低身長かわいいコーデ|甘さは1か所、秋冬の予定で置き場所を変える

**低身長でかわいい服を着るなら、甘さは全身で1か所にして、大きさは手のひらの幅までに収めてください。**置く場所は、その日の予定で首元・手元・足元から1つ選びます。それだけで、かわいさを残したまま、子どもっぽさは出にくくなります。
かわいい服が好きなのに、着ると子どもっぽく見える気がして迷う。これは、甘い服が似合わないからではありません。甘さの数と大きさが重なると、服の組み合わせが子ども服に近づくのです。フリルのブラウスに、リボンのついたスカート、丸い襟、淡い色。1つずつはかわいいのに、全部が同じ日にそろうと、甘さが体の大きさを超えてしまいます。
この記事では、甘さを数えて、測って、置く場所を予定で決めます。上着の丈と足元を予定で決める考え方は低身長145cmのコーデに、服に着られて見えるときのジャケットの直し方は低身長きれいめコーデにまとめてあります。この記事は、甘さの扱い方だけを扱います。
結論:甘さは1か所。予定で、首元・手元・足元のどこに置くかを変える
| 予定の形 | 甘さを置く場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 人と向かい合って座る日 | 首元 | 相手の目に最初に入るのが顔のまわり |
| 手元を見られる日(食事・作業) | 手元(袖口) | テーブルの上で手がよく動く |
| 長く歩く日 | 足元 | 全身が見える距離で、足元が動く |
| 上着を脱がない日 | 首元か足元 | 胸や腰の甘さは上着で消える |
| 写真を撮る日 | 首元 | 写真は胸から上が多い |
**甘さを置かない場所は、濃い色か、ハリのある素材でまとめます。**そうすると、1か所の甘さがはっきり見えて、全身では大人の装いとして読まれます。
この考え方のよいところは、手持ちの甘い服を手放さずに済むことです。甘さを減らすのではなく、甘さを1つの場所に集めて、ほかの場所を静かにする。服を買い替えるのではなく、組み合わせを変えるだけで、同じ服の見え方が変わります。
子どもっぽく見えるのは、甘さの「数」と「大きさ」が重なったとき
甘い服が子どもっぽく見えるとき、多くは次の2つが同時に起きています。
1つ目は、甘さの数が多いこと。フリル、リボン、丸い襟、淡い色、小花柄といった要素が、全身に3つ以上あると、服全体が子ども服に近い組み合わせになります。
2つ目は、甘さが大きいこと。リボンや襟、フリルの幅が大きいと、体に対して目立ちすぎます。同じ形のリボンでも、背の高い人と低い人では、体に対する割合が変わります。
| 数と大きさ | 見え方 |
|---|---|
| 甘さ1つ・小さい | かわいさが残り、大人の装いに見える |
| 甘さ1つ・大きい | 甘さが主役になる。ほかを控えれば成り立つ |
| 甘さ2つ・小さい | かわいい印象が強まる。休日なら成り立つ |
| 甘さ3つ以上・小さい | 子どもっぽさが出始める |
| 甘さ2つ以上・大きい | 子どもっぽく見えやすい |
**数か大きさの、どちらか一方を控えれば、かわいさは残ります。**両方が重なったときだけ、子どもっぽさが出ると考えてください。
背の高さに関係なく、甘さの数と大きさが重なれば、誰でも子どもっぽく見えやすくなります。ただ、背が低いと、同じ大きさのリボンや襟でも体に対する割合が大きくなるので、重なりの影響が早く出ます。だからこそ、数か大きさのどちらかを先に決めておくと、迷う時間が短くなります。
甘さの要素を数える
服の中の甘さを、1つずつ数えてみてください。数えるのは、着る予定の服を全部並べた状態です。
| 甘さの要素 | 点数 | 数え方 |
|---|---|---|
| フリル・ラッフル | 1点 | 幅が手のひらより大きければ2点 |
| リボン | 1点 | 結び目が手のひらより大きければ2点 |
| 丸い襟 | 1点 | 襟の幅が広いもの、レースつきは2点 |
| ふくらんだ袖 | 1点 | 肩先が大きくふくらむものは2点 |
