をつけて巻き尺で測ってください。
| 測る場所 | 145cm前後の目安 | 使い道 |
|---|---|---|
| 床から肩の縫い目まで | 115〜120cm | 着丈を引いて、裾の高さを出す |
| 床から腰骨まで | 85〜90cm | 短い上着の裾の位置 |
| 床から指先まで(腕を下ろして) | 52〜57cm | 指先で止まる丈の基準 |
| 床から膝の中心まで | 38〜43cm | 膝丈の基準 |
| 床からふくらはぎの中ほどまで | 25〜30cm | ロング丈の基準 |
| 床からくるぶしまで | 6〜8cm | パンツの裾の基準 |
**いちばん大事なのは、床から肩の縫い目までの高さです。**これだけ分かっていれば、表示の着丈から裾の高さが出せます。目安は145cm前後の人の多くに当てはまる範囲ですが、同じ身長でも、肩の高さや脚の長さは人によって数cm違います。1回だけでよいので、自分の数字を測ってメモしておいてください。
表示の着丈から、裾の高さを出す
コートやジャケットの表示には、たいてい「着丈」が書いてあります。着丈は、後ろの首の付け根から裾までの長さです。肩の縫い目の高さから着丈を引くと、裾が床から何cmで止まるかのおおよその数字が出ます。
| 表示の着丈 | 裾の高さ(肩が117cmの場合) | 145cm前後で止まる位置 |
|---|---|---|
| 55cm | 約62cm | お尻の下 |
| 60cm | 約57cm | 指先のあたり |
| 70cm | 約47cm | 膝の少し上 |
| 80cm | 約37cm | 膝のすぐ下 |
| 90cm | 約27cm | ふくらはぎの中ほど |
| 100cm | 約17cm | ふくらはぎの下 |
| 110cm | 約7cm | くるぶしのあたり |
首の付け根から測る着丈と、肩の縫い目の高さは数cmずれるので、出てくる数字は目安です。それでも、表示の着丈が100cmを超えるロングコートは、145cm前後の人だと裾が足首近くまで届くことは、この引き算で買う前に分かります。通販で上着を選ぶときは、着丈の数字を見て、この表のどの行に当たるかを確かめてください。
秋冬の予定を、1か月分書き出す
10月から12月の予定を、1か月分だけ書き出してみてください。上着を何着用意すればいいかは、予定の種類の数で決まります。
| 予定の種類 | 1か月の回数の例 | 上着に求めること |
|---|---|---|
| 通勤 | 15〜20回 | 電車で立つ・座る、毎日着る |
| 自転車 | 0〜20回 | こげる丈、風を通さない |
| 休日の外出 | 4〜8回 | 歩きやすい、気軽に着られる |
| 子どもの行事・公園 | 0〜4回 | しゃがめる、汚れても気にならない |
| 食事会・集まり | 1〜3回 | 座ったときに整って見える |
| 式(結婚式・法事) | 0〜2回 | 改まった場に合う |
| 帰省・旅行 | 0〜2回 | 長い移動、荷物を持つ |
**回数のいちばん多い予定に、いちばん出番の多い上着を合わせます。**通勤が20回あるなら、通勤に合う丈の上着が軸になります。式が年に1〜2回なら、式のためにコートを買わずに、通勤の上着を式の段に寄せられるかを先に考えてください。
通勤の日|電車で立つ・座る
通勤の日の上着は、電車で立っているときと、座ったときの両方で困らない丈にします。145cm前後なら、裾が膝の少し上で止まる丈が、立っても座っても扱いやすい長さです。
| 見るところ | 通勤の日に選ぶ形 | 困りやすい形 |
|---|---|---|
| 裾の高さ | 膝の少し上(床から45〜50cm) | ふくらはぎまで届く長さ |
| 着丈の表示 | 65〜72cm前後 | 90cmを超える長さ |
| 前の開き | ボタンかファスナーで閉じられる | 閉じられない羽織り形 |
