骨スト ワイドパンツ 低身長|股下と上半身の厚みで丈と靴を決める

**股下を身長で割って、45%以上なら裾幅で取り、45%未満ならウエスト位置で取ってください。**身長155cmなら、股下70cmが境目です。45%以上の人は裾幅を膝幅+8cmまで広げてよく、45%未満の人は裾幅を膝幅+5cmで止めて、おへそが隠れるウエストの高い形を選びます。
丈は、靴を先に決めてから決めます。決めた靴を履いた状態で、裾が床から1〜2cm。靴を替えるなら丈も替わるので、1本のワイドパンツに合わせる靴は1種類に絞ります。
上半身に厚みのある人は、トップスをパンツに全部入れてください。厚みが少なめの人は、前だけ入れて後ろは出します。骨格ストレートで背が低いことは、ワイドパンツを避ける理由になりません。ずれやすいのは幅ではなく、丈と靴とウエスト位置です。
結論:股下45%を境に、裾幅かウエスト位置かを分ける
骨格ストレートは、体に厚みがあり、直線的で重さのある服が合う骨格です。ワイドパンツも、真っ直ぐ落ちる重い生地なら似合います。ただ、背が低い人は、同じ1本でも股下の長さで見え方が分かれます。
| 股下45%以上 | 股下45%未満 | |
|---|---|---|
| 裾幅 | 膝幅+8cmまで | 膝幅+5cmまで |
| ウエスト位置 | 普通〜やや高い | 高い(おへそが隠れる) |
| 靴 | 甲が隠れる、高さ3cmまで | 甲が隠れる、高さ3〜5cm、パンツと同じ色 |
| トップスの丈 | 腰骨まで | 入れる、または前だけ入れる |
表は、どちらの組み立てを採るかを分けるためのものです。形の名前を並べたものではありません。
太ももの張りが前か横かで広がり始める位置を決める方法は、骨スト ワイドパンツ|太ももの張りが前か横かに分けて書いています。この記事は、背が低い人の丈と靴とウエスト位置の話です。
自分の股下比を測る
股下は、床から股の付け根までの長さです。
素足で壁に背をつけて立ち、厚めの本を股の間に水平に挟んで、本の上の端の高さに印をつけます。床から印までが股下です。それを身長で割ります。身長154cmで股下68cmなら、約44%です。
45%は、背の低い人が裾幅で取るかウエスト位置で取るかの境目です。**45%以上の人は脚の長さが足りているので、幅の分量に耐えられます。**45%未満の人は、幅を広げると脚が短く見えやすいので、脚の始まる位置を上げる側で調整します。
手持ちのパンツで測ってもかまいません。よく履くパンツの股下の寸法に、裾が床から何cm上にあるかを足せば、だいたいの股下になります。
股下45%以上の人|幅で取って、丈は床まで
股下が長めの人は、ワイドパンツの幅をしっかり取ってかまいません。骨格ストレートの直線と重さは、幅のある真っ直ぐな形でいちばん活きます。
裾幅は、膝幅+8cmまで。膝幅は、膝の真ん中を横から横まで測った長さです。膝幅が12cmなら、裾幅20cmまでが目安です。これを超えると、背の低い人は幅の分量に着られやすくなります。
ウエスト位置は、普通〜やや高い位置で十分です。高すぎると上半身が短くなり、骨格ストレートの上半身の厚みが詰まって見えます。
丈は、靴を履いて床から1〜2cmまで落とします。脚が長めの人は、裾が靴にかかる分量が多いほど縦の線が長く続きます。
股下45%未満の人|ウエスト位置で脚の始まりを上げる
股下が短めの人は、幅を広げるより先に、ウエスト位置を上げます。
おへそが隠れる高さのウエストを選ぶと、パンツの始まりが上がり、見た目の脚の長さが伸びます。このとき、トップスは必ずパンツに入れるか、前だけ入れてください。トップスで腰を覆うと、上げたウエスト位置が隠れて効果が消えます。
**裾幅は膝幅+5cmで止めます。**膝幅12cmなら、裾幅17cmまで。これより広いと、脚の長さより幅の分量が先に目に入ります。真っ直ぐ落ちる形で、裾に向かって広がらないものを選んでください。
股上の深さも見ます。股上が浅いとウエストが下がり、脚の始まりが下に見えます。骨格ストレートには股上の深いものが合いやすいので、ここは迷わず深い側を選んでかまいません。
丈は靴を決めてから|床から1〜2cm
背の低い人がワイドパンツでいちばん失敗しやすいのが丈です。
