カラー診断と骨格診断はどっちを先に受ける|失敗した服の中身で決める

**パーソナルカラー診断と骨格診断、どちらを先に受けるかは、あなたのクローゼットがもう答えを持っています。**この1年で着なかった服を5枚出して、着なかった理由を2つに分けてください。「顔がくすむ・疲れて見える・顔色が悪い」が3枚以上なら、カラー診断を先に。「太って見える・だらしなく見える・サイズは合うのに肩や腰で引っかかる」が3枚以上なら、骨格診断を先に。
どちらも同じくらい、という人は骨格診断を先に受けてください。骨格の結果があると、試着する服の形が絞れるので、色を見るときの試着回数が減ります。逆の順だと、似合う色のまま形で外し続けることになります。
この記事は、診断の内容ではなく順番の決め方だけを扱います。1回分しか受けられない人、自己診断と人に見てもらう診断をどう振り分けるか、すでに両方受けて結果が食い違っている人がどちらを採るか。すべて、あなたの手持ちの服と体で測れる形にしてあります。
先にやる:着ていない服5枚を、理由で2つに分ける
クローゼットから、この1年で一度も着なかった服を5枚選びます。高かったのに着ていない服、買った日だけ着た服を優先してください。1枚ずつ着てみて、鏡の前で「なぜ着なかったか」を次の表のどちらかに入れます。
| 着なかった理由 | 入れる側 |
|---|---|
| 顔がくすむ、黄ばんで見える、青白く見える | 色 |
| 疲れて見える、老けて見えると言われた | 色 |
| 色は好きなのに、着ると顔だけ浮く | 色 |
| 太って見える、上半身に厚みが出る | 形 |
| だらしなく見える、着崩れているように見える | 形 |
| サイズは合っているのに、肩や腰や膝で引っかかる | 形 |
| 生地が体に張り付く、または体から離れて浮く | 形 |
**色が3枚以上なら、カラー診断を先に。形が3枚以上なら、骨格診断を先に。**理由が思い当たらない服があれば、それは数に入れず、6枚目を足してください。
2枚と3枚で割れたとき
5枚のうち色が2枚、形が3枚のように、わずかな差で割れることがあります。このときは、その5枚の値段の合計が高い側を先にしてください。失敗の額が大きい側から直すと、1回分の診断の元が取れます。色の2枚の合計が形の3枚より高いなら、カラー診断が先です。
色の失敗が多い人:カラー診断を先に受ける
顔がくすむ、疲れて見える、顔だけ浮く。この失敗が多い人は、服の形より先に、顔の近くの色で外しています。骨格診断を先に受けても、形が合った服を似合わない色で買い続けるので、失敗は減りません。
カラー診断を先に受けるべき人には、もう1つ特徴があります。買うときに色から選んでいることです。売り場で色に目が行き、形は二の次で手に取る。この買い方の人は、色が決まれば買い物の入口が整うので、1回目の診断としての効果が大きいです。
色が先の人が、骨格診断を受ける前にできること
色の診断を受けたら、形は当面、手持ちの中でいちばん着た服の形をそのまま使ってください。この1年でよく着た服は、形があなたに合っている可能性が高いからです。その形を守って、色だけ診断の結果に替える。これで骨格診断を受けるまでの間、形の失敗を増やさずに済みます。
形の失敗が多い人:骨格診断を先に受ける
太って見える、だらしなく見える、サイズが合うのに引っかかる。この失敗が多い人は、色より先に、服の厚み・形・生地の重さで外しています。カラー診断を先に受けても、似合う色の服を合わない形で買い続けます。
形が先の人の特徴は、買うときに試着を省いているか、試着しても正面しか見ていないことです。骨格の失敗は、横と後ろに出ます。鏡で正面だけ見て買い、家で写真に撮られて気づく。この順で失敗している人は、骨格診断で「見る場所」が決まるので、試着の仕方が変わります。