| 袖 | 手首の骨で止まる | 手の甲まで届く |
| ポケット | 腰の高さで、手が自然に入る位置 | 位置が低く、腕を伸ばさないと届かない |
座席に座ると、ロング丈のコートは裾が床につきそうになったり、隣の人の足元に広がったりします。**膝の少し上で止まる丈なら、座っても裾が膝の上でまとまります。**ポケットの位置も見ておいてください。ふつうのサイズのコートは、ポケットの位置が145cm前後の人には低くなることがあり、手を入れるたびに腕を伸ばすことになります。満員の電車でつり革に届きにくいときは、手すりのある扉の近くに立つことが多くなります。扉の近くは人の出入りで上着がこすれるので、表面がなめらかで、毛玉の出にくい生地を選んでおくと、冬の終わりまで見た目が持ちます。
通勤の日の足元と、下の丈
通勤の日は、駅まで歩く、階段を上る、電車で立つ、と足元に負担がかかる時間が長くなります。
| 下に合わせるもの | 丈の目安(145cm前後) | 靴 |
|---|---|---|
| ストレートのパンツ | くるぶしが隠れる長さ | かかとの低い靴、ローファー |
| 細身のパンツ | くるぶしの少し上 | ショートブーツ |
| 膝下のスカート | 膝の下3〜5cm | タイツとかかとの低い靴 |
| ふくらはぎ丈のスカート | 上着の裾から10cm以上出る | 筒の短いブーツ |
| ワイドパンツ | 床から3〜5cm | 甲の見える靴か、底の厚い靴 |
**上着の裾とスカートの裾が同じ高さに並ぶと、横の線が2本重なって、全体がまとまりにくくなります。**スカートを合わせる日は、上着の裾からスカートが10cm以上出るか、上着の中に収まるか、どちらかにしてください。ワイドパンツは、145cm前後だとふつうの丈では床につくことが多いので、裾上げの長さを靴を決めてから測ります。
自転車の日|こげる丈と、風を受ける前
自転車で通勤や送り迎えをする日は、ペダルをこいだときに裾が膝に引っかからない丈にします。
| 見るところ | 自転車の日に選ぶ形 | 理由 |
|---|---|---|
| 裾の高さ | 膝より上(床から50cm以上) | こいだ膝が裾に当たらない |
| 裾の広がり | 脇にスリットがあるか、広がる形 | 足を上げたときに引っ張られない |
| 前の開き | 首元まで閉じられる | 風を正面から受ける |
| 袖口 | 手首で締まる、すき間が少ない | ハンドルを握ると風が入る |
| 下 | パンツか、膝下のスカートにタイツ | 長いスカートは車輪に巻き込まれやすい |
**145cm前後の人が、着丈80cm前後の「膝丈」のコートで自転車に乗ると、裾が膝の下まで届き、こぐたびに膝に当たります。**自転車の日が多いなら、着丈70cm以下の上着を1着用意しておくと、毎日の乗り降りが楽になります。サドルにまたがるときに、後ろの裾がサドルにはさまらないかも、家で一度確かめておいてください。
休日の外出・公園の日
休日の買い物や公園、子どもとの外出の日は、歩く・しゃがむ・荷物を持つ、の3つが多くなります。上着は、腰からお尻の下で止まる短めの丈が扱いやすくなります。
| 見るところ | 休日に選ぶ形 | 困りやすい形 |
|---|---|---|
| 裾の高さ | 腰からお尻の下(床から55〜70cm) | 膝下まで届く長さ |
| 着丈の表示 | 50〜60cm前後 | 75cmを超える長さ |
| しゃがむ動き | 裾が地面につかない | ロング丈で裾が地面に触れる |
| 荷物 | 斜めがけのバッグが合わせやすい | 肩から滑り落ちやすい形 |
| 下 | パンツ、ふくらはぎ丈のスカート | 上着と同じ丈のスカート |
