顔骨格診断で探してきた人へ|触って読めるのは3点だけ、そこから決まること

「顔骨格診断」で探してくる人が知りたいことは、たいてい2つに分かれます。
1つは、自分の顔の骨がどうなっているかを知りたいということ。もう1つは、顔から体の診断結果を知りたいということです。
先に結論を書くと、前者は自分で読めます。後者は読めません。 顔の骨と体の骨は、別々に見る対象です。この記事では、自分で読める前者だけを扱います。
顔の骨で読めるのは3点だけ
顔には多くの骨がありますが、外から触って位置が分かるのは限られています。自分で確かめられるのは次の3点です。
- 頬骨のいちばん外に出ている位置
- 下あごの角
- 眉の上の骨
この3点以外は、皮膚と筋肉の厚みが上に乗っていて、位置を特定できません。触れないものを判定に入れると、答えが毎回変わります。読めるものだけで判定を組むのが、自己診断が続く条件です。
3点しかないと聞くと少なく感じますが、決めたいのは顔まわりに面をどう置くかという1点だけなので、これで足ります。点が多いほど答えが正確になるわけではなく、毎回同じ答えが出ることのほうが役に立ちます。
触り方|鏡は使わない
鏡を見ながら探すと、視覚の情報が先に入って、指の感覚が後回しになります。目を閉じてください。
指の腹を、皮膚の上でゆっくり滑らせます。骨は、指が乗り上げる段として感じられます。押し込む必要はなく、触れる程度の力で足ります。強く押すと、どこも同じように硬く感じられて区別がつきません。
3点のうち1点でも見つかれば、残りは位置関係から探せます。多くの場合、いちばん見つけやすいのは下あごの角です。
触る時間帯も、そろえておくと結果が安定します。朝いちばんと、1日の終わりでは、顔まわりの状態が違います。どちらでも構いませんが、確かめ直すときは同じ時間帯にしてください。
もう1つ、髪を顔まわりから外しておきます。髪が触れていると、指の感覚に別の情報が混ざります。耳を出して後ろでまとめた状態で始めると、3点とも探しやすくなります。
点①|頬骨のいちばん外に出ている位置
目尻の外側から、指を下へ2センチほど下ろします。そこから外側へ、耳の方向へ滑らせていくと、途中で指が乗り上げる場所があります。そこが頬骨の外端です。
見るのは2つです。指にはっきり当たるかどうかと、その位置が目尻より上か下か。
はっきり当たる場合は、顔の横方向にひとつ基準の点があるということです。当たらない、あるいは緩やかにしか感じない場合は、この点を判定には使いません。無いのではなく、外から読めないという扱いにします。
この点が出ているとき、顔の横方向でいちばん広い高さがそこに来ます。髪の面をその高さに重ねると、幅が二重になります。面の端は、この高さから2センチ外すのが基本です。上へ外すか下へ外すかは、他の2点との関係で決めます。
位置が目尻より上にあるか下にあるかも、あとで効いてきます。上にあるなら面の端を下げる余地が大きく、下にあるなら上げる余地が大きい。どちらに動かせるかを覚えておいてください。
点②|下あごの角
耳たぶの下から、あごの線に沿って前へ指を進めます。途中で線の向きが変わる場所があります。そこが下あごの角です。
分かりにくいときは、口を軽く開け閉めしてください。動く場所と動かない場所の境目が、この角です。
見るのは、角がはっきりした折れ目として感じられるか、それとも丸くつながっているかです。折れ目としてはっきり当たるなら1点、緩やかにつながっているなら数えません。
この点が出ている場合、首元に置く面の下端を、角と同じ高さに合わせないでください。角と面の端が同じ高さに並ぶと、そこに横の線が二重に出ます。上下どちらかへ2センチ以上ずらすと、線が1本に収まります。
角の位置は、耳たぶからの距離でも記録できます。耳たぶの下端から角までが指2本ぶん以内なら前寄り、それより離れていれば後ろ寄りです。数字にしておくと、次に確かめたときに同じ場所を触れているかを確認できます。
点③|眉の上の骨
眉の中央から少し外側、眉毛の上を指でなぞります。額から前へ出ている段があれば、それが眉の上の骨です。
ここは3点のなかでいちばん個人差が大きく、まったく感じられない人もいます。感じられないこと自体は珍しくありません。