形が先の人が、カラー診断を受ける前にできること
骨格診断を受けたら、色は当面、髪の色に近い濃さの無彩色か、手持ちでいちばん着た色で止めておきます。黒・白・グレー・紺の中から、よく着ていた1色を決めて、形だけ診断の結果に替える。色の失敗を増やさず、形の効果だけを先に測れます。
両方同じくらいの人:骨格を先に、理由は試着の回数
色が2枚、形が3枚、あるいは3枚と3枚のように、両方の失敗が同じくらいある人は、骨格診断を先に受けてください。理由は試着の回数です。
骨格の結果があると、売り場で手に取る服の形が最初から絞れます。その絞られた中で色を見れば、色の試着は数枚で済みます。逆にカラー診断を先に受けると、似合う色の服を全部の形で試着することになり、形で外し続けながら色を確かめる、という回り道になります。
ただし例外があります。仕事で顔を見られる時間が長い人、たとえば接客や、画面越しの会議が1日3時間以上ある人は、両方同じくらいでもカラー診断を先にしてください。顔色の失敗は、形の失敗より人に見られる回数が多いからです。
自己診断で足りる側と、人に見てもらう側
1回分のお金と時間しかない人は、どちらかを自己診断で始めることになります。向き不向きがあります。
| 診断 | 自己診断で当たりやすいか | 理由 |
|---|---|---|
| 骨格診断 | 当たりやすい | 手首の骨、鎖骨、膝の大きさなど、触って分かる部分が多い。光に左右されない |
| カラー診断 | 割れやすい | 部屋の光の色と壁の色で、肌の見え方が変わる。鏡と写真でも結果が変わる |
1回分しかないなら、カラー診断を人に見てもらい、骨格は自己診断で始めるのが、外れにくい組み合わせです。骨格の自己診断は骨格診断の自己チェックから始められます。
ただし骨格の自己診断で、2つのタイプの間で割れたまま決まらない人は、そこは人に見てもらう価値があります。割れたまま服を買い始めると、どちらのタイプの服も半端に増えます。鏡と写真で結果が変わる人は、自分の骨格がわからないときの横から見る方法を先に試してください。
両方受けて結果が食い違った人:場所で分ける
すでに両方受けていて、たとえば「色は艶のある生地が似合う」と言われたのに「骨格は起毛が似合う」と言われた。こういう食い違いは、どちらが正しいかを決めるのではなく、体のどこをどちらで決めるかで分けます。
| 場所 | 採る結果 | 理由 |
|---|---|---|
| 顔から10cm以内(首元・襟・マフラー・トップスの上半分) | カラー診断 | 顔色に直接響く |
| 肩から下の輪郭(トップスの厚み、スカート・パンツの形、コートの肩) | 骨格診断 | 体の線に直接響く |
| アクセサリーの金属の色 | カラー診断 | 顔の近くにある |
| アクセサリーの大きさ・形 | 骨格診断 | 体の骨の大きさに釣り合う |
| 靴 | 骨格診断 | 顔から遠く、脚の形に響く |
1枚の服で両方を満たそうとせず、上と下、内と外で分けると、食い違いの大半は消えます。黒いコートの形は骨格で選び、内側のマフラーの色はカラー診断で選ぶ、という分け方です。
1枚で両方が必要な服はどうするか
ワンピースやセットアップのように、1枚で顔の近くと体の輪郭の両方を担う服があります。この場合は骨格の結果を優先して形を選び、色はその中で診断に近い方を取る。形が外れると全身に出ますが、色が少し外れても、顔の近くにマフラーやネックレスで似合う色を1つ足せば補えるからです。
診断を受ける前に、やめておくこと
診断の順番を決めたら、受けるまでの間に1つだけやめてください。新しい服を買わないこと。診断前に買った服は、どちらの診断の結果が出ても「これはどうすればいいか」と判断に迷う服になります。