**短い上着の日は、下を長めにすると縦の釣り合いが取りやすくなります。**腰で止まる上着に、くるぶしまでのパンツか、ふくらはぎ丈のスカートを合わせると、上着の裾から下が長く続いて、全身がひと続きに見えます。公園でしゃがむ時間が長い日は、ロング丈の上着だと裾が地面に触れるので、休日の上着は短めを1着用意しておくと便利です。
子どもの行事・送り迎えの日
秋は運動会や発表会、遠足の見送りなど、子どもの行事が続く季節です。送り迎えの日も含めて、しゃがむ、抱き上げる、子どもと同じ高さで話す、という動きが増えます。
| 動き | 起きること | 上着と下の選び方 |
|---|---|---|
| しゃがんで話す | 上着の後ろの裾が地面に近づく | 裾がお尻の下で止まる短い上着 |
| 子どもを抱き上げる | 腕を上げて、上着の丈が上がる | 腕を上げても背中が出ない丈の中の服 |
| 手をつないで歩く | 片手がふさがる | 斜めがけのバッグ |
| 園や学校で靴を脱ぐ | 足元が近くで見える | 脱ぎはきしやすい靴、裾がくるぶしの上 |
| 体育館で床に座る | パンツの裾が上がる | 靴下かタイツを靴の色にそろえる |
**145cm前後の人は、しゃがんだときに、ふつうの丈の上着でも裾が地面に届きやすくなります。**子どもの行事の日は、裾がお尻の下で止まる短い上着を選ぶと、しゃがむたびに裾を手で持ち上げずに済みます。行事が改まった場なら、短い上着を紺か灰の無地にしておくと、そのまま式典の側にも寄せられます。
試着で見る3か所|鏡の前で予定の動きをする
上着を試着するときは、立って鏡を見るだけでなく、**その上着を着ていく予定の動きを1つしてみてください。**145cm前後の人は、ふつうのサイズの服だと、動いたときに余りが出る場所が決まっています。
| 見るところ | 試着室でする動き | 合っている目安 |
|---|---|---|
| 裾の高さ | 鏡の前でまっすぐ立つ | 予定に合わせた高さで止まっている |
| 肩の縫い目 | 腕を前に伸ばす | 縫い目が肩の端から2cm以内 |
| 袖 | 腕を下ろして、手首を見る | 手首の骨の上で止まる |
| ポケット | 手を自然に入れる | 腕を伸ばさずに届く |
| 前を閉じたとき | 椅子に座る | お腹の前や腰が突っ張らない |
通勤用なら座る動き、自転車用ならハンドルを握るように腕を前に出す動き、子どもの行事用ならしゃがむ動きをしてください。3つの動きのうち、その予定でいちばん多いものを1つだけ試せば足ります。試着室に椅子がない場合は、店の人に頼むと出してもらえることがあります。
年末の食事会|座敷とテーブル
11月から12月にかけては、職場や友人との食事会、家族の集まりが増えます。食事会の日は、着いたら上着を脱ぐので、上着より中の服が見える時間が長くなります。
| 席の形 | 中の服で見るところ | 上着 |
|---|---|---|
| テーブル席 | 胸から上の形と首元 | 膝下の丈でもよい |
| 座敷 | 座ったときの丈、靴を脱いだ足元 | 入口で脱いでたたむ |
| 立食 | 全身の釣り合い、立ち姿 | クロークに預ける |
| 掘りごたつ | 胸から上、足元はほとんど見えない | 膝の上に置けない、後ろに置く |
**座敷の食事会では、膝下のスカートかワンピースが、座ったときにちょうど膝を包む長さになります。**145cm前後なら、ふつうのサイズの膝丈スカートは、着ると膝の下5cmほどで止まることが多く、座敷にはむしろ合います。立食の会では全身が見えるので、上着を預けたあとの姿で、靴と下の色がつながっているかを見ておいてください。
帰省・旅行の日|長い移動と荷物
年末年始の帰省や、秋の旅行の日は、移動の時間が長く、荷物も増えます。座っている時間が長いので、上着は脱いで膝に掛けられる丈が楽です。
| 見るところ | 帰省・旅行の日に選ぶ形 |
|---|---|
| 裾の高さ | 膝の少し上(床から45〜50cm) |