| レース | 1点 | 一部だけなら1点、全面なら2点 |
| 淡い色(パステル) | 1点 | 上下両方なら2点 |
| 小花柄・水玉 | 1点 | 柄が細かいほど甘い |
| ふわふわした素材 | 1点 | 毛足の長いニットやボア |
| ギャザーの入ったスカート | 1点 | 裾が大きく広がるものは2点 |
**合計が2点までなら、甘さは大人の装いの中に収まります。**3点を超えたら、1つを無地や濃い色のものに替えてください。
数えるときは、服だけでなく、その日に持つバッグや靴、髪飾りも入れてください。服だけなら2点に収まっていても、ふわふわしたバッグとリボンの髪飾りで4点になっている、ということはよくあります。玄関で全部身につけた状態で数えるのが、いちばん確かです。
大きさの境目|手のひらの幅を物差しにする
甘さの大きさは、自分の手のひらの幅で測ります。指を閉じた手のひらの横幅は、身長に比例して変わるので、自分の体に合った物差しになります。
| 甘さの部分 | 手のひらの幅まで | 手のひらの幅を超える |
|---|---|---|
| リボンの結び目 | 小さな飾りとして見える | 主役として見える |
| 襟の幅 | 首元の飾りとして見える | 肩まで広がって見える |
| フリルの幅 | 縁取りとして見える | 服の形を変えて見える |
| 袖のふくらみ | 肩先が少し丸くなる | 腕全体が大きく見える |
| 柄の大きさ | 細かい柄として見える | 1つ1つの柄が目立つ |
**手のひらの幅を超える甘さは、全身で1つまで。**それを置いた日は、ほかの甘さは全部やめて、濃い色とハリのある素材でまとめてください。
売り場で服を選ぶときも、この物差しが使えます。気になる服のリボンや襟に、手のひらを当ててみてください。手のひらに収まるなら、ほかの甘さと組み合わせても大丈夫です。はみ出すなら、その服を着る日は、それ1つを主役にすると決めて買います。
置く場所の3か所|首元・手元・足元
甘さを置く場所は、首元・手元・足元の3つから選びます。胸や腰に甘さを置くこともできますが、秋冬は上着で見えなくなることが多いので、この3つが使いやすくなります。
| 置く場所 | 向く甘さ | 見られる距離 |
|---|---|---|
| 首元 | 丸い襟、小さなリボン、フリルの襟 | 向かい合って話す距離 |
| 手元 | 袖口のフリル、ふくらんだ袖口、手袋 | テーブルをはさむ距離 |
| 足元 | ストラップの靴、リボンの靴、柄のタイツ | 全身が見える距離 |
首元は人に最も見られる場所なので、小さな甘さでも効きます。足元は全身の中で最も遠い場所なので、少し大きめの甘さでも子どもっぽくなりにくい、という違いがあります。
手元はその中間です。テーブルをはさんだ距離では手がよく目に入りますが、立って話しているときはあまり見られません。座る時間の長い予定に向く置き場所です。3つのどこに置くかは、その日に人とどんな距離で過ごすかで決まります。
甘さを受け止める2つ|濃い色とハリのある素材
甘さを1か所に絞ったら、その隣に受け止めるものを置きます。受け止めるのは、濃い色か、ハリのある素材です。
| 甘さ | 受け止めるもの | 組み合わせの例 |
|---|---|---|
| 丸い白い襟 | 濃い色のニットかワンピース | 濃い茶や紺の上に白い襟 |
| 袖口のフリル | ハリのある上着の袖 | 上着の袖口からフリルがのぞく |
| ストラップの靴 | 濃い色のタイツとスカート | 黒いタイツに黒いストラップの靴 |
| 淡い色のニット | 濃い色の下と靴 | 淡いピンクのニットに濃い色のパンツ |
| 小花柄のスカート | 無地の濃い上 | 濃い色の無地ニットで上を締める |