着ていない5枚を分ける作業で、あなたの失敗の傾向はすでに見えています。診断は、その傾向に名前をつけて、売り場で見る場所を決めてくれるものです。受けるまでは、よく着た服と同じ形・同じ色の中で過ごしてください。
診断は「捨てる基準」ではなく「置き場所の基準」
最後に、順番とは別に、両方の診断に共通することを書きます。診断で「似合わない」と出た服を、捨てる必要はありません。
似合わない色の服は、顔から離します。下半身に回す、羽織りの内側に入れる、バッグや靴にする。似合わない形の服は、顔の近くに寄せます。合わない形のトップスは、上に合う形のカーディガンを羽織って、見える面積を襟元だけにする。
**色の失敗は顔から遠ざけ、形の失敗は見える面積を減らす。**この2つで、着なかった5枚の中の何枚かは、戻ってきます。順番を決めて診断を受けるのは、これ以上その5枚を増やさないためです。
まとめ:順番はクローゼットが決める
着なかった服5枚を、色の失敗と形の失敗に分ける。色が多ければカラー診断を先に、形が多ければ骨格診断を先に。同じくらいなら骨格を先に、ただし顔を見られる時間が長い人は色を先に。1回分しかないなら、色を人に見てもらい、骨格は自己診断から。両方受けて食い違ったら、顔から10cm以内は色、体の輪郭は骨格で決める。
診断そのものが必要かどうか迷っている人は、骨格診断は本当に必要かに、顔と骨格の両方を見る考え方は顔と骨格の診断にまとめてあります。
よくある問い
- Q. どちらも受けたいのですが、お金と時間が1回分しかありません
- クローゼットから、この1年で着なかった服を5枚出してください。1枚ずつ、着なかった理由を『顔がくすむ・疲れて見える・顔色が悪い』と『太って見える・だらしなく見える・肩や腰で引っかかる』のどちらかに入れます。前者が3枚以上ならカラー診断、後者が3枚以上なら骨格診断を先に受けてください。2枚と3枚のように割れたときは、その5枚の値段の合計が高い側を先にします。失敗の額が大きい側から直す方が、1回分の診断の元が取れます。
- Q. 骨格診断は自己診断でも当たると聞きました。カラー診断は人に見てもらうべきですか
- 順番としてはその通りです。骨格は、手首の骨の出方、鎖骨の見え方、膝の大きさなど、触って分かる部分が多く、自己診断でも当たりやすい診断です。カラー診断は、部屋の光と壁の色で見え方が変わるため、自己診断で割れやすい診断です。1回分しかないなら、カラー診断を人に見てもらい、骨格は自己診断で始めるのが、外れにくい組み合わせです。ただし、骨格の自己診断で2つのタイプの間で割れたままなら、そこは人に見てもらう価値があります。
- Q. 両方受けたら、勧められる素材が食い違いました。どちらを採ればいいですか
- 場所で分けてください。顔から10cm以内、つまり首元・襟・マフラー・トップスの上半分は、カラー診断の結果を採ります。顔色に直接響く場所だからです。肩から下の輪郭、つまりトップスの厚み、スカートやパンツの形、コートの肩の落ち方は、骨格診断の結果を採ります。1枚の服で両方を満たそうとせず、上と下、内と外で分けると、食い違いはほとんど消えます。それでも1枚で両方が必要な服、たとえばワンピースは、骨格の結果を優先して形を選び、色はその中で近い方を取ってください。
- Q. 診断を受けたのに、似合うと言われた服が気に入りません
- それは診断の順番の問題ではなく、好みと診断を同じものとして扱っているからです。診断は『顔色が悪く見えない』『太って見えない』という失敗を避けるためのもので、好きな服を決めるためのものではありません。似合うと言われたのに気に入らない服は、着なくても構いません。逆に、好きだけれど失敗する服は、顔から離す、下半身に回す、羽織りの内側に入れるといった置き場所の工夫で残せます。診断は捨てる基準ではなく、置き場所を決める基準として使ってください。
— メグラシ編集部