| 生地 | しわになりにくく、たたんでも戻る |
| 重さ | 軽く、腕に掛けて持てる |
| 下 | 座っても腰が窮屈でないパンツ |
| 靴 | 長く歩ける、脱ぎはきしやすい靴 |
| 荷物 | キャリーケースを引ける、片手が空く持ち方 |
新幹線や飛行機の座席で、ロング丈のコートを膝に掛けると、裾が床に届いて汚れることがあります。**膝の少し上で止まる丈のコートなら、たたんで膝の上に置いても床に届きません。**キャリーケースを引く日は、斜めがけの小さなバッグを合わせて、片手を空けておくと、駅の階段で手すりにつかまれます。
結婚式・法事など、式の日
秋冬は結婚式や法事が重なりやすい季節です。式の日は、上着は会場の入口で脱ぐことが多いので、式に合う服の上に、会場まで着ていける上着を合わせます。
| 式の種類 | 中の服の丈(145cm前後) | 上着の丈 |
|---|---|---|
| 結婚式(お呼ばれ) | 膝下から、ふくらはぎの中ほど | 中の服の裾が隠れる長さか、短い上着 |
| 法事・お葬式 | 座って膝が隠れる長さ | 黒か濃い色で、膝下の長さ |
| 入学式・卒業式など | 膝下 | ジャケットか、膝丈のコート |
| 七五三など家族の行事 | 膝下、歩きやすい形 | 写真で脱げる短めの上着 |
**中の服の裾が上着の裾から少しだけ出ると、横の線が2本並んで落ち着きません。**中の服がふくらはぎ丈なら、上着はそれより長いか、腰で止まる短いものにしてください。式の上着が手元にないなら、通勤の上着が黒・紺・灰の無地で、膝の少し上の丈なら、多くの式で会場まで着ていけます。
雨と雪の日
秋冬の雨や雪の日は、裾が濡れる高さと、足元のすべりにくさを先に考えます。
| 見るところ | 雨・雪の日に選ぶ形 | 理由 |
|---|---|---|
| 上着の裾 | 膝の少し上 | 歩くと跳ねた水が裾に当たりにくい |
| パンツの裾 | くるぶしの上で止まる | 地面の水を吸い上げにくい |
| スカート | 膝下で、ロングは避ける | 傘の外に出た裾が濡れる |
| 靴 | 底にみぞがあって、すべりにくい | 駅の床や横断歩道ですべる |
| 傘 | 開いたとき、肩より少し大きい程度 | 大きすぎる傘は持ち歩きにくい |
**145cm前後の人がロング丈のコートで雨の日に歩くと、裾が地面に近いぶん、跳ねた水を受けやすくなります。**雨の日は、膝の少し上の丈の上着に、裾がくるぶしの上で止まるパンツを合わせると、濡れる場所が減ります。
足元の高さ|かかとを予定で動かす
かかとの高さは、毎日同じにしなくて構いません。立つ時間が長い日は低く、座る時間が長い日は少し高く、と予定で動かすと、一日を通して楽に過ごせます。
| 予定 | かかとの高さの目安 | 靴の形 |
|---|---|---|
| 通勤(立つ時間が長い) | 0〜3cm | ローファー、底の平らなパンプス |
| 自転車 | 0〜2cm | 底が平らで、ペダルがすべらない |
| 休日の外出 | 0〜4cm | スニーカー、底の厚い靴 |
| 食事会 | 3〜5cm | 甲の見えるパンプス、ショートブーツ |
| 式 | 3〜5cm | 式に合うパンプス |
| 帰省・旅行 | 0〜3cm | 長く歩ける靴 |
**かかとの高さを足さなくても、靴と下の色をそろえると、足元から上へ縦の線がつながります。**黒のパンツなら黒の靴、紺のスカートにはタイツと靴を紺か黒にそろえる、という合わせ方です。底の厚いスニーカーは、かかとの高さを足しながら歩きやすさも保てるので、休日の外出に向いています。
上着を脱いだあと|室内で見えるニットの丈
秋冬は、職場や食事の席、帰省先の家の中で、上着を脱いで過ごす時間が長くなります。上着を脱いだあとに見えるのは、ニットやカットソーの丈と、下との境目です。