**甘さの隣に濃い色やハリがあると、同じ甘さでも大人の服として読まれます。**淡い色と柔らかい素材だけでまとめると、全体がやわらかくなりすぎて、甘さが体を包み込むように見えます。
濃い色といっても、黒だけである必要はありません。濃い茶、紺、深い緑、ワインのような色も、甘さを受け止める役目を十分に果たします。秋冬は濃い色の服が増える季節なので、甘さを受け止めるものを見つけやすい時期でもあります。
秋冬の予定を書き出す
ここからは、秋冬の予定ごとに、甘さの置き場所を決めます。まず、これから2か月の予定を書き出してください。
| 予定 | 過ごし方 | 甘さの置き場所 |
|---|---|---|
| 仕事帰りの食事 | 向かい合って座る | 首元 |
| 休日のカフェと買い物 | 座る・歩くが半々 | 手元か首元 |
| 屋外で長く歩く日 | ずっと歩く、写真を撮る | 足元 |
| 家族や親戚と会う日 | 座って話す、子どもと遊ぶ | 首元 |
| 友人の集まり・年の瀬の会 | 立ったり座ったり、写真 | 首元 |
| 冬の旅行 | 上着を着たまま歩く | 足元か上着そのもの |
予定によって、人から見られる距離と、上着を着ている時間が違います。同じ甘い服でも、予定に合わせて甘さの位置を動かすと、1枚の服がいくつもの日に使えます。
書き出してみると、上着を着たまま過ごす予定と、上着を脱いで座る予定が、思ったより分かれていることに気づきます。上着を脱ぐ予定の日は、胸元や腰に甘さのある服も着られます。脱がない予定の日は、首元か足元に寄せます。この分け方だけで、手持ちの甘い服を着る日が決まっていきます。
仕事帰りの食事|首元に小さく
仕事帰りの食事は、仕事の服のまま行くことが多く、甘さを足しにくい日です。ここでは、首元に小さな甘さを1つだけ置きます。
仕事の日に着られる程度の甘さとは、手のひらの半分くらいの幅の襟や、小さなリボンです。濃い色のニットの襟元から、白い丸い襟がのぞく程度なら、職場でも食事の席でも違和感がありません。
食事の席では、相手は首元から上を見ています。**首元に小さな甘さがあれば、それだけで仕事の日とは違う印象になります。**下は仕事のパンツやスカートのままでかまいません。
職場で襟を見せにくい場合は、仕事中はカーディガンの前を閉じておき、食事の席に着いたら前を開けて襟を出す、という方法もあります。甘さを出す場所と時間を自分で選べると、1日の中で印象を切り替えられます。
休日のカフェと買い物|手元か首元に
休日のカフェと買い物は、座る時間と歩く時間が半々くらいの予定です。この日は甘さを少し大きくしても大丈夫です。
カフェでは、テーブルの上で手がよく動きます。袖口にフリルのあるブラウスや、袖口がふくらんだニットは、カップを持つたびに目に入って、かわいさが伝わります。買い物で歩くときは、上着を着ても袖口から甘さがのぞくので、季節を問わず使える置き場所です。
| 休日の甘さ | 組み合わせ |
|---|---|
| 袖口のフリル | 濃い色の短い丈の上着と、ハリのあるパンツ |
| ふくらんだ袖のニット | 濃い色のスカートと、甲の浅い靴 |
| 丸い襟のブラウス | 濃い色のカーディガンを重ねる |
屋外で長く歩く日|足元に置く
紅葉を見に行く日や、広い公園や遊園地で長く歩く日は、上着を着たまま、全身が見える距離で過ごします。この日は足元に甘さを置いてください。
足元の甘さは、全身の中でいちばん遠い場所にあるので、少し大きめでも子どもっぽくなりにくい置き場所です。ストラップのある靴、リボンのついた靴、柄の入ったタイツや靴下が使えます。
歩く日は靴の歩きやすさが先なので、甘さは靴そのものより、タイツや靴下で足すほうが無理がありません。**足元に甘さを置いた日は、上着と上半身は濃い色の無地でまとめます。**全身を見たとき、足元にだけ視線が下りて、軽い印象になります。
歩く日のタイツは、柄が細かいものほど遠くから見ると無地に近く見えます。写真で甘さを残したいなら、柄の1つが指の幅くらいはあるものを選んでください。靴下を見せる場合は、くるぶしの上で短く折り返すと、厚手でも足元が重くなりません。
家族や親戚と会う日|首元に、落ち着いた甘さを