**丈は、必ず靴を先に決めてから合わせます。**靴を履かずに丈を決めると、平たい靴の日は床を引きずり、高さのある靴の日は足首が出て詰まって見えます。
決めた靴を履いた状態で、裾が床から1〜2cm上に来る長さにします。靴の甲に裾が軽くかかる程度です。これより長いと裾が床につき、生地が溜まって脚の長さが途切れます。これより短いと足首が出て、ワイドパンツの縦の線が止まります。
1本のワイドパンツに合わせる靴は、1種類に絞ってください。高さの違う靴を何足も合わせようとすると、どの靴でも丈が合わない1本になります。
靴|甲を隠すか、つま先だけ出すか
背の低い人の靴は、甲を隠すかどうかで脚の長さが変わります。
甲が隠れる靴を選ぶと、裾から靴まで縦の線が途切れずに続きます。股下45%未満の人は、甲の隠れる靴を基本にしてください。靴の色をパンツと同じにすると、さらに脚の長さが続いて見えます。
股下45%以上の人は、つま先だけが出る靴も使えます。裾が甲を覆い、つま先がのぞく状態です。脚の長さが足りているので、つま先が出ても線は途切れません。
高さは、45%以上の人なら3cmまで、45%未満の人は3〜5cmが目安です。5cmを超えると、骨格ストレートの重さのあるパンツと靴の細さがつり合わなくなります。
上半身の厚み|入れるか、前だけ入れるか
骨格ストレートは上半身に厚みがありますが、その程度は人によって違います。
横から鏡を見て、胸のいちばん前に出た点が、二の腕の前の線より前にあるかどうかを確かめてください。前にある人は、上半身に厚みがある側です。
**厚みがある人は、トップスをパンツに全部入れます。**上半身の厚みにトップスの裾が重なると、上半身が大きく見えて、背の低さが目立ちます。全部入れてウエスト位置を見せると、上下が分かれてすっきりします。
厚みが少なめの人は、前だけ入れて後ろは出します。全部入れると上半身が薄く見えすぎ、ワイドパンツの分量とつり合わなくなるからです。前だけ入れると、ウエスト位置は見えて、後ろ姿にはやわらかさが残ります。
上着の丈|腰骨で止めるか、太もも中ほどまで
秋冬は上着を重ねるので、上着の丈でも脚の長さが変わります。
股下45%未満の人は、上着を腰骨で止める短い丈にしてください。上着がウエストより下まで来ると、高くしたウエスト位置が隠れます。ジャケットなら腰骨で止まる丈、カーディガンなら短めのもの。
股下45%以上の人は、太ももの中ほどまでの丈も着られます。脚の長さが足りているので、上着が少し長くても下半身が詰まりません。ただ、太ももの中ほどを越えると、ワイドパンツの幅と上着の丈が重なって、全体の分量が大きくなります。
ジャケットの丈と胸のゆとりについては骨格ストレートのジャケットにまとめています。
秋冬の生地|背の低い人は重さより落ち方
骨格ストレートには重い生地が合いますが、背の低い人は、重さだけでなく落ち方を見てください。
重く真っ直ぐ落ちる生地は、背の低い人にもよく合います。ウールの平織りや、厚手のポリエステルなど。生地が真っ直ぐ落ちると、縦の線が床まで続きます。
気をつけたいのは、重いのに裾で溜まる生地です。厚手のコーデュロイやボア素材は、裾で生地がたわみやすく、床から1〜2cmの丈でも溜まって見えます。背の低い人は、溜まった分だけ脚が短く見えます。
試着のときに、裾を軽く持ち上げて離してみてください。真っ直ぐ下に落ちて揺れが止まるなら合っています。裾が広がって揺れ続けるなら、背の低い人には分量が多い生地です。
既製の丈が長すぎる|裾上げで変わる所
背の低い人は、既製のワイドパンツが長すぎて裾上げが必要になることがほとんどです。
真っ直ぐ落ちる形なら、裾上げしても印象はほとんど変わりません。裾に向かって広がる形は、切ると裾幅が狭くなります。裾に向かって細くなる形は、切ると裾幅が広くなります。
試着のとき、裾を内側に折り込んで、決めた靴を履いた状態で裾幅を確かめてください。折り込んだ状態の裾幅が、股下45%以上なら膝幅+8cm以内、45%未満なら膝幅+5cm以内に収まるかを見ます。収まらないなら、その1本は裾上げで形が崩れる側です。
どちらとも取れる人|股下比が44〜46%
股下比が44〜46%で、境目にいる人がいます。この人は、どちらの組み立てを採るか迷います。