見るのは、額の面と眉の上で段差があるか。段差があれば、顔の縦方向に基準の点が1つあるということになります。
出ている点の数で読む
形に名前をつけるのではなく、点の数で読みます。
| 出ている点の数 | 顔まわりの読まれ方 | 面の置き方 |
|---|---|---|
| 0点 | 骨の位置が読まれにくい | 髪と襟で面の輪郭を作る |
| 1点 | その1点が基準になる | 出ている点の高さに面の端を合わせる |
| 2点 | 2点を結ぶ線が読まれる | 線と平行になる襟や分け目を避ける |
| 3点 | 骨の位置が輪郭として出る | 面は少なく、余白を広く取る |
この表は、良し悪しを決める表ではありません。点の数によって、顔まわりに置く情報の量を変えるための表です。点が多いほど、髪や襟で足す情報は少なくて済みます。
数から決まるのは、面の作り方
点の数から決まるのは、顔まわりに置く面をどう作るかです。ここでいう面とは、髪のかたまり、襟の開き、首元につけるものの3つを指します。
0点や1点のときは、顔まわりに基準になる位置が少ないので、髪と襟で輪郭を作ります。面をはっきり置くと、そこが基準になります。
3点のときは、すでに輪郭の情報があります。ここへ面を重ねると情報が二重になるので、面は少なく、余白を広く取るほうが収まります。襟は開き気味に、髪は顔まわりを詰めすぎない。この方向です。
2点のときが、いちばん扱いを間違えやすい状態です。出ている2点を結ぶと、顔の上に1本の線ができます。この線と平行な線を襟や分け目で足すと、平行な2本が段として読まれます。足すなら、平行にならない方向にしてください。
面の量を測る簡単な方法もあります。顔まわりに置いたもの、つまり髪のかたまり、襟、首元につけたものを数えて、3つを超えたら多いと判断します。点が3点出ているなら、置くものは2つまで。0点なら3つまで。数で管理すると、鏡の前で迷いません。
顔の骨から、体の骨格は決まらない
ここが、いちばん誤解が起きる場所です。
顔の骨がはっきりしているから体もそうだ、という推測は成り立ちません。顔と体では、骨の上に乗っている条件が違うからです。同じ人でも、顔で3点が出ていて、体の判定は別の方向に出ることが普通にあります。
役割の分かれ方はこうです。顔から約30センチまでは顔の担当、そこから先は体の寸法の担当。 距離で分かれているので、片方から片方を推測する必要がありません。
体の側を知りたい場合は、顔で決まる部分と体で決まる部分の境目に、距離ごとの分け方と、体の帯を3タイプに置き換える手順があります。
どちらとも取れるとき①|触っても分からない
3点とも見つからない、という場合があります。多くは、探し方の問題です。
力が強すぎると、どこも同じ硬さに感じます。触れる程度の力に落としてください。それでも分からないときは、他の人の顔で先に探してみると感覚がつかめます。自分の顔は、指の感覚と皮膚の感覚が同時に入るので、実は難しい対象です。
最後まで分からない場合は、0点として扱って構いません。読めないということも、判定として使えます。読めない顔まわりでは、髪と襟が基準を作ります。
0点は、選べる幅がいちばん広い状態でもあります。基準になる点が無いということは、置いた面がそのまま基準になるということだからです。髪の分け目を変えるだけで顔まわりの印象が動くのは、この状態のときです。 迷ったら、面をはっきり置いて、そこを基準にしてください。
どちらとも取れるとき②|左右で違う
左右で骨の出方が違うのは、誰にでもあることです。直す対象ではありません。
判定は、出ている側にそろえます。 少ない側に合わせると、出ている側で顔まわりの面が余り、そこだけ形が浮きます。多い側に合わせておけば、少ない側は余白として収まります。
分け目を作る場合は、点が多い側に髪を寄せると、両側の情報量が近づきます。逆に少ない側へ寄せると、差が広がります。
左右差がどのくらいあるかは、写真を左右反転して見比べると分かります。ただし、比べるのは差の大きさを知るためであって、そろえるためではありません。知りたいのは、どちらを基準にするかという一点だけです。
どちらとも取れるとき③|顔タイプの結果と食い違う