家族や親戚と会う日は、座って話す時間が長く、写真を撮ることもあります。年上の人と会うことも多いので、甘さは控えめな首元に置きます。
| 甘さ | 家族と会う日の扱い |
|---|---|
| 丸い襟 | 襟の幅を手のひらの半分くらいに |
| リボン | 色を服と同じ系統にする |
| フリルの襟 | 縁取り程度の幅にする |
| パール風の飾り | 襟元に小さく1つ |
子どもと遊ぶ予定がある日は、床に座ったり、抱き上げたりすることもあります。**首元の甘さは、動いても形が崩れにくい、縫いつけの襟やフリルを選んでください。**結ぶリボンは、動くうちにほどけたり曲がったりしやすくなります。
年上の家族と会う日は、甘さの色を服と同じ系統にそろえると、落ち着いた印象になります。紺のニットに紺のリボン、茶のワンピースに生成りの襟、というように、甘さの形は残しながら、色の差を小さくします。かわいさは形で伝わるので、色まで目立たせる必要はありません。
友人の集まり・年の瀬の会|首元を少し大きく
友人との集まりや、年の瀬の会は、写真を撮る機会が多い予定です。写真は胸から上で撮られることが多いので、首元の甘さが最も効きます。
この日は、手のひらの幅いっぱいのリボンや、少し大きめの襟を使ってもかまいません。その代わり、ほかの場所は全部、濃い色の無地でまとめます。立ったり座ったりが多い会なら、スカートの裾は広がりすぎないものを選び、甘さを首元に集中させてください。
**甘さが大きい日ほど、ほかの場所を静かにする。**この組み合わせが、写真に残ったときにも大人の装いに見える形です。
集まりが夜なら、照明が暗い店も多くなります。暗い場所では、淡い色の甘さはぼやけて見え、白や光沢のある甘さがよく映えます。白い襟や、少しつやのあるリボンを選ぶと、写真でも甘さが残ります。
冬の旅行|足元か、上着そのものに
冬の旅行は、上着を着たまま過ごす時間が最も長い予定です。中の服の甘さは、ほとんど見えなくなります。
この日は、甘さを足元に置くか、上着そのものに甘さのあるものを選びます。丸い襟の上着や、ふんわりした素材の短い丈の上着は、それだけで甘さ1点になります。その場合、中の服と足元は甘さのないものにしてください。
旅行先では、建物の中に入って上着を脱ぐ時間もあります。食事の店や宿に着いたときのために、中の服の首元に小さな甘さを1つだけ残しておくと、上着を脱いだあとも装いが静かになりすぎません。その場合も、上着と中を合わせて2点までに収めます。
| 旅行の日の甘さ | ほかの場所 |
|---|---|
| 丸い襟の上着 | 中は無地、足元は濃い色 |
| ふんわりした素材の上着 | 中は無地、下はハリのある素材 |
| リボンやストラップの靴 | 上着は無地、マフラーも無地 |
| 柄のタイツ | 上着とスカートは濃い無地 |
上着を着ると甘さが消える|上着の外に出る3か所
秋冬に甘い服がうまく着られない理由の多くは、上着で甘さが見えなくなることです。上着を着たあとに外に出る場所は、首元、袖口、裾から下の3つしかありません。
| 中の服の甘さの位置 | 上着を着たとき | 直し方 |
|---|---|---|
| 首元の襟・リボン | 見える | そのままでよい |
| 胸元のフリル | 見えない | 上着の前を開ける日だけ着る |
| 袖のふくらみ | 上着の中でつぶれる | 袖口だけふくらむ形を選ぶ |
| 袖口のフリル | 見える | 上着の袖より少し長いものを選ぶ |
| 腰のリボン | 見えない | 上着を脱ぐ日だけ着る |
| スカートの裾のフリル | 上着の丈によって見える | 上着の丈を短くする |
**上着を脱がない日は、甘さを首元か袖口か裾に移してください。**胸や腰の甘さは、上着を脱ぐ予定のある日に着る服です。
上着の丈によっても、裾から見える甘さは変わります。腰までの短い上着なら、スカートの裾のフリルやギャザーがよく見えます。膝まで届く長い上着なら、見えるのは足元だけです。甘さをどこに置くかは、その日に着る上着の丈から逆算して決めると、着てから見えなくなることがありません。