| ニットの丈 | 145cm前後で止まる位置 | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 腰骨まで | 下の上端が見える | 下をウエストで合わせる |
| お尻の半分まで | 腰からお尻の上 | 前だけ下に入れて、境目を上げる |
| お尻が隠れる | 太ももの付け根 | 細身のパンツか、細いスカート |
| 太ももの中ほどまで | 膝との間が狭くなる | ワンピースのように着て、下は細く |
**長めのニットは、145cm前後の人が着ると、表示よりさらに下まで届きます。**室内で過ごす時間が長い予定の日は、腰骨からお尻の半分くらいで止まる丈を選ぶと、上と下の境目が上に来て、座っても立っても形がまとまります。長めのニットしかない日は、前だけ下に入れて、後ろは出したままにしてください。
上着の下に着る丈|裾が二重に出るとき
上着の裾から中の服の裾が出ると、横の線が2本になります。145cm前後の人は、1本の線の位置が全身に対して大きく効くので、線の数を減らすだけで、全体がまとまって見えます。
| 上着 | 中の服 | まとめ方 |
|---|---|---|
| 腰で止まる短い上着 | 長めのニット | ニットの裾をパンツに入れる、前だけ入れる |
| 膝の少し上の上着 | お尻が隠れるニット | ニットが上着の中に収まる |
| 膝下の上着 | ワンピース | ワンピースの裾が上着より長いか、短いか、どちらかに |
| ロングコート | ふくらはぎ丈のスカート | スカートを上着より短く |
**中の服の裾が上着の裾から1〜5cmだけ出る組み合わせが、いちばん落ち着きません。**出すなら10cm以上、出さないなら上着の中に収める、と決めておくと、組み合わせを選ぶときに迷いません。
色で縦をつなぐ
145cm前後の人は、上から下まで色をつなげると、全身がひと続きに見えやすくなります。
| 組み合わせ | 色のつなぎ方 |
|---|---|
| 上着と下を同じ色 | 中の服だけ色を変える |
| 下と靴を同じ色 | 上着は自由に選べる |
| 上着と靴を同じ色 | 上と下で全身を挟む |
| 全身を近い明るさ | 色が違っても、明るさをそろえる |
**いちばん手軽なのは、下と靴を同じ色にすることです。**パンツと靴、タイツと靴の色をそろえると、腰から下がひと続きになり、上着の丈がどこで止まっていても釣り合いが取りやすくなります。上着と靴を同じ色にする合わせ方は、上着が黒や紺のときに使いやすく、全身を上と下から挟むので、中の服の色を自由に選べます。明るさをそろえる合わせ方は、ベージュの上着に生成りのニット、薄い灰のパンツ、というように、色の名前は違っても明るさが近いものを重ねる方法です。
マフラーとストールの量
秋冬のマフラーやストールは、首元にどれだけの量を置くかで、全身の釣り合いが変わります。145cm前後の人は、首元の量が全身に対して大きく効きます。
| 巻き方 | 首元の量 | 合う上着 |
|---|---|---|
| ひと巻きして前に垂らす | 少ない、縦の線ができる | 長めの上着 |
| ぐるぐる巻く | 多い、首元に量が集まる | 短めの上着、首元の浅い上着 |
| 肩に掛ける | 中くらい | ジャケット、薄手のコート |
| 薄手を細くたたんで巻く | 少ない | どの上着にも合う |
**大判のストールを何重にも巻くと、首元から胸まで量が集まり、上着の丈と合わせて上半身が重くなりやすくなります。**大判を使う日は、ひと巻きして前に垂らし、縦の線を作るほうが、全身のつながりを保てます。
バッグの位置|斜めがけの紐の長さ
145cm前後の人は、ふつうの長さの紐のバッグを斜めがけにすると、バッグが腰より下、太ももの横あたりまで下がることがあります。バッグの位置は、上着の裾の高さと重なると、横の線が増えます。