この場合は、ウエスト位置から先に決めます。おへそが隠れるウエストの高い形で、裾幅は膝幅+5cmから始めてください。全身を鏡で見て、脚の長さが足りていると感じたら、次に買う1本で裾幅を+8cmまで広げます。
**逆の順で、先に幅を広げると失敗しやすいです。**幅の分量が大きくなると、脚の長さが足りないように見えて、ウエスト位置で取り戻すのが難しくなります。ウエスト位置は上げても目立ちにくいので、先にそちらを固めてください。
もう1つの迷い方は、上半身の厚みも境目にある人です。胸の前の点が二の腕の前の線とほぼ同じ位置なら、前だけ入れる側から始めます。全部入れて上半身が薄く見えすぎたら前だけ入れる、という順に戻すより、前だけ入れて重く見えたら全部入れる、と進めるほうが判断しやすいからです。
靴の高さで迷う人は、まず3cmで丈を合わせてください。3cmは、どちらの側でも使える高さです。
ヒールを履かない人
ヒールを履かない日が多い人は、平たい靴でワイドパンツの丈を合わせます。
平たい靴で床から1〜2cmになる丈にして、その1本は平たい靴専用にしてください。ヒールの日にも履こうとすると、足首が出て詰まって見えます。
股下45%未満の人は、平たい靴の色をパンツと同じにします。ヒールの高さが無い分、色で脚の長さをつなぎます。甲の隠れる平たい靴なら、なお効きます。
試着で見る3か所
売り場で試着するときは、決めた靴を持って行くか、同じ高さの靴を借りて、次の3か所を見ます。
- 裾が床から1〜2cmにあるか。床についていたら裾上げの前提で、折り込んで裾幅を確かめる
- ウエスト位置がおへそを隠すか(45%未満の人)。トップスを入れて、ウエストが見えるか
- 裾を持ち上げて離し、真っ直ぐ落ちて揺れが止まるか
この3か所で問題がなければ、背の低い骨格ストレートでも、その1本は脚の長さを途切れさせません。
パンツ全体の選び方は骨格ストレートのパンツの選び方にもまとめています。
手順を1枚にまとめる
- 股下を測り、身長で割る。45%以上か未満かを見る
- 45%以上なら裾幅を膝幅+8cmまで、45%未満ならウエストの高い形で裾幅は膝幅+5cmまで
- 合わせる靴を1種類に決める。45%未満なら甲が隠れてパンツと同じ色
- 決めた靴で、裾が床から1〜2cmになる丈にする
- 横から見て胸の前の点が二の腕より前なら、トップスは全部入れる。そうでなければ前だけ入れる
- 秋冬の上着は、45%未満なら腰骨で止める
骨格ストレートで背が低くても、ワイドパンツの直線と重さはそのまま活きます。股下と上半身の厚み、この2つを測ってから選べば、丈と靴とウエスト位置は迷わずに決まります。
よくある問い
- Q. 骨格ストレートで背が低いとワイドパンツは似合いませんか
- 似合います。背が低い人のワイドパンツは、幅より丈と靴とウエスト位置でずれやすいだけです。股下を身長で割って、45%以上なら裾幅を少し広めに取り、45%未満ならウエストの高い形で脚の始まりを上げてください。丈は靴を履いた状態で床から1〜2cm。この3つがそろえば、155cm前後でも骨格ストレートの直線と重さはそのまま活きます。
- Q. 既製のワイドパンツは丈が長すぎます。裾上げしても大丈夫ですか
- 真っ直ぐ落ちる形なら、裾上げで印象はほとんど変わりません。裾に向かって広がる形や、裾に向かって細くなる形は、切ると裾幅が変わります。広がる形を切ると裾幅が狭くなり、思ったより細く見えることがあります。試着のときに、裾を内側に折り込んで、決めた靴を履いた状態の裾幅を確かめてから買ってください。裾幅が膝幅より狭くなるなら、その1本は避けたほうが安全です。
- Q. ヒールを履かない日もワイドパンツを履きたいです
- ヒールを履く日と履かない日で、同じ1本を兼ねるのは難しいです。丈は靴の高さで決まるからです。履かない日が多いなら、甲の隠れる平たい靴で床から1〜2cmになる丈に合わせ、その1本は平たい靴専用にしてください。股下が45%未満の人は、靴の色をパンツと同じにすると、ヒールが無くても脚の長さが途切れません。ヒールの日のためにもう1本持つなら、少し長い丈のものを選びます。
— メグラシ編集部