上着そのものを甘くする|丸い襟・ふんわりした素材・短い丈
上着で甘さが消えるなら、上着そのものに甘さを持たせる方法があります。上着は全身でいちばん面積が大きいので、甘さは1点だけにしてください。
| 上着の甘さ | 点数 | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 丸い襟 | 1点 | 色は濃いめにする |
| ふんわりした素材 | 1点 | 形は直線的なものを選ぶ |
| 短い丈 | 0点(甘さではない) | 下を濃い色にする |
| 淡い色 | 1点 | 形は直線的、素材はハリのあるもの |
| 大きな襟とふんわりした素材と淡い色 | 3点 | 子どもっぽさが出やすい |
**丸い襟なら色は濃く、淡い色なら形は直線的に。**上着の中で甘さを1つに絞ると、上着1枚でかわいさが伝わります。
上着は季節の中で何度も着るものなので、甘さの強いものを1着だけ持つより、甘さ1点の上着を選んで、中と足元で日によって甘さを足し引きするほうが、使える日が増えます。
素材の甘さ|ふわふわしたニットは、形で受け止める
秋冬は、毛足の長いニットやボアなど、ふわふわした素材が増える季節です。こうした素材は、それだけで甘さ1点になります。色が淡いと、さらに1点足されます。
ふわふわした素材を着るときは、形で受け止めてください。肩の線がまっすぐで、身幅が広がりすぎず、丈が腰骨のあたりで止まるニットなら、素材の甘さがあっても、形がすっきりしているぶん大人っぽく見えます。反対に、身幅が大きく、丈も長く、袖もふくらんだ形だと、素材の甘さに形の甘さが重なって、体が服に包まれたように見えます。
| ふわふわした素材の着方 | 甘さ | 受け止め方 |
|---|---|---|
| まっすぐな形のニット | 1点 | 下はハリのある素材 |
| 大きく広がる形のニット | 2点 | 下は細身で濃い色に |
| 淡い色のふわふわしたニット | 2点 | ほかの甘さはやめる |
| 襟や袖口だけがふわふわ | 1点 | 置き場所として使える |
ふわふわした素材は、襟や袖口などの一部だけに使うと、甘さを置く場所として扱いやすくなります。
色の甘さ|淡い色は、顔から離さず面積で調整する
淡いピンクや水色、クリーム色などの淡い色は、それだけで甘さ1点になります。淡い色を使うときは、面積で甘さを調整します。
| 淡い色の面積 | 甘さ | 合わせ方 |
|---|---|---|
| マフラーや襟など小さな面 | 1点 | ほかは自由 |
| ニットなど上半身の面 | 1点 | 下と靴を濃い色に |
| 上下とも淡い色 | 2点 | ほかの甘さはやめる |
| 上着まで淡い色 | 3点 | 子どもっぽさが出やすい |
淡い色は、顔の近くに置くと顔色を明るく見せてくれます。上半身の1か所だけを淡い色にして、下と足元を濃い色にするのが、淡い色をいちばん大人っぽく使える形です。
秋冬は、淡い色の中でも少し灰色を混ぜたような、くすんだ淡い色が多く出回ります。くすんだ淡い色は、澄んだ淡い色より甘さが控えめに見えるので、上下とも淡い色にしたい日は、片方をくすんだ色にすると、甘さを1点半くらいに抑えられます。
柄の甘さ|小花柄とチェックは、柄の大きさで変わる
小花柄や水玉、チェックは、柄の大きさで甘さが変わります。柄が細かいほど甘く、大きいほど大人っぽく見える、と考えてください。
柄の1つ分の大きさが、指の幅(1〜2cmくらい)より小さいと、細かい柄として甘く見えます。手のひらの幅に近い大きさになると、柄そのものが主役になり、甘さよりも大胆さが出ます。低身長の人には、その中間、指2本分くらいの大きさの柄が、甘さと大人っぽさの釣り合いがとれやすい大きさです。チェックの場合は、線の色の差でも甘さが変わります。淡い色同士のチェックは甘く、濃い色と淡い色の差がはっきりしたチェックは、甘さより元気な印象になります。
柄物を着る日は、柄の面積を全身の3分の1くらいまでにすると、ほかの甘さを足しても重くなりません。