| 上着の裾の高さ | バッグの位置 | 紐の長さの決め方 |
|---|---|---|
| 腰で止まる | 腰骨より上 | 上着の裾とバッグの底が重ならない長さ |
| お尻の下で止まる | 腰骨のあたり | 上着の裾より5cm以上上 |
| 膝の少し上で止まる | 腰骨のあたり | 上着の前の真ん中より上 |
| 膝下で止まる | 腰骨より上 | 手で持つか、短めに調整する |
紐の長さを調整できるバッグなら、**バッグの底が腰骨のあたりに来るように短くしてください。**調整できない場合は、肩掛けにするか、手で持つ形のバッグを合わせると、上着の裾とバッグの底が同じ高さに並ぶのを避けられます。
1着で回すなら|どの予定に合わせるか
秋冬の上着を1着だけで回すなら、予定でいちばん多い日に合わせて、他の予定にはその1着を寄せる考え方にします。
| いちばん多い予定 | 選ぶ1着の裾の高さ | 他の予定への寄せ方 |
|---|---|---|
| 通勤 | 膝の少し上 | 式の日は黒か紺の無地なら、そのまま着ていける |
| 自転車 | 膝より上 | 食事会では脱いで中の服を整える |
| 休日の外出 | お尻の下 | 通勤の日はジャケットとして着る |
| 式や食事会 | 膝のすぐ下 | 自転車の日だけ別の上着を借りる |
**迷う場合は、裾が膝のすぐ上か、すぐ下で止まる丈を選んでください。**145cm前後なら、表示の着丈でおよそ72〜80cmです。この丈は、通勤にも式にも寄せやすく、自転車以外のほとんどの予定に合います。
どちらとも取れるとき①|膝丈とふくらはぎ丈の間
裾が膝の下10cm前後、膝丈ともふくらはぎ丈ともいえない位置で止まる上着もあります。
| 合わせるもの | 落ち着き方 |
|---|---|
| 細身のパンツ | 上着の裾から下が細くまとまる |
| 膝下のスカート | スカートが上着の中に収まる |
| ふくらはぎ丈のスカート | スカートが上着の裾から5cm以上出るなら合う |
| ショートブーツ | 上着とブーツの間に肌かタイツが少し見える |
| ロングブーツ | ブーツの上端が上着の裾の中に入る |
**中途半端な丈の上着は、合わせる下の形で決まります。**下を細くまとめるか、上着の中に収めるかすれば、膝丈とふくらはぎ丈の間でも落ち着きます。下を広げる日は、この上着ではなく、別の丈の上着を選んでください。どうしてもこの上着で広がるスカートを合わせたい日は、スカートを上着の裾から10cm以上長いものにして、靴をスカートと同じ色にそろえると、上着の裾の位置が目立たなくなります。
どちらとも取れるとき②|袖が長い
145cm前後の人は、ふつうのサイズの上着だと、袖が3〜5cm長くなることがよくあります。
| 袖の長さ | 直し方 |
|---|---|
| 手首の骨を1〜2cm超える | そのまま着てもよい |
| 手の甲の半分まで届く | 1回折り返す |
| 指の付け根まで届く | 袖丈を直すか、別のサイズにする |
| 裏地があって折り返せない | 袖丈の直しを頼む |
**袖口を折り返すなら、折り返したあとに手首の骨が見える位置で止めてください。**折り返した部分が厚くなる生地は、手元に量が集まるので、袖丈を直すほうがきれいです。
秋のうちに試すこと
衣替えで秋冬の上着を出す10月のうちに、手持ちの上着を一度並べてください。
| すること | 見るところ |
|---|---|
| 肩の高さを測る | 床から肩の縫い目まで |
| 手持ちの上着を全部着る | 裾が床から何cmで止まるか |
| 結論の表に当てはめる | どの予定に向いているか |
| 足りない予定を探す | 合う上着のない予定はどれか |
| 足りない1着を決める | 表示の着丈を引き算で決める |