顔タイプの結果と、この3点の判定が合わないように感じることがあります。食い違いではありません。見ているものが違います。
顔タイプが見ているのは、パーツの大きさと配置、直線と曲線の比です。この記事の3点が見ているのは、骨の位置です。位置と、形の質。 同じ顔について、別々の情報を出しています。
使い方も分かれます。骨の位置は、襟や髪の面をどこに置くかを決めます。顔タイプは、その面をどんな形にするかを決めます。順番に当てると、両方が同時に使えます。
診断を受ける前に、出しておくと早いもの
人に見てもらう予定がある場合、この3点を先に自分で出しておくと、当日の会話が早く進みます。
伝えるのは、点の数と、どの点が出ていたかの2つです。「頬骨の外端と下あごの角が触れて、眉の上は分からない」と言えれば、そこから先の話が具体的になります。
もう1つ用意しておくと役立つのが、顔まわりの写真を2枚。正面と、斜め45度です。骨の位置は斜めからのほうが読めるので、正面だけだと情報が足りません。
撮るときは、髪を後ろでまとめ、窓からの光を正面から受けてください。上から照らすと、3点のうち2点が影に入って読めなくなります。光の向きは、撮る角度より結果に効きます。
そして、当日は結果の名前を急いで求めないでください。名前がついても、置く面の位置が決まらなければ服も髪も変わりません。知りたいのは名前ではなく、明日どこに面を置くかです。この順番で聞くと、持ち帰れるものが増えます。
まとめ
顔の骨から自分で読めるのは、頬骨の外端、下あごの角、眉の上の骨の3点だけです。
形に名前をつけるのではなく、何点が指に当たるかで読む。数が多いほど顔まわりに足す情報は少なくて済み、少ないほど髪と襟で輪郭を作る。そして、顔の骨から体の診断結果は決まりません。この線を引いておくと、途中で迷わずに済みます。
読めた点が何点であっても、それは顔まわりの条件を1つ知ったということであって、優劣の話ではありません。測る対象と、直す対象を混ぜないこと。 この一行を持っておくと、どの診断を受けても受け取り方が安定します。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 顔骨格診断とは何を見るものですか
- 顔の骨のうち、外から触って位置が分かる場所を確かめるものです。自分で読めるのは3点で、頬骨のいちばん外に出ている位置、下あごの角、眉の上の骨です。この3点のうち何点が指にはっきり当たるかで、顔まわりに置く襟や髪の面の作り方が決まります。顔の形に名前をつけることが目的ではありません。
- Q. 顔の骨から、体の骨格診断の結果は分かりますか
- 分かりません。顔の骨と体の骨は、別々に読む対象です。顔で決まるのは顔から約30センチまでの範囲、体の寸法で決まるのはそこから先の範囲で、担当が分かれています。顔から体を推測すると、途中で必ず食い違いが出ます。体の側は膝の見え方や厚みの出る高さなど、体を直接見る項目で判定してください。
- Q. 触っても骨の位置が分かりません
- 鏡を見ながら探すと分かりにくくなります。目を閉じて、指の腹をゆっくり滑らせてください。骨は、皮膚の下で指が乗り上げる段として感じられます。それでも分からない場合は、口を軽く開け閉めしてみてください。動く場所と動かない場所の境目が、下あごの角です。3点のうち1点でも見つかれば、残りは位置関係から探せます。
- Q. 左右で骨の出方が違います。どちらで判定しますか
- 出ている側にそろえてください。少ない側に合わせると、出ている側で顔まわりの面が余り、そこだけ形が浮きます。多い側に合わせておけば、少ない側は余白として収まります。左右差は誰にでもあるもので、直す対象ではありません。判定の基準をどちらに置くかという手順の問題です。
- Q. 顔タイプ診断の結果と食い違ったらどうしますか
- 食い違いません。見ているものが違うからです。顔タイプは顔の印象を形づくるパーツの配置や大きさ、この記事の3点は骨の位置です。骨の位置は襟や髪の面をどこに置くかを決め、顔タイプは形の直線と曲線の比を決めます。同じ一枚の服について、面の位置と形の質を別々に当てると、両方を同時に使えます。
— メグラシ編集部