足元の甘さ|ストラップ・リボン・柄のタイツ
| 足元の甘さ | 点数 | 子どもっぽくしない合わせ方 |
|---|---|---|
| ストラップの靴 | 1点 | 靴とタイツを同じ濃い色に |
| リボンのついた靴 | 1点 | リボンは小さく、色は靴と同じ |
| 丸いつま先の靴 | 1点 | 甲の浅いものを選ぶ |
| 柄のタイツ | 1点 | 柄は細かく、地色は濃く |
| 厚手の靴下を見せる | 1点 | 靴下の色を下の服とそろえる |
足元に甘さを置くときは、靴とタイツの色をそろえると、甘さが足元の形として見えて、子どもっぽくなりにくくなります。
髪と小物で甘さを足すとき
服で甘さを足せない日は、髪や小物で1点を足すこともできます。髪飾り、小さなバッグ、手袋などです。ただし、これも甘さの合計に入れて数えてください。
髪飾りは顔のすぐ近くにあるので、小さくても効きます。大きなリボンの髪飾りは、それだけで甘さ2点です。小物で甘さを足した日は、服はすべて甘さ0点にして、合計を2点までに収めます。
| 小物の甘さ | 点数 | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 小さな髪飾り | 1点 | 服は甘さ1点まで |
| 大きなリボンの髪飾り | 2点 | 服は甘さ0点に |
| ふわふわしたバッグ | 1点 | 服は濃い色の無地 |
| 手袋(飾りつき) | 1点 | 袖口の甘さはやめる |
| 小さな丸いバッグ | 1点 | 靴は甘さのないものに |
鏡で確かめる|2m離れて、最初に目に入るもの
組み合わせを決めたら、鏡から2mほど離れて全身を見てください。最初に目に入ったものが、その日の主役です。
| 最初に目に入ったもの | 判断 |
|---|---|
| 顔 | 甘さが顔を引き立てている。そのままでよい |
| 置いた1か所の甘さ | 甘さが主役。ほかが静かならよい |
| 2か所以上の甘さ | 甘さが散っている。1つ減らす |
| 服全体の色のやわらかさ | 濃い色が足りない。1か所締める |
**最初に顔か、置いた1か所の甘さが目に入れば、その組み合わせは成り立っています。**2か所以上が同時に目に入るなら、1つを減らしてください。
鏡で分かりにくければ、写真を撮って、画面を小さくして見てください。小さな画面で見ると、細かいところが消えて、目立つものだけが残ります。そこで甘さが2か所以上目に入るなら、実際に人から見たときも、甘さが散って見えています。
どちらとも取れるとき①|甘い服しか持っていない
手持ちの服がほとんど甘い服、という人もいます。この場合、新しく服を買い足す前に、甘さの数を数えてみてください。
甘い服同士を合わせると、甘さはすぐに3点を超えます。それを2点まで下げるには、甘さのない服が1〜2枚あれば足ります。濃い色の無地のニット1枚と、濃い色のハリのあるパンツかスカート1本があれば、手持ちの甘い服のほとんどを、甘さ1点か2点の組み合わせにできます。
甘い服が好きでたくさん持っているのは、自分の好きなものがはっきりしているということです。その好きなものを生かすために、受け止める服を少しだけ足す、と考えてください。甘い服を減らす必要はありません。
どちらとも取れるとき②|大人っぽく見られたいのに、かわいいとも言われたい
大人っぽく見られたい気持ちと、かわいいと言われたい気持ちは、両立できます。全身の大部分を濃い色やハリのある素材でまとめて大人の印象を作り、甘さを1か所だけ、顔に近い場所に置いてください。
人は最初に顔のまわりを見て、そのあとで全身を見ます。顔の近くに小さな甘さがあると、最初にかわいいという印象が残ります。全身を見たときには大人の装いに見えるので、かわいいと大人っぽいの両方の言葉を、同じ日に受け取りやすくなります。
どちらとも取れるとき③|同じ服で、仕事帰りと休日の両方に行く