**手持ちの上着を予定に割り当ててみると、足りないのは1着だけ、ということがよくあります。**全部を買い替えずに、合う上着のない予定に向けて1着を足してください。並べるときは、上着を床に置くのではなく、ハンガーに掛けて壁にかけ、裾の高さに付箋を貼っていくと、どの上着がどの予定に向いているかがひと目で比べられます。付箋に予定の名前を書いておけば、朝に迷ったときの目印にもなります。
よくある行き違い
**「145cmはロングコートが着られない」。**表示の着丈が85〜95cmのものを選べば、ふくらはぎの中ほどで止まります。着丈の数字から裾の高さを出してから選んでください。
**「低身長はヒールをはかないと釣り合わない」。**靴と下の色をそろえれば、かかとがなくても縦はつながります。立つ時間が長い日は、低い靴のほうが一日を通して楽です。
**「膝丈と書いてあれば膝丈になる」。**表示の丈は、もっと身長の高い人を基準にしていることが多く、145cm前後だと膝の下まで届くことがあります。着丈の数字で確かめてください。
**「上着は1着あれば足りる」。**通勤と自転車と式が同じ月にあるなら、1着では寄せきれないことがあります。予定を書き出してから、何着要るかを決めてください。
まとめ
145cm前後の秋冬コーデは、予定ごとに上着の裾の高さを決めます。
- 床から肩の縫い目までの高さを測り、表示の着丈を引いて、裾の高さを出す
- 通勤と帰省は膝の少し上、自転車は膝より上、休日はお尻の下、食事会と式は膝下
- 足元は、立つ時間が長い日は低く、座る時間が長い日は少し高く
- 中の服の裾は、上着から10cm以上出すか、上着の中に収める
- 1着で回すなら、裾が膝のすぐ上か、すぐ下で止まる丈を選ぶ
**10月のうちに、肩の高さを1回測ってください。**その数字があれば、秋冬の上着選びはほとんど引き算で決まります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 145cmだと、ロングコートは着られませんか
- 着られます。表示の着丈が100cmを超えるロングコートは、145cmの人が着ると裾が足首近くまで届くことが多いので、着丈が85〜95cm前後のものを選ぶと、ふくらはぎの中ほどで止まります。自分の肩の高さから着丈を引くと、裾が床から何cmで止まるかが出せます。裾が床から25cmより上で止まり、靴との間に少し肌かタイツが見えるくらいなら、ロング丈でも歩きやすく、全身の釣り合いも取りやすくなります。
- Q. 秋冬のコートを1着だけ買うなら、どの丈がいいですか
- 予定でいちばん多い日に合わせてください。通勤や自転車の日が多いなら、裾が膝の少し上で止まる丈、式や食事会など座る予定が多いなら、膝が隠れる丈が使いやすくなります。迷う場合は、裾が膝のすぐ下で止まる丈を選ぶと、どちらの予定にも寄せやすく、外れにくい1着になります。145cm前後なら、表示の着丈でおよそ75〜80cmが目安です。
- Q. ヒールのある靴をはかないと、コーデが決まりませんか
- かかとの高さがなくても、上着の裾の高さと、靴とボトムの色をそろえることで、全身の釣り合いは取れます。立つ時間や歩く時間が長い日は、かかとの低い靴のほうが一日を通して楽に過ごせます。かかとを足すのは、座っている時間が長い食事会や式の日、と予定で分けておくと、無理なく使い分けられます。
- Q. 袖が長くて、いつも手の甲が隠れてしまいます
- 145cm前後だと、ふつうのサイズの上着は袖が3〜5cm長くなることが多くあります。袖口を1回折り返して、手首の骨が見える位置で止めると、手元がすっきりします。裏地のあるコートで折り返しにくい場合は、袖丈の直しを頼むと、袖口のボタンの位置ごと上げてもらえます。直しの費用が気になるなら、袖口が広すぎない、折り返して形が残る生地のものを選んでください。
— メグラシ編集部