1枚の甘い服を、仕事帰りにも休日にも着たいときは、甘さの大きさを日によって変えられる服を選びます。取り外せる襟、結び方で大きさを変えられるリボン、袖をまくって見せ方を変えられるフリルなどです。
| 服の甘さ | 仕事帰り | 休日 |
|---|---|---|
| 取り外せる襟 | 外すか、小さい襟に | つける |
| 結ぶリボン | 小さく結ぶか、垂らす | 大きく結ぶ |
| 袖口のフリル | 上着の袖の中に入れる | 袖口から出す |
甘さを外せる服は、1枚で予定の幅を広げてくれます。
反対に、甘さが縫いつけられていて外せない服は、甘さを置く日を決めて着る服です。その服を着る日は、ほかの場所を全部静かにする、と決めておけば、1枚の甘い服を仕事帰りにも休日にも回せます。仕事帰りには上に濃い色の上着を重ね、休日には上着の前を開けて甘さを見せる、という切り替え方もあります。
よくある行き違い
| よく言われること | 実際のところ |
|---|---|
| 低身長は甘い服を避けたほうがいい | 甘さを1か所に絞れば、かわいさだけが残る |
| かわいい服は若い人のもの | 数と大きさを控えれば、年齢を問わず着られる |
| 甘さは小さいほど大人っぽい | 小さくても数が多いと子どもっぽくなる |
| 秋冬は甘い服を着られない | 上着の外に出る3か所に置けば見える |
| 淡い色は顔から離したほうがいい | 上半身の1か所なら、顔を明るく見せてくれる |
一つ目の「甘い服を避けたほうがいい」は、甘さの数と大きさが重なった服の印象から来ています。甘い服そのものが合わないのではなく、組み合わせ方で見え方が変わります。甘さを数えて、測って、置く場所を決めれば、かわいい服はそのまま着られます。
三つ目の「甘さは小さいほど大人っぽい」も、よく聞く言い方です。小さな甘さは、1つなら確かに大人っぽく見えます。けれど小さなリボン、小さな襟、小さな花柄、小さなボタンと、小さな甘さがいくつも重なると、全体が細かくかわいらしい印象になります。小さいことより、数が少ないことのほうが効きます。
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よくある問い
- Q. 低身長でかわいい服を着ると子どもっぽく見えるのはなぜですか
- 甘さの種類ではなく、数と大きさが重なっているからです。フリル、リボン、丸い襟、淡い色、小花柄などの甘さが全身に3つ以上あると、服全体が子ども服に近い組み合わせになります。また、リボンや襟が手のひらの幅より大きいと、体に対して目立ちすぎます。甘さを1か所に絞り、大きさを手のひらの幅までに収めると、かわいさは残したまま、大人の装いとして見えるようになります。
- Q. 甘い服しか持っていません。どうすればいいですか
- 甘い服を手放す必要はありません。甘さの隣に、それを受け止めるものを1つ足してください。たとえばフリルのブラウスなら、濃い色のジャケットかハリのあるパンツを合わせます。淡い色のニットなら、濃い色のスカートと靴で下を締めます。甘さの数を数えて3つ以上あるなら、そのうち1つを無地や濃い色のものに替えるだけで、印象はかなり変わります。
- Q. コートを着ると、中の甘さが全部見えなくなります
- 秋冬は上着で甘さが消えやすい季節です。上着を着たあとに外に出る場所は、首元、袖口、裾から下の3つしかありません。中の服の甘さが胸や腰にあるなら、上着を着た日は見えなくなります。上着を着る日は、甘さを首元の襟か、足元の靴やタイツに移してください。上着そのものに丸い襟やふんわりした素材を選ぶ方法もあります。
- Q. 大人っぽく見られたいけれど、かわいいとも言われたいです
- どちらか一方を選ぶ必要はありません。全身の大部分を濃い色やハリのある素材でまとめて大人の印象を作り、甘さを1か所だけ、顔に近い場所に置いてください。人は最初に顔のまわりを見るので、そこに小さな甘さがあると、かわいいという印象が残ります。全身を見たときには大人の装いに見えるので、両方の言葉をもらいやすくなります。
— メグラシ編集部





